JP2017037969A - 電気化学セル - Google Patents
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Abstract
Description
そこで上記に鑑み、本発明では、リードの他部材への接触を回避することにより、セラミックス容器を小型化しても内部ショートが発生せず、信頼性の高い電気化学セルを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、ベース容器2と、前記ベース容器2の中に収納されるセル6と、前記セル6の延長部である複数のセルリード8と、前記ベース容器2の底面に形成された弁金属からなるパッド膜5と、前記パッド膜5と接続され、かつ前記ベース容器2の底面に形成されたベース内配線(ビア配線3)と、を少なくとも有する電気化学セル1であって、少なくとも1の前記セルリード8は、前記パッド膜5に固定されており、前記パッド膜5に固定される前記セルリード8については、少なくとも一面が前記セル6側の端部又はその付近から前記パッド膜5側の端部又はその付近にかけて絶縁材8eで覆われていることを特徴とする。
本発明では、パッド膜5に固定されるセルリード8については、少なくとも一面がセル6側の端部又はその付近からパッド膜5側の端部又はその付近にかけて絶縁材8eで覆われている。これにより、セルリード8がベース容器2やシールリング9に混触せず、セル6の内部ショートを回避することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の特徴に加え、前記セルは、正極6b及び負極6cが絶縁体(セパレータ6a)を介して上下方向に複数の層をなしており、前記セルリード8は、前記正極6bの1の層及び前記負極6cの1の層それぞれの延長部であることを特徴とする。
本発明によれば、セルリード8が絶縁材8eで覆われているため、箔状の電極シートの端部がセパレータ6aからはみ出た場合であっても、セルリード8がセパレータ6aからはみ出した電極シートには混触せず、セル6の内部ショートを回避することができる。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の特徴に加え、前記セル6においては、前記絶縁体(セパレータ6a)を介して重ねられた箔状の前記正極6b及び箔状の前記負極6cが巻回されていることを特徴とする請求項2記載の電気化学セル。
本発明は、正極6b及び負極6cを巻回させたことにより形成したセル6に係る。
請求項4記載の発明は、請求項2記載の発明の特徴に加え、前記セル6においては、箔状の前記正極6b及び箔状の前記負極6cが前記絶縁体(セパレータ6a)を介して交互に積層されていることを特徴とする。
本発明は、正極6b及び負極6cを積層させたことにより形成したセル6に係る。
請求項5記載の発明は、請求項2記載の発明の特徴に加え、前記セル6においては、前記絶縁体(セパレータ6a)を介して重ねられた箔状の前記正極6b及び箔状の前記負極6cが折り畳まれていることを特徴とする。
本発明は、正極6b及び負極6cを折り畳んだことにより形成したセル6に係る。
本実施の形態の電気化学セル1を図面に基づいて説明する。本実施の形態の電気化学セル1は、主にパーソナルコンピューターや小型の携帯機器内部の基板に実装されて用いられる。
なお、各部の説明において、電気化学セル1の長辺側を正面とし、短辺側を側面とする。
図1は、本実施の形態の電気化学セル1の斜視図である。一例として直方体の形状で示されているが、トラック形状や円筒形状であっても良い。本実施の形態の電気化学セル1は、その発電要素であるセル6を収納して容器として機能するベース容器2と、その開口部を気密に塞ぐための封口板として機能するリッド10を外装部品として備えている。本実施の形態の電気化学セル1の外装容器は、このベース容器2とベース容器2の開口部を封止するリッド10とから構成されている。本実施の形態の電気化学セル1の大きさは、長さ10mm×幅8mm×高さ1.8mmとなっている。
ベース容器2は上方を開放した箱体状のセラミックスからなる容器であって、長方形状のベース底部2aと、ベース底部2aの外縁に立設した長方形枠状のベース壁部2bを有している。本実施の形態のベース容器2の大きさは、長さ10mm×幅8mm×高さ1.3mmとなっている。なお、ベース容器2の大きさは一辺が5〜20mm程度、高さは1〜3mm程度とすることができる。図4(A)、(B)は、それぞれベース容器2のベース底面2cとベース下面2dを示す図である。図4(A)に示すベース底面2cには、導電性材料からなる一対のパッド膜5が配置されている。パッド膜5の下面には、破線で示されるビア配線3がそれぞれ4個設けられ、ベース下面2dに配置された接続端子4(同じく破線で示す)に垂直に接続されている。
ビア配線3は、ベース容器2のベース底面2cからベース下面2dにかけて形成された配線である。このビア配線3は、まず、ベース底部2aに、ベース底面2cとベース下面2dとを略垂直に貫通して接続する貫通孔が設け、そして貫通孔にはタングステンのペーストを充填することにより形成される。また、ビア配線3により、貫通孔の気密が満たされている。
貫通孔に充填されたペーストは、ベース容器2となるセラミックグリーンシートと共に焼成することによりビア配線3となる。
図4(B)に示すベース下面2dには、パッド膜5に対向するように一対の接続端子4が設けられている。接続端子4は、リフロー処理などにより、実装基板のパターンに設けられたクリームハンダなどで基板に固着される。
本実施の形態では、ベース容器2となるセラミックグリーンシートにあらかじめタングステンによる電極のパターンを印刷し、当該セラミックグリーンシートを焼成することにより、接続端子4を形成することができる。また、接続端子4は、印刷法により形成したタングステンのパターンに、ニッケルと金とからなるメッキ膜が施されている。さらに、ベース側面2eの凹部にもタングステンやこれらメッキ材料がパターニングされ接続端子の一部として機能する。
パッド膜5は、ベース底面2cの2箇所に配置される導電性材料からなる略矩形状の膜である。このパッド膜5は、ビア配線3の上端部と電解質7との直接の接触を防止するとともに、セルリード8を溶接により接続するための溶接部分5aを有している。なお、本実施の形態のパッド膜5は、ベース容器2の長手方向に並置されているが、短辺方向に並置することや、長手方向の対角線方向に並べることも可能である。
さらに、アルミニウム膜は電気メッキ法により作製することも可能である。ジメチルスルホンと塩化アルミニウムからなるメッキ液を用いて、約40μmの膜厚で形成した膜が、表面が平滑で、膜の内部も均一な膜であることが知られている。
続いて、セル6に関して説明する。図5(A)乃至(C)に本実施の形態のセル6を示す。このセル6は、厚みが5μm〜50μmのアルミニウム箔や銅箔を集電体とし、その表面に活物質を塗工や接着法により担持した正負一対の電極シートを、絶縁物からなるセパレータ6aを挟んで巻回させて形成した発電要素である。具体的に本実施の形態のセル6は、次のように形成する。まず、短冊状となる規定サイズにカットした正極負極の電極シートの端部に、セルリード8を超音波溶接により固定する。次に一方の電極シートをセパレータ6aで挟み込む。そして、セパレータ6aに挟み込まれた電極シートに、他方の電極を重ねて巻回する。ここで、本実施の形態では、セルリード8側から巻回することにより、図5(A)乃至(C)に示すようなセル6を形成する。このときのセル6を拡大した断面は、図6に示すように、正極6b側の電極シートと負極6c側の電極シートがセパレータ6aを介して上下方向に複数の層を成している。なお、セパレータ6aに挟み込まれた電極シートを、セルリード8が終端となるように巻回することにより、セルリード8がセル6の下端から延出するように形成してもよい。
電解質7は、公知の電気二重層キャパシタや非水電解質二次電池に用いられる液体状、ゲル状のものが好ましい。
液体状及びゲル状の電解質7に用いられる有機溶媒には、アセトニトリル、ジエチルエーテル、ジエチルカーボネート、ジメチルカーボーネート、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、プロピレンカーボネート(PC)、エチレンカーボネート(EC)、γ−ブチロラクトン(γBL)、スルホラン、プロピオン酸エステル、鎖状スルホンなどがあり、これらを単一または混合して用いことができる。
更に、ピリジン系や脂環式アミン系、脂肪族アミン系やイミダゾリウム系のイオン性液体やアミジン系等の常温溶融塩を用いても構わない。
セルリード8は、セル6から電力を取り出すための端子である。このセルリード8は、集電体そのものを細く延長させた延長部や、別の細く薄い板やワイヤ状のリードを機械的に接続して延長部を形成したものが用いられる。本実施の形態のセルリード8は、薄いアルミニウム製の板であって、上述のとおり、正極6b及び負極6cの電極シートに対し超音波溶接により固定されている。そしてセル6は、電極シート及びセパレータ6aを重ねた後、セルリード8側から巻回して形成されるため、セルリード8は、図5(A)乃至(C)に示すように、セル6の上下中央部分から延出した状態となる。
次に、図7(A)及び(B)を用いてセルリード8とパッド膜5との具体的な溶接方法を説明する。図7(A)は、セル6に接続する一対のセルリード8と一対のパッド膜5とを示す図である。一対のセルリード8の先端は、図7(A)に示すように、パッド膜5の表面に置かれた後、セルリード8の上面から溶接され、パッド膜5とセルリード8が接合される。溶接を用いることで、セルリード8とパッド膜5の接合界面で、それぞれの部材を構成する材料の原子的な拡散が起こり、強固な接合が可能となる。図7(A)の溶接領域8aは、溶接した部分を模式的に示している。溶接であるので、接合界面に自然酸化膜などの汚染が存在しても、接続抵抗がmΩ台、あるいはmΩ以下の十分に低い接合が可能となる。これによって、導電性接着剤などによる接合方法に比較して、接続抵抗を10分の1から100分の1に低減させることが出来る。また、接続抵抗値のバラツキを抑え、かつ経時変化の少ない接合が可能となる。
なお、超音波溶接においては、振動だけでなく、熱エネルギーと機械的な圧接力を併用することも可能である。また、図7(A)では、セルリード8として細い板状の例が示されているが、ワイヤであってもよく、超音波溶接用チップ20の形状を適切に変形させて用いればよい。
シールリング9は、図1に示すように、ベース容器2のベース壁部2bの上端面の形状に合わせた四角枠状の断面を有しており、ベース壁部2bの上端面にロウ材を介して接合されている。このシールリング9は、熱膨張係数がセラミックスの熱膨張係数と近い材料、例えば、鉄・コバルト・ニッケル合金であるコバールなどを用いることができる。また、ロウ材は、Ag−Cu合金やAu−Cu合金などから形成されている。
リッド10は、図1に示すように、シールリング9の上面に接合されており、ベース容器2を密封している。リッド10には、熱膨張係数がセラミックスの熱膨張係数と近いコバールや42alloyなどの合金にニッケルメッキを施したものが使用される。具体的には、コバールの0.1mmから0.2mm程度の厚みを有する薄板で、表面には2μmから4μm程度の厚みで電解ニッケルメッキや無電解ニッケルメッキが施されたものが用いられる。このような材料を用いたリッド10は、例えば、抵抗シーム溶接、レーザーシーム溶接などによってシールリング9に溶接させることができ、塞がれた状態のベース容器2内部の気密性を向上させる。
なお、シールリング9を使用せず、ベース容器2の上端面とリッド10とをロウ材を介して接合させてもよい。
次に、図8に示す電気二重層キャパシタの製造フローを参照しながら、本実施の形態の製造方法について説明する。まず、外装容器として、図1乃至図3に示す凹状の形状をなすベース容器2と、リッド10を準備した。ベース容器2は、長辺が10mm、短辺が8mm、高さが1.8mmであり、ベース容器2の底辺の厚みは0.38mmである。材料としては、セラミックスで電子部品のパッケージを製造する時の標準的な材料を用いた。このベース容器2は、長方形状に打ち抜かれたベース底部2aに対応するセラミックグリーンシートに、長方形枠状に打ち抜かれたベース壁部2bに対応するセラミックグリーンシートを貼り合せた後、約1500℃で焼成することにより形成される。ビア配線3は外径を0.2mmとし、ベース底面2cとベース下面2dを直接貫通するように、正極側と負極側にそれぞれ4個ずつ設けた。また、ビア配線3の表面にニッケルと金のメッキを施した。ベース下面2dには、一対の接続端子4が配置され、ビア配線3に接続している。接続端子4にはニッケルを下地とした金メッキが施されている(S10)。
一方、リッド10は、長辺が9mm、短辺が7mm、厚み0.125mmのコバール板を準備し、表面に電解ニッケルメッキを施した(S20)。
本実施の形態の変形例1は、正負一対の電極シートを絶縁物からなるセパレータ6aを挟んで積層させたことによりセル6を形成したものである。以下、本実施の形態との相違点を説明する。
本実施の形態の変形例2は、正負一対の電極シートを絶縁物からなるセパレータ6aを挟んで折り畳んだことによりセル6を形成したものである。以下、本実施の形態との相違点を説明する。
なお、ベース壁部2bの上端とシールリング9とを接合するためのロウ材がベース壁部2b側にはみ出ている場合、当該ロウ材にセルリード8が接触することにより、内部ショートが発生する場合がある。
第2の実施の形態について図16(A)及び(B)に基づいて説明する。本実施の形態の電気化学セル1は、セラミックスの平板のみからなるベース容器2と、凹状の形状からなる金属製のキャビティ型リッド10aを外装容器としたものであり、図16(A)は側面断面図を示している。外装容器の内部には、第1の実施の形態と同様に、セル6と、一対のセルリード8と、電解質7とが収納され、セルリード8とベース容器2に形成されたパッド膜5とは溶接により接続されている。
第3の実施の形態について図17並びに図18(A)乃至(D)を用いて説明する。図17に、本実施の形態で用いるベース容器2の斜視図を示した。本実施の形態では、ベース容器2が、セラミックス製の平板と、平板に接合された金属製の筒状の金属側壁12から構成されており、これによって凹状の容器を成している。ベース容器2のベース底面2cには、ベース壁部2bを直接貫通するビア配線3が設けられ、その上にパッド膜5が一対配置されている。金属製の金属側壁12は、熱膨張率がベース容器2とマッチングするように選択され、平板にロウ材で接合されている。一方、反対側の開口部は、リッド10の接合面を形成している。本実施の形態では、リッド10を封止するためのシールリング9は不要であり、金属側壁12それ自体がシールリング9の役割も果たしている。そのため、少なくともリッド10と接合する面には、ニッケルと金のメッキ膜が施されており、リッド10は、メッキ面に当接されて、抵抗シーム溶接やレーザーシーム溶接を用いて接合が可能なように構成されている。
第4の実施の形態について図19(A)及び(B)を用いて説明する。図19(A)は、電気化学セル1の断面を示すもので、セラミックスからなる凹状のベース容器2のベース底面2cには、前述と同様にアルミニウム膜からなるパッド膜5が設けられ、ビア配線3によって接続端子4に接続された構成をなす。本実施の形態では、ビア配線3及びパッド膜5は正極側にだけ設けられている。そして、セル6に接続する一対のセルリード8のうち、正極セルリード8bがパッド膜5に超音波溶接で接続されて、十分に低い接続抵抗値を実現している。
以上のとおり、本発明のセルリード8は、セル6の端部からパッド膜5付近を絶縁材8eで覆うことにより、電気化学セル1を構成する他の部材との余計な接触を回避することができる。特に、セルリード8の外側(図3におけるベース壁部2b側)の面に絶縁材8eを形成することより、セルリード8がベース容器2やシールリング9に直に接触することはなく、混触しないことから、内部ショートを回避することができる。なお、セル6の端部からパッド膜5側の端部まで全てを絶縁材8eで覆う必要はなく、少なくともセルリード8がベース壁部2bに近接する部分を絶縁材8eで覆えば足りる。また、負極セルリード8cの外側の面については、シールリング9と同じ極性であるため、必ずしも絶縁材8eを形成する必要はない。
本発明は、本明細書に記述された実施の形態やその変形例に限定されることなく、実施の形態の要旨を逸脱することなくその他種々の構成を取り得ることはもちろんである。例えば、請求項で限定しない限り、リッドは金属に限定されることなく、セラミックス、ガラス、樹脂などを用いることが可能であり、材料に応じて様々な封止の手段が可能である。
2a ベース底部 2b ベース壁部
2c ベース底面 2d ベース下面
2e ベース側面 2f ベース第1底部
2g ベース第2底部 3 ビア配線
4 接続端子 4b 延設部
5 パッド膜 5a 溶接部分
6 セル 6a セパレータ
6b 正極 6c 負極
7 電解質 8 セルリード
8a 溶接領域 8b 正極セルリード
8c 負極セルリード 8e 絶縁材
9 シールリング
10 リッド 10a キャビティ型リッド
10b 封止栓 12 金属側壁
20 超音波溶接用チップ 20a チップ先端
82 引出リード
Claims (5)
- ベース容器と、
前記ベース容器の中に収納されるセルと、
前記セルの延長部である複数のセルリードと、
前記ベース容器の底面に形成された弁金属からなるパッド膜と、
前記パッド膜と接続され、かつ前記ベース容器の底面に形成されたベース内配線と、を少なくとも有する電気化学セルであって、
少なくとも1の前記セルリードは、前記パッド膜に固定されており、
前記パッド膜に固定される前記セルリードについては、少なくとも一面が前記セル側の端部又はその付近から前記パッド膜側の端部又はその付近にかけて絶縁材で覆われていることを特徴とする電気化学セル。 - 前記セルは、正極及び負極が絶縁体を介して上下方向に複数の層をなしており、
前記セルリードは、前記正極の1の層及び前記負極の1の層それぞれの延長部であることを特徴とする請求項1記載の電気化学セル。 - 前記セルにおいては、前記絶縁体を介して重ねられた箔状の前記正極及び箔状の前記負極が巻回されていることを特徴とする請求項2記載の電気化学セル。
- 前記セルにおいては、箔状の前記正極及び箔状の前記負極が前記絶縁体を介して交互に積層されていることを特徴とする請求項2記載の電気化学セル。
- 前記セルにおいては、前記絶縁体を介して重ねられた箔状の前記正極及び箔状の前記負極が折り畳まれていることを特徴とする請求項2記載の電気化学セル。
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