JP2017044007A - 建築用シャッター装置における障害物検知用送信機の防水構造および防水方法 - Google Patents
建築用シャッター装置における障害物検知用送信機の防水構造および防水方法 Download PDFInfo
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Abstract
Description
ところで送信機は、何らかの要因で故障することがあり、この場合、故障の原因を究明し、故障している部分(例えば基板)を交換するようなことをしていたのではメンテナンス性が悪く、そこでこのような場合、送信機全体を交換するようにしてメンテナンス性の向上を図るようにしている。このため、障害物検知スイッチから引き出されるケーブルと基板側から引き出されるケーブルとをコネクタを介して離接自在に接続するようにしているが、このコネクタが水に濡れることは好ましくなく、そこで送信機にコネクタ室を設け、このコネクタ室を防水するようにしコネクタを水から守るようにしたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
ところで障害物検知スイッチから引き出されるケーブルは、スイッチに接続されるリード線自体が直接露出したままの状態であると、リード線が異物に接触する等して断線したりしやすく、このためリード線を遊嵌状に覆うべく可撓性がある円筒状の被覆材で被覆したものが採用される。この場合、この被覆材を前記半円状の溝部を突き合わせて覆ったとして、被覆材は可撓性があるため撓みやすく溝部とのあいだに隙間ができてここから水が浸入する惧れがある。そこで被覆材を潰すようにして溝部で強制的に覆うことが提案されるが、このようにした場合、潰されることで被覆材は撓み変形することになるが、この撓み変形した隙間から水が浸入する惧れがある。また、パッキンを用いて防水することも考えられるが、パッキンは、ケーブルに当接するだけで密着していないものであり、何れにしても防水対策として充分でないという問題があり、ここに本発明の解決すべき課題がある。
請求項2の発明は、防水材は非硬化性であることを特徴とする請求項1記載の建築用シャッター装置における障害物検知用送信機の防水構造である。
請求項3の発明は、シャッターカーテン最下端の座板に、障害物に当接したことを検知する障害物検知スイッチと、該障害物検知したことに伴い障害物検知信号を出力する障害物検知用送信機とを設け、該障害物検知信号の入力に基づいて障害物検知対応がなされるように構成した建築用シャッター装置において、前記障害物検知用送信機に、底部と開口部とを有した凹嵌形状のコネクタ室を設け、該コネクタ室に、障害物検知スイッチ側と障害物検知用送信機の基板側とを電気的に接続するためのコネクタを収容するにあたり、接続されたコネクタをコネクタ室に配設する配設工程と、該配設されたコネクタをコネクタ室の底部側半部に位置させた状態で底部側半部と開口部側半部とを仕切り体で仕切る仕切り工程と、該しきられた開口部側半部に軟粘性の防水材を充填する充填工程をとを備えていることを特徴とする建築用シャッター装置における障害物検知用送信機の防水方法である。
請求項2の発明とすることにより、防水材が非硬化性である結果、例えば障害物検知用送信機が故障したため交換したいような場合、防水材を開口部側半部から抉り出すことにより仕切り体が露出し、この仕切り体を外すことで露出するコネクタの接続を外せば、簡単に障害物検知用送信機の交換作業ができることになってメンテナンス性の向上が図れることになる。
因みに、本発明は重量シャッター装置、軽量シャッター装置、グリルシャッター装置等の各種の建築用シャッター装置の何れにも採用することができる。
一方、障害物検知スイッチ8から引き回されたケーブル10を、蓋体11cに形成した凹溝11i内を這わせるようにして送信機11の端部からコネクタ室11fに至らしめ、その先端に設けた送信機側コネクタ半部14aをコネクタ室11fにて前記基板側コネクタ半部14bと接続することになり、このようにしてコネクタ14を接続した後、コネクタ室底部11gから突設したビス受け11jの先端部に突き当てた仕切り体11kをビス11pを介して固定するようになっている。尚、仕切り体11kにはケーブル10を貫通するための貫通孔11mが形成され、また発光部材15は透光性素材で形成された発光窓11oに対向するようになっており、これによって障害物検知信号が透光して受信機17で受光されるようになっている。因みに、仕切り体11kは樹脂材、金属、紙等の適宜の素材で形成することができる。また仕切り体11kとしては、ビス11pを介してビス受け11jに固定するものに限定されず、例えば、コネクタ室底部11gや周壁から仕切り体11kの平面的な支持ができる支持体(例えば少なくとも二つの支持体や十文字形状の支持体)を突設し、この支持体に仕切り体11kを当接支持させるようにしたもの、あるいはコネクタ室11fの複数の周壁(少なくとも二面)の対向間隔を、後述する底部側半部S1側が幅狭で、開口部側半部S2が幅広になるようにして段差部を形成し、この段差部に仕切り体11kを当接支持させるようにしてビス固定しない構成としても実施することができる。
2 シャッターカーテン
7 座板
8 障害物検知スイッチ
10 ケーブル
11 送信機
11c 蓋体
11f コネクタ室
11k 仕切り体
11p ビス
13 基板
14 コネクタ
19 防水材
S1 底部側半部
S2 開口部側半部
Claims (3)
- シャッターカーテン最下端の座板に、障害物に当接したことを検知する障害物検知スイッチと、該障害物検知したことに伴い障害物検知信号を出力する障害物検知用送信機とを設け、該障害物検知信号の入力に基づいて障害物検知対応がなされるように構成した建築用シャッター装置において、前記障害物検知用送信機に、障害物検知スイッチ側と障害物検知用送信機の基板側とを電気的に接続するためのコネクタを収容するコネクタ室を設けるにあたり、該コネクタ室は、底部と開口部とを有した凹陥形状をし、コネクタが内装される底部側半部と、障害物検知スイッチ側に接続されるケーブルが引き込まれる開口部側半部と、底部側半部と開口部側半部とのあいだを仕切る仕切り体と、開口部側半部に充填される軟粘性の防水材とを備えて構成されていることを特徴とする建築用シャッター装置における障害物検知用送信機の防水構造。
- 防水材は非硬化性であることを特徴とする請求項1記載の建築用シャッター装置における障害物検知用送信機の防水構造。
- シャッターカーテン最下端の座板に、障害物に当接したことを検知する障害物検知スイッチと、該障害物検知したことに伴い障害物検知信号を出力する障害物検知用送信機とを設け、該障害物検知信号の入力に基づいて障害物検知対応がなされるように構成した建築用シャッター装置において、前記障害物検知用送信機に、底部と開口部とを有した凹嵌形状のコネクタ室を設け、該コネクタ室に、障害物検知スイッチ側と障害物検知用送信機の基板側とを電気的に接続するためのコネクタを収容するにあたり、接続されたコネクタをコネクタ室に配設する配設工程と、該配設されたコネクタをコネクタ室の底部側半部に位置させた状態で底部側半部と開口部側半部とを仕切り体で仕切る仕切り工程と、該しきられた開口部側半部に軟粘性の防水材を充填する充填工程をとを備えていることを特徴とする建築用シャッター装置における障害物検知用送信機の防水方法。
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