JP2017039341A - 乗物用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】織物、編物又は不織布が積層されたものを強化材とした繊維強化樹脂製のシートフレームを備えた乗物用シートにおいて、シートフレームに対して連結部材を簡便な工程で剥離強度を確保しながら取付けることができる乗物用シートを提供すること。
【解決手段】自動車用シートは、複数枚の織物Cが積層されたものを強化材とした繊維強化樹脂製のシートフレームであるバックパン21と、該バックパン21に対して他部材であるアッパアーム23を連結するナット40と、を備えている。ナット40は板状部43を備え、板状部43がその厚み方向に複数枚の織物Cが積層されるように複数枚の織物Cの層間に挟み入れられた状態でバックパン21に一体化されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、乗物用シートに関する。
複数枚の織物、編物又は不織布が積層されたものを強化材とした繊維強化樹脂製のシートフレームを備えている乗物用シートが知られている。特許文献1に開示された発明では、シェルタイプのバックフレームであるバックパンが、クッションフレームに取付けられたアッパアームに対してボルト&ナットにより締着されている。
特開2015−98299号公報
特許文献1に開示された発明において、ボルト&ナットで締着する前に、ボルト又はナットをバックパンにあらかじめ取付けておく構造も考えられる。このようなボルト又はナットは板状部を備えており、当該板状部に接着剤が塗布されてバックパンの表面部に接着されることで、バックパンに取付けられる。このため、バックパンの成形後に別途接着工程が必要であり、製造コストの増大を招くおそれがあった。また、板状部のバックパンに対する取付け強度は、板状部がバックパンに押し付けられる方向の荷重に対しては、板状部を強化材が入れられた繊維強化樹脂によって支持されるため強いが、上記方向の反対方向の荷重に対しては、板状部を接着剤の凝集力によって保持するにとどまるため弱い。すなわち、板状部のバックパンに対する厚み方向の取付け強度は剥離方向に弱く、当該剥離強度を確保するために接着剤による接着工程の厳密な管理が必要であり、製造コストの増大を招くおそれがあった。
このような問題点を解決するために、本発明の課題は、織物、編物又は不織布が積層されたものを強化材とした繊維強化樹脂製のシートフレームを備えた乗物用シートにおいて、シートフレームに対して連結部材を簡便な工程で、剥離強度を確保しながら取付けることができる乗物用シートを提供することである。
本発明の第1発明は、乗物用シートであって、複数枚の織物、編物又は不織布が積層されたものを強化材とした繊維強化樹脂製のシートフレームと、該シートフレームに対して他部材を連結する連結部材と、を備えており、該連結部材は板状部を備え、該板状部がその厚み方向に前記複数枚の織物、編物又は不織布が積層されるように該複数枚の織物、編物又は不織布の層間に挟み入れられた状態で前記シートフレームに一体化されていることを特徴とする。
第1発明によれば、複数枚の織物、編物又は不織布が積層されたものを強化材とした繊維強化樹脂製のシートフレームに対して、連結部材の板状部が、複数枚の織物、編物又は不織布の層間に挟み入れられた状態で一体化されることで取付けられる。これによって、シートフレームの成形と同時に板状部がシートフレームに取付けられ、シートフレームの成形後に板状部を別工程で取付ける作業が不要となる。また、複数枚の織物、編物又は不織布が積層されたものの一部が、板状部を厚み方向両側から支持する。このため、連結部材に対して板状部の厚み方向のどちら側の方向から荷重が印加された場合であっても、板状部を強化材が入れられた繊維強化樹脂によって支持することができる。
本発明の第2発明は、第1発明において、前記板状部の厚み方向に垂直な面の少なくとも1つには、溝部が設けられていることを特徴とする。
第2発明によれば、シートフレームの成形時に流動状態のマトリクス樹脂が溝部内を流れることができるため、流動状態のマトリクス樹脂が板状部に沿って流動し易くなり、板状部周りにボイド等の成形不良が発生し難くなる。また、シートフレームの成形時に流動状態のマトリクス樹脂が溝部内に浸入した状態で固化するため、板状部のシートフレームに対する面内方向のせん断強度を高めることができる。
本発明の第3発明は、第2発明において、前記連結部材は、ねじ部を備えた本体部に対して前記板状部が前記ねじ部の軸の延びる方向に対して垂直に延びる鍔状に形成されているとともに、前記板状部が前記シートフレームに一体化された状態において前記本体部が前記シートフレームを貫通し、前記ねじ部に対して螺合可能な締結部材が締結されることにより前記シートフレームに対して前記他部材が連結されるように構成されており、前記溝部は、前記ねじ部の軸を中心に放射状に複数本配設されていることを特徴とする。
連結部材の本体部に対して締結部材を締結しようとすると、連結部材に対してねじを回転する方向のトルクが印加される。第3発明によれば、溝部内に浸入した状態で固化したマトリクス樹脂により上記トルクにより生み出される回転方向のせん断力を効率的に受け止めることができるため、締結部材の締結時における連結部材の回転止めを効率的に行うことができる。
本発明の第4発明は、第1発明から第3発明のいずれか1つにおいて、前記板状部には、その厚み方向に延びて前記板状部を貫通する貫通孔が設けられていることを特徴とする。
第4発明によれば、シートフレームの成形時に流動状態のマトリクス樹脂が貫通孔内を流れることができるため、板状部周りにボイド等の成形不良が発生し難くなる。また、シートフレームの成形時に流動状態のマトリクス樹脂が貫通孔内に浸入した状態で固化するため、板状部のシートフレームに対する面内回転方向のせん断強度を高めることができる。
本発明の一実施形態である自動車用シートの斜視図である。 図1のII−II矢視線断面図である。 図2の部分IIIの拡大図である。 上記実施形態に係るナットの正面図である。 上記実施形態に係るナットの側面図である。 図4のVI−VI矢視線断面図である。
図1〜図6は、本発明の一実施形態を示す。本実施形態は、自動車用シートのシートバックに本発明を適用した例を示す。各図中、矢印により自動車用シートを自動車に取付けたときの自動車の各方向を示している。以下の説明において、方向に関する記述は、この方向を基準として行うものとする。
図1に示すように、自動車用シート1は、シートクッション10と、シートバック20と、を備えている。
図1に示すように、シートクッション10は骨格部材であるクッションフレーム(図示しない)の上に、クッション材であるクッションパッド11を載置し、その上から表皮材であるクッションカバー(図示しない)で覆った構造をしている。クッションフレームの後端部には、金属製のロアアーム12が設けられている。
図1に示すように、シートバック20は、シェルタイプの骨格部材であるバックパン21の上に、クッション材であるバックパッド(図示しない)を載置し、その上から表皮材であるバックカバー(図示しない)で覆った構造をしている。バックパン21が特許請求の範囲の「シートフレーム」に相当する。
図1及び図2に示すように、バックパン21はシートバック20の左右方向中央部に配設されて左右方向に延びるメイン部211と、メイン部211の左右両側に配設されてメイン部211の左右両端から前方に延びるサイド部212と、を備えている。メイン部211において自動車用シート1に着座した着座者の両肩上部に対応する位置には、意匠孔211Aが2つ設けられている。また、両サイド部212の上下2箇所には、後述するナット40が取付けられており、ナット40とボルト50との締結により、両サイド部212の左右方向外側面に対してアッパアーム23が締着されている。アッパアーム23は、上下方向に長尺な金属製部材であり、その上端部近傍及び上下方向中間部近傍のナット40に対応する位置に、ボルト50を挿通可能な貫通孔231(図3参照)が形成されている。アッパアーム23の下端部はリクライナ30を介して、ロアアーム12に取付けられている。このため、リクライナ30の働きにより、シートクッション10に対するシートバック20の傾き調整が可能となっている。
図3〜図6に示すように、ナット40は、長尺な筒状部41と、筒状部41の外壁部411に対して筒状部41の長手方向に対して垂直に延びる鍔状に形成された円板状の板状部43と、を備えた金属製部材である。筒状部41は長手方向両端面が開放されており、その内壁部412には筒状部41の長手方向に延びる雌ねじ部412Aが形成されている。雌ねじ部412Aは、筒状部41の長手方向一端部41Aから筒状部41内に挿入されるボルト50の雄ねじ部50Aと螺合可能に構成されている。また、図4〜図6に示すように、板状部43の厚み方向に垂直な両面には、雌ねじ部412Aの軸を中心として90度間隔で放射状に延びる溝部431が設けられている。溝部431は、筒状部41の外壁部411と板状部43との境界部位から板状部43の端部まで延びており、板状部43の厚み方向に垂直な面の一方に4つ、厚み方向に垂直な面の他方かつ上記した4つの裏に相当する部位に4つ、の計8つ設けられている。溝部431の底面部431Aにおいて、その延設方向中央部には、板状部43の厚み方向に延びる貫通孔432が貫通形成されている。ナット40が特許請求の範囲の「連結部材」に相当する。筒状部41が特許請求の範囲の「本体部」に相当する。雌ねじ部412Aが特許請求の範囲の「ねじ部」に相当する。ボルト50が特許請求の範囲の「締結部材」に相当する。
図3に示すように、バックパン21は、カーボン繊維を織った厚さ0.2mm程度の織物Cを複数枚(本実施形態では4枚)積層させたものを強化材とし、エポキシ樹脂をマトリクス樹脂とする繊維強化樹脂を用いて製造される。バックパン21の成形の仕方は、樹脂トランスファー成形法(以下、RTM法という)である。より詳細には、まず、樹脂を染み込ませていない状態のカーボン繊維の織物Cをバックパン21の形状に対応させて外形切りしたのち、ナット40の取付け位置に対応した部位に、ナット40の筒状部41は挿入できるが板状部43は挿入できないサイズの孔を開ける。次に、上下型を閉じたときにバックパン21と同形状のキャビティを形成する成形型のキャビティ内に、上記カーボン繊維の織物Cを所定枚数(本実施形態では2枚)配置し、上記孔に対してナット40の筒状部41の長手方向一端部41Aを挿入する。そして、この上から上記カーボン繊維の織物Cをさらに所定枚数(本実施形態では2枚)配置し、上記孔からナット40の筒状部41の長手方向他端部41Bを露出させる。この状態で、上下型を閉じて、キャビティに流動状態の硬化前エポキシ樹脂を注入して反応硬化させて脱型する、というものである。すなわち、ナット40の板状部43は、インサート成形によって厚み方向両側に上記織物Cの一部が積層された状態でバックパン21に一体化されることになる。このとき、ナット40の筒状部41の長手方向一端部41Aが、バックパン21の左右方向外側の面と面一の状態にあり、筒状部41の長手方向他端部41Bが、バックパン21の左右方向内側の面から突出した状態にある。
以上のように構成される本実施形態は、次のような作用効果を奏する。複数枚のカーボン繊維の織物Cが積層されたものを強化材とした繊維強化樹脂製のバックパン21に対して、ナット40の板状部43が、複数枚のカーボン繊維の織物Cの層間に挟み入れられた状態で一体化されることで取付けられる。これによって、バックパン21の成形と同時に板状部43がバックパン21に取付けられ、バックパン21の成形後に板状部43を別工程で取付ける作業が不要となる。また、複数枚のカーボン繊維の織物Cが積層されたものの一部が、板状部43を厚み方向両側から支持する。このため、ナット40に対して板状部43の厚み方向のどちら側の方向から荷重が印加された場合であっても、板状部43を強化材が入れられた繊維強化樹脂によって支持することができる。また、バックパン21の成形時に流動状態のエポキシ樹脂が溝部431内及び貫通孔432内を流れることができるため、板状部43周りにボイド等の成形不良が発生し難くなる。また、バックパン21の成形時に流動状態のエポキシ樹脂が溝部431内及び貫通孔432内に浸入した状態で固化するため、板状部43のバックパン21に対する面内方向のせん断強度を高めることができる。また、溝部431は雌ねじ部412Aの軸を中心に放射状に延びている。これにより、溝部431内に浸入した状態で固化したエポキシ樹脂により、ボルト50をナット40の筒状部41に螺入させる際に生じるトルクにより生み出される回転方向のせん断力を効率的に受け止めることができるため、ボルト50の締結時におけるナット40の回転止めを効率的に行うことができる。
以上、特定の実施形態について説明したが、本発明は、それらの外観、構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。
例えば、本実施形態においては、バックパン21にナット40を取付けておき、そこにボルト50を締結させる構造を示した。しかし、これに限定されず、バックパン21にボルトを取付けておき、そこにナットを締結させる構造であってもよい。すなわち、連結部材がボルトであり、連結部材のねじ部が雄ねじ部となる構造であってもよい。この他にも、連結部材は、カラー等に対して鍔状の板状部を設けたものであってもよいし、ワッシャー等のように部材全体が板状に構成されているものであってもよい。
また、本実施形態においては、バックパン21をRTM法により成形する例を示したが、これに限定されず、他の方法により成形してもよい。すなわち、例えば、バックパン21をオートクレーブ成形法により成形してもよい。この成形の仕方は、まず、カーボン繊維の織物Cにエポキシ樹脂を含浸させたプリプレグ材に、ナット40の筒状部41は挿入できるが板状部43は挿入できないサイズの孔を開ける。次に、上下型を閉じたときにバックパン21と同形状のキャビティを形成する成形型のキャビティ内に、上記孔がナット40の取付け位置に対応するように上記プリプレグ材を所定枚数(本実施形態では2枚)配置し、上記孔に対してナット40の筒状部41の長手方向一端部41Aを挿入する。そして、この上から上記孔がナット40の取付け位置に対応するように上記プリプレグ材をさらに所定枚数(本実施形態では2枚)配置し、上記孔からナット40の筒状部41の長手方向他端部41Bを露出させる。この状態で、上下型を閉じて、オートクレーブ内で加圧しながら加熱してエポキシ樹脂を硬化させたのち脱型する、というものである。
また、本実施形態においては、ナット40の板状部43の厚み方向両側に、カーボン繊維の織物Cが2枚ずつ積層されている構造を示した。しかし、これに限定されず、要求される強度及び剛性さえ満たせば、例えば、カーボン繊維の織物Cは1枚ずつであってもよいし、3枚以上ずつであってもよい。また、板状部43の厚み方向一方側に積層されているカーボン繊維の織物Cの枚数が、厚み方向他方側に積層されているカーボン繊維の織物Cの枚数と異なっていてもよい。
また、本実施形態においては、バックパン21の成形後に、ナット40の長手方向一端部41Aがバックパン21の左右方向外側の面と面一となる構造を示した。しかし、これに限定されず、ナット40の長手方向一端部41Aがバックパン21の左右方向外側の面よりも突出していてもよいし、窪んでいてもよい。
また、本実施形態においては、バックパン21の強化材として、カーボン繊維の織物Cを用いる構造を示した。しかし、これに限定されず、カーボン繊維の編物又は不織布であってもよい。また、強化材は、ガラス繊維やアラミド繊維の織物、編物又は不織布であってもよい。
また、本実施形態においては、本発明をシートバック20に適用したが、シートクッション10に適用してもよい。
また、本実施形態においては、本発明を自動車のシートに適用したが、飛行機、船、電車等に搭載されるシートに適用してもよい。
1 自動車用シート(乗物用シート)
21 バックパン(シートフレーム)
23 アッパアーム(他部材)
40 ナット(連結部材)
41 筒状部(本体部)
412A 雌ねじ部(ねじ部)
43 板状部
431 溝部
432 貫通孔
C カーボン繊維の織物

Claims (4)

  1. 乗物用シートであって、
    複数枚の織物、編物又は不織布が積層されたものを強化材とした繊維強化樹脂製のシートフレームと、該シートフレームに対して他部材を連結する連結部材と、を備えており、
    該連結部材は板状部を備え、該板状部がその厚み方向に前記複数枚の織物、編物又は不織布が積層されるように該複数枚の織物、編物又は不織布の層間に挟み入れられた状態で前記シートフレームに一体化されている乗物用シート。
  2. 請求項1において、
    前記板状部の厚み方向に垂直な面の少なくとも1つには、溝部が設けられている乗物用シート。
  3. 請求項2において、
    前記連結部材は、ねじ部を備えた本体部に対して前記板状部が前記ねじ部の軸の延びる方向に対して垂直に延びる鍔状に形成されているとともに、前記板状部が前記シートフレームに一体化された状態において前記本体部が前記シートフレームを貫通し、前記ねじ部に対して螺合可能な締結部材が締結されることにより前記シートフレームに対して前記他部材が連結されるように構成されており、
    前記溝部は、前記ねじ部の軸を中心に放射状に複数本配設されている乗物用シート。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項において、
    前記板状部には、その厚み方向に延びて前記板状部を貫通する貫通孔が設けられている乗物用シート。
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