JP2017040336A - 動力伝達装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 二方向クラッチにおける加工コストの低減、小型化および部品点数の低減を容易に図る。
【解決手段】 入力軸と出力軸との間に配置され、入力軸から出力軸への回転トルクの伝達と遮断とを行う二方向クラッチ13と、二方向クラッチ13の係合および解除を制御する電磁クラッチとを具備した動力伝達装置であって、二方向クラッチ13は、出力軸と一体的に形成された円筒形状の外輪部18と、入力軸と一体的に形成されて外輪部18の内側に配置された軸形状の内輪部19と、外輪部18と内輪部19との間での係合および離脱により、内輪部19から入力される回転トルクの伝達と遮断とを制御する係合子20とを備え、外輪部18に対して内輪部19を偏心させ、その偏心により外輪部18の内周面26と内輪部19の外周面27との間に形成された環状の楔隙間28に、円弧楔形状の係合子20を配置した構造を有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、入力軸から出力軸への回転トルクの伝達と遮断を行う二方向クラッチを有し、その二方向クラッチの係合および解除を電磁クラッチにより制御する動力伝達装置に関する。
本出願人は、入力軸と出力軸との間に配置され、入力軸から出力軸への回転トルクの伝達と遮断を行う二方向クラッチと、その二方向クラッチの係合および解除を制御する電磁クラッチとを具備した動力伝達装置を先に提案している(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1で開示された動力伝達装置における二方向クラッチは、出力軸の軸端部に設けられた外輪の内周に円筒面を設け、入力軸の軸端部に設けられたカムリングの外周に複数のカム面を周方向に形成し、カムリングのカム面と外輪の円筒面との間に一対のローラとコイルばねとを介在させ、ローラを制御保持器および回転保持器で保持し、カムリングの回転によりローラをカムリングのカム面および外輪の円筒面に係合させてカムリングの回転を外輪に伝達する構造を具備する。
この二方向クラッチにおいて、一対のローラ間に配置されたコイルばねは、一対のローラを互いに離間させる方向、つまり、カムリングのカム面と外輪の円筒面との間に形成された楔隙間に係合させる方向に弾性力を付勢する。また、ローラを保持する制御保持器と回転保持器との間には、運動変換機構としてのトルクカムが設けられている。
また、この動力伝達装置における電磁クラッチは、制御保持器と連結一体化されて回転自在かつ摺動自在に支持されたアーマチュアと、そのアーマチュアと軸方向で対向し、入力軸に対して回り止めされたロータと、そのロータと軸方向で対向する電磁石とで構成されている。
以上の構成からなる二方向クラッチおよび電磁クラッチを具備した動力伝達装置において、電磁クラッチのON時、二方向クラッチの解除により、入力軸から出力軸への回転トルクを遮断し、電磁クラッチのOFF時、二方向クラッチの係合により、入力軸から出力軸への回転トルクを伝達するようにしている。
電磁クラッチをONすると、電磁石への通電によりアーマチュアが軸方向に移動してロータに吸着される。二方向クラッチでは、アーマチュアと連結一体化された制御保持器が回転保持器に近接する方向に移動し、制御保持器と回転保持器との間のトルクカムにより、制御保持器と回転保持器とが周方向で互いに接近する方向に相対回転する。この制御保持器と回転保持器との相対回転により、コイルばねの弾性力に抗して一対のローラがカムリングのカム面と外輪の円筒面との間の楔隙間から離脱する。このローラの離脱により、カムリングが空転してその回転は外輪に伝達されない。つまり、入力軸からの回転トルクを遮断するようにしている。
電磁クラッチをOFFすると、電磁石への非通電によりアーマチュアのロータへの吸着が解除されてアーマチュアが回転自在となる。この吸着解除により、二方向クラッチでは、コイルばねの弾性力により、制御保持器と回転保持器とが周方向で互いに離間する方向に相対回転し、一対のローラがカムリングのカム面と外輪の円筒面との間の楔隙間に係合する。このローラの係合により、カムリングの回転は外輪に伝達される。つまり、入力軸からの回転トルクが出力軸に伝達されることになる。
特開2013−204764号公報
ところで、特許文献1で開示された従来の動力伝達装置における二方向クラッチでは、ローラが係合および離脱する楔隙間が、入力軸の軸端部に設けられたカムリングのカム面と、出力軸の軸端部に設けられた外輪の円筒面とで構成されている。このカムリングのカム面は平面で構成する必要があることから、入力軸を通常の円筒研削加工により加工することが困難である。そのため、入力軸に対して平面研削や超硬エンドミルでの仕上げ加工が必要となり、装置のコストアップを招くことになる。
また、カムリングのカム面とローラとが線接触で接触するため、トルク負荷時の接触面圧が高くなる。このことから、カムリングの強度を確保するためには、カムリングの径方向寸法や軸方向寸法を大きくする必要があり、装置の大型化を招くことになる。また、カムリングの径方向寸法を大きくすると、ローラの数が多くなり、部品点数の増加を招くことになる。
そこで、本発明は前述の改善点に鑑みて提案されたもので、その目的とするところは、二方向クラッチにおける加工コストの低減、小型化および部品点数の低減を容易に図り得る構造を具備した動力伝達装置を提供することにある。
本発明に係る動力伝達装置は、入力部材と出力部材との間に配置され、入力部材から出力部材への回転トルクの伝達と遮断とを行う二方向クラッチと、その二方向クラッチの係合および解除を制御する電磁クラッチとを具備する構成を前提とする。
二方向クラッチは、出力部材と一体的に形成された円筒形状の外輪部と、入力部材と一体的に形成されて外輪部の内側に配置された軸形状の内輪部と、外輪部と内輪部との間での係合および離脱により、内輪部から入力される回転トルクの伝達と遮断とを制御する係合子とを備えた構成を具備する。
前述の目的を達成するための技術的手段として、本発明に係る二方向クラッチは、外輪部に対して内輪部を偏心させ、その偏心により外輪部の内周面と内輪部の外周面との間に形成された環状の楔隙間に、円弧楔形状の係合子を配置した構造を有することを特徴とする。
本発明では、軸形状の内輪部を採用したことにより、内輪部の加工コストの低減が図れる。また、外輪部に対して内輪部を偏心させることにより形成された環状の楔隙間に円弧楔形状の係合子を配置したことから、内輪部と係合子とが面接触で接触するので、トルク負荷時の接触面圧を低減させることが容易となる。このことから、二方向クラッチの小型化および部品点数の低減も容易に図れる。
本発明において、環状の楔隙間に一対の円弧楔形状の係合子を配置し、係合子の幅広端部間に、両係合子同士に円周方向への離反力を付勢する弾性部材を介在させ、係合子の幅狭端部間に、楔隙間での係合および離脱を制御する摺動保持器および回転保持器を介在させた構成が望ましい。
このような構成を採用すれば、弾性部材の弾性力により摺動保持器と回転保持器とを周方向で互いに接近する方向に相対回転させることで、一対の係合子が外輪部と内輪部との間の楔隙間に係合する。この係合子の係合により、入力部材からの回転トルクが出力部材に伝達される。一方、弾性部材の弾性力に抗して摺動保持器と回転保持器とを周方向で互いに離間する方向に相対回転させることで、一対の係合子が外輪部と内輪部との間の楔隙間から離脱する。この係合子の離脱により、入力部材からの回転トルクが遮断される。
本発明によれば、軸形状の内輪部を採用したことにより、内輪部の加工コストの低減が図れる。また、外輪部に対して内輪部を偏心させることにより形成された環状の楔隙間に円弧楔形状の係合子を配置したことから、内輪部と係合子とが面接触で接触するので、トルク負荷時の接触面圧を低減させることが容易となる。このことから、二方向クラッチの小型化および部品点数の低減も容易に図れる。その結果、コンパクトで安価な動力伝達装置を提供することができる。
本発明の実施形態で、動力伝達装置の全体構成を示す縦断面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 二方向クラッチの作動状態を示す断面図である。 摺動保持器を示す斜視図である。 回転保持器を示す斜視図である。 (A)は図1のB−B線に沿う断面図、(B)は(A)のボールカム機構の作動状態を示す断面図である。
本発明に係る動力伝達装置の実施形態について、図面を参照しながら以下に詳述する。
この実施形態の動力伝達装置は、図1に示すように、入力部材である入力軸11と、その入力軸11と同軸上に配置された出力部材である出力軸12と、入力軸11と出力軸12との間に配置され、入力軸11から出力軸12への回転トルクの伝達と遮断とを行う二方向クラッチ13と、入力軸11側に配置され、二方向クラッチ13の係合および解除を制御する電磁クラッチ14とで主要部が構成されている。
入力軸11は、カップ状のハウジング15に対して後述の電磁石45を介して転がり軸受16によって回転自在に支持されている。また、出力軸12は、ハウジング15に対して転がり軸受17によって回転自在に支持されている。二方向クラッチ13および電磁クラッチ14は、ハウジング15内に収容されている。
二方向クラッチ13は、図1および図2に示すように、出力軸12の軸端部に一体的に形成された円筒形状の外輪部18と、入力軸11の軸端部に一体的に形成されて外輪部18の内側に配置された内輪部19と、外輪部18と内輪部19との間の左右両側(図2参照)に配置された一対の円弧楔形状(勾玉形状)の係合子20と、一対の係合子20間に配置された弾性部材であるコイルばね21と、一対の係合子20の両側に配置された摺動保持器22および回転保持器23と、摺動保持器22と回転保持器23との間に配置されたボールカム機構24(図1参照)とで主要部が構成されている。
入力軸11の軸端部は、出力軸12の外輪部18に対して転がり軸受25によって回転自在に支持されている。入力軸11の軸端部に設けられた内輪部19は、外輪部18に対して偏心している。つまり、内輪部19の軸中心O1は、外輪部18の軸中心O2に対して偏心量tだけ下方にずれている(図1および図2参照)。
この外輪部18に対する内輪部19の偏心により、外輪部18の円筒状内周面26と内輪部19の円柱状外周面27との間に環状の楔隙間28(図2参照)が形成される。この環状の楔隙間28は、図2の最下方位置で最も幅狭となり、その最下方位置から両側上方に向けて徐々に幅広となり、最上方位置で最も幅広となっている。
この環状の楔隙間28に一対の円弧楔形状の係合子20を配置している。係合子20は、上方に位置する幅広端部29から下方に位置する幅狭端部30へ向けて徐々に幅が小さくなって楔隙間28に合致した勾玉形状をなす。係合子20の幅広端部29間にコイルばね21が配置され、係合子20の幅狭端部30の両側に摺動保持器22および回転保持器23が配置されている。係合子20は、例えば焼結加工、プレス加工、鍛造加工あるいは引抜加工などにより製作可能である。
コイルばね21は、一対の係合子20を互いに離間させる方向、つまり、外輪部18の内周面26と内輪部19の外周面27との間の楔隙間28に係合させる方向に弾性力を付勢する。なお、内輪部19には、コイルばね21が一対の係合子20間から外径側に離脱することを防止するための押え板31が取り付けられている。
摺動保持器22は、図4に示すように、筒状部32の出力側端部を径方向内側に延在させて円盤部33を形成し、その円盤部33の下部から軸方向に突出する柱部34を設けた構造を有する。摺動保持器22の柱部34は、外輪部18と内輪部19との間の楔隙間28に挿入され、一方の係合子20の幅狭端部30の外側に配置される(図2参照)。この摺動保持器22の筒状部32は、後述する電磁クラッチ14のアーマチュア43に取り付けられる(図1参照)。
回転保持器23は、図5に示すように、円盤部35の下部から軸方向に突出する柱部36を設けた構造を有する。回転保持器23の柱部36は、外輪部18と内輪部19との間の楔隙間28に挿入され、他方の係合子20の幅狭端部30の外側に配置される(図2参照)。この回転保持器23の円盤部35は、入力軸11の外周に嵌合された支持リング37にスラスト軸受38を介して取り付けられている(図1参照)。なお、前述の摺動保持器22の円盤部33には、回転保持器23の柱部36が挿通される切り欠き39が設けられている。
ボールカム機構24は、図6(A)(B)に示すように、摺動保持器22の円盤部33と回転保持器23の円盤部35の対向面のそれぞれに形成された一対のカム溝40,41と、摺動保持器22のカム溝40と回転保持器23のカム溝41に嵌め込まれたボール42とで構成されている。この摺動保持器22のカム溝40および回転保持器23のカム溝41は、周方向の中央部で深く、かつ、周方向の両端部に向けて次第に浅くなる形状を有する。
次に、電磁クラッチ14は、図1に示すように、摺動保持器22の筒状部32が圧入されて摺動保持器22と連結一体化されたアーマチュア43と、そのアーマチュア43と軸方向で対向するように配置されたロータ44と、そのロータ44と軸方向で対向するように配置された電磁石45とで構成されている。アーマチュア43は、支持リング37の外周に嵌合されて回転自在かつスライド自在に支持されている。ロータ44は、入力軸11の外周に嵌合され、その入力軸11に対して回り止めされている。電磁石45は、ハウジング15に取り付けられている。
以上の構成からなる二方向クラッチ13および電磁クラッチ14を具備した動力伝達装置の動作例を以下に詳述する。この実施形態の動力伝達装置においては、電磁クラッチ14のOFF時、二方向クラッチ13の係合により、入力軸11から出力軸12への回転トルクを伝達する。一方、電磁クラッチ14のON時、二方向クラッチ13の解除により、入力軸11から出力軸12への回転トルクを遮断する。
なお、図2は、二方向クラッチ13の係合子20が外輪部18と内輪部19との間の楔隙間28に係合した状態を示す。図3は、二方向クラッチ13の係合子20が外輪部18と内輪部19との間の楔隙間28から離脱した状態を示す。
電磁クラッチ14をONすると、電磁石45への通電によりアーマチュア43が軸方向に移動してロータ44に吸着される。二方向クラッチ13では、アーマチュア43と連結一体化された摺動保持器22の円盤部32が回転保持器23の円盤部35に近接する方向に移動する。
この摺動保持器22と回転保持器23との間に設けられたボールカム機構24では、図6(A)に示す状態にあるボール42、つまり、摺動保持器22のカム溝40および回転保持器23のカム溝41の浅い端部に位置していたボール42が、両カム溝40,41の最も深い中央部に向けて転がり移動し、図6(B)に示す状態となる。
このボールカム機構24により、摺動保持器22は回転保持器23に対して軸方向に接近しながら相対回転する。この摺動保持器22と回転保持器23との相対回転により、図3に示すように、摺動保持器22の柱部34と回転保持器23の柱部36とが周方向で互いに離間する方向に各係合子20の幅狭端部30を押圧する(図中矢印参照)。
これにより、一対の係合子20がコイルばね21の弾性力に抗して移動し、外輪部18の内周面26と内輪部19の外周面27との間の楔隙間28から離脱する。つまり、内輪部19の外周面27と係合子20との間に隙間mが生じる。この係合子20の離脱により、内輪部19が空転してその回転は外輪部18に伝達されない。つまり、入力軸11からの回転トルクを遮断する。
電磁クラッチ14をOFFすると、電磁石45への非通電によりアーマチュア43のロータ44への吸着が解除されてアーマチュア43が回転自在となる。この吸着解除により、二方向クラッチ13では、コイルばね21の弾性力により、コイルばね21の両端部は、摺動保持器22の柱部34と回転保持器23の柱部36とが周方向で互いに接近する方向に各係合子20の幅広端部29を押圧する。
これにより、一対の係合子20が移動し、外輪部18の内周面26と内輪部19の外周面27との間の楔隙間28に係合する(図2参照)。この係合子20の係合により、内輪部19の回転は外輪部18に伝達される。つまり、入力軸11からの回転トルクが出力軸12に伝達される。
この時、摺動保持器22は回転保持器23に対して軸方向に離間しながら相対回転する。ボールカム機構24では、図6(B)に示す状態にあるボール42、つまり、摺動保持器22のカム溝40および回転保持器23のカム溝41の最も深い中央部に位置していたボール42が、両カム溝40,41の浅い端部に向けて転がり移動し、図6(A)に示す状態となる。
この実施形態の動力伝達装置における二方向クラッチ13は、円柱形状の外周面27を有する内輪部19で構成されていることにより、内輪部19が設けられた入力軸11を通常の円筒研削加工により加工することができるので、加工コストの低減が図れる。その結果、動力伝達装置のコスト低減が図れる。
また、外輪部18に対して内輪部19を偏心させることにより形成された環状の楔隙間28に円弧楔形状の係合子20を配置したことから、外輪部18および内輪部19と係合子20とが面接触で接触するので、トルク負荷時の接触面圧を低減させることが容易となる。このことから、内輪部19の径方向寸法や軸方向寸法を小さくすることができるので、二方向クラッチ13の小型化が図れる。さらに、係合子20の数も2つで済むため、部品点数の低減も図れる。
本発明は前述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
11 入力部材(入力軸)
12 出力部材(出力軸)
13 二方向クラッチ
14 電磁クラッチ
18 外輪部
19 内輪部
20 係合子
21 弾性部材(コイルばね)
22 摺動保持器
23 回転保持器
26 外輪部の内周面
27 内輪部の外周面
28 楔隙間
29 係合子の幅広端部
30 係合子の幅狭端部

Claims (2)

  1. 入力部材と出力部材との間に配置され、前記入力部材から前記出力部材への回転トルクの伝達と遮断とを行う二方向クラッチと、前記二方向クラッチの係合および解除を制御する電磁クラッチとを具備した動力伝達装置であって、
    前記二方向クラッチは、前記出力部材と一体的に形成された円筒形状の外輪部と、前記入力部材と一体的に形成されて前記外輪部の内側に配置された軸形状の内輪部と、外輪部と内輪部との間での係合および離脱により、内輪部から入力される回転トルクの伝達と遮断とを制御する係合子とを備え、外輪部に対して内輪部を偏心させ、その偏心により外輪部の内周面と内輪部の外周面との間に形成された環状の楔隙間に、円弧楔形状の係合子を配置した構造を有することを特徴とする動力伝達装置。
  2. 前記楔隙間に一対の前記係合子を配置し、係合子の幅広端部間に、両係合子同士に円周方向への離反力を付勢する弾性部材を介在させ、係合子の幅狭端部間に、楔隙間での係合および離脱を制御する摺動保持器および回転保持器を介在させた請求項1に記載の動力伝達装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112377537A (zh) * 2020-10-20 2021-02-19 北京精密机电控制设备研究所 一种双冗余双向逆止器
CN115402845A (zh) * 2022-09-30 2022-11-29 业成科技(成都)有限公司 调节装置和卷绕设备

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