JP2017036852A - 処理品検知用センサーの設置方法 - Google Patents

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孝佳 上羽
佳昭 山本
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佳昭 山本
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Abstract

【目的】炉内温度の変化、ガスや煙の発生、水蒸気に起因する結露の発生など、搬送環境が変わっても、ローラーにより搬送される処理品の位置の検知に誤動作を生じることがない処理品検知用センサーの設置方法を提供する。【構成】処理品の搬送方向に多数のローラーを並設し、ローラーの回転により処理品を搬送して連続的に焼成するローラーハース炉および該ローラーハース炉の周辺装置に、処理品の位置を検知するためのセンサーを設置する方法において、反射型検知センサーを搬送される処理品の下方のローラー間に配設することを特徴とする。【選択図】なし

Description

本発明は、処理品検知用センサーの設置方法、特に、ローラーハース炉および該ローラーハース炉の周辺装置において、処理品の位置を検知するためのセンサーを設置する方法に関する。
電子部品や二次電池負極材など(以下、処理品)を連続して焼成する炉として、ローラーハース炉が用いられている。ローラーハース炉は、処理品を加熱するための発熱体を配設した炉本体内に、処理品の搬送方向に多数のローラーを並設し、ローラーの回転により処理品を搬送して、処理品を連続的に焼成する炉である。
このようなローラーハース炉においては、図5に示すように、焼成炉4の焼成室5の入口部分に炉内雰囲気を一定に保つことを目的として入口置換室6を設け、搬送路12と入口置換室6との間は仕切り扉8で仕切られ、入口置換室6と焼成室5との間は仕切り扉9で仕切られる。処理品(セッターに載置された処理品を含む)が並設されたローラー2の回転により搬送されて、搬送路12から入口置換室6へ移行する場合には、搬送路12と入口置換室6との間の仕切り扉8が開けられ、搬送路12から入口置換室6への処理品の移行が完了したら仕切り扉8が閉じられ、入口置換室6内が雰囲気ガスで置換される。
処理品が入口置換室6から焼成室5へ移行する場合には、入口置換室6と焼成室5との間の仕切り扉9が開けられ、入口置換室6から焼成室5への処理品の移行が完了したら仕切り扉9が閉じられ、焼成室5に移行した処理品は焼成室5内で焼成される。焼成された処理品が焼成室5から出る場合も、同様に、焼成室5の出口部分に室内雰囲気を雰囲気ガスで置換可能な出口置換室7を設け、焼成室5と出口置換室7との間は仕切り扉10で仕切られ、出口置換室7と搬送路13との間は仕切り扉11で仕切られ、入口部分と同様の操作が行われる。なお、処理品を搬送するローラー2としては、搬送路12、13、入口置換室6内および出口置換室7内のローラーには金属ローラーが用いられ、焼成室5内のローラーにはセラミックローラーが用いられる。
上記の操作を自動的に行えるよう、例えば、処理品の位置を検知するための位置検出センサーが各仕切り扉の手前位置に配設され、位置検出センサーによる処理品の位置検出信号に基づいて仕切り扉の開閉が行なわれる。近年のローラーハース炉においては、処理品が入口置換室6に入ってから出口置換室7を出るまでの時間が20〜30分であり、焼成炉内を処理品が高速で移動するため、処理品の位置検知はきわめて重要となっている。
また、焼成炉内の仕切り扉の開閉制御だけでなく、ローラーハース炉の周辺装置においてもローラーにより搬送される処理品の位置検知信号に基づいて、周辺装置の機器のオン・オフやスタート(始動)・ストップ(停止)、炉外搬送装置の四隅における処理品の方向転換なども行われる。
位置検出センサーとしては光学式などのセンサーが適用されるが、従来、このような連続加熱炉や炉周辺装置における処理品の位置検出センサーは、通常、処理品の搬送路の両側の対向位置に投光素子および受光素子を対向設置したり、炉内の処理品搬送路の上方の処理品から離れた位置に設置されているため、センサーから処理品までの光路が長くなり誤動作の原因となっていた。また、炉が高温となった場合に発せられる輻射によるノイズや、処理品から出る煙、水蒸気に起因する結露などで光が届き難い場合も誤動作を招き、さらに、搬送される処理品の高さが変わると、センサーの受光量が変化するため、誤動作を起こすという難点もある。
特開2003−240440号公報 特開2009−186158号公報 特許第2970437号公報
本発明は、搬送される処理品の位置を検知するためのセンサーの設置方法における上記従来の問題点を解消するためになされたものであり、その目的は、炉内温度の変化、ガスや煙の発生、水蒸気に起因する結露など、搬送環境が変わっても、ローラーにより搬送される処理品の位置の検知に誤動作を生じることがない処理品検知用センサーの設置方法を提供することにある。
上記の目的を達成するための請求項1による処理品検知用センサーの設置方法は、処理品の搬送方向に多数のローラーを並設し、ローラーの回転により処理品を搬送して連続的に焼成するローラーハース炉および該ローラーハース炉の周辺装置に、処理品の位置を検知するためのセンサーを設置する方法において、反射型検知センサーを搬送される処理品の下方のローラー間に配設することを特徴とする。
請求項2による処理品検知用センサーの設置方法は、請求項1において、反射型検知センサーの検出素子を筒内に収納し、該筒内に気体を流入することを特徴とする。
本発明によれば、炉内温度の変化、ガスや煙の発生、水蒸気に起因する結露など、搬送環境が変わっても、ローラーにより搬送される処理品の位置の検知に誤動作を生じることがない処理品検知用センサーの設置方法が提供される。
本発明による反射型検知センサーの設置例の要部を示す図である。 本発明において用いる反射型検知センサーの構成の一実施例を示す図である。 本発明による反射型検知センサーを設置した焼成炉の構成例を側面からみた説明図である。 図3の焼成炉を平面からみた説明図である。 焼成炉の構成を側面からみた説明図である。
本発明による処理品検知用センサーの設置方法は、例えば、ローラーハース炉および炉の周辺装置において、処理品の搬送方向に並設した多数のローラーの回転により処理品を搬送する場合、処理品の位置を検知するために、反射型検知センサーを搬送される処理品の下方のローラー間に配設することを特徴とする。
反射型検知センサーとしては、例えば、光学式のセンサーが適用され、図1に示すように、反射型検知センサー1は、処理品Wの下方に並設されているローラー2の間に配設する。
このように、反射型検知センサー1を処理品Wの下方のローラー間に配設した場合には、センサーが処理品Wの直下にあるため、センサーから処理品までの光路が短くなり、ガスや煙の発生、水蒸気に起因する結露の発生など、炉内環境など搬送環境が変わっても、センサーによる処理品の検知は確実に行われ、搬送される処理品の位置検知に誤動作を生じることがない。
上記のように、反射型検知センサー1を処理品Wの下方に配設した場合、埃や搬送系からの落下物が反射型検知センサーの検出素子の受光レンズに付着して、レーザーや赤外線などの感知を妨げる可能性がある。このことを考慮して、図2に示すように、反射型検知センサー1の検出素子Eを金属などで作製した筒3内に収納して、筒3内に下方から不活性ガスなどの気体gを導入して上方より流出させ、気体gの流出によって受光レンズへの落下物の付着を防ぐことが望ましい。
以下、本発明の実施例について説明する。この実施例は本発明の一実施態様を示すものであり、本発明はこれに限定されない。
実施例1
図3は、図5に示す焼成炉4の構成に本発明を適用したものであり、搬送路12と入口置換室6との間の仕切り扉8、入口置換室6と焼成室5との間の仕切り扉9の開閉操作、焼成室5と出口置換室7との間の仕切り扉10、出口置換室7と搬送路13との間の仕切り扉11の開閉操作を自動的に行うために、センサー設置位置を矢印で示すように、ローラー間に反射型検知センサーがそれぞれ5個づつ設置されている。
図4は、図3の焼成炉を平面からみた説明図であり、図3に示すセンサー設置位置は黒丸で示されている。なお、焼成炉4に付帯してローラー2を備えた搬送路14、15、16が設置されている。
搬送路12と入口置換室6との間の仕切り扉8、入口置換室6と焼成室5との間の仕切り扉9の開閉について説明すると、セッター17に載置された処理品が搬送路12から入口置換室6へ移行する場合には、仕切り扉8の手前位置に設置されたセンサーが入口置換室6の前(仕切り扉8の前)に処理品が存在することを検知し、且つ、入口置換室6内に設置されているセンサーが入口置換室6内に処理品が存在しないことを検知すれば仕切り扉8が開いて処理品が入口置換室6に移行し、処理品が入口置換室6に移行したことがセンサーで検知されれば仕切り扉8が閉じ、入口置換室6内が雰囲気ガスで置換される。
セッター17に載置された処理品が入口置換室6から焼成室5へ移行する場合には、仕切り扉9の手前位置に設置されたセンサーが入口置換室6内の焼成室5の前(仕切り扉9の前)に処理品が存在することを検知し、且つ、焼成室5内の仕切り扉9の近傍に設置されているセンサーが焼成室5内の仕切り扉9の近傍に処理品が存在しないことを検知すれば仕切り扉9が開いて処理品が焼成室5に移行し、処理品が焼成室5に移行したことが焼成室5内の仕切り扉9の近傍に設置されているセンサーで検知されれば仕切り扉9が閉じ、処理品は焼成室5内で焼成される。
焼成された処理品が焼成室5から出口置換室7を経て搬送路13に出る場合の仕切り扉10、11の開閉も、出口部分に設置された5個のセンサーで処理品の位置を検知することにより同様に行われ、焼成された処理品はセッターに載置されて搬送路13に排出される。
ローラーハース炉を出た処理品は炉外の搬送装置に運ばれる。搬送装置四隅(A,B,C,D)に設置されたセンサー(a,b,c,d)により処理品が検知されると、処理品は四隅で一旦停止し、設置されたシリンダー等の機構(図示省略)により進行方向を90度転換され、更にローラー上を前に進む。図4において、矢印は処理品の進行方向を示す。
1 反射型検知センサー
2 ローラー
3 筒
4 焼成炉
5 焼成室
6 入口置換室
7 出口置換室
8 仕切り扉
9 仕切り扉
10 仕切り扉
11 仕切り扉
12 搬送路
13 搬送路
14 搬送路
15 搬送路
16 搬送路
17 セッター
W 処理品
E 検出素子
g 気体

Claims (2)

  1. 処理品の搬送方向に多数のローラーを並設し、ローラーの回転により処理品を搬送して連続的に焼成するローラーハース炉および該ローラーハース炉の周辺装置に、処理品の位置を検知するためのセンサーを設置する方法において、反射型検知センサーを搬送される処理品の下方のローラー間に配設することを特徴とする処理品検知用センサーの設置方法。
  2. 反射型検知センサーの検出素子を筒内に収納し、該筒内に気体を流入することを特徴とする請求項1に記載の処理品検知用センサーの設置方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018159202A1 (ja) 2017-02-28 2018-09-07 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 冷媒量判定装置、空気調和システム、冷媒量判定方法およびプログラム
JP7204977B1 (ja) 2022-03-30 2023-01-16 株式会社ノリタケカンパニーリミテド 連続焼成炉

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