JP2017043162A - アシストグリップ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アシストグリップ10は、固定ボルト60を取り付けるための開口部16を開閉するカバー部材40が、把持部12および固定部14から構成されるグリップ本体と別体に形成されている。カバー部材40は、開口部16に着脱可能に取り付けられて該開口部16を塞ぐ蓋部42と、固定部14に設けられた保持部20に移動可能に保持される連結支持部44とを備えている。保持部20に設けた第1係止部28と連結支持部44に設けた第2係止部54とが係止することで、グリップ本体からカバー部材40が分離することが防止される。
【選択図】図3
Description
前記固定部には、該固定部の前記開口部側の底面と交差する方向に延在する保持部が設けられ、
前記カバー部材には、
前記開口部を塞ぐ蓋部と、
前記保持部に支持されて、該保持部に沿って往復移動可能な連結支持部と、
前記蓋部および前記連結支持部を連結し、前記保持部に該連結支持部が支持された状態で前記開口部を開放した開放姿勢および該開口部を塞ぐ閉鎖姿勢に該蓋部の姿勢変位を許容する連結部とが設けられたことを要旨とする。
請求項1に係る発明によれば、蓋部を開放姿勢および閉鎖姿勢に開閉変位する際に、開口部に対して近接・離間する方向へ延在する保持部に沿って連結支持部が移動することで、蓋部および連結支持部を連結する連結部が変形しながら移動するようになる。これにより、アシストグリップの配設部位周辺に位置する部材と蓋部との干渉による該蓋部の開放が制限されず、車体構成部に対するアシストグリップの着脱作業を行い易い。また、蓋部および連結支持部を連結する連結部が乗員室に露出しないようにすることができ、見栄えが損なわれない。
請求項2に係る発明によれば、蓋部の閉成姿勢において、蓋部の裏面側および連結支持部に一体に形成されたインテグラルヒンジが乗員室側に露出しないので、該インテグラルヒンジが白化してもアシストグリップの見栄えに影響を与えない。
前記連結支持部における延出端部に、該連結支持部が前記開口部の方向へ移動することで前記第1係止部に係止可能な第2係止部が設けられ、
前記保持部には、前記連結支持部の移動方向と異なる方向に開口する挿入部が形成され、
前記連結支持部における延出端部を、前記挿入部を介して前記保持部へ挿入可能に構成されたことを要旨とする。
請求項3に係る発明によれば、連結支持部の延出端部を挿入部から保持部へ挿入する際に、保持部に設けた第1係止部および連結支持部に設けた第2係止部の干渉を回避し得るから、連結支持部を保持部へ容易に挿入することができる。
請求項4に係る発明によれば、保持部に保持された連結支持部が規制部に当接することで、該連結支持部が挿入部から外れることを防止し得る。
実施例に係るアシストグリップ10は、図1〜図3、図5および図7に示すように、使用者が把持する部分である把持部12と、把持部12の両端部に設けられた一対の固定部14,14とからグリップ本体が構成される。各固定部14,14は、把持部12における長手方向の両端部に連なって設けられ、該長手方向と交差する方向(車体構成部62側)へ延出しており、アシストグリップ10のグリップ本体は略「U」字形に形成されている。各固定部14,14は、把持部12の端部から車体構成部62側へ突出すると共に乗員室66側(表側)に開放する凹状に形成されている。また、アシストグリップ10は、各固定部14,14の内側に繋がる開口部16が把持部12に形成されており、該開口部16を開閉可能なカバー部材40,40を備えている。各カバー部材40,40は、開口部16を塞ぐ形状に形成されて、アシストグリップ10を車体構成部62に固定する固定ボルト(取付具)60(図2参照)における固定部14の内側に収まった頭部60aを覆い隠すようになっている。なお、以降の説明では、アシストグリップ10の車体構成部62への配設部位を基準として、乗員室66側を表側といい、車体構成部62側を裏側をいうこともある。
前記把持部12は、図1および図2に示すように、長手方向の両端部の夫々が車体構成部62側へ湾曲している。実施例では、上下方向が把持部12の長手となり、該把持部12は、上端部および下端部が車体構成部62の方向へ左斜め後方に向けて湾曲している。これにより、車両内装部材64を挟んで車体構成部62に固定した際には、把持部12の上下方向に延在する部分と該車両内装部材64との間に、指を挿入可能な空間が画成されるようになっている。把持部12に設けられた各開口部16は、該開口部16の開口縁に沿って段部16aが形成されており、カバー部材40の蓋部42における外周縁部が、該段部16aに係止されるようになっている。ここで、段部16aは、把持部12の表面からの段差が、カバー部材40の蓋部42の厚み以上となっている。これにより、カバー部材40の蓋部42が段部16aに係止して開口部16を閉成した状態では、該蓋部42の表面が把持部12の表面より外方に位置しない。
前記各固定部14,14は、図3〜図5に示すように、把持部12の端縁部よりも一回り小さく形成された有底の筒状凹部である。各固定部14,14の底部14aに形成された前記取付孔18の表側開口は、把持部12に形成された開口部16に臨んでいる。取付孔18は、固定ボルト60の頭部60aよりも小さく、該固定ボルト60の軸部60bよりも大きな円形に形成されている。また、取付孔18の内周壁には、該取付孔18の中心方向へ突出すると共に表裏方向へ延在する突部18aが、該内周壁の周方向へ所要間隔毎に複数(実施例4つ)突設されている。各突部18aは、該突部18aの頂部を結ぶ円の直径が固定ボルト60の軸部60bの外径より僅かに小さくなるように突出しており、取付孔18に挿入した該固定ボルト60の軸部60bが各突部18aに接触するよう構成されている。従って、アシストグリップ10は、各突部18aが固定ボルト60の軸部60bを周方向から挟むことで、取付孔18に挿入した固定ボルト60を、固定部14の内側で脱落しないように保持可能となっている。これにより、アシストグリップ10は、車体構成部62に取り付ける前に、取付孔18に固定ボルト60を仮保持させることが可能である。
前記固定部14には、図2〜図7に示すように、カバー部材40に設けられた後述の連結支持部44を保持する保持部20が設けられている。保持部20は、開口部16に開口する挿通口(挿通部)22と、蓋部42に設けられた連結支持部44が収容される保持空間24とを有し、該挿通口22を介して挿入した連結支持部44の一部(第2支持部44b)を往復移動可能に収容保持し得るよう構成されている。保持部20は、固定部14における底部14aと周壁部14bとの境界部分に設けられて、該固定部14における開口部16側の底面と交差する方向へ延在しており、保持空間24は、挿通口22から固定部14の車体取付面14dに近接する方向へ直線状に延在している。保持空間24は、第2支持部44bの外面に接触する複数(実施例では4つ)の当接面24a,24b,24c,24dを備えており、第1当接面24aおよび第2当接面24bが対向すると共に、第3当接面24cおよび第4当接面24dが、第1および第2当接面24a,24bの対向方向と直交する方向で対向している。すなわち保持部20は、固定部14において開口部16に近接・離間する方向に延在しており、第1〜第4当接面24a,24b,24c,24dにより、連結支持部44が該開口部16に近接・離間する方向(車体取付面14dに近接・離間する方向)へ往復移動するのを保持可能に構成されている。また、固定部14の底部14aの表面には、周壁部14bから離間して位置するか、または周壁部14bに繋がった保持壁部26が立設されており、周壁部14bと保持壁部26との間に保持空間24の一部が形成されている。すなわち、保持空間24は、底部14aの表面よりも開口部16側の位置から、底部14aの表面と車体取付面14dとの間の位置まで延在するように形成されている。そして、保持壁部26の表側端部と周壁部14bとの間に、前述した挿通口22が形成されている。
保持部20には、図3〜図7に示すように、カバー部材40の連結支持部44に設けられた第2係止部54と係脱可能に係止する第1係止部28が設けられている。第1係止部28は、挿通口22を介して保持部20の保持空間24へ挿入した連結支持部44に設けられた第2係止部54と係止することで、該連結支持部44が保持空間24から表側へ外れることを規制するものである。すなわち、第1係止部28は、挿通口22に挿入した連結支持部44が該挿通口22から外れる方向(固定部14の車体取付面14dから開口部16側へ離間する方向)において、第2係止部54と係止可能な形状に形成されている。第1係止部28は、挿通口22に臨む位置において、保持空間24の内壁面から該連結支持部44の往復移動方向と交差する方向へ突出した鈎状部である。実施例では、保持壁部26における挿通口22に臨む位置(保持空間24における固定部14の車体取付面14dから離間した側)に第1係止部28が形成されている。また、第1係止部28は、固定部14の底部14aよりも表側に離間した位置に設けられている(図5参照)。
保持部20には、図4〜図6に示すように、前記挿通口22とは別に挿入口(挿入部)30が形成されており、カバー部材40における連結支持部44の延出端部44cが、該挿入口30を介して保持空間24へ挿入可能に構成されている。カバー部材40に設けられた連結支持部44は、第1係止部28および第2係止部54とが干渉することで、表側から挿通口22への挿入が不能となっている。そこで、挿入口30は、保持部20において、連結支持部44の移動方向(第1係止部28と第2係止部54との係止方向)と異なる方向に開口している。また、挿入口30は、第1係止部28と第2係止部54とが干渉することなく、連結支持部44の延出端部44cが挿通可能に形成されている。実施例では、周壁部14bに設けられた突縁部(規制部)14c(図5、図6参照)と保持壁部26との間に位置して、底部14aの表側と保持空間24とを連通すると共に挿通口22に連通している。従って、アシストグリップ10は、連結支持部44における第2係止部54が設けられた延出端部44cを、連結支持部44の移動方向と異なる方向から挿入口30を介して保持部20の保持空間24へ挿入可能に構成されている。
前記カバー部材40は、図1〜図5および図7に示すように、開口部16に着脱可能に取り付けられて該開口部16を塞ぐ蓋部42と、固定部14に形成された保持部20に一部を挿入して保持される連結支持部44とを備えている。カバー部材40は、蓋部42と連結支持部44とが、両部42,44に一体に形成されたインテグラルヒンジ(連結部)52を介して繋がっており、インテグラルヒンジ52により連結支持部44に対する蓋部42の回動が許容されるようになっている。これにより、カバー部材40は、インテグラルヒンジ52の変形により連結支持部44に対して回動させた蓋部42を開口部16に取り付けた閉成姿勢(図1、図7(b))と、蓋部42を開口部16から取り外して該開口部16を開放した開放姿勢(図2、図7(a))とに切り替え可能に構成される。ここで、カバー部材40は、把持部12および固定部14からなるグリップ本体とは別体の部材であり、蓋部42および連結支持部44をポリプロピレン等の合成樹脂から一体成形したものを用いることができる。
前記蓋部42は、図1〜図5に示すように、開口部16の開口形状に合わせた外周形状をなす板状体であり、開口部16に取り付けた際に乗員室66側に臨む表面が、把持部12の表面に揃ってアシストグリップ10の意匠面を構成するようになっている。蓋部42の裏面には、固定部14に形成された係止段部32,34に係脱可能な係止爪部46,48が、該裏面から延出して形成されている(図4参照)。蓋部42は、係止爪部46,48を係止段部32,34に引っ掛けると共に、該蓋部42の外周縁部が段部16aに係止することで、開口部16を塞いだ閉鎖状態で保持される。蓋部42には、連結支持部44が繋がる基端部42aと反対の先端部側に第1係止爪部46が設けられ、固定部14の周壁部14bにおける開口部16に隣接する部位に設けられた対応の第1係止段部32に、第1係止爪部46が引っ掛かるようになっている。また、蓋部42には、基端部42aと先端部との間において両端部に連なる側端部側に、幅方向に離間して一対の第2係止爪部48,48が設けられ、固定部14の周壁部14bにおける開口部16に隣接する部位において第1係止段部32を挟む両側に設けられた対応の第2係止段部34,34に、各第2係止爪部48,48が引っ掛かるようになっている。第1係止爪部46および第2係止爪部48は、蓋部42の裏面から立ち上がると共に先端部には側方へ突出した爪部を備え、該先端部が固定部14の周壁部14bから離間する方向へ変位するよう弾性変形が可能となっている。また、蓋部42の裏面には、該蓋部42を閉成姿勢とした際に固定部14の周壁部14bの上縁部に接触可能な位置決めリブ50が複数(実施例では4つ)設けられている。すなわち、蓋部42は、各位置決めリブ50が周壁部14bに接触することによっても、開口部16に対する位置決めが図られる。
前記連結支持部44は、図3〜図5に示すように、蓋部42の基端部42aから外方へ延出した棒状をなしている。連結支持部44は中間部において屈曲しており、インテグラルヒンジ52を介して蓋部42の基端部42aに連結された第1支持部44aと、屈曲部において該第1支持部44aに連なった第2支持部44bとを備えている。連結支持部44は、蓋部42の基端部42aにおける裏面側(該蓋部42の裏面との境界部)において、インテグラルヒンジ52を介して該蓋部42に連結されている。連結支持部44は、カバー部材40に成形時に、第1支持部44aが、蓋部42の裏面に対して斜めに立ち上がった傾斜状をなし、第2支持部44bが、第1支持部44aに対して蓋部42の先端部から基端部42aに向かう方向と略同じ方向へ延出している(図3、図5参照、但し、図5では2点鎖線で表示)。
第2支持部44bの延出端部44cには、図3、図5および図6に示すように、保持部20に設けられた前記第1係止部28と係脱可能に係止する第2係止部54が設けられている。第2係止部54は、第2支持部44bの延出端部44cにおいて、該第2支持部44bが保持部20の保持空間24に収容された状態で第1係止部28と対向する外面に設けられている。第2係止部54は、第2支持部44bの外面から該第2支持部44bの延在方向と交差する方向へ突出した鈎状部である。
第2支持部44bは、図4〜図6に示すように、保持部20に設けられた第4当接面(案内部)24dに接触可能な当接面56が設けられている。当接面56は、第2支持部44bにおける幅方向における一方の側面に、該第2支持部44bの延在方向に沿って設けられている。また、第4当接面24dは、保持空間24の内壁面において、該保持空間24に収容した第2支持部44bの当接面56と対向する壁部に、固定部14の表裏方向へ延在するように形成されている。カバー部材40は、当接面56および第4当接面24dが当接することで、開口部16に取り付ける際の蓋部42の位置決めが図られるように構成されている。すなわち、保持空間24に収容した第2支持部44bを第4当接面24d側へ押して、当接面56と該第4当接面24dに当接させた状態(図6(b)参照)で、インテグラルヒンジ52を中心として蓋部42を回動させると、該蓋部42の外周縁部が開口部16の開口縁部に整合するようになっており、該開口部16に対する蓋部42の取付け作業が容易となるよう構成されている。
インテグラルヒンジ52は、蓋部42および連結支持部44と一体に形成された所謂一体形成ヒンジである。インテグラルヒンジ52は、蓋部42と連結支持部44との繋ぎ目の幅方向全体に亘って第1支持部44aよりも薄肉化した部分である。インテグラルヒンジ52は、蓋部42の基端部42aにおける該蓋部42の裏面との境界部分に設けられ、該蓋部42の表面との境界部分から離間している。そして、インテグラルヒンジ52が折り曲がることで、連結支持部44に対する蓋部42の回動が許容される。カバー部材40は、前述したように、連結支持部44に対して蓋部42が開放姿勢となる形状で、蓋部42、連結支持部44およびインテグラルヒンジ52が一体成形されている(図3、図7(a)参照)。従って、インテグラルヒンジ52は、該インテグラルヒンジ52をなす樹脂が弾性変形することで折り曲がると適宜の復元力が発現するようになり、蓋部42の第1、第2係止爪部46,48と固定部14の第1、第2係止段部32,34との係止が解除された場合には、閉鎖状態の蓋部42が図3に示す元の状態(開放姿勢)に近い状態まで復帰するようになる。
次に、実施例に係るアシストグリップ10の作用について説明する。アシストグリップ10は、グリップ本体の固定部14に設けられた保持部20に、該グリップ本体と別体として形成されたカバー部材40における連結支持部44の第2支持部44bを差し込むことで、該グリップ本体にカバー部材40を取り付ける。すなわち、図6(a)に示すように、カバー部材40における連結支持部44の延出端部44cを、固定部14の底部14aの表側に当接させると共に挿入口30の幅広部に整合させ、該挿入口30を介して第2支持部44bを保持空間24内へ挿入する。これにより、連結支持部44の第2支持部44bが挿通口22を介して保持空間24に差し込まれた状態となる(図3に2点鎖線で示す)。連結支持部44は、第2支持部44bが保持空間24内を車体取付面14d側へ移動することで、延出端部44cが挿入口30よりも裏側に位置するようになり(図3に実線で示す)、該連結支持部44が保持部20に保持される。また、連結支持部44の第1支持部44aが周壁部14bの上縁に当接するようになる(図3に実線で示す)。従って、カバー部材40は、蓋部42が開放姿勢で固定部14に仮保持される。また、保持部20に対して連結支持部44が開口部16側へ移動しても、第1係止部28が第2係止部54に係止することで該連結支持部44が保持部20から外れることはなく、カバー部材40が固定部14から分離しない。
前述した構成に限定されず、例えば以下のようにも変更することが可能である。
(1)実施例では、把持部の両端に固定部を設けたが、把持部の片側の端部にだけ固定部を設け、1つの固定部によって把持部を片持ち支持してもよい。
(2)アシストグリップは、実施例で例示した縦向きで使用されるものに限らず、横向きや傾斜姿勢で使用されるものであってもよい。
(3)第1係止部は、支持壁部に設けたものに限らず、固定部における周壁部に設けてもよい。
(4)連結支持部の形状や、蓋部に対する連結支持部の配置および数は、蓋部の形状やサイズに応じて適宜変更可能である。
(5)蓋部に設けられる係止爪部の数および配置は、蓋部の形状などによって適宜変更可能であり、例えば蓋部の先端部側だけに係止爪部を設けてもよい。
(6)実施例では取付具として固定ボルトを挙げたが、車体構成部に開設された孔に嵌るクリップなどであってもよい。
20 保持部,22 挿通口(挿通部),28 第1係止部,30 挿入口(挿入部)
40 カバー部材,42 蓋部,44 連結支持部,44c 延出端部
52 インテグラルヒンジ(連結部),54 第2係止部,62 車体構成部
64 車両内装部材,66 乗員室
Claims (4)
- 把持部と、前記把持部の端部に設けられて乗員室側に開口する固定部と、前記固定部の開口部を塞ぐカバー部材とを備え、乗員室側から前記固定部が車体構成部に固定されるアシストグリップにおいて、
前記固定部には、該固定部の前記開口部側の底面と交差する方向に延在する保持部が設けられ、
前記カバー部材には、
前記開口部を塞ぐ蓋部と、
前記保持部に支持されて、該保持部に沿って往復移動可能な連結支持部と、
前記蓋部および前記連結支持部を連結し、前記保持部に該連結支持部が支持された状態で前記開口部を開放した開放姿勢および該開口部を塞ぐ閉鎖姿勢に該蓋部の姿勢変位を許容する連結部とが設けられた
ことを特徴とするアシストグリップ。 - 前記連結部は、前記蓋部の裏面側および前記連結支持部に一体に形成されたインテグラルヒンジである請求項1記載のアシストグリップ。
- 前記保持部における前記開口部に近接した側に第1係止部が設けられ、
前記連結支持部における延出端部に、該連結支持部が前記開口部の方向へ移動することで前記第1係止部に係止可能な第2係止部が設けられ、
前記保持部には、前記連結支持部の移動方向と異なる方向に開口する挿入部が形成され、
前記連結支持部における延出端部を、前記挿入部を介して前記保持部へ挿入可能に構成された請求項1または2記載のアシストグリップ。 - 前記保持部には、前記挿入部に隣接する位置に、前記連結支持部に当接して該連結支持部が該挿入部側へ移動するのを規制する規制部が設けられている請求項3記載のアシストグリップ。
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