JP2020116453A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】装着操作を適切に行うことができる吸収性物品を提供する。【解決手段】吸収性物品(10)は、互いに直交する長手方向(L)及び幅方向(W)と、吸収コア(50)と、着用者の適切な位置で吸収性物品を装着するための目印部(20)と、を有する。目印部は、吸収性物品の肌面側から視認可能な肌側目印部(21)を有する。肌側目印部(21)は、着用者の身体に対する位置合わせ用の身体合わせ部(20P)と、他の吸収性物品に対する位置合わせ用の物品合わせ部(20Q)と、を有する。身体合わせ部の幅方向の中心と物品合わせ部の幅方向の中心は、幅方向においてずれている。【選択図】 図1

Description

本発明は、使い捨ておむつのような吸収性物品に関する。
使い捨ておむつのような吸収性物品は、着用者の適切な位置で装着されることにより、体液の吸収や漏れの抑制等の吸収性物品の機能を十分に発揮できるように構成されている。着用者の適切な位置で装着するための目印部を備えた吸収性物品が提供されている(特許文献1)。特許文献1の吸収性物品の目印部は、裏面シートに印刷されており、肌面側から視認可能に構成されている。
特開2014−144050号公報
装着補助者は、吸収性物品の肌面側から目印部を視認し、肌面側の目印部によって位置を合わせることができる。しかし、特許文献1の目印部は、吸収性物品の肌面側からも非肌面側からも視認可能である。そのため、装着補助者は、吸収性物品の肌面側で視認した際に目印部による位置合わせを行うべきか、吸収性物品の非肌面側で視認した際に目印部による位置合わせを行うべきか把握し難い。
また、装着補助者は、吸収性物品の肌面側から目印部による位置合わせをした後に、同じ目印部を非肌面側から視認すると、非肌面側からも位置合わせを更に行う必要があると認識するおそれがある。
よって、装着動作をスムーズに行うことができなかったり、着用者の適切な位置で装着できなかったりして、装着操作を適切に行うことができないおそれがある。
そこで、装着操作を適切に行うことができる吸収性物品が望まれる。
一態様に係る吸収性物品は、互いに直交する長手方向及び幅方向と、吸収コアと、吸収性物品の肌面側から視認可能な肌側目印部と、前記吸収性物品の非肌面側から視認可能な非肌側目印部と、を有する吸収性物品であって、前記肌側目印部の少なくとも一部及び前記非肌側目印部の少なくとも一部は、前記吸収コアと重なる領域に配置されている。
実施形態に係る吸収性物品の肌面側から見た平面図である。 実施形態に係る吸収性物品の非肌面側から見た平面図である。 図1に示すA−A線の断面図である。 実施形態に係る吸収性物品の装着状態を説明するための図である。 図3に示す断面において、吸収性物品の長手方向の中心の基点に二つ折りした状態の断面図である。
(1)実施形態の概要
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
一態様に係る吸収性物品は、互いに直交する長手方向及び幅方向と、吸収コアと、吸収性物品の肌面側から視認可能な肌側目印部と、前記吸収性物品の非肌面側から視認可能な非肌側目印部と、を有する吸収性物品であって、前記肌側目印部の少なくとも一部及び前記非肌側目印部の少なくとも一部は、前記吸収コアと重なる領域に配置されている。
肌側目印部の少なくとも一部及び非肌側目印部の少なくとも一部は、吸収コアと重なる領域に配置されており、吸収コアを挟んだ反対面側から視認し難くなる。よって、装着補助者は、肌側目印部と非肌側目印部を混同することなく、非肌側目印部による位置合わせをスムーズかつ適切に行うことができる。
好ましい一態様によれば、前記肌側目印部及び前記非肌側目印部の少なくとも一方は、前記吸収コアの外側縁を跨いで配置されている。
吸収コアよりも幅方向の外側の領域は、装着時に視認し易い領域である。装着補助者は、肌側目印部の少なくとも一部及び非肌側目印部の少なくとも一部が吸収コアの外側縁を跨いで配置されているため、装着補助者が肌側目印部及び非肌側目印部をより視認し易くなる。
好ましい一態様によれば、前記肌側目印部及び前記非肌側目印部は、装着操作の順序を示す順序表示部を有する。
本態様によれば、装着補助者は、順序表示部によって装着操作の順序を把握でき、よりスムーズかつ適切に装着操作を行うことができる。
好ましい一態様によれば、前記順序表示部は、前記吸収コアに重なる領域に配置されている。
本態様によれば、順序表示部は、吸収コアを挟んだ反対面側から視認し難くなる。装着補助者は、反対面側の順序表示部を把握し難く、反対面側の順序表示部による位置合わせを行うことなく、適した順序表示部による位置合わせを行い易い。
好ましい一態様によれば、前記肌側目印部の前記順序表示部は、前記非肌側目印部の前記順序表示部よりも先の順序を示す。
本態様によれば、吸収性物品の装着時に、まず肌面側において他の吸収性物品又は着用者に対する位置を合わせることができる。肌面側の位置を先に合わせることにより、肌に当たる肌面側を適切な位置に配置した状態で、非肌面側の位置合わせを行うことができる。
好ましい一態様によれば、前記非肌側目印部は、最後の順序を示す前記順序表示部を有し、前記最後の順序を示す前記順序表示部は、前記吸収コアと重ならない領域に配置されている。
本態様によれば、最後の順序を示す順序表示部は、吸収コアと重ならない領域であり、肌面側からも視認し易い。装着補助者は、肌面側から最後の順序を示す順序表示部を視認することにより、装着操作の最後の工程を把握し、装着操作の全体を把握し易くなる。装着操作の全体を把握することにより、安心して装着操作を行い易くなり、よりスムーズに装着操作を行うことができる。
好ましい一態様によれば、前記吸収性物品の前記長手方向の中心を基点に前記吸収性物品を二つ折りした二つ折り状態において、前記肌側目印部の前記長手方向の中心と前記非肌側目印部の前記長手方向の中心は、前記長手方向においてずれている。
オープンタイプの吸収性物品では、吸収性物品の後端縁側に着用者の背中を載せた状態で着用者の股間部を覆い、次いで吸収性物品の前端縁側によって着用者の腹部を覆うことがある。このとき、二つ折り状態における肌側目印部の長手方向の中心と非肌側目印部の前記長手方向の中心とが一致していないため、肌側目印部と非肌側目印部が長手方向にずれており、混同され難い。よって、肌側目印部及び非肌側目印部を用いてスムーズかつ適切に装着操作を行うことができる。
好ましい一態様によれば、前記肌側目印部及び前記非肌側目印部の少なくとも一方には、着用者の身体に対する位置合わせ用の身体合わせ部が複数設けられており、前記複数の身体合わせ部は、前記長手方向において重なっている。
オープンタイプの吸収性物品を装着する際に、着用者によっては、長手方向に視線を移動させ、吸収性物品の長手方向全体に亘って位置合わせを行うことがある。複数の身体合わせ部が長手方向において重なっており、一の身体合わせ部の長手方向の延長線上に他の身体合わせ部が配置されている。装着補助者が長手方向に視線を移動させた際に、身体合わせ部を認識し易く、よりスムーズかつ適切に装着操作を行うことができる。
好ましい一態様によれば、前記肌側目印部及び前記非肌側目印部の少なくとも一方は、着用者の身体に対する位置合わせ用の身体合わせ部と、他の吸収性物品に対する位置合わせ用の物品合わせ部と、を有し、前記身体合わせ部の前記幅方向の中心と前記物品合わせ部の前記幅方向の中心は、前記幅方向においてずれている。
本態様によれば、物品合わせ部によって他の吸収性物品に対する適切な位置で配置でき、身体合わせ部によって着用者の適切な位置で配置できる。また、身体合わせ部の幅方向の中心と物品合わせ部の幅方向の中心が幅方向においてずれているため、装着補助者が身体合わせ部と物品合わせ部を区別して認識し易い。
好ましい一態様によれば、伸縮性部材を有し、前記肌側目印部及び前記非肌側目印部の少なくとも一方は、前記伸縮性部材と重ならない領域に配置されている。
本態様によれば、肌側目印部及び非肌側目印部は、伸縮性部材と重ならない領域に配置されており、伸縮性部材の収縮によって視認し難くなり難い。よって、装着補助者が目印部を容易に認識でき、スムーズかつ適切に装着操作を行うことができる。
好ましい一態様によれば、前記吸収コアの前記幅方向の中心よりも前記幅方向の外側、かつ前記吸収コアの肌面側に配置されたサイドシートを有し、前記肌側目印部は、前記サイドシートに設けられている。
本態様によれば、サイドシートは、吸収コアの幅方向の中心よりも幅方向の外側に配置されており、吸収性物品の幅方向の中央に身体の幅方向の中心を乗せた状態において、身体によって覆われずに視認可能な位置に配置され易い。よって、装着補助者が目印部を容易に認識でき、スムーズかつ適切に装着操作を行うことができる。
好ましい一態様によれば、前記肌側目印部及び前記非肌側目印部の少なくとも一方は、前記吸収コアの前端縁又は後端縁を跨いで配置されている。
本態様によれば、目印部が設けられた面と反対面側、すなわち、肌側目印部においては非肌面側から視認した際に、吸収コアと重なっていない部分が見え易く、吸収コアと重なっている部分が見え難くなる。この目印部の見え方によって吸収性物品の肌面側と非肌面側を区別し易くなる。
(2)吸収性物品の全体概略構成
以下、図面を参照して、実施形態に係る吸収性物品について説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法等は、以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。
図1は、着用者の肌に面する肌面側から見た吸収性物品の平面図であり、図2は、使用中に着用者の肌とは反対に向けられる肌面側から見た吸収性物品の平面図である。図1及び図2は、吸収性物品10を構成するシートの皺がなくなる状態まで吸収性物品を伸長させた状態の図である。
本実施形態に係る吸収性物品は、例えば介護者のような装着補助者が要介護者のような着用者に装着させるタイプのものであることが好ましい。特に、本実施形態に係る吸収性物品は、大人用の使い捨ておむつであることが好ましい。
吸収性物品10は、着用者の身体前側と身体後側とに延びる長手方向Lと、長手方向Lに直交する幅方向Wと、長手方向L及び幅方向Wに直交する厚み方向Tと、を有する。また、本明細書において、「肌面側」は、使用中に着用者の肌に面する側に相当する。「非肌面側」は、使用中に着用者の肌とは反対に向けられる側に相当する。
吸収性物品10は、前胴回り域S1と、後胴回り域S2と、股下域S3と、を有する。前胴回り域S1は、使用時に着用者の身体前側に面する。後胴回り域S2は、使用時に着用者の身体後側に面する。股下域S3は、前胴回り域S1と後胴回り域S2との間に位置し、使用時に着用者の股下に配置される。股下域S3は、脚回り開口部65が設けられた領域であり、前胴回り域S1と股下域S3との境界は、脚回り開口部65の前端縁によって規定され、後胴回り域S2と股下域S3との境界は、脚回り開口部65の後端縁によって規定されてよい。
吸収性物品10は、少なくとも股下域S3に配置された吸収コア50を有する。吸収コア50は、股下域S3から前胴回り域S1及び後胴回り域S2へ延びていてよい。吸収コア50は、例えば粉砕パルプもしくは高吸収性ポリマー(SAP)、又はこれらの混合物を含む吸収性材料の積層体であってよい。吸収性物品は、吸収コア50と、図示しないコアラップと、を含む吸収体を有してよい。コアラップは、吸収コア50を覆うように配置され、例えば、ティッシュや不織布シートであってよい。吸収体は、吸収コアとコアラップが重なる領域と、コアラップが配置され、吸収コアが配置されていない領域と、を有してよい。このような形態にあっては、コアラップは、吸収コア50よりも広い幅を有し、脚回り伸縮性部材52よりも幅方向の内側に配置されてよい。
吸収性物品10は、吸収コア50の肌面側T1に位置する肌面シート41と、吸収コア50の非肌面側T2に位置する非肌面シート42と、を有してよい。肌面シート41は、トップシート41aと、サイドシート41bと、を有してよい。トップシート41aは、液透過性を有し、吸収コア50の少なくとも幅方向の中心を覆うように配置されてよい。サイドシートは、疎水性を有する不織布からなり、吸収コアの幅方向の中心よりも幅方向の外側において、幅方向Wにおける肌面シートの両側部を覆うように配置されてよい。非肌面シート42は、液不透過性を有し、吸収コア50よりも非肌面側に設けられてよい。非肌面シート42は、液不透過性のバックフィルム42aと、バックフィルム42aの非肌面側に配置されたバック不織布42bと、を有してよい。
吸収性物品10は、防漏ギャザーを構成する防漏伸縮性部材51と、脚回り開口部に配置される脚回り伸縮性部材52と、を有してよい。防漏伸縮性部材51及び脚回り伸縮性部材52は、伸縮性部材を構成する。防漏伸縮性部材51は、サイドシート41bの内側縁に配置されており、サイドシート41bの内側縁を着用者側に起立させる。脚回り伸縮性部材52は、脚回り開口部65に沿って配置されており、脚回り開口部65を着用者の脚回りにフィットさせる。
吸収性物品10は、後胴回り域S2の幅方向Wの両外側部に設けられたファスニングテープ94を有してよい。ファスニングテープ94は、前胴回り域S1に係合する係合部96を有してよい。
吸収性物品10は、着用者の適切な位置で吸収性物品を装着するための目印部20を有する。目印部20は、吸収性物品10の肌面側T1から視認可能な肌側目印部21と、吸収性物品10の非肌面側T2から視認可能な非肌側目印部25と、を有する。本実施の形態における視認可能な目印部とは、目視にて認識な目印部である。具体的には、例えば、*a*b*表色系において、目印部に隣接する周囲に対する色差ΔEが8以上の目印部は、視認可能な目印部である。
肌面側T1に位置する肌側目印部21と、非肌面側T2に位置する非肌側目印部25と、の両方によって、装着補助者に対して適切なタイミングでの操作を促すことができる。例えば、吸収性物品の肌面側T1又は非肌面側T2の一方のみに目印部が設けられた構成にあっては、目印部が設けられていない面を視認する装着補助者に対して、操作を促すことができない。また、装着補助者は、操作を確認するために、繰り返し吸収性物品をめくって目印部を確認する必要がある。しかし、肌側目印部21と非肌側目印部25との両方を設けることにより、操作性を向上させることができる。
目印部20は、吸収性物品の印刷に適用可能な油性のインクを用い、通常用いられる染料や顔料等有機溶剤や油系の溶剤等、界面活性剤等が含有されたものを用いることができる。印刷方法としては、各種公知の印刷方法を特に制限無く用いることができる。また、目印部は、着色されたホットメルト型接着剤であってもよい。肌側目印部21は、サイドシート41bの非肌面側に設けられていてよい。疎水性を有するサイドシートの非肌面側に肌側目印部21を配置することにより、肌側目印部21を構成するインク等が反対面側に透過し難く、肌側目印部21が肌に付着することを防止できるとともに、肌側目印部21のデザインの劣化などを防いでデザインを維持し易い。肌側目印部21が、トップシート41aに配置されず、サイドシート41bに配置されている構成によれば、肌側目印部21が液透過性に影響する物質で構成される場合においても、トップシート41aの液透過性を確保し易い。また、テープタイプのおむつ等サイドシートを有しない吸収性物品にあっては、肌側目印部21は、トップシート41aの非肌対向面側において吸収コア50よりも幅方向の外側に配置されてよく、より好適には、脚回り伸縮性部材52近傍に配置されることが好ましい。吸収コア50よりも幅方向の外側の領域、特に脚回り伸縮性部材52近傍の領域は、排泄物が排泄されるポイントから離れており、デザインの視認性を確保し易い。加えて、吸収パッドを重ねて使用する場合において、吸収コア50よりも幅方向の外側の領域は、吸収パッドによって覆われ難い。よって、肌側目印部21の視認性を確保し易い。
非肌側目印部25は、バックフィルム42aの非肌面側もしくはバック不織布42bの非肌面側に設けられていてよい。より好適には、非肌側目印部25は、バックフィルム42aの非肌面側T2に設けられてよい。特に白色のバックフィルム42aは、不織布と比較して目印部を透過し難く、肌面側から見た見え方と非肌面側から見た見え方をより異ならせることができる。加えて、目印部を構成するインク等は、バックシートを構成する不織布の表面上に配置され、当該不織布を透過しにくい。よって、目印部が設けられた面の反対面側にインク等が透過せず、肌に目印部が付着することを抑制できる。
肌側目印部21は、吸収性物品10の肌面側T1から視認可能に構成されていればよく、肌面シート41に設けられていてもよいし、肌面シート41を介して視認できるように吸収コア50に設けられていてもよい。また、非肌側目印部25は、吸収性物品10の非肌面側T2から視認可能に構成されていればよく、非肌面シート42に設けられていてもよいし、非肌面シート42を介して視認できるように吸収コア50に設けられていてもよい。
肌側目印部21及び非肌側目印部25は、平面視にて間隔を空けて複数設けられていてもよいし、少なくとも一部が重なるように複数設けられていてもよいし、それぞれ1個ずつ設けられていてもよい。目印部20は、視認性を確保する観点から1mm以上20cm未満であってよく、より好適には、1cm以上10cm未満であってよい。交換などの装着時に装着補助者の目と吸収性物品の目印部との距離は、一般的に30cm程度離れる。目印部20の寸法が1cm未満であると、装着補助者によっては目印部を見難く、絵柄と勘違いし、円滑な操作を促せないおそれがある。また、目印部の寸法が10cm以上であると、左右一対で設けた際に、排泄物が排泄されるポイントに目印部が重なり、視認性を確保できなかったり、吸収性能を確保できなかったりするおそれがある。なお、目印部の寸法は、第1肌側目印部211、第2肌側目印部212、第3肌側目印部213、第1非肌側目印部251、及び第2非肌側目印部252のそれぞれの伸長状態における寸法である。例えば、第1肌側目印部211の寸法は、後述する順序表示部、位置表示部、及び文字表示部を含む全体の寸法である。
肌側目印部21は、第1肌側目印部211と、第2肌側目印部212と、第3肌側目印部213と、を有してよい。第1肌側目印部211、第2肌側目印部212、及び第3肌側目印部213のそれぞれは、吸収性物品の幅方向の中心を軸として対称に一対で配置されてよい。非肌側目印部25は、第1非肌側目印部251と、第2非肌側目印部252と、第3非肌側目印部253と、を有してよい。第1非肌側目印部251及び第2非肌側目印部252のそれぞれは、吸収性物品の幅方向の中心を軸として対称に一対で配置されてよい。第3非肌側目印部253は、吸収性物品の幅方向Wの中心を跨いで配置されてよい。なお、目印部は、吸収性物品の幅方向の中心に対する一方側のみに配置されてもよい。目印部は、吸収性物品の幅方向の中心に対する一方側のみの目印部によって、吸収性物品の幅方向の中心に対する他方側を視認することなく操作できるように構成されていることが好ましい。具体的には、吸収性物品の幅方向の中心に対する一方側に、肌面側における全ての操作を促すための肌側目印部(第1肌側目印部211、第2肌側目印部212、及び第3肌側目印部213)を設けてよい。このような構成によれば、装着補助者が装着者の身体の一方の側面のみを視認して操作を行うことができ、装着者の両側面を視認して操作を行う構成と比較して、操作性を向上できる。
肌側目印部21の少なくとも一部及び非肌側目印部25の少なくとも一部は、平面視にて吸収コア50と重なる領域に配置されている。肌側目印部21の一部とは、第1肌側目印部211から第3肌側目印部213のうちいずれかの肌側目印部における一部分であり、非肌側目印部25の一部とは、第1非肌側目印部251から第3非肌側目印部253のうちいずれかの非肌側目印部における一部分である。具体的には、肌側目印部において、第1肌側目印部の一部が厚み方向Tにおいて吸収コア50に重なっていればよい。なお、第1肌側目印部211から第3肌側目印部213の全ての全体又は一部が吸収コア50に重なっていてもよい。
吸収コア50と重なる目印部20は、吸収コア50を挟んだ反対面側から視認し難くなる。例えば、装着補助者が吸収性物品の肌面側から視認した際に、肌側目印部21が目立ち、非肌側目印部25が目立たない。同様に、装着補助者が吸収性物品10の非肌面側T2から視認した際に、非肌側目印部25が目立ち、肌側目印部21が目立たない。装着補助者は、肌側目印部21と非肌側目印部25を混同することなく、肌側目印部21又は非肌側目印部25による位置合わせをスムーズかつ適切に行うことができる。よって、装着補助者は、肌側目印部21及び非肌側目印部25を用いて適切かつスムーズに装着操作を行うことができる。なお、本実施の形態における視認し難い目印部は、目視にて認識不可能又は認識し難い目印部である。具体的には、例えば、*a*b*表色系において、目印部に隣接する周囲に対する色差ΔEが4未満の目印部は、視認不可能又は視認し難い目印部である。より好適には、周囲に対する色差ΔEが3.2未満の目印部は、目視にて認識できないものである。
平面視にて吸収コア50と重ならない目印部は、吸収コア50が配置されずにコアラップが配置された領域と重なるように構成されてよい。コアラップと重なる目印部は、コアラップを挟んだ反対側から視認し難くなる。例えば、目印部の一部は、吸収コアと重なり、吸収コアと重ならない部分の目印部は、コアラップと重なるように構成されてよい。吸収コアが配置されず、コアラップが配置された領域は、吸収コアの幅方向の外側に配置されてよい。吸収コアの幅方向の外側の領域は、装着時に身体によって覆われ難く、当該領域に配置された目印部は、視認性を確保し易い。
肌側目印部21及び非肌側目印部25の少なくとも一方は、吸収コア50の外側縁を跨いで配置されてよい。目印部が吸収コア50の外側縁を跨いでいるため、目印部は、吸収コアと重なる部分と重ならない部分を有する。吸収コア50は、装着時に身体によって覆われたり、身体に対して密着するように配置されたりする。吸収コア50よりも幅方向の外側の領域は、装着時において視認し易い領域である。装着補助者は、肌側目印部21の少なくとも一部及び非肌側目印部25の少なくとも一部が吸収コア50の外側縁を跨いで配置されているため、装着補助者が肌側目印部21及び非肌側目印部25を視認しやすく、肌側目印部21及び非肌側目印部25を用いてよりスムーズかつ適切に装着操作を行うことができる。
肌側目印部21及び非肌側目印部25の少なくとも一方は、吸収コア50の前端縁又は後端縁を跨いで配置されてよい。吸収コア50の前端縁又は後端縁を跨いだ部分の目印部20は、目印部20が設けられた面の反対面側、すなわち、肌側目印部21においては非肌面側T2から視認した際に、吸収コア50と重なっていない部分が見え易く、吸収コア50と重なっている部分が見え難くなる。よって、装着補助者は、目印部の見え方によって吸収性物品の肌面側T1と非肌面側T2を区別し易くなり、装着操作をよりスムーズに行うことができる。
目印部20は、バックフィルム42aと重なっていてよい。目印部20がバックフィルム42aと重なるため、バックフィルム42aを挟んだ反対面側から視認し難くなる。本実施の形態では、吸収コアと重ならない領域に配置された目印部20がバックフィルム42aに重なって配置されている。目印部20は、吸収コア50又はバックフィルム42aによって反対面側から視認し難くなる。よって、肌側目印部21と非肌側目印部25の混同を防ぐことができる。
図3に示すように、肌側目印部21と非肌側目印部25は、厚み方向Tにおいて部分的に重なっていてもよい。この場合、肌側目印部21と非肌側目印部25は、長手方向L又は幅方向Wにずれていてよい。肌側目印部21と非肌側目印部25が長手方向L又は幅方向Wにずれていることにより、肌側目印部21と非肌側目印部25が混同され難くなる。よって、適した目印部20に基づいて位置合わせを行い易く、身体に対して適切な位置に配置し易くなる。
肌側目印部21及び非肌側目印部25の少なくとも一方は、伸縮性部材と重ならない領域に配置されてよい。吸収性物品10に外力をかけていない(吸収性物品を伸ばしていない)自然状態では、伸縮性部材が収縮し、伸長状態と比較して吸収性物品の平面全体を視認し難いことがある。しかし、伸縮性部材と重ならない領域に配置された目印部20は、伸縮性部材が収縮した際にも視認性を確保しやすい。装着補助者が当該目印部を容易に認識でき、スムーズかつ適切に装着操作を行うことができる。
肌側目印部21及び非肌側目印部25は、装着操作の順序を指標する順序表示部20Nと、装着位置を指標する位置表示部と、装着操作を説明するための文字表示部20Cと、の少なくともいずれかを有してよい。順序表示部20Nは、装着の順序を指標する表示であり、例えば、数字によって順序を示してよい。位置表示部は、身体に対して位置を合わせるための身体合わせ部20Pと、他の吸収性物品に対して位置を合わせるための物品合わせ部20Qと、の少なくともいずれかを有してよい。位置表示部は、位置を視認できるものでよく、その形状は、棒線・楕円・点線・矢印・身体の形状を示すデザイン(臀部のデザイン)を例示できる。文字表示部20Cは、装着操作を説明する表示であり、文字を含んでよい。文字表示部20Cに含まれる文字数は、人間が瞬間的に認識できる13文字以下が好ましい。
第1肌側目印部211は、股下域S3に配置され、吸収性物品の長手方向Lの中心を跨いで配置されてよい。第1肌側目印部211は、装着操作の順序が1番目であることを示す順序表示部20Nと、パッドの位置を示す物品合わせ部20Qと、パッドの位置を示すことを説明するための文字表示部20Cと、を有してよい。第2肌側目印部212は、後胴回り域S2に配置されてよい。第2肌側目印部212は、装着操作の順序が2番目であることを示す順序表示部20Nと、背部に対する位置を示す身体合わせ部20Pと、を有してよい。第3肌側目印部213は、前胴回り域S1に配置されてよい。第3肌側目印部213は、装着操作の順序が3番目であることを示す順序表示部20Nと、腹部にする位置を示す身体合わせ部20Pと、を有してよい。
肌側目印部21及び非肌側目印部25が、装着操作の順序を示す順序表示部20Nを有することにより、装着補助者は、順序表示部20Nによって装着操作の順序を把握できる。順序表示部20Nは、吸収コア50に重なる領域に配置されてよい。順序表示部20Nは、吸収コア50を挟んだ反対面側から視認し難くなる。装着補助者は、反対面側の順序表示部20Nを把握し難く、反対面側の順序表示部を含む目印部20による位置合わせを行うことなく、適した順序表示部20Nを含む目印部20による位置合わせを行い易い。
肌側目印部21の順序表示部20Nは、非肌側目印部25の順序表示部20Nよりも先の順序を示してよい。吸収性物品の装着時に、まず肌面側において他の吸収性物品又は着用者に対する位置を合わせることができる。肌面側の位置を先に合わせることにより、肌に当たる肌面側を適切な位置に配置した状態で、非肌面側の位置合わせを行うことができる。身体に対して適切な位置に配置し易くなる。
第2非肌側目印部252は、最後の順序を示す順序表示部20Nを有し、最後の順序を示す順序表示部は、吸収コア50と重ならない領域に配置されてよい。最後の順序を示す順序表示部20Nは、吸収コア50と重ならないため、肌面側T1からも視認し易い。装着補助者は、肌面側から最後の順序を示す順序表示部20Nを視認することにより、装着操作の最後の工程を把握し、装着操作の全体を把握し易くなる。装着操作の全体を把握することにより、安心して装着操作を行い易くなり、よりスムーズに装着操作を行うことができる。
肌側目印部21及び非肌側目印部25の少なくとも一方には、着用者の身体に対する位置合わせ用の身体合わせ部20Pが複数設けられてよい。具体的には、肌側目印部21には、第2肌側目印部212に含まれる身体合わせ部20Pと、第3肌側目印部213に含まれる身体合わせ部20Pと、が設けられている。複数の身体合わせ部20Pは、同一面上において長手方向Lにおいて重なっていてよい。長手方向に重なっている状態とは、一方の身体合わせ部の少なくとも一部と、他方の身体合わせ部の少なくとも一部と、が長手方向に沿う同一仮想線上に配置されている状態である。
肌側目印部21及び非肌側目印部25の少なくとも一方は、身体合わせ部20Pと物品合わせ部20Qとを有してよい。物品合わせ部20Qによって他の吸収性物品に対する適切な位置で配置でき、身体合わせ部20Pによって着用者の適切な位置で配置できる。この場合において、身体合わせ部20Pの幅方向Wの中心と物品合わせ部20Qの幅方向Wの中心は、幅方向Wにおいてずれていてよい。具体的には、第1肌側目印部211の物品合わせ部20Qは、第2肌側目印部212の身体合わせ部20Pよりも幅方向Wの内側に配置されており、第1肌側目印部211の物品合わせ部20Qの幅方向Wの中心と、第2肌側目印部212の身体合わせ部20Pの幅方向Wの中心と、は、幅方向Wにおいてずれている。身体合わせ部20Pの幅方向Wの中心と物品合わせ部20Qの幅方向Wの中心が幅方向においてずれているため、装着補助者が身体合わせ部20Pと物品合わせ部20Qを区別して認識し易く、よりスムーズかつ適切に装着操作を行うことができる。
次いで、このように構成された吸収性物品の装着態様の一例について、図4に基づいて説明する。装着補助者は、吸収性物品10を展開し、目印部20を確認する。装着補助者は、最初の順序1を示す順序表示部20Nを含む第1肌側目印部211を確認し、第1肌側目印部211に基づく操作、すなわち、パッドを吸収性物品に取り付ける操作を行う(図4(a)参照)。このとき、第1肌側目印部211が物品合わせ部20Qを有するため、吸収性物品とパッドの位置合わせを容易かつ適切に行い易い。次いで、装着補助者は、次の順序2を示す順序表示部20Nを含む第2肌側目印部212を確認し、第2肌側目印部212に基づく操作、すなわち、吸収性物品の後胴回り域S2を着用者の背中に当てる操作を行う。このとき、第2肌側目印部212が身体合わせ部20Pを有するため、吸収性物品と身体の位置合わせを容易かつ適切に行い易い。
図4(b)に示すように、吸収性物品の後胴回り域に着用者の背中を載せた状態では、吸収コアの幅方向の中心よりも幅方向の外側に配置されたサイドシート41bは、身体によって覆われずに視認可能となり易い。よって、装着補助者は、サイドシートに配置された肌側目印部を容易に認識し、スムーズかつ適切に装着操作を行うことができる。
次いで、装着補助者は、次の順序3を示す順序表示部を含む第3肌側目印部213を確認し、第3肌側目印部213に基づく操作、すなわち、吸収性物品の前胴回り域S1を着用者の腹部に当てる操作を行う。図4(c)は、吸収性物品の後胴回り域を着用者の背中に当て、股下域S3を着用者の股間部に当て、かつ前胴回り域S1によって着用者の腹部を覆った状態である。
装着補助者は、吸収性物品を展開した状態で装着操作を行う際に、長手方向Lに視線を移動させ、吸収性物品の長手方向全体に亘って位置合わせを行うことがある。このとき、第2肌側目印部212の身体合わせ部20Pと第3肌側目印部213の身体合わせ部20Pが長手方向において重なっているため、装着補助者が肌面側において長手方向に視線を移動させた際に、複数の身体合わせ部20Pを認識し易く、吸収性物品の長手方向全体に亘って位置合わせを行い易い。
図4(c)に示すように、吸収性物品の前胴回り域S1によって着用者の腹部を覆った状態では、吸収性物品は、概ね吸収性物品の長手方向の中心を基点に二つに折られた状態で、身体を挟んで前胴回り域S1と後胴回り域S2が重なっている。図5は、図3に示す断面において、吸収性物品10の長手方向の中心を基点に吸収性物品を二つに折った状態を示している。二つ折り状態において、肌側目印部21の長手方向Lの中心21Cと非肌側目印部25の長手方向Lの中心25Cは、長手方向Lにおいてずれていてよい。二つ折り状態における肌側目印部21の長手方向Lの中心21Cと非肌側目印部25の長手方向Lの中心25Cとが一致していないため、肌側目印部21と非肌側目印部25が長手方向Lにずれており、混同され難い。よって適した位置合わせを行い易く、身体に対して適切な位置に配置し易くなる。
次いで、装着補助者は、第3非肌側目印部253を確認し、吸収性物品の長手方向の向きを確認する。第3非肌側目印部253は、吸収性物品の長手方向全域に亘って長手方向に延びている。装着補助者は、第3非肌側目印部253によって前胴回り域の向きを確認できる。次いで、装着補助者は、次の順序4を示す順序表示部20Nを含む第1非肌側目印部251を確認し、第1非肌側目印部251に基づく操作、すなわち、ファスニングテープ94を前胴回り域S1に止着する操作を行う。同様に、装着補助者は、次の順序5を示す順序表示部20Nを含む第2非肌側目印部252を確認し、第2非肌側目印部252に基づく操作、すなわち、ファスニングテープ94を前胴回り域S1に止着する操作を行う。図4(d)は、ファスニングテープ94を前胴回り域S1に止着した状態を示している。このように、本実施の形態に係る吸収性物品によれば、装着補助者に対して装着動作を促すことができ、装着補助者はスムーズかつ着用者の適切な位置で操作を適切に行うことができる。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
例えば、上記実施形態では、吸収性物品は、大人用の使い捨ておむつである。これに代えて、吸収性物品は、使い捨ておむつに装着する吸収パッドであってもよい。この場合、物品合わせ部は、使い捨ておむつに対する位置合わせのために構成されていてよい。また、吸収性物品は、テープ型の吸収性物品であってもよいし、パンツ型の吸収性物品であってもよい。
装着操作を適切に行うことができる吸収性物品を提供できる。
10 :吸収性物品
20 :目印部
20C :文字表示部
20N :順序表示部
20P :身体合わせ部
20Q :物品合わせ部
21 :肌側目印部
211 :第1肌側目印部
212 :第2肌側目印部
213 :第3肌側目印部
25 :非肌側目印部
251 :第1非肌側目印部
252 :第2非肌側目印部
253 :第3非肌側目印部
41b :サイドシート
50 :吸収コア
51 :防漏伸縮性部材(伸縮性部材)
52 :脚回り伸縮性部材(伸縮性部材)
L :長手方向
T :厚み方向
T1 :肌面側
T2 :非肌面側
W :幅方向

Claims (6)

  1. 互いに直交する長手方向及び幅方向と、
    吸収コアと、
    着用者の適切な位置で吸収性物品を装着するための目印部を有し、
    前記目印部は、吸収性物品の肌面側から視認可能な肌側目印部を有し、
    前記肌側目印部は、着用者の身体に対する位置合わせ用の身体合わせ部と、他の吸収性物品に対する位置合わせ用の物品合わせ部と、を有し、
    前記身体合わせ部の前記幅方向の中心と前記物品合わせ部の前記幅方向の中心は、前記幅方向においてずれている、吸収性物品。
  2. 前記物品合わせ部は、パッドの位置を示す、請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記肌側目印部は、吸収コアと重なる領域と、吸収コアと重ならない領域と、にそれぞれ設けられている、請求項1又は請求項2に記載の吸収性物品。
  4. 前記吸収性物品は、前記吸収性物品の非肌面側から視認可能な非肌側目印部を有し、
    前記肌側目印部及び前記非肌側目印部は、装着操作の順序を示す順序表示部を有し、
    前記順序表示部は、前記吸収コアに重なる領域に配置されている、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  5. 前記吸収性物品は、前記吸収性物品の非肌面側から視認可能な非肌側目印部を有し、
    前記肌側目印部及び前記非肌側目印部は、装着操作の順序を示す順序表示部を有し、
    前記非肌側目印部は、最後の順序を示す前記順序表示部を有し、
    前記最後の順序を示す前記順序表示部は、前記吸収コアと重ならない領域に配置されている、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  6. 前記吸収性物品は、前記吸収性物品の非肌面側から視認可能な非肌側目印部を有し、
    前記吸収性物品の前記長手方向の中心を基点に前記吸収性物品を二つ折りした二つ折り状態において、前記肌側目印部の前記長手方向の中心と前記非肌側目印部の前記長手方向の中心は、前記長手方向においてずれている、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の吸収性物品。
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