JP2017042671A - 磁気共鳴撮像装置 - Google Patents

磁気共鳴撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017042671A
JP2017042671A JP2016238026A JP2016238026A JP2017042671A JP 2017042671 A JP2017042671 A JP 2017042671A JP 2016238026 A JP2016238026 A JP 2016238026A JP 2016238026 A JP2016238026 A JP 2016238026A JP 2017042671 A JP2017042671 A JP 2017042671A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sae
value
imaging
unit
magnetic resonance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016238026A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6325645B2 (ja
Inventor
和也 田之上
Kazuya Tanoue
和也 田之上
春日井 隆夫
Takao Kasugai
隆夫 春日井
慎也 小澤
Shinya Ozawa
慎也 小澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Medical Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Medical Systems Corp filed Critical Toshiba Medical Systems Corp
Priority to JP2016238026A priority Critical patent/JP6325645B2/ja
Publication of JP2017042671A publication Critical patent/JP2017042671A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6325645B2 publication Critical patent/JP6325645B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】SAR規格値を満たすように撮像順序を効率よく変更する操作を支援する手段を有する磁気共鳴撮像装置を提供する。【解決手段】実施形態の磁気共鳴撮像装置は、患者に印加するRFパワーを測定することによって、前記患者に累積される吸収エネルギーを実測する実測部と、前記実測部により実測される前記吸収エネルギーを保存する保存部と、前記吸収エネルギーの上限値と、前記保存部から読み出される前記吸収エネルギーとの関係を求める算出部と、前記算出部により求められる前記関係を表示する表示部と、を備える。【選択図】 図2

Description

本発明の実施形態は、磁気共鳴撮像装置に関する。
磁気共鳴撮像装置は、静磁場中に置かれた被検体の原子核スピンをラーモア周波数の高周波(RF:Radio Frequency)信号で励起し、励起に伴って被検体から発生する磁気共鳴信号を再構成して画像を生成する撮像装置である。
磁気共鳴撮像装置では、磁気共鳴信号を得るために高周波信号(RF信号)を被検体に印加する。高周波信号の印加は被検体を加熱し、被検体の体温を上昇させる。そこで、安全面の観点から、被検体の単位質量当たりに吸収されるエネルギーとしてSAR(Specific Absorption Ratio)が定義され、SARの上限値、即ち安全基準値が、IEC(International Electrotechnical Commission)規格(IEC60601−2−33)として規定されている。より具体的には、SAR(単位はW/kg)は、生体組織1kgに吸収されるRF信号のエネルギーとして定義され、任意の10秒間での平均SAR(以下、単に10秒平均SARと呼ぶ)や、直近の6分間での平均SAR(以下、単に6分平均SARと呼ぶ)の上限値が、全身や頭部等の撮像部位に応じて夫々規定されている。
一方、被検体に対して行われる撮像では、複数の撮像単位を組み合わせ、組み合わせた順番に従って各撮像単位を連続して実行する処理が通常行われている。上記のSARは、通常、撮像単位ごとに異なってくる。また、個々の撮像単位は6分間よりも少ない撮像時間であることが多い。このため、6分平均SARは、撮像単位の順序に依存して異なる値となる。特許文献1には、複数の撮像単位が与えられたとき、6分平均SARがその上限値を超えることのないような撮像単位の実行順序を自動的に決定する技術が開示されている。
特開2011−143235号公報
上述した10秒平均SARや6分平均SARに加えて、近時、IEC規格の新しい版(IEC60601−2−33 第3版)において、長時間MR検査比吸収エネルギー(Long MR Examination specific absorbed energy)の上限値が新たに規定された。これは、1検査あたりのSARの総量(1検査あたりのSARの累積値、或いは積分値)が、その上限値を超えたら、その検査をそれ以上撮像してはいけないという規定である。なお、以下、長時間MR検査比吸収エネルギーを単にSAE(Specific Absorbed Energy)と呼ぶものとする。
上記規定により、検査の途中であっても、SAE(長時間MR検査比吸収エネルギー)がその上限値を超えた場合、それ以降撮像ができなくなる。特に、全身撮像等の撮像時間の長い検査を行う場合や、撮像を途中で中断し、その後再度撮像を継続するような場合には、SAE(長時間MR検査比吸収エネルギー)が上限値に達する可能性が高くなる。
そこで、検査の計画段階のみならず、検査の途中においても、SAE(長時間MR検査比吸収エネルギー)の値とその上限値との関係を、検査技師等が容易に把握することができる磁気共鳴撮像装置が要望されている。
実施形態の磁気共鳴撮像装置は、患者に印加するRFパワーを測定することによって、前記患者に累積される吸収エネルギーを実測する実測部と、前記実測部により実測される前記吸収エネルギーを保存する保存部と、前記吸収エネルギーの上限値と、前記保存部から読み出される前記吸収エネルギーとの関係を求める算出部と、前記算出部により求められる前記関係を表示する表示部と、を備える。
実施形態の磁気共鳴撮像装置の全体構成を示すブロック図。 主にSAE算出とSAE表示に関する機能ブロックの構成例を示す図。 SAE算出とSAE表示に関する処理例を示すフローチャート。 検査内容設定時の表示例を示す図。 (b)はSAE予測値の算出概念を示す図、(a)はSAE予測値の第1の表示例を示す図。 (b)はSAE予測値の算出概念を示す図、(a)はSAE予測値の第2の表示例を示す図。 SAE予測値の第3の表示例を示す図。 SAE予測値の第4の表示例を示す図。 SAE予測値の第5の表示例を示す図。 検査中断後に検査を再開する際のSAE予測値の表示例を示す図。 所定期間内に同一患者に対する複数の検査を実施する際のSAE予測値の表示例を示す第1の図。 所定期間内に同一患者に対する複数の検査を実施する際のSAE予測値の表示例を示す第2の図。 複数の磁気共鳴撮像装置で構成されるシステムの構成例を示す図。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
(1)構成及び全般動作
図1は、本実施形態における磁気共鳴撮像装置1の全体構成を示すブロック図である。図1に示すように、磁気共鳴撮像装置1は、静磁場を形成する筒状の静磁場用磁石22、静磁場用磁石22の内側において軸を同じにして設けられた筒状のシムコイル24、傾斜磁場コイル26、RFコイル28の他、制御系30、被検体(患者)Pが乗せられる寝台32等を備える。さらに、制御系30は、静磁場電源40、シムコイル電源42、傾斜磁場増幅ユニット44、RF送信器46、SAR/SAE実測部47、RF受信器48、シーケンスコントローラ56、コンピュータ58等を備えている。また、コンピュータ58は、その内部構成として、演算装置60、入力装置62、表示装置64、記憶装置66等を有している。
静磁場用磁石22は静磁場電源40に接続され、静磁場電源40から供給される電流により撮像空間に静磁場を形成させる。シムコイル24はシムコイル電源42に接続され、シムコイル電源42から供給される電流により静磁場を均一化する。静磁場用磁石22は、超伝導コイルで構成される場合が多く、励磁の際に静磁場電源40に接続されて電流が供給されるが、一旦励磁された後は非接続状態とされるのが一般的である。なお、静磁場電源40を設けずに、静磁場用磁石22を永久磁石で構成してもよい。
傾斜磁場増幅ユニット44は、X軸傾斜磁場増幅ユニット44x、Y軸傾斜磁場増幅ユニット44y、およびZ軸傾斜磁場増幅ユニット44zとで構成されている。なお、図1においては、静磁場用磁石22およびシムコイル24の軸方向をZ軸方向、鉛直方向をY軸方向、これらに直交する方向をX軸方向としている。
傾斜磁場コイル26は、X軸傾斜磁場コイル26x、Y軸傾斜磁場コイル26y、およびZ軸傾斜磁場コイル26zを有し、静磁場用磁石22の内側で筒状に形成されている。X軸傾斜磁場コイル26x、Y軸傾斜磁場コイル26y、およびZ軸傾斜磁場コイル26zはそれぞれ、X軸傾斜磁場増幅ユニット44x、Y軸傾斜磁場増幅ユニット44y、Z軸傾斜磁場増幅ユニット44zに接続されている。
各傾斜磁場増幅ユニット44x、44y、44zから傾斜磁場コイル26x、26y、26zにそれぞれ供給される電流により、X軸、Y軸、およびZ軸方向の傾斜磁場Gx、Gy、Gzが撮像空間にそれぞれ形成される。
装置座標系の3軸方向の傾斜磁場Gx、Gy、Gzを合成して、論理軸としてのスライス方向傾斜磁場Gss、位相エンコード方向傾斜磁場Gpe、および、読み出し方向(周波数エンコード方向)傾斜磁場Groの各方向を任意に設定できる。各傾斜磁場は、静磁場に重畳される。なお、スライス方向、位相エンコード方向、および、読み出し方向の直交3軸で構成される座標系を画像座標系と呼ぶものとする。
RF送信器46は、シーケンスコントローラ56から入力される制御情報に基づいて、核磁気共鳴を起こすためのラーモア周波数のRFパルスを生成し、これを送信用のRFコイル28に送信する。RFコイル28には、RFパルスを送信すると共に被検体からの磁気共鳴信号(MR信号)を受信する送受信用全身コイル(WBC:whole body coil)や、寝台32または被検体Pの近傍に設けられる受信専用のコイル(ローカルコイルとも呼ばれる)などがある。
RFコイル28で受信したMR信号は、信号ケーブルを介してRF受信器48に供給される。
RF受信器48は、受信したMR信号に対して、前置増幅、中間周波変換、位相検波、低周波増幅、フィルタリングなどの各種の信号処理を施した後、A/D(analog to digital)変換を施すことで、デジタル化された複素データである生データ(raw data)を生成する。RF受信器48は、生成したMR信号の生データをシーケンスコントローラ56に出力する。
SAR/SAE実測部47は、患者に印加するRFパワーを、例えばRF送信器46の出力を検出することによって測定し、測定したRFパワーからSARやSAEの実測値を求める。求めた実測値は、シーケンスコントローラ56を介してコンピュータ58に送られる。
シーケンスコントローラ56は、コンピュータ58の演算装置60の制御に従って、設定されたパルスシーケンスを含む撮像条件に対応する傾斜磁場Gx、Gy,GzおよびRFパルスを発生させるためのデータ列や制御情報を生成し、これらを各傾斜磁場増幅ユニット44x、44y、44zやRF送信器46に出力する。
また、シーケンスコントローラ56は、これらの傾斜磁場Gx、Gy,GzおよびRFパルスに応答して受信されたMR信号を、生データ(raw data)としてRF受信器48から入力し、演算装置60に出力する。
演算装置60は、磁気共鳴撮像装置1全体の制御を行う他、ユーザ操作によって入力装置62に入力された種々の設定情報に基づいて、検査内容の設定や変更を行い、設定或いは変更された検査内容に基づいてシーケンスコントローラ56を制御する。
また、演算装置60は、シーケンスコントローラ56から入力した生データに対して、逆フーリエ変換等を含む再構成処理を行って画像データを生成する。即ち、演算装置60は再構成部として機能する。生成された画像データは表示装置64に表示される。
また、本実施形態の演算装置60では、設定された検査内容に基づいて、長時間MR検査比吸収エネルギーの予測値(以下、SAE予測値と呼ぶ)を算出する。また、SAR/SAE実測部47で求められた長時間MR検査比吸収エネルギーの実測値(以下、SAE実測値と呼ぶ)に基づいてSAE予測値を更新する。SAE予測値の算出や更新の具体的な方法については後述する。
コンピュータ58の演算装置60はプロセッサ等を備えて構成され、記憶装置66に保存されるプログラムコードを実行することによって、上述した各機能を実現する。
図2は、本実施形態の磁気共鳴撮像装置1の演算装置60で実行する各種の処理のうち、SAE予測値の算出やSAE予測値の表示等に関連する機能ブロックの構成例を示す図である。
演算装置60は、検査内容設定部70、検査内容変更部71、SAE予測値算出部72、SAE予測値更新部73、個別SAR算出部74、SAE予測値グラフ表示生成部75等の各機能ブロックを有する。これらの機能ブロックによって以下に示すような夫々の機能を実現する。
図3は、本実施形態の磁気共鳴撮像装置1の各種の処理のうち、SAE予測値の算出やSAE予測値の表示等に関連する処理例を示すフローチャートである。
以下、図3のフローの順に、機能ブロック図(図2)を参照しつつ、実施形態の磁気共鳴撮像装置1の動作について説明する。
(2)検査内容の設定
まず、図3のステップST10では、複数の撮像単位を含む検査内容を設定する。検査内容設定部70は、キーボードやマウス等からなる入力装置62を介して入力された各種の設定情報を取り込む。入力装置62から入力される設定情報には、患者の識別情報、その患者に対して行われる検査の識別情報、検査を構成する複数の撮像単位の識別情報や、撮像単位ごとの撮像時間、撮像単位の順序(撮像順序)に関する情報が含まれる。
ここでの撮像単位とは、T1強調撮像、T2強調撮像、拡散強調撮像等の夫々の撮像のことを指す。また、位置決め画像(locator)を得るための撮像、シミング調整のための撮像、MAPを生成するための撮像等も、夫々が1つの撮像単位となる。撮像単位は、DICOM(Digital Imaging and Communication in Medicine)規格の階層管理の下では、「シリーズ(Series)」と呼ばれることもある。
検査内容設定部70は、入力装置62から入力された、複数の撮像単位の識別情報、撮像単位ごとの撮像時間、撮像単位の撮像順序等に基づいて、各種のパルスシーケンスを決定してシーケンスコントローラ56に出力する他、撮像単位の識別情報、撮像単位ごとの撮像時間、撮像単位の撮像順序やパルスシーケンス等の撮像条件に関する情報を表示装置64に出力して、これらを表示する。
図4は、検査内容の設定段階における表示装置64の表示画面SC1の表示例を示す図である。表示画面SC1の左側には検査内容ウィンドウW1が表示され、右側にはパラメータ設定ウィンドウW2が表示される。図4に示す例では、「患者A」に対して「検査(1)」が行われ、「検査(1)」の内容として、撮像単位番号「1」から「9」までの9つの撮像単位の撮像が、検査内容ウィンドウW1の配列順に行われることを示している。
例えば、検査内容ウィンドウW1の1段目の撮像単位「1」(撮像単位ID:「Locator 3 Axis」)は、例えば、X方向、Y方向、Z方向のそれぞれ1枚ずつの位置決め用画像を2分間(「Time」欄の「2:00」)撮像することを示している。2段目の撮像単位「2」(撮像単位ID:「Shimming」)は、磁場の均一性等を調整するための撮像を4分間(「Time」欄の「4:00」)撮像することを示している。3段目の撮像単位「3」(撮像単位ID:「MAP」)は、受信コイルの感度マップを取得するための撮像を3分間(「Time」欄の「3:00」)撮像することを示している。また、4段目の撮像単位「4」(撮像単位ID:「3D TOF」)は、3次元画像を得るために、TOF(Time of Flight)法による撮像を5分間(「Time」欄の「5:00」)撮像することを示している。以下同様に、例えば、5段目の撮像単位「5」(撮像単位ID:「T2W AX」)は、アキシャル面のT2強調撮像を行うこと等を示している。
表示画面SC1の右側には、検査内容ウィンドウW1で選択した撮像単位の具体的なパラメータを示すパラメータ設定ウィンドウW2が表示される。撮像単位の選択は、検査内容ウィンドウW1の「Plan」欄をマウス等でクリックすることによって行われ、選択した撮像単位の「Plan」欄にはチェックマークが付される。図4の例では、撮像単位「4」が選択されており、撮像単位「4」(撮像単位ID:「3D TOF」)のパルスシーケンスに対して予め設定されたパラメータ(スライス数、スライス厚等)がパラメータ設定ウィンドウW2に表示される。表示されたパラメータの値は、個別に変更することができる。
(3)SAE予測値の算出と表示(第1の実施形態)
検査内容の設定が終了すると、次のステップST11(図3)で、撮像単位ごとのSAE予測値を算出する。SAE予測値の算出は図2に示すSAE予測値算出部72が行う。さらに、SAE予測値算出部72は、長時間MR検査比吸収エネルギーの安全基準値(上限値)として規定されているSAE安全基準値と算出したSAE予測値とに基づいて、SAE安全基準値に対するSAE予測値の相対値を算出する。SAE安全基準値に対するSAE予測値の相対値とは、例えば、SAE安全基準値に対するSAE予測値の比率であり、例えば、SAE予測値をSAE安全基準値で除算した値をパーセント表示したものである。ステップST12では、ステップST11で求めたSAE安全基準値に対するSAE予測値の相対値に関する情報を表示装置64に表示する。
図5(b)は、SAE予測値、及びSAE安全基準値に対するSAE予測値の相対値の算出の概念を説明する図である。また、図5(a)はSAE安全基準値に対するSAE予測値の相対値に関する情報(相対値情報)の第1の表示例を示す図である。
図5(b)では、撮像単位ごとの個別SARを棒グラフで示し、SAE予測値を太い破線で示す折れ線グラフとして表示している。SAE予測値は個別SARから算出される。
前述したように、SAR(単位はW/kg)は、生体組織1kgに吸収されるRF信号のエネルギーとして定義されており、任意の10秒間に生体組織1kgに吸収されるRF信号のエネルギーを10秒で除した値が、IECで規定される10秒平均SAR(W/kg)であり、直近の6分間に生体組織1kgに吸収されるRF信号のエネルギーを6分で除した値が6分平均SAR(W/kg)である。これらに対して、上記の個別SARは、個別の撮像単位を撮像時間Tだけ継続したときに生体組織1kgに吸収されるRF信号のエネルギーを撮像時間Tで除した値である。所定のパルスシーケンスを有するある撮像単位の撮像を撮像時間Tだけ行ったとき、生体組織1kgに吸収されるRF信号のエネルギーは、撮像時間Tが長くなるほど大きくなるが、そのエネルギーを撮像時間Tで除した値は、撮像時間Tに依存しない値となり、撮像単位ごとの個別の平均的なSARの値を示す。この値を個別SARと定義している。
個別SARは、撮像単位ごとのパルスシーケンスが定まれば、そのパルスシーケンス中のRFパルス列の諸元(RFパルスのパワー、パルス幅、パルス周期等)から撮像単位ごとに算出することができる。また、撮像単位ごとのRFパルス列の諸元が予め固定的に定まっている場合は、撮像単位の種別と個別SARの値とが関連付けられたテーブル等を参照して個別SARを求めても良い。RFパルスのパワーは予め事前に測定した値を用いても良いし、検査の開始前に行われる校正用スキャンによって定まる値を用いても良い。個別SARの算出自体は、個別SAR算出部74(図2参照)が行う。
SAE予測値は個別SARを累積した値、即ち、個別SARを時間方向に積分した値である。したがって、撮像単位ごとの個別SARの値、各撮像単位の撮像時間、及び各撮像単位の順序が定まれば、SAE予測値を算出することができる。また、「撮像単位ごとのSAE予測値」は撮像単位の夫々の撮像終了時におけるSAE予測値であり、図5(b)では、「撮像単位ごとのSAE予測値」を黒丸で示している。
一方、SAE安全基準値(SAEの上限値)は、全身に対するSARの値として、4W/kg((Whole body SAR 4W/kg)(6分SAR 1st Operation Modeの上限値))を1時間撮像し続けたときの総量として規定されている。
SAE予測値算出部72は、さらに、算出したSAE予測値(絶対値)を上記のSAE安全基準値で除して、SAE安全基準値に対するSAE予測値の相対値を、例えばパーセント表示で表される比率として、撮像単位ごとに算出する。
さらに、SAE安全基準値に対するSAE予測値の比率(以下、SAE予測値比率と呼ぶ)を、適宜の範囲で区分けする。例えば、0%から80%までの比率を第1区分、80%以上90%未満の比率を第2区分、90%以上100%未満の比率を第3区分、100%以上の比率を第4区分として区分ける。そして、撮像単位ごとの、安全基準値に対するSAE予測値の相対値情報(例えば、どの撮像単位が第1区分から第4区分のどの区分に属するかといった情報)を表示装置64に出力する。
表示装置64では、撮像単位の識別情報の表示に、上記の安全基準値に対するSAE予測値の相対値情報を付加して表示する。ここで、撮像単位の識別情報とは、検査内容ウィンドウW1における各撮像単位の表示欄や、各撮像単位に属する文字列のことである。そして、撮像単位の識別情報の表示に安全基準値に対するSAE予測値の相対値情報を付加して表示するとは、例えば、各撮像単位の表示欄や文字列を、第1区分から第4区分のどの区分に属するかに応じて異なる態様、例えば、異なる色や異なる濃淡で表示することである。
図5(b)に示す例では、撮像単位番号「1」から「4」の各撮像単位のSAE予測値比率は80%未満であり第1区分に属する。撮像単位番号「5」の撮像単位のSAE予測値比率は80%以上90%未満であり第2区分に属する。撮像単位番号「6」の撮像単位のSAE予測値比率は90%以上100%未満であり第3区分に属する。そして、撮像単位番号「7」の撮像単位のSAE予測値比率は100%以上であり第4区分に属する。撮像単位「8」、「9」の撮像単位のSAE予測値比率も当然100%以上であり、これらも第4区分に属する。
そこで、図5(a)に示す第1の表示例では、第4区分に属する撮像単位番号「7」から「9」の撮像単位に対しては、最も濃い濃淡、或いは赤色で表示している。第3区分に属する撮像単位番号「6」の撮像単位に対しては、それよりも薄い濃淡、或いは黄色で表示している。また、第2区分に属する撮像単位番号「5」の撮像単位に対しては、さらに薄い濃淡、或いは緑色で表示している。そして、第1区分に属する撮像単位番号「1」から「4」の各撮像単位に対しては、濃淡をつけることなく、或いは色を変えることなく地の色で表示している。
このように、SAE予測値比率に応じて、撮像単位の表示態様を異ならせることにより、どの撮像単位からSAE予測値がSAE安全基準値を超えそうであるのかをユーザは容易に把握することができる。また、SAE安全基準値を超えない場合であっても、SAE予測値がどの程度SAE安全基準値に接近しているのかを容易に把握することができる。その結果、撮像開始前に、検査内容を必要に応じて適切に変更することが可能となる。
図6(a)はSAE予測値比率の第2の表示例を示す図である。なお、図6(b)は図5(b)と同じである。第2の表示例では、SAE予測値比率に応じて、異なる形態のアイコンを各撮像単位の識別情報の表示に隣接して表示している。第1区分に属する撮像単位(番号「1」から「4」)に対してはアイコン表示無しとし、第2区分に属する撮像単位(番号「5」)に対しては星形アイコンを1つ表示している。また、第3区分に属する撮像単位(番号「6」)に対しては星形アイコンを2つ表示し、第4区分に属する撮像単位(番号「7」から「9」)に対しては星形アイコンを3つ表示するものとしている。
SAE予測値比率に応じた撮像単位ごとの表示態様は上記の濃淡、色、アイコンに限定されるものではなく、当業者が想定しうる種々の態様が可能である。
図7はSAE予測値比率の第3の表示例を示す図である。第3の表示例では、検査内容ウィンドウW1におけるSAE予測値比率の表示に加えて、グラフ表示ウィンドウW3を別途設け、グラフ表示ウィンドウW3内にSAE予測値(或いはSAE予測値比率)を表すグラフをSAE安全基準値と関連付けて表示させている。表示させるグラフ自体は、SAE予測値の説明図(図5(b)等)と実質的に同じものである。グラフデータの生成は、SAE予測値グラフ表示生成部75(図2参照)が行う。このグラフ表示により、SAE予測値(或いはSAE予測値比率)とSAE安全基準値との相対関係を、ユーザはより直感的に把握することができる。なお、検査内容ウィンドウW1を、SAE予測値比率の表示を付加しない通常の表示(図4の検査内容ウィンドウW1の表示)とし、SAE予測値のグラフ表示をこれに並べて表示させる形態でもよい。
図3に戻り、図3のステップST13では、検査内容に変更があったか否かを判定する。検査内容の変更は、検査内容変更部71(図2参照)が行う。変更があった場合は、その変更内容に応じて、SAE予測値算出部72はSAE予測値の再算出を行い(ステップST14)、ステップST12に戻る。
図8は、検査内容変更に伴ってSAE予測値を再算出し、再算出したSAE予測値(或いはSAE予測値比率)に基づいて、SAE予測値の表示を更新する例を示している。図8の検査内容は、図7に示す検査内容に対して、撮像単位番号「5」と「6」の撮像順序を入れ替える変更を行っている。その結果、撮像単位番号「1」から「4」の撮像に加えて、撮像番号単位「6」の撮像が第1区分に属するようになっている。また、撮像単位「5」の撮像は第2区分から第3区分に変更されている。検査内容の変更は上記の撮像順序の変更の他、撮像単位ごとの撮像条件の変更や、撮像単位の追加や削除等を含む。そして、これらの検査内容の変更が行われると、その変更に基づいてSAE予測値は再算出され、再算出されたSAE予測値に基づいて表示も変更される。
検査内容に変更がない場合は(ステップST13のNo)、ステップST15に進み、設定或いは変更された検査内容に従って撮像が開始される。
図9は、撮像開始後の表示例を示す図である。図9の検査内容ウィンドウW1の「Status」欄における「Done」はその撮像単位の撮像が終了したことを示し、「Current」はその撮像単位の撮像が現在行われていることを示し、「Wait」はその撮像単位の撮像がこれから行われることを示している。
撮像が開始されると、SAR/SAE実測部47(図1、図2参照)は、RFパワーを実測してSARを測定すると共に、SARの測定値を積分してSAEを求め、求めたSAEを、シーケンスコントローラ56を介してSAE実測値として演算装置60に出力する。演算装置のSAE予測値算出部72は、適宜の間隔で、例えば、各撮像単位の撮像の終了の都度、SAE実測値を取得する(図3のステップST16)。そして、SAE予測値算出部72のSAE予測値更新部73は、SAE実測値を取得するごとに、取得したSAE実測値を基準として、撮像が終了していない各撮像単位に対するSAE予測値を更新する(ステップST17)。そして、更新されたSAE予測値に基づいて、SAE予測値の表示(SAE安全基準値に対するSAE予測値の相対値情報の表示)を撮像単位ごとに更新する(ステップST18)。
図9に示す例では、撮像単位番号「3」までの撮像が終了しているため、グラフ表示ウィンドウW3の撮像単位番号「1」から「3」に対応する折れ線グラフは、SAE予測値に替えてSAE実測値を示すものとしている。またこのことを表現するため、SAE実測値に対しては、破線に替えて太い実線で表すものとしている。
一方、現在撮像中、及びこれから撮像を行う撮像(撮像単位番号「4」から「9」に対しては、取得したSAE実測値を基準として各撮像単位に対するSAE予測値を更新する。つまり、撮像単位番号「3」の終了時のSAE実測値に対して撮像単位番号「4」から「9」の各SAE予測値を累積的に加算することによって、撮像単位番号「4」から「9」の各SAE予測値を更新する。そして、グラフ表示ウィンドウW3では、更新した撮像単位番号「4」から「9」の各SAE予測値を、例えば、太い破線で示している。なお、撮像開始前の当初のSAE予測値を、参考的に細い破線で図示するようにしてもよい。
なお、更新されたSAE予測値は、検査内容ウィンドウW1の表示にも反映される。図9に示す例では、実績値に基づく更新の結果、撮像単位番号「6」のSAE予測値が増加し、第3区分(90%以上100%未満)の領域から第4区分(100%以上)の領域に変化している。このため、検査内容ウィンドウW1では、撮像単位番号「6」の表示が第4区分を示す最も濃い濃淡(或いは赤色)に変化している。
上述したステップST16からステップST18までの処理を検査が終了するまで繰り返し、総ての撮像単位の撮像が終了すると、その検査が終了(ステップST19のYes)となり、処理を終わる。
上述した第1の実施形態によれば、検査内容の設定時においてSAE予測値が撮像単位ごとに表示されるため、SAEが安全基準値を超えるか否か、或いは超える場合にはどの撮像単位において安全基準値を超えそうであるかを検査開始前に容易に把握することができる。このため、SAEが安全基準値を超えそうな場合には、検査内容を変更するなどの適切な処置を事前にとることができる。
また、検査を開始した後においては、RFパワーの測定から求めたSAE実測値を取り込み、SAE実測値を基準としてSAE予測値を順次更新しているため、SAE予測値の精度を高めることができる。
(4)SAE予測値の算出と表示(第2の実施形態)
図2に示したように、実施形態の磁気共鳴撮像装置1は、SAE実測値を保存するSAE実測値保存部76を有している。SAE実測値保存部76は、コンピュータ58内の適宜の保存装置に設けることができるが、記憶装置66内の適宜の領域にSAE実測値保存部76を設けてもよい。そして、第2の実施形態においては、SAE予測値算出部72は、SAR/SAE実測部47から取得したSAE実測値を、患者ID(患者の識別情報)と関連付けてSAE実測値保存部76に保存するようにしている。
ある患者(例えば、患者A)を磁気共鳴撮像装置1で検査する場合、検査の途中で一旦その検査(例えば、検査(1))を中断して、他の患者を磁気共鳴撮像装置1で検査し、その後、患者Aに対する検査(1)を再開するような場合があり得る。
例えば、図10では、患者Aに対する検査(1)のうち、番号「1」から「4」までの撮像単位の撮像が終了した時点で一旦検査(1)を中断して、他の患者の検査を行い、他の患者に対する検査が終わったのち、患者Aに対する検査(1)のうち、番号「5」から「9」の撮像単位の撮像を再開する例を示している。
第2の実施形態の磁気共鳴撮像装置1では、SAE実測値を患者IDに関連付けてSAE実測値保存部76に所定の間隔、例えば撮像単位の撮像が終了するごとに保存するようにしている。したがって、図10に示す例では、番号「4」の撮像が終了した時点での患者AのSAE実測値がSAE実測値保存部76に保存されている。
そして、患者Aの検査(1)を番号「5」の撮像単位から再開するに際して、SAE実測値保存部76に保存されている患者AのSAE実績値を読出し、残りの検査(番号「5」から番号「9」までの撮像単位の撮像)におけるSAE予測値を、読み出したSAE実績値を基準として算出するようにしている。
第2の実施形態による磁気共鳴撮像装置1によれば、検査を中断した時のその患者のSAE実績値をSAE実測値保存部76に保存し、検査の再開時には、SAE実測値保存部76に保存されたその患者の検査中断前のSAE実績値を用いて、検査再開後のSAE予測値を算出しているため、精度の高いSAE予測値を得ることが可能となる。
(5)SAE予測値の算出と表示(第3の実施形態)
ここまでは、ひとりの患者に対してひとつの検査を実施する際に、SAE予測値を算出し、SAE安全基準値に対するSAE予測値の相対値(比率等)を表示する形態を説明してきた。
一方、ひとりの患者に対して、複数の異なる検査を比較的短い期間内、例えば24時間以内に複数実施する場合も現実に起こり得る。また、ひとりの患者に対してある検査を実施した後、比較的短い期間内、例えば24時間以内に、同じ患者に対して同じ検査を再検査する場合もあり得る。そこで、第3の実施形態の磁気共鳴撮像装置1では、検査内容が異なる複数の検査が行われる場合であっても、或いは同じ検査を再検査する場合であっても、それらの検査が同一患者に対して比較的短い期間内、例えば24時間以内行われる場合には、後から行われる検査のSAE予測値を、その前に行われた検査のSAE実測値に基づいて累積的に算出するようにしている。
図11及び図12は、上記の第3の実施形態の磁気共鳴撮像装置1におけるSAE予測値の算出と表示について説明する図である。
図11及び図12では、患者Aに対して、所定の期間内(例えば、24時間以内)に2つの異なる検査(検査(2)と検査(3))が行われる例を示している。図11は、番号「1」から「6」の撮像単位で構成される検査(2)が終了した時点での表示例を示すものであり、図11のグラフ表示ウィンドウW3には、SAE実績値が太線の折れ線グラフとして表示されている。図11の例では、検査(2)が終了した時点(番号「6」の撮像単位の撮像が終了した時点)においても、SAE実測値は、SAE安全基準値の80%未満となっている。
一方、図12は、検査(2)が終了した後、同じ患者Aに対して、所定期間内(例えば、24時間以内)に別の検査(3)を実施しようとするときの、SAE予測値の算出とその表示を例示する図である。第3の実施形態では、検査(3)におけるSAE予測値の算出の基準値(初期値)をゼロではなく、検査(2)の終了時のSAE実績値を検査(3)におけるSAE予測値の基準値(初期値)としている。つまり、検査(3)のSAE予測値は、検査(2)の終了時のSAE実績値から累積的に増加するものとして算出している。第3の実施形態の磁気共鳴撮像装置1では、複数の異なる検査が比較的短い期間内に行われる場合において、後の方で行われる検査に対して、SAE予測値を、より安全サイドに立って算出することができる。
(6)複数の磁気共鳴撮像装置による動作
図13は、複数台の磁気共鳴撮像装置1が、外部のSAE実測値保存部80に接続されて構成される磁気共鳴撮像装置システム100の構成例を示す図である。
大きな病院の中には複数台の磁気共鳴撮像装置1を有するものがある。このような病院では、検査を中断した後、同じ検査を途中から再開する場合に(前述した第2の実施形態での運用形態に該当)、検査中断前に使用していた磁気共鳴撮像装置1と、検査再開後に使用する磁気共鳴撮像装置1とが異なることも考えられる。
また、同一患者に対して、2つ以上の異なる検査を比較的短期間の間に行う場合に(前述した第3の実施形態での運用形態に該当)、検査によって異なる磁気共鳴撮像装置1を使用することも考えられる。
図13に示すシステム100では、中断前の検査で取得したSAE実測値、或いは前の他の検査で取得したSAE実測値を、装置内部のSAE実測値保存部76だけでなく、装置外部のSAE実測値保存部80にも、患者IDと関連付けて保存するようにしている。この結果、再開後の検査や、後の検査で異なる磁気共鳴撮像装置1を使用したとしても、装置外部のSAE実測値保存部80から検査中断時のSAE実測値、或いは前の検査における同一患者のSAE実測値を取得することができるため、再開後の検査、或いは後の検査におけるSAE予測値を精度良く算出することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 磁気共鳴撮像装置
60 演算装置
62 入力装置
64 表示装置(表示部)
66 記憶装置
70 検査内容設定部
72 SAE予測値算出部
73 SAE予測値更新部
75 SAE予測値グラフ表示生成部
76 SAE実測値保存部(内部)
80 SAE実測値保存部(外部)

Claims (5)

  1. 患者に印加するRFパワーを測定することによって、前記患者に累積される吸収エネルギーを実測する実測部と、
    前記実測部により実測される前記吸収エネルギーを保存する保存部と、
    前記吸収エネルギーの上限値と、前記保存部から読み出される前記吸収エネルギーとの関係を求める算出部と、
    前記算出部により求められる前記関係を表示する表示部と、
    を備えた、
    磁気共鳴撮像装置。
  2. 前記保存部は、前記患者の検査を中断した時の第1の吸収エネルギーを保存し、
    前記算出部は、前記検査を再開する時に、前記第1の吸収エネルギーを読み出す、
    請求項1に記載の磁気共鳴撮像装置。
  3. 前記保存部は、前記第1の吸収エネルギーを前記患者の識別情報と関連付けて保存する、
    請求項2に記載の磁気共鳴撮像装置。
  4. 前記算出部は、所定期間内に前記検査を再開するときに、前記第1の吸収エネルギーを読み出す、
    請求項2又は3に記載の磁気共鳴撮像装置。
  5. 前記算出部は、前記吸収エネルギーの上限値に対する、前記保存部から読み出される前記吸収エネルギーの比率を算出し、
    前記表示部は、前記比率に応じた異なる色、又は異なる濃淡で前記関係を表示する、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の磁気共鳴撮像装置。
JP2016238026A 2016-12-07 2016-12-07 磁気共鳴撮像装置、磁気共鳴撮像システム、演算装置、及び撮像支援方法 Active JP6325645B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016238026A JP6325645B2 (ja) 2016-12-07 2016-12-07 磁気共鳴撮像装置、磁気共鳴撮像システム、演算装置、及び撮像支援方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016238026A JP6325645B2 (ja) 2016-12-07 2016-12-07 磁気共鳴撮像装置、磁気共鳴撮像システム、演算装置、及び撮像支援方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013073787A Division JP6058451B2 (ja) 2013-03-29 2013-03-29 磁気共鳴撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017042671A true JP2017042671A (ja) 2017-03-02
JP6325645B2 JP6325645B2 (ja) 2018-05-16

Family

ID=58209049

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016238026A Active JP6325645B2 (ja) 2016-12-07 2016-12-07 磁気共鳴撮像装置、磁気共鳴撮像システム、演算装置、及び撮像支援方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6325645B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015058294A (ja) * 2013-09-20 2015-03-30 株式会社東芝 Mri装置およびそのプログラム

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05317287A (ja) * 1992-05-14 1993-12-03 Toshiba Corp 磁気共鳴イメージング装置
JP2001190516A (ja) * 2000-01-06 2001-07-17 Shimadzu Corp 核磁気共鳴検査装置
JP2009072571A (ja) * 2007-08-24 2009-04-09 Toshiba Corp 磁気共鳴イメージング装置、sar算出装置、磁気共鳴イメージング装置の作動方法およびsar算出方法
JP2011143235A (ja) * 2009-12-17 2011-07-28 Toshiba Corp 磁気共鳴イメージング装置、および、磁気共鳴イメージング方法
WO2011122430A1 (ja) * 2010-03-31 2011-10-06 株式会社 日立メディコ 磁気共鳴イメージング装置及びsar調整方法
JP2012187406A (ja) * 2011-03-11 2012-10-04 Siemens Ag 磁気共鳴断層撮影システムの高周波送信装置を検査する方法及び高周波検査装置
JP2013031633A (ja) * 2011-06-29 2013-02-14 Hitachi Medical Corp 磁気共鳴イメージング装置及びsar予測方法
WO2014157556A1 (ja) * 2013-03-29 2014-10-02 株式会社東芝 磁気共鳴撮像装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05317287A (ja) * 1992-05-14 1993-12-03 Toshiba Corp 磁気共鳴イメージング装置
JP2001190516A (ja) * 2000-01-06 2001-07-17 Shimadzu Corp 核磁気共鳴検査装置
JP2009072571A (ja) * 2007-08-24 2009-04-09 Toshiba Corp 磁気共鳴イメージング装置、sar算出装置、磁気共鳴イメージング装置の作動方法およびsar算出方法
JP2011143235A (ja) * 2009-12-17 2011-07-28 Toshiba Corp 磁気共鳴イメージング装置、および、磁気共鳴イメージング方法
WO2011122430A1 (ja) * 2010-03-31 2011-10-06 株式会社 日立メディコ 磁気共鳴イメージング装置及びsar調整方法
JP2012187406A (ja) * 2011-03-11 2012-10-04 Siemens Ag 磁気共鳴断層撮影システムの高周波送信装置を検査する方法及び高周波検査装置
JP2013031633A (ja) * 2011-06-29 2013-02-14 Hitachi Medical Corp 磁気共鳴イメージング装置及びsar予測方法
WO2014157556A1 (ja) * 2013-03-29 2014-10-02 株式会社東芝 磁気共鳴撮像装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015058294A (ja) * 2013-09-20 2015-03-30 株式会社東芝 Mri装置およびそのプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6325645B2 (ja) 2018-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6058451B2 (ja) 磁気共鳴撮像装置
US10191131B2 (en) Medical imaging apparatus having multiple subsystems, and operating method therefor
KR101955229B1 (ko) Mri 시퀀스를 설정하기 위한 방법
US10101425B2 (en) Medical imaging apparatus having multiple subsystems, and operating method therefor
US10241175B2 (en) Medical imaging apparatus having multiple subsystems, and operating method therefor
JP6045793B2 (ja) 磁気共鳴撮像装置
US9123121B2 (en) Magnetic resonance imaging apparatus and fluid imaging method
US10168407B2 (en) Medical imaging apparatus having multiple subsystems, and operating method therefor
JP5971684B2 (ja) 磁気共鳴撮像装置
JP6325645B2 (ja) 磁気共鳴撮像装置、磁気共鳴撮像システム、演算装置、及び撮像支援方法
US10607339B2 (en) Image processing apparatus
JP6333898B2 (ja) 磁気共鳴撮像装置
JP6815136B2 (ja) 画像処理装置
JP5689623B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置
US9770187B2 (en) Magnetic resonance imaging apparatus
JP6526850B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置
JP2014014391A (ja) 磁気共鳴撮像装置
JP6697520B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置
JP6218551B2 (ja) Mri装置
US10209338B2 (en) Magnetic resonance tomography apparatus and method
JP6282822B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170926

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180313

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180412

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6325645

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150