JP2017051014A - モータ制御装置 - Google Patents
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本発明は、上記問題に着目されたもので、その目的とするところは、モータの回転体から回路基板(電力制御部)への飛散物を抑制することができるモータ制御装置を提供することである。
[パワーステアリング装置の構成]
図1は電動パワーステアリング装置1の断面図である。パワーステアリング装置1は、運転者が操舵したステアリングホイールの回転を、転舵輪を転舵させる転舵軸10に伝達する操舵機構2と、転舵軸10にアシスト力を付与するアシスト機構3とを有している。
パワーステアリング装置1の各構成要素は、第一ハウジング31、第二ハウジング32、モータハウジング33、制御部ハウジング34および制御部カバー36からなるハウジング30内に収容されている。
操舵機構2は、ステアリングホイールに連結する操舵入力軸20を有している。操舵入力軸20の先端にはピニオンが形成されている。ピニオンは、転舵軸10の外周に形成されたラックと噛み合っている。
アシスト機構3は、モータ40と、モータ40の出力を転舵軸10に伝達するボールねじ機構90とを有している。モータ40は、運転者によりステアリングホイールに入力された操舵トルクおよび操舵量に応じて電子コントロールユニット60により出力が制御されている。
入力プーリ93と出力プーリ92との間にはベルト94が巻回されている。ベルト94は樹脂によって形成されている。モータ40の駆動力は入力プーリ93、ベルト94、出力プーリ92を介してナット91に伝達される。入力プーリ93の外径は出力プーリ92の外径より小さく形成されている。入力プーリ93、出力プーリ92およびベルト94によって減速器が構成されている。
転舵軸10にナット91を挿入した状態で、ナット側ボールねじ溝95と転舵軸側ボールねじ溝11とによってボール循環溝12を形成している。ボール循環溝12内には金属製の複数のボール96が充填されている。ナット91が回転するとボール循環溝12内をボール96が移動することにより、ナット91に対して転舵軸10が長手方向に移動する。
モータ40は、モータハウジング33内に回転自在に支持されたモータシャフト41と、モータシャフト41と一体に回転するモータロータ42と、モータハウジング33内に固定されるモータステータ43とを有している。
モータハウジング33は有底カップ状に形成されている。モータハウジング33の第二ハウジング32側に底部33aが形成されている。底部33aの中央付近には軸方向に貫通するシャフト挿入孔33bが形成されている。モータシャフト41の第二ハウジング32側の端部はシャフト挿入孔33bに挿入され、第二ハウジング32内に達するように設置されている。底部33aの第二ハウジング32側にはベアリング80が設けられており、モータシャフト41はベアリング80により回転可能に支持されている。
モータハウジング33の制御部ハウジング34側開口部は、蓋部材35により閉塞されている。蓋部材35の中央付近には軸方向に貫通するシャフト貫通孔35aが形成されている。モータシャフト41の制御部ハウジング34側の端部は、シャフト貫通孔35aに挿入され、制御部ハウジング34内に達するように設置されている。蓋部材35の制御部ハウジング34側にはベアリング81が設けられており、モータシャフト41はベアリング81により回転可能に支持されている。
電力供給部61は、モータステータ43とバスバー62を介して接続している。バスバー62は、バスバーモールド64により支持されている。バスバーモールド64は、モータ40と制御基板63(電子コントロールユニット60)との間に配置されている。バスバーモールド64は、蓋部材35の制御部ハウジング34側に固定されている。
図2はモータ回転角センサ5付近の拡大断面図である。図3は制御部ハウジング34を取り外した状態のモータハウジング33およびモータハウジング33内部に収容された部材の斜視図である。
モータ回転角センサ5は、モータ40のモータシャフト41の制御部ハウジング34側の先端に設けられたマグネット50と、制御基板63上のマグネット50と対向する位置に設けられた磁気センサ51とから構成されている。
磁気センサ51は、マグネット50がモータシャフト41とともに回転するときの磁界の変化を検出し、モータロータ42の回転角(モータ回転角)として電子コントロールユニット60に出力する。磁気センサ51は、後述するマグネットカバー71に対して制御部ハウジング34側にあれば良く、磁気センサ51がモータハウジング33内にあっても良い。
モータシャフト41の制御部ハウジング34側の端部は、モータハウジング33のシャフト挿入孔33bを貫通し、制御部ハウジング34内に位置している。
マグネット50はモータシャフト41の回転軸周り方向にN極とS極が着磁されている。N極とS極は一対であっても良いし、複数対であっても良い。マグネット50は、円盤状の部材の中央部付近から延びる圧入部が立設されており、この圧入部がマグネットホルダ52に圧入されている。マグネット50はマグネットホルダ52に保持された状態で、磁気センサ51と対向する面以外の面はマグネットホルダ52により包囲されている。そのため、マグネット50はマグネットホルダ52により、外部からの(特にバスバー62からの)磁界が遮蔽される。
マグネットホルダ52およびマグネット50は、バスバーモールド64よりも制御基板63側に位置している。マグネットホルダ52およびマグネット50の径方向外側は、円筒状の円筒カバー70により包囲されている。円筒カバー70は、バスバーモールド64と一体に形成されており、バスバーモールド64から制御基板63側に立設されている。円筒カバー70の内径は、シャフト挿入孔33bの内径よりも大径に形成されている。円筒カバー70の制御基板63側の開口部は、マグネットカバー71によって閉塞されている。円筒カバー70およびマグネットカバー71によって、マグネットホルダ52およびマグネット50側の空間は、制御基板63および電力供給部61側の空間に対して密閉されている。
円筒カバー70、マグネットカバー71およびバスバーモールド64は、樹脂材料により一体に形成されている。つまり、円筒カバー70およびマグネットカバー71は、非磁性かつ絶縁性を有する材料により形成されている。
モータ回転角センサ5は、マグネット50と磁気センサ51とを出来るだけ近接した状態で配置する必要がある。マグネット50や、マグネット50が取り付けられるマグネットホルダ52はモータシャフト41と一体に回転する。そのため、マグネット50やマグネットホルダ52の破片等が制御基板63側に飛散するおそれがある。特に、マグネットホルダ52は鉄により形成されるため、その錆が制御基板63に飛散するおそれが高い。
マグネットホルダ52にはモータシャフト41およびマグネット50が圧入されるため、十分強度を有しつつ低価格な材料である鉄が使われることが多い。電動パワーステアリング装置1内には外部からの水が進入するおそれがあり、鉄に錆が発生する可能性がある。錆を防ぐためにマグネットホルダ52にメッキ等を施すことが考えられるが、マグネットホルダ52にはマグネット50やモータシャフト41が圧入されるときや、またマグネット50を着磁するときには、マグネットホルダ52も高温となるため、メッキが剥がれやすく錆の発生を十分に防止することはできない。
また実施例1では、円筒カバー70およびマグネットカバー71を絶縁材料で形成するようにした。アルミニウムや銅など非磁性であるが導電性の材料の場合、磁界の変動により渦電流を発生し、モータ回転角の検出精度を低下させるおそれがある。円筒カバー70およびマグネットカバー71を絶縁材料で形成することにより、渦電流の発生を抑制し、モータ回転角の検出精度の低下を抑制することができる。
また実施例1では、円筒カバー70およびマグネットカバー71を樹脂材料で形成するようにした。これにより円筒カバー70およびマグネットカバー71の薄肉化が容易となり、マグネット50と磁気センサ51との近づけることができる。そのため、モータ回転角の検出精度の低下を抑制することができる。
また実施例1では、円筒カバー70およびマグネットカバー71を、バスバーモールド64と一体成型するようにした。これにより部品点数を削減することができ、製造性を向上させることができる。
また実施例1では、円筒カバー70およびマグネットカバー71を、マグネット50およびマグネットホルダ52のみを包囲するように設けた。これにより、円筒カバー70およびマグネットカバー71の小型化を図ることができる。円筒カバー70およびマグネットカバー71の薄肉化を図った場合でも、円筒カバー70およびマグネットカバー71の剛性を維持することができる。よって、マグネット50と磁気センサ51との近づけることができ、モータ回転角の検出精度の低下を抑制することができる。
また実施例1では、円筒カバー70およびマグネットカバー71を電力供給部61に対し密閉構造とした。これによりマグネット50やマグネットホルダ52の破片や錆などが制御基板63に飛散することを抑制することができる。
(1) モータハウジング33(モータ要素収容部材)と制御部ハウジング34(制御基板収容部材)を有するハウジング30と、モータハウジング33内に設けられ回転自在に支持されたモータシャフト41と、モータシャフト41と一体に回転するようにモータハウジング33内に設けられたモータロータ42と、モータハウジング33内に設けられ、通電されることによりモータロータ42を回転駆動させるモータステータ43と、制御部ハウジング34側に設けられ、モータステータ43に電力を供給する電力供給部61と、モータシャフト41の1対の端部のうち、制御部ハウジング34側に設けられ、モータシャフト41の回転軸周りの方向にN極とS極が配置されたマグネット50と、ハウジング30内においてマグネット50と対向するように制御部ハウジング34側に設けられ、モータシャフト41の回転に伴うマグネット50の磁界の大きさまたは方向の変化を検出することによりモータシャフト41と一体に回転するモータロータ42の回転角を検出する磁気センサ51と、制御部ハウジング34側に設けられ、モータロータ42の回転角に基づき電力供給部61からモータステータ43に供給される電力を制御する制御基板63と、非磁性材料で形成され、制御基板63に対しマグネット50を包囲するようにモータハウジング33側に設けられた円筒カバー70およびマグネットカバー71(マグネットカバー)と、を設けた。
よって、マグネット50やマグネットホルダ52の破片や錆などが制御基板63に飛散することを抑制することができる。また円筒カバー70およびマグネットカバー71は非磁性材料で形成されているため、製造工程等においてマグネット50に鉄粉等の異物が付着することを抑制することができる。
よって、渦電流の発生を抑制し、モータ回転角の検出精度の低下を抑制することができる。
(3) 円筒カバー70およびマグネットカバー71を樹脂材料により形成するようにした。
これにより円筒カバー70およびマグネットカバー71の薄肉化が容易となり、マグネット50と磁気センサ51との近づけることができる。そのため、モータ回転角の検出精度の低下を抑制することができる。
(4) 電力供給部61からモータステータ43に対し電力を伝達するバスバー62と、樹脂材料で形成されバスバー62を保持するバスバーモールド64と、を備え、バスバーモールド64は電力供給部61と対向するようにモータハウジング33側に固定され、円筒カバー70およびマグネットカバー71は、バスバーモールド64に接続するようにした。
よって、バスバーモールド64と一緒に円筒カバー70およびマグネットカバー71を組み付けることができるため、モータハウジング33への組み付けを容易にすることができる。
(5) 円筒カバー70およびマグネットカバー71をバスバーモールド64と一体成形するようにした。
よって、部品点数を削減することができ、製造性を向上させることができる。
よって、円筒カバー70およびマグネットカバー71の小型化を図ることができる。円筒カバー70およびマグネットカバー71の薄肉化を図った場合でも、円筒カバー70およびマグネットカバー71の剛性を維持することができる。したがって、マグネット50と磁気センサ51との近づけることができ、モータ回転角の検出精度の低下を抑制することができる。
(7) 円筒カバー70およびマグネットカバー71は電力供給部61に対し密閉構造とした。
よって、マグネット50やマグネットホルダ52の破片や錆などが制御基板63に飛散することを抑制することができる。
実施例1では、バスバーモールド64、円筒カバー70およびマグネットカバー71を樹脂材料により一体に成形するようにしていた。実施例2ではバスバーモールド64および円筒カバー70を一体に整形するものの、マグネットカバー71は別体に成形し、バスバーモールと64および円筒カバー70をモータハウジング33に取り付けた後に、マグネットカバー71を円筒カバー70に取り付けるようにした
以下、実施例2の電動パワーステアリング装置1について説明するが、実施例1と同じ構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図4はモータ回転角センサ5付近の拡大断面図である。マグネットホルダ52およびマグネット50は、バスバーモールド64よりも制御基板63側に位置している。マグネットホルダ52およびマグネット50の径方向外側は、円筒状の円筒カバー70により包囲されている。円筒カバー70はバスバーモールド64ともに、熱可塑性樹脂材料により一体に形成されている。円筒カバー70はバスバーモールド64から制御基板63側に立設されている。円筒カバー70の内径は、シャフト挿入孔33bの内径よりも大径に形成されている。
円筒カバー70の外周側には、円筒状の磁気シールド部材72が設けられている。磁気シールド部材72の高さは、円筒カバー70の高さとほぼ同じ高さまたは若干低く形成されている。磁気シールド部材72は、例えば鉄などの磁性材料により形成されている。磁気シールド部材72は表面をメッキ処理されている。磁気シールド部材72によりマグネット50は外部からの(特にバスバー62からの)磁界が遮蔽される。このため、マグネットホルダ52は、鉄などの磁性材料ではなく、例えば樹脂材料で形成しても良い。
実施例2では、マグネットカバー71を熱可塑性樹脂で形成し、モータハウジング33側に設けられ熱可塑性樹脂で形成された円筒カバー70と超音波溶着によって接合するようにした。スナップフィットなどと比べ、マグネットカバー71の組み付け後のガタつきを抑制することができる。
また実施例2では、マグネットカバー71をバスバーモールド64と別体成形するようにした。さらに実施例2では、マグネットカバー71をマグネット50の着磁後に組み付けるようにした。マグネット50を着磁するときには、マグネット50に着磁装置をできるだけ接近させる必要があるため、マグネット50と対向する側にカバー等を設けたくない。実施例2では、マグネットカバー71のみをマグネット50の着磁後に組み付けるようにしたため、マグネット50の着磁を効率よく行うことができる。また、バスバーモールと64をモータハウジング33に組み付け、バスバー62を通電した状態でマグネット50を着磁することができるため、モータ40の位相とモータ回転角センサ5の位相とを合わせることができる。
また実施例2では、マグネットカバー71は、マグネット50が磁気センサ51と対向する面以外の部分に設けられ磁性材料で形成された磁気シールド部材72(磁気遮蔽部)を設けた。これにより、マグネット50への外部からの(特にバスバー62からの)磁界を遮蔽することができる。磁気シールド部材72を設けたことにより、マグネットホルダ52を鉄などで形成する必要がなく、磁気シールド部材72もメッキ処理をすることが可能となるため、錆の発生を抑制することができる。
(8) マグネットカバー71は熱可塑性樹脂で形成され、モータハウジング33側に設けられ熱可塑性樹脂で形成された円筒カバー70と超音波溶着によって接合するようにした。
よって、スナップフィットなどと比べ、マグネットカバー71の組み付け後のガタつきを抑制することができる。
(9) マグネットカバー71をバスバーモールド64と別体成形した。
よって、バスバーモールと64をモータハウジング33に組み付け、バスバー62を通電した状態でマグネット50を着磁することができるため、モータ40の位相とモータ回転角センサ5の位相とを合わせることができる。またマグネット50の着磁を効率よく行うことができる。
(10) マグネットカバー71をマグネット50の着磁後に組み付けるようにした。
よって、マグネット50の着磁を効率よく行うことができる。
(11) マグネットカバー71に、マグネット50が磁気センサ51と対向する面以外の部分に設けられ磁性材料で形成された磁気シールド部材72(磁気遮蔽部)を設けた。
よって、マグネット50への外部からの磁界を遮蔽することができる。
以上、本発明を実施例1および実施例2に基づいて説明してきたが、各発明の具体的な構成は実施例1および実施例2に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
実施例1および実施例2では、円筒カバー70およびマグネットカバー71によって、マグネットホルダ52およびマグネット50側の空間を、制御基板63および電力供給部61側の空間に対して密閉するようにしていた。しかし、マグネットホルダ52およびマグネット50側の空間から制御基板63および電力供給部61側の空間に破片や錆が侵入しない構造であれば密閉されなくとも良い。
図5はモータ回転角センサ5付近の拡大断面図である。例えば、マグネットカバー71を防水透湿性素材により形成するようにしても良い。
更に、上記実施例から把握しうる請求項以外の技術的思想について、以下に記載する。
(A) 請求項5に記載のモータ制御装置において、
前記マグネットカバーは前記バスバーモールドと一体成形されることを特徴とするモータ制御装置。
(B) 請求項1に記載のモータ制御装置において、
前記マグネットカバーは、前記マグネットが前記磁気センサと対向する面以外の部分に設けられ磁性材料で形成された磁気遮蔽部を有することを特徴とするモータ制御装置。
(C) 請求項1に記載のモータ制御装置において、
前記マグネットカバーは前記電力供給部に対し密閉構造であることを特徴とするモータ制御装置。
33 モータハウジング(モータ要素収容部材)
34 制御部ハウジング(制御基板収容部材)
41 モータシャフト
42 モータステータ
43 モータロータ
50 マグネット
51 磁気センサ
61 電力供給部
62 バスバー
63 制御基板
64 バスバーモールド
70 円筒カバー(マグネットカバー)
71 マグネットカバー
72 磁気シールド(磁気遮蔽部)
Claims (8)
- モータ要素収容部材と制御基板収容部材を有するハウジングと、
前記モータ要素収容部材内に設けられ回転自在に支持されたモータシャフトと、
前記モータシャフトと一体に回転するように前記モータ要素収容部材内に設けられたモータロータと、
前記モータ要素収容部材内に設けられ、通電されることにより前記モータロータを回転駆動させるモータステータと、
前記制御基板収容部材側に設けられ、前記モータステータに電力を供給する電力供給部と、
前記モータシャフトの1対の端部のうち、前記制御基板収容部材側に設けられ、前記モータシャフトの回転軸周りの方向にN極とS極が配置されたマグネットと、
前記ハウジング内において前記マグネットと対向するように前記制御基板収容部材側に設けられ、前記モータシャフトの回転に伴う前記マグネットの磁界の大きさまたは方向の変化を検出することにより前記モータシャフトと一体に回転する前記モータロータの回転角を検出する磁気センサと、
前記制御基板収容部材側に設けられ、前記モータロータの回転角に基づき前記電力供給部から前記モータステータに供給される電力を制御する電力制御部と、
非磁性材料で形成され、前記電力制御部に対し前記マグネットを包囲するように前記モータ要素収容部材側に設けられたマグネットカバーと、
を有することを特徴とするモータ制御装置。 - 請求項1に記載のモータ制御装置において、
前記マグネットカバーは絶縁材料で形成されることを特徴とするモータ制御装置。 - 請求項2に記載のモータ制御装置において、
前記マグネットカバーは樹脂材料で形成されることを特徴とするモータ制御装置。 - 請求項3に記載のモータ制御装置において、
前記マグネットカバーは熱可塑性樹脂で形成され、モータ要素収容部材側に設けられ熱可塑性樹脂で形成された部材と超音波溶着によって接合されることを特徴とするモータ制御装置。 - 請求項1に記載のモータ制御装置において、
前記電力供給部から前記モータステータに対し電力を伝達するバスバーと、
樹脂材料で形成され前記バスバーを保持するバスバーモールドと、
を備え、
前記バスバーモールドは前記電力供給部と対向するように前記モータ要素収容部側に固定され、
前記マグネットカバーは、前記バスバーモールドに接続されることを特徴とするモータ制御装置。 - 請求項5に記載のモータ制御装置において、
前記マグネットカバーは前記バスバーモールドと別体成形されることを特徴とするモータ制御装置。 - 請求項1に記載のモータ制御装置において、
前記マグネットカバーは前記マグネットおよび前記マグネットを前記モータシャフトに接続する部材のみを包囲するように設けられることを特徴とするモータ制御装置。 - 請求項1に記載のモータ制御装置において、
前記マグネットカバーは前記マグネットの着磁後に組み付けられることを特徴とするモータ制御装置。
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