JP2017048489A - 使い捨てマスク - Google Patents

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Abstract

【課題】顔面とマスク本体との間に、空気中の花粉や粉塵等が入り込むような隙間が生じることのない使い捨てマスクの提供。【解決手段】マスク本体20は、上下端縁20a,20bと、両側縁20c,20dと、着用者の口鼻を覆う接顔部22と、接顔部22から下方へ凸曲状に突出する接顎部23とを有する。耳掛け部30の両端は、接顔部22の両側部分において上下端縁20a,20b側に固定されており、接顎部23は、下端縁20bに沿って幅方向Xへ延びる、他の部分よりも剛性の高い高剛性域55を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、使い捨てマスクに関する。
図5及び図6を参照すると、特許文献1と特許文献2とには、それぞれ、着用者の口鼻を覆う接顔部222,322と、接顔部222,322の下方に位置する接顎部223,323とを有するマスク本体220,320と、マスク本体220,320の両側部に取り付けられた一対の環状の耳掛け部230,330とを備える使い捨てマスク200,300が開示されている。
特開2010−279620号公報(P2010−279620) 特開2007−97904号公報(P2007−97904)
特許文献1に開示された使い捨てマスク200では、耳掛け部230の両端が、接顔部222の一部である上端部と、接顎部223の一部である下端部とに固定されている。
特許文献2に開示された使い捨てマスク300では、耳掛け部330が接顔部322の両側部に取り付けられており、接顎部に位置する下端部には、両側シール域344に比して剛性の低い、非シール域340が位置している。
図7(b)を参照すると、特許文献1に開示のマスク200においては、耳掛け部230の両端が、マスク本体220の接顔部222と接顎部223とに固定されていることから、耳掛け部230の上下方向Yの寸法R4が着用者の耳80の上下方向Yの寸法R3よりも大きくなり、着用状態においてマスク本体220の両側縁部が頬に密着せずに、空気中の花粉や粉塵等が入り込むような隙間250が生じてしまうおそれがある。
図7(c)を参照すると、特許文献2に開示のマスク300においては、マスク本体320の接顎部323において、非シール域340からなる低剛性域が位置することによって、着用状態において、接顎部323が着用者の顎から浮き上がるように離間して、顎とマスク本体320との間に空気中の花粉や粉塵等が入り込むような隙間350が生じてしまうおそれがある。
本発明は、従来の使い捨てマスクの改良であって、顔面とマスク本体との間に、空気中の花粉や粉塵等が入り込むような隙間が生じることのない使い捨てマスクの提供を課題にしている。
前記課題を解決するために、本発明は、上下方向及び幅方向を有し、マスク本体と一対の耳掛け部とを含む使い捨てマスクに関する。
本発明に係る使い捨てマスクは、前記マスク本体は、上下端縁と、両側縁と、着用者の口鼻を覆う接顔部と、前記接顔部から下方へ凸曲状に突出する接顎部とを有し、前記耳掛け部の両端は、前記接顔部の両側部分において前記上下端縁側に固定されており、前記接顎部は、前記下端縁に沿って前記幅方向へ延びる、他の部分よりも剛性の高い高剛性域を有することを特徴とする。
前記耳掛け部の一方端を前記接顔部の両側部分の前記上端縁側に固定する上固定部と、前記耳掛け部の他方端を前記接顔部の両側部分の前記下端縁側に固定する下固定部との前記上下方向の離間寸法は、50〜70mmであることによって、該離間寸法と着用者の耳の上下方向の寸法とがほぼ同じ大きさとなり、耳掛け部が上方及び/又は下方へ引っ張られて、顔面とマスク本体との間に隙間が生じるのを抑制することができる。
前記上固定部と前記下固定部とは、前記上下方向において並んで配置されていることから、第1及び第2固定部が上下方向において互いに位置ずれしている場合のように、耳掛け部に付与される引っ張り力によって下固定部間の離間寸法が大きくなって、顔面とマスク本体との間に隙間が生じるのを防止することができる。
前記高剛性域は、前記接顎部の外形ラインに沿って延びる単数又は複数のエンボスラインであることから、ラウンド状の顎部の捲り上がりを抑制することができるとともに、エンボスラインを形成するエンボス部の大きさやピッチをコントロールすることによって高剛性域の範囲や剛性度合いを調整することができる。
前記接顎部の外形ラインは、前記幅方向へ直状に延びる中央部位と、前記中央部位の両側に位置して前記両側縁から前記中央部位まで曲状に延びる一対のサイド曲状部位とを有し、前記接顔部の下端と前記中央部位との前記上下方向における離間寸法が8〜14mmであることから、ラウンド状の接顎部が着用者の顎のラインに沿ってフィットして隙間が生じるのを抑制することができるとともに、それがフィットしてない状態に比して、すっきりとした印象を与え、小顔効果を期待することができる。
前記中央部位の両側に位置する第1点から幅方向へ延びる第1ラインと、前記第1点と前記耳掛け部の下端縁と前記下固定部の内側縁との交点である第2点とを結ぶ第2ラインの交角は、10〜40度であることから、正面視において、接顔部のラインがシャープになり過ぎず、着用者の顔が面長な印象を与えることはない。
前記高剛性域と前記中央部位との前記上下方向における離間寸法は、1〜5mmであることから、着用中に、高剛性域の下方に位置する下端縁が捲れるのを効果的に抑制することができる。
前記接顎部の一部を形成するシートの単位面積当たりの質量が、前記接顔部を形成するシートの単位面積当たりの質量よりも大きいことから、接顎部が着用者の顎に安定的にフィットされて、声を出すときに口唇とともに顎が上下に動いても位置ずれすることはない。
前記接顔部は、シートが折り重ねられた重畳部分からなる襞部と、前記上下方向において前記襞部間に位置する非重畳部分とを有し、前記非重畳部分は、前記マスク本体の前記上下方向の寸法を2等分する横断中心線よりも下方に位置することから、耳掛け部の下方に位置する固定端部及びその近傍に付与され、それを上方へ引っ張ろうとする力を吸収、分散し、マスク本体の両側縁部が顔面から浮きあがって隙間が生じるのを抑制することができる。
前記一対の耳掛け部の前記上固定部間の前記幅方向の寸法である第1寸法、前記一対の耳掛け部の前記下固定部間の前記幅方向の寸法である第2寸法、前記接顎部の前記下端縁の前記幅方向の寸法である第3寸法の大きさの相関関係が、第3寸法>第1寸法≒第2寸法であることから、接顔部が幅広とならず、接顎部がシャープな小顔の印象を与えることができる。
前記第2寸法が115〜135mmの場合、前記第2寸法と前記第3寸法との合計寸法が240〜260mmである。前記第2寸法が140〜160mmの場合、前記第2寸法と前記第3寸法との合計寸法が290〜310mmである。
前記第2寸法が115〜135mmの場合、前記第3寸法が120〜140mmである。前記第2寸法が140〜160mmの場合、前記第3寸法が145〜165mmである。
前記接顎部の前記幅方向における曲げ剛性値が0.06以下であるから、接顎部を着用者の顎部に沿ってフィットさせることができる。
本発明に係る使い捨てマスクによれば、着用状態において、マスク本体が着用者の顔面から離間して空気中の花粉や粉塵等が入り込むような隙間が生じるのを抑制することができる。
図面は、本発明の特定の実施の形態を示し、発明の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい実施の形態を含む。
本発明に係る使い捨てマスクを正面から視た平面図。 図1のII−II線に沿って切断し、マスクの一方側部側を外面から視た斜視図。 マスク本体の平面図。 着用状態におけるマスクの側面図。 従来の使い捨てマスクの平面図。 他の従来の使い捨てマスクの平面図。 (a)本発明の使い捨てマスクが着用された様子を斜め後方から視た図、(b)従来の使い捨てマスクが着用された様子を斜め後方から視た図、(c)他の従来の使い捨てマスクが着用された様子を斜め後方から視た図。 着用状態における使い捨てマスクの正面図。 (a)は、本発明に係るマスク10の平面図、(b)は、従来のマスク400の平面図。 (a)は、マスク10の着用状態における正面図、図10(b)は、マスク10の着用状態における側面図、図10(c)は、従来のマスク400の着用状態における正面図、図10(d)は、従来のマスク400の着用状態における側面図。 小顔効果の事前評価に関するヒストグラム。 小顔効果の本評価に関するグラフ。 変形例の一例における使い捨てマスクを正面から視た平面図。
下記の実施の形態は、図1〜図13に示す使い捨てマスクに関し、発明の不可欠な構成ばかりではなく、選択的及び好ましい構成を含む。
図1〜図3を参照すると、本発明の使い捨てマスクの一例として示す、マスク10は、上下方向Y及び幅方向Xを有し、肌対向面及びそれに対向する非肌対向面と、上下方向Yの寸法を2等分する横断中心線Qと、マスク本体20と、マスク本体20の両側縁20c,20dから延びる一対の環状の耳掛け部30とを含む。
マスク本体20は、基材シート21から形成されており、幅方向Xへ直状に延びる上端縁20aと、下方へ僅かに凸曲して幅方向Xへ延びる下端縁20bと、上下端縁20a,20b間において上下方向Yへ延びる両側縁20c,20dとを有する。マスク本体20の下端縁(接顎部23の下端縁)20bは、幅方向Xへ直状に延びる中央部位19aと、中央部位19aの幅方向Xの両側に位置に位置して両側縁20c,20dから中央部位19aまで曲状に延びる一対のサイド曲状部位(両側部位)19b,19cとを有する。また、マスク本体20は、耳掛け部30の上下固定部34A,34Bの内側縁から幅方向Xの外側に位置する両側縁部18を有する。
図2及び図3を参照すると、マスク本体20は、着用者の口鼻を覆う接顔部22と、接顔部22から下方へ凸曲状に突出する接顎部23とに区分される。本明細書において、接顔部22とは、両側縁20c,20d間において、上下方向Yにおいて上端縁20aから耳掛け部30の上下端31A,31Bを固定する上下固定部34A,34Bの近傍まで延びる領域を意味し、好ましくは、上下方向Yにおいて上端縁20aから上下固定部34A,34Bの下端縁までの領域を意味する。図示例では、接顔部22と接顎部23との境界ラインMが、マスク本体20の大きさ及び着用者の顔面の大きさ等を考慮して、下固定部34Bの下端縁間において幅方向Xへ延びている。マスク本体20は、さらに、上下端縁20a,20bと両側縁20c,20dとが交差する曲状の隅部27を有する。隅部27が、先鋭状ではなく曲状を有することによって、着用者の顔面が隅部27に触れても刺激を与えることはない。
マスク本体20(マスク10)の上下方向Yの寸法(両側縁20c,20dの長さ寸法)W1は、60〜100mm、幅方向Xの寸法(上下端縁20a,20bの長さ寸法)L1は、140〜180mmである。マスク本体20の上下方向Yの寸法W1が、60mm以下の場合には、大人の着用者の標準的な大きさの顎部を十分に被覆することができず、一方、寸法W1が100mmよりも大きい場合には、マスク本体20の下端が顎から下方へ離間して、正面視において、実際よりも面長な印象を与えてしまうおそれがある。
マスク本体20を形成する基材シート21は、肌対向面側に位置する内層シート25と、非肌対向面側に位置する外層シート26とから構成されている。内層シート25と外層シート26とは、マスク本体20の外周縁に沿って断続的に延びる外周シール域(外周高剛性域)40によって互いに接合されている。外周シール域40は、その延在方向へ所定寸法離間して配置された複数の接合部41から形成される。外周シール域40は、マスク本体20の上端縁20aに沿って幅方向Xへ断続的に延びる2条のラインからなる上側シール域42と、下端縁20bに沿って幅方向Xへ断続的に延びる下側シール域43と、両側縁20c,20dに沿って上下方向Yへ断続的に延びるサイドシール域(シール域)44とを有する。
内層シート25と外層シート26とは、例えば、熱融着性繊維を含む質量10〜40g/mの通気性を有する繊維不織布シートであって、メルトブローン繊維不織布、スパンボンド繊維不織布、SMS繊維不織布及びエアスルー繊維不織布等の各種公知の繊維不織布の他に、ガーゼ、木綿布等の良好な通気性を有するシート材料から形成することができる。図示していないが、それらの間に微粒子のフィルター機能を有していたり、抗菌剤、芳香剤等を含む中間シートを介在させてもよい。耳掛け部30は、好ましくは弾性的に伸縮可能なものであって、不織布や織布、プラスチックフィルム、ゴムひも等の公知の弾性材料によって形成される。
外周シール域40は、断続的に配置された複数の接合部41において内層シート25と外層シート26とを互いに溶着する溶着シールラインであって、両シート25,26は外周シール域40においてのみ接合され、他の部分において互いに接合されていない。したがって、両シート25,26の内面全体が互いに接合されている場合に比して、マスク10全体は柔軟性及び通気性に優れる。
図2を参照すると、外周シール域40の接合部41は、一対の短辺と一対の長辺とから画成された略長方形状であって、上側シール域42と下側シール域43とにおいては、長辺が幅方向Xへ延びるように接合部41が配置されており、上下方向Yへ延びる2つのシールラインを形成している。また、上側シール域42のシールライン間の上下方向Yの離間寸法は、下側シール域43のシールライン間の上下方向Yの離間寸法よりも大きくなっている。
上側シール域42のシールライン間には、幅方向Xへ延びる弾性帯片(ノーズフィット)60が配置されている。弾性帯片60は、内層シート25と外層シート26との間に介在されており、具体的には、上側シール域42を形成する2つのシールライン間に形成された筒状の空間内に挟持固定されている。弾性帯片60の両端の幅方向の外側には、弾性帯片60の幅方向Xへの移動を規制するための接合部41が配置されている。
内層シート25の上下端縁部は、外層シート26の上下端縁部よりも上下方向Yの外側へ延出しており、かかる上下延出部25a,25bが上下方向Yの内側へ曲状に折り曲げられて、上側シール域42と下側シール域43とによって外層シート26の非対向面側に固定されている。
耳掛け部30は、マスク本体20の上端部と下端部に位置する一対の上下端(両端)31A、31Bと、上下端31A,31B間において環状に延びる自由部32とを有する。上端31Aは、マスク本体20の上端縁20a側において上固定部34Aを介して固定され、下端31Bは、下端縁20b側において下固定部34Bによって固定されている。上下固定部34A,34Bは、上下端31A,31Bの外形よりもひと回り大きく、網目状のエンボスパターンからなる矩形状を有し、上下端31A,31Bをマスク本体20に溶着又は接着している。上下固定部34A,34Bが、上下端31A,31Bの外形よりも大きいことによって、上下端31A,31Bは、マスク本体20に対して所要の剥離強度を有し、着用中に上下端31A,31Bにそれを剥離しようとする力が作用しても、容易に剥離することはない。また、上下固定部34A,34Bの一部は、上下側シール域42,43を形成する接合部41と重なっており、かかる互いに重なり合う部分においてより接合強度が高くなっている。耳掛け部30の上下端31A,31Bは、上下固定部34A,34Bによってマスク本体20の非肌対向面に固定されている。自由部32の両端が、マスク本体20の非肌対向面に固定されていることによって、着用状態において、自由部32の両端がマスク本体20を顔面に押し当てるように作用し、マスク本体20の密着性を向上させることができる。
マスク本体20の接顔部22は、基材シート21をプリーツ状に折り曲げて形成された幅方向Xへ延びる複数の襞部28を有する。襞部28は、上側から順に、マスク本体20の非肌対向面側において上向きに凸となる第1〜第3襞部28A〜28Cと、第3襞部28Cの下方において下向きに凸となる第4襞部28Dとを有する。基材シート21は、第3襞部28Cと第4襞部28Dとにおいて、断面Ω状に折り曲げられている。したがって、横断中心線Qの下方において、基材シート21が折り重ねられてそれが複数に積層された重畳部分29Aと、第3襞部28Cと第4襞部28Dとの間に位置する、基材シート21が折り重ねられていない、単層構造を有する非重畳部分29Bとが位置する。
図1及び図3を参照すると、マスク本体20の接顎部23は、下端縁20bに沿って幅方向Xへ延びる、接顎部23における他の部分よりも剛性の高い高剛性域55を有する。本実施形態において、高剛性域55は、下側シール域43から形成されている。接顎部23は、幅方向Xへ直状に延びる中央部位19aと、中央部位19aの幅方向Xの両側に位置して両側縁20c,20dから中央部位19aまで曲状に延びる一対のサイド曲状部位19b,19cとによって外形ライン(下端縁20bの外形ライン)が形成されている。接顔部22の下端(境界ラインMと同じ)と中央部位19aとの上下方向Yにおける離間寸法(接顎部23の上下方向Yにおける最大寸法)W2は、8〜14mmである。本実施形態において、接顎部23の高剛性域55は、その外形ラインに沿って延びる単数又は複数のエンボスラインからなる下側シール域43であるが、かかるエンボスラインに代えて、基材シート21の質量を部分的に大きくしたり、別体のシート部材を貼付することによって、他の部分に比して高い剛性を有していてもよい。
また、接顎部23において、高剛性域55と中央部位19aとにおける上下方向Yの離間寸法R1は、1〜5mmである。外周シール域40を形成する上側シール域42と上端縁20aとの上下方向の離間寸法、サイドシール域44と両側縁20c,20dとの幅方向Xにおける離間寸法が、2〜7mmであるのに対し、高剛性域55と中央部位19aとにおける上下方向Yの離間寸法R1が1〜5mmであって、マスク本体20の外周縁部に位置する外周シール域40のうち、高剛性域55を形成する下側シール域43がマスク本体20の外形縁と最も近接して位置している。外周シール域40が、このような配置態様を有することによって、着用状態における、高剛性域55から下方へ延びる下端縁の浮き上がりを効果的に防止しうる。
接顎部23の下端においては、内層シート25の下延出部25bが外層シート26の非肌対向面側に固定されることによって、マスク本体20の他の部分(内層シート25の上延出部25aが配置された部分を除く)よりも基材シート21の単位面積当たりの質量が大きい積層部分が位置する。接顎部23の下端では、かかる積層部分と重なって高剛性域55が位置することによって、部分的により剛性が高くなり、接顎部23がより安定的に着用者の顎にフィットされる。特に、着用者が、声を出すときに口唇とともに顎が上下に動いたとしても、接顎部23が位置ずれするおそれはない。
図4は、着用状態における使い捨てマスク10の側面図、図5は、従来の使い捨てマスク(特許文献1に記載のマスク)200の平面図、図6は、他の従来の使い捨てマスク(特許文献2に記載の使い捨てマスク)300の平面図、図7(a)は、使い捨てマスク10が着用された様子を斜め後方から視た図、図7(b)は、従来の使い捨てマスク200が着用された様子を斜め後方から視た図、(c)他の従来の使い捨てマスク300が着用された様子を斜め後方から視た図である。
図7(b)を参照すると、従来のマスク200は、マスク本体220と、マスク本体220の両側縁から延びる一対の環状の耳掛け部230と、着用者の口鼻を覆う接顔部222とその下方に位置する着用者の顎と対向する接顎部223とを有する。従来のマスク200では、上下側シール域242,243及び両側シール域244を含む外周シール域が配置されており、接顎部223の外形が、幅方向Xへ直状に延びる中央部位219aと、中央部位219aの両側に位置する曲状のサイド曲状部位219b,219cとから形成されている。
図7(c)を参照すると、従来のマスク300は、マスク本体320と、マスク本体320の両側縁から延びる一対の環状の耳掛け部330と、着用者の口鼻を覆う接顔部322とその下方に位置する接顎部323とを有する。従来のマスク300では、マスク本体320の両側部に位置する両側シール域344が配置されており、接顎部323の外形が、幅方向Xへ直状に延びる中央部位319aと、中央部位319aの両側に位置する曲状のサイド曲状部位319b,319cとから形成されている。
従来の使い捨てマスク200,300の着用状態において、接顔部222,322の着用者の鼻が当接された中央部から両側部へ向かう力F3と、耳80に掛け回された耳掛け部230,330の自由部232,332において下方へ引っ張る力F5が生じて、耳掛け部230,330の上固定部234A,334Aには、下方へ向かう力F1が作用する。一方、接顎部223,323の着用者の顎が当接された中央部から両側部へ向かう力F4と、耳掛け部230,330の自由部232,332を上方へ引っ張る力F6とが生じることによって、耳掛け部230,330の下固定部234B,334Bには、上方へ向かう力F2が作用する。
従来の使い捨てマスク200,300のマスク本体220,320の両側縁部において、上固定部234A、334Aから下方へ向かう力F1と下固定部234B,334Bから上方へ向かう力F2とが互いに向かい合うことによって、両側縁部が顔面から浮き上がるように離間して隙間を生じるおそれがある。かかる場合において、それらの力F1,F2を両側縁部の一部で分散、吸収できれば変形を抑制することができるが、マスク本体220,320の両側縁部には、両側シール域244,344による高剛性域が位置することによって、これらの力F1,F2を十分に吸収、分散して逃がすことができない。
従来の使い捨てマスク200において、上下固定部234A,234Bに作用する力F1、F2は、それらの離間寸法R4の寸法の大きさに比例して大きくなるところ、耳掛け部230の上固定部234Aがマスク本体220の接顔部222に位置し、下固定部234Bが接顎部223に位置しており、それらの離間寸法R4が比較的に大きくなっている。具体的には、離間寸法R4は、70〜90mmである。そのために、上下固定部234A,234Bに作用する引っ張る力F5,F6が大きくなるとともに、上下方へ向かう力F1,F2も大きくなり、マスク本体220の両側部がより変形しやすくなり、着用者の顔面から離間するおそれがある。また、耳掛け部230の上下固定部234A,234Bが、接顔部222において両側シール域244の幅方向の外側に位置することから、両側シール域244の幅方向の外側に位置する外側縁部260に上方へ向かう力F2が作用し、顔面から浮き上がりが生しやすくなる。さらに、耳掛け部230の下固定部234Bは、比較的に大きくカーブしたサイド曲状部位219b,219cの下方に固定されているから、上固定部234Aの幅方向の内側に位置している。このように、上下固定部234A、234Bが上下方向において並んで配置されていないことによって、それらが並んで配置されている場合に比して離間寸法R4が大きくなる。以上の構成上の問題から、マスク本体20の両側縁と顔面との間に空気中の花粉や粉塵等が入り込むような隙間250が生じやすくなるといえる。
図6及び図7(c)を参照すると、従来の使い捨てマスク300においては、耳掛け部330の上下固定部334A,334B間の離間寸法R5が、耳80の上下方向Yの寸法R3に比べてそれほど大きくなく、自由部332に作用する力F5,F6が大きくなり過ぎることはないが、接顎部323には、シール域が存在しない非シール域340が位置して、他の部分に比して剛性の高い高剛性域が形成されていない。そのために、着用中において接顎部323全体が顔面から浮き上がり、顎との間に空気中の花粉や粉塵が入り込むような隙間350が生じるおそれがある。
図4を参照すると、本実施形態に係る使い捨てマスク10においては、従来の使い捨てマスク200,300と同様に、接顔部22の着用者の鼻が当接された中央部から両側部へ向かう力F3と、耳掛け部30の自由部32を後方へ引っ張る力F5が生じることによって、上固定部34Aには、下方へ向かう力F1が作用する。一方、接顎部23において着用者の顎が当接された中央部から両側部へ向かう力F4、耳掛け部30の自由部32においてそれを斜め上方へ引っ張る力F6が作用することによって、下固定部34Bには、上方へ向かう力F2が作用する。
本実施形態に係る使い捨てマスク10においては、耳掛け部30の上下固定部34A,34Bが接顔部22の両側部に位置しており、互いの離間寸法R2が約50〜70mmであって、大人の着用者の耳80の上下方向の寸法R3とほぼ同じ大きさになっている。大人の着用者の耳80の上下方向Yの寸法R3は、個人差はあるが、平均的に50〜70mmの大きさであって、離間寸法R2の大きさがかかる範囲内であることによって、耳掛け部30の自由部32を上下方向Yへ引っ張る力F5,F6が耳80に向かってほぼ並行に延び、従来のマスク200に比べて上下固定部34A,34Bに作用するマスク本体20の両側部を変形させようとする力を抑えることができる。
また、使い捨てマスク10においては、接顎部23に高剛性域55が配置されていることによって、着用状態において、耳掛け部30の下固定部34B及び近傍にそれを変形しようとする力が作用しても、接顎部23が顎から離間するように浮き上がることはない。また、高剛性域55と下端縁20bの中央部位19aとの上下方向Yにおける離間寸法R1が1〜5mmであって比較的に小さいことから、高剛性域55から下方に延びる部分が浮きあがるおそれはない。さらに、耳掛け部30の上下固定部34A,34Bが上下方向Yにおいて並んで配置(幅方向Xにおいて位置ずれせずに)されていることから、それがずれて位置して離間寸法R2が大きくなることはない。
図7(a)を参照すると、使い捨てマスク10は、かかる構成を有することによって、着用状態において、接顔部22の両側部分と接顎部23とが着用者の顔面にフィットされており、空気中の花粉や粉塵等が直接マスク10内部に進入するような隙間が生じるおそれはない。マスク10では、接顔部22において、基材シート21を折り重ねて形成された重畳部分(高剛性域)29Aからなる襞部28Cと襞部28Dとの間に位置する単層構造を有する非重畳部分(低剛性域)29Bが、横断中心線Qよりも下方に配置されていることによって、下固定部34Bに作用する上方へ向かう力F2を非重畳部分29Bにおいて吸収、分散することができる。非重畳部分29Bにおいてかかる力F2を吸収、分散することによって、接顔部22の両側部分における変形を抑制することができる。
再び、図3を参照すると、マスク10の接顎部23において、中央部位19aの両側に位置する第1点P1から幅方向Xへ延びる第1ラインK1と、第1点P1と自由部32の下端縁と下固定部34Bの内側縁との交点である第2点P2とを結ぶ第2ラインK2との交角θ1は、10〜40度である。一方、図5を参照すると、従来のマスク200において、中央部位219aの両側に位置する第1点P1から幅方向へ延びる第1ラインK1と、第1点P1と自由部232の下端縁とそれを固定する固定部との交点である第2点P2とを結ぶ第2ラインK2との交角θ2は、約45度である。また、図6を参照すると、従来のマスク300の接顔部322において、中央部位319aの両側に位置する第1点P1から幅方向へ延びる第1ラインK1と、第1点P1と自由部332の下端縁とそれを固定する固定部との交点である第2点P2とを結ぶ第2ラインK2との交角θ3は、約25度である。
図8を参照すると、着用状態の使い捨てマスク10の正面視において、接顎部23が着用者の顎の輪郭に沿うラウンド状を有することから、接顎部23が顎の輪郭に沿わない場合に比してすっきりとした印象を与えることができる。ここで、接顎部23を顎部にフィットさせ、かつ、すっきりとした印象を与えるためには、接顎部23における交角θ1が少なくとも40度以下、さらに、35度以下であることが好ましい。従来のマスク200のように、交角θ2が45度以上の場合には、接顎部23がシャープになり過ぎて、マスク10を着用する前に比べて、着用者の顔面が面長であるような印象を与えるおそれがある。一方、従来の使い捨てマスク300のように、接顎部323のサイド曲状部位319b,319cが直状である場合には、交角θ3が35度以下であっても、顎全体を覆うようにその外形に沿うことはできない。本実施形態に係るマスク10は、着用者の顎の外形ラインに沿いながらも頬下から顎先までの範囲において僅かにシャープな形状となることによって、実際の顔の輪郭ラインよりもすっきりとした印象となる。
以上のように、本実施形態に係るマスク10は、着用状態において、マスク本体20と顔面との間に空気中の花粉や粉塵等が入り込むような隙間が発生し難く、正面視において、交角θ1が10〜40度の範囲内にあるので、両側縁20c,20dが低剛性域において凹曲する緩やかな放物線状をなし、かつ、接顔部が適度にラウンドされた形状を有する。それによって、頬下から顎先にかけての範囲が実際のフェイスラインよりもすっきりとした印象を与え、実際よりも顔の大きさが小さく見るような小顔効果を発揮することができる。
以上のように、本実施形態に係るマスク10は、着用状態において、マスク本体20と顔面との間に空気中の花粉や粉塵等が入り込むような隙間が発生し難く、正面視において、交角θ1が10〜40度の範囲内にあるので、両側縁20c,20dが低剛性域において凹曲する緩やかな放物線状をなし、かつ、接顔部が適度にラウンドされた形状を有する。それによって、頬下から顎先にかけての範囲が実際のフェイスラインよりもすっきりとした印象を与え、実際よりも顔の大きさが小さく見るような小顔効果を発揮することができる。
図9(a)は、本発明に係るマスク10の平面図、図9(b)は、従来のマスク400の平面図、図10(a)は、マスク10の着用状態における正面図、図10(b)は、マスク10の着用状態における側面図、図10(c)は、従来のマスク400の着用状態における正面図、図10(d)は、従来のマスク400の着用状態における側面図である。
図9(a)を参照すると、本発明に係るマスク10において、上固定部34Aと下固定部34Bとが上下方向Yにおいて並んで配置されていることから、それらの内側縁を通過する一点鎖線(仮想線)T1,T2は、上下方向Yへ並行に延びている。マスク10の一点鎖線T1,T2間において、耳掛け部30の上固定部34A間の幅方向Xの寸法である第1寸法N1,耳掛け部30の下固定部34B間の幅方向Xの寸法である第2寸法N2,接顎部23の下端縁の幅方向Xの寸法である第3寸法N3の大きさの相関関係が、N3>N1≒N2となっている。
図9(b)を参照すると、従来のマスク400は、マスク本体420と、マスク本体420の両側縁420c,420dから延びる一対の環状の耳掛け部430と、着用者の口鼻を覆う接顔部422とその下方に位置する着用者の顎と対向する接顎部423とを有する。従来のマスク400においては、上端縁420aが幅方向Xへ直状に延びている一方、下端縁420bが、中央部に位置する直状部位と、直状部位の両側において直状部位に向かって下り勾配に延びる傾斜部位とによって外形輪郭が画成されている。従来のマスク400においては、耳掛け部430の上固定部434Aと下固定部434Bとが上下方向Yにおいて位置ずれしていることから、それらの内側縁を通過する一点鎖線(仮想線)T1,T2は幅方向Xの中央部に向かって傾斜して互いに交差方向へ延びている。マスク400の一点鎖線T1,T2間において、耳掛け部430の上固定部434A間の幅方向Xの寸法である第1寸法N4,耳掛け部430の下固定部434B間の幅方向Xの寸法である第2寸法N5,接顎部423の下端縁の幅方向Xの寸法である第3寸法N6の大きさの相関関係がN4>N6>N5となっている。
図10(a),(b)を参照すると、本発明に係るマスク10においては、耳掛け部30の上固定部34A間の第1寸法N1と下固定部34B間の第2寸法N2とがほぼ同じあることから、耳掛け部30における後方へ引っ張る力F5,F6が均等にマスク本体の両側縁部18に作用し、顔面からの浮き上がりが防止される。また、第1寸法N1と第2寸法N2とがほぼ同じ大きさであって、それらが、上下方向Yにならんで位置していることから、下固定部34Bが上固定部34Aの幅方向Xの内側に位置している等の位置ずれしている場合に比して、上固定部34Aと下固定部34Bとの離間寸法R5が小さくなる。したがって、下固定部34B間の接顔部22が比較的に小さくなり、小顔の印象を与えることができる。
マスク10を着用したときに、このような小顔効果を発揮するために、主として成人の女性を対象とする場合、サイズによって異なるが、第2寸法N2が115〜135mmの場合、第2寸法N2と第3寸法N3との合計寸法が240〜260mmであって、第2寸法N2が140〜160mmの場合、第2寸法N2と第3寸法N3との合計寸法が290〜310mmである。または、第2寸法N2が115〜135mmの場合、第3寸法N3が120〜140mmであって、第2寸法N2が140〜160mmの場合、第3寸法N3が145〜165mmである。第2及び第3寸法N2,N3がかかる寸法の範囲内であることによって、下方へ凸曲しすぎて面長な印象を与えることなく、シャープな印象を与えることができる。
また、既述のとおり、接顎部23が着用者の顎の輪郭に沿うラウンド状を有することから、正面視において下方へ凸曲した形状となる。耳掛け部30の上下固定部34A,34Bの固定位置とマスク本体20の外形輪郭とがかかる特徴を有することによって、下固定部34B,34B間と下端縁20bの中央に位置する点U1とを結ぶ逆三角形95の底辺95a(下固定部34B間を結ぶライン)は比較的に高い位置にあり、点U1側の内角θ4は比較的に小さくなる。
図10(c)を参照すると、従来のマスク400では、耳掛け部430の上固定部434A間の第1寸法N4が、下固定部434B間の第2寸法N5よりも大きく、それらが、上下方向Yへ位置ずれしていることから、上固定部434Aと下固定部434Bの離間寸法R6がおむつ10に比べて大きくなる。それによって、マスク400の正面視において、接顔部422が縦長となって実際の顔の大きさよりも大きな、横に張り出したような印象を与えるおそれがある。また、マスク本体420の下端縁420bがラウンド形状ではなく、かつ、第3寸法N6が第1寸法N4よりも小さいことから、下固定部434B,434B間と下端縁420bの中央に位置する点U2とを結ぶ逆三角形495の底辺495a(下固定部34B間を結ぶライン)は比較的に低い位置にあり、点U2側の内角θ5は、比較的に大きくなる。したがって、従来のマスク400の下方部分がマスク10の下方部分に比べて横広になり、全体的に顔の外形輪郭が比較的に大きな印象を与えてしまうおそれがある。なお、従来のマスク200においても、従来のマスク400と同様に、上固定部234Aと下固定部234B間とが上下方向Yにおいて位置ずれしており、かつ、上固定部234A間の離間寸法がマスク本体220の下端縁の寸法よりも大きいことから、着用したときに、正面視において顔が実際よりも幅広であるような印象を与えるおそれがある。また、従来のマスク300においては、下端縁がラウンド状でないことから、マスク10のように下方へ凸曲した形状とならず、視覚的に顔の外形輪郭がシャープな印象を与えることができない。
また、マスク10の接顎部23の幅方向Xにおける曲げ剛性値(KES曲げ剛性値)が0.06gf・cm/cm以下であることが好ましい。接顎部23の剛性値が比較的に高い場合には、着用者の顎の形状に沿うことができず、顎の動きによって離間して隙間が形成されるおそれがあるが、・曲げ剛性値が0.06gf・cm/cm以下であることによって、顎の動きに応じて接顎部23が変形して顎にフィットした状態を維持することができる。
<小顔効果の評価方法>
<事前評価方法>
まず、事前評価に使用する資料として、日本人女性の顔の写真画像(肩よりも上方を撮影したもの)を540枚、24インチ液晶ディスプレイ、ヘッドマネキン(20代の日本人女性の標準的なサイズを有する顔面模型、バイオスキンドールF−300S,ビューラックス)を用意した。次に、事前評価者(18歳以上の男女合計36名)をデスクの上に配置された液晶ディスプレイの画面から60cm離れた位置にある椅子に座らせた。液晶ディスプレイの画面には、画像写真を所定のサイズ(354×472ピクセルのJPEG画像、縦9.8cm×横13.07cm)で表示し、液晶ディスプレイの横には、ヘッドマネキンを配置した。事前評価者は、液晶ディスプレイの画面に表示された写真画像Aとヘッドマネキンとを対比観察して、ヘッドマネキンの顔の大きさを50(ポイント)とした場合の画像写真の顔の大きさを1〜100(数字が大きいほどに顔が大きい)の範囲で評価して事前評価値とした。事前評価者は、片手で液晶ディスプレイに接続されたパソコン本体のマウスを操作し、視覚的アナログスケール上の適当と思われる数字にカーソルを移動させることによって事前評価値を示した。なお、各評価者による画像写真の評価順序、評価枚数についてはランダムに行った。
各事前評価者による事前評価値を写真画像ごとに集計して平均値を算出した。なお、写真画像ごとに評価者数は異なっており、平均的に、1つの写真画像について18名が評価した。図11は、事前評価値を基にして作成したヒストグラム(縦軸を度数、横軸を見た目の顔の大きさの階級)を示したものであって、分布の平均値は51.3、標準偏差は7.7、最小値は32.5、最大値は77.6であった。この分布の最小値から昇順に22枚の写真画像(小さい顔)、平均値から22枚の写真画像(平均的な大きさの顔)、最大値から降順に22枚の写真画像(大きい顔)の合計66枚の写真画像(写真画像A)を以下の本評価で用いる画像とした。
<本評価方法>
事前に準備した写真画像Aと、写真画像Aの顔に画像編集ソフトによってマスク10を着用させた写真画像Bとを用意した。本評価者(18歳以上の男女合計11名であって、事前評価者とは異なる者)は、事前評価方法と同じ条件で、66枚の写真画像(写真画像A,Bをそれぞれ33枚)について1枚ずつ、見た目の顔の大きさを評価した。本評価するときには、各本評価者が、同じ人物による写真画像Aと写真画像Bとをともに評価することがないように調整した。各本評価者が評価する写真画像A,Bは、ランダムに選別した。かかる本評価によって得られた本評価値をマスク10の着用の有無(写真画像A,写真画像B)×元の顔の大きさ(小さい顔、平均的な顔の大きさ、大きい顔)の6条件ごとに集計し、平均値とその標準誤差を算出した。
<本評価結果>
図12を参照すると、「マスク10未着用の状態において小さい顔」においては、未着用のときの本評価値の平均が40.5であるのに対し、マスク10を着用した状態における本評価値の平均が33.5であった。また、「マスク未着用の状態において平均的な大きさの顔」においても、未着用のときの本評価値の平均が53.3であるのに対し、マスク10を着用した状態における本評価値の平均が44.8、「マスク未着用の状態において大きい顔」においても、未着用のときの本評価値の平均が70.6であるのに対し、マスク10を着用した状態における本評価値の平均が63.1であって、いずれの場合においても、マスク10を着用してない状態の顔の大きさに関係なく、マスク10を着用すると、見た目の顔の大きさが小さく感じられた。
また、本評価によって得られた本評価値に関し、前記6条件に関する2要因分散分析を行ったところ、マスク10の着用の有無の主効果(F(1,10)=10.40,p=0.09)、元の顔の大きさの主効果(F(2,20)=91.55,p=0.01)であって、統計的に有意な結果を得ることができた。マスク10の着用の有無と元の顔の大きさとの交互作用は認められなかった。よって、元の顔の大きさに関係なく、マスク10を着用した顔は着用していない顔よりも、小さく見える(小顔に見える)という統計結果を得ることができた。
<変形例>
図13は、変形例の一例における使い捨てマスク10を正面から視た平面図である。本変形例においては、接合部41が配置されていない非シール域91が非重畳部分(低剛性域)29Bに位置している。このように、非シール域91が非重畳部分29Bに配置されていることによって、非重畳部分29Bの剛性をその上下方向に隣接して位置する重畳部分29Aに比べてより低くすることができ、非重畳部分29Bにおいて上方へ向かう力F2を確実に吸収、分散することができる。また、非シール域91の下方には、接合部41が幅方向Xへ並んで配置された幅広接合域92が位置している。このように、幅広接合域92が非重畳部分29Bの下方に隣接して位置することによって、上方へ向かう力F2を非重畳部分29Bにおいて広い範囲で受けて吸収、分散することができる。
このように、非シール域91は、低剛性域の折曲誘導部としての機能を補助するためのものである。かかる効果を奏するためには、非シール域91の上下方向Yの寸法が、サイドシール域44の複数の接合部41間の離間寸法(ピッチ)よりも大きいことが好ましい。非シール域91の上下方向Yの寸法が、接合部41間と同等又はそれよりも小さい場合には、非シール域91ではなく、サイドシール域44における接合部41間の離間部分において上向きの力F2が吸収、分散されて屈曲するおそれがあり、マスク本体20全体を所定の形状の湾曲させることができないおそれがあるからである。
マスク10を構成する部材には、特に明記されていない限りにおいて、本明細書に記載されている材料のほかに、この種の分野において通常用いられている公知の材料を制限なく用いることができる。また、本明細書において使用されている「第1」及び「第2」等の用語は、同様の要素、位置等を単に区別するために用いてある。
10 使い捨てマスク(マスク)
19a 中央部位
19b,19c サイド曲状部位
20 マスク本体
20a マスク本体の上端縁
20b マスク本体の下端縁
20c,20d マスク本体の側縁
22 接顔部
23 接顎部
28A〜28D 襞部
29A 重畳部分
29B非重畳部分
30 耳掛け部
31A,31B 耳掛け部の上下端
34A,34B 上下固定部
40 外周シール域
43 下側シール域
41 接合部
55 高剛性域
K1 中央部位の両側縁に位置する第1点から幅方向へ延びる第1ライン
K2 第1点と自由部の下端縁と下固定部の内側縁との交点である第2点とを結ぶ第2ライン
N1 耳掛け部の上固定部間の幅方向の第1寸法
N2 耳掛け部の下固定部間の幅方向の第2寸法
N3 接顎部の下端縁の幅方向の寸法である第3寸法
P1 中央部位の両側縁に位置する点
P2 両側部位の上端縁に位置する点
Q 横断中心線
R1 高剛性域と中央部位とにおける上下方向Yの離間寸法
W2 接顔部の下端から中央部位までの離間寸法
X 幅方向
Y 上下方向
θ1 交角
本発明に係る使い捨てマスクは、前記マスク本体は、前記マスク本体は、上端縁及び下端縁と、両側縁と、着用者の口鼻を覆う接顔部と、前記接顔部から下方へ凸曲状に突出する接顎部と、外周縁部に位置する外周シール域とを有し、前記外周シール域は、前記マスク本体の前記両側縁に沿って前記上下方向へ直状に延びるサイドシール域を有し、前記耳掛け部の両端は、前記接顔部の両側部分において前記上端縁及び前記下端縁側に固定されており、前記接顎部は、前記下端縁に沿って前記幅方向へ延びる、他の部分よりも剛性の高い高剛性域を有し、前記高剛性域は、前記接顎部の外形ラインに沿って下方へ凸曲状に延びる単数又は複数のシールラインであって、前記シールラインは、前記外周シール域のうちで前記マスク本体の外形縁と最も近接して位置する。

Claims (13)

  1. 上下方向及び幅方向を有し、マスク本体と一対の耳掛け部とを含む使い捨てマスクにおいて、
    前記マスク本体は、上下端縁と、両側縁と、着用者の口鼻を覆う接顔部と、前記接顔部から下方へ凸曲状に突出する接顎部とを有し、
    前記耳掛け部の両端は、前記接顔部の両側部分において前記上下端縁側に固定されており、
    前記接顎部は、前記下端縁に沿って前記幅方向へ延びる、他の部分よりも剛性の高い高剛性域を有することを特徴とする前記マスク。
  2. 前記耳掛け部の一方端を前記接顔部の両側部分の前記上端縁側に固定する上固定部と、前記耳掛け部の他方端を前記接顔部の両側部分の前記下端縁側に固定する下固定部との前記上下方向の離間寸法は、50〜70mmである請求項1に記載のマスク。
  3. 前記上固定部と前記下固定部とは、前記上下方向において並んで配置される請求項1又は2に記載のマスク。
  4. 前記高剛性域は、前記接顎部の外形ラインに沿って延びる単数又は複数のエンボスラインである請求項1〜3のいずれかに記載のマスク。
  5. 前記接顎部の外形ラインは、前記幅方向へ直状に延びる中央部位と、前記中央部位の両側に位置して前記両側縁から前記中央部位まで曲状に延びる一対のサイド曲状部位とを有し、前記接顔部の下端と前記中央部位との前記上下方向における離間寸法が8〜14mmである請求項1〜4のいずれかに記載のマスク。
  6. 前記中央部位の両側に位置する第1点から幅方向へ延びる第1ラインと、前記第1点と前記耳掛け部の下端縁と前記下固定部の内側縁との交点である第2点とを結ぶ第2ラインの交角は、10〜40度である請求項5に記載のマスク。
  7. 前記高剛性域と前記中央部位との前記上下方向における離間寸法は、1〜5mmである請求項5又は6のいずれかに記載のマスク。
  8. 前記接顎部の一部を形成するシートの単位面積当たりの質量が、前記接顔部を形成するシートの単位面積当たりの質量よりも大きい請求項1〜7のいずれかに記載のマスク。
  9. 前記接顔部は、シートが折り重ねられた重畳部分からなる襞部と、前記上下方向において前記襞部間に位置する非重畳部分とを有し、前記非重畳部分は、前記マスク本体の前記上下方向の寸法を2等分する横断中心線よりも下方に位置する請求項1〜8のいずれかに記載のマスク。
  10. 前記一対の耳掛け部の前記上固定部間の前記幅方向の寸法である第1寸法、前記一対の耳掛け部の前記下固定部間の前記幅方向の寸法である第2寸法、前記接顎部の前記下端縁の前記幅方向の寸法である第3寸法の大きさの相関関係が、第3寸法>第1寸法≒第2寸法である請求項2に記載のマスク。
  11. 前記第2寸法が115〜135mmの場合、前記第2寸法と前記第3寸法との合計寸法が240〜260mmであって、前記第2寸法が140〜160mmの場合、前記第2寸法と前記第3寸法との合計寸法が290〜310mmである請求項10に記載のマスク。
  12. 前記第2寸法が115〜135mmの場合、前記第3寸法が120〜140mmであって、前記第2寸法が140〜160mmの場合、前記第3寸法が145〜165mmである請求項10に記載のマスク。
  13. 前記接顎部の前記幅方向における曲げ剛性値が0.06gf・cm/cm以下である請求項1〜11のいずれかに記載のマスク。
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