JP2017048927A - 加熱調理器 - Google Patents

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新田 浩朗
Hiroo Nitta
浩朗 新田
卓 桐石
Taku Kiriishi
卓 桐石
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Abstract

【課題】調理室の天面が汚れて経年劣化したとしても、被加熱物を適切に加熱することができる加熱調理器を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の加熱調理器は、被加熱物を収納可能な加熱室38と、加熱室の上部に位置する天面37と、加熱室内に被加熱物を載置する加熱面36と、加熱室内に配された被加熱物を加熱し、加熱面と天面との間に加熱部39を備え、加熱部は中心に位置する発熱部40と発熱部を覆っているガラス部41から構成され、発熱部から発せられた光が天面に直接当たらないようにガラス部に光を反射する反射部42を構成したものである。
【選択図】図4

Description

本発明は一般家庭やレストランなどの業務用などで使用する加熱調理器に関するものである。
従来、一般の加熱調理器として、焼き網上に載置された調理物を加熱する構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。図11は、特許文献1に記載された従来の加熱調理器を示すものである。図11に示す加熱調理器において、1は加熱室、2は被加熱物、3は被加熱物2を載置する載置台、4および5は被加熱物2を加熱するための熱源として載置台3の上下に設けられたヒーターである。調理器の前面には加熱室1を開閉するための扉6が設けられ、扉6は被加熱物2の焼き色を観察するための覗き窓であるガラス部7を有している。加熱室1は金属で形成されており、加熱室上部1Aも金属で構成されている。
また、図12は、特許文献2に記載された従来の電気オーブンを示すものである。図12に示すように、電気オーブンは、庫内8と、庫内8の上面9と、庫内8に配された赤熱ヒーター10と、赤熱ヒーター10の表面に熱放散板11を接触すべく着脱自在に取り付けられるように備えている。このように熱放散板11を設けることで、赤熱ヒーター10からの輻射を強くすることができ、被加熱物を効率よく加熱することができる。
一般的に特許文献1に示すような加熱調理器の加熱室上部1Aや特許文献2に示すような電気オーブンの庫内8の上面9は金属で形成されていることがほとんどである。
そして、これらの特許文献1に示すような加熱調理器や特許文献2に示すような電気オーブンは、被加熱物を調理するために、主に対流熱と輻射熱を用いて被加熱物を加熱している。ただし、わずかだが被加熱物を載せている載置台がヒーターにより加熱され、載置台からの伝導熱でも被加熱物を加熱している。
特に、輻射熱はヒーターから発せられた光が直接被加熱物を加熱したり、ヒーターから発せられた光が特許文献1に示すような加熱調理器の加熱室上部1Aや特許文献2に示すような電気オーブンの庫内8の上面9の金属や熱放散板11に反射して被加熱物2を加熱したりする。
特開平11−137449号公報 実開昭59−148508号公報
しかしながら、特許文献1のような上記従来の構成では、調理の際、加熱室上部1Aに被加熱物2からでた油が飛び散ることで汚れ、ヒーター4からの光が加熱室上部7に反射する際、ヒーター4からの光が減衰し、被加熱物2を適切に加熱ができないという課題を有していた。
また、特許文献2のような上記従来の構成では、調理の際、庫内8の上面9や熱放散板11に被加熱物2からでた油が飛び散ることで汚れてしまい、赤熱ヒーター10からの光
が庫内8の上面9や熱放散板11に反射する際、赤熱ヒーター10からの光が減衰してしまい、被加熱物2を適切に加熱ができないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、調理室の天面が汚れて経年劣化したとしても、被加熱物を適切に加熱することができる加熱調理器を提供することを目的とする。
前記の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、被加熱物を収納可能な加熱室と、前記加熱室の上部に位置する天面と、前記加熱室内に前記被加熱物を載置する加熱面と、前記加熱室内に配された前記被加熱物を加熱するように前記加熱面と前記天面との間に配された加熱部と、を備え、前記加熱部は、中心に位置する発熱部と、前記発熱部を覆っているガラス部と、前記発熱部から発せられた光が前記天面に直接当たらないように光を反射させる反射部とを有する構成としたものである。
本発明にかかる加熱調理器によれば、加熱室の天面が汚れて経年劣化したとしても、発熱部から発せられた光が直接天面に当たらないことにより、被加熱物に到達するまでに発熱部から発せられた光が減衰しないため、被加熱物を適切に加熱することができる。
本発明の加熱調理器は、加熱室の天面が汚れて経年劣化したとしても、被加熱物を適切に加熱することができる。
本発明の実施の形態1における加熱調理器の斜視図 従来の加熱調理器における加熱部の発熱部から発せられる光の経路を説明した模式断面図 本発明の実施の形態1における反射部の構成パターンによる加熱部の発熱部から発せられる光の経路を説明した模式断面図 本発明の実施の形態1における加熱調理器の模式断面図 本発明の実施の形態1における反射部の構成パターンによる加熱部の発熱部から発せられる光の経路を説明した模式断面図 本発明の実施の形態1における反射部の構成パターンによる加熱部の発熱部から発せられる光の経路を説明した模式断面図 本発明の実施の形態1における加熱調理器の加熱部の斜視図 本発明の実施の形態1における加熱調理器の斜視図 本発明の実施の形態1における加熱調理器の斜視図 本発明の実施の形態1における加熱調理器で図6における加熱部を拡大した模式断面図 従来の加熱調理器における模式断面図 従来の加熱調理器における(a)斜視図(b)要部構成図
第1の発明は、被加熱物を収納可能な加熱室と、前記加熱室の上部に位置する天面と、前記加熱室内に前記被加熱物を載置する加熱面と、前記加熱室内に配された前記被加熱物を加熱するように前記加熱面と前記天面との間に配された加熱部と、を備え、前記加熱部は、中心に位置する発熱部と、前記発熱部を覆っているガラス部と、前記発熱部から発せられた光が前記天面に直接当たらないように光を反射させる反射部とを有する構成とした加熱調理器である。
これによれば、加熱室の天面が汚れて経年劣化したとしても、発熱部から発せられた光
が直接天面に当たらないことにより、被加熱物に到達するまでに発熱部から発せられた光が減衰しないため、被加熱物を適切に加熱することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、前記反射部は、前記発熱部から放射された光は、前記ガラス部から外へ出る際、前記発熱部の光軸を通り、前記加熱面と平行な面より下方向に光が放射されるように構成したものである。
これによれば、前記発熱部から放射された光が、完全に加熱室の天面に届かないことにより、加熱室の天面が汚れて経年劣化したとしても、被加熱物に到達するまでに発熱部から発せられた光が減衰しないため、被加熱物を適切に加熱することができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、前記反射部は、前記加熱室の天面に前記加熱部からの光が反射することなく、前記加熱面に直接放射されるよう構成したものである。
これによれば、前記発熱部から放射された光が、直接加熱面に放射されることで、発熱部から放射された光を被加熱物に届けることができ、短時間で効率よく被加熱物を適切に加熱することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における加熱調理器の斜視図である。図1において、加熱調理器は、本体31と、本体31には操作手段32と、ドア35が設けられており、ドア35には取手34がある。取手34を持ち開けることで、本体31の内部に被加熱物を収納することができる加熱室38を有している。また、ドア35は加熱室38の開口部を開閉するものであり、ドア35には、本体31の内部である加熱室38を目視することができるようにガラス窓33が形成されており、調理段階の本体31内にある被加熱物を観察することができる。操作手段32は、加熱調理器の電源スイッチ、加熱メニュー、タイマー時間の設定、温度設定などの操作を可能とする。
図4は、本発明の実施の形態1における加熱調理器の模式断面図である。
加熱調理器は、被加熱物や被加熱物を収納する容器を載置する加熱面36があり、この加熱面36に加熱部39から発せられた光が届き、被加熱物を加熱したり、被加熱物を収納する容器を加熱し被加熱物を加熱したりし、調理される。
加熱室38は通常金属や反射率の高いセラミックなどの材料で構成されていることが多い。このように反射を高く加熱室38をすることで、発熱部40からの光を効率よく反射することで、調理時間の短縮や節電することができる。しかし、黒い塗装などをし、放射率を良くしたり、汚れを目立たなくしているのもある。また、加熱室38の上方には天面37を設けており、これは通常金属や反射率の高いセラミックなどの材料で構成されている。
加熱室38の下部には、自在に取り外し可能なパンくずトレイ44がある。パンくずトレイ44はトーストを焼いた時のパンくずがパンくずトレイ44上に落ちたり、被加熱物を調理している際、被加熱物から油が飛んだ際、パンくずトレイ44を本体31から取り外し、洗うことができる。そのため、ユーザーが掃除する場合、パンくずトレイ44が汚れて、パンくずトレイ44の反射率が落ち、下部加熱部45からの光を減衰しないため、下部加熱部45の加熱に関しては、経年劣化に悩まされることは少ない。
加熱部39は、加熱面36と天面37の間に位置し、加熱部39の中心に位置する発熱部40と発熱部40を覆っているガラス部41から構成され、発熱部40から発せられた光が天面37に直接当たらないようにガラス部41に光を反射する反射部42を備えている。また、反射部42はガラス部41の内部側に備えられていても良い。加熱面36と天面37の間に位置している加熱部39が一つの場合、加熱面36を均一に加熱できるようにするために、加熱面36の中央上部に設置されていることが多い。また、大きい加熱調理器においては、加熱部39を数個設置しているものもある。
また、被加熱物を加熱する手段は加熱部39だけとは限らない。図4のように下部加熱部45を設けてもよいし、複数設けてもよい。この場合も、下部加熱部45は発熱部とガラス部だけでなく反射部を持った加熱部であってもよい。
さらに、図7に本発明の実施の形態1における加熱調理器の加熱部の斜視図を示した。図7のように、加熱部39は、加熱部39の中心に位置する発熱部40と発熱部40を覆っているガラス部41から構成され、発熱部40から発せられた光が天面37に直接当たらないようにガラス部41に光を反射する反射部42を接触させている。また、発熱部40の中心を発熱部の光軸68と呼ぶ。また、図7のように反射部42がガラス部41の外側に接触しているものだけでなく、反射部42がガラス部41の内側に接触しているものでも同様の効果を得ることができる。
図2は、従来の加熱調理器における加熱部の発熱部から発せられる光の経路を説明した模式断面図である。
図2のように加熱部39の中心に位置する発熱部40から発せられた光が光の経路51のように加熱面36へ直接放射されるのと、発熱部40から発せられた光が光の経路52のように、発熱部40の中心を通り、加熱面36と平行な面43より上方に放射された場合、天面37に反射し、加熱面36へと届き、被加熱物を加熱調理している。
しかし、光の経路52のように発熱部40からの光を天面37に反射させ、被加熱物を加熱する方法は、加熱調理器を長年使用していると、加熱効率や調理ムラなどが生じてきて被加熱物を最適に加熱することができなくなる。
なぜなら、被加熱物を調理している際、被加熱物から飛び跳ねた油が天面37に付着し、発熱部40からの光により油が加熱され天面37にこびり付き汚れてしまったり、被加熱物から飛び跳ねた油が加熱部39に付着し、発熱部40からの光により油が加熱され油煙となり、油煙により天面37を汚してしまうことで、発熱部40からの光が天面37で反射しようとしても、天面37の汚れにより、反射効率が落ちてしまうためである。特に加熱室38内の内、天面37の温度が一番高くなってしまい汚れがこびりつきやすい場所となってしまう。通常、加熱調理器では、加熱室38の下部にも加熱するためのものが存在し、加熱室38の下部も温度は高くなってしまうが、被加熱物から落ちた油やくずを取り除けるよう、取り外して洗うことができる構造となっているため、汚れはつきにくい。
本実施の形態1における加熱調理器の構成について、図3〜図6に反射部の位置についてそれぞれのパターンを記載している。
図3のように、加熱部39において発熱部40から発せられた光が光の経路53のように加熱面36に届くと、上記図2の説明からもわかるように、長年加熱調理器を使用した時に、加熱室38内の天面37が汚れてしまうため、経年劣化し、被加熱物に到達するまでに発熱部から発せられた光が減衰し、被加熱物を適切に加熱することができない。
また、加熱部39において発熱部40から発せられた光が光の経路54のように加熱面
36に届くと、天面37に反射していないため、加熱室の天面37が汚れて経年劣化したとしても、被加熱物に到達するまでに発熱部から発せられた光が減衰しないため、被加熱物を適切に加熱することができる。
つまり、天面37を構成する発熱部40の光軸68と平行な辺55と、発熱部40の光軸68とを結ぶ直線を有する面56とで構成される天面37を構成する発熱部40の光軸68と平行な辺55と、発熱部40の光軸68とを結ぶ領域の範囲69内に反射部42を設けると、発熱部40からの光は天面37に到達し、反射してしまうため、加熱室38の天面37が汚れて経年劣化すると、発熱部40から発せられた光が直接天面37に当たり、被加熱物に到達するまでに発熱部40から発せられた光が減衰し、被加熱物を適切に加熱することができない。そのため、天面37に直接発熱部40から発せられた光が当たらないようにするためには、天面37を構成する発熱部40の光軸68と平行な辺55と、発熱部40の光軸68とを結ぶ領域の範囲69より下方向まで設ける必要がある。その図が図4〜図6に示している。ちなみに、天面37を構成する発熱部40の光軸68と平行な辺55と、発熱部40の光軸68とを結ぶ領域の範囲69は図8の本発明の実施の形態1における加熱調理器の斜視図における斜線領域を指している。天面37を構成する発熱部40の光軸68と平行な辺55と、発熱部40の光軸68とを結ぶ領域の範囲69を含み、その天面37を構成する発熱部40の光軸68と平行な辺55と、発熱部40の光軸68とを結ぶ領域の範囲69外まで、反射部42をガラス部41に接触させることで、発熱部40から発せられた光が天面37方向に発せられても、天面37に直接当たらず、ガラス部41に接触した反射部42で光を反射し、加熱部39のガラス部41から下方向へ出ていき被加熱物へと向かうため、加熱室38の天面37が汚れて経年劣化したとしても、発熱部40から発せられた光が直接天面に当たらないことにより、被加熱物に到達するまでに発熱部40から発せられた光が減衰しないため、被加熱物を適切に加熱することができる。
また、反射部42をガラス部41に接触させていることで、反射部42とガラス部41の間に隙間がうまれないため、被加熱物から発生した油が飛び散った際、反射部42とガラス部41の間に入ってしまうことがない。万が一、反射部42とガラス部41の間に隙間があれば、被加熱物から発生した油が飛び散った際、ガラス部41を汚してしまい、発熱部40から発せられた光がガラス部41の汚れにあたると、発熱部40から発せられた光が減衰してしまうため、被加熱物を適切に加熱することができない。
図4のように、天面37を構成する発熱部40の光軸68と平行な辺55と、発熱部40の光軸68とを結ぶ領域の範囲69を含み、その天面37を構成する発熱部40の光軸68と平行な辺55と、発熱部40の光軸68とを結ぶ領域の範囲69外まで、反射部42をガラス部41に接触させることで、発熱部40から発せられた光が光の経路60のように天面37方向に発せられても、天面37に直接当たらず、ガラス部41に接触した反射部42で光を反射し、被加熱物へと向かうため、加熱室38の天面37が汚れて経年劣化したとしても、発熱部40から発せられた光が直接天面に当たらないことにより、被加熱物に到達するまでに発熱部40から発せられた光が減衰しないため、被加熱物を適切に加熱することができる。また、光の経路57や光の経路58のように発熱部40から発せられた光が進んでも、天面37に直接当たらないため、被加熱物に到達するまでに発熱部40から発せられた光が減衰しないため、被加熱物を適切に加熱することができる。
図5のように、天面37を構成する発熱部40の光軸68と平行な辺55と、発熱部40の光軸68とを結ぶ領域の範囲69を含み、その天面37を構成する発熱部40の光軸68と平行な辺55と、発熱部40の光軸68とを結ぶ領域の範囲69外まで、反射部42をガラス部41に接触させることで、発熱部40から発せられた光が光の経路60のように天面37方向に発せられても、天面37に直接当たらず、ガラス部41に接触した反
射部42で光を反射し、被加熱物へと向かうため、加熱室38の天面37が汚れて経年劣化したとしても、発熱部40から発せられた光が直接天面に当たらないことにより、被加熱物に到達するまでに発熱部40から発せられた光が減衰しないため、被加熱物を適切に加熱することができる。また、光の経路60や光の経路61や光の経路62のように発熱部40から発せられた光が進んでも、天面37に直接当たらないため、被加熱物に到達するまでに発熱部40から発せられた光が減衰しないため、被加熱物を適切に加熱することができる。
さらに発熱部40の光軸68より、下側の領域まで反射部42を設けることで、加熱部39のガラス部41を出ていく光は必ず下方向に発せられ、天面37に光が当たることなく、被加熱物を適切に加熱することができる。
図6のように、反射部42は、天面37側から、加熱面36を構成する発熱部40の光軸68と平行な辺63と、発熱部40の光軸68とを結ぶ領域の範囲70内まで、反射部42をガラス部41に接触させることで、発熱部40から発せられた光が光の経路65や光の経路66のように天面37方向に発せられても、天面37に直接当たらず、ガラス部41に接触した反射部42で光を反射し、かつ、加熱部39のガラス部41からでた光は直接被加熱物へと向かうため、加熱室38の天面37が汚れて経年劣化したとしても、発熱部40から発せられた光が直接天面に当たらないことにより、被加熱物に到達するまでに発熱部40から発せられた光が減衰しないため、被加熱物を適切に効率よく加熱することができる。また、光の経路67のように発熱部40から発せられた光が進んでも、天面37に直接当たらず、発熱部40から直接被加熱物に到達するため、被加熱物に到達するまでに発熱部40から発せられた光が減衰しないため、被加熱物を適切に加熱することができる。ちなみに、天面37側から、加熱面36を構成する発熱部40の光軸68と平行な辺63と、発熱部40の光軸68とを結ぶ領域の範囲70は図9の本発明の実施の形態1における加熱調理器の斜視図における斜線領域を指している。
さらに、図6における加熱部39を拡大し、光の経路をわかりやすく記したものを図10に本発明の実施の形態1における加熱調理器で図6における加熱部を拡大した模式断面図とした。図10のように反射部42は、天面37側から、加熱面36を構成する発熱部40の光軸68と平行な辺63と、発熱部40の光軸68とを結ぶ領域の範囲70内まで、反射部42をガラス部41に接触させることで、発熱部40から発せられた光が光の経路65や光の経路66のように天面37方向に発せられても、天面37に直接当たらず、ガラス部41に接触した反射部42で光を反射し、かつ、加熱部39のガラス部41からでた光は加熱面36上にある直接被加熱物へと向かうため、加熱室38の天面37が汚れて経年劣化したとしても、発熱部40から発せられた光が直接天面に当たらないことにより、被加熱物に到達するまでに発熱部40から発せられた光が減衰しないため、被加熱物を適切に効率よく加熱することができる。このため、時短調理や省エネ、さらにお肉などでは表面を早く加熱することで、肉汁を外に出すことなく調理できるため、食事の際、肉汁が出てきてジューシーな味わいを食することができる。また、光の経路67のように発熱部40から発せられた光が進んでも、天面37に直接当たらず、発熱部40から直接被加熱物に到達するため、被加熱物に到達するまでに発熱部40から発せられた光が減衰しないため、被加熱物を適切に加熱することができる。
以上のように本実施の形態によれば、加熱室の天面が汚れて経年劣化したとしても、発熱部から発せられた光が直接天面に当たらないことにより、被加熱物に到達するまでに発熱部から発せられた光が減衰しないため、被加熱物を適切に加熱することができる。
以上のように、本発明の加熱調理器は、加熱室の天面が汚れて経年劣化したとしても、
発熱部から発せられた光が直接天面に当たらないことにより、被加熱物に到達するまでに発熱部から発せられた光が減衰しないため、被加熱物を適切に加熱することができるため、家庭用または業務用の加熱調理器として有用である。
36 加熱面
37 天面
38 加熱室
39 加熱部
40 発熱部
41 ガラス部
42 反射部
43 発熱部の光軸を通り、加熱面と平行な面
45 下部加熱部
51 光の経路
52 光の経路
53 光の経路
54 光の経路
55 天面を構成する発熱部の光軸と平行な辺
56 天面を構成する発熱部の光軸と平行な辺と、発熱部の光軸とを結ぶ直線を有する面
57 光の経路
58 光の経路
59 光の経路
60 光の経路
61 光の経路
62 光の経路
63 加熱面を構成する発熱部の光軸と平行な辺
64 発熱部の光軸と加熱面を構成する発熱部の光軸と平行な辺を結ぶ面
65 光の経路
66 光の経路
67 光の経路
68 光軸
69 天面を構成する発熱部の光軸と平行な辺と、発熱部の光軸とを結ぶ領域の範囲
70 発熱部の光軸と加熱面を構成する発熱部の光軸と平行な辺を結ぶ領域の範囲

Claims (3)

  1. 被加熱物を収納可能な加熱室と、
    前記加熱室の上部に位置する天面と、
    前記加熱室内に前記被加熱物を載置する加熱面と、
    前記加熱室内に配された前記被加熱物を加熱するように前記加熱面と前記天面との間に配された加熱部と、を備え、
    前記加熱部は、中心に位置する発熱部と、前記発熱部を覆っているガラス部と、前記発熱部から発せられた光が前記天面に直接当たらないように光を反射させる反射部とを有する構成とした加熱調理器。
  2. 前記反射部は、前記発熱部から放射された光は、前記ガラス部から外へ出る際、前記発熱部の光軸を通り、前記加熱面と平行な面より下方向に光が放射されるように構成した請求項1記載の加熱調理器。
  3. 前記反射部は、前記加熱室の天面に前記加熱部からの光が反射することなく、前記加熱面に直接放射されるよう構成した請求項1または2に記載の加熱調理器。
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