JP2017034366A - 画像形成装置、及び省電力システム - Google Patents

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Abstract

【課題】スリープ状態遷移時間を使用頻度に応じて適切に決定し、また状態遷移を抑制することで電力を節約し、更に状態遷移が抑制されることで、スリープ状態から通常状態に遷移するときに発生する騒音を防止できる画像形成装置、及び省電力システムを提供する。
【解決手段】使用頻度算出処理部110aは、時間帯毎の使用頻度を算出し、スリープ状態遷移時間決定処理部110bは、使用頻度に応じたスリープ状態遷移時間を決定する。状態遷移処理部110cは、スリープ状態遷移時間が経過すると通常状態からスリープ状態に遷移させる。通常状態装置検索処理部110gは、通常状態の自装置又は他装置を検索する。自装置の画像形成装置100Aが通常状態である場合は、ジョブ実行処理部101iによりジョブを実行し、通常状態でない場合は、ジョブ転送処理部110hが通常状態の他装置の画像形成装置100B又は画像形成装置100Cにジョブを転送する。
【選択図】図2

Description

本発明は、省電力制御を行う画像形成装置、及び省電力システムに関する。
プリンター、多機能プリンター、多機能周辺装置、又は複合機などのMFP(Multifunction Peripheral)である画像形成装置は、使用されない状態で予め設定された時間を経過すると、電力の消費を抑制する省エネの状態(以下、「スリープ状態」という)に遷移することができる。また、画像形成装置は、ネットワークに接続される携帯電話、スマートフォン、又はタブレット端末(以下、「携帯端末」という)やPC(パソコン)から各種処理を実行させるためのジョブを受け付けることができる。このため、携帯端末やPC(以下、「リモート端末」という)がスリープ状態となっている画像形成装置にジョブを送信すると、画像形成装置は、スリープ状態から復帰した状態(以下、「通常状態」という)に遷移しなければならない。従って、リモート端末からジョブが何回も送信されると、通常状態からスリープ状態に遷移する回数が増加し、また、スリープ状態となる時間が短くなるので省エネ効果が低下してしまう。この対策として、画像形成装置は、ジョブの一部について、スリープ状態から通常状態に遷移することなく、スリープ状態のままでジョブの実行ができるようにしている。例えば、特許文献1の画像形成装置及び画像形成システムでは、通常状態で動作する第1制御部が他の装置からの要求により使用される装置情報の使用頻度を、装置情報毎に計測し、使用頻度に従って一部の装置情報を第2情報記憶部に記憶させる。そして、スリープ状態で動作する第2制御部は、他の装置からの要求により使用される装置情報が第2情報記憶部に記憶されている場合には、他の装置からの要求を処理することで、通常状態に遷移することなく省電力状態を維持して他の装置からの要求に対応できるようにしている。
特開2013−56470号公報
しかし、複数台の画像形成装置が同じフロアーに設置されている場合でも、特許文献1の画像形成装置及び画像形成システムでは、他の装置からの要求により使用される装置情報が第2情報記憶部に記憶されていない場合には、通常状態に遷移しなければならない。つまり、同じフロアーに通常状態の他の画像形成装置が存在しても、通常状態でしか実行できないジョブを受信したスリープ状態の画像形成装置が通常状態に遷移してしまうので、スリープ状態から通常状態に遷移するための電力が消費され、またスリープ状態から通常状態に遷移するときの騒音が発生するという問題があった。更に、通常状態において、予め決められた時間にジョブの実行や操作が行われない場合には、スリープ状態に遷移することができるが、時間帯により使用頻度が異なる画像形成装置では、この予め決められた時間(以下、「スリープ状態遷移時間」という)が使用頻度に応じて調整できないという問題があった。このため、使用頻度が低い時間帯においても、使用頻度が高い時間帯と同じスリープ状態遷移時間となるので、長い時間使用されていないにもかかわらず、長い時間通常状態になることで無駄な電力が消費されてしまうという問題があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、上記課題を解決できる画像形成装置、及び省電力システムを提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、ジョブの実行や操作が行われない状態でスリープ状態遷移時間が経過すると電力の消費を抑制する省エネのスリープ状態に遷移する画像形成装置であって、時間帯毎の使用頻度をそれぞれ算出する使用頻度算出部と、前記使用頻度算出部により算出された前記使用頻度に応じて前記時間帯毎の前記スリープ状態遷移時間をそれぞれ決定するスリープ状態遷移時間決定部とを備えることを特徴としている。
また、本発明の画像形成装置は、前記画像形成装置の状態を、前記スリープ状態から復帰した状態である通常状態から前記スリープ状態に又は前記スリープ状態から前記通常状態に遷移させる状態遷移部と、前記状態遷移部により遷移された前記画像形成装置の状態を前記画像形成装置とネットワークで接続されている他の画像形成装置に送信する自装置状態送信部と、前記他の画像形成装置から遷移された状態を受信する他装置状態受信部と、前記画像形成装置が前記スリープ状態の場合に、前記他装置状態受信部により受信された前記他の画像形成装置の状態が前記通常状態となっている前記他の画像形成装置を検索する通常状態装置検索部と、前記通常状態装置検索部により検索された前記通常状態の前記他の画像形成装置に前記ジョブを転送するジョブ転送部とを備えることを特徴としている。
また、本発明の画像形成装置は、前記画像形成装置に対して位置が近い順番で前記他の画像形成装置の状態が設定される装置状態設定テーブルを記憶する記憶手段を備え、前記ジョブ転送部は、前記装置状態設定テーブルの前記他の画像形成装置の前記順番に基づいて前記画像形成装置に最も近くに設置されている前記通常状態の前記他の画像形成装置に前記ジョブを転送することを特徴としている。
また、本発明の画像形成装置は、前記通常状態において前記ジョブを実行するジョブ実行部を備え、前記通常状態装置検索部により前記通常状態の前記他の画像形成装置が検索できなかった場合に、前記状態遷移部により前記画像形成装置が前記通常状態に遷移され、前記ジョブ実行部により前記ジョブが実行されることを特徴としている。
本発明の省電力システムは、ジョブの実行や操作が行われない状態でスリープ状態遷移時間が経過すると電力の消費を抑制する省エネのスリープ状態に遷移する複数台の画像形成装置を有する省電力システムであって、ジョブを受信する前記画像形成装置は、前記スリープ状態から復帰した状態である通常状態から前記スリープ状態又は前記スリープ状態から前記通常状態に遷移させる状態遷移部と、前記状態遷移部により遷移された前記画像形成装置の状態を前記画像形成装置とネットワークで接続されている他の画像形成装置に送信する自装置状態送信部と、前記他の画像形成装置から遷移された状態を受信する他装置状態受信部と、前記画像形成装置が前記スリープ状態の場合に、前記他装置状態受信部により受信された前記他の画像形成装置の状態が前記通常状態となっている前記他の画像形成装置を検索する通常状態装置検索部と、前記通常状態装置検索部により検索された前記通常状態の前記他の画像形成装置に前記ジョブを転送するジョブ転送部とを備え、前記画像形成装置とネットワークで接続されている他の画像形成装置は、前記通常状態において前記ジョブを実行するジョブ実行部を備え、前記他の画像形成装置は、前記画像形成装置から前記ジョブを受信すると前記ジョブ実行部により前記ジョブを実行することを特徴としている。
本発明の画像形成装置、及び省電力システムは、スリープ状態遷移時間を使用頻度に応じて適切に決定し、また状態遷移を抑制することで電力を節約し、更に状態遷移が抑制されることで、スリープ状態から通常状態に遷移するときに発生する騒音を防止することができる。
本発明の実施形態に係る省電力システムの構成を示す図である。 図1に示す省電力システムの画像形成装置とリモート端末の機能構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る使用頻度スリープ状態遷移時間設定テーブルの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る装置状態設定テーブルの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る使用頻度の算出からスリープ状態遷移時間の決定までを説明する図である。 本発明の実施形態に係る印刷ジョブが要求されてから印刷ジョブが実行されるまでの手順を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という)を、図面を参照して説明する。実施形態では、ネットワークに接続されている各々の画像形成装置に対して時間帯毎の使用頻度に応じてスリープ遷移時間が設定される。また、スリープ状態の画像形成装置がリモート端末から通常状態で実行される印刷を行うジョブ(以下、「印刷ジョブ」という)を受信すると、スリープ状態の画像形成装置は、通常状態の画像形成装置がネットワークに接続されている場合には、通常状態の画像形成装置に印刷ジョブを転送する。また、スリープ状態の画像形成装置は、通常状態の画像形成装置がネットワークに接続されていない場合には、自身が通常状態に遷移し、印刷ジョブを実行する。なお、印刷ジョブを受信する画像形成装置が自装置となり、印刷ジョブが転送される画像形成装置が他装置となる。また、実施形態における使用頻度とは、一定間隔で区切った時間帯において要求されたジョブの回数とする。
まず、本実施形態の省電力システム10のシステム構成について、図1を用いて説明する。図1に示すように、省電力システム10は、画像形成装置100A、画像形成装置100B、画像形成装置100C、複数台のリモート端末200、アクセスポイント300、ネットワーク400、ルーター500、インターネット600、及びアクセスポイント700により構成されている。画像形成装置100A、画像形成装置100B、画像形成装置100C、複数台のリモート端末200及びアクセスポイント300は、ネットワーク400に接続され、ネットワーク400はルーター500を経由してインターネット600に接続されている。なお、省電力システム10には、画像形成装置100A、画像形成装置100B及び画像形成装置100Cの他にも画像形成装置が存在するが、本実施形態では、画像形成装置100A、画像形成装置100B及び画像形成装置100Cを用いて説明する。
画像形成装置100A、画像形成装置100B及び画像形成装置100Cは、プリンター、多機能プリンター、多機能周辺装置、または複合機であり、ネットワーク400によりリモート端末200とデータの送受信を行うことができる。
リモート端末200は、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末又はPC等であり、ネットワーク400、ネットワーク400のアクセスポイント300又はインターネット600のアクセスポイント700により画像形成装置100A、画像形成装置100B及び画像形成装置100Cとデータの送受信を行うことができる。
アクセスポイント300は、ネットワーク400に接続され、無線通信によりアクセスポイント300に対して接続要求を行っているリモート端末200をネットワーク400に接続する。
ネットワーク400は、LAN(Local Area Network)などのネットワーク(イントラネット等)であり、画像形成装置100A、画像形成装置100B、画像形成装置100C、リモート端末200及びアクセスポイント300が接続されている。
ルーター500は、ネットワーク400に接続され、ネットワーク400をインターネット600に接続する。
インターネット600は、インターネットやイントラネット等のIPネットワークであり、アクセスポイント700が接続されている。
次に、図1に示す省電力システム10の画像形成装置100A、画像形成装置100B及び画像形成装置100Cとリモート端末200の機能構成について、図2を用いて説明する。図2に示すように画像形成装置100A、画像形成装置100B及び画像形成装置100Cは、同じ機能構成であるので、画像形成装置100Aを用いて機能構成について説明する。
図2に示す画像形成装置100Aは、制御部110、メモリー部120、データ記憶部130、操作パネル140、操作パネル処理部150、原稿読取部160、画像処理部170、印刷部180及びネットワーク通信部190を備え、これら各部はバスなどにより接続される構成となっている。制御部110には、使用頻度算出処理部110a、スリープ状態遷移時間決定処理部110b、状態遷移処理部110c、自装置状態送信処理部110d、他装置状態受信処理部110e、ジョブ受信処理部110f、通常状態装置検索処理部110g、ジョブ転送処理部110h及びジョブ実行処理部101iが設けられている。メモリー部120には、使用頻度スリープ状態遷移時間設定テーブル120a、装置状態設定テーブル120b及びジョブデータ記憶エリア120cが設けられている。記憶部130には、画像データ記憶エリア130aが設けられている。
制御部110は、RAMやROM等の主記憶手段、及びCPU(Central Processing Unit)等の制御手段を備えている。また、制御部110は、各種I/Oや、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)等のインターフェイス、バスコントローラー等を含む総合的な画像形成装置100Aの制御を行う。
使用頻度算出処理部110aは、24時間/1日を一定間隔で区切った時間帯の平均の使用頻度を時間帯毎に算出する。なお、使用頻度算出処理部110aは、毎日の時間帯の使用頻度を算出し、週毎又は月毎に平均した時間帯毎の使用頻度を算出する。
スリープ状態遷移時間決定処理部110bは、過去の統計により使用頻度に応じた最も適切なスリープ状態遷移時間を算出し、また、使用頻度算出処理部110aが算出した時間帯毎の使用頻度に応じたスリープ状態遷移時間を決定する。
状態遷移処理部110cは、通常状態において当該時間帯に対応するスリープ状態遷移時間が経過するとスリープ状態に遷移させ、また、スリープ状態において通常状態の遷移要求を受け付けると、通常状態に遷移させる。
自装置状態送信処理部110dは、画像形成装置100Aの状態が遷移すると、画像形成装置100Aの状態を画像形成装置100B又は画像形成装置100Cに送信する。
他装置状態受信処理部110eは、画像形成装置100B又は画像形成装置100Cの状態が遷移すると、画像形成装置100B又は画像形成装置100Cから状態を受信する。
ジョブ受信処理部110fは、リモート端末200からジョブを受信する。
通常状態装置検索処理部110gは、自装置である画像形成装置110A、他装置である画像形成装置100B又は画像形成装置100Cから通常状態の装置を検索する。
ジョブ転送処理部110hは、リモート端末200から受信したジョブを他装置である画像形成装置100B又は画像形成装置100Cに転送する。
ジョブ実行処理部101iは、リモート端末200から受信したジョブを実行する。
なお、使用頻度算出処理部110a、スリープ状態遷移時間決定処理部110b、状態遷移処理部110c、自装置状態送信処理部110d、他装置状態受信処理部110e、ジョブ受信処理部110f及び通常状態装置検索処理部110gは、通常状態とスリープ状態の両方で実行可能であり、及びジョブ転送処理部110hはスリープ状態でのみ実行可能であり、またジョブ実行処理部101iは通常状態でのみ実行可能である。
メモリー部120は、フラッシュメモリー等からなる補助記憶装置で、制御部110が実行する処理のプログラムやデータを記憶する。
使用頻度スリープ状態遷移時間設定テーブル120aは、使用頻度算出処理部110aにより算出された時間帯毎の使用頻度と、スリープ状態遷移時間決定処理部110bにより時間帯毎の使用頻度に応じて決定されたスリープ状態遷移時間を設定する。なお、使用頻度スリープ状態遷移時間設定テーブル120aの構成については、後述する。
装置状態設定テーブル120bは、自装置である画像形成装置100Aのネットワークアドレスと現在状態、並びに他装置である画像形成装置100B及び画像形成装置100Cのネットワークアドレスと現在状態とを設定する。なお、装置状態設定テーブル120bの構成については、後述する。
ジョブデータ記憶エリア120cは、リモート端末200から受信したジョブを一時的に記憶する。
データ記憶部130は、データやプログラムを記憶するハードディスクドライブである。
画像データ記憶エリア130aは、原稿読取部160から読み取られ画像処理部170により変換された画像データ、又はリモート端末200から受信した画像データを記憶する。
操作パネル140は、画像形成装置100Aに対する操作項目や各種情報の表示、ユーザーによる操作受け付けを行う液晶パネルである。
操作パネル処理部150は、画像形成装置100Aが備えている機能に対する操作項目を操作パネル140に表示する処理、画像形成装置100Aの各種情報や画像データを表示する処理、又は操作パネル140からユーザーの操作を入力する処理を行う。
原稿読取部160は、ユーザーによる操作パネル140からの読み取り操作により、画像形成装置100Aの原稿台にセットされた原稿の読み取りを行い、読み取った原稿データを画像処理部170に出力する。
画像処理部170は、原稿読取部160が読み取った原稿データを画像形成装置100Aで処理可能な画像データに変換する。
印刷部180は、画像データの印刷を行う。
ネットワーク通信部190は、着脱可能なLANインターフェイスを備え、ネットワーク400に接続する。
次に、リモート端末200の機能構成について、説明する。図2に示すリモート端末200は、制御部210、メモリー部220、操作パネル230、操作パネル処理部240及びネットワーク通信部250を備え、これら各部はバスなどにより接続される構成となっている。制御部210には、プリンタードライバー処理部210aが設けられている。メモリー部220には、画像データ記憶エリア220aが設けられている。
制御部210は、RAMやROM等の主記憶手段、及びCPU(Central Processing Unit)等の制御手段を備えている。また、制御部210は、各種I/Oや、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)等のインターフェイス、バスコントローラー等を含む総合的なリモート端末200の制御を行う。
プリンタードライバー処理部210aは、画像データの印刷を要求する印刷ジョブを生成し、生成した印刷ジョブを画像形成装置100A、画像形成装置100B又は画像形成装置100Cに送信する。
メモリー部220は、フラッシュメモリー等の補助記憶装置で、制御部210が実行する処理のプログラムやデータを記憶する。
画像データ記憶エリア220aは、印刷要求する画像データなどを記憶する。
操作パネル230は、リモート端末200に対する操作項目や各種情報の表示、ユーザーによる操作受け付けを行う液晶パネルである。
操作パネル処理部240は、リモート端末200が備えている機能に対する操作項目を操作パネル230に表示する処理、リモート端末200の各種情報や画像データを表示する処理、又は操作パネル230からユーザーの操作を入力する処理を行う。
ネットワーク通信部250は、携帯端末の場合には、アクセスポイント300を経由してネットワーク400に接続、又はアクセスポイント700を経由してインターネット600に接続する。また、ネットワーク通信部250は、PCの場合には、ネットワーク400に接続するための着脱可能なLANインターフェイスを備え、LANインターフェイスによりネットワーク400に接続する。
次に、使用頻度スリープ状態遷移時間設定テーブル120aの構成について、図3を用いて説明する。使用頻度スリープ状態遷移時間設定テーブル120aは、一定間隔で区切った時間帯毎の使用頻度と、スリープ状態遷移時間とを設定する。使用頻度スリープ状態遷移時間設定テーブル120aは、図3に示すように「時間帯」エリア120a−t、「使用頻度」エリア120a−u及び「スリープ状態遷移時間」エリア120a−sのエリアが設けられている。
「時間帯」エリア120a−tは、24時間/1日を一定間隔で区切った時間帯毎を予め設定する。例えば、30分間隔で区切った場合には、「0:01〜0:30」、「0:31〜1:00」・・・・・「23:01〜23:30」、「23:31〜24:00」の時間帯が予め設定される。
「使用頻度」エリア120a−uは、使用頻度算出処理部110aにより時間帯毎に算出された使用頻度を、「時間帯」エリア120a−tの当該時間帯に対応する「使用頻度」エリア120a−uに設定する。例えば、時間帯「16:01〜16:30」の使用頻度が85回である場合には、「時間帯」エリア120a−tの時間帯「16:01〜16:30」に対応する「使用頻度」エリア120a−uに85回が設定される。
「スリープ状態遷移時間」120a−sは、スリープ状態遷移時間決定処理部110bにより時間帯毎の使用頻度に応じて決定されたスリープ状態遷移時間を、「時間帯」エリア120a−tの当該時間帯に対応する「スリープ状態遷移時間」120a−sに設定する。例えば、時間帯「16:01〜16:30」の使用頻度が85回におけるスリープ状態遷移時間が30分である場合には、「時間帯」エリア120a−tの時間帯「16:01〜16:30」に対応する「スリープ状態遷移時間」120a−sに30分が設定される。
次に、装置状態設定テーブル120bの構成について、図4を用いて説明する。装置状態設定テーブル120bは、ネットワーク400に接続されている自装置である画像形成装置100Aと、他装置である画像形成装置100B及び画像形成装置100Cのネットワークアドレスと現在状態とを設定する。装置状態設定テーブル120bは、図4に示すように「No」エリア120b−i、「画像形成装置アドレス」エリア120b−a及び「現在状態」エリア120b−mのエリアが設けられている。
「No」エリア120b−iは、昇順のユニークな番号である。
「画像形成装置アドレス」エリア120b−aは、ネットワーク400に接続されている自装置である画像形成装置100A、他装置である画像形成装置100B及び画像形成装置100Cのネットワークアドレスを設定する。
「現在状態」エリア120b−mは、ネットワーク400に接続されている自装置である画像形成装置100A、他装置である画像形成装置100B及び画像形成装置100Cの現在状態を設定する。自装置である画像形成装置100Aの現在状態は、状態遷移処理部110cが設定し、他装置である画像形成装置100B及び画像形成装置100Cの現在状態は、他装置状態受信処理部110eが設定する。
なお、装置状態設定テーブル120bの「No」エリア120b−iにおいて、(I)が「1」であるエリアに自装置である画像形成装置100Aの情報が設定される。また、自装置である画像形成装置100Aに対して最も近くに設置されている他装置が画像形成装置100Bであれば、(I)が「2」であるエリアに画像形成装置100Bの情報が設定される。そして、(I)が「3」であるエリアに画像形成装置100Bの次に画像形成装置100Aに対して最も近くに設置されている他装置が画像形成装置100Cであれば、画像形成装置100Cの情報が設定される。
次に、使用頻度の算出からスリープ状態遷移時間の決定までについて、図5を用いて説明する。
図5(a)は、自装置である画像形成装置100Aの使用頻度算出処理部110aが1日を30分毎で区切った時間帯毎に算出した使用頻度と、スリープ状態遷移時間決定処理部110bが算出した使用頻度に応じた最も適切なスリープ状態遷移時間とが表されているグラフである。図5(b)は、使用頻度スリープ状態遷移時間設定テーブル120aである。例えば、図5(a)に示すように、使用時間の「16:31〜17:00」の使用頻度が74回である場合には、使用頻度スリープ状態遷移時間設定テーブル120aの「時間帯」120a−tの「16:31〜17:00」に対応する「使用頻度」120a−uに「74回」が設定される。また、図5(a)に示すように、使用頻度が74回に対応するスリープ状態遷移時間は20分であるので、使用頻度スリープ状態遷移時間設定テーブル120aの「時間帯」120a−tの「16:31〜17:00」に対応する「スリープ状態遷移時間」120a−sに「20分」が設定される。
図5(c)は、他装置である画像形成装置100B又は画像形成装置100Cの使用頻度算出処理部110aが1日を30分毎で区切った時間帯で算出した使用頻度と、スリープ状態遷移時間決定処理部110bが算出した使用頻度に応じた最も適切なスリープ状態遷移時間とが表されているグラフである。図5(d)は、使用頻度スリープ状態遷移時間設定テーブル120aである。例えば、図5(c)に示すように、使用時間の「17:01〜17:30」の使用頻度が28回である場合には、使用頻度スリープ状態遷移時間設定テーブル120aの「時間帯」120a−tの「17:01〜17:30」に対応する「使用頻度」120a−uに「28回」が設定される。また、図5(c)に示すように、使用頻度が28回に対応するスリープ状態遷移時間は5分であるので、使用頻度スリープ状態遷移時間設定テーブル120aの「時間帯」120a−tの「17:01〜17:30」に対応する「スリープ状態遷移時間」120a−sに「5分」が設定される。
次に、リモート端末200から印刷ジョブが要求され、自装置である画像形成装置100A、他装置である画像形成装置100B又は画像形成装置100Cのいずれかで印刷ジョブが実行されるまでの手順について、図6のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS101)
まず、ユーザーがリモート端末200の操作パネル230からメモリー部220の画像データを操作パネルに表示し、出力用紙サイズ、印刷部数、片面印刷/両面印刷、モノクロ印刷/カラー印刷などの印刷設定と、出力先を画像形成装置100Aとする出力先設定とを行い、印刷を要求する。
(ステップS102)
次いで、プリンタードライバー処理部210aは、印刷要求を受け付けると、操作パネル処理部150から画像データ、印刷設定データ及び出力先設定データを入力し、出力先設定データから出力先を取り出す。そして、プリンタードライバー処理部210aは、画像データと印刷設定データとを格納した印刷ジョブを出力先の自装置である画像形成装置100Aに送信する。
(ステップS103)
次いで、画像形成装置100Aのジョブ受信処理部110fは、印刷ジョブを受信すると、印刷ジョブをジョブデータ記憶エリア120cに記憶し、通常状態装置検索処理部110gに通常状態装置検索要求通知を出力する。
(ステップS104)
次いで、画像形成装置100Aの通常状態装置検索処理部110gは、通常状態装置検索要求通知が入力されると、インデックスNo(I)に「1」をセットする。
(ステップS105)
次いで、画像形成装置100Aの通常状態装置検索処理部110gは、装置状態設定テーブル120bの「No」エリア120b−iのインデックスNo(I)に対応する「現在状態」エリア120b−mから現在状態を取り出す。なお、「No」エリア120b−iのインデックスNo(I)が「1」である場合では、自装置である画像形成装置100Aの現在状態が取り出される。
(ステップS106)
次いで、画像形成装置100Aの通常状態装置検索処理部110gは、ステップS105で取り出した自装置である画像形成装置100Aの現在状態が「通常状態」であるかを判断する。現在状態が「通常状態」であるとき(ステップS106のYes)は、ステップS107に進む。現在状態が「通常状態」でなく「スリープ状態」であるとき(ステップS106のNo)は、ステップS111に進む。
(ステップS107)
ステップS106のYesにおいて、画像形成装置100Aの通常状態装置検索処理部110gは、ジョブ実行要求通知をジョブ実行処理部110iに出力する。
(ステップS108)
次いで、画像形成装置100Aのジョブ実行処理部110iは、ジョブ実行要求通知が入力されると、ジョブデータ記憶エリア120cから印刷ジョブを取り出す。
(ステップS109)
次いで、画像形成装置100Aのジョブ実行処理部110iは、印刷ジョブに格納されている画像データと印刷設定データとを取り出し、印刷部180に出力する。
(ステップS110)
次いで、画像形成装置100Aの印刷部180は、画像データと印刷設定データとが入力されると、印刷設定データに基づいて画像データを用紙に印刷する。
(ステップS111)
ステップS106のNoにおいて、画像形成装置100Aの通常状態装置検索処理部110gは、通常状態装置検索要求通知が入力されると、インデックスNo(I)に「1」を加算する。
(ステップS112)
次いで、画像形成装置100Aの通常状態装置検索処理部110gは、装置状態設定テーブル120bの「No」エリア120b−iのインデックスNo(I)に対応する「現在状態」エリア120b−mから現在状態を取り出す。なお、「No」エリア120b−iのインデックスNo(I)が「2」以上である場合では、他装置である画像形成装置100B又は画像形成装置100Cの現在状態が取り出される。
(ステップS113)
次いで、画像形成装置100Aの通常状態装置検索処理部110gは、ステップS112で取り出した他装置である画像形成装置100B又は画像形成装置100Cの現在状態が「通常状態」であるかを判断する。現在状態が「通常状態」であるとき(ステップS113のYes)は、ステップS114に進む。現在状態が「通常状態」でなく「スリープ状態」であるとき(ステップS113のNo)は、ステップS122に進む。
(ステップS114)
ステップS113のYesにおいて、画像形成装置100Aの通常状態装置検索処理部110gは、装置状態設定テーブル120bの「No」エリア120b−iのインデックスNo(I)に対応する「画像形成装置アドレス」エリア120b−aから他装置である画像形成装置100B又は画像形成装置100Cのアドレス(以下、「転送先アドレス」という)を取り出すと、ジョブ転送処理部110hに出力する。
(ステップS115)
次いで、画像形成装置100Aのジョブ転送処理部110hは、転送先アドレスが入力されると、ジョブデータ記憶エリア120cから印刷ジョブを取り出す。
(ステップS116)
次いで、画像形成装置100Aのジョブ転送処理部110hは、転送先アドレスの他装置である画像形成装置100B又は画像形成装置100Cに転送であることを示すフラグをセットした印刷ジョブ、(以下、「転送印刷ジョブ」という)を送信する。
(ステップS117)
次いで、画像形成装置100Aのジョブ転送処理部110hは、出力先が他装置である画像形成装置100B又は画像形成装置100Cに変更されたことを通知するメッセージをリモート端末200に送信する。
(ステップS118)
次いで、リモート端末200のプリンタードライバー処理部210aは、出力先が他装置である画像形成装置100B又は画像形成装置100Cに変更されたことを通知するメッセージを受信すると、メッセージを操作パネル140に表示する。
(ステップS119)
次いで、他装置である画像形成装置100B又は画像形成装置100Cのジョブ受信処理部110fは、転送印刷ジョブを受信すると転送印刷ジョブをジョブ実行処理部110iに出力する。
(ステップS120)
次いで、他装置である画像形成装置100B又は画像形成装置100Cのジョブ実行処理部110iは、転送印刷ジョブが入力されると、転送印刷ジョブに格納されている画像データと印刷設定データとを取り出し、印刷部180に出力する。
(ステップS121)
次いで、他装置である画像形成装置100B又は画像形成装置100Cの印刷部180は、画像データと印刷設定データとが入力されると、印刷設定データに基づいて画像データを用紙に印刷する。
(ステップS122)
ステップS113のNoにおいて、画像形成装置100Aの通常状態装置検索処理部110gは、装置状態設定テーブル120bから全ての他装置について現在状態を確認したかを判断する。全ての他装置について現在状態を確認したとき(ステップS122のYes)は、ステップS123に進む。全ての他装置について現在状態を確認していないとき(ステップS122のNo)は、ステップS111に戻る。
(ステップS123)
次いで、画像形成装置100Aの通常状態装置検索処理部110gは、状態遷移処理部110cに通常状態遷移要求通知を出力する。
(ステップS124)
次いで、画像形成装置100Aの状態遷移処理部110cは、通常状態遷移要求通知が入力されると、画像形成装置100Aを通常状態に遷移させる。
(ステップS125)
次いで、画像形成装置100Aの状態遷移処理部110cは、通常状態に遷移が完了すると、ジョブ実行要求通知をジョブ実行処理部110iに出力する。
(ステップS126)
次いで、画像形成装置100Aのジョブ実行処理部110iは、ジョブ実行要求通知が入力されると、ジョブデータ記憶エリア120cから印刷ジョブを取り出す。
(ステップS127)
次いで、画像形成装置100Aのジョブ実行処理部110iは、印刷ジョブに格納されている画像データと印刷設定データとを取り出し、印刷部180に出力する。
(ステップS128)
次いで、画像形成装置100Aの印刷部180は、画像データと印刷設定データとが入力されると、印刷設定データに基づいて画像データを用紙に印刷する。
以上により、一定間隔で区切った時間帯毎に使用頻度を算出し、使用頻度に応じたスリープ状態遷移時間を決定することで、時間帯により使用頻度が異なる画像形成装置100Aが使用頻度に応じてスリープ状態遷移時間を調整できる。これにより、使用頻度が低い時間帯においては、画像形成装置100Aのスリープ状態遷移時間が短くなるので、すぐにスリープ状態に遷移することができ、長い時間使用されていないにもかかわらず長い時間通常状態になることによる無駄な電力の消費を抑制できる。また、使用頻度が高い時間帯においては、画像形成装置100Aのスリープ状態遷移時間が長くなり、頻繁な状態遷移がなくなるので、スリープ状態から通常状態に遷移するときに消費される電力や、スリープ状態から通常状態に遷移するときに発生する騒音を抑制することができる。
また、通常状態でしか実行できないジョブを受信したスリープ状態の画像形成装置100Aは、同じネットワーク400に他の通常状態の画像形成装置100B又は画像形成装置100Cが存在しているときには、他の通常状態の画像形成装置100B又は画像形成装置100Cにジョブを転送することができる。これにより、スリープ状態の画像形成装置100Aが通常状態に頻繁に状態遷移しないので、スリープ状態から通常状態に遷移するときに消費される電力や、スリープ状態から通常状態に遷移するときに発生する騒音を抑制することができる。
また、通常状態装置検索処理部110gが装置状態設定テーブル120bの「No」エリア120b−i(I)の「1」、「2」・・・の順番に検索すると、自装置である画像形成装置100Aが通常状態である場合には、最初に取り出すことができる。そして、次に、画像形成装置100Aに対して最も近くに設置されている他装置である画像形成装置100Bが通常状態であれば、画像形成装置100Bを取り出すことができる。
なお、実施形態においては、使用頻度算出処理部110aが24時間/1日を一定間隔で区切った時間帯の平均の使用頻度を時間帯毎に算出するようにしたが、これに限定されない。例えば、1週や1ヶ月の平均の使用頻度を時間帯毎に算出することも可能である。この場合には、スリープ状態遷移時間決定処理部110bについても、過去の統計により、1週や1ヶ月の時間帯毎の使用頻度に応じた最も適切なスリープ状態遷移時間を算出し、使用頻度算出処理部110aが算出した時間帯毎の使用頻度に応じたスリープ状態遷移時間を決定する。
このような本発明の画像形成装置、及び省電力システムは、スリープ状態遷移時間を使用頻度に応じて適切に決定し、また状態遷移を抑制することで電力を節約し、更に状態遷移が抑制されることで、スリープ状態から通常状態に遷移するときに発生する騒音を防止することができる。
以上、具体的な実施の形態により本発明を説明したが、上記実施の形態は本発明の例示であり、この実施の形態に限定されないことは言うまでもない。
本発明の省電力制御を行う画像形成装置、及び省電力システムは、状態遷移が可能な装置、状態遷移が可能な装置を有するあらゆるシステムに適用できる。
10・・・・・省電力システム
100A、100B、100C・・・・・画像形成装置
110・・・・・制御部
110a・・・・使用頻度算出処理部
110b・・・・スリープ状態遷移時間決定処理部
110c・・・・状態遷移処理部
110d・・・・自装置状態送信処理部
110e・・・・他装置状態受信処理部
110f・・・・ジョブ受信処理部
110g・・・・通常状態装置検索処理部
110h・・・・ジョブ転送処理部
110i・・・・ジョブ実行処理部
120・・・・・メモリー部
120a・・・・使用頻度スリープ状態遷移時間設定テーブル
120a−t・・「時間帯」エリア
120a−u・・「使用頻度」エリア
120a−s・・「スリープ状態遷移時間」エリア
120b・・・・装置状態設定テーブル
120b−i・・「No」エリア
120b−a・・「画像形成装置アドレス」エリア
120b−m・・「現在状態」エリア
120c・・・・ジョブデータ記憶エリア
130・・・・・データ記憶部
130a・・・・画像データ記憶エリア
140・・・・・操作パネル
150・・・・・操作パネル処理部
160・・・・・原稿読取部
170・・・・・画像処理部
180・・・・・印刷部
190・・・・・ネットワーク通信部
200・・・・・リモート端末
210・・・・・制御部
210a・・・・プリンタードライバー部
220・・・・・メモリー部
220a・・・・画像データ記憶エリア
230・・・・・操作パネル
240・・・・・操作パネル処理部
250・・・・・ネットワーク通信部
300・・・・・アクセスポイント
400・・・・・ネットワーク
500・・・・・ルーター
600・・・・・インターネット
700・・・・・アクセスポイント

Claims (5)

  1. ジョブの実行や操作が行われない状態でスリープ状態遷移時間が経過すると電力の消費を抑制する省エネのスリープ状態に遷移する画像形成装置であって、
    時間帯毎の使用頻度をそれぞれ算出する使用頻度算出部と、
    前記使用頻度算出部により算出された前記使用頻度に応じて前記時間帯毎の前記スリープ状態遷移時間をそれぞれ決定するスリープ状態遷移時間決定部と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成装置の状態を、前記スリープ状態から復帰した状態である通常状態から前記スリープ状態に又は前記スリープ状態から前記通常状態に遷移させる状態遷移部と、
    前記状態遷移部により遷移された前記画像形成装置の状態を前記画像形成装置とネットワークで接続されている他の画像形成装置に送信する自装置状態送信部と、
    前記他の画像形成装置から遷移された状態を受信する他装置状態受信部と、
    前記画像形成装置が前記スリープ状態の場合に、前記他装置状態受信部により受信された前記他の画像形成装置の状態が前記通常状態となっている前記他の画像形成装置を検索する通常状態装置検索部と、
    前記通常状態装置検索部により検索された前記通常状態の前記他の画像形成装置に前記ジョブを転送するジョブ転送部と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成装置に対して位置が近い順番で前記他の画像形成装置の状態が設定される装置状態設定テーブルを記憶する記憶手段を備え、
    前記ジョブ転送部は、前記装置状態設定テーブルの前記他の画像形成装置の前記順番に基づいて前記画像形成装置に最も近くに設置されている前記通常状態の前記他の画像形成装置に前記ジョブを転送することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記通常状態において前記ジョブを実行するジョブ実行部を備え、
    前記通常状態装置検索部により前記通常状態の前記他の画像形成装置が検索できなかった場合に、前記状態遷移部により前記画像形成装置が前記通常状態に遷移され、前記ジョブ実行部により前記ジョブが実行されることを特徴とする請求項2又は請請求項3に記載の画像形成装置。
  5. ジョブの実行や操作が行われない状態でスリープ状態遷移時間が経過すると電力の消費を抑制する省エネのスリープ状態に遷移する複数台の画像形成装置を有する省電力システムであって、
    ジョブを受信する前記画像形成装置は、
    前記スリープ状態から復帰した状態である通常状態から前記スリープ状態又は前記スリープ状態から前記通常状態に遷移させる状態遷移部と、
    前記状態遷移部により遷移された前記画像形成装置の状態を前記画像形成装置とネットワークで接続されている他の画像形成装置に送信する自装置状態送信部と、
    前記他の画像形成装置から遷移された状態を受信する他装置状態受信部と、
    前記画像形成装置が前記スリープ状態の場合に、前記他装置状態受信部により受信された前記他の画像形成装置の状態が前記通常状態となっている前記他の画像形成装置を検索する通常状態装置検索部と、
    前記通常状態装置検索部により検索された前記通常状態の前記他の画像形成装置に前記ジョブを転送するジョブ転送部と
    を備え、
    前記画像形成装置とネットワークで接続されている他の画像形成装置は、
    前記通常状態において前記ジョブを実行するジョブ実行部を備え、
    前記他の画像形成装置は、前記画像形成装置から前記ジョブを受信すると前記ジョブ実行部により前記ジョブを実行することを特徴とする省電力システム。
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