JP2017045622A - 蓄電素子及び蓄電素子の製造方法 - Google Patents

蓄電素子及び蓄電素子の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】バスバーを介した振動や衝撃に起因する締結力の低下を抑制した蓄電素子及びその製造方法を提供する。【解決手段】蓄電素子10は、容器100と、容器100の外方に配置された外部端子(正極端子200)と、容器100を貫通し、外部端子の一部と接続された固定部材300を備える。外部端子の一部とバスバー700とが接合されている。固定部材300の一部に形成された雄ネジ(ネジ体311)および雄ネジに係合する第一ナット600によって、固定部材300と外部端子とが接合されている。【選択図】図5

Description

本発明は、蓄電素子及び蓄電素子の製造方法に関する。
バスバーが接続される金属端子が、電池ケースに対してリベットによりかしめられて固定された蓄電素子が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2009−301874号公報
通常、複数の電池を使用する形態では、バスバーを介して蓄電素子の端子同士が接続されている。ある電池が振動や衝撃を受けた場合、バスバーを介してその振動や衝撃が他の電池に伝わる。上記のように金属端子がリベットによりかしめられて固定された蓄電素子においては、その振動や衝撃がリベットに伝わり、リベットの締結力の低下が想定される。その締結力の低下は抵抗の増加等の蓄電素子の性能低下を導く。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、バスバーを介した振動や衝撃に起因する締結力の低下を抑制した蓄電素子を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る蓄電素子は、容器と、容器の外方に配置された外部端子と、容器を貫通し、外部端子の一部と接続された固定部材とを備え、外部端子の一部とバスバーとが接合されており、固定部材の一部に形成された雄ネジおよび雄ネジと係合する第一ナットによって、固定部材と外部端子とが接合されている。
また、本発明の一態様に係る蓄電素子の製造方法は、容器と、容器の外方に配置された外部端子と、容器を貫通し、一部に雄ネジが形成された固定部材と、を備える蓄電素子の製造方法であって、固定部材の雄ネジおよび当該雄ネジに係合する第一ナットにより外部端子を固定した後に、固定部材における容器の内方の端部をかしめる。
本発明によれば、バスバーを介した振動や衝撃に起因した締結力の低下を抑制することができる。
本発明の実施の形態に係る蓄電素子の外観を模式的に示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る蓄電素子の容器の容器本体を分離して蓄電素子が備える各構成要素を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る正極端子及び負極端子が正極集電体及び負極集電体とともに蓋体に固定される構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る蓄電素子の正極端子周りの構成を分解した場合の各構成要素を示す分解図である。 本発明の実施の形態に係る正極端子が正極集電体とともに蓋体に固定された構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る固定部材、ナット、座金及び正極端子の概略構成を示す上面視図である。 本実施の形態に係る蓄電素子の製造方法の一工程を示す断面図である。 本実施の形態に係る蓄電素子の製造方法の一工程を示す断面図である。 本実施の形態に係る蓄電素子の製造方法の一工程を示す断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態に係る蓄電素子について説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、製造工程、製造工程の順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
(実施の形態)
まず、蓄電素子10の構成について、説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る蓄電素子10の外観を模式的に示す斜視図である。図2は、本発明の実施の形態に係る蓄電素子10の容器100の容器本体111を分離して蓄電素子10が備える各構成要素を示す斜視図である。なお、これらの図では、Z軸方向を上下方向として示しており、以下ではZ軸方向を上下方向として説明する場合があるが、使用態様によってはZ軸方向が上下方向にならない場合も考えられるため、Z軸方向は上下方向となることには限定されない。以降の図においても、同様である。
蓄電素子10は、電気を充電し、また、電気を放電することのできる二次電池であり、より具体的には、リチウムイオン二次電池などの非水電解質二次電池である。なお、蓄電素子10は、非水電解質二次電池には限定されず、非水電解質二次電池以外の二次電池であってもよいし、キャパシタであってもよい。
図1及び図2に示すように、蓄電素子10は、容器100と、正極端子200及び負極端子201と、正極集電体120及び負極集電体130と、固定部材300及び301と、第一ナット600及び601と、座金800及び801と、電極体140とを備えている。
また、蓄電素子10の容器100の内部には電解液(非水電解質)などの液体が封入されているが、当該液体の図示は省略する。なお、容器100に封入される電解液としては、蓄電素子10の性能を損なうものでなければその種類に特に制限はなく様々なものを選択することができる。
容器100は、矩形筒状で底を備える容器本体111と、容器本体111の開口を閉塞する板状部材である蓋体110とで構成されている。また、容器100は、正極集電体120、負極集電体130及び電極体140等を内部に収容後、蓋体110と容器本体111とが溶接等されることにより、内部を密封することができるものとなっている。なお、蓋体110及び容器本体111の材質は、特に限定されないが、例えばステンレス鋼、アルミニウム、アルミニウム合金、鉄、メッキ鋼板など溶接可能な金属であるのが好ましい。
電極体140は、正極と負極とセパレータとを備え、電気を蓄えることができる部材である。正極は、アルミニウムやアルミニウム合金などからなる長尺帯状の金属箔である正極基材箔上に正極活物質層が形成されたものである。また、負極は、銅や銅合金などからなる長尺帯状の金属箔である負極基材箔上に負極活物質層が形成されたものである。また、セパレータは、樹脂からなる微多孔性のシートである。ここで、正極活物質層に用いられる正極活物質、または負極活物質層に用いられる負極活物質としては、リチウムイオンを吸蔵放出可能な正極活物質または負極活物質であれば、適宜公知の材料を使用できる。
そして、電極体140は、負極と正極との間にセパレータが挟み込まれるように層状に配置されたものが巻き回されて形成され、正極集電体120及び負極集電体130と電気的に接続されている。なお、図2では、電極体140として断面が長円形状のものを示したが、円形状または楕円形状でもよい。また、電極体140の形状は巻回型に限らず、平板状極板を積層した積層型であってもよい。
正極端子200は、容器100の外方に配置され、電極体140の正極に電気的に接続された外部端子である。また、負極端子201は、容器100の外方に配置され、電極体140の負極に電気的に接続された外部端子である。つまり、正極端子200及び負極端子201は、電極体140に蓄えられている電気を蓄電素子10の外部空間に導出し、また、電極体140に電気を蓄えるために蓄電素子10の内部空間に電気を導入するための導電性の電極端子である。
また、正極端子200及び負極端子201は、電極体140の上方に配置された蓋体110に取り付けられている。具体的には、正極端子200は、固定部材300及び第一ナット600によって、正極集電体120とともに蓋体110に固定される。また同様に、負極端子201は、固定部材301及びナット601によって、負極集電体130とともに蓋体110に固定される。なお、正極端子200及び負極端子201が正極集電体120及び負極集電体130とともに蓋体110に固定される詳細な構成については、後述する。
正極集電体120及び負極集電体130は、容器100の内方、つまり、蓋体110の内表面(Z軸方向マイナス側の面)に配置される。具体的には、正極集電体120は、電極体140の正極と容器本体111の側壁との間に配置され、正極端子200と電極体140の正極とに電気的に接続される導電性と剛性とを備えた部材である。負極集電体130は、電極体140の負極と容器本体111の側壁との間に配置され、負極端子201と電極体140の負極とに電気的に接続される導電性と剛性とを備えた部材である。なお、正極集電体120は、電極体140の正極基材箔と同様、アルミニウムまたはアルミニウム合金などで形成されている。また、負極集電体130は、電極体140の負極基材箔と同様、銅または銅合金などで形成されている。
固定部材300は、正極端子200と正極集電体120とを接続して固定する部材である。また、固定部材301は、負極端子201と負極集電体130とを接続して固定する部材である。具体的には、固定部材300は、正極端子200と正極集電体120とを蓋体110に固定し、固定部材301は、負極端子201と負極集電体130とを蓋体110に固定する。また、固定部材300及び301は、金属などの導電性の部材で形成されている。なお、固定部材300は、正極集電体120及び電極体140の正極基材箔と同様、アルミニウムまたはアルミニウム合金などで形成されているのがよい。また、固定部材301は、負極集電体130及び電極体140の負極基材箔と同様、銅または銅合金などで形成されているのがよい。また、固定部材300及び301における容器100の外方の一部には、第一ナット600及び601が係合する。
第一ナット600及び601は、金属などの導電性の部材で形成されている。なお、第一ナット600は、正極集電体120及び電極体140の正極基材箔と同様、アルミニウムまたはアルミニウム合金などで形成されているのがよい。また、ナット601は、負極集電体130及び電極体140の負極基材箔と同様、銅または銅合金や、アルミニウムなどで形成されているのがよい。
座金800及び801は、金属などの導電性の部材で形成された座金である。なお、座金800は、正極集電体120及び電極体140の正極基材箔と同様、アルミニウムまたはアルミニウム合金などで形成されているのがよい。また、座金801は、負極集電体130及び電極体140の負極基材箔と同様、銅または銅合金や、アルミニウムなどで形成されているのがよい。なお、緩み防止機能を高めるのであれば、例えばスプリングワッシャなどの弾性リングを座金800及び801として適用してもよい。
次に、正極端子200及び負極端子201が、固定部材300及び301と、第一ナット600及び601によって、正極集電体120及び負極集電体130とともに蓋体110に固定される構成について、説明する。まず、当該構成の概要について説明する。なお、正極端子200側の構成と負極端子201側の構成とは、同様の構成を有するため、以下では正極端子200側の構成についての説明を中心に行い、負極端子201側の構成についての説明は、省略または簡略化する。
図3は、本発明の実施の形態に係る正極端子200及び負極端子201が正極集電体120及び負極集電体130とともに蓋体110に固定される構成を示す断面図である。具体的には、図3は、図2に示された蓄電素子10を、III−III線を含むXZ平面に平行な面で切断した場合の正極端子200及び負極端子201周りの構成を示す断面図である。
図3に示すように、蓄電素子10は、正極端子200及び正極集電体120側において、さらに、第一封止部材400と第二封止部材500とを備えている。また、正極端子200は、連結部210と端子本体部220とを有している。
正極集電体120は、正極端子200と固定部材300を介して接続される平板状の端子側配置部121と、電極体140の一端と接合される長尺状の2本の脚である電極体接続部122とを有している。
連結部210は、容器100の外方に配置されて、端子本体部220と固定部材300とを連結する部材である。つまり、連結部210は、蓋体110の上方(Z軸方向プラス側)に配置されて、正極端子200側の端子本体部220と固定部材300とを連結する。連結部210は、金属(例えば、アルミニウム)などの導電性の部材で板状に形成されている。また、連結部210は、固定部材300及び第一ナット600によって、正極集電体120の端子側配置部121とともに、蓋体110に固定される。端子本体部220は、蓄電素子10の電極端子間を繋ぐバスバー700が取付可能となっており、ボルト部240と、第二ナット250とを備えている。
ボルト部240は、容器100の外方に突出したボルト形状の部材であり、バスバー700が取付可能となっている。具体的に正極端子200側では、バスバー700に設けられた上面視円形状の貫通孔710にボルト部240が挿通されることで、バスバー700がボルト部240に取り付けられる。ボルト部240は、金属(例えば、アルミニウムやステンレス)などの導電性の部材で形成されている。
第二ナット250は、ボルト部240に係合するナット形状の部材である。具体的に正極端子200側では、バスバー700が取り付けられたボルト部240に対して第二ナット250が螺合し、締結することによって、バスバー700を固定する。このように、ボルト部240と第二ナット250によって、バスバー700が固定可能となっている。第二ナット250は、金属(例えば、アルミニウムやステンレス)などの導電性の部材で形成されている。なお、第二ナット250と、バスバー700との間に配置されるように座金をボルト部240に取り付けてもよい。
第一封止部材400は、正極端子200と蓋体110との間に少なくともその一部が配置されるパッキンである。第一封止部材400は、蓋体110よりも剛性が低く、かつ、絶縁性の部材で形成されているのがよい。例えば、第一封止部材400は、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリプロピレン(PP)などの樹脂で形成されている。
第二封止部材500は、正極集電体120の端子側配置部121と蓋体110との間に少なくともその一部が配置されるパッキンである。第二封止部材500は、蓋体110よりも剛性が低く、かつ、絶縁性の部材で形成されているのがよい。第二封止部材500は、例えば、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリプロピレン(PP)などの樹脂で形成されている。
次に、正極端子200及び負極端子201が、固定部材300及び301と第一ナット600及び601とによって、正極集電体120及び負極集電体130とともに蓋体110に固定される構成の詳細について、説明する。なお、正極端子200側の構成と負極端子201側の構成とは、同様の構成を有するため、以下では正極端子200側の構成についての説明を中心に行い、負極端子201側の構成についての説明は、省略または簡略化する。
まず、正極端子200と正極集電体120とを蓋体110に固定する前の各構成要素の詳細について、説明する。図4は、本発明の実施の形態に係る蓄電素子10の正極端子200周りの構成を分解した場合の各構成要素を示す分解図である。具体的には、図4は、図3に示された正極端子200周りの各構成要素を分離させた場合の断面図(組立前の各構成要素の図)である。
図4に示すように、正極端子200の連結部210は、矩形状かつ平板状の部材であり、第一開口部211及び第二開口部212が形成されている。第一開口部211は、後述の固定部材300のネジ体311が挿入される上面視円形状の貫通孔であり、第二開口部212は、端子本体部220のボルト部240が挿入される上面視円形状の貫通孔である。なお、第一開口部211及び第二開口部212の形状は、ネジ体311及びボルト部240の外形状に対応した形状であればよく、例えば上面から見て楕円形状や矩形状の貫通孔、または、半円形状や矩形状に切り欠いた切り欠きなどであってもかまわない。
端子本体部220のボルト部240は、雄ネジ221と頭部222とを有している。雄ネジ221は、頭部222から上方(Z軸方向プラス側)に突出した円柱形状の部位であり、外周にねじ山が形成されている。頭部222は、扁平の例えば八角柱形状に形成されている。なお、連結部210と端子本体部220とは、一体に形成されていてもよい。また、正極端子200は、端子本体部220を有することなく、連結部210のみを有している構成でもかまわない。この場合、連結部210には、第二開口部212は形成されておらず、正極端子200は、蓄電素子10の電極端子間を繋ぐバスバー700と、溶接によって接合される。
固定部材300は、上部(Z軸方向プラス側)がネジ体であり、下部(Z軸方向マイナス側)が中空のリベットとなっている。具体的には、固定部材300は、Z軸方向中央部分に外方に張り出した例えば八角柱形状のフランジ部320を有している。固定部材300におけるフランジ部320よりも上方の部分が、雄ネジからなるネジ体311である。具体的にはネジ体311は、円柱形状の部位であり、外周にねじ山が形成されている。他方、固定部材300におけるフランジ部320よりも下方の部分が、中空のリベット部312である。リベット部312は、中空の円柱形状に形成されている。
固定部材300のネジ体311が第一開口部211に挿入され、リベット部312が後述の筒状部開口部421と、蓋体開口部112と、第二封止部材開口部510と、集電体開口部123とに挿入される。
第一封止部材400は、矩形状かつ扁平形状の部材であり、平板状の板状部410と、板状部410から下方(Z軸方向マイナス側)に突出した円筒状の筒状部420とを有している。ここで、板状部410には、第一板状部凹部411と第二板状部凹部412とが形成されている。第一板状部凹部411には、固定部材300のフランジ部320が挿入され嵌合される。第二板状部凹部412には、端子本体部220の頭部222が挿入され嵌合される。また、第一板状部凹部411及び第二板状部凹部412は、上面視で八角形状の凹部である。なお、第一板状部凹部411及び第二板状部凹部412の形状は、フランジ部320及び頭部222の外形状に対応した形状であればよく、八角形状には限定されない。また、筒状部420には、上面視円形状の貫通孔である筒状部開口部421が形成されている。筒状部開口部421には、固定部材300のリベット部312が挿入される。
蓋体110は、矩形状かつ平板状の部材であり、蓋体開口部112が形成されている。上面視円形状の貫通孔である蓋体開口部112には、第一封止部材400の筒状部420が挿入される。
第二封止部材500は、矩形状かつ平板状の部材であり、上面視円形状の貫通孔である第二封止部材開口部510と第二封止部材凹部520とが形成されている。第二封止部材開口部510には、第一封止部材400の筒状部420が挿入される。第二封止部材凹部520には、正極集電体120の端子側配置部121が内方に配置される。
正極集電体120は、端子側配置部121に、集電体開口部123が形成されている。集電体開口部123には、固定部材300のリベット部312が挿入される。集電体開口部123は、上面視円形状の貫通孔である。なお、集電体開口部123の形状は、ネジ体311の外形状に対応した形状であればよく、例えば上面視で楕円形状や矩形状の貫通孔、または、半円形状や矩形状に切り欠いた切り欠きなどであってもかまわない。
次に、正極端子200と正極集電体120とを蓋体110に固定した後の構成について、説明する。図5は、本発明の実施の形態に係る正極端子200が正極集電体120とともに蓋体110に固定された構成を示す断面図である。具体的には、図5は、図3に示された正極端子200周りの構成を拡大して示す拡大断面図である。
固定部材300のネジ体311は、連結部210を貫通して配置されている。そしてネジ体311に対して座金800及び第一ナット600を取り付け、第一ナット600をネジ体311に締結する。この締結によって、フランジ部320と第一ナット600とが連結部210をZ軸方向で挟んで締め付ける。これにより、連結部210に固定部材300が固定される。
固定部材300のリベット部312は、蓋体110と、第一封止部材400と、第二封止部材500と、正極集電体120の端子側配置部121とを貫通して配置されている。リベット部312は、これらの部材を貫通した後にかしめられる。これにより、リベット部312の容器100の内方に位置する端部がかしめられる。具体的には、リベット部312の端部をなす壁部が外方に広がるように押圧されて、端子側配置部121の露出した主面(第二封止部材500とは反対側の主面)に密着する。この密着する部分を密着部313とする。密着部313は、リベット部312の軸心方向(Z軸方向)から見ると、固定部材300の軸心を中心とした環状に形成されている。密着部313は、全周にわたって端子側配置部121の露出した主面に密着しているので、密着部313と端子側配置部121との気密性が高められる。また、このかしめによって、フランジ部320と密着部313とが、第一封止部材400と、蓋体110と、第二封止部材500と、正極集電体120の端子側配置部121とをZ軸方向で挟んで締め付ける。これにより、固定部材300に第一封止部材400と、蓋体110と、第二封止部材500と、正極集電体120の端子側配置部121とが固定される。
以上のように、第一ナット600による締結と、密着部313による締結とによって、固定部材300に対して、連結部210と、第一封止部材400と、蓋体110と、第二封止部材500と、正極集電体120の端子側配置部121とが固定される。換言すると、容器100をなす蓋体110に対して、連結部210と、第一封止部材400と、固定部材300と、第二封止部材500と、正極集電体120の端子側配置部121とが固定される。
ここで、本実施の形態に係る蓄電素子10と、第一ナット600及び座金800を用いていない比較例との接触抵抗の増加具合を比較する。
本実施の形態に係る蓄電素子10では、固定部材300のネジ体311に座金800を取り付けて第一ナット600を締結しているが、比較例では、当該部分をかしめにより締結している点で異なる。つまり、比較例では、固定部材の両端部がかしめられている。比較例の他の部分においては、本実施の形態に係る蓄電素子10と同様である。
蓄電素子10と比較例とのそれぞれのバスバー700の先端部をZ軸方向に往復動作させるような力(図5の矢印Y参照)を、バスバー700に付加した。その付加回数10回毎の抵抗値を表したのが以下の表である。
Figure 2017045622
実施の形態1では、付加回数が0回から50回に増加しても抵抗値は大きく変動していない。しかし比較例においては、付加回数が30回を過ぎたあたりから抵抗値が増加し、40回以降になると大幅に増加している。これはバスバー700が揺動することによって、比較例の固定部材のかしめられた部分に対しても軸方向の力が作用したため、緩みが生じ、抵抗値が増加したものと考察できる。一方、本実施の形態1に係る蓄電素子10であると、第一ナット600の緩みが抑制され、抵抗値に大きな変動が出現しなかったものと考察できる。以上の比較のとおり、正極端子200と固定部材300とを第一ナット600で接合することにより、バスバー700から伝わった振動に起因する正極端子200の緩み、およびその緩みの伴う抵抗値の増加を抑制することができた。
ここで、連結部210と第一ナット600との間に座金800が設けられているので、この座金800の緩み防止機能によって第一ナット600の緩みをより効率良く抑制することができる。したがって第一ナット600の緩みを起因とする接触抵抗の増加を抑制することができる。
また、蓋体110の内方に位置するリベット部312の端部がかしめられているので、このかしめにより形成された部分(密着部313)が蓋体110の内方の部材(本実施の形態では端子側配置部121)に密着する。したがって、前記部材とリベット部312との気密性を高めることができる。さらに、密着部313による締め付けによって、第一封止部材400と、第二封止部材500とが押さえつけられるために、第一封止部材400と第二封止部材500との気密性もより向上させることができる。
図6は、本発明の実施の形態に係る固定部材300、第一ナット600、座金800及び正極端子200の概略構成を示す上面視図である。図6に示すように、第一ナット600の外方を向く主面600aには、径方向に沿う直線状の目印M1が設けられている。また、正極端子200における連結部210の外方を向く主面210aには目印M2が設けられている。目印M2は、第一ナット600がネジ体311に係合し、締め付けられたときの目印M1と位置が合う位置に配置されている。具体的には、第一ナット600の締結後の目印M1の延長線上に重なるように目印M2は直線状に設けられている。この目印M1及びM2の相対的な位置ズレが視認できた場合には、ユーザはネジ体311に対する第一ナット600の締結力の低下を認識することができる。
また、ボルト部240と第二ナット250とによってバスバー700を固定することができるので、溶接で固定する場合と比しても容易に固定することができ、バスバー700の取り外しも可能となる。これにより、蓄電素子10の交換も容易に行うことができる。また、第二ナット250を締結する方向と、第一ナット600を締結する方向が同方向(Z軸方向マイナス側)とすることで、第二ナット250を締結する際に第一ナット600を持ち上げようとする力が第一ナット600に作用しない。したがって、バスバー700の固定に際して、第一ナット600が緩んでしまうことを抑制することができる。
次に、蓄電素子10の製造方法について説明する。図7、図8及び図9は、本実施の形態に係る蓄電素子10の製造方法の一工程を示す断面図である。具体的には、図7、図8及び図9は、図5に対応する図である。
まず、図7に示すように、蓋体110に対して、連結部210と、端子本体部220と、第一封止部材400と、固定部材300と、第二封止部材500と、正極集電体120の端子側配置部121とを組み付ける。
その後、図8に示すように、作業者は、ネジ体311に対して座金800を取り付けてから、第一ナット600を取り付け、締め付ける。この締結により、連結部210に固定部材300が固定される。締結後においては、作業者は、第一ナット600の主面600aに目印M1を形成し、連結部210の主面210aに目印M2を形成する。なお、締結後の第一ナット600の位置が事前に分かっている場合には、締結前に予め目印M1及びM2を第一ナット600及び連結部210の所定位置に形成していてもよい。
次いで、図9に示すように、作業者は、リベット部312の容器100の内方に位置する端部をかしめて、密着部313を形成する。このかしめによって、固定部材300に第一封止部材400と、蓋体110と、第二封止部材500と、正極集電体120の端子側配置部121とが固定される。これによって、蓋体110に対して、連結部210と、端子本体部220と、第一封止部材400と、固定部材300と、第二封止部材500と、正極集電体120の端子側配置部121とが固定される。
固定部材300のリベット部312における端部をかしめた後に、ネジ体311に対して第一ナット600を締め付ける場合では、第一ナット600を締結する際の力が密着部313に作用し、密着部313による締結を弱めるおそれがある。しかしながら、上述したように、ネジ体311に対して第一ナット600を締め付けた後に、固定部材300のリベット部312における端部をかしめていれば、密着部313による締結の緩みを防止することができる。
以上、本発明の実施の形態及びその変形例に係る蓄電素子について説明したが、本発明は、上記実施の形態及びその変形例に限定されるものではない。つまり、今回開示された実施の形態及びその変形例は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
例えば、上記実施の形態及びその変形例では、固定部材300のリベット部312は、中空リベットであることとしたが、中実リベットであってもよい。
また、上記実施の形態及びその変形例では、蓄電素子10は、1つの電極体140を備えていることとしたが、複数の電極体を備えている構成でもかまわない。
また、上記実施の形態及び上記変形例を任意に組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
本発明は、端子にかかる締結力の低下を容易に判断可能な蓄電素子を提供することができる。
10 蓄電素子
100 容器
110 蓋体
111 容器本体
112 蓋体開口部
120 正極集電体
121 端子側配置部
122 電極体接続部
123 集電体開口部
130 負極集電体
140 電極体
200 正極端子(外部端子)
201 負極端子(外部端子)
210 連結部
211 第一開口部
212 第二開口部
220 端子本体部
221 雄ネジ
222 頭部
231 狭幅部
232 拡幅部
240 ボルト部
250 第二ナット
300,301 固定部材
311 ネジ体(雄ネジ)
312 リベット部
313 密着部
320,320A フランジ部
400 第一封止部材
410 板状部
411 第一板状部凹部
412 第二板状部凹部
420 筒状部
421 筒状部開口部
500 第二封止部材
510 第二封止部材開口部
520 第二封止部材凹部
600,601 第一ナット
600a 主面
700 バスバー
710 貫通孔
800,801 座金
M1,M2 目印

Claims (6)

  1. 容器と、
    前記容器の外方に配置された外部端子と、
    前記容器を貫通し、前記外部端子の一部と接続された固定部材とを備え、
    前記外部端子の一部とバスバーとが接合されており、
    前記固定部材の一部に形成された雄ネジおよび前記雄ネジと係合する第一ナットによって、前記固定部材と前記外部端子とが接合されている、
    蓄電素子。
  2. 前記外部端子と前記第一ナットとの間に座金を備える、
    請求項1記載の蓄電素子。
  3. 前記固定部材における前記容器の内方の端部がかしめられている、
    請求項1または2に記載の蓄電素子。
  4. 前記外部端子、前記固定部材の前記一部及び前記第一ナットの少なくとも1つには、前記第一ナットの位置ズレを示す目印が設けられている、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の蓄電素子。
  5. 前記外部端子は、ボルト部および前記ボルト部に係合する第二ナットとを有し、前記ボルト部及び前記第二ナットにより前記バスバーが固定されている、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の蓄電素子。
  6. 容器と、
    前記容器の外方に配置された外部端子と、
    前記容器を貫通し、一部に雄ネジが形成された固定部材と、を備える蓄電素子の製造方法であって、
    前記固定部材の前記雄ネジおよび当該雄ネジに係合する第一ナットにより前記外部端子を固定した後に、
    前記固定部材における前記容器の内方の端部をかしめる、
    蓄電素子の製造方法。
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