JP2017032662A - 画像加熱装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像加熱装置は、シートP上の画像に加熱するための加熱ニップN1を形成するエンドレスベルト100及び加圧ローラ101と、加熱ニップN1から排出されたシートPを搬送する搬送ニップN2を形成する搬送ローラ対140・141と、シート搬送方向の加熱ニップN1と搬送ニップN2の間においてベルト片が搬送ニップN2に向かって搬送されることを抑制するベルトカバー200と、を有する。
【選択図】図2
Description
図1は、本実施例の画像形成装置であるプリンタEの構成を示す断面図であり、その断面はシートPの搬送方向に沿っている。プリンタEは、画像形成部10において感光ドラムa(b、c、d)に形成したトナー画像をシートPに転写した後、定着装置40でシートPに画像を定着させることでシートPに画像を形成する画像形成装置である。以下、図1を用いてその構成を詳細に説明する。
次に、プリンタEに用いられる画像加熱装置として定着装置40について説明する。図2は、実施例の定着装置を側面から視た断面の図である。図3は、定着装置を正面から視た断面の図である、図4は、定着装置を上面から視た断面の図である。
ベルト片にはベルトの摩耗粉やグリス(潤滑剤)が付着しているため、ベルト片が搬送ローラ140・141に接触するとの搬送ローラ140・141の表面が汚れてしまう。表面が汚れた搬送ローラ140.141によってシートが搬送された場合、画像を汚してしまう虞がある。
上述した課題を解決するために、本実施例では、ニップN1とニップN2の間にベルトカバー200(200L、200R)を設けている。ベルトカバー200は、ベルト100が破れてベルト片が発生した場合にベルト片がニップN2に搬送されることを抑制している。図5(a)は、ベルトカバー200上方から斜視した図である。図5(b)は、ベルトカバー200を下方から斜視した図である。以下、図を用いてベルトカバー200について詳細に説明する。
そのためベルトカバー200は、ベルト100端部から発生したベルト片がニップN2に向かうことを抑制できることが望ましい。そこで本実施例では、ベルト100と搬送ローラ140・141の間において、図4に示す端部領域Vと重なる位置となるようにベルトカバー200を設けている。
以上、本発明について実施例に基づいて説明したが、本発明は上述した実施例の構成に限定されるものではない。本発明を適用できる範囲において、一部の構成を他の構成に置き換えたり各種寸法を変更してもよい。
100 定着ベルト
101 加圧ローラ
104 入口ガイド
105 出口ガイド
106 加熱部材
120 定着フランジ
140 内搬送ローラ
141 内搬送対向ローラ
200 ベルトカバー
200a 取付部
200b ベルト受け部
200b1 受け部
200b2 囲い部
200b3 溝部
Claims (20)
- シート上の画像を加熱する画像加熱装置であって、
シート上の画像を加熱するための加熱ニップ部を形成する一対の回転体であって少なくとも一方の回転体がエンドレス状のベルトである一対の回転体と、
前記加熱ニップ部から排出されたシートを前記画像加熱装置の外に搬送する搬送ニップ部を形成する一対の搬送回転体であって、前記搬送ニップ部と前記加熱ニップ部の間隔が前記画像加熱装置に導入可能な最小長さのシート長さより短くなる位置に設けられた一対の搬送回転体と、
シートの搬送方向において前記加熱ニップ部と前記搬送ニップ部の間に設けられ前記ベルトの前記幅方向の一端部から生じたベルト片が前記搬送ニップ部に搬送されることを抑制する抑制部材であって、前記画像加熱装置に導入可能な最大幅のシートが通過する領域には設けられず前記領域よりも前記幅方向の外側で且つ前記幅方向において前記ベルトの前記一端部とオーバーラップする位置に設けられた抑制部材と、を有することを特徴とする画像加熱装置。 - 前記幅方向の一端側において前記一対の搬送回転体を支持する支持部材を備え、
前記抑制部材は、前記支持部材から前記幅方向の他端側に向かって突出するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像加熱装置。 - 前記抑制部材は前記ベルトの前記一端部よりも他端側において前記搬送方向の上流側に向かって延出する延出部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像加熱装置。
- 前記延出部は溝部を備え、前記溝部の前記搬送方向及び前記幅方向と直交する方向の大きさは前記ベルトの厚みよりも大きいことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
- シート搬送方向の前記加熱ニップ部と前記搬送ニップ部の間に設けられ前記ベルトの一部が前記搬送ニップ部に搬送されることを抑制する別の抑制部材であって、前記画像加熱装置に導入可能な最大幅のシートが通過する領域には設けられず前記領域よりも前記ベルトの幅方向の外側に設けられ且つ前記幅方向において前記ベルトの他端部とオーバーラップする位置関係にある別の抑制部材と、を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
- 前記ベルトは金属層を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
- 前記ベルトの前記幅方向の一端部を保持して且つ前記ベルトの前記幅方向の一端部に当接することで前記ベルトの前記幅方向の移動を規制する規制部材を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
- 前記一対の回転体は、シート上の画像を前記ニップ部にて加熱する前記ベルトと、前記ベルトの外周面に当接して前記ベルトを回転駆動する駆動回転体と、を備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
- 前記一対の搬送回転体のうち前記加熱ニップで加熱された画像と接触する搬送回転体の表層はフッ素樹脂の層であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
- 前記一対の回転体と前記一対の搬送回転体と前記抑制部材が一体的な交換ユニットとして交換可能となるように、前記一対の回転体と前記一対の搬送回転体と前記抑制部材が一体的に着脱可能に設置された設置部を有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
- シート上に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部から搬送されたシートを加熱する画像加熱部であって、シート上の画像を加熱するための加熱ニップ部を形成する一対の回転体であって少なくとも一方の回転体がエンドレス状のベルトである一対の回転体と、前記加熱ニップ部から排出されたシートを画像加熱部の外に搬送する搬送ニップ部を形成する一対の搬送回転体であって前記搬送ニップ部と前記加熱ニップ部の間隔が画像加熱部に導入可能な最小長さのシート長さより短くなる位置に設けられた一対の搬送回転体と、を有する画像加熱部と、
前記画像加熱部から搬送されたシートを装置の外に排出する排出部と、を有し
前記画像加熱部は、シートの搬送方向において前記加熱ニップ部と前記搬送ニップ部の間に設けられ前記ベルトの前記幅方向の一端部から生じたベルト片が前記搬送ニップ部に搬送されることを抑制する抑制部材であって、前記画像加熱部に導入可能な最大幅のシートが通過する領域には設けられず前記領域よりも前記幅方向の外側で且つ前記幅方向において前記ベルトの前記一端部とオーバーラップする位置に設けられた抑制部材と、を有することを特徴とする画像加熱装置。 - 前記画像形成部は前記幅方向の一端側において前記一対の搬送回転体を支持する支持部材を備え、
前記抑制部材は、前記支持部材から前記幅方向の他端側に向かって突出するように設けられていることを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。 - 前記抑制部材は前記ベルトの前記幅方向の一端部よりも他端側において前記搬送方向の上流側に向かって延出する延出部を備えることを特徴とする請求項11又は12に記載の画像形成装置。
- 前記延出部は溝部を備え、前記溝部の前記搬送方向及び前記幅方向と直交する方向の大きさは前記ベルトの厚みよりも大きいことを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- シート搬送方向の前記加熱ニップ部と前記搬送ニップ部の間に設けられ前記ベルトの一部が前記搬送ニップ部に搬送されることを抑制する別の抑制部材であって、前記画像加熱部に導入可能な最大幅のシートが通過する領域には設けられず前記領域よりも前記ベルトの幅方向の外側に設けられ且つ前記幅方向において前記ベルトの他端部とオーバーラップする位置関係にある別の抑制部材と、を有することを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記ベルトは金属層を有することを特徴とする請求項11乃至15のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記ベルトの前記幅方向の一端部を保持して且つ前記ベルトの前記幅方向の一端部に当接することで前記ベルトの前記幅方向の移動を規制する規制部材を有することを特徴とする請求項11乃至16のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記一対の回転体は、シート上の画像を前記ニップ部にて加熱する前記ベルトと、前記ベルトの外周面に当接して前記ベルトを回転駆動する駆動回転体と、を備えることを特徴とする請求項11乃至17のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記一対の搬送回転体のうち前記加熱ニップで加熱された画像と接触する搬送回転体の表層はフッ素樹脂の層であることを特徴とする請求項11乃至18のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記画像加熱部が交換可能となるように前記画像加熱部が着脱可能に設置された設置部を有することを特徴とする請求項11乃至19のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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JP2019105686A (ja) * | 2017-12-11 | 2019-06-27 | キヤノン株式会社 | 定着装置、転写装置および画像形成装置 |
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