JP2017044318A - 油圧制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】油圧制御装置は、作動油の信号圧および信号圧を受ける受圧部の受圧面積に基づく付勢力に応じて移動可能なシャトル弁(95)を有し、第1選択部(81)から出力された作動油の信号圧(PHC)および断接機構の接続状態を制御するための作動油の信号圧のうち、信号圧を生成するために必要とされるライン圧が最も大きい信号圧を、シャトル弁(95)の移動に応じて選択的に第1調圧弁(41)に供給するライン圧制御部(90)を備える。第1調圧弁(41)は、ライン圧制御部(90)から供給された信号圧に応じてライン圧(PH)を調圧する。
【選択図】 図3
Description
プーリ幅が可変のドリブンプーリ(8)と、
前記ドライブプーリ(5)および前記ドリブンプーリ(8)に巻き掛けられたベルト(7)と、
駆動源から前記ドライブプーリ(5)までの間、または、前記ドリブンプーリ(8)から車輪までの間の動力伝達を断接可能な断接機構と、を有し、
前記ドライブプーリ(5)およびドリブンプーリ(8)に付与する軸方向推力を変化させることにより、前記ドライブプーリ(5)および前記ドリブンプーリ(8)のプーリ幅を変化させることで変速比を無段階に変化させる無段変速機の油圧制御装置(40)であって、
ポンプ(31)から供給された作動油の吐出圧を、油圧制御の元圧となるライン圧(PH)に調圧する第1調圧弁(41)と、
前記ライン圧(PH)を元圧として調圧した制御圧(CR)の作動油を出力する第2調圧弁(44)と、
前記制御圧(CR)を元圧として調圧した信号圧(DNC)の作動油を出力する第1可変調圧弁(45)と、
前記制御圧(CR)を元圧として調圧した信号圧(DRC)の作動油を出力する第2可変調圧弁(46)と、
前記第1可変調圧弁(45)から出力される作動油の信号圧(DNC)に基づいて、前記ライン圧(PH)を減圧して前記ドリブンプーリに付与する軸方向推力を生成するための供給圧(DN)の作動油を出力する第1最終調圧弁(42)と、
前記第2可変調圧弁(46)から出力される作動油の信号圧(DRC)に基づいて、前記ライン圧(PH)を減圧して、前記ドライブプーリに付与する軸方向推力を生成するための供給圧(DR)の作動油を出力する第2最終調圧弁(43)と、
前記第1可変調圧弁(45)から出力された前記信号圧(DNC)の作動油および前記第2可変調圧弁(46)から出力された前記信号圧(DRC)の作動油のうち、信号圧の高い作動油を弁体の移動に応じて選択的に出力する第1選択部(81)と、
作動油の信号圧および前記信号圧を受ける受圧部の受圧面積に基づく付勢力に応じて移動可能なシャトル弁(95)を有し、前記第1選択部(81)から出力された作動油の信号圧(PHC)および前記断接機構の接続状態を制御するための作動油の信号圧のうち、信号圧を生成するために必要とされるライン圧が最も大きい信号圧を、前記シャトル弁(95)の移動に応じて選択的に前記第1調圧弁(41)に供給するライン圧制御部(90)と、を備え、
前記第1調圧弁(41)は、前記ライン圧制御部(90)から供給された信号圧に応じて前記ライン圧(PH)を調圧することを特徴とする。
前記第1選択部(81)から出力された作動油を入力するための第1入力ポート(101)と、前記断接機構の接続状態を制御するための作動油を入力するための第2入力ポート(102)と、を有する信号圧室(103)を備え、
前記シャトル弁(95)は、
前記第1入力ポート(101)から入力された作動油の信号圧(PHC)を受ける第1の受圧部(91、92、98)と、前記第2入力ポート(102)から入力された作動油の信号圧(PHC´)を受ける第2の受圧部(93、94)と、を有し、
前記第1の受圧部(91、92、98)の受圧面積は、前記第2の受圧部(93、94)の受圧面積より大きく構成されていることを特徴とする。
前記制御圧(CR)を元圧として調圧した信号圧(LCC)の作動油を出力する第4可変調圧弁(47)と、
前記第3可変調圧弁(48)から出力される作動油の信号圧(CPC)に基づいて、前記断接機構を締結するための油圧を生成する第3最終調圧弁(50)と、
前記第4可変調圧弁(47)から出力される作動油の信号圧(LCC)に基づいて、前記断接機構を締結するための油圧を生成する第4最終調圧弁(49)と、
前記第3可変調圧弁(48)から出力された前記信号圧(CPC)の作動油および前記第4可変調圧弁(47)から出力された前記信号圧(LCC)の作動油のうち、信号圧の高い作動油を弁体の移動に応じて選択的に出力する第2選択部(82)と、を更に備え、
前記第2選択部(82)は、前記断接機構の接続状態を制御するための作動油として、前記信号圧の高い作動油を前記ライン圧制御部(90)に出力することを特徴とする。
車両の前後進を切替可能な前後進切替クラッチと、
前記駆動源と前記ドライブプーリとの間に設けられているロックアップクラッチと、を有し、
前記第3最終調圧弁(50)は、前記断接機構として前記前後進切替クラッチを締結するための油圧を生成し、
前記第4最終調圧弁(49)は、前記断接機構として前記ロックアップクラッチを締結するための油圧を生成することを特徴とする。
プーリ幅が可変のドリブンプーリ(8)と、
前記ドライブプーリ(5)および前記ドリブンプーリ(8)に巻き掛けられたベルト(7)と、
駆動源から前記ドライブプーリ(5)までの間、または、前記ドリブンプーリ(8)から車輪までの間の動力伝達を断接可能な断接機構と、を有し、
前記ドライブプーリ(5)およびドリブンプーリ(8)に付与する軸方向推力を変化させることにより、前記ドライブプーリ(5)および前記ドリブンプーリ(8)のプーリ幅を変化させることで変速比を無段階に変化させる無段変速機の油圧制御装置(40)であって、
ポンプ(31)から供給された作動油の吐出圧を、油圧制御の元圧となるライン圧(PH)に調圧する第1調圧弁(41)と、
前記ライン圧(PH)を元圧として調圧した制御圧(CR)の作動油を出力する第2調圧弁(44)と、
前記制御圧(CR)を元圧として調圧した信号圧(DNC)の作動油を出力する第1可変調圧弁(45)と、
前記制御圧(CR)を元圧として調圧した信号圧(DRC)の作動油を出力する第2可変調圧弁(46)と、
前記第1可変調圧弁(45)から出力される作動油の信号圧(DNC)に基づいて、前記ライン圧(PH)を減圧して前記ドリブンプーリに付与する軸方向推力を生成するための供給圧(DN)の作動油を出力する第1最終調圧弁(42)と、
前記第2可変調圧弁(46)から出力される作動油の信号圧(DRC)に基づいて、前記ライン圧(PH)を減圧して、前記ドライブプーリに付与する軸方向推力を生成するための供給圧(DR)の作動油を出力する第2最終調圧弁(43)と、
作動油の信号圧および前記信号圧を受ける受圧部の受圧面積に基づく付勢力に応じて移動可能な複数のシャトル弁(111、112)を有し、前記第1可変調圧弁(45)から出力された作動油の信号圧(DNC)および前記第2可変調圧弁(46)から出力された作動油の信号圧(DRC)および前記断接機構の接続状態を制御するための作動油の信号圧のうち、信号圧を生成するために必要とされるライン圧が最も大きい信号圧を、前記複数のシャトル弁(111、112)の移動に応じて選択的に前記第1調圧弁(41)に供給するライン圧制御部(100)と、を備え、
前記第1調圧弁(41)は、前記ライン圧制御部(100)から供給された信号圧に応じて前記ライン圧(PH)を調圧することを特徴とする。
前記第2可変調圧弁(46)から出力された信号圧(DRC)の作動油を入力するための第1入力ポート(171)と、前記第1可変調圧弁(45)から出力された信号圧(DNC)の作動油を入力するための第2入力ポート(172)と、前記断接機構の接続状態を制御するための作動油を入力するための第3入力ポート(173)と、を有する信号圧室(174)を備え、
前記複数のシャトル弁(111、112)は、
前記信号圧室(174)の内部を軸方向に移動可能に構成されている第1シャトル弁(111)と、
前記信号圧室(174)の内部を軸方向に移動可能に構成されている第2シャトル弁(112)と、備えることを特徴とする。
前記第1入力ポート(171)から入力された作動油の信号圧(DRC)を受ける第1の受圧部(121、122、123)と、前記第2入力ポート(172)から入力された作動油の信号圧(DNC)を受ける第2の受圧部(131、132、133)とを備え、
前記第2シャトル弁(112)は、
前記第2入力ポート(172)から入力された作動油の信号圧(DNC)を受ける第3の受圧部(141、142、143)と、前記第3入力ポートから入力された作動油の信号圧(CPC)を受ける第4の受圧部(105、106)とを備え、
前記第1の受圧部(121、122、123)の受圧面積および第2の受圧部(131、132、133)および前記第3の受圧部(141、142、143)の受圧面積は等しく構成されており、前記第3の受圧部(141、142、143)の受圧面積は前記第4の受圧部(105、106)の受圧面積より大きく構成されていることを特徴とする。
前記第1入力ポート(171)から入力される作動油の信号圧(DRC)および前記第1の受圧部(121、122、123)の受圧面積に基づく付勢力と、前記第2入力ポート(172)から入力される作動油の信号圧(DNC)および前記第2の受圧部(131、132、133)の受圧面積に基づく付勢力との大きさに応じて、前記信号圧室(1174)の内部を軸方向に移動可能に構成されており、
前記第2シャトル弁(112)は、
前記第2入力ポート(172)から入力される作動油の信号圧(DNC)および前記第3の受圧部(141、142、143)の受圧面積に基づく付勢力と、前記第3入力ポート(173)から入力される作動油の信号圧(CPC)および前記第4の受圧部(105、106)の受圧面積に基づく付勢力との大きさに応じて、前記信号圧室(174)の内部を軸方向に移動可能に構成されていることを特徴とする。
前記制御圧(CR)を元圧として調圧した信号圧(LCC)の作動油を出力する第4可変調圧弁(47)と、
前記第3可変調圧弁(48)から出力される作動油の信号圧(CPC)に基づいて、前記断接機構を締結するための油圧を生成する第3最終調圧弁(50)と、
前記第4可変調圧弁(47)から出力される作動油の信号圧(LCC)に基づいて、前記断接機構を締結するための油圧を生成する第4最終調圧弁(49)と、を更に備え、
前記第3可変調圧弁(48)から出力された作動油、または、前記第4可変調圧弁(47)から出力された作動油が、前記断接機構の接続状態を制御するための作動油として前記ライン圧制御部(100)に入力されることを特徴とする。
車両の前後進を切替可能な前後進切替クラッチと、
前記駆動源と前記ドライブプーリとの間に設けられているロックアップクラッチと、を有し、
前記第3最終調圧弁(50)は、前記断接機構として前記前後進切替クラッチを締結するための油圧を生成し、
前記第4最終調圧弁(49)は、前記断接機構として前記ロックアップクラッチを締結するための油圧を生成することを特徴とする。
前記ポンプ(31)から作動油を入力するための入力ポートと、調圧したライン圧の作動油を出力するための出力ポートとを連通する油室と、
前記油室の内部に移動可能に配置され、前記入力ポートと前記出力ポートとの連通量を制御するスプール弁(146)と、を有し、
前記スプール弁(146)は、前記ライン圧制御部(90、100)から供給された信号圧に応じて前記連通量を制御することを特徴とする。
以下、実施形態に係る無段変速機の構成について説明する。無段変速機は、ドライブプーリ5およびドリブンプーリ8に付与する軸方向推力を変化させることにより、ドライブプーリ5およびドリブンプーリ8のプーリ幅を変化させることで変速比を無段階に変化させるベルト式無段変速機1と、軸方向推力の生成を制御する油圧制御装置40と、を有する。油圧制御装置40によって制御されるベルト式無段変速機1について図面を参照して説明する。図1に示すように、ベルト式無段変速機1は、駆動源としてのエンジンENGの出力軸と流体式のトルクコンバータ26を介して繋がる変速機入力軸2と、これに平行に配置された変速機カウンタ軸3と、変速機入力軸2および変速機カウンタ軸3の間に配設された金属ベルト機構4と、変速機入力軸2の上に配設された前後進切換機構20とから構成される。
以下、実施形態の無段変速機の油圧制御装置40について説明する。図2に示すように、油圧制御装置40は、レギュレータバルブ41(第1調圧弁)、DNレギュレータバルブ42(第1最終調圧弁)、DRレギュレータバルブ43(第2最終調圧弁)、CRバルブ44(第2調圧弁)、4個のリニアソレノイドバルブ(電磁バルブ)45〜48(可変調圧弁)、マニュアルバルブ50(第3最終調圧弁)、コントロールバルブ49(第4最終調圧弁)を備える。更に、油圧制御装置40は、第1シフトバルブ81(第1選択部)、第2シフトバルブ82(第2選択部)、およびライン圧制御部90を有する。
(第1シフトバルブ81)
図3を参照して、第1シフトバルブ81および第2シフトバルブ82の構成を説明する。第1シフトバルブ81(第1選択部)は、DNCリニアソレノイドバルブ45(第1可変調圧弁)から出力された信号圧(DNC)の作動油およびDRCリニアソレノイドバルブ46(第2可変調圧弁)から出力された信号圧(DRC)の作動油のうち、信号圧の高い作動油を弁体の移動に応じて選択的に出力することが可能である。すなわち、第1シフトバルブ81は、2つの油路から入力された作動油の圧力(信号圧)のうち、作動油の圧力の大きさに基づいて、より高い圧力(信号圧)の作動油が入力される油路を選択し、出力用の油路から出力することが可能である。第1シフトバルブ81は、より高い圧力(信号圧)の作動油が入力される油路を選択し、出力用の油路から出力する。
第2シフトバルブ82についても動作機能は第1シフトバルブ81と同様である。第2シフトバルブ82(第2選択部)は、CPCリニアソレノイドバルブ48(第3可変調圧弁)から出力された信号圧(CPC)の作動油およびLCCリニアソレノイドバルブ47(第4可変調圧弁)から出力された信号圧(LCC)の作動油のうち、信号圧の高い作動油を弁体の移動に応じて選択的に出力することが可能である。すなわち、第2シフトバルブ82は、2つの油路から入力された作動油の圧力(信号圧)のうち、作動油の圧力の大きさに基づいて、より高い圧力(信号圧)の作動油が入力される油路を選択し、出力用の油路から出力することが可能である。第2シフトバルブ82は、より高い圧力(信号圧)の作動油が入力される油路を選択し、出力用の油路から出力する。
ライン圧制御部90は、作動油の信号圧および信号圧を受ける受圧部の受圧面積に基づく付勢力に応じて移動可能なシャトル弁95を有する。ライン圧制御部90は、第1シフトバルブ81(第1選択部)から出力された作動油の信号圧(PHC)および断接機構の接続状態を制御するための作動油の信号圧(PHC´)のうち、信号圧を生成するために必要とされるライン圧が最も大きい信号圧を、シャトル弁95の移動に応じて選択的にレギュレータバルブ41(第1調圧弁)に供給する。レギュレータバルブ41(第1調圧弁)は、ライン圧制御部90から供給された信号圧に応じてライン圧(PH)を調圧することが可能である。
図6は、図2に示した油圧制御装置40の構成の変形例を示す図であり、ベルト式無段変速機1は、油圧制御装置40の油圧ポンプ31により油路32を介して圧送される作動油の元圧に基づいて制御される。図6に示す油圧制御装置40の構成では、第1シフトバルブ81および第2シフトバルブ82が設けられていない点で図2に示す油圧制御装置の構成と相違する。また、図2の構成で、第1シフトバルブ81の入力信号圧(DNCおよびDRC)がライン圧制御部100に対して入力されている点で図2に示す構成と相違する。
次に、図7を参照して、ライン圧制御部100の具体的な構成を説明する。本例のライン圧制御部100は、DNCリニアソレノイドバルブ45(第1可変調圧弁)から出力された作動油の信号圧(DNC)およびDRCリニアソレノイドバルブ46(第2可変調圧弁)から出力された作動油の信号圧(DRC)および断接機構の接続状態を制御するための作動油の信号圧のうち、信号圧を生成するために必要とされるライン圧が最も大きい信号圧を、複数の弁体の移動に応じて選択的にレギュレータバルブ41(第1調圧弁)に供給することが可能である。また、ライン圧制御部100は、断接機構の接続状態を制御するための作動油として、例えば、CPCリニアソレノイドバルブ48から出力された作動油またはLCCリニアソレノイドバルブ47から出力された作動油を入力することが可能である。
1.無段変速機の油圧制御装置40は、以下の構成を備える。すなわち、プーリ幅が可変のドライブプーリ(5)と、
プーリ幅が可変のドリブンプーリ(8)と、
前記ドライブプーリ(5)および前記ドリブンプーリ(8)に巻き掛けられたベルト(7)と、
駆動源から前記ドライブプーリ(5)までの間、または、前記ドリブンプーリ(8)から車輪までの間の動力伝達を断接可能な断接機構と、を有し、
前記ドライブプーリ(5)およびドリブンプーリ(8)に付与する軸方向推力を変化させることにより、前記ドライブプーリ(5)および前記ドリブンプーリ(8)のプーリ幅を変化させることで変速比を無段階に変化させる無段変速機の油圧制御装置(40)であって、
ポンプ(31)から供給された作動油の吐出圧を、油圧制御の元圧となるライン圧(PH)に調圧する第1調圧弁(41)と、
前記ライン圧(PH)を元圧として調圧した制御圧(CR)の作動油を出力する第2調圧弁(44)と、
前記制御圧(CR)を元圧として調圧した信号圧(DNC)の作動油を出力する第1可変調圧弁(45)と、
前記制御圧(CR)を元圧として調圧した信号圧(DRC)の作動油を出力する第2可変調圧弁(46)と、
前記第1可変調圧弁(45)から出力される作動油の信号圧(DNC)に基づいて、前記ライン圧(PH)を減圧して前記ドリブンプーリに付与する軸方向推力を生成するための供給圧(DN)の作動油を出力する第1最終調圧弁(42)と、
前記第2可変調圧弁(46)から出力される作動油の信号圧(DRC)に基づいて、前記ライン圧(PH)を減圧して、前記ドライブプーリに付与する軸方向推力を生成するための供給圧(DR)の作動油を出力する第2最終調圧弁(43)と、
前記第1可変調圧弁(45)から出力された前記信号圧(DNC)の作動油および前記第2可変調圧弁(46)から出力された前記信号圧(DRC)の作動油のうち、信号圧の高い作動油を弁体の移動に応じて選択的に出力する第1選択部(81)と、
作動油の信号圧および前記信号圧を受ける受圧部の受圧面積に基づく付勢力に応じて移動可能なシャトル弁(95)を有し、前記第1選択部(81)から出力された作動油の信号圧(PHC)および前記断接機構の接続状態を制御するための作動油の信号圧のうち、信号圧を生成するために必要とされるライン圧が最も大きい信号圧を、前記シャトル弁(95)の移動に応じて選択的に前記第1調圧弁(41)に供給するライン圧制御部(90)と、を備え、
前記第1調圧弁(41)は、前記ライン圧制御部(90)から供給された信号圧に応じて前記ライン圧(PH)を調圧することを特徴とする。
前記第1選択部(81)から出力された作動油を入力するための第1入力ポート(101)と、前記断接機構の接続状態を制御するための作動油を入力するための第2入力ポート(102)と、を有する信号圧室(103)を備え、
前記シャトル弁(95)は、
前記第1入力ポート(101)から入力された作動油の信号圧(PHC)を受ける第1の受圧部(91、92、98)と、前記第2入力ポート(102)から入力された作動油の信号圧(PHC´)を受ける第2の受圧部(93、94)と、を有し、
前記第1の受圧部(91、92、98)の受圧面積は、前記第2の受圧部(93、94)の受圧面積より大きく構成されている。
前記制御圧(CR)を元圧として調圧した信号圧(LCC)の作動油を出力する第4可変調圧弁(47)と、
前記第3可変調圧弁(48)から出力される作動油の信号圧(CPC)に基づいて、前記断接機構を締結するための油圧を生成する第3最終調圧弁(50)と、
前記第4可変調圧弁(47)から出力される作動油の信号圧(LCC)に基づいて、前記断接機構を締結するための油圧を生成する第4最終調圧弁(49)と、
前記第3可変調圧弁(48)から出力された前記信号圧(CPC)の作動油および前記第4可変調圧弁(47)から出力された前記信号圧(LCC)の作動油のうち、信号圧の高い作動油を弁体の移動に応じて選択的に出力する第2選択部(82)と、を更に備え、
前記第2選択部(82)は、前記断接機構の接続状態を制御するための作動油として、前記信号圧の高い作動油を前記ライン圧制御部(90)に出力する。
車両の前後進を切替可能な前後進切替クラッチと、
前記駆動源と前記ドライブプーリとの間に設けられているロックアップクラッチと、を有し、
前記第3最終調圧弁(50)は、前記断接機構として前記前後進切替クラッチを締結するための油圧を生成し、
前記第4最終調圧弁(49)は、前記断接機構として前記ロックアップクラッチを締結するための油圧を生成する。
プーリ幅が可変のドリブンプーリ(8)と、
前記ドライブプーリ(5)および前記ドリブンプーリ(8)に巻き掛けられたベルト(7)と、
駆動源から前記ドライブプーリ(5)までの間、または、前記ドリブンプーリ(8)から車輪までの間の動力伝達を断接可能な断接機構と、を有し、
前記ドライブプーリ(5)およびドリブンプーリ(8)に付与する軸方向推力を変化させることにより、前記ドライブプーリ(5)および前記ドリブンプーリ(8)のプーリ幅を変化させることで変速比を無段階に変化させる無段変速機の油圧制御装置(40)であって、
ポンプ(31)から供給された作動油の吐出圧を、油圧制御の元圧となるライン圧(PH)に調圧する第1調圧弁(41)と、
前記ライン圧(PH)を元圧として調圧した制御圧(CR)の作動油を出力する第2調圧弁(44)と、
前記制御圧(CR)を元圧として調圧した信号圧(DNC)の作動油を出力する第1可変調圧弁(45)と、
前記制御圧(CR)を元圧として調圧した信号圧(DRC)の作動油を出力する第2可変調圧弁(46)と、
前記第1可変調圧弁(45)から出力される作動油の信号圧(DNC)に基づいて、前記ライン圧(PH)を減圧して前記ドリブンプーリに付与する軸方向推力を生成するための供給圧(DN)の作動油を出力する第1最終調圧弁(42)と、
前記第2可変調圧弁(46)から出力される作動油の信号圧(DRC)に基づいて、前記ライン圧(PH)を減圧して、前記ドライブプーリに付与する軸方向推力を生成するための供給圧(DR)の作動油を出力する第2最終調圧弁(43)と、
作動油の信号圧および前記信号圧を受ける受圧部の受圧面積に基づく付勢力に応じて移動可能な複数のシャトル弁(111、112)を有し、前記第1可変調圧弁(45)から出力された作動油の信号圧(DNC)および前記第2可変調圧弁(46)から出力された作動油の信号圧(DRC)および前記断接機構の接続状態を制御するための作動油の信号圧のうち、信号圧を生成するために必要とされるライン圧が最も大きい信号圧を、前記複数のシャトル弁(111、112)の移動に応じて選択的に前記第1調圧弁(41)に供給するライン圧制御部(100)と、を備え、
前記第1調圧弁(41)は、前記ライン圧制御部(100)から供給された信号圧に応じて前記ライン圧(PH)を調圧することを特徴とする。
前記第2可変調圧弁(46)から出力された信号圧(DRC)の作動油を入力するための第1入力ポート(171)と、前記第1可変調圧弁(45)から出力された信号圧(DNC)の作動油を入力するための第2入力ポート(172)と、前記断接機構の接続状態を制御するための作動油を入力するための第3入力ポート(173)と、を有する信号圧室(174)を備え、
前記複数のシャトル弁(111、112)は、
前記信号圧室(174)の内部を軸方向に移動可能に構成されている第1シャトル弁(111)と、
前記信号圧室(174)の内部を軸方向に移動可能に構成されている第2シャトル弁(112)と、備える。
前記第1入力ポート(171)から入力された作動油の信号圧(DRC)を受ける第1の受圧部(121、122、123)と、前記第2入力ポート(172)から入力された作動油の信号圧(DNC)を受ける第2の受圧部(131、132、133)とを備え、
前記第2シャトル弁(112)は、
前記第2入力ポート(172)から入力された作動油の信号圧(DNC)を受ける第3の受圧部(141、142、143)と、前記第3入力ポートから入力された作動油の信号圧(CPC)を受ける第4の受圧部(105、106)とを備え、
前記第1の受圧部(121、122、123)の受圧面積および第2の受圧部(131、132、133)および前記第3の受圧部(141、142、143)の受圧面積は等しく構成されており、前記第3の受圧部(141、142、143)の受圧面積は前記第4の受圧部(105、106)の受圧面積より大きく構成されている。
前記第1入力ポート(171)から入力される作動油の信号圧(DRC)および前記第1の受圧部(121、122、123)の受圧面積に基づく付勢力と、前記第2入力ポート(172)から入力される作動油の信号圧(DNC)および前記第2の受圧部(131、132、133)の受圧面積に基づく付勢力との大きさに応じて、前記信号圧室(1174)の内部を軸方向に移動可能に構成されており、
前記第2シャトル弁(112)は、
前記第2入力ポート(172)から入力される作動油の信号圧(DNC)および前記第3の受圧部(141、142、143)の受圧面積に基づく付勢力と、前記第3入力ポート(173)から入力される作動油の信号圧(CPC)および前記第4の受圧部(105、106)の受圧面積に基づく付勢力との大きさに応じて、前記信号圧室(174)の内部を軸方向に移動可能に構成されている。
前記制御圧(CR)を元圧として調圧した信号圧(LCC)の作動油を出力する第4可変調圧弁(47)と、
前記第3可変調圧弁(48)から出力される作動油の信号圧(CPC)に基づいて、前記断接機構を締結するための油圧を生成する第3最終調圧弁(50)と、
前記第4可変調圧弁(47)から出力される作動油の信号圧(LCC)に基づいて、前記断接機構を締結するための油圧を生成する第4最終調圧弁(49)と、を更に備え、
前記第3可変調圧弁(48)から出力された作動油、または、前記第4可変調圧弁(47)から出力された作動油が、前記断接機構の接続状態を制御するための作動油として前記ライン圧制御部(100)に入力される。
車両の前後進を切替可能な前後進切替クラッチと、
前記駆動源と前記ドライブプーリとの間に設けられているロックアップクラッチと、を有し、
前記第3最終調圧弁(50)は、前記断接機構として前記前後進切替クラッチを締結するための油圧を生成し、
前記第4最終調圧弁(49)は、前記断接機構として前記ロックアップクラッチを締結するための油圧を生成する。
前記ポンプ(31)から作動油を入力するための入力ポートと、調圧したライン圧の作動油を出力するための出力ポートとを連通する油室と、
前記油室の内部に移動可能に配置され、前記入力ポートと前記出力ポートとの連通量を制御するスプール弁(146)と、を有し、
前記スプール弁(146)は、前記ライン圧制御部(100)から供給された信号圧に応じて前記連通量を制御する。
Claims (12)
- プーリ幅が可変のドライブプーリ(5)と、
プーリ幅が可変のドリブンプーリ(8)と、
前記ドライブプーリ(5)および前記ドリブンプーリ(8)に巻き掛けられたベルト(7)と、
駆動源から前記ドライブプーリ(5)までの間、または、前記ドリブンプーリ(8)から車輪までの間の動力伝達を断接可能な断接機構と、を有し、
前記ドライブプーリ(5)およびドリブンプーリ(8)に付与する軸方向推力を変化させることにより、前記ドライブプーリ(5)および前記ドリブンプーリ(8)のプーリ幅を変化させることで変速比を無段階に変化させる無段変速機の油圧制御装置(40)であって、
ポンプ(31)から供給された作動油の吐出圧を、油圧制御の元圧となるライン圧(PH)に調圧する第1調圧弁(41)と、
前記ライン圧(PH)を元圧として調圧した制御圧(CR)の作動油を出力する第2調圧弁(44)と、
前記制御圧(CR)を元圧として調圧した信号圧(DNC)の作動油を出力する第1可変調圧弁(45)と、
前記制御圧(CR)を元圧として調圧した信号圧(DRC)の作動油を出力する第2可変調圧弁(46)と、
前記第1可変調圧弁(45)から出力される作動油の信号圧(DNC)に基づいて、前記ライン圧(PH)を減圧して前記ドリブンプーリに付与する軸方向推力を生成するための供給圧(DN)の作動油を出力する第1最終調圧弁(42)と、
前記第2可変調圧弁(46)から出力される作動油の信号圧(DRC)に基づいて、前記ライン圧(PH)を減圧して、前記ドライブプーリに付与する軸方向推力を生成するための供給圧(DR)の作動油を出力する第2最終調圧弁(43)と、
前記第1可変調圧弁(45)から出力された前記信号圧(DNC)の作動油および前記第2可変調圧弁(46)から出力された前記信号圧(DRC)の作動油のうち、信号圧の高い作動油を弁体の移動に応じて選択的に出力する第1選択部(81)と、
作動油の信号圧および前記信号圧を受ける受圧部の受圧面積に基づく付勢力に応じて移動可能なシャトル弁(95)を有し、前記第1選択部(81)から出力された作動油の信号圧(PHC)および前記断接機構の接続状態を制御するための作動油の信号圧のうち、信号圧を生成するために必要とされるライン圧が最も大きい信号圧を、前記シャトル弁(95)の移動に応じて選択的に前記第1調圧弁(41)に供給するライン圧制御部(90)と、を備え、
前記第1調圧弁(41)は、前記ライン圧制御部(90)から供給された信号圧に応じて前記ライン圧(PH)を調圧することを特徴とする油圧制御装置。 - 前記ライン圧制御部(90)は、
前記第1選択部(81)から出力された作動油を入力するための第1入力ポート(101)と、前記断接機構の接続状態を制御するための作動油を入力するための第2入力ポート(102)と、を有する信号圧室(103)を備え、
前記シャトル弁(95)は、
前記第1入力ポート(101)から入力された作動油の信号圧(PHC)を受ける第1の受圧部(91、92、98)と、前記第2入力ポート(102)から入力された作動油の信号圧(PHC´)を受ける第2の受圧部(93、94)と、を有し、
前記第1の受圧部(91、92、98)の受圧面積は、前記第2の受圧部(93、94)の受圧面積より大きく構成されていることを特徴とする請求項1に記載の油圧制御装置。 - 前記シャトル弁(95)は、前記第1入力ポート(101)から入力される作動油の信号圧(PHC)および前記第1の受圧部(91、92、98)の受圧面積に基づく付勢力と、前記第2入力ポート(102)から入力される作動油の信号圧(PHC´)および前記第2の受圧部(93、94)の受圧面積に基づく付勢力との大きさに応じて、前記信号圧室(103)の内部を軸方向に移動可能に構成されていることを特徴とする請求項2に記載の油圧制御装置。
- 前記制御圧(CR)を元圧として調圧した信号圧(CPC)の作動油を出力する第3可変調圧弁(48)と、
前記制御圧(CR)を元圧として調圧した信号圧(LCC)の作動油を出力する第4可変調圧弁(47)と、
前記第3可変調圧弁(48)から出力される作動油の信号圧(CPC)に基づいて、前記断接機構を締結するための油圧を生成する第3最終調圧弁(50)と、
前記第4可変調圧弁(47)から出力される作動油の信号圧(LCC)に基づいて、前記断接機構を締結するための油圧を生成する第4最終調圧弁(49)と、
前記第3可変調圧弁(48)から出力された前記信号圧(CPC)の作動油および前記第4可変調圧弁(47)から出力された前記信号圧(LCC)の作動油のうち、信号圧の高い作動油を弁体の移動に応じて選択的に出力する第2選択部(82)と、を更に備え、
前記第2選択部(82)は、前記断接機構の接続状態を制御するための作動油として、前記信号圧の高い作動油を前記ライン圧制御部(90)に出力することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の油圧制御装置。 - 前記断接機構は、
車両の前後進を切替可能な前後進切替クラッチと、
前記駆動源と前記ドライブプーリとの間に設けられているロックアップクラッチと、を有し、
前記第3最終調圧弁(50)は、前記断接機構として前記前後進切替クラッチを締結するための油圧を生成し、
前記第4最終調圧弁(49)は、前記断接機構として前記ロックアップクラッチを締結するための油圧を生成することを特徴とする請求項4に記載の油圧制御装置。 - プーリ幅が可変のドライブプーリ(5)と、
プーリ幅が可変のドリブンプーリ(8)と、
前記ドライブプーリ(5)および前記ドリブンプーリ(8)に巻き掛けられたベルト(7)と、
駆動源から前記ドライブプーリ(5)までの間、または、前記ドリブンプーリ(8)から車輪までの間の動力伝達を断接可能な断接機構と、を有し、
前記ドライブプーリ(5)およびドリブンプーリ(8)に付与する軸方向推力を変化させることにより、前記ドライブプーリ(5)および前記ドリブンプーリ(8)のプーリ幅を変化させることで変速比を無段階に変化させる無段変速機の油圧制御装置(40)であって、
ポンプ(31)から供給された作動油の吐出圧を、油圧制御の元圧となるライン圧(PH)に調圧する第1調圧弁(41)と、
前記ライン圧(PH)を元圧として調圧した制御圧(CR)の作動油を出力する第2調圧弁(44)と、
前記制御圧(CR)を元圧として調圧した信号圧(DNC)の作動油を出力する第1可変調圧弁(45)と、
前記制御圧(CR)を元圧として調圧した信号圧(DRC)の作動油を出力する第2可変調圧弁(46)と、
前記第1可変調圧弁(45)から出力される作動油の信号圧(DNC)に基づいて、前記ライン圧(PH)を減圧して前記ドリブンプーリに付与する軸方向推力を生成するための供給圧(DN)の作動油を出力する第1最終調圧弁(42)と、
前記第2可変調圧弁(46)から出力される作動油の信号圧(DRC)に基づいて、前記ライン圧(PH)を減圧して、前記ドライブプーリに付与する軸方向推力を生成するための供給圧(DR)の作動油を出力する第2最終調圧弁(43)と、
作動油の信号圧および前記信号圧を受ける受圧部の受圧面積に基づく付勢力に応じて移動可能な複数のシャトル弁(111、112)を有し、前記第1可変調圧弁(45)から出力された作動油の信号圧(DNC)および前記第2可変調圧弁(46)から出力された作動油の信号圧(DRC)および前記断接機構の接続状態を制御するための作動油の信号圧のうち、信号圧を生成するために必要とされるライン圧が最も大きい信号圧を、前記複数のシャトル弁(111、112)の移動に応じて選択的に前記第1調圧弁(41)に供給するライン圧制御部(100)と、を備え、
前記第1調圧弁(41)は、前記ライン圧制御部(100)から供給された信号圧に応じて前記ライン圧(PH)を調圧することを特徴とする油圧制御装置。 - 前記ライン圧制御部(100)は、
前記第2可変調圧弁(46)から出力された信号圧(DRC)の作動油を入力するための第1入力ポート(171)と、前記第1可変調圧弁(45)から出力された信号圧(DNC)の作動油を入力するための第2入力ポート(172)と、前記断接機構の接続状態を制御するための作動油を入力するための第3入力ポート(173)と、を有する信号圧室(174)を備え、
前記複数のシャトル弁(111、112)は、
前記信号圧室(174)の内部を軸方向に移動可能に構成されている第1シャトル弁(111)と、
前記信号圧室(174)の内部を軸方向に移動可能に構成されている第2シャトル弁(112)と、備えることを特徴とする請求項6に記載の油圧制御装置。 - 前記第1シャトル弁(111)は、
前記第1入力ポート(171)から入力された作動油の信号圧(DRC)を受ける第1の受圧部(121、122、123)と、前記第2入力ポート(172)から入力された作動油の信号圧(DNC)を受ける第2の受圧部(131、132、133)とを備え、
前記第2シャトル弁(112)は、
前記第2入力ポート(172)から入力された作動油の信号圧(DNC)を受ける第3の受圧部(141、142、143)と、前記第3入力ポートから入力された作動油の信号圧(CPC)を受ける第4の受圧部(105、106)とを備え、
前記第1の受圧部(121、122、123)の受圧面積および第2の受圧部(131、132、133)および前記第3の受圧部(141、142、143)の受圧面積は等しく構成されており、前記第3の受圧部(141、142、143)の受圧面積は前記第4の受圧部(105、106)の受圧面積より大きく構成されていることを特徴とする請求項7に記載の油圧制御装置。 - 前記第1シャトル弁(111)は、
前記第1入力ポート(171)から入力される作動油の信号圧(DRC)および前記第1の受圧部(121、122、123)の受圧面積に基づく付勢力と、前記第2入力ポート(172)から入力される作動油の信号圧(DNC)および前記第2の受圧部(131、132、133)の受圧面積に基づく付勢力との大きさに応じて、前記信号圧室(1174)の内部を軸方向に移動可能に構成されており、
前記第2シャトル弁(112)は、
前記第2入力ポート(172)から入力される作動油の信号圧(DNC)および前記第3の受圧部(141、142、143)の受圧面積に基づく付勢力と、前記第3入力ポート(173)から入力される作動油の信号圧(CPC)および前記第4の受圧部(105、106)の受圧面積に基づく付勢力との大きさに応じて、前記信号圧室(174)の内部を軸方向に移動可能に構成されていることを特徴とする請求項8に記載の油圧制御装置。 - 前記制御圧(CR)を元圧として調圧した信号圧(CPC)の作動油を出力する第3可変調圧弁(48)と、
前記制御圧(CR)を元圧として調圧した信号圧(LCC)の作動油を出力する第4可変調圧弁(47)と、
前記第3可変調圧弁(48)から出力される作動油の信号圧(CPC)に基づいて、前記断接機構を締結するための油圧を生成する第3最終調圧弁(50)と、
前記第4可変調圧弁(47)から出力される作動油の信号圧(LCC)に基づいて、前記断接機構を締結するための油圧を生成する第4最終調圧弁(49)と、を更に備え、
前記第3可変調圧弁(48)から出力された作動油、または、前記第4可変調圧弁(47)から出力された作動油が、前記断接機構の接続状態を制御するための作動油として前記ライン圧制御部(100)に入力されることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の油圧制御装置。 - 前記断接機構は、
車両の前後進を切替可能な前後進切替クラッチと、
前記駆動源と前記ドライブプーリとの間に設けられているロックアップクラッチと、を有し、
前記第3最終調圧弁(50)は、前記断接機構として前記前後進切替クラッチを締結するための油圧を生成し、
前記第4最終調圧弁(49)は、前記断接機構として前記ロックアップクラッチを締結するための油圧を生成することを特徴とする請求項10に記載の油圧制御装置。 - 前記第1調圧弁(41)は、
前記ポンプ(31)から作動油を入力するための入力ポートと、調圧したライン圧の作動油を出力するための出力ポートとを連通する油室と、
前記油室の内部に移動可能に配置され、前記入力ポートと前記出力ポートとの連通量を制御するスプール弁(146)と、を有し、
前記スプール弁(146)は、前記ライン圧制御部(90、100)から供給された信号圧に応じて前記連通量を制御することを特徴とする請求項1または6に記載の油圧制御装置。
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