JP2017044007A - 建築用シャッター装置における障害物検知用送信機の防水構造および防水方法 - Google Patents

建築用シャッター装置における障害物検知用送信機の防水構造および防水方法 Download PDF

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Abstract

【課題】シャッターカーテン2の座板7に設けられる障害物検知用の送信機11の基板13と障害物検知スイッチ8とを電気的に接続するコネクタ14を、高い防水性を維持した状態で送信機11に設けたコネクタ室11fに収容する。【解決手段】コネクタ室11fを、送信機11の蓋体11cに底部と開口部とを有した凹陥形状にし、そしてコネクタ14が内装される底部側半部S1と、障害物検知スイッチ8側に接続されるケーブル10が引き込まれる開口部側半部S2とで構成し、そのあいだを着脱自在な仕切り体11kで仕切り、そして開口部側半部S2に非硬化性の軟粘性防水材を充填することで高い防水性を維持する。【選択図】図6

Description

本発明は、電動式の建築用シャッター装置において、シャッターカーテンが閉作動している過程で障害物検知がなされた際に障害物検知信号を送信するための建築用シャッター装置における障害物検知用送信機の防水構造および防水方法に関するものである。
一般に、建物の出入り口等の開口部を開閉するために設けられる電動式の建築用シャッター装置は、開閉機の正逆駆動によりシャッターカーテンが巻取りドラムに巻き取られ、巻き出されることにより開口部の開閉をするように構成されているが、シャッターカーテンの閉作動の過程でシャッターカーテン最下端の座板が障害物に当接することで障害物検知スイッチ(座板スイッチ)が障害物検知をすると、障害物検知信号が座板に設けた送信機から送信され、この障害物検知信号を受信機が受信することに基づいて開閉機を緊急停止させるようにしたものがある。このような建築用シャッター装置において、送信機が設けられる座板は、シャッターカーテンの全閉時、床面に最も近い位置にあり、特にグリルシャッターのようにシャッターカーテンがパイプ状のものである場合、雨水等の水が屋外から直接被りやすく、高い防水性が要求されることになる。
ところで送信機は、何らかの要因で故障することがあり、この場合、故障の原因を究明し、故障している部分(例えば基板)を交換するようなことをしていたのではメンテナンス性が悪く、そこでこのような場合、送信機全体を交換するようにしてメンテナンス性の向上を図るようにしている。このため、障害物検知スイッチから引き出されるケーブルと基板側から引き出されるケーブルとをコネクタを介して離接自在に接続するようにしているが、このコネクタが水に濡れることは好ましくなく、そこで送信機にコネクタ室を設け、このコネクタ室を防水するようにしコネクタを水から守るようにしたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2007−36825号公報
ところが前記従来のものは、コネクタ室を構成する壁体についてはU字形の溝部を形成し、該溝部に障害物検知スイッチから引き回されるケーブルを嵌入すると共に、コネクタ室の全内周面にコネクタ室の開口端より低い支持部を設け、該支持部に設けた半円形の溝部に前記ケーブルを嵌入した状態で、支持部に突き当てるようにしてパッキンを当てがい、該パッキンの上から蓋体を被せることでコネクタ室の開口を防水状に塞ぐようにしているが、この場合に、蓋体については、壁体の溝部からはみ出ているケーブル半部を通すため先端が半円状の溝部が形成された突片を設ける一方、パッキンについては、支持体の溝部からはみ出ているケーブル半部を通すため半円状の溝部を設けるようにしている。
ところで障害物検知スイッチから引き出されるケーブルは、スイッチに接続されるリード線自体が直接露出したままの状態であると、リード線が異物に接触する等して断線したりしやすく、このためリード線を遊嵌状に覆うべく可撓性がある円筒状の被覆材で被覆したものが採用される。この場合、この被覆材を前記半円状の溝部を突き合わせて覆ったとして、被覆材は可撓性があるため撓みやすく溝部とのあいだに隙間ができてここから水が浸入する惧れがある。そこで被覆材を潰すようにして溝部で強制的に覆うことが提案されるが、このようにした場合、潰されることで被覆材は撓み変形することになるが、この撓み変形した隙間から水が浸入する惧れがある。また、パッキンを用いて防水することも考えられるが、パッキンは、ケーブルに当接するだけで密着していないものであり、何れにしても防水対策として充分でないという問題があり、ここに本発明の解決すべき課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、シャッターカーテン最下端の座板に、障害物に当接したことを検知する障害物検知スイッチと、該障害物検知したことに伴い障害物検知信号を出力する障害物検知用送信機とを設け、該障害物検知信号の入力に基づいて障害物検知対応がなされるように構成した建築用シャッター装置において、前記障害物検知用送信機に、障害物検知スイッチ側と障害物検知用送信機の基板側とを電気的に接続するためのコネクタを収容するコネクタ室を設けるにあたり、該コネクタ室は、底部と開口部とを有した凹陥形状をし、コネクタが内装される底部側半部と、障害物検知スイッチ側に接続されるケーブルが引き込まれる開口部側半部と、底部側半部と開口部側半部とのあいだを仕切る仕切り体と、開口部側半部に充填される軟粘性の防水材とを備えて構成されていることを特徴とする建築用シャッター装置における障害物検知用送信機の防水構造である。
請求項2の発明は、防水材は非硬化性であることを特徴とする請求項1記載の建築用シャッター装置における障害物検知用送信機の防水構造である。
請求項3の発明は、シャッターカーテン最下端の座板に、障害物に当接したことを検知する障害物検知スイッチと、該障害物検知したことに伴い障害物検知信号を出力する障害物検知用送信機とを設け、該障害物検知信号の入力に基づいて障害物検知対応がなされるように構成した建築用シャッター装置において、前記障害物検知用送信機に、底部と開口部とを有した凹嵌形状のコネクタ室を設け、該コネクタ室に、障害物検知スイッチ側と障害物検知用送信機の基板側とを電気的に接続するためのコネクタを収容するにあたり、接続されたコネクタをコネクタ室に配設する配設工程と、該配設されたコネクタをコネクタ室の底部側半部に位置させた状態で底部側半部と開口部側半部とを仕切り体で仕切る仕切り工程と、該しきられた開口部側半部に軟粘性の防水材を充填する充填工程をとを備えていることを特徴とする建築用シャッター装置における障害物検知用送信機の防水方法である。
請求項1、3の発明とすることにより、障害物検知スイッチ側と障害物検知用送信機の基板側とを接続するためのコネクタを収容するコネクタ室が、凹嵌形状になっていて、コネクタが内装される底部側半部と、開口部側でここに軟粘性の防水材が充填される開口部側半部とに仕切られているため、防水材を用いて防水するものでありながらコネクタに防水材が付着してしまうことがなく、しかもケーブルが円筒状の被覆材で覆蓋されたものであって、防水材の充填の際に被覆材が変形したとしても、防水材は軟粘性があるため変形した被覆材によく沿う状態で粘着することになって防水性に優れ、コネクタの水からの保護が図れることになる。
請求項2の発明とすることにより、防水材が非硬化性である結果、例えば障害物検知用送信機が故障したため交換したいような場合、防水材を開口部側半部から抉り出すことにより仕切り体が露出し、この仕切り体を外すことで露出するコネクタの接続を外せば、簡単に障害物検知用送信機の交換作業ができることになってメンテナンス性の向上が図れることになる。
建築用シャッター装置の背面図である。 シャッターカーテンの座板部位を示す要部背面図である。 座板部位の縦断面図である。 障害物検知スイッチ部位の背面断面図である。 (A)(B)は障害物検知用送信機の分解正面斜視図、背面斜視図である。 (A)(B)は障害物検知用送信機のコネクタ室部位の背面図、縦断面図である。 (A)〜(D)はコネクタ室の組込み作業手順を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図面において、1は電動式の建築用シャッター装置であって、該シャッター装置1は、開口部の開閉をするためのシャッターカーテン2、該シャッターカーテン2を巻装するための巻取りドラム3、該巻取りドラム3から巻き出されるシャッターカーテン2の開閉ガイドをすべく開口部の左右に設けられるガイドレール4、前記巻取りドラム3を正逆回転するための開閉機5、該開閉機5の開閉停止作動を行うためのスイッチ装置(押釦スイッチ)6等の各種の部材装置により構成されていること等は何れも従来通りである。
因みに、本発明は重量シャッター装置、軽量シャッター装置、グリルシャッター装置等の各種の建築用シャッター装置の何れにも採用することができる。
前記シャッターカーテン2は、複数枚のスラット2aを一枚板状に連結することで形成されるが、そのうちの最下端の座板7は、略冂字形の上側半部7aと略凵字形の下側半部7bとで構成されるが、下側半部7bは、両脚片7dが上側半部7aの両脚片7c間に遊嵌し、そして下側半部7bの上片7eが上側半部7aの下片7fに上側から係止することにより下側への脱落防止が図られた状態で上側半部7aに対して上下移動できるように構成されている。
座板上側半部7aの上側片7gには、下側半部7bの下側片7hに対向するようにして複数の障害物検知スイッチ8が左右方向に適間隔を存して設けられ、これによって障害物検知スイッチ8は上下両半部7a、7bのあいだに配設されることになるが、該障害物検知スイッチ8は、ビス8aを介して上側半部上片7gに固定される本体部8bと、該本体部8bに支軸8cを介して揺動自在に設けられる検知部8dと、検知部8dを下方に向けて付勢する弾機(図示せず)とを備えて構成されている。そしてこれら各障害物検知スイッチ8は、検知部8dが連結材8eを介して一連状に連結されており、シャッターカーテン2の全開時や閉作動中等のように下側半部7bが床面や障害物に当接していない状態では、下側半部7bは自重により垂下していて下側半部下側片7hが検知部8dから離間している。このようなものにおいて、シャッターカーテン2の閉作動中、下側半部下側片7hが障害物に当接して下側半部7bの下動が規制されると、該下側半部7bは上側半部7aに対して相対的に上動することになり、これによって下側半部下側片7hが検知部8dに当接してこれを押し上げる検知作動がなされるようになっている。因みに本実施の形態では、下側半部7bの上側半部7aに対する相対的な上動が、例えば障害物が左右何れか一方に偏倚していて傾斜状のものであって該偏倚した側の検知部8dが押し上げられる場合であっても、前述したように検知部8dは連結材8eにより一連状に連結されているため、全ての検知部8dが押し上げられる検知作動がなされ、これによって検知作動の洩れがないように諮られている。
一方、これら各障害物検知スイッチ8のうちの一つには、本体部8bにセンサスイッチであるマイクロスイッチ(常時ON接点、b接点)9が設けられるが、該マイクロスイッチ9は、検知部8dが弾機の付勢力を受けて垂下している状態では検知部8dに設けた図示しない作動部がマイクロスイッチ9のスイッチバー9aに押圧状に当接することになって該スイッチバー9aが押し込まれた状態になり、これによりマイクロスイッチ9はON状態に維持されている。これに対し、前述したように障害物に当接することにより検知部8dが弾機8eの付勢力に抗して押し上げられた場合に、作動部8fがスイッチ接点9aから離間してスイッチバー9aが図示しない弾機の付勢力を受けて離間作動をし、これによりマイクロスイッチ9がOFFに切換わる検知作動をし、これによって障害物検知信号が出力されるようになっている。
前記マイクロスイッチ9からはリード線10aが引き出されているが、該リード線10aには円筒状の被覆材10bが遊嵌状に外嵌されており、これによって本発明のケーブル(配線)10が構成されている。ケーブル10は、上側半部上側片7gに設けた貫通孔7iを貫通して上側半部上側片7gの上面に至るようになっている。
11は障害物検知信号を送信するための送信機であって、該送信機11は、ビス11aを介して座板7の上側半部上側片7gから立設する縦片7jに、スラット2aに連結する座板バー2bと共に固定されるが、送信機11は、縦片7j側が開口するケース本体11bと該開口部側を覆蓋する蓋体11cとを備えて構成される。送信機11には、電池12が組込まれる電池室11dと、基板13が組込まれる基板室11eと、前記ケーブル(具体的にはリード線10a)10の先端に設けたコネクタ半部14aおよび基板13から引き出されたリード線13aの先端に設けたコネクタ半部14bの半部同士を離接自在に接続したコネクタ14を収納するためのコネクタ室11fとが設けられている。そして送信機11は、前述したように障害物検知スイッチ8から障害物検知信号が入力した場合に、基板13に設けた発光部材(例えば遠赤外線を発光する発光ダイオード)15から障害物検知信号を出力し、この出力された障害物検知信号を、開口部上方のマグサ部16に設けた受信機17が受信すると、該受信信号が制御部18に入力し、開閉機5が閉鎖作動をしている場合に、開閉機5に対し、緊急停止信号を出力すると共に予め設定された障害物回避作動信号を出力するようになっており、このようにして必要な障害物検知対応ができるようになっている。尚、本実施の形態では、基板13側のリード線13aは被覆材がないものになっているが、必要において被覆材で被覆しても勿論よい。
前記コネクタ室11fは、蓋体11cをケース本体11b側に向けて凹陥形状にすることで形成されているが、コネクタ室11fの底部11gに基板側リード線13aが貫通する貫通孔11hが形成されることで、基板側コネクタ半部14bがコネクタ室11fに収容されるようになっている。
一方、障害物検知スイッチ8から引き回されたケーブル10を、蓋体11cに形成した凹溝11i内を這わせるようにして送信機11の端部からコネクタ室11fに至らしめ、その先端に設けた送信機側コネクタ半部14aをコネクタ室11fにて前記基板側コネクタ半部14bと接続することになり、このようにしてコネクタ14を接続した後、コネクタ室底部11gから突設したビス受け11jの先端部に突き当てた仕切り体11kをビス11pを介して固定するようになっている。尚、仕切り体11kにはケーブル10を貫通するための貫通孔11mが形成され、また発光部材15は透光性素材で形成された発光窓11oに対向するようになっており、これによって障害物検知信号が透光して受信機17で受光されるようになっている。因みに、仕切り体11kは樹脂材、金属、紙等の適宜の素材で形成することができる。また仕切り体11kとしては、ビス11pを介してビス受け11jに固定するものに限定されず、例えば、コネクタ室底部11gや周壁から仕切り体11kの平面的な支持ができる支持体(例えば少なくとも二つの支持体や十文字形状の支持体)を突設し、この支持体に仕切り体11kを当接支持させるようにしたもの、あるいはコネクタ室11fの複数の周壁(少なくとも二面)の対向間隔を、後述する底部側半部S1側が幅狭で、開口部側半部S2が幅広になるようにして段差部を形成し、この段差部に仕切り体11kを当接支持させるようにしてビス固定しない構成としても実施することができる。
このようにしてコネクタ14がコネクタ室11fで接続され、コネクタ室11fを仕切り体11kで塞いだ状態にすると、コネクタ室11fは、仕切り体11kによりコネクタ14が配設される底部側半部S1と開口部側半部S2とに二分されることになるが、開口部側半部S2には配線後、非硬化性の軟粘性がある防水材(パテ、コーキング材)19が充填されている。そして該充填された防水材19は軟粘性があることにより、該防水材19が、開口部側半部S2の周壁、仕切り体11kの開口部側半部S2側の面、そしてケーブル10の周面によく密着(被覆材10bが防水材19を充填する際の充填圧を受けて変形したとしてこの変形面に沿う状態でよく密着)することになって開口部側半部S2は隙間がない密閉状態になり、これによってコネクタ14が収容される底部側半部S1は高度の防水機能を発揮できるようになっている。
叙述の如く構成された本実施の形態において、シャッターカーテン最下端の座板7に、障害物に当接したことを検知する障害物検知スイッチ8と、該障害物検知したことに伴い障害物検知信号を出力する障害物検知用の送信機11とを設け、該障害物検知信号の入力に基づいて障害物検知対応がなされるように構成し、シャッターカーテン2の閉作動中において障害物検知がなされると、シャッターカーテン2の閉作動を緊急停止し、しかる後、必要な障害物回避作動をすることになるが、この場合に、障害物検知用送信機11の蓋体11cに凹嵌形状のコネクタ室11fを形成し、ここにコネクタ14を収容することになるが、該コネクタ室11fは、コネクタ14が内装される底部側半部S1と、障害物検知スイッチ側に接続されるケーブルが引き込まれる開口部側半部S2とに二分され、このあいだを仕切り体11kで仕切り、そして開口部側半部S2には防水材19が充填されて防水性を確保することになるため、底部側半部S1に防水材19が入り込んでコネクタ14に被着することがなく、コネクタ14の保護も図れることになる。
しかも防水材19は軟粘性であるため、開口部側半部S2に充填する際に、ケーブル10の被覆材10bが変形したとしても、防水材19はこの変形によく沿う状態で粘着することになって防水性に優れたものとなり、コネクタ14の水からの保護が図れることになる。
そのうえ防水材19は、非硬化性であるため、送信機11を交換するようなメンテナンスをする場合に、開口部側半部S2から抉り出すことで仕切り体11kを露出させ、ビス11lを外して仕切り体11kを取出せば、コネクタ14が露出することになり、そこでコネクタ14を外す等して送信機11の交換作業が簡単にできることになる。
尚、本発明は前記実施の形態に限定されるものでなく、例えば座板を逆T字形のものとし、障害物検知スイッチとしては座板の下面(底面)にテープスイッチを設けたものであっても実施することができる。またコネクタ室は、蓋体側ではなくケース本体側に設けることも勿論できる。
本発明は、開口部の開閉をする建築用シャッター装置における障害物検知用送信機として利用することができる。
1 シャッター装置
2 シャッターカーテン
7 座板
8 障害物検知スイッチ
10 ケーブル
11 送信機
11c 蓋体
11f コネクタ室
11k 仕切り体
11p ビス
13 基板
14 コネクタ
19 防水材
S1 底部側半部
S2 開口部側半部

Claims (3)

  1. シャッターカーテン最下端の座板に、障害物に当接したことを検知する障害物検知スイッチと、該障害物検知したことに伴い障害物検知信号を出力する障害物検知用送信機とを設け、該障害物検知信号の入力に基づいて障害物検知対応がなされるように構成した建築用シャッター装置において、前記障害物検知用送信機に、障害物検知スイッチ側と障害物検知用送信機の基板側とを電気的に接続するためのコネクタを収容するコネクタ室を設けるにあたり、該コネクタ室は、底部と開口部とを有した凹陥形状をし、コネクタが内装される底部側半部と、障害物検知スイッチ側に接続されるケーブルが引き込まれる開口部側半部と、底部側半部と開口部側半部とのあいだを仕切る仕切り体と、開口部側半部に充填される軟粘性の防水材とを備えて構成されていることを特徴とする建築用シャッター装置における障害物検知用送信機の防水構造。
  2. 防水材は非硬化性であることを特徴とする請求項1記載の建築用シャッター装置における障害物検知用送信機の防水構造。
  3. シャッターカーテン最下端の座板に、障害物に当接したことを検知する障害物検知スイッチと、該障害物検知したことに伴い障害物検知信号を出力する障害物検知用送信機とを設け、該障害物検知信号の入力に基づいて障害物検知対応がなされるように構成した建築用シャッター装置において、前記障害物検知用送信機に、底部と開口部とを有した凹嵌形状のコネクタ室を設け、該コネクタ室に、障害物検知スイッチ側と障害物検知用送信機の基板側とを電気的に接続するためのコネクタを収容するにあたり、接続されたコネクタをコネクタ室に配設する配設工程と、該配設されたコネクタをコネクタ室の底部側半部に位置させた状態で底部側半部と開口部側半部とを仕切り体で仕切る仕切り工程と、該しきられた開口部側半部に軟粘性の防水材を充填する充填工程をとを備えていることを特徴とする建築用シャッター装置における障害物検知用送信機の防水方法。

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