JP2017047015A - 吸収パッド、該吸収パッドを取り付けるための外装体、および吸収パッドセット - Google Patents

吸収パッド、該吸収パッドを取り付けるための外装体、および吸収パッドセット Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、吸収パッドを外装体に容易に取り付け可能にする技術を提供する。【解決手段】本発明は、液不透過性のバックシート11、吸収体、液透過性のトップシート13の順に配され、外装体に取り付けるための吸収パッド1であって、バックシートにおいて吸収パッドの前後方向に沿って連続して形成される粘着層17と、粘着層の第1の領域17aを覆う第1の剥離シート18aおよび粘着層の第2の領域17bを覆う第2の剥離シート18bと、を有する。【選択図】図5

Description

本発明は、吸収パッドを外装体に容易に取り付け可能にするための技術に関する。
従来、排出された体液(以下、単に「液体」とも言う)を有効に吸収させて、外部に漏らさないための吸収体が設けられた尿パッド、軽失禁用パッドなどの吸収パッドが広く知られている。当該吸収パッドは、一般に、下着やおむつカバーなどの外装体に接着固定して取り付けられる。しかし、吸収パッドは、ユーザのおおよその見当で接着され、液体を有効に吸収し、フィット性の良い適正な位置(以下、所望の位置ということがある)に固定されない場合があった。
そこで、特許文献1に記載の吸収パッドでは、吸収パッドの取り付け面に複数の粘着層を設け、複数の粘着層のうち一部を用いて外装体に仮止めし、外装体に固定する位置の調整を図っている。
特開2009−077842号公報
しかしながら、特許文献1に記載の吸収パッドでは、仮止めの後、最終的な所望の位置に取り付ける際に、複数の粘着面のそれぞれについて接着しなければならず、所望の位置に固定するまでに手間が掛かる場合があった。
本発明は、吸収パッドを外装体に容易に取り付け可能にする技術を提供することを目的とするものである。
本発明による吸収パッドは、液不透過性のバックシート、吸収体、液透過性のトップシートの順に配され、外装体に取り付けるための吸収パッドであって、バックシートにおいて吸収パッドの前後方向に沿って連続して形成される粘着層と、粘着層の第1の領域を覆う第1の剥離シートおよび粘着層の第2の領域を覆う第2の剥離シートと、を有することを特徴とするものである。
また、本発明による外装体は、当該外装体に取り付けるための吸収パッド若しくは本発明に係る吸収パッドを取り付ける位置の目安となる表示部が設けられることを特徴とするものである。
さらに、本発明による吸収パッドセットは、本発明に係る吸収パッドと、当該吸収パッドを取り付けるための外装体若しくは本発明に係る外装体と、を有することを特徴とするものである。
本発明によれば、吸収パッドを仮止めさせやすくなるため、吸収パッドを外装体に容易且つ適正に取り付けることが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る吸収パッドと、吸収パッドが取り付けられる外装体とを有する装着体の全体図である。 図1に示す装着体の展開図である。 図2に示す装着体の分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る、バックシート側から見た吸収パッドの平面図である。 図4におけるV−V線断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る、トップシート側から見た吸収パッドの平面図である。
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための形態を詳細に説明する。
なお、本明細書および特許請求の範囲の記載において、「吸収パッド」は、尿パッド、軽失禁用パッド、生理ナプキンを含み、「尿パッド」は、おむつカバーに取り付けて使用するフラット型の尿パッドも含む。
また、本明細書および特許請求の範囲の記載において、「外装体」は、下着、おむつカバー、パンツ型のおむつ、展開型のおむつ、その他吸収パッドを取り付けて使用するものを含む。
さらに、本明細書および特許請求の範囲の記載において、吸収パッドの前身頃部分から後身頃部分を「前後(上下)方向」とし、それに直交する方向を「左右方向」とする。
本発明の実施形態では、吸収パッドの取り付け面に粘着層を連続して形成し、その粘着層の一部が露出可能となるように、複数の剥離シートを粘着層上に配する。この構成により、仮止めを容易に行うことが可能となり、仮止めにより取り付け位置を調整しつつ、吸収パッドの位置決めを行うことによって、吸収パッドの外装体への取り付けを容易且つ適正に行うことが可能となる。
<第1の実施形態>
図1に本発明の第1の実施形態に係る吸収パッド1と、吸収パッド1が取り付けられる外装体2とを有する装着体100の全体斜視図を示し、図2に図1に示す装着体100の展開図を示す。また、図3は、図2に示す装着体100の分解斜視図である。図1から図3は、外装体2に吸収パッド1が取り付けられた後の状態のものを示す。
本実施形態に係る外装体2は、前身頃領域と、後身頃領域と、これら前身頃領域および後身頃領域をつなぐ股下領域とを有する。本実施形態に係る吸収パッド1は、ユーザによって、外装体2の股下領域付近に接着固定され取り付けられる。
吸収パッド1は、液不透過性のバックシート11、吸収体12、液透過性のトップシート13を順に配し、重ねて接着した積層構造を有しているものである。吸収体12は、図1および図2中、破線で表される。本実施形態では、吸収パッド1の左右方向における幅は、取り付けられる外装体2の股下領域の当該左右方向における幅を超えないことが望ましいが、これに限られず、股下領域の当該幅を超えてもよい。この場合、股下領域の当該幅を超えた部分については、折り畳んで外装体2の外側に接着させるような構成であっても良い。なお、吸収パッド1のトップシート13またはバックシート11には、液体の漏れ防止のために立体ギャザーを設けてもよく、また、吸収パッド1のうち脚周り付近に切欠き部を設けてもよい。さらに、本明細書および特許請求の範囲の記載において、バックシート11は、その外側面(外装体2に近い方の面)に接着される不図示のカバーシートを含むものであってもよい。このカバーシートは、例えば、薄い不織布にて形成される。
吸収パッド1のトップシート13には、外装体2に対する取り付け位置の目安となる取り付け表示部14が設けられ、外装体2の表面のうち吸収パッド1が取り付けられる面には、吸収パッド1を取り付ける位置の目安となる取り付け表示部24が設けられる。取り付け表示部14および取り付け表示部24は、色、模様(図形、デザインを含む)、文字(記号を含む)またはこれらの結合を含んで構成される。取り付け表示部14は、トップシート13のうちトップシート13の端縁部の一部を含む領域に形成され、取り付け表示部24は、取り付け表示部14の形状および位置に対応するように外装体2側に形成される。本実施形態では、説明の便宜上、図2に示すように、取り付け表示部14および取り付け表示部24は小さい矩形として表し、一対の取り付け表示部14はトップシート13において吸収パッドの前後方向端縁部の中心あたりにそれぞれ形成される。吸収パッド1を外装体2に取り付ける際、吸収パッド1の取り付け表示部14を、外装体2の取り付け表示部24の位置に合わせるようにすることで、吸収パッド1を所定の位置に取り付けることが可能となる。この所定の位置は、ユーザが取り付けたい所望の位置の基準となる位置である。したがって、ユーザによっては、取り付け表示部14を取り付け表示部24に合わせるようにして吸収パッド1を取り付けしても良いし、取り付け表示部14と取り付け表示部24とを一定距離離して取り付けても良い。
トップシート13の下に位置する本実施形態の吸収体12は、主にパルプと高吸水性樹脂(Super Absorbent Polymer、以下「SAP」とも言う)とからなる吸収性本体15を、ティシュや不織布等で構成されるコアラップなどの被覆部材16によって包んだものである。吸収性本体15を被覆部材16により包むことで形成される継ぎ目は、例えば、図3に示すように、吸収体12の上面であって長手方向に沿って形成される。本実施形態の吸収体12は、前身頃、股下、後身頃に亘るように、細長い形状をしている。本実施形態の吸収体12は、前後(上下)左右の長さが異なる矩形のものである(図3では、前後(上下)の長さが左右の長さより長くなっている)。なお、本実施形態の吸収体12の形状はこれに限られず、例えば、前後(上下)左右の長さが同程度の略正方形のもの、前後(上下)端の角が丸く落とされているもの、前後(上下)に延びる楕円形のもの、円形のものなど、さまざまな形状を含む。また、吸収体12の股下部分に、円弧状をなす一対の切欠き部を形成しても良い。
吸収パッド1のバックシート11には、外装体2の表面に接着するための粘着層17が、吸収パッド1の前後方向に沿って連続して形成される。吸収パッド1は、粘着層17を介して外装体2の表面に接着される。本実施形態では、粘着層17は、接着剤を含んで構成され、吸収パッド1の前後方向に、2つ並行して設けられる。なお、本実施形態では、粘着層の数が2つであるが、これに限られず、粘着層は少なくとも1つあればよい。
図4は、本発明の第1の実施形態に係る、バックシート11側から見た吸収パッド1の平面図、図5は、図4のV−V線断面図である。図4および図5は、外装体2に取り付ける前の吸収パッド1を示す。なお、説明の簡略化のため、図5では被覆部材16の継ぎ目の記載を省略している。
本実施形態では、吸収パッド1の粘着層17には、剥離シート18が剥離可能に貼着されている。吸収パッド1の粘着層17は、剥離シート18によって覆われ、剥離シート18は、吸収パッド1の前後方向に配される。本実施形態では、図4に示すように、吸収パッド1の粘着層17のうち第1の領域17aは、第1の剥離シート18aに覆われ、粘着層17のうち第2の領域17bは、第2の剥離シート18bに覆われる。また、本実施形態では、剥離シート18に切れ込み線が設けられており、掴むことが可能な、いわゆる「きっかけ」(図5中、Tで表す)が形成可能になっている。ユーザは、例えば、この「きっかけ」Tを摘んで剥離シート18を剥離することができる。なお、本実施形態では、剥離シート18の面積が、粘着層17の面積と等しくなっているが、これに限られず、粘着層17を覆うものであれば、剥離シート18は、粘着層17の面積より大きいものであっても良い。この場合、粘着層17のうち第1の領域17aと第2の領域17bとの境界付近では、第1の剥離シート18aの端部が第2の剥離シート18bの端部の上(または下)に重なるように形成されることになる。この構成においては、剥離シート18に上述した切れ込み線を設ける必要がないものとなる。
第1の剥離シート18aおよび第2の剥離シート18bまたはそれらの近傍には、第1の剥離シート18aおよび第2の剥離シート18bを剥離する手順を示す順番表示部34が設けられる。本実施形態では、順番表示部34は、例えば図5に示すように、第1の剥離シート18a上に印字された丸括弧に数字の1、第2の剥離シート18b上に印字された丸括弧に数字の2として表される。また、本実施形態では、粘着層17の第1の領域17aの露出する面積は、第2の領域17bの露出する面積より小さくなっており、仮止めを行うために適切な面積となっている。よって、ユーザは、順番表示部34を参照しながら、粘着する面積の小さい方から順番に粘着層17を露出することによって、適切に仮止めを行うことが可能となる。なお、粘着する面積の小さい第1の領域17aを吸収パッド1のどの位置(例えば吸収パッド1の前側、後側)に形成するかについては、仮止めを行いやすいという効果を達成しうるならば、適宜定めうるものである。
本実施形態に係る、吸収パッド1の外装体2への取り付けの一例を次に説明する。
(1)ユーザは、先ず、順番表示部34を参照しながら、粘着する面積の小さい第1の領域17aに貼着された第1の剥離シート18aを剥離する。
(2)ユーザは、吸収パッド1の第1の領域17a近傍の取り付け表示部14を外装体2の一方の取り付け表示部24に合わせるように、第1の領域17aを外装体2の表面に接着させ、仮止めを行う。
(3)次に、ユーザは、吸収パッド1の第2の領域17b近傍の取り付け表示部14を外装体2の他方の取り付け表示部24に合わせるように、外装体2に対する吸収パッド1の取り付け位置を調整する。このとき、第2の剥離シート18bは、第2の領域17bに貼着されたままなので、その部分は外装体2に接着されず、外装体2との相対位置を調整しやすくなっている。
(4)調整後、ユーザは、順番表示部34を参照しながら、粘着する面積の大きい第2の領域17bに貼着された第2の剥離シート18bを剥離する。
(5)ユーザは、吸収パッド1の第2の領域17b近傍の取り付け表示部14を外装体2の他方の取り付け表示部24に合わせるように、第2の領域17bを外装体2の表面に接着させる。
本実施形態では、粘着層17を2つの領域において露出可能とすることで、仮止めを容易に行うことを可能にしている。さらに、取り付け表示部14および取り付け表示部24を設けることによって、吸収パッド1を所定の位置に容易に取り付けることが可能となる。したがって、この所定の位置を基準として、吸収パッド1の外装体2への取り付けが容易且つ適正に行うことが可能となる。ひいては、液体を適切に吸収させることが可能となる。
このように、本実施形態において、粘着層17が2つの領域において露出可能になり仮止めが可能となっている構成と、取り付け表示部14および取り付け表示部24が設けられる構成とは、吸収パッド1の取り付けが容易且つ速やかに行えるという共通の効果を得ることができるものである。
また、本実施形態によれば、外装体2の同様の位置に吸収パッド1を繰り返し取り付けることが可能となるため、使用回数を重ねても継続して、外装体2の所定の位置に吸収パッド1を取り付けることが可能となる。
吸収パッドに立体ギャザーが設けられている場合、吸収パッドの形状は、立体ギャザーの先端縁に配される糸ゴムの伸縮作用により平らでない形状(例えば、丸まる形状)となる。したがって、外装体も同様に平らでない形状であった場合、吸収パッドの取り付けの位置合わせが困難となる。本実施形態では、従来困難であったこの位置合わせが、取り付け表示部14および取り付け表示部24により、容易に行うことが可能となる。
<第2の実施形態>
本発明の第2の実施形態では、第1の実施形態と異ならせ、ユーザが吸収パッドの上面を見るだけで、粘着層17のうち第1の領域17aと第2の領域17bとの境界部分を把握することが可能な表示部を、トップシートに設けることによって、粘着層の露出する場所を容易に知ることを可能にし、仮止め動作に掛かる手間を低減することを可能にしている。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る、トップシート13側から見た吸収パッド60の平面図であり、外装体2に取り付ける前のものを示す。本実施形態に係る吸収パッドを構成する各要素のうち、同様の機能を有するものについては、第1の実施形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施形態では、図6に示すように、トップシート13には、粘着層17のうち第1の領域17aと第2の領域17bとの境界部分B(図4を参照)に対応した位置を示す境界表示部(図6中、1点鎖線で表す)44が設けられる。境界部分Bは、例えば、剥離シート18に設けられた切れ込み線の位置を表したり、剥離シート18のうち第1の剥離シート18aのみを剥離した場合、第2の剥離シート18bと、粘着層17の露出部分との境界を表わしたりすることとなる。
ユーザは、例えば、吸収パッド60を外装体2に仮止めするため、第1の剥離シート18aを剥いだ後、境界表示部44を見ることによって、剥離された場所が何処に位置するのかを把握することができ、仮止め動作に掛かる時間を短縮することが可能となる。よって、吸収パッドの外装体2への取り付け作業を、第1の実施形態より容易に遂行できることになる。
<その他>
本発明は、上述した第1の実施形態および第2の実施形態や、随所に述べた変形例に限られることなく、本発明の技術的思想から逸脱しない範囲で、適宜の変更や変形が可能である。
上記各実施形態では、吸収パッドおよび外装体に取り付け表示部が設けられているが、これに限られず、吸収パッドが外装体に容易に取り付け可能という効果を得るものであれば、吸収パッド側のみ、または外装体側のみに取り付け表示部を設けても良い。例えば、吸収パッドが仮止めを行いやすい構成になっていれば、外装体側のみに取り付け表示部を設ける構成であっても良い。また、外装体が下着の場合、一般に、下着の股下領域には、男性用下着の前開き部分や女性用下着のクロッチ部分などが形成されている。したがって、吸収パッド側のみに取り付け表示部14を設けた場合であっても、当該形成部分を参考にすれば、吸収パッドの位置合わせを容易に行うことが可能である。さらに、外装体側のみに取り付け表示部24を設けた場合であっても、吸収パッドの外側形状を参考にすれば、吸収パッドの位置合わせを容易に行うことが可能である。例えば、外装体側の表面に吸収パッドを固定する位置を表した、印刷分野で用いられる「トンボ」を、取り付け表示部24として設けることでも実現可能になる。
また、上記各実施形態の変形例では、仮止めしやすいという本発明の効果を発揮しうるものであれば、吸収パッドおよび外装体のどちらにも取り付け表示部を設けなくてもよい。このような場合であっても、吸収パッドの外側形状、模様等を参考にすれば、外装体の当該形成部分を基準にして吸収パッドの位置合わせを行うことが可能である。例えば、上述した第2の実施形態の変形例では、吸収パッド60および外装体2のどちらにも取り付け表示部を設けずに、吸収パッド60のトップシート13に設けられた境界表示部44を目安にして、外装体2に取り付けることも可能である。
上記各実施形態では、取り付け表示部14は、吸収パッドのうちトップシート13側に設けられているが、バックシート11側にも設けられて良い。この場合、バックシート11側の取り付け表示部14は、例えば、トップシート13側の取り付け表示部14に対応する位置(外装体2の取り付け表示部24と対向する位置)に設けられる。この構成により、取り付け表示部14と外装体2の取り付け表示部24とを重ね合わせることが可能となるため、吸収パッドの取り付け位置の調整が行い易くなる。
上記各実施形態では、取り付け表示部14は、小さい矩形で構成され、トップシート13において吸収パッドの前後方向端縁の中心あたりに形成されており、また、取り付け表示部24は、同じく小さい矩形で構成され、取り付け表示部14の形状に対応するように外装体2側に形成されているが、この限りではない。例えば、取り付け表示部14は、一対の取り付け表示部14同士を互いに連結するように形成されるライン状のものであってもよい。また、取り付け表示部14は、トップシート13のうちトップシート13の端縁部の一部を含む領域であれば、どこに形成されても良いものである。さらに、上記各実施形態では、取り付け表示部14または取り付け表示部24は、それぞれ2つ設けられているが、これに限らず、1つまたは3つ以上設けられても良い。
上述した第1の実施形態では、複数の剥離シートを剥離する手順を示す順番表示部34が設けられているが、この限りではなく、順番表示部34を設けずに、例えば、ユーザが自らの判断で、複数の剥離シートから最初に剥がす剥離シートを選択してもよい。
上記各実施形態では、被覆部材16が吸収性本体15を包んでいるが、この限りではなく、仮止めしやすいという所期の目的を達成しうるものであれば、被覆部材16が無い場合も許容するものである。
また、上記各実施形態に係る吸収パッドおよび外装体を吸収パッドセットとして製造・販売することは当然可能である。
1 吸収パッド
2 外装体
11 バックシート
12 吸収体
13 トップシート
14、24、34、44 表示部
15 吸収性本体
16 被覆部材
17 粘着層
18 剥離シート
100 装着体

Claims (7)

  1. 液不透過性のバックシート、吸収体、液透過性のトップシートの順に配され、外装体に取り付けるための吸収パッドであって、
    前記バックシートにおいて前記吸収パッドの前後方向に沿って連続して形成される粘着層と、
    前記粘着層の第1の領域を覆う第1の剥離シートおよび前記粘着層の第2の領域を覆う第2の剥離シートと
    を有することを特徴とする吸収パッド。
  2. 前記トップシートには、前記外装体に対する取り付け位置の目安となる表示部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の吸収パッド。
  3. 前記トップシートには、前記第1の領域と前記第2の領域との境界部分に対応した位置を示す表示部が設けられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の吸収パッド。
  4. 前記第1の剥離シートおよび前記第2の剥離シートまたはそれらの近傍には、前記第1の剥離シートおよび前記第2の剥離シートを剥離する手順を示す表示部が設けられることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の吸収パッド。
  5. 前記外装体に取り付けるための吸収パッド若しくは請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の吸収パッドを取り付ける位置の目安となる表示部が設けられることを特徴とする外装体。
  6. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の吸収パッドと、
    前記吸収パッドを取り付けるための外装体若しくは請求項5に記載の外装体と
    を有する吸収パッドセット。
  7. 請求項5に記載の外装体と、
    前記外装体に取り付けるための吸収パッドと
    を有する吸収パッドセット。
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