JP2017050389A - 酸化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱酸化工程におけるウエハの反りやヒータ形状に依存するウエハ内での酸化のばらつきを防止した酸化装置の提供を目的とする。【解決手段】面発光レーザの電流狭窄層を形成するための酸化装置が、密閉可能なチャンバと、チャンバ内に水蒸気を供給する供給部と、チャンバの底部上に回転可能に設けられ、表面と裏面とを備えたウエハを保持するウエハ保持部と、ウエハ保持部を回転させる回転機構と、ウエハ保持部とチャンバの底部との間に、ウエハとは非接触に配置された加熱部とを含み、ウエハ保持部は、開口部が設けられた上面部と、上面部をチャンバの底部上に支持する側壁部と、ウエハの裏面が露出するようにウエハを開口部内に保持する庇部とを含み、加熱部によりウエハが裏面から加熱される。【選択図】図1

Description

本発明は、酸化装置に関し、特に面発光レーザ作製用の酸化装置に関する。
面発光レーザ(Vertical Cavity Surface Emitting Laser: VCSEL)は、光ファイバー通信、高速光LAN、光ディスク、レーザープリンタ、光インターコネクト等、今後の光エレクトロニクス分野において重要なキーデバイスである。
面発光レーザは、例えば半導体基板上にn型反射膜が設けられ、その上に、n型スペーサ層、p型活性層、p型スペーサ層が順次積層される。p型スペーサ層の上には、電流狭窄層が設けられ、その上に、p型反射膜が設けられる。電流狭窄層は、例えばAlAsから形成された層を周囲から酸化して電流の流れないAlとし、中央に残ったAlAs領域のみを電流が流れる(狭窄される)ようにして形成する(例えば、非特許文献1参照)。
電流狭窄層に酸化されずに残されたAlAs層の面積、即ち、電流狭窄層の酸化の程度は、面発光レーザの性能に大きく影響するため、AlAs層の酸化には高い制御性が必要とされる。このため、例えば酸化装置が顕微鏡を備え、AlAs層を酸化する過程で顕微鏡を用いて酸化量をモニタし、酸化量を制御すること(例えば、特許文献1参照)や、基板温度をより高精度で制御し、酸化量を正確に制御すること(例えば、特許文献2参照)が行われてきた。
特開2006−228811号公報 特開2006−40943号公報
Jpn. J. Appl. Phys. Vol. 39 (2000) pp. 3468-3469
従来の酸化装置では、ヒータを内蔵する加熱ステージの上に、複数の面発光レーザが形成されたウエハを乗せた基板ホルダが載置され、酸化装置中に水蒸気を導入してAlAs層を酸化していたが、各面発光レーザ間で、AlAs層の酸化量が異なり、素子特性がばらつくという問題が発生した。この傾向は、特にウエハが大口径化するほど顕著であった。
かかる原因について検討したところ、ヒータでウエハを加熱するとウエハが反り、基板ホルダに接触する部分と接触しない部分が生じ、基板ホルダからウエハへの熱伝導が場所により異なりウエハの温度がばらつくため、これに応じて酸化量にもばらつきが出ることを見出した。このことは、特に、ウエハの反りによる影響は、ウエハが大口径化するほど顕著に見られた。
また、従来の酸化装置では、加熱ステージとウエハとの相対的な位置関係が固定された状態で加熱ステージ中のヒータの熱が熱伝導でウエハに伝わるため、ヒータの形状に依存してウエハの温度がばらつくことも分かった。
そこで、本発明は、熱酸化工程におけるウエハの反りやヒータ形状に依存するウエハ内での酸化のばらつきを防止した酸化装置の提供を目的とする。
本発明の1つの形態は、面発光レーザの電流狭窄層を形成するための酸化装置であって、
密閉可能なチャンバと、
チャンバ内に水蒸気を供給する供給部と、
チャンバの底部上に回転可能に設けられ、表面と裏面とを備えたウエハを保持するウエハ保持部と、
ウエハ保持部を回転させる回転機構と、
ウエハ保持部とチャンバの底部との間に、ウエハとは非接触に配置された加熱部と、を含み、
ウエハ保持部は、開口部が設けられた上面部と、上面部をチャンバの底部上に支持する側壁部と、ウエハの裏面が露出するようにウエハを開口部内に保持する庇部とを含み、加熱部によりウエハが裏面から加熱されることを特徴とする酸化装置である。
また、本発明の他の形態は、上記酸化装置を用いた面発光レーザの電流狭窄層の製造方法であって、
半導体層に上下が挟まれた導電層を含む面発光レーザのメサ部が表面に形成されたウエハを準備する工程と、
ウエハをウエハ保持部の開口部内に保持する工程と、
供給部からチャンバ内に水蒸気を導入する工程と、
回転機構を用いてウエハ保持部を回転させる工程と、
加熱部を用いてウエハを裏面から加熱し、ウエハを熱酸化温度に保持して、導電層を周囲から酸化し、中央部に残された導電層と、その周囲に形成された酸化層からなる電流狭窄層を形成する工程と、
ウエハの温度を下げて、導電層の酸化を停止する停止工程と、を含む製造方法である。
以上のように、本発明にかかる酸化装置では、ヒータに対してウエハを回転させながら、輻射熱でウエハを加熱することにより、熱酸化中のウエハの温度を均一にすることができ、ウエハ内で均一な酸化が可能となる。特に、面発光レーザの電流狭窄素の酸化に用いた場合、ウエハ内で均一な特性の面発光レーザを得ることができる。
本発明の実施の形態にかかる酸化装置の概略図である。 本発明の実施の形態にかかる酸化装置に含まれる加熱機構の断面図である。 本発明の実施の形態にかかる酸化装置に用いられるウエハ保持部の部分上面図である。 図3aをA−A方向に見た場合の部分断面図である。 本発明の実施の形態にかかる酸化装置を用いて電流狭窄層を形成した面発光レーザの一例である。 面発光レーザの上面図である。 面発光レーザの側面図である。 面発光レーザのメサ部が形成されたウエハの上面図である。 本発明の実施の形態にかかる酸化装置に用いられる他のウエハ保持部の部分上面図である。 図7aをB−B方向に見た場合の部分断面図である。 本発明の実施の形態にかかる酸化装置に用いられる他のウエハ保持部の部分断面図である。
図1は、全体が100で表される、本発明の実施の形態にかかる酸化装置の概略図である。酸化装置100は、例えばステンレス鋼からなるチャンバ12を含む。チャンバ12には排気口66が設けられ、排気口66はバルブ84を介して真空ポンプ86に接続されている。真空ポンプ86を用いてチャンバ12の内部14を排気できる。
チャンバ12の底部16には、全体が50で表される加熱機構が設けられている。加熱機構50は、ウエハ10を保持するウエハ保持部20と、加熱部40と、加熱部40を覆うように設けられたカバー部30を含む。
カバー部30の中は密閉可能になっており、排吸気口68を介して内部を排気したり、Nガスを充填したりできる。
チャンバ12の底部16の下には、モータ32を含む回転機構36が設けられている。回転機構36は、ウエハ保持部20に接続されてこれを回転する。ウエハ保持部20は、ウエハ10の中心軸をほぼ回転中心として、底部16の上でウエハ保持部20を回転させる。
チャンバ12には、ノズル62が設けられる。ノズル62は、バルブ70、76を介して水蒸気72、Nガスに接続される。これにより、水蒸気がノズル62を介してチャンバ12の中に供給される。
また、チャンバ12には、冷却ノズル64が設けられ、バルブ80を介して低温Nガスに82に接続されている。これにより、冷却用の低温Nガスが、冷却ノズル64を介してチャンバ12の内部14に供給される。
図2は、酸化装置100に含まれる加熱機構50の断面図である。加熱機構50のウエハ保持部20は、側壁部24と、側壁部24の上に設けられ、ウエハ10を載置する上面部22を有する。側壁部24は、例えばステンレス鋼、ニッケル合金(商品名:インコネル)、カーボンからなり、上面部22は、例えば石英、アルミナ等の耐熱性があり、熱伝導性の低い材料からなる。
チャンバ12の底部16と、ウエハ保持部20の側壁部24との間には、例えばベアリングが設けられ(図示せず)、回転機構36により、底部16の上でウエハ保持部20が回転するようになっている。
ウエハ保持部20とチャンバ12の底部16との間には、加熱部40と、加熱部40を覆うカバー部30とが設けられている。加熱部40は、ヒータ44が埋め込まれた加熱板42が、支持脚46により底部16の上に支えられた構造となっている。ヒータ44には、例えばシースヒータ(ニクロム線)が用いられ、加熱板42には、銅等の熱伝導性の高い金属が用いられる。このような埋め込みヒータに代えて、カーボンや金属等からなるヒータをむき出し状態で用いても良い。
カバー部30は、例えば石英からなり、チャンバ12の底部16との間はシールされて、密閉可能となっている。加熱部40から出た輻射熱は、カバー部30を通って、ウエハ10を裏面から加熱する。なお、加熱部40と底部16との間に、加熱部40から下方に向かって放出された熱を反射する反射板を設けても構わない。
上述のように、カバー部30の内部は、排吸気口68を介して真空にでき、またはNガスを充填できる。これにより、チャンバ12の内部14に水蒸気が導入された場合でも、加熱部40は水蒸気に接触しないため、酸化によるヒータ44の劣化を防止できる。埋め込みヒータのように、耐酸化性のあるヒータであれば、カバー部30は無くても良い。
図3aは、ウエハ保持部20の部分上面図であり、図3bは、図3aをA−A方向に見た場合の部分断面図である。
ウエハ保持部20の上面部22は、開口部22aを有する。開口部22aは、酸化するウエハ10よりやや大きく、開口部22aの下方の側面には、内方に張り出した庇部22bが設けられている。ウエハ10は、裏面の周囲を庇部22bで支えられて、開口部22aの中に保持される。なお、図3bでは、庇部22bは、開口部22aの周囲に環状に設けた突起としたが、ウエハ10を支持できる限り、部分的に設けても構わない。
図4は、本発明の実施の形態にかかる酸化装置100を用いて電流狭窄層を酸化した面発光レーザの一例である。面発光レーザは、GaAs等の基板上に、n型反射膜(Distributed Bragg Reflector:DBR)を有する。n型反射膜は、例えば、AlGaAs/GaAsの超格子構造からなる。
n型反射膜の上には、n型スペーサ層、活性層、p型スペーサ層が順次積層されている。n型およびp型のスペーサ層は、例えばAlGaAsからなり、活性層は、例えばGaAs/InGaAs/GaAsの量子井戸構造からなる。
p型スペーサ層の上には、電流狭窄層が設けられている。電流狭窄層は、例えば周囲を酸化してAl(代表的にはAl)層としたAlAs層からなる。
電流狭窄層の上には、p型反射膜を有する。p型反射膜は、n型反射膜と同様、例えば、AlGaAs/GaAsの超格子構造からなる。
GaAs基板の下、およびp型反射膜の上には、それぞれn電極およびp電極が形成される。n電極は、例えばAuGe/Auからなり、p電極は、例えばAu/Zn/Auからなる。図4から分かるように、n型反射膜より上方の部分はメサ構造となっている。
面発光レーザでは、n電極とp電極の間に電流を流すと、電流狭窄層のAlAsの領域のみ電流が通過する(狭窄される)。この結果、活性層の一部にのみ電流が流れるため、横モードの発振の制御や、閾値電流の低減が可能となる。活性層で発光した光は、p型反射膜とn型反射膜との間でレーザ発振し、最終的に上部から光出力として出射する。
図5aは、面発光レーザ10aの上面図であるが、理解を容易にするために電流狭窄層より上方部分は省略してある。半導体レーザの寸法は、例えば、図5aにおいて、dは100μm、dは30μm、dは10μm、dは10μmであり、AlAs層を周囲から酸化してAl層とする場合に、高精度で酸化量を制御することが必要となる。図5bの側面図に示すように、AlAs層の酸化は、水蒸気雰囲気中に露出したAlAs層の側面から、水平方向(図5bの矢印方向)に進む。
図6は、25(5×5)個の面発光レーザ10aが表面上に形成されたGaAs(100)ウエハ10の上面図である。面発光レーザの製造工程では、GaAs基板上に、p型反射膜からn型反射膜までの各層を、例えばCVD法を用いて堆積した後、マスクを用いたエッチングにより各層をGaAs基板までエッチングしてメサ構造とする(図5b)。この状態で、ウエハを酸化装置100に入れて、AlAs層を横方向から酸化して周囲をAl層にし、電流狭窄層を形成する。
図6に示すように、ウエハ10の上に形成された複数の面発光レーザ10aのAlAs層を同時に酸化し、しかも酸化の深さ(図5に示す距離d)も10μm程度と薄いため、均一な特性の面発光レーザ10aを得るためには、ウエハ10の面内でAlAs層を均一に酸化することが必要となる。なお、図6の上面図では、面発光レーザ10aは正方形であるが、円形等の他の形状であっても良い。
本発明の実施の形態にかかる酸化装置100では、加熱部40のヒータ44からの輻射熱によりウエハ10を加熱する。このため、ウエハ10が高温になり、反りが発生しても、ウエハ10の温度の分布に影響しない。即ち、従来の方法のように、加熱ステージの上にウエハを載置した基板ホルダを乗せて、加熱ステージからの熱伝導を用いてウエハを加熱する場合、熱によりウエハが反ると、熱伝導が悪くなる部分が発生し、ウエハ内の温度分布が不均一となったが、酸化装置100では熱伝導ではなく輻射によりウエハを加熱するため、ウエハの反りにより生じるウエハ温度のばらつきを防止できる。
また、本発明の実施の形態にかかる酸化装置100では、ウエハ保持部20が回転し、加熱部40のヒータ44に対してウエハ10の相対位置が変わりながら(ウエハ10が回転しながら)ウエハ10が加熱される。このため、ヒータ44の配置に依存したウエハ面内の温度のばらつきを防止できる。
この結果、ウエハ10の面内での酸化量が均一になり、ウエハ内の面発光レーザの特性のバラツキがなくなり、製造工程の歩留まりが大幅に向上する。
なお、酸化工程における熱酸化条件は、面発光レーザの大きさや、熱酸化の程度に応じて任意に設定できる。熱酸化温度は、例えば400℃〜500℃の間に設定するのが好ましい。
また、酸化装置100の例えば天井部に観察窓を設けて、顕微鏡等を用いてチャンバ12の内部14のウエハ10を観察し、酸化量の調整を行っても良い。
図7aは、本発明の実施の形態にかかる酸化装置100に用いられる他のウエハ保持部120の部分上面図であり、図7bは、図7aをB−B方向に見た場合の部分断面図である。図7a、図7b中、図3a、図3bと同一符合は、同一又は相当箇所を示す。
ウエハ保持部120では、開口部22aに設けられた庇部22bの上に、円筒形状のスペーサ26が設けられ、その上にウエハ10を載置する構造となっている。スペーサ26は、例えば石英からなる。
このように複数の円筒状のスペーサ26を設けることにより、ウエハ保持部120とウエハ10との接触面積を小さくでき、ウエハ10からウエハ保持部120への、熱伝導による熱の移動を低減し、ウエハ10内の温度をより均一にできる。
なお、図7aでは、スペーサ26を3箇所に設けたが、スペーサ26の数はこれに限らない。また、図7aでは、開口部22aの周囲に環状に設けられた庇部22bの上にスペーサ26を設けたが、庇部22bを部分的に設けて、その上にスペーサ26を設けても構わない。
図8は、本発明の実施の形態にかかる酸化装置100に用いられる他のウエハ保持部220の部分断面図である。図8中、図3a、図3bと同一符合は、同一又は相当箇所を示す。
ウエハ保持部220では、開口部22aに設けられた庇部22bの上に、環状のスペーサ28が設けられ、その上にウエハ10を載置する構造となっている。スペーサ28は、例えば石英からなる。
このように環状のスペーサ28を設けることによっても、ウエハ保持部220とウエハ10との接触面積を小さくでき、ウエハ10からウエハ保持部220への、熱伝導による熱の移動を低減し、ウエハ10内の温度をより均一にできる。
本発明の実施の形態では、面発光レーザの電流狭窄層のAlAs層の酸化について説明したが、酸化装置100は、表面酸化膜等の他の熱酸化工程に適用しても、より均一な酸化膜を得ることができる。
10 ウエハ
12 チャンバ
14 内部
16 底部
20 ウエハ保持部
30 カバー部
32 モータ
36 回転機構
40 加熱部
62 ノズル
64 冷却ノズル
66 排気口
68 排吸気口
72 水蒸気
78 Nガス
82 低温Nガス
86 真空ポンプ
94 Nガス
96 真空ポンプ
100 酸化装置

Claims (6)

  1. 面発光レーザの電流狭窄層を形成するための酸化装置であって、
    密閉可能なチャンバと、
    該チャンバ内に水蒸気を供給する供給部と、
    該チャンバの底部上に回転可能に設けられ、表面と裏面とを備えたウエハを保持するウエハ保持部と、
    該ウエハ保持部を回転させる回転機構と、
    該ウエハ保持部と該チャンバの底部との間に、該ウエハとは非接触に配置された加熱部と、を含み、
    該ウエハ保持部は、開口部が設けられた上面部と、該上面部を該チャンバの底部上に支持する側壁部と、該ウエハの裏面が露出するように該ウエハを該開口部内に保持する庇部とを含み、該加熱部により該ウエハが裏面から加熱されることを特徴とする酸化装置。
  2. 上記加熱部は、該加熱部と上記ウエハ保持部との間に設けられた、密閉可能なカバー部で覆われたことを特徴とする請求項1に記載の酸化装置。
  3. 上記庇部は、上記開口部の側面に沿って設けられ、該側面から内方に向かって延びた環状の突起であることを特徴とする請求項1または2に記載の酸化装置。
  4. 上記庇部の上に、上記ウエハの裏面と接触する複数のスペーサが設けられたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の酸化装置。
  5. 上記庇部の上に、上記ウエハの裏面と接触する環状のスペーサが設けられたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の酸化装置。
  6. 上記ウエハ保持部の上面部、上記カバー部、および上記スペーサの少なくとも1つは、石英からなることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の酸化装置。
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