JP2017041620A - 熱電変換器および熱電変換システム - Google Patents

熱電変換器および熱電変換システム Download PDF

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【課題】半田を用いることなく基板側の電極を熱電変換素子に接合可能な熱電変換器を提供する。【解決手段】一方の面に第1の接続電極11を有する第1の基板10と、一方の面に第2の接続電極21を有する第2の基板20と、第1の接続電極11と第2の接続電極21に挟まれるように第1の基板10と第2の基板20との間に配置される複数の熱電変換素子30と、前記第1の基板10と前記第2の基板20に挟まれるように配置される複数の支持体40と、を備える。少なくとも第1の接続電極11が熱電変換素子30の電極部30cに押し当てられた状態で、第1の基板10および第2の基板20が支持体40に固定される。【選択図】図1

Description

本発明は、熱電変換器およびそれを用いた熱電変換システムに関する。
近年、環境に配慮した発電システムとして、工場などで生じる排熱を電力に変換する熱電変換システムが注目されている。かかる熱電変換システムでは、たとえば、半導体を用いて熱を直接電力に変換する熱電変換器が用いられる。この種の熱電変換器は、ゼーベック効果、ペルチェ効果またはトムソン効果などの熱電効果を利用したp型熱電変換素子とn型熱電変換素子とを組み合わせて構成され得る。
以下の特許文献1には、P型熱電材料チップとN型熱電材料チップがそれぞれ接合されている2つの基板を向かい合わせて、チップ先端と各基板上の電極配線を接合する構成が記載されている。チップ先端と電極配線は、半田により接合される。
特開2004−328013号公報
上記のように、熱電変換器では、一般に、熱電変換素子と基板側の電極との接合に半田が用いられる。しかしながら、熱電変換器では、熱を受ける側の基板がかなり高温になるため、熱により半田が劣化し、その結果、断線や導電不良などの不具合が生じる場合がある。
また、熱により半田の成分が熱電変換素子内へと拡散し、熱電変換素子の性能が劣化するとの問題も起こり得る。たとえば、半田に含まれる原子が熱振動により熱電変換素子であるペルチェ素子の格子点に移動して合金を形成することが起こり得る。このように熱電変換素子が合金化すると、熱電変換素子本来の変換効率が得られなくなってしまう。
かかる課題に鑑み、本発明は、半田を用いることなく基板側の電極を熱電変換素子に接合可能な熱電変換器およびそれを用いた熱電変換システムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、熱電変換器に関する。本態様に係る熱電変換器は、一方の面に第1の接続電極を有する第1の基板と、一方の面に第2の接続電極を有する第2の基板と、前記第1の接続電極と前記第2の接続電極に挟まれるように前記第1の基板と前記第2の基板との間に配置される複数の熱電変換素子と、前記第1の基板と前記第2の基板に挟まれるように配置される複数の支持体と、を備える。ここで、少なくとも前記第1の接続電極が前記熱電変換素子の電極部に押し当てられた状態で、前記第1の基板および前記第2の基板が前記支持体に固定される。
本態様に係る熱電変換器によれば、少なくとも第1の接続電極が熱電変換素子の電極部に押し当てられた状態で、第1の基板および第2の基板が支持体に固定されるため、第1の接続電極と熱電変換素子の電極部とが接触した状態となり、第1の接続電極と熱電変換素子の電極部とを半田で接合しなくても、第1の接続電極と熱電変換素子の電極部とを電気的に接合することができる。
本発明の第2の態様は、熱電変換システムに関する。本態様に係る熱電変換システムは、第1の態様に係る熱電変換器と、前記第1の基板の他方の面側を熱源となる部材に当接させて前記熱電変換器を前記熱源となる部材に取り付ける取り付け具と、を備える。前記取り付け具は、前記第1の基板と前記第2の基板とが互いに接近する方向の圧力を付与する構成を備える。
本態様に係る熱電変換器によれば、第1の態様と同様の効果が奏され得る。また、熱源となる部材に熱電変換器が取り付けられる際に、取り付け具により、第1の基板と第2の基板とが互いに接近する方向の圧力が付与されるため、この圧力により、第1の接続電極と熱電変換素子の電極部との間の接合が良好に保たれる。よって、熱電変換素子により生じた電力を良好に取り出すことができる。
以上のとおり、本発明によれば、半田を用いることなく基板側の電極を熱電変換素子に接合でき、これにより、排熱により熱電変換器が高温下に晒された場合にも熱電変換器の性能が劣化することを抑制することができる。
本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施の形態の説明により更に明らかとなろう。ただし、以下に示す実施の形態は、あくまでも、本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明は、以下の実施の形態に記載されたものに何ら制限されるものではない。
図1(a)は、実施の形態に係る熱電変換器の構成を模式的に示す分解斜視図、図1(b)は、実施の形態に係る熱電変換器の組立後の状態を模式的に示す斜視図、図1(c)は、熱電変換素子の構成を示す断面図である。 図2(a)〜(d)は、実施の形態に係る熱電変換器の組立工程を説明する模式図である。 図3(a)〜(c)は、実施の形態に係る熱電変換器を配管に設置した状態の熱電変換システムを、それぞれ、正面、側方および上方から見た模式図である。 図4(a)、(b)は、それぞれ、実施の形態に係る支持体の配置位置の調整例を示す斜視図である。 図5(a)〜(d)は、変更例1に係る熱電変換器の組立工程を説明する模式図である。 図6(a)〜(d)は、変更例2に係る熱電変換器の組立工程を説明する模式図である。 図7(a)〜(d)は、変更例3に係る熱電変換器の組立工程を説明する模式図である。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。便宜上、各図には、互いに直交するX、Y、Z軸が付記されている。Z軸方向が熱電変換器100の高さ方向であり、Z軸正方向が下方向である。
図1(a)は、熱電変換器100の構成を示す分解斜視図、図1(b)は、熱電変換器100の組立後の状態を示す斜視図、図1(c)は、熱電変換素子30の構成を示す断面図である。
図1(a)に示すように、熱電変換器100は、第1の基板10と、第2の基板20と、熱電変換素子30と、支持体40と、を備える。
第1の基板10は、平面視において略正方形の形状を有する。熱伝導特性に優れた材料からなっている。たとえば、第1の基板10として、銅板が用いられる。この他、第1の基板10は、アルミニウム等から形成されても良い。
また、第1の基板10の下面(Z軸負側の面)には、熱電変換素子30の上側の電極部30c(図1(c)参照)と接合される第1の接続電極11(図2(a)参照)が形成されている。第1の接続電極11は、導電性に優れ、且つ、後述のように圧力を付与することにより熱電変換素子30がめり込むことが可能な材料からなっている。たとえば、第1の接続電極11は、銅やアルミニウム等から形成される。第1の基板10が銅やアルミニウム等の導電性を有する金属材料からなる場合、第1の接続電極11は、絶縁層を介して、第1の基板10の下面に配置される。
さらに、第1の基板10の下面(Z軸負側の面)には、支持体40の上面と接合される薄膜状の接合部12(図2(a)参照)が形成されている。接合部12は、半田付けが可能な金属材料からなっている。たとえば、接合部12は、銅やアルミニウム等から形成される。本実施の形態において、接合部12は、第1の接続電極11と同様の材料からなっており、第1の接続電極11を第1の基板10に形成する際に同様に、第1の基板10に形成される。
第2の基板20は、第1の基板10と同様の形状および大きさを有し、また、第1の基板10と同様の材料からなっている。第2の基板20の上面には、熱電変換素子30の下側の電極部30c(図1(c)参照)と接合される第2の接続電極21(図2(a)参照)が形成されている。第2の接続電極21は、たとえば、銅からなっている。本実施の形態では、熱電変換素子30の下側の電極部30cは、半田51(図2(a)参照)により、第2の接続電極21に接合されている。
さらに、第2の基板20の上面(Z軸正側の面)には、支持体40の下面と接合される薄膜状の接合部22(図2(a)参照)が形成されている。接合部22は、半田付けが可能な金属材料からなっている。たとえば、接合部22は、銅やアルミニウム等から形成される。本実施の形態において、接合部22は、第2の接続電極21と同様の材料からなっており、第2の接続電極21を第2の基板20に形成する際に同様に、第2の基板20に形成される。
図1(c)に示すように、熱電変換素子30は、柱状の熱電変換部30aと、熱電変換部30aの左右の側面に設けられた板部30bと、熱電変換部30aの上面および下面に形成された電極部30cとを備える。熱電変換部30aは、熱を直接電力に変換する半導体からなっている。熱電変換部30aは、ゼーベック係数αと比抵抗ρと熱伝導率Kによって表される性能指数Z(=α2/ρK)が大きな材料(Bi2Te3系材料、鉛・テルル系材料、シリコン・ゲルマニウム系材料等)にドーパントを添加したものである。添加するドーパントにより、p型とn型の2種類の熱電変換部30aが構成される。p型の熱電変換部30aを構成するためのドーパントとして、たとえば、Sbが添加される。また、n型の熱電変換部30aを構成するためのドーパントとして、たとえば、Seが添加される。
板部30bは、耐熱性に優れた絶縁性の材料(ガラス、アルミナ、セラミック等)からなっている。板部30bは、熱電変換部30aの側面に貼り付けられる。電極部30cは、熱電変換部30aの上下の面に製膜により形成される。本実施の形態では、下側の電極部30cが半田51により第2の接続電極21(図2(a)参照)に接合されるため、下側の電極部30cは、半田51に対する濡れ性の高い材料(ニッケル、クロム、タングステン等)からなることが好ましい。
第2の基板20の上面には、上記のように熱電変換部30aに添加するドーパントを変えることにより、p型とn型の2種類の熱電変換素子30が設置されている。図1(a)の構成では、熱電変換素子30が、矩形状の領域に縦横に並ぶように、第2の基板20上に配置されている。矩形状の領域の4隅には、支持体40が配置されている。
第1の基板10の下面に配された第1の接続電極11と、第2の基板20の上面に配された第2の接続電極21は、第2の基板20に設置されたp型の熱電変換素子30とn型の熱電変換素子30を直列に接続するようにレイアウトされている。すなわち、全ての熱電変換素子30が、第1の接続電極11と第2の接続電極21によって直列に接続される。このように全ての熱電変換素子30が、第1の接続電極11と第2の接続電極21によって直列に接続されるように、p型の熱電変換素子30とn型の熱電変換素子30の配置と第2の接続電極21のレイアウトが調整されている。これにより、各熱電変換素子30により生じた電力が累積される。累積された電力は、図示しない端子から取出される。
支持体40は、熱電変換素子30と同様の柱状の形状を有する。支持体40の高さは、熱電変換素子30の高さよりも、所定の寸法だけ低い。支持体40は、剛性が高く、且つ、応力歪みを吸収できる材料からなっている。本実施の形態では、後述のように支持体40の上面と下面にそれぞれ第1の基板10の接合部12と第2の基板20の接合部22が半田51、52(図2(a)参照)により接合されるため、支持体40は半田付けが可能な材料からなっている。たとえば、支持体40は、亜鉛合金から構成され得る。また、金属の構造体の表面にメッキを施して支持体40を構成してもよい。支持体40は、半田51、52に対する濡れ性の高い材料または構成であることが好ましい。
なお、支持体40は、ガラスや樹脂から構成されてもよい。この場合、支持体40の上面と下面は、半田51、52に代えて接着剤により、それぞれ第1の基板10と第2の基板20に接合される。接着固定は、たとえば、紫外線硬化樹脂や熱硬化樹脂を用いて行われる。
熱電変換器100を形成する際には、まず、図1(a)のように上面に熱電変換素子30が設置された第2の基板20に第1の基板10を重ねる。第1の基板10を第2の基板20に重ねる前に、予め、第1の基板10の接合部12に半田52のペーストを塗布しておく。このとき、第1の接続電極11には、半田の塗布を行わない。また、第1の基板10を第2の基板20に重ねる際には、第1の基板10の第1の接続電極11および接合部12が、それぞれ、熱電変換素子30の上面および支持体40の上面に対向するように、治具により、第1の基板10と第2の基板20が位置決めされる。
この状態で、第1の基板10の上面全領域に一様に、押圧器具によって下方向(Z軸負方向)の圧力を付与する。これにより、第1の基板10の下面に設けられた第1の接続電極11が熱電変換素子30の上側の電極部30cに接触する。その後、このように圧力を付与した状態で、第1の基板10と第2の基板20とをリフロー炉に流し、第1の接続電極11の接合部12と支持体40の上面を、半田52により接合する。これにより、図1(b)に示すように、熱電変換器100の組み立てが完了する。
なお、ここでは、予め、第2の基板20の第2の接続電極21および接合部22に熱電変換素子30および支持体40を半田51で接合した状態で、第1の基板10の接合部12と支持体40上面との半田52による接合を行ったが、第2の接続電極21および接合部22と熱電変換素子30および支持体40との半田51による接合を、第1の基板10の接合部12と支持体40との半田52による接合と同時に行ってもよい。この場合、第2の基板20上の第2の接続電極21および接合部22に半田51のペーストを塗布した後、治具により、第2の接続電極21および接合部22上に熱電変換素子30および支持体40を配置する。その後、上記と同様、第2の基板20に第1の基板10を重ね、さらに、第1の基板10に圧力を付与した状態で、第1の基板10と第2の基板20をリフロー炉に流す。これにより、半田51、52が溶融し、半田52による第1の基板10の接合部12と支持体40上面との接合とともに、半田51による第2の接続電極21および接合部22と熱電変換素子30および支持体40との接合が行われる。これにより、図1(b)に示すように、熱電変換器100の組み立てが完了する。
図2(a)〜(d)は、第1の基板10を支持体40に接合する際の熱電変換器100の組立工程を示す模式図である。図2(a)〜(d)には、それぞれ、X−Z平面に平行な面で熱電変換器100を切断したときの状態が模式的に示されている。
図2(a)は、熱電変換素子30および支持体40が設置された状態の第2の基板20に、第1の基板10が重ねられる直前の状態を示している。この状態において、支持体40の上面に接合部12が対向し、熱電変換素子30の上面に第1の接続電極11が対向している。接合部12と支持体40上面の接合は、半田52により行われる。すなわち、接合部12に半田52のペーストが塗布されている。第1の接続電極11と熱電変換素子30の上面との接合は、半田を用いずに行われる。すなわち、図2(a)の状態において、第1の接続電極11と熱電変換素子30の上面との間に、半田は介在しない。
その後、第1の基板10を下方に移動させる。このとき、図2(b)に示すように、設置誤差等によって、熱電変換素子30の高さにばらつきが生じると、最も高い熱電変換素子30に、第1の基板10側の第1の接続電極11が当接する。図2(b)では、左から2番目の熱電変換素子30が最も高いため、まず、この熱電変換素子30に第1の接続電極11が当接する。
さらに、図2(b)の状態において、第1の基板10の上面全領域に一様に、押圧器具によって下方向(Z軸負方向)の圧力が付与される。このとき、第2の基板20は、押圧器具の受け部材によって、下方向(Z軸負方向)の移動が規制されている。このため、互いに当接する第1の接続電極11と熱電変換素子30との間に圧力が荷重される。第1の接続電極11は、銅等の変形可能な材料によって形成されているため、図2(c)に示すように、この荷重によって、最も高い熱電変換素子30の上部が第1の接続電極11にめり込む。これに伴い、第1の基板10が下方へと移動し、2番目に高い熱電変換素子30に第1の接続電極11が当接する。図2(c)では、最も右側の熱電変換素子30が2番目に高いため、この熱電変換素子30に第1の接続電極11が当接する。
その後、さらに第1の基板10の上面に圧力が付与されると、図2(d)に示すように、2番目に高い熱電変換素子30の上部が第1の接続電極11にめり込み、さらに、順次、熱電変換素子30の上部が、第1の接続電極11が当接して、第1の接続電極11にめり込む。第1の基板10の下方への移動は、図2(d)に示すように、第1の基板10の接合部12に塗布された半田52が、支持体40の上面に略当接するまで続けられる。
ここで、支持体40の高さは、図2(d)に示すように、接合部12に塗布された半田52が、支持体40の上面に略当接した状態において、各々の熱電変換素子30の上部が、第1の接続電極11にめり込み、あるいは、めり込まないまでも第1の接続電極11に強く押し付けられた状態となるように設定されている。したがって、図2(d)に示す状態では、全ての熱電変換素子30の上側の電極部30c(図1(c)参照)が、それぞれ、対応する第1の接続電極11に接触している。
この状態において、上記のように、第1の基板10および第2の基板20がリフロー炉に流され、接合部12と支持体40上面が半田52により接合される。これにより、第1の基板10が、図2(d)の状態に固定される。その後、第1の基板10および第2の基板20がリフロー炉から取出され、さらに、押圧器具が熱電変換器100から取り外される。こうして、図1(b)に示す熱電変換器100が得られる。
図3(a)〜(c)は、上記のように組み立てられた熱電変換器100を、熱源となる配管500に設置した状態の熱電変換システム1を、それぞれ、正面、側方および上方から見た模式図である。
熱電変換器100は、押さえ板200と、受け板300と、ボルト401と、ナット402とからなる取り付け具によって、配管500に取り付けられる。押さえ板200は、熱伝導性に優れ、且つ、剛性が高い材料からなっている。押さえ板200は、長方形の輪郭を有し、4隅にボルト401を通すための孔(図示せず)を有する。押さえ板200には、Z軸正側の面に、空冷のためのフィン201が一体形成されている。受け板300は、長方形の輪郭を有し、4隅にボルト401を通すための孔(図示せず)を有する。受け板300は、剛性が高い材料からなっている。
本実施の形態において、配管500は、略正方形の断面形状を有している。配管500は、高温の気体または液体の通路となるもので、内部を通る気体または液体によって、表面温度が高温となる。配管500は、熱伝導性が高い金属材料からなっている。
熱電変換器100は、第1の基板10が配管500の表面に接触した状態で、押さえ板200によって押さえられる。図3(c)に示すように、熱電変換器100は、配管500に対してY軸方向に略均等に位置付けられる。押さえ板200は、Y軸方向の略中央に熱電変換器100が位置付けられるよう、熱電変換器100に当てられる。この状態で、配管500の反対側に受け板300が当てられ、ボルト401が、受け板300と押さえ板200の孔(図示せず)に通される。その後、ボルト401の先端にナット402が装着され、ボルト401とナット402が締め付けられる。このとき、ボルト401とナット402は、熱電変換器100が、押さえ板200と配管500とに挟まれて、厚みが縮む方向に圧力を受けるように締め付けられる。こうして、配管500に対する熱電変換器100の取り付けが完了する。
その後、配管500に液体または気体が通り、配管500の温度が上昇すると、熱電変換器100の第1の基板10側の温度が上昇する。これに対し、熱電変換器100の第2の基板20側は、フィン201による放熱によって、温度の上昇が抑えられる。これにより、熱電変換器100内部に設置された熱電変換素子30に温度差が生じ、この温度差により、熱電変換素子30に電力が生じる。それぞれの熱電変換素子30に生じた電力は、第1の基板10に配置された第1の接続電極11と第2の基板20に配置された第2の接続電極21を介して集められ、図示しない配線により外部に取出される。
なお、図3(a)〜(c)の例では、押さえ板200に空冷式のフィン201が設けられたが、押さえ板200に冷却水を通すための流路を設けて、水冷式により、熱電変換器100の第2の基板20側を冷却する構成であってもよい。また、熱電変換器100を配管500と押さえ板200との間に挟むための構成は、ボルト401とナット402とを用いた構成に限られるものではなく、たとえば、バネを押さえ板200と受け板300との間に橋架する構成であってもよい。また、図3(a)の構成では、熱電変換器100が個別に配管500に取り付けられたが、複数の熱電変換器100を一つの押さえ板200と受け板300で挟んで配管500に取り付ける構成であってもよい。さらに、配管500と熱電変換器100との接触面に熱結合剤を介在させてもよく、また、熱電変換効率を高めるために、熱電変換器100と押さえ板200との間に熱結合剤を介在させてもよい。
<実施形態の効果>
以上、本実施の形態によれば、以下の効果が奏される。
第1の接続電極11が熱電変換素子30の電極部30cに押し当てられた状態で、第1の基板10および第2の基板20が支持体40に固定されるため、第1の接続電極11と熱電変換素子30の電極部30cとが接触した状態となり、第1の接続電極11と熱電変換素子30の電極部30cとを半田で接合しなくても、第1の接続電極11と熱電変換素子30の電極部30cとを電気的に接合することができる。
図2(a)〜(d)に示すように、第1の基板10の第1の接続電極11を熱電変換素子30に圧接させて、熱電変換素子30の電極部30cを第1の接続電極11にめり込ませた状態で、第1の基板10が支持体40に固定される。これにより、設置誤差等によって熱電変換素子30の高さにばらつきが生じても、全ての熱電変換素子30の電極部30cを、対応する第1の接続電極11に接合させることができる。
第1の基板10および第2の基板20は、第1の基板10および第2の基板20に設けられた接合部12、22と支持体40とを半田で接合することにより、支持体40に固定されるため、第2の基板20の第2の接続電極21と熱電変換素子30との半田接合と同様の工程により、支持体40に対する第1の基板10および第2の基板20の接合が行える。よって、熱電変換器100の組み立て作業を簡易化できる。
熱電変換素子30は、柱状の熱電変換部30aと、熱電変換部30aの側面に設けられた板部30bとを備え、板部30bによって強度が高められている。このため、図2(a)〜(d)に示すように、熱電変換素子30に大きな荷重が付加されても、熱電変換素子30に損傷が生じることがない。よって、荷重により熱電変換素子30を第1の接続電極11に円滑にめり込ませることができる。
図3(a)〜(c)に示すように、熱電変換素子30は、ボルト401とナット402を締め付けることにより厚みが縮む方向の圧力を受けた状態で、配管500に取り付けられる。このように、厚みが縮む方向の圧力が維持されることにより、第1の接続電極11が熱電変換素子30の電極部30cに常に押し付けられ、第1の接続電極11と熱電変換素子30の電極部30cとの間に隙間が生じることがない。よって、第1の接続電極11と熱電変換素子30の電極部30cとの接合を良好に保つことができる。
<変更例>
上記実施の形態では、熱電変換素子30の下側(Z軸負側)の電極部30cと第2の接続電極21との接合に半田51を用いたが、半田51を用いずに、荷重により、熱電変換素子30の下側の電極部30cを第2の接続電極21にめり込ませて、熱電変換素子30の下側の電極部30cと第2の接続電極21とを接合させても良い。
なお、上記実施の形態に係る図2(a)〜(d)の工程では、熱電変換素子30の下面に半田51が介在しており、かつ、半田51の面積が第2の接続電極21とほぼ同じ面積に広がっているため、第1の基板10に圧力を付与した場合、第2の接続電極21には、略全面積に均等の荷重がかかることになる。このため、図2(a)〜(d)の工程では、熱電変換素子30の下部が第2の接続電極21にめり込むことが抑制される。
また、上記実施の形態では、熱電変換素子30は四角柱の形状であったが、必ずしも四角柱で無くても良く、円柱や六角柱等、他の形状であっても良い。同様に、支持体40の形状も、円柱や六角柱等、他の形状であっても良い。また、熱電変換部30aのみで荷重に耐え得る十分な強度がある場合は、板部30bを適宜省略可能である。
さらに、上記実施の形態では、熱電変換素子30を配置する矩形の領域の4隅に支持体40が配置されたが、支持体40の配置位置は、これに限られるものではない。第1の基板10に配された第1の接続電極11が熱電変換素子30上面の電極部30cに確実に接触し、且つ、組立後の熱電変換器100の剛性が確保できれば、上記実施の形態と異なる位置に支持体40を配置しても良い。
たとえば、図4(a)に示すように、熱電変換素子30を配置する矩形の領域の中央付近にさらに支持体40を配置してもよく、また、図4(b)に示すように、矩形の領域の各辺の中央付近にさらに支持体40を配置してもよい。図4(a)の構成例では、上記実施の形態に比べて、さらに強固に、第1の基板10および第2の基板20が支持体40に固定され、図4(b)の構成例では、一層強固に、第1の基板10および第2の基板20が支持体40に固定される。
ただし、矩形の領域内に配置する支持体40の数を増やすほど、熱電変換器100における熱電変換素子30の充填率が低下し、その結果、発電効率が低下する。したがって、熱電変換器100に配置する支持体40の数は、第1の基板10および第2の基板20の固定強度と、熱電変換素子30の充填率とを考慮して設定する必要がある。
なお、矩形の領域の4隅にも熱電変換素子30を配置し、矩形の領域の外側に支持体40を配置しても良い。ただし、このように構成すると、矩形の領域の外側に支持体40を配置するためのスペースを第1の基板10と第2の基板20に設ける必要があり、このスペースのために、第1の基板10と第2の基板20を広げる必要がある。これにより、熱電変換器100が大型化する。したがって、熱電変換器100の大型化を抑制しつつ、熱電変換素子30の充填率を確保するためには、上記実施の形態のように、矩形の領域の4隅に支持体40を配置する方法が好ましい。
以下、その他の変更例について説明する。
<変更例1>
変更例1では、第1の基板10が可撓性を有する素材からなっている。ここでは、第1の基板10が、FPC(Flexible printed circuits)からなっている。
図5(a)〜(d)は、第1の基板10を支持体40に接合する際の熱電変換器100の組立工程を示す模式図である。図5(a)〜(d)には、それぞれ、X−Z平面に平行な面で熱電変換器100を切断したときの状態が模式的に示されている。
このように、変更例1では、第1の基板10が可撓性を有する素材からなっているため、第1の基板10の上面に圧力を付与すると、熱電変換素子30の上部が第1の接続電極11にめり込む代わりに、第1の基板10が厚み方向に縮んで、第1の接続電極11が上方向(Z軸正方向)に変位する。これにより、熱電変換素子30の高さ方向のばらつきが吸収される。
変更例1では、図5(d)に示すように、第1の基板10が縮むことにより、第1の接続電極11が上方向に弾性変位した状態で、第1の基板10が支持体40に固定される。このため、第1の基板10が弾性復帰することによる圧力が、第1の接続電極11を介して熱電変換素子30に付与される。これにより、第1の接続電極11が熱電変換素子30の上側の電極部30c(図1(c)参照)に押し付けられ、第1の接続電極11と熱電変換素子30の上側の電極部30cとの接合が良好に維持される。
なお、変更例1の構成では、第1の基板10の上面に、熱伝導性に優れ、且つ、剛性が高い板状のカバーが、接着等により設置されても良い。このように、第1の基板10の上面を剛性の高いカバーで押さえることにより、第1の接続電極11の浮き上がりを抑制でき、より確実に、第1の接続電極11を熱電変換素子30の上面に押し付けることができる。
<変更例2>
変更例2では、第2の基板20が可撓性を有する素材からなっている。ここでは、第2の基板20が、FPCからなっている。
図6(a)〜(d)は、第1の基板10を支持体40に接合する際の熱電変換器100の組立工程を示す模式図である。図6(a)〜(d)には、それぞれ、X−Z平面に平行な面で熱電変換器100を切断したときの状態が模式的に示されている。
このように、変更例2では、第2の基板20が可撓性を有する素材からなっているため、第1の基板10の上面に圧力を付与すると、熱電変換素子30の上部が第1の接続電極11にめり込む代わりに、第2の基板20が厚み方向に縮んで、半田51と第2の接続電極21が下方向(Z軸負方向)に変位する。これにより、熱電変換素子30の高さ方向のばらつきが吸収される。
変更例2では、図6(d)に示すように、第2の基板20が縮むことにより、第2の接続電極21が下方向に弾性変位した状態で、第1の基板10が支持体40に固定される。このため、第2の基板20が弾性復帰することによる圧力が、第2の接続電極21と半田51を介して熱電変換素子30に付与される。これにより、熱電変換素子30の上側の電極部30c(図1(c)参照)が第1の接続電極11に押し付けられ、第1の接続電極11と熱電変換素子30の上側の電極部30cとの接合が良好に維持される。
なお、変更例2においても、変更例1の場合と同様、第2の基板20の下面にカバーを設置しても良い。また、変更例1、2では、第1の基板10または第2の基板20が可撓性を有したが、第1の基板10と第1の接続電極11との間に可撓性を有する層が配置されてもよく、また、第2の基板20と第2の接続電極21との間に可撓性を有する層が配置されてもよい。また、第1の基板10側に第1の接続電極11を弾性変位させる部材を設けるとともに第2の基板20側にも第2の接続電極21を弾性変位させる部材を設けてもよい。
<変更例3>
変更例3では、第1の接続電極11と熱電変換素子30の上面との間に、導電性の金属ペースト60を介在させる。
図7(a)〜(d)は、第1の基板10を支持体40に接合する際の熱電変換器100の組立工程を示す模式図である。図7(a)〜(d)には、それぞれ、X−Z平面に平行な面で熱電変換器100を切断したときの状態が模式的に示されている。
図7(a)に示すように、予め第1の接続電極11に導電性の金属ペースト60が塗布される。金属ペースト60には、ニッケルや銅等の金属粒子が含有されている。この状態で、図2(a)〜(d)と同様の工程が実行され、第1の基板10が支持体40に組み付けられる。
変更例3では、熱電変換素子30から第1の接続電極11に対する電気導通が向上する。よって、熱電変換素子30で生じた電力をより効率的に取り出し得る。また、金属ペースト60により第1の接続電極11と熱電変換素子30との間の熱伝導が向上する。よって、たとえば、図3(a)〜(d)の熱電変換システム1において、配管500の熱をより効率的に、熱電変換素子30に伝導でき、熱電変換システム1の変換効率を向上させることができる。
以上の変更例の他、本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
1 … 熱電変換システム
10 … 第1の基板
11 … 第1の接続電極
12 … 接合部
20 … 第2の基板
21 … 第2の接続電極
22 … 接合部
30 … 熱電変換素子
30a … 熱電変換部
30b … 板部
40 … 支持体
51、52 … 半田
60 … 金属ペースト
100 … 熱電変換器
200 … 押さえ板(取り付け具)
300 … 受け板(取り付け具)
401 … ボルト(取り付け具)
402 … ナット(取り付け具)

Claims (10)

  1. 一方の面に第1の接続電極を有する第1の基板と、
    一方の面に第2の接続電極を有する第2の基板と、
    前記第1の接続電極と前記第2の接続電極に挟まれるように前記第1の基板と前記第2の基板との間に配置される複数の熱電変換素子と、
    前記第1の基板と前記第2の基板に挟まれるように配置される複数の支持体と、を備え、
    少なくとも前記第1の接続電極が前記熱電変換素子の電極部に押し当てられた状態で、前記第1の基板および前記第2の基板が前記支持体に固定される、
    ことを特徴とする熱電変換器。
  2. 請求項1に記載の熱電変換器において、
    前記第1の基板の前記第1の接続電極を前記熱電変換素子に圧接させて、前記熱電変換素子の前記電極部を前記第1の接続電極にめり込ませた状態で、前記第1の基板が前記支持体に固定される、
    ことを特徴とする熱電変換器。
  3. 請求項1に記載の熱電変換器において、
    前記第1の接続電極および前記第2の接続電極の少なくとも一方を弾性変位可能とする部材を設け、
    前記第1の基板を前記熱電変換素子に圧接させて、前記熱電変換素子の前記電極部により前記第1の接続電極および前記第2の接続電極の少なくとも一方を弾性変位させた状態で、前記第1の基板が前記支持体に固定される、
    ことを特徴とする熱電変換器。
  4. 請求項3に記載の熱電変換器において、
    前記第1の接続電極および前記第2の接続電極の少なくとも一方を弾性変位可能とする前記部材は、前記第1の基板または前記第2の基板である、
    ことを特徴とする熱電変換器。
  5. 請求項1ないし4の何れか一項に記載の熱電変換器において、
    前記第1の基板および前記第2の基板は、前記第1の基板および前記第2の基板に設けられた接合部と前記支持体とを半田で接合することにより、前記支持体に固定される、
    ことを特徴とする熱電変換器。
  6. 請求項1ないし5の何れか一項に記載の熱電変換器において、
    前記第2の接続電極は、前記熱電変換素子の電極部に半田により接合される、
    ことを特徴とする熱電変換器。
  7. 請求項1ないし6の何れか一項に記載の熱電変換器において、
    前記熱電変換素子は、柱状の熱電変換部と、前記熱電変換部の側面に設けられた板部とを備える、
    ことを特徴とする熱電変換器。
  8. 請求項1ないし7の何れか一項に記載の熱電変換器において、
    前記熱電変換素子の前記電極部と前記第1の接続電極との間に、導電性の金属ペーストを介在させる、
    ことを特徴とする熱電変換器。
  9. 請求項1ないし8の何れか一項に記載の熱電変換器において、
    前記熱電変換素子は、矩形状の領域に並ぶように配置され、
    前記支持体は、少なくとも前記矩形状の領域の4隅に配置される、
    ことを特徴とする熱電変換器。
  10. 請求項1ないし9の何れか一項に記載の熱電変換器と、
    前記第1の基板側を熱源となる部材に当接させて前記熱電変換器を前記熱源となる部材に取り付ける取り付け具と、を備え、
    前記取り付け具は、前記第1の基板と前記第2の基板とが互いに接近する方向の圧力を付与する構成を備える、
    ことを特徴とする熱電変換システム。
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