JP2017039446A - 車両用のバッテリケース - Google Patents

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Abstract

【課題】後面衝突時において、側壁に局所的な大きい変形が生じることを抑えることのできる車両用のバッテリケースを提供する。【解決手段】車両100は、車体後部に設けられたバックドア120と、バックドア120と車体との係合及び係合解除を行う係合部150Aを備えておりバックドア120に設けられたロック機構150とを備えている。バッテリケース20は車体後部に搭載される。そして、バッテリケース20においてバッテリを囲む側壁21には、バックドア120から側壁21に向かって突出した係合部150Aと対向する部位に孔21Aを設ける。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用のバッテリケースに関する。
走行用の電動モータを搭載する車両では、車体後部のリヤフロアパネル上に、バッテリを囲む側壁を有するバッテリケースを設けることがある。こうした車体後部にバッテリケースを備える車両において、後面衝突時における不都合の発生を抑える構造が各種提案されている。
例えば、特許文献1に記載の車両では、バッテリケースがブラケットを介して車体に固定されている。そして、後面衝突時には、ブラケットを介したバッテリケースと車体との固定が一部解除されてバッテリケースが車両前方に移動することにより、車体後部の変形による衝突荷重の吸収がバッテリケースによって妨げられることを抑えるようにしている。
特開2014−76706号公報
ところで、車体後部にバッテリケースを備える車両において、後面衝突時には以下のような不都合の発生も懸念される。
すなわち、車体後部にはバックドアやラゲージドアといった開閉体が設けられており、この開閉体には係合部を備えたロック機構が設けられている。そして、その係合部によって開閉体と車体との係合や係合解除が行われる。通常、こうしたロック機構の係合部は安全性などの観点から比較的高い強度になるように作られている。
ここで、係合部が開閉体からバッテリケースの側壁に向かって突出していると、後面衝突による車体後部の変形時には、ロック機構の係合部がバッテリケースの側壁に当たる可能性がある。この場合、係合部は強度が高いため、バッテリケースの側壁に当たってもそれほど大きく変形したり、破損したりしない可能性がある。そのため、係合部の変形や破損などによる衝突荷重の吸収はあまり行われず、バッテリケースの側壁において係合部が接触する部位には大きな衝突荷重が局所的に加わってしまう。そのため、バッテリケースの側壁には局所的に大きな変形が生じるおそれがある。
本発明はこうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、後面衝突時において、側壁に局所的な大きい変形が生じることを抑えることのできる車両用のバッテリケースを提供することにある。
上記課題を解決する車両用のバッテリケースは、車体後部に設けられた開閉体と、車体と前記開閉体との係合及び係合解除を行う係合部を備えており前記開閉体に設けられたロック機構と、を備える車両に適用されて、車体後部に搭載される。そして、このバッテリケースのバッテリを囲む側壁には、前記開閉体から前記側壁に向かって突出した前記係合部と対向する部位に孔が設けられている。
同構成によれば、バッテリケースの側壁において係合部と対向する部位には孔が設けられているため、後面衝突時にはその孔に係合部が入りやすくなる。そして側壁の孔に係合部が入ると、バッテリケースの側壁に対して係合部は当たらなくなり、側壁には、例えば開閉体の車内側の面が比較的広い範囲にわたって当たるようになる。このように、同構成によれば、ロック機構の係合部と対向するバッテリケースの側壁に衝突荷重が局所的に加わることが抑えられるため、後面衝突時において、局所的に大きな変形がバッテリケースの側壁に生じることを抑えることができるようになる。
一実施形態のバッテリケースを搭載した車両の後部であって車両前後方向における構造を示す断面図。 同車両の後部の車幅方向における構造を示す断面図。 同実施形態のバッテリケースの斜視図。 後面衝突時における同実施形態のバッテリケースの孔とロック機構との位置関係を示す車体後部の拡大断面図。 変形例としてのバッテリケースの斜視図。
以下、車両のバッテリケースの一実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。
なお、各図において、車両の前方向を矢印FR、車両の後ろ方向を矢印RR、車両の上方向を矢印UP、車両の下方向を矢印DNで示す。また、矢印FRで示した車両の前方向に向かって右手側の方向を矢印RT、矢印FRで示した車両の前方向に向かって左手側の方向を矢印LTで示す。
図1に示すように、この車両100は、乗車空間と荷室空間110とが繋がっているハッチバック形状の車両であって、車体後部には開閉体であるバックドア120が設けられている。また、バックドア120の下方には、車体骨格の一部をなすロワバックパネル130が設けられている。
ロワバックパネル130の上部であって車幅方向の中央部位には、棒材を門形状に曲げたストライカ160が固定されている。
また、バックドア120内の下部であって車幅方向における中央部位には、係合部150Aを備えたロック機構150が設けられている。
係合部150Aは、ロック機構150の下部に設けられており、ロワバックパネル130に固定されたストライカ160とバックドア120との係合及び係合解除を行う。また、係合部150Aは、バッテリケース20における車両後方側の側壁21に向かってバックドア120から突出している。
係合部150Aとストライカ160とが係合した状態では、バックドア120は係合部150Aを介してロワバックパネル130に係合されて閉状態になる。また、係合部150Aとストライカ160との係合が解除されると、バックドア120とロワバックパネル130との係合は解除され、バックドア120は開放可能な状態になる。すなわち、ロワバックパネル130とバックドア120との係合及び係合解除は係合部150Aによって行われる。なお、ストライカ160や、係合部150Aは、安全性などの観点から比較的高い強度を有するように設計されている。
また、後部座席180の後方であって車体後部のリヤフロアパネル140の上面には、直方体形状のバッテリケース20が取り付けられている。このバッテリケース20内には、複数の電池セルで構成されたバッテリ30が収容されている。また、このバッテリケース20において、バッテリ30を囲む側壁のうちの車両後方側の側壁21は、ロック機構150の係合部150Aに対向している。なお、以下では、ロック機構150の係合部150Aに対向しているバッテリケース20の側壁21を対向側壁21という。
図2に示すように、バッテリケース20は、車体後部に設けられた一対のタイヤハウス170の間であって車幅方向の中央部位に配設されている。
図3に示すように、対向側壁21には、四角形状の孔21Aが設けられている。この孔21Aは、先の図1や図2に示すように、対向側壁21において係合部150Aと対向する部位に設けられている。また、孔21Aの大きさは、係合部150Aが対向側壁21に向かって車両前方に移動したと仮定したときに、係合部150Aが対向側壁21に接触することなく孔21Aに入ることができる程度の大きさにされている。
次に、上記バッテリケース20の作用を説明する。
図4に示すように、対向側壁21においてロック機構150の係合部150Aと対向する部位には孔21Aが設けられている。そのため、後面衝突によってバックドア120やロワバックパネル130が車両前方に向かって変形したときには、孔21Aにロック機構150の係合部150Aが入りやすくなる。そして孔21Aに係合部150Aが入ると、対向側壁21に対してロック機構150の係合部150Aは当たらなくなり、対向側壁21には、バックドア120の車内側の壁面120Aが比較的広い範囲にわたって当たるようになる。従って、ロック機構150の係合部150Aに対向する対向側壁21に対して衝突荷重が局所的に加わることが抑えられる。
以上説明した本実施形態によれば、次の効果を得ることができる。
(1)バッテリケース20に孔21Aを設けたことにより、ロック機構150の係合部150Aに対向する対向側壁21に衝突荷重が局所的に加わることが抑えられるようになる。従って、後面衝突時において、局所的に大きな変形がバッテリケース20の対向側壁21に生じることを抑えることができるようになる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施することもできる。
・図5に示すように、対向側壁21の孔21Aを塞ぐ蓋22を設けるようにしてもよい。なお、この蓋22は、孔21Aに対する係合部150Aの侵入を妨げない程度に強度の低い材質で形成する。この変形例によれば、孔21Aを塞ぐ蓋22によってバッテリケース20の密閉性が向上するようになるため、例えば孔21Aからバッテリケース20内に水が浸入することなどを抑えることができる。
・上記実施形態の車両はハッチバック形状の車両であった。しかし、その他の形状の車両(例えば乗車空間と車両後部の荷室空間とが分かれているセダン形状の車両など)でもよい。つまり、開閉体に設けられたロック機構の係合部に対して側壁が対向した状態で車体後部に搭載されるバッテリケースを備える車両であれば、上記実施形態やその変形例におけるバッテリケース20を備えることにより、同様な作用効果を得ることができる。
20…バッテリケース、21…側壁(対向側壁)、21A…孔、30…バッテリ、50…ロック機構、100…車両、110…荷室空間、120…バックドア、120A…壁面、130…ロワバックパネル、140…リヤフロアパネル、150…ロック機構、150A…係合部、160…ストライカ、170…タイヤハウス、180…後部座席。

Claims (1)

  1. 車体後部に設けられた開閉体と、車体と前記開閉体との係合及び係合解除を行う係合部を備えており前記開閉体に設けられたロック機構と、を備える車両に適用されて、車体後部に搭載されるバッテリケースであって、
    バッテリを囲む側壁には、前記開閉体から前記側壁に向かって突出した前記係合部と対向する部位に孔が設けられている
    ことを特徴とする車両用のバッテリケース。
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