JP2017041850A - デジタル放送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】受信中の放送番組がコマーシャル放送に切り替わった際に他の放送番組を視聴することができ、コマーシャル放送終了直後に元の放送番組に切り替えることができるデジタル放送受信装置を提供する。
【解決手段】地上デジタル放送受信機100は、4つのチューナ部10〜16を用いて第1のチャンネルのフルセグメントデジタル放送の番組内容を表示中にコマーシャル放送に移行したときに、2つのチューナ部10、12を用いてこのコマーシャル放送の終了を監視しつつ、2つのチューナ部14、16を用いた第2のチャンネルの番組表示に切り替え、コマーシャル放送の終了検出時に4つのチューナ部10〜16を用いた第1のチャンネルのフルセグメントデジタル放送の番組表示を再開する。また、コマーシャル放送の終了を監視する際は、受信状態悪化に伴ってワンセグメントデジタル放送受信に切り替わりにくくなるように基準値が変更される。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両等に搭載されて映像や音声などのデジタル放送等を受信するデジタル放送受信装置に関する。
従来から、メインチューナで選局中のチャンネルの放送番組がCM(コマーシャル)放送に移行したときに、引き続きCM放送中のチャンネルをメイン画面に表示するとともに、予め設定されている自動選局の順番にしたがって他のチャンネルをサブ画面に表示し、メイン画面のCM放送が終了した場合にサブ画面の表示を終了させるようにした放送受信装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、従来から、ワンセグ放送を再生するワンセグモードと、フルセグ放送を再生するフルセグモードの各動作モードを有し、受信品質が良好なときにフルセグ放送を受信し、受信品質が悪化したときにワンセグ放送を受信するようにした地上デジタル放送受信機としての携帯端末が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−219307号公報 特開2011−103539号公報
車両等に搭載された最近の地上デジタル放送受信機では、通常は複数のチューナ部を用いたダイバーシティ受信を行い、必要に応じてこれら複数のチューナ部を分配して用いることにより、通常受信と並行して番組サーチ等の他の動作を行うことができるようになっている。この機能を用いることにより、視聴中のチャンネルのCM放送中に、他のチャンネルの番組を順次切り替えて視聴する等の特許文献1に開示されたような番組視聴が可能となる。
ところで、特許文献2に開示されているように受信品質が低下するとフルセグ放送受信からワンセグ放送受信に動作モードが切り替わる地上デジタル放送受信機に、特許文献1に開示されているようなCM放送受信時の動作を行わせる場合を考えると、以下に示す問題が生じる。
CM放送受信前には全てのチューナ部を用いたダイバーシティ受信を行うため、良好な受信品質が得られやすく、フルセグ放送の番組を受信する機会が多いと考えられる。一方、CM放送中は、一部のチューナ部を用いた番組受信を行ってCMが継続中か否かの判定を行うことになる。しかし、チューナ部の数が少ない分受信品質が低下するため、フルセグ放送の番組受信から同じ内容のワンセグ放送の番組受信に切り替わる機会が増えることになる。一般に、同じ内容の番組を受信した場合であっても、ワンセグ放送の方がフルセグ放送よりも番組の受信タイミングが2〜3秒程度遅れるため、ワンセグ放送の番組においてCM放送の終了を検出し、その時点で全てのチューナ部を用いたフルセグ放送の番組受信に切り替えても、CM終了後の番組の先頭部分が2〜3秒程度欠落することになり、番組の一部を視聴できずに見逃してしまうという問題があった。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、受信中の放送番組がコマーシャル放送に切り替わった際に他の放送番組を視聴することができ、コマーシャル放送終了直後に元の放送番組に切り替えることができるデジタル放送受信装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明のデジタル放送受信装置は、所定のチャンネルの番組について、放送波の受信状態が良好な場合にフルセグメントデジタル放送受信を行い、放送波の受信状態が基準値よりも悪化した場合にワンセグメントデジタル放送受信を行うデジタル放送受信装置であって、複数のアンテナのそれぞれに対応して設けられた複数のチューナ部と、第1のチャンネルに対応する復調処理および映像・音声の再生処理を、コマーシャル放送中以外の期間については複数のチューナ部の出力に基づいて行い、コマーシャル放送中の期間については複数のチューナ部の一部の出力に基づいて行う第1の復調再生手段と、第1のチャンネルにおいてコマーシャル放送中に、第1のチャンネルとは異なる第2のチャンネルに対応する復調処理および映像・音声の再生処理を、複数のチューナ部の残りの出力に基づいて行う第2の復調再生手段と、基準値をコマーシャル放送中とその前後で変更し、コマーシャル放送中のフルセグメントデジタル放送受信を、その前後に比べて受信状態が悪化しても維持できるように、基準値をコマーシャル放送中とその前後で変更する基準値変更手段と、第1の復調再生手段による処理内容に基づいてコマーシャル放送の開始時点および終了時点を検出するコマーシャル検出手段と、開始時点以前および終了時点以後に、第1のチャンネルに対応する第1の復調再生手段の出力を用いて映像表示および音声出力を行い、開始時点から終了時点までの間に、第2のチャンネルに対応する第2の復調再生手段の出力を用いて映像表示および音声出力を行う出力切替手段とを備えている。
上述した出力切替手段は、コマーシャル放送中以外は、第1のチャンネルの番組に対応する映像を表示装置に表示し、コマーシャル放送中は第1のチャンネルの番組に対応する映像に代えて、第2のチャンネルの番組に対応する映像を表示装置に表示している。
これにより、受信中の第1のチャンネルの番組がコマーシャル放送に切り替わった際に他のチャンネルの番組を視聴することができる。また、コマーシャル放送の終了時点の検出を、主にフルセグメントデジタル放送に基づいて行うことができるため、コマーシャル放送が終了した時点で、フルセグメントデジタル放送による元の第1のチャンネルの番組に切り替えることができ、番組の先頭部分の欠落による見逃しを防止することができる。
また、上述した第1および第2の復調再生手段は、2以上のチューナ部の出力に基づいて復調処理および再生処理を行う場合に、これら2以上のチューナ部を用いた合成ダイバーシティ構成によって1つの番組に対するこれらの処理を行うことが望ましい。これにより、番組を受信するためのアンテナおよびチューナ部の数を増やすことにより、確実に受信状態を向上させることができる。
また、上述した第2の復調再生手段による復調処理および再生処理の対象となる第2のチャンネルの番組を、利用者による操作に応じて切り替える選局手段をさらに備えることが望ましい。これにより、利用者は、第1のチャンネルにおいてコマーシャル放送中に、第2のチャンネルを切り替えながら各チャンネルの番組の内容を確認することが可能となる。
また、上述した出力切替手段は、コマーシャル検出手段によってコマーシャル放送の終了時点が検出されたときに、映像表示および音声出力の対象を、第2のチャンネルに対応する第2の復調再生手段から、第1のチャンネルに対応する第1の復調再生手段に自動的に切り替えることが望ましい。これにより、元の放送番組に切り替えるタイミングが遅れることによる先頭部分の欠落を確実に防止することができる。
また、上述した出力切替手段は、コマーシャル検出手段によってコマーシャル放送の終了時点が検出された時点で、利用者が操作手段を操作することによる切り替え時期の延長が指示されている場合に、この指示の解除を待って、映像表示および音声出力の対象を、第2のチャンネルの番組から第1のチャンネルの番組に切り替えることが望ましい。これにより、コマーシャル放送中に視聴していた別のチャンネルの番組をもう少し見たい場合にその視聴を継続することが可能となる。
また、上述したコマーシャル検出手段は、コマーシャル放送が開始された後、所定周期で所定時間だけ終了時点の検出を行うことが望ましい。一般に、コマーシャル放送の継続時間は、数種類の中から選択的に決められる場合が多いため、これら数種類のコマーシャル放送の終了時点を考慮することで、この終了時点を効率よく検出することができる。これにより、コマーシャル放送中であっても終了時点の検出を行っていない期間について他のチャンネルの番組を全てのチューナ部を用いて受信することが可能となり、他のチャンネルの番組の表示品質を向上させることができる。
一実施形態の地上デジタル放送受信機の構成を示す図である。 コマーシャル放送に関連して行われる地上デジタル放送受信機の動作手順を示す流れ図である。 コマーシャル放送受信に関連して行われる地上デジタル放送受信機の動作の概要を示す図である。 コマーシャル放送終了時に第2のチャンネルの番組表示等を延長する場合の変形例を示す流れ図である。
以下、本発明を適用した一実施形態の地上デジタル放送受信機について、図面を参照しながら説明する。図1は、一実施形態の地上デジタル放送受信機の構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態の地上デジタル放送受信機100は、4つのチューナ部10、12、14、16、2つのOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex)復調部30、32、MPEGデコーダ40、デジタル−アナログ変換器(D/A)42、スピーカ44、表示処理部46、表示装置48、制御部50、操作部60を含んで構成されている。この地上デジタル放送受信機100は、車両に搭載されている。
チューナ部10、12、14、16のそれぞれは、指定された放送局に対応するチャンネルの受信周波数の放送波を、それぞれに1対1に対応して設けられたアンテナ11、13、15、17を介して受信する。OFDM復調部30、32のそれぞれは、複数のチューナ部から入力される放送信号(IF信号)に対してOFDM復調処理を行い、TS(トランスポートストリーム)信号を出力する。本実施形態では、複数のチューナ部から入力される放送信号を用い、これらの放送信号の位相を調整した後に合成して受信する合成ダイバーシティ構成が採用され、使用するチューナ部の数が多い程C/Nを向上させるとともに、BER(ビットエラーレート)を低下させることができる。
また、本実施形態では、2つのチューナ部10、12から出力される2つのIF信号を合成してOFDM復調処理を行う2合成ダイバーの動作が一方のOFDM復調部30によって行われるとともに、他の2つのチューナ部14、16から出力される2つのIF信号を合成してOFDM復調処理を行う2合成ダイバーの動作が他方のOFDM復調部32によって行われる。なお、4つのチューナ部10〜16から出力される4つのIF信号を合成する4合成ダイバーの動作を行う際には、他方のOFDM復調部32の出力信号が一方のOFDM復調部30に入力されて、このOFDM復調部30によってIF信号の合成およびOFDM復調処理が行われる。
MPEGデコーダ40は、OFDM復調部30、32から出力されるTS信号に含まれる受信番組の音声および映像のMPEG信号をデコードし、音声データおよび映像データを出力する。なお、実際には、OFDM復調部30、32から出力されるTS信号はデマルチプレクサに入力されて、利用者が視聴を希望している1つのチャンネルの番組に対応する音声および映像のMPEG信号が分離されるが、このような番組の受信動作自体は従来手法と同じであって、図1では概略構成のみが図示されている。
デジタル−アナログ変換器42は、MPEGデコーダ40から出力される音声データをアナログ音声信号に変換し、スピーカ44から出力する。表示処理部46は、MPEGデコーダ40から出力される映像データを、表示に適した形式(例えば、NTSC形式)の映像信号に変換して表示装置48に表示する。
制御部50は、地上デジタル放送受信機100の全体を制御するとともに、放送波の受信状態が良好な場合のフルセグメントデジタル放送受信と放送波の受信状態が悪化した場合のワンセグメントデジタル放送受信の切り替え、CM(コマーシャル)放送受信の開始時点と終了時点の検出、CM放送中とその前後における受信チャンネル(番組)の切り替えなどの動作を行う。このために、制御部50は、第1の復調再生処理部51、第2の復調再生処理部52、基準値変更部53、CM検出部54、出力切替部55、BER測定部56、フルセグ/ワンセグ切替部57、選局処理部58を備えている。
本実施形態では、利用者が継続的に視聴を行うチャンネルを「第1のチャンネル」とし、この第1のチャンネルの番組を表示中にコマーシャル放送に移行すると、利用者の選局指示に応じて他のチャンネル(この他のチャンネルを「第2のチャンネル」とする)の番組に表示を切り替えることができ、その後第1のチャンネルにおけるコマーシャル放送が終了したときに自動的に第1のチャンネルの番組表示に復帰するように制御が行われる。
第1の復調再生処理部51は、第1のチャンネルの番組に対応する復調処理および映像・音声の再生処理の制御を、コマーシャル放送中以外の期間については4つのチューナ部10、12、14、16の出力に基づいて行い、コマーシャル放送中の期間については2つのチューナ部10、12の出力に基づいて行う。
第2の復調再生処理部52は、第1のチャンネルにおいてコマーシャル放送中に、第1のチャンネルとは異なる第2のチャンネルの番組に対応する復調処理および映像・音声の再生処理の制御を、2つのチューナ部14、16の出力に基づいて行う。
基準値変更部53は、 第1の復調再生処理部51の制御に対応して行われる第1のチャンネルの放送波について、受信状態が良好な場合のフルセグメントデジタル放送受信と受信状態が悪化した場合のワンセグメントデジタル放送受信とを切り替える基準値をコマーシャル放送中とそれ以外(コマーシャル放送の前後)で変更し、コマーシャル放送中のフルセグメントデジタル放送受信を、その前後に比べて受信状態が悪化しても維持できるようにする。
例えば、受信中の放送波に対応するBERが所定の基準値よりも小さいとき(放送波の受信状態が良好なとき)にフルセグメントデジタル放送受信を行い、BERが所定の基準値よりも大きいとき(放送波の受信状態が悪いとき)にワンセグメントデジタル放送受信を行う。コマーシャル放送中の前後において第1のチャンネルの番組を受信する際に用いられる基準値を「基準値A」とし、コマーシャル放送を受信する際に用いられる基準値を「基準値B」としたときに、基準値B>基準値Aとなるように、すなわち、コマーシャル放送中は、受信状態が悪化してBERが大きくなってもワンセグメントデジタル放送受信に切り替わらないように、それまでの基準値Aに代えて大きな値を有する基準値Bが用いられる。
CM検出部54は、第1の復調再生処理部51の制御対象となる第1のチャンネルについて、コマーシャル放送の開始時点および終了時点を検出(判定)する。なお、コマーシャル放送の検出手法自体は、本発明の本質とは直接関係しないため省略するが、既存の方法を適用して検出することができる。
出力切替部55は、CM検出部54によって検出されるコマーシャル放送の開始時点以前および終了時点以後に第1の復調再生処理部51の制御によって得られる第1のチャンネルの番組の映像表示および音声出力を行い、コマーシャル放送の開始時点から終了時点までの間に(正確には、使用者による指示を待って)第2の復調再生処理部52の制御によって得られる第2のチャンネルの番組の映像表示および音声出力を行う。
BER測定部56は、4つのチューナ部10〜16を用いた4合成ダイバー動作に対応してOFDM復調部30から出力される復調処理後のTS信号、あるいは、2つのチューナ部10、12を用いた2合成ダイバー動作に対応してOFDM復調部30から出力される復調処理後のTS信号および2つのチューナ部14、16を用いた2合成ダイバー動作に対応してOFDM復調部32から出力される復調処理後のTS信号のそれぞれに基づいて、受信中のチャンネルに対応するBERを測定する。
フルセグ/ワンセグ切替部57は、受信中のチャンネルに対応するBERと基準値とを比較し、BERが基準値よりも小さい場合(受信状態が良い場合)にフルセグメントデジタル放送受信に、BERが基準値よりも大きい場合(受信状態が悪い場合)にワンセグメントデジタル放送受信に切り替える。なお、BERが基準値近傍で変動する際にフルセグメントデジタル放送受信とワンセグメントデジタル放送受信とが短時間に頻繁に切り替わらないように、フルセグメントデジタル放送受信からワンセグメントデジタル放送受信に切り替える場合の基準値よりもワンセグメントデジタル放送受信からフルセグメントデジタル放送受信に切り替える場合の基準値を小さく設定するなどしてヒステリシスを持たせるようにしてもよい。
選局処理部58は、利用者が操作部60を操作することにより行われる選局操作に応じて、受信対象となるチャンネル(放送局)を切り替える選局処理を行う。
上述したOFDM復調部30、32、MPEGデコーダ40、第1の復調再生処理部51が第1の復調再生手段に、OFDM復調部32、MPEGデコーダ40、第2の復調再生処理部52が第2の復調再生手段に、基準値変更部53が基準値変更手段に、CM検出部54がコマーシャル検出手段に、出力切替部55が出力切替手段に、選局処理部58が選局手段にそれぞれ対応する。
本実施形態の地上デジタル放送受信機100はこのような構成を有しており、次にその動作を説明する。例えば、本実施形態では、いずれかのチャンネル(第1のチャンネル)のフルセグメントデジタル放送の番組を受信し、再生(表示および音声出力)中に、操作部60を用いて利用者によるチャンネル変更が指示されたときに、コマーシャル放送中とそれ以外の場合とで以下に示す異なる処理が行われる。
(1)コマーシャル放送中の場合
2つのチューナ部14、16を用いて、利用者によって変更が指示された第2のチャンネルのフルセグメントデジタル放送の受信、再生(表示および音声出力)に切り替えるが、切り替え前の第1のチャンネルのコマーシャル放送についても、2つのチューナ部10、12を用いて第1のチャンネルのフルセグメントデジタル放送の受信を継続する。
但し、この第1のチャンネルに対応する受信動作は、コマーシャル放送が終了した時点を検出するために行うものであり、最終的な表示や音声出力は行わないが、コマーシャル放送の終了時点検出が可能な信号やデータが得られるまでのOFDM復調処理やMPEG信号のデコード処理を行う必要がある。
また、2つのチューナ部14、16を用いて受信する第2のチャンネルに対応するBERが受信状態悪化に伴って基準値Aよりも大きくなった場合には、自動的にフルセグメントデジタル放送からワンセグメントデジタル放送受信に切り替えられる。
一方で、2つのチューナ部10、12を用いて受信を継続する第1のチャンネルに対応するBERが受信状態悪化に伴って基準値Bよりも大きくなった場合にも、自動的にフルセグメントデジタル放送からワンセグメントデジタル放送受信に切り替えられる。しかし、上述したようにこの基準値Bは基準値Aよりも大きい値が設定されており、受信状態が多少悪化してもフルセグメントデジタル放送の受信を継続できるようになっている。
(2)コマーシャル放送中以外の場合
4つのチューナ部10〜16を用いて、利用者によって変更が指定されたチャンネルのフルセグメントデジタル放送の受信、再生(表示および音声出力)に切り替える。この切り替えによって受信対象となったチャンネルが、新たな「第1のチャンネル」となる。
図2は、コマーシャル放送に関連して行われる地上デジタル放送受信機100の動作手順を示す流れ図である。この流れ図では、フルセグメントデジタル放送の番組を受信中にコマーシャル放送が始まった場合であって、コマーシャル放送開始前にワンセグメントデジタル放送受信に切り替わらない場合を想定している。
第1の復調再生処理部51の制御により、4つのチューナ部10〜16を用いた4ダイバー構成によっていずれかのチャンネル(第1のチャンネル)のフルセグメントデジタル放送の番組を受信(ステップ100)してその内容が表示される(ステップ102)。この表示動作と並行して、CM検出部54は、第1のチャンネルにおいてコマーシャル放送の開始時点を検出しており、この開始時点が到来したか否か、すなわち、コマーシャル放送が開始されたか否かを判定する(ステップ104)。コマーシャル放送が始まらない場合には否定判断が行われ、ステップ100に戻ってフルセグメントデジタル放送の番組受信が継続される。
また、コマーシャル放送が始まるとステップ104の判定において肯定判断が行われる。次に、選局処理部58は、受信中の第1のチャンネルとは異なる第2のチャンネルの番組への表示切替指示ありか否かを判定する(ステップ106)。利用者によってこの切替指示が行われない場合には否定判断が行われ、ステップ100に戻ってフルセグメントデジタル放送の番組受信(コマーシャル放送の受信)が継続される。
一方、利用者が操作部60を操作して第2のチャンネルの番組への表示切替指示を行うと、ステップ106の判定において肯定判断が行われる。この場合には、(a)2つのチューナ部14、16を用いた第2のチャンネルの番組の表示動作と、(b)2つのチューナ部10、12を用いた第1のチャンネルのコマーシャル放送の終了時点監視動作とが並行して行われる。
(a)2つのチューナ部14、16を用いた第2のチャンネルの番組の表示動作
第1の復調再生処理部51の制御により、2つのチューナ部14、16を用いた2ダイバー構成によって第1のチャンネルとは異なる第2のチャンネルの番組の受信(ステップ108)が開始され、その内容が表示される(ステップ110)。なお、それまでの4ダイバー構成から2ダイバー構成に切り替えることにより、放送波の受信状態が悪化して、第2のチャンネルに対応するBERが基準値A(第1のチャンネルの番組を4ダイバー構成で受信していたときにフルセグメントデジタル放送受信からワンセグメントデジタル放送受信に切り替える際に用いた基準値と同じであるが、この値は変更するようにしてもよい)よりも大きくなると、自動的にワンセグメントデジタル放送受信に切り替わるが、本実施形態では、第1のチャンネルのコマーシャル放送受信と並行して行われる第2のチャンネルの番組受信についてはフルセグメントデジタル放送とワンセグメントデジタル放送のいずれでもよいため、受信状態に応じたこれらの切り替え処理の詳細については説明を省略する。
次に、選局処理部58は、受信中の第2のチャンネルとは異なる別の第2のチャンネルの番組への表示切替指示ありか否かを判定する(ステップ112)。利用者によってこの切替指示が行われない場合には否定判断が行われ、ステップ108に戻って第2のチャンネルの番組受信が継続される。
一方、利用者が操作部60を操作して別の第2のチャンネルの番組への表示切替指示を行うと、ステップ112の判定において肯定判断が行われる。この場合には、選局処理部58は、受信対象となるチャンネルを、指示された第2のチャンネルに切り替える(ステップ114)。その後、ステップ108に戻って切替後の第2のチャンネルの番組受信が行われる。
(b)2つのチューナ部10、12を用いた第1のチャンネルのコマーシャル放送の終了時点監視動作
基準値変更部53は、フルセグメントデジタル放送受信とワンセグメントデジタル放送受信とを切り替える基準値を「基準値A」から「基準値B」に変更する(ステップ116)。これにより、放送波の受信状態悪化により、フルセグメントデジタル放送受信からワンセグメントデジタル放送受信に切り替わることを抑制することが可能となる。
次に、第2の復調再生処理部52の制御により、2つのチューナ部10、12を用いた2ダイバー構成によって第1のチャンネルのフルセグメントデジタル放送の番組(コマーシャル)の受信が継続される(ステップ118)。なお、第1のチャンネルについては、コマーシャル放送の終了時点を判定できればよいため、番組内容(コマーシャル放送の内容)表示や音声出力は行われない。
次に、CM検出部54は、第1のチャンネルにおいてコマーシャル放送の終了時点が到来したか否か、すなわち、コマーシャル放送が終了したか否かを判定する(ステップ120)。コマーシャル放送が終了すると肯定判断が行われる。次に、基準値変更部53は、フルセグメントデジタル放送受信とワンセグメントデジタル放送受信とを切り替える基準値を「基準値B」から「基準値A」に戻す(ステップ122)。その後、ステップ100に戻って、第1のチャンネルについてコマーシャル放送終了後の先頭からフルセグメントデジタル放送の番組受信が再開される。なお、これ以後、4つのチューナ部10〜16が第1のチャンネルの番組受信用に使用されるため、上述したステップ108〜114で示された第2のチャンネルの番組受信動作は、この時点で強制的に終了する。
また、コマーシャル放送が継続中の場合にはステップ120の判定において否定判断が行われる。次に、フルセグ/ワンセグ切替部57は、第1のチャンネルに対応してBER測定部56によって測定されたBERが基準値Bよりも大きいか否かを判定する(ステップ124)。BERが基準値Bよりも小さい場合には否定判断が行われ、ステップ118に戻って2つのチューナ部10、12を用いた第1のチャンネルのコマーシャル放送の受信が継続される。
なお、本実施形態では、基準値Bを用いることにより、2ダイバー構成であってもフルセグメントデジタル放送受信からワンセグメントデジタル放送受信に容易に切り替わらないようにしているが、それでも放送波の受信状態が極端に悪化した場合にはフルセグメントデジタル放送受信が困難になるため、ワンセグメントデジタル放送受信に切り替えるようにしている。
放送波の受信状態が極端に悪化してBERが基準値Bよりも大きくなるとステップ124の判定において肯定判断が行われる。次に、フルセグ/ワンセグ切替部57は、第1のチャンネルについてそれまでのフルセグメントデジタル放送受信からワンセグメントデジタル放送受信に切り替える(ステップ126)。また、フルセグ/ワンセグ切替部57は、第1のチャンネルに対応してBER測定部56によって測定されたワンセグメントデジタル放送のBERが基準値Bよりも小さくなったか否かを判定する(ステップ128)。BERが基準値Bよりも大きい状態を維持している場合には否定判断が行われ、ステップ120に戻ってコマーシャル放送の終了判定が繰り返される。
一方、BERが基準値よりも小さくなった場合にはステップ128の判定において肯定判断が行われる。この場合には、ステップ118に戻って第1のチャンネルについてフルセグメントデジタル放送の番組(コマーシャル)受信が行われる。
図3は、コマーシャル放送受信に関連して行われる地上デジタル放送受信機100の動作の概要を示す図である。図3において、横軸は経過時間tを示しており、t1においてコマーシャル放送が始まり、t2において利用者によるチャンネル切替が指示され、t3においてコマーシャル放送が終了する。
t1まで(コマーシャル放送が始まるまで)
コマーシャル放送が始まるt1までは、4つのチューナ部10〜16を用いて第1のチャンネルのフルセグメントデジタル放送の番組が受信され、その内容が表示および音声出力される。なお、本実施形態では、第1のチャンネルについてフルセグメントデジタル放送の番組を受信することを前提としているが、受信状態が悪化してBERが基準値Aよりも大きくなった場合にはワンセグメントデジタル放送受信に切り替えられる。
t1〜t2(コマーシャル放送開始後、チャンネル切替指示前)
コマーシャル放送開始後であってもチャンネル切替が指示されるまでは、4つのチューナ部10〜16を用いて第1のチャンネルのフルセグメントデジタル放送の番組を受信し、その内容を表示および音声出力する動作が継続される。また、これらの動作と並行して、利用者によるチャンネルの切替指示の有無が監視される。
t2〜t3(コマーシャル放送中・終了前、チャンネル切替指示後)
コマーシャル放送が始まった後、利用者によってチャンネル切替がt2において指示されると、2つのチューナ部10、12を用いて第1のチャンネルのコマーシャル放送の受信(非表示)がバックグラウンドで行われる。また、この動作と並行して、2つのチューナ部14、16を用いて第2のチャンネルの番組の受信および表示が行われる。
バックグラウンドで行われる第1のチャンネルのコマーシャル放送の受信は、可能な限りフルセグメントデジタル放送を受信できるように、フルセグメントデジタル放送受信からワンセグメントデジタル放送受信に切り替える際に用いる基準値として、基準値Aよりも大きい値を有する基準値Bが用いられる。
一方、第2のチャンネルについては、番組を表示させてその内容を確認できれば良いため、基準値Bをそのまま適用し、受信状態に応じてフルセグメントデジタル放送受信とワンセグメントデジタル放送受信とを相互に切り替えられる。
t3以後(コマーシャル放送終了後)
コマーシャル放送が終了すると、それまでの第2のチャンネルの番組表示および音声出力が中止され、4つのチューナ部10〜16を用いた第1のチャンネルのフルセグメントデジタル放送の番組表示および音声出力が、コマーシャル放送終了直後から再開される。
このように、本実施形態の地上デジタル放送受信機100では、受信中の第1のチャンネルの番組がコマーシャル放送に切り替わった際に他のチャンネルの番組を視聴することができる。また、コマーシャル放送の終了時点の検出を、主にフルセグメントデジタル放送に基づいて行うことができるため、コマーシャル放送が終了した時点で、フルセグメントデジタル放送による元の第1のチャンネルの番組に切り替えることができ、コマーシャル放送終了後の番組の先頭部分の欠落による見逃しを防止することができる。
また、2以上のチューナ部10〜16の出力に基づいて復調処理および再生処理を行う場合に、これら2以上のチューナ部10〜16を用いた合成ダイバーシティ構成によって1つの番組に対するこれらの処理を行っている。これにより、番組を受信するためのアンテナおよびチューナ部の数を増やすことにより、確実に受信状態を向上させることができる。
また、第1のチャンネルにおいてコマーシャル放送中に、利用者は、第2のチャンネルを適宜切り替えながら各チャンネルの番組の内容を確認することが可能となる。
また、第1のチャンネルのコマーシャル放送の終了時点が検出されたときに、第2のチャンネルの番組ついて表示および音声出力を終了させ、第1のチャンネルの番組の表示および音声出力に自動的に切り替えられるため、第1のチャンネルの元の放送番組に切り替えるタイミングが遅れることによる先頭部分の欠落を確実に防止することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、コマーシャル放送の終了時点が検出された時点で、直ちに第2のチャンネルの番組表示および音声出力を終了させ、第1のチャンネルの元の番組表示および音声出力を再開するようにしたが、コマーシャル放送中に視聴していた第2のチャンネルの番組をもう少し見たい場合がある。このような場合を想定し、コマーシャル放送終了時に、利用者が操作部60を操作することによる切り替え時期の延長が指示されている場合に、この指示の解除を待って、第1のチャンネルの元の番組表示および音声出力を再開するようにしてもよい。
図4は、コマーシャル放送終了時に第2のチャンネルの番組表示等を延長する場合の変形例を示す流れ図である。この流れ図は、図2に示した流れ図に対して、ステップ120と122の間に、ステップ121A、121Bを追加した点が異なっている。
コマーシャル放送が終了してステップ120の判定において肯定判断が行われた後、CM検出部54は、利用者が操作部60を操作することにより切り替え時期の延長が指示されているか否かを判定する(ステップ121A)。指示されていない場合には否定判断が行われ、ステップ122に移行して基準値の変更が実施される。また、延長が指示されている場合にはステップ121Aの判定において肯定判断が行われる。この場合には、次に、CM検出部54は、利用者が操作部60を操作することによりこの延長指示の解除が行われたか否かを判定する(ステップ121B)。解除が指示されない場合には否定判断が行われ、この判定が繰り返される。また、利用者によって解除が指示されるとステップ121Bの判定において肯定判断が行われ、ステップ122に移行して基準値の変更が実施される。このように、ステップ121A、121Bを追加することにより、コマーシャル放送中に視聴していた第2のチャンネルの番組をもう少し見たい場合にその視聴を継続(延長)することが可能となる。なお、上述した説明では、ステップ121A、121Bの判定動作をCM検出部54が行うようにしたが、基準値変更部53が行うようにしてもよいし、遅延判定部等の構成を追加してこの追加した構成においてこれらの判定を行うようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、第1のチャンネルにおいてコマーシャル放送が始まった後、利用者によるチャンネル切替が指示されてから、継続的にコマーシャル放送の終了を検出するようにしたが、一般には、コマーシャル放送の時間は数種類の候補の中から選択されて決められるため、これら数種類の候補の終了時点近傍でコマーシャル放送の終了を検出するようにしてもよい。例えば、一部の例外を除き、コマーシャル放送の時間は15秒の整数倍となるように決められているため、nを整数(=1、2、3、・・・)としたときに、CM検出部54は、コマーシャル放送開始時点を基準にして、15n−1から15n+α(例えばα=0.5)の間だけ、コマーシャル放送の終了時点の検出を行うようにしてもよい。
このように、コマーシャル放送が開始された後、所定周期で所定時間だけ終了時点の検出を行うことにより、コマーシャル放送中であっても終了時点の検出を行っていない期間について第2のチャンネルの番組を全てのチューナ部10〜16を用いて受信することが可能となり、第2のチャンネルの番組の表示品質を向上させることができる。
また、上述した実施形態では、第1のチャンネルにおいてコマーシャル放送中に、2つのチューナ部10、12を用いてこのコマーシャル放送を受信し、残りの2つのチューナ部14、16を用いて第2のチャンネルの番組を受信したが、各チャンネルを受信するチューナ部の数はこれらの組み合わせ以外に設定してもよい。例えば、1つのチューナ部と3つのチューナ部の組み合わせで第1および第2のチャンネルの各番組を受信するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、フルセグメントデジタル放送受信とワンセグメントデジタル放送受信との切り替えを、各チャンネルに対応するBERに基づいて行ったが、放送波の受信状態を示すBER以外の特性値を用いて行うようにしてもよい。例えば、C/Nやその他の特性値を用いて切り替えるようにしてもよい。
上述したように、本発明によれば、受信中の第1のチャンネルの番組がコマーシャル放送に切り替わった際に他のチャンネルの番組を視聴することができる。また、コマーシャル放送の終了時点の検出を、主にフルセグメントデジタル放送に基づいて行うことができるため、コマーシャル放送が終了した時点で、フルセグメントデジタル放送による元の第1のチャンネルの番組に切り替えることができ、番組の先頭部分の欠落による見逃しを防止することができる。
100 地上デジタル放送受信機
10、12、14、16 チューナ部
30、32 OFDM復調部
40 MPEGデコーダ
42 デジタル−アナログ変換器(D/A)
44 スピーカ
46 表示処理部
48 表示装置
50 制御部
51 第1の復調再生処理部
52 第2の復調再生処理部
53 基準値変更部
54 CM検出部
55 出力切替部
56 BER測定部
57 フルセグ/ワンセグ切替部
58 選局処理部
60 操作部

Claims (7)

  1. 所定のチャンネルの番組について、放送波の受信状態が良好な場合にフルセグメントデジタル放送受信を行い、放送波の受信状態が基準値よりも悪化した場合にワンセグメントデジタル放送受信を行うデジタル放送受信装置であって、
    複数のアンテナのそれぞれに対応して設けられた複数のチューナ部と、
    第1のチャンネルに対応する復調処理および映像・音声の再生処理を、コマーシャル放送中以外の期間については前記複数のチューナ部の出力に基づいて行い、コマーシャル放送中の期間については前記複数のチューナ部の一部の出力に基づいて行う第1の復調再生手段と、
    前記第1のチャンネルにおいて前記コマーシャル放送中に、前記第1のチャンネルとは異なる第2のチャンネルに対応する復調処理および映像・音声の再生処理を、前記複数のチューナ部の残りの出力に基づいて行う第2の復調再生手段と、
    前記基準値を前記コマーシャル放送中とその前後で変更し、前記コマーシャル放送中のフルセグメントデジタル放送受信を、その前後に比べて受信状態が悪化しても維持できるように、前記基準値を前記コマーシャル放送中とその前後で変更する基準値変更手段と、
    前記第1の復調再生手段による処理内容に基づいて前記コマーシャル放送の開始時点および終了時点を検出するコマーシャル検出手段と、
    前記開始時点以前および前記終了時点以後に、前記第1のチャンネルに対応する前記第1の復調再生手段の出力を用いて映像表示および音声出力を行い、前記開始時点から前記終了時点までの間に、前記第2のチャンネルに対応する前記第2の復調再生手段の出力を用いて映像表示および音声出力を行う出力切替手段と、
    を備えることを特徴とするデジタル放送受信装置。
  2. 請求項1において、
    前記出力切替手段は、コマーシャル放送中以外は、前記第1のチャンネルの番組に対応する映像を表示装置に表示し、コマーシャル放送中は前記第1のチャンネルの番組に対応する映像に代えて、前記第2のチャンネルの番組に対応する映像を前記表示装置に表示することを特徴とするデジタル放送受信装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記第1および第2の復調再生手段は、2以上の前記チューナ部の出力に基づいて前記復調処理および前記再生処理を行う場合に、これら2以上の前記チューナ部を用いた合成ダイバーシティ構成によって1つの番組に対するこれらの処理を行うことを特徴とするデジタル放送受信装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において、
    前記第2の復調再生手段による前記復調処理および前記再生処理の対象となる前記第2のチャンネルの番組を、利用者による操作に応じて切り替える選局手段をさらに備えることを特徴とするデジタル放送受信装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項において、
    前記出力切替手段は、前記コマーシャル検出手段によって前記コマーシャル放送の終了時点が検出されたときに、映像表示および音声出力の対象を、前記第2のチャンネルに対応する前記第2の復調再生手段から、前記第1のチャンネルに対応する前記第1の復調再生手段に自動的に切り替えることを特徴とするデジタル放送受信装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項において、
    前記出力切替手段は、前記コマーシャル検出手段によって前記コマーシャル放送の終了時点が検出された時点で、利用者が操作手段を操作することによる切り替え時期の延長が指示されている場合に、この指示の解除を待って、映像表示および音声出力の対象を、前記第2のチャンネルの番組から前記第1のチャンネルの番組に切り替えることを特徴とするデジタル放送受信装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項において、
    前記コマーシャル検出手段は、前記コマーシャル放送が開始された後、所定周期で所定時間だけ前記終了時点の検出を行うことを特徴とするデジタル放送受信装置。
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