JP2017034933A - モータ、および回転翼装置 - Google Patents

モータ、および回転翼装置 Download PDF

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Abstract

【課題】翼を取り付けやすく、かつ、翼の回転中心をロータの回転中心と合わせやすい構造を有するモータを提供する。【解決手段】本発明の一つの態様のモータは、翼が取り付けられるモータであって、ベース部材と、ベース部材に取り付けられ、上下方向に延びる中心軸を中心とする静止シャフトと、静止シャフトよりも径方向外側に位置するマグネットを有するロータと、ベース部材に取り付けられ、マグネットと隙間を介し対向するステータと、ロータを静止シャフトに対して回転可能に支持するベアリングと、を備える。ロータは、翼が取り付けられる翼取付部を有し、翼取付部の少なくとも一部は、静止シャフトよりも上側に位置する。【選択図】図1

Description

本発明は、モータ、および回転翼装置に関する。
従来、シャフトがモータ支持部に固定されたモータがある。例えば、特許文献1に開示されているファンモータには、複数の翼を備えるインペラが取り付けられる。
特開2012−102686号公報
シャフトがモータ支持部に固定されるモータの場合、シャフトに翼を取り付けることができない。そのため、翼は、ロータ保持部に取り付けられる。しかし、この場合、シャフトに翼を取り付けることができる場合に比べて、翼をモータに取り付けにくい問題があった。また、翼の回転中心を、ロータの回転中心と合わせにくい問題もあった。
本発明の一つの態様は、上記問題点に鑑みて、翼を取り付けやすく、かつ、翼の回転中心をロータの回転中心と合わせやすい構造を有するモータ、およびそのようなモータを備える回転翼装置を提供することを目的の一つとする。
本発明の一つの態様のモータは、翼が取り付けられるモータであって、ベース部材と、前記ベース部材に取り付けられ、上下方向に延びる中心軸を中心として配置される静止シャフトと、前記静止シャフトよりも径方向外側に位置するマグネットを有するロータと、前記ベース部材に取り付けられ、前記マグネットと隙間を介し対向するステータと、前記ロータを前記静止シャフトに対して回転可能に支持するベアリングと、を備え、前記ロータは、前記翼が取り付けられる翼取付部を有し、前記翼取付部の少なくとも一部は、前記静止シャフトよりも上側に位置する。
本発明の一つの態様の回転翼装置は、上記モータと、前記翼取付部に取り付けられる前記翼と、を備える。
本発明の一つの態様によれば、モータにおいて、翼を取り付けやすく、かつ、翼の回転中心をロータの回転中心と合わせやすい。また、そのようなモータを備える回転翼装置が提供される。
図1は、第1実施形態の回転翼装置を示す断面図である。 図2は、第1実施形態のモータの一部を示す断面図である。 図3は、第1実施形態のモータを示す平面図である。 図4は、第1実施形態の他の一例であるモータの一部を示す断面図である。 図5は、第2実施形態のモータを示す断面図である。 図6は、第3実施形態のモータを示す断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係るモータ、および回転翼装置について説明する。以下の説明においては、図1の中心軸Jの延びる方向を上下方向とする。中心軸Jの軸方向の上側を単に「上側」と呼び、下側を単に「下側」と呼ぶ。なお、上下方向は、単に説明のために用いられる名称であって、実際の位置関係や方向を限定しない。また、中心軸Jに平行な方向を単に「軸方向」と呼び、中心軸Jを中心とする径方向を単に「径方向」と呼び、中心軸Jを中心とする周方向を単に「周方向」と呼ぶ。
本明細書において、軸方向に延びる、とは、厳密に軸方向に延びる場合に加えて、軸方向に対して、45°未満の範囲で傾いた方向に延びる場合も含む。径方向に延びる、とは、厳密に径方向、すなわち、軸方向に対して垂直な方向に延びる場合に加えて、径方向に対して、45°未満の範囲で傾いた方向に延びる場合も含む。
<第1実施形態>
図1は、本実施形態の回転翼装置1を示す断面図である。図2は、本実施形態のモータ10の一部を示す断面図である。図3は、本実施形態のモータ10を示す平面図である。
図1に示すように、回転翼装置1は、モータ10と、翼2と、を備える。モータ10には、翼2が取り付けられる。モータ10は、ベース部材20と、静止シャフト33と、止め輪61と、ステータ30と、ベアリング50と、ロータ40と、を有する。ベース部材20は、ブラケット20aと、ステータホルダ20bと、を有する。
ステータホルダ20bは、ステータ30を保持する。ステータホルダ20bは、軸方向に延びる筒状のシャフト固定部21と、板状の腕部22と、筒状のステータ保持筒部23と、支持突出部24と、を有する。腕部22は、シャフト固定部21の上側の端部から径方向外側に延びる。ステータ保持筒部23は、腕部22の径方向外側の端部から上側に延びる。支持突出部24は、シャフト固定部21の上面から上側に突出する。
シャフト固定部21は、例えば、中心軸Jを中心とする円筒状である。シャフト固定部21は、ブラケット20aの上側に固定される。これにより、ステータホルダ20bは、ブラケット20aの上側に固定される。
シャフト固定部21は、シャフト固定部21を貫通するシャフト固定孔21aを有する。シャフト固定孔21aの断面形状は、円形状であり、その中心を中心軸Jが通る。
シャフト固定部21は、シャフト固定部21を軸方向に貫通するホルダ貫通孔21bを有する。ホルダ貫通孔21bは、シャフト固定孔21aよりも径方向外側に位置する。ホルダ貫通孔21bは、周方向において、ブラケット20aを軸方向に貫通するブラケット孔部25aと同じ位置にある。ホルダ貫通孔21bは、例えば、ネジ孔である。
ステータ保持筒部23は、例えば、中心軸Jを中心とする円筒状である。ステータ保持筒部23の径方向外側の面には、後述する環状のコアバック31aが固定される。ステータ保持筒部23は、上側から下側に向かってステータ保持筒部23の外径が大きくなる段差部23aを有する。
支持突出部24は、例えば、円環状であり、その中心を中心軸Jが通る。支持突出部24は、シャフト固定部21の径方向内側の縁に位置する。支持突出部24は、後述する下ベアリング52を下側から支持する。
ブラケット20aとステータホルダ20bとは、例えば、互いに別部材である。ステータホルダ20bはステータ30を保持する部分であるため、ステータホルダ20bの成形精度は、比較的高い必要がある。一方、ブラケット20aの成形精度は、ステータホルダ20bの成形精度に比べて、比較的低くてもよい。
ステータ30は、ベース部材20に取り付けられ、マグネット42bと隙間を介し対向する。ステータ30は、環状のステータコア31と、複数のコイル32と、を有する。ステータコア31は、複数の電磁鋼板が軸方向に積層されて構成される。ステータコア31は、環状のコアバック31aと、コアバック31aから径方向外側に延びる複数のティース31bと、を有する。
コアバック31aの内側面は、ステータ保持筒部23の外側面と、例えば、圧入等により固定される。コアバック31aの下側の端部は、段差部23aと接触する。これにより、ステータホルダ20bに対するステータコア31の軸方向位置が決められる。
静止シャフト33は、ベース部材20に取り付けられる。すなわち、モータ10は、静止シャフト33が回転しない軸固定型のモータである。静止シャフト33は、上下方向に延びる中心軸Jを中心として配置される。静止シャフト33は、例えば、ステータホルダ20bに固定される。そのため、静止シャフト33とステータ30との相対的な配置精度を向上できる。これにより、静止シャフト33にベアリング50を介して支持されるロータ40を、ステータ30に対して軸精度よく配置しやすい。静止シャフト33の下側の端部は、例えば、シャフト固定部21の内側に圧入される。
止め輪61は、略環状である。止め輪61は、例えば、C形止め輪である。止め輪61は、静止シャフト33の外周面に固定される。止め輪61は、後述する上ベアリング51よりも上側に位置する。止め輪61の軸方向位置は、静止シャフト33の上側の端部近傍である。
ベアリング50は、静止シャフト33に固定される。ベアリング50は、ロータ40を静止シャフト33に対して回転可能に支持する。ベアリング50は、例えば、上ベアリング51と、上ベアリング51よりも下側に位置する下ベアリング52と、を有する。上ベアリング51と下ベアリング52とは、例えば、ボールベアリングである。
図2に示すように、上ベアリング51は、環状の内輪である上内輪51aと、上外輪51bと、球状の上ボール51cと、を有する。上外輪51bは、上内輪51aの径方向外側を囲む環状の部材である。上ボール51cは、上内輪51aと上外輪51bとの径方向の間に位置する。
下ベアリング52は、環状の内輪である下内輪52aと、下外輪52bと、球状の下ボール52cと、を有する。下外輪52bは、下内輪52aの径方向外側を囲む環状の部材である。下ボール52cは、下内輪52aと下外輪52bとの径方向の間に位置する。
上内輪51aおよび下内輪52aには、静止シャフト33が、例えば、挿入または嵌合される。上内輪51aの上側の端部は、止め輪61の下側の端部と接触する。これにより、上内輪51aが静止シャフト33に対して上側に動くことが防止される。
下内輪52aの下側の端部は、支持突出部24の上側の端部と接触する。これにより、下内輪52aが静止シャフト33に対して下側に動くことが防止される。上外輪51bおよび下外輪52bは、後述する筒状のベアリング保持部43に、例えば、挿入または嵌合される。
図1に示すように、上ベアリング51は、ステータ30よりも上側に位置する。下ベアリング52は、ステータ30と径方向に重なる。そのため、下ベアリング52がステータ30よりも上側、あるいはステータ30よりも下側に位置する場合に比べて、モータ10を軸方向に小型化しやすい。
ロータ40は、軸方向に延びる筒状のベアリング保持部43と、弾性部材60と、筒状のマグネット保持部41と、環状のマグネット支持部材42aと、マグネット42bと、翼取付部44と、を有する。弾性部材60は、ベアリング保持部43内に位置する。マグネット保持部41は、ベアリング保持部43の外周面に固定される。マグネット支持部材42aは、マグネット保持部41に固定される。マグネット42bは、静止シャフト33よりも径方向外側に位置する。マグネット42bは、マグネット保持部41に保持される。翼取付部44は、マグネット保持部41の上側に固定される。
ベアリング保持部43は、例えば、中心軸Jを中心とする円筒状である。ベアリング保持部43は、ベアリング50よりも径方向外側に位置する。ベアリング保持部43は、内部にベアリング50、すなわち上ベアリング51および下ベアリング52を保持する。
ベアリング保持部43は、軸方向に延びる円筒状のベアリング保持部本体43aと、外側突出部43bと、内側突出部43cと、を有する。外側突出部43bは、ベアリング保持部本体43aの外周面から径方向外側に突出する。内側突出部43cは、ベアリング保持部本体43aの内周面から径方向内側に突出する。ベアリング保持部本体43aは、軸方向両側に開口する。
外側突出部43bおよび内側突出部43cは、例えば、静止シャフト33を周方向に囲む円環状である。外側突出部43bおよび内側突出部43cは、軸方向において、ベアリング保持部本体43aの中央に位置する。内側突出部43cは、軸方向において、上ベアリング51と下ベアリング52との間に位置する。内側突出部43cの軸方向の寸法は、外側突出部43bの軸方向の寸法よりも大きい。
弾性部材60は、例えば、円環状であり、その中心を中心軸Jが通る。図2に示すように、弾性部材60は、軸方向において、内側突出部43cと上外輪51bとの間に位置する。弾性部材60は、例えば、ウェーブワッシャーである。弾性部材60は、例えば、上外輪51bに直接的に接触し、かつ上外輪51bを上側へ押す。
弾性部材60は、内側突出部43cの上側の端部と接触する。弾性部材60は、例えば、下外輪52bに内側突出部43cを介して間接的に接触する。弾性部材60は、内側突出部43cを介して下外輪52bを下側へ押す。このように、弾性部材60は、上ベアリング51および下ベアリング52に、上外輪51bと下外輪52bとが軸方向に互いに離れる向きに予圧を加える。
上ベアリング51および下ベアリング52は、予圧が加えられることで、上ベアリング51および下ベアリング52における、外輪とボールとの軸方向および径方向の隙間と、内輪とボールとの軸方向および径方向の隙間と、を無くすことができる。これにより、外輪、内輪およびボールが軸方向および径方向に振動することを抑制でき、ロータ40の回転精度を向上できる。
上外輪51bは、弾性部材60によって上側に押されることで、上内輪51aに対してわずかに上側に移動する。これにより、上ボール51cと上外輪51bとが接触する外側接触点P12(図2参照)は、上ボール51cと上内輪51aとが接触する内側接触点P11よりも下側に位置する。その結果、上ボール51cは、径方向内側から径方向外側に向かうに従って下側に傾く仮想バネVS1として機能する。
下外輪52bは、弾性部材60によって内側突出部43cを介して下側に押されることで、下内輪52aに対してわずかに下側に移動する。これにより、下ボール52cと下外輪52bとが接触する外側接触点P22は、下ボール52cと下内輪52aとが接触する内側接触点P21よりも上側に位置する。その結果、下ボール52cは、径方向内側から径方向外側に向かうに従って上側に傾く仮想バネVS2として機能する。
モータ10に取り付けられる翼2の回転等によって、例えば、ベアリング50には、図2に太矢印で示す向きにモーメント荷重Mが加えられる。モーメント荷重Mは、例えば、上ベアリング51と下ベアリング52との間の軸方向の中央を中心として、軸方向と略直交する方向周りに加えられる。
上ボール51cが仮想バネVS1として機能し、下ボール52cが仮想バネVS2として機能することで、モーメント荷重Mを上ボール51cの弾性および下ボール52cの弾性で受けやすい。そのため、モーメント荷重Mによって上ベアリング51および下ベアリング52が損耗することを抑制できる。
マグネット保持部41は、軸方向に延びる筒状の固定筒部41bと、固定筒部41bから径方向外側に拡がる板状の蓋部41aと、蓋部41aの径方向外側の端部から下側に延びる筒状のマグネット保持筒部41cと、を有する。
固定筒部41bは、例えば、中心軸Jを中心とする円筒状である。固定筒部41bの内周面は、ベアリング保持部本体43aの外周面に、例えば、圧入等により固定される。固定筒部41bの下側の端部は、外側突出部43bの上側の端部と接触する。これにより、ベアリング保持部43に対するマグネット保持部41の軸方向位置が決められる。
固定筒部41bは、固定筒部41bを軸方向に貫通する取付部固定孔41dを有する。取付部固定孔41dは、固定筒部41bの内側面よりも径方向外側に位置する。固定筒部41bは、例えば、周方向に沿って複数の取付部固定孔41dを有する。取付部固定孔41dは、例えば、ネジ孔である。
図3に示すように、蓋部41aは、例えば、円環状であり、その中心を中心軸Jが通る。図1に示すように、蓋部41aは、例えば、固定筒部41bの下側の端部に接続される。蓋部41aは、上ベアリング51よりも下側に位置する。蓋部41aの径方向外側の端部は、ステータ30よりも径方向外側に位置する。
翼取付部44は、翼2が取り付けられる部分である。翼取付部44の少なくとも一部は、静止シャフト33よりも上側に位置する。そのため、モータ10に翼2を取り付けやすい。また、翼取付部44の一部として静止シャフト33と同心の部分を設けやすく、取り付けた翼2の回転中心をロータ40の回転中心と合わせやすい。したがって、本実施形態によれば、翼2を取り付けやすく、かつ、翼2の回転中心をロータ40の回転中心と合わせやすい構造を有するモータ10が得られる。
翼取付部44は、例えば、ベアリング保持部43およびマグネット保持部41と別部材である。そのため、翼2の設計変更があった場合に、設計変更された翼2に合わせて翼取付部44のみを交換することができる。これにより、翼2の設計変更に合わせてロータ40全体を交換する必要がないため、簡便で、かつ、翼2の設計変更に合わせたモータの製造コストを低減できる。
翼取付部44は、中心軸Jを中心として軸方向に延びる取付軸部44aを有する。そのため、取付軸部44aに対して翼2を取り付けることで、翼2の回転中心とロータ40の回転中心とをより合わせやすい。
翼取付部44は、径方向に拡がる取付フランジ部44bを有する。そのため、翼2を翼取付部44に対して安定して固定できる。また、翼2が傾いて取り付けられることを抑制できる。
図3に示すように、取付フランジ部44bは、例えば、円板状であり、その中心を中心軸Jが通る。図1に示すように、取付フランジ部44bは、例えば、取付軸部44aの下側の端部に接続される。
取付フランジ部44bの外径は、ベアリング50の外径よりも大きく、ロータ40の最外径よりも小さい。そのため、取付フランジ部44bの上面であるフランジ部上面44iの面積を大きくして翼2を精度よく安定させることができ、かつ、ロータ40が径方向に大型化することを抑制できる。図1では、ロータ40の最外径とは、マグネット保持筒部41cの最外径である。
フランジ部上面44iは、下側に窪む第1凹部44hを有する。第1凹部44hは、フランジ部上面44iの径方向外側の端部に位置する。図3に示すように、フランジ部上面44iは、例えば、4つの第1凹部44hを有する。4つの第1凹部44hは、周方向に等間隔に配置される。
図1に示すように、取付フランジ部44bの下面であるフランジ部下面44dは、上側に窪む第2凹部44eを有する。第2凹部44eは、静止シャフト33と軸方向に隙間を介し対向する。そのため、翼取付部44を静止シャフト33と近づけて配置しやすい。これにより、翼取付部44と静止シャフト33との軸方向距離が比較的大きい場合に比べて寸法公差等の影響が小さく、静止シャフト33に対する翼取付部44の配置精度を向上させることができる。したがって、翼取付部44の一部(例えば、取付軸部44a)の中心を静止シャフト33の中心軸Jと合わせやすく、翼2の回転中心とロータ40の回転中心とをより合わせやすい。また、モータ10を軸方向に小型化しやすい。また、翼取付部44を軽量化できる。
翼取付部44は、取付フランジ部44bの径方向外縁から下側に延びる筒状の取付脚部44cを有する。取付脚部44cの下側の端部は、例えば、固定筒部41bの上側の端部と接触する。取付脚部44cの下側の端部は、ベアリング保持部本体43aの径方向外側に位置する。取付脚部44cは、例えば、ベアリング保持部本体43aに径方向外側から嵌め合わされる。
翼取付部44は、翼2が取り付けられる第1孔部44gと、マグネット保持部41に取り付けられる第2孔部44fと、を有する。第1孔部44gは、取付フランジ部44bを軸方向に貫通する。第2孔部44fは、取付フランジ部44bおよび取付脚部44cを軸方向に貫通する。
図1および図3に示すように、第1孔部44gと第2孔部44fとは、周方向において異なる位置に配置される。そのため、取付フランジ部44bの軸方向の寸法が大きくなることを抑制できる。翼取付部44は、例えば、4つの第1孔部44gと、4つの第2孔部44fと、を有する。第1孔部44gと第2孔部44fとは、例えば、それぞれ周方向に沿って等間隔に配置される。第1孔部44gと第2孔部44fとは、周方向に沿って交互に配置される。
第1孔部44gの数と第2孔部44fの数とは、4つに限らず、例えば3つ以下であってもよいし、5つ以上であってもよい。また、第1孔部44gの数と、第2孔部44fの数とは、互いに異なってもよい。
第1孔部44gは、例えば、ネジ孔である。図1に示すように、第2孔部44fは、第1凹部44hおよび取付部固定孔41dと軸方向に重なる。
翼取付部44は、例えば、ネジ71等によってマグネット保持部41に固定される。ネジ71は、翼取付部44の上側から、第1凹部44hおよび第2孔部44fを介して取付部固定孔41dに締め込まれる。ネジ71のヘッド部は、第1凹部44h内に位置する。ネジ71の上側の端部は、フランジ部上面44iよりも下側に位置する。そのため、フランジ部上面44iに、後述する翼2の固定部2bを固定する際に、固定部2bの平行度を保つことができる。
翼2は、例えば、マルチコプター用のプロペラである。翼2は、翼取付部44に取り付けられる。翼2は、翼取付部44に固定される環状の固定部2bと、固定部2bから径方向外側に延びる複数の翼本体2aと、を有する。固定部2bは、例えば、円環状であり、その中心を中心軸Jが通る。固定部2bの内側面である固定部内側面2cには、取付軸部44aが挿入される。固定部2bの下面は、フランジ部上面44iと接触する。
固定部2bは、固定部2bを軸方向に貫通する固定部貫通孔2dを有する。固定部貫通孔2dは、第1孔部44gと軸方向に重なる。固定部2bは、翼取付部44と、例えば、ネジ72等によって固定される。ネジ72は、例えば、固定部2bの上側から、固定部貫通孔2dを介して、第1孔部44gに締め込まれる。ネジ72は、固定部2b(翼2)の回り止めとして機能する。これにより、翼2がロータ40に対して相対的に回転することを防止できる。すなわち、取付フランジ部44bが設けられることで、翼2の回り止めとしてネジ72を設けることができる。
図示は省略するが、複数の翼本体2aは、周方向に沿って等間隔に配置される。翼本体2aは、モータ10よりも径方向外側に延びる。すなわち、翼2は、モータ10よりも径方向外側に延びる。一例として、翼2の外径は、モータ10の外径の8倍程度である。
例えば、アウターロータ型のモータで、かつ、シャフトが回転する軸回転型のモータの場合、ステータよりも径方向外側に延びる蓋部を有するマグネット保持部がシャフトに固定される。そのため、マグネット保持部をシャフトの上部に固定する場合、シャフトを支持するベアリングが蓋部よりも下側に位置し、翼取付部とベアリングとの軸方向の距離が大きくなる問題があった。翼取付部とベアリングとの距離が大きくなると、翼取付部に取り付けられる翼の重心とベアリングの重心とが離れ、翼の回転が不安定になる虞があった。
一方、マグネット保持部をシャフトの下部に固定すれば、ベアリングを翼取付部に近づけることができる。しかし、この場合、モータの構造が複雑化しやすい問題があった。
これに対して、本実施形態のように、アウターロータ型で、かつ、静止シャフト33が回転しない軸固定型のモータ10の場合、マグネット保持部41は、ベアリング保持部43に接続される。そのため、モータ10の構造を複雑化することなく、ベアリング50を蓋部41aよりも上側に配置しやすい。これにより、ベアリング50を翼取付部44に近づけやすく、翼2の重心とベアリング50の重心とを近づけやすい。したがって、翼2の回転を安定化させやすい。
図1では、上ベアリング51は、蓋部41aよりも上側に位置する。そのため、上ベアリング51と翼取付部44との距離を小さくできる。これにより、翼2の回転を安定化することができる。
また、第2凹部44eが設けられることで、静止シャフト33を翼取付部44に近づけやすいため、上ベアリング51をより翼取付部44に近づけることができる。したがって、翼2の回転をより安定化することができる。
また、翼2がモータ10よりも大きい場合、翼2の回転は特に不安定になりやすい。これに対して、本実施形態によれば、翼取付部44に上ベアリング51を近づけて、翼2の回転を安定化できる。すなわち、本実施形態における翼2の回転を安定化させる効果は、翼2がモータ10よりも大きい場合に、特に大きく得られる。
また、アウターロータ型のモータで、かつ、シャフトが回転する軸回転型のモータの場合、ステータの熱は、2つのベアリングからシャフトへと伝わり、シャフトからロータへと伝わる。この場合、シャフトからロータへの熱の伝達経路がシャフトとロータとの接続箇所を通る経路のみであるため、ステータの熱がロータへと伝わりにくい。その結果として、ステータの熱がベアリングに蓄積しやすく、ベアリングが高温となりやすい問題があった。
これに対して、アウターロータ型で、かつ、静止シャフト33が回転しない軸固定型のモータ10の場合、ステータ30の熱は、ベース部材20を介して静止シャフト33に伝わり、静止シャフト33からベアリング50を介してロータ40へと伝わる。そのため、静止シャフト33からロータ40への熱の伝達経路が、上ベアリング51を通る経路と、下ベアリング52を通る経路と、の少なくとも2つある。これにより、ステータ30の熱がロータ40へと伝達されやすく、上ベアリング51および下ベアリング52が高温となることを抑制できる。
また、ステータホルダ20bが径方向に延びる腕部22を有するため、ステータ30が固定されるステータ保持筒部23をベアリング50から離れた位置に配置しやすい。これにより、ステータ30の熱がベアリング50に到達するまでの経路長を長くできる。したがって、ステータ30の熱がベアリング50に到達する前に外部に放出されやすく、ベアリング50が高温となることをより抑制できる。
本発明は上述の実施形態に限られず、他の構成を採用することもできる。以下の説明において上記説明と同様の構成については、適宜同一の符号を付す等により説明を省略する場合がある。
翼取付部44の構成は、少なくとも一部が静止シャフト33よりも上側に位置すればよく、翼取付部44全体が静止シャフト33よりも上側に位置してもよい。翼取付部44は、取付軸部44aを有していなくてもよいし、取付フランジ部44bを有していなくてもよい。翼取付部44は、例えば、ベアリング保持部43とマグネット保持部41とのいずれか一方、または両方と、単一の部材であってもよい。
第2孔部44fは、ベアリング保持部43が取り付けられる孔であってもよい。ベアリング50は、ボールベアリングに限られず、焼結金属を用いたスリーブベアリングであってもよい。ベアリング50がスリーブベアリングである場合、ベアリング50の数は、1つであってもよいし、2つ以上であってもよい。また、ベアリングは、液体または気体を潤滑流体として用いた流体動圧軸受でもよい。
例えば、流体動圧軸受は、温度変化によるフリクションロスの変動が大きい。流体動圧軸受の温度が高くなる程、フリクションロスは小さくなるが、同時に流体動圧軸受の剛性も低下する。そのため、流体動圧軸受の温度が最高温度となる場合の剛性を最低限必要な剛性とする必要があるが、その場合、結果的にモータ使用時に生じるフリクションロスの総和が大きくなる問題がある。
この問題に対して、本実施形態によれば、上述したようにステータ30の熱がベアリング50に到達する前に外部に放出されやすく、ベアリング50が高温となることをより抑制できる。そのため、ベアリング50の温度変化の幅を抑制できる。これにより、ベアリング50を流体動圧軸受としても用いた場合でも、モータ使用時に生じるフリクションロスの総和が大きくなることを抑制できる。
一方、ボールベアリングは、温度変化によるフリクションロスの変動が小さい。そのため、本実施形態のように、ベアリング50としてボールベアリングを用いた場合、流体動圧軸受を用いる場合に比べて、モータ使用時に生じるフリクションロスの総和をより小さくしやすい。
弾性部材60は、例えば、上外輪51bに直接的または間接的に接触し、かつ上外輪51bを上側へ押す構成であってもよい。弾性部材60は、例えば、下外輪52bに直接的または間接的に接触し、かつ下外輪52bを下側へ押す構成であってもよい。弾性部材60の他の構成例を図4に示す。図4は、本実施形態の他の一例であるモータ110の一部を示す断面図である。
図4に示すように、モータ110は、ロータ140を有する。ロータ140は、弾性部材160を有する。弾性部材160は、軸方向において、内側突出部43cと下外輪52bとの間に位置する。弾性部材160は、例えば、下外輪52bに直接的に接触し、かつ下外輪52bを下側へ押す。
弾性部材160は、内側突出部43cの下側の端部と接触する。弾性部材160は、例えば、上外輪51bに内側突出部43cを介して間接的に接触する。弾性部材160は、内側突出部43cを介して上外輪51bを上側へ押す。これにより、図2に示す構成と同様に、上ベアリング51と下ベアリング52とには、上外輪51bと下外輪52bとが互いに軸方向に離れる向きに予圧が加えられる。弾性部材160のその他の構成は、図2に示す弾性部材60の構成と同様である。
また、他の例として、例えば、弾性部材60を、止め輪61と上内輪51aとの軸方向の間、または支持突出部24と下内輪52aとの軸方向の間に配置してもよい。
弾性部材60は、上ベアリング51および下ベアリング52に予圧を加えられるならば、特に限定されない。弾性部材60は、例えば、コイルバネであってもよい。
翼2は、特に限定されず、例えば、インペラであってもよい。翼本体2aの寸法および枚数等は、特に限定されない。
回転翼装置1の用途は、特に限定されない。回転翼装置1は、例えば、マルチコプターに搭載される駆動装置であってもよいし、送風装置であってもよい。
<第2実施形態>
図5は、本実施形態のモータ210を示す断面図である。以下の説明においては、上記実施形態と同様の構成については、適宜同一の符号を付す等により説明を省略する場合がある。
図5に示すように、ロータ240は、ベアリング保持部243を有する。ベアリング保持部243は、ベアリング保持部本体43aと、外側突出部243bと、内側突出部43cと、を有する。外側突出部243bは、ベアリング保持部本体43aの外周面から径方向外側に突出する。外側突出部243bは、例えば、中心軸Jを中心とする円筒状である。外側突出部243bは、ベアリング保持部243の軸方向のほぼ中央から、ベアリング保持部243の上側の端部まで延びる。
ベアリング保持部243は、上面から下側に窪む取付部嵌合凹部243eを有する。取付部嵌合凹部243eは、例えば、円環状であり、その中心を中心軸Jが通る。取付部嵌合凹部243eは、ベアリング保持部243の内側面に開口する。
ベアリング保持部243は、取付部嵌合凹部243eの底面から下側に窪む取付部固定穴243dを有する。取付部固定穴243dは、第2孔部44fと軸方向に重なる。取付部固定穴243dは、外側突出部243bに位置する。取付部固定穴243dは、例えば、ネジ穴である。
マグネット保持部241は、ベアリング保持部243の上側の端部から径方向外側に延びる板状の蓋部241aと、蓋部241aの径方向外側の端部から下側に延びる筒状のマグネット保持筒部241cと、を有する。蓋部241aは、例えば、上ベアリング51よりも上側に位置する。ベアリング保持部243とマグネット保持部241とは、例えば、単一の部材である。なお、ベアリング保持部243とマグネット保持部241とは、別々の部材であってもよい。
翼取付部244は、取付軸部244aと、取付フランジ部44bと、を有する。翼取付部244は、第1実施形態の翼取付部44と異なり、取付脚部44cを有していない。取付軸部244aは、軸方向に延びる。取付軸部244aは、取付軸部244aを軸方向に貫通する軸部貫通孔244jを有する。
軸部貫通孔244jの断面形状は、例えば、円形状であり、その中心を中心軸Jが通る。軸部貫通孔244jの下側の端部は、第2凹部44eに開口する。軸部貫通孔244jが設けられることで、例えば、翼の固定部がモータ210側に突出する軸を有する場合に、軸を軸部貫通孔244jに嵌め合わせて翼を取り付けることができる。そのため、翼取付部244に取り付けられる翼の種類を増やすことができる。
取付フランジ部44bの下側の端部は、取付部嵌合凹部243e内に位置する。取付フランジ部44bは、例えば、取付部嵌合凹部243eに嵌め合わされる。取付フランジ部44bの下側の端部は、蓋部241aの上側の端部よりも下側に位置する。そのため、翼取付部244を上ベアリング51に近づけて配置しやすい。これにより、翼取付部244に取り付けられる翼2の回転を安定させやすい。
取付フランジ部44bは、ネジ71が第1凹部44hおよび第2孔部44fを介して取付部固定穴243dに締め込まれることで、ベアリング保持部243に固定される。すなわち、本実施形態において第2孔部44fは、ベアリング保持部243に取り付けられる孔部である。
<第3実施形態>
図6は、本実施形態のモータ310を示す断面図である。以下の説明においては、上記実施形態と同様の構成については、適宜同一の符号を付す等により説明を省略する場合がある。
ロータ340におけるロータコア本体341aは、ロータコア本体341aの上面から下側に窪む取付部嵌合凹部341gを有する。取付部嵌合凹部341gは、例えば、円環状であり、その中心を中心軸Jが通る。
蓋部341bは、例えば、円環板状であり、その中心を中心軸Jが通る。蓋部341bは、ステータ30の上側を覆う。蓋部341bの径方向外側の端部は、径方向において、ステータ保持筒部323の外周面と同じ位置にある。
モータ310は、インナーロータ型のモータである。インナーロータ型で、かつ、シャフトが回転する軸回転型のモータの場合、ロータコアがシャフトを支持するベアリング同士の軸方向の間に位置するため、ベアリング同士の軸方向の距離が大きくなる。これにより、モータが軸方向に大型化しやすい問題があった。
これに対して、本実施形態のモータ310のように、静止シャフト33が固定される軸固定型のモータでは、ベアリング50同士を軸方向に近づけやすく、モータ310が軸方向に大型化することを抑制できる。
翼取付部344は、取付軸部44aと、取付フランジ部44bと、を有する。翼取付部344は、第2実施形態の翼取付部244と同様に、取付脚部44cを有しない。取付フランジ部44bの下側の端部は、取付部嵌合凹部341g内に位置する。取付フランジ部44bは、例えば、取付部嵌合凹部341gに嵌め合わされる。取付フランジ部44bの下側の端部は、ロータコア341の上面よりも下側に位置する。取付フランジ部44bは、ネジ71等によりロータコア341に固定される。
本発明が適用できるモータは、ステータとマグネットとが径方向に隙間を介して対向するモータに限られず、ステータとマグネットとが軸方向に隙間を介して対向するアキシャルギャップ型のモータも含む。
上記第1実施形態から第3実施形態の各構成は、相互に矛盾しない範囲内において、適宜組み合わせることができる。
1…回転翼装置、2…翼、10,110,210,310…モータ、20…ベース部材、30…ステータ、33…静止シャフト、40,140,240,340…ロータ、41,241…マグネット保持部、42b…マグネット、43,243…ベアリング保持部、44,244,344…翼取付部、44a,244a…取付軸部、44b…取付フランジ部、44d…フランジ部下面、44e…第2凹部(凹部)、44f…第2孔部、44g…第1孔部、50…ベアリング、51…上ベアリング、51b…上外輪(外輪)、52…下ベアリング、52b…下外輪(外輪)、60,160…弾性部材、J…中心軸

Claims (11)

  1. 翼が取り付けられるモータであって、
    ベース部材と、
    前記ベース部材に取り付けられ、上下方向に延びる中心軸を中心として配置される静止シャフトと、
    前記静止シャフトよりも径方向外側に位置するマグネットを有するロータと、
    前記ベース部材に取り付けられ、前記マグネットと隙間を介し対向するステータと、
    前記ロータを前記静止シャフトに対して回転可能に支持するベアリングと、
    を備え、
    前記ロータは、前記翼が取り付けられる翼取付部を有し、
    前記翼取付部の少なくとも一部は、前記静止シャフトよりも上側に位置する、モータ。
  2. 前記翼取付部は、前記中心軸を中心として軸方向に延びる取付軸部を有する、請求項1に記載のモータ。
  3. 前記翼取付部は、径方向に拡がる取付フランジ部を有する、請求項1または2に記載のモータ。
  4. 前記取付フランジ部の外径は、前記ベアリングの外径よりも大きく、前記ロータの最外径よりも小さい、請求項3に記載のモータ。
  5. 前記取付フランジ部の下面であるフランジ部下面は、上側に窪む凹部を有し、
    前記凹部は、前記静止シャフトと軸方向に隙間を介し対向する、請求項3または4に記載のモータ。
  6. 前記ロータは、前記ベアリングよりも径方向外側に位置し前記ベアリングを保持する筒状のベアリング保持部と、前記マグネットが保持されるマグネット保持部と、を有し、
    前記翼取付部は、前記ベアリング保持部および前記マグネット保持部と別部材である、請求項1から5のいずれか一項に記載のモータ。
  7. 前記翼取付部は、前記翼が取り付けられる第1孔部と、前記ベアリング保持部または前記マグネット保持部が取り付けられる第2孔部と、を有し、
    前記第1孔部と前記第2孔部とは、周方向において異なる位置に配置される、請求項6に記載のモータ。
  8. 前記ベアリングは、上ベアリングと、前記上ベアリングよりも下側に位置する下ベアリングと、を有し、
    前記上ベアリングと下ベアリングとは、ボールベアリングであり、
    前記ロータは、
    前記ベアリングよりも径方向外側に位置し前記ベアリングを保持する筒状のベアリング保持部と、
    前記ベアリング保持部内に位置する弾性部材と、
    を有し、
    前記弾性部材は、前記上ベアリングの外輪に直接的または間接的に接触し、かつ前記上ベアリングの外輪を上側へ押し、
    前記弾性部材は、前記下ベアリングの外輪に直接的または間接的に接触し、かつ前記下ベアリングの外輪を下側へ押す、請求項1から7のいずれか一項に記載のモータ。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載のモータと、
    前記翼取付部に取り付けられる前記翼と、
    を備える、回転翼装置。
  10. 前記翼は、前記モータよりも径方向外側に延びる、請求項9に記載の回転翼装置。
  11. 翼が取り付けられるモータであって、
    ベース部材と、
    前記ベース部材に取り付けられ、上下方向に延びる中心軸を中心として配置される静止シャフトと、
    前記静止シャフトよりも径方向外側に位置するマグネットを有するロータと、
    前記ロータを前記静止シャフトに対して回転可能に支持するベアリングと、
    を備え、
    前記ベアリングは、上ベアリングと、前記上ベアリングよりも下側に位置する下ベアリングと、を有し、
    前記上ベアリングと下ベアリングとは、ボールベアリングであり、
    前記ロータは、
    前記ベアリングよりも径方向外側に位置し前記ベアリングを保持する筒状のベアリング保持部と、
    前記ベアリング保持部内に位置する弾性部材と、
    を有し、
    前記弾性部材は、前記上ベアリングの外輪に直接的または間接的に接触し、かつ前記上ベアリングの外輪を上側へ押し、
    前記弾性部材は、前記下ベアリングの外輪に直接的または間接的に接触し、かつ前記下ベアリングの外輪を下側へ押す、モータ。
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