JP2017031878A - エンジンの制御装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、実施形態によるエンジンの制御装置が適用されたエンジンの概略構成図である。
ベース設定部71は、エンジン100の運転状態に基づいて取得されたエンジン100の出力トルクの目標値(以下、「目標トルク」と称する)を基準として、スロットルバルブ13及びWGバルブ33の開度や点火プラグ24による点火時期、吸気バルブ22の開閉時期、並びに、燃料噴射弁23からの燃料噴射量などを制御する、いわゆるトルクベース制御を実行する。トルクベース制御では、エンジン100の運転状態に基づいて目標トルク(目標出力トルク)を取得して、各アクチュエータの制御値を、この目標トルクが得られるような基本値に設定する。ベース設定部71は、「目標過給圧設定部」の一例であり、「ウェイストゲートバルブ制御部」の一例でもある。この例に代えて、ベース設定部71を複数のブロックで構成してもよい。
運転条件取得部72は、エンジン100の運転条件を取得する。ここで、「運転条件」とは、例えば、大気圧や燃料タンク50内の温度といった、燃料タンク50内の燃料の蒸発に影響を与え得る条件である。詳しくは、運転条件取得部72は、エンジン100の運転条件として、大気圧センサ80により検出された現在の大気圧と、温度センサ85により検出された現在の吸気温度とを取得して、その取得結果に対応する信号をパージ制御部73に出力する。現在の吸気温度は、「燃料タンク内の温度に関連する温度」の一例である。
パージ制御部73は、エンジン100が過給域にあるか否かを判定する過給域判定部77と、過給時(エンジン100が過給域にあるとき)において、パージ流量の増加が必要か否かをエンジン100の運転条件に基づいて判定する増量要求部74と、増量要求部74によりパージ流量の増加が必要と判定されたときに、パージ増量制御を実行する増量実行部75と、エンジン100の出力トルクを調整する出力調整部76とを有する。増量実行部75は、パージ増量制御において、ターボ過給機40の過給圧をパージ増量制御が実行される前よりも上昇させることによって、パージ流量を増加させる。ここで、過給圧の上昇は、WGバルブ33の制御を通じて実行される。出力調整部76は、パージ増量制御において、増量実行部75による過給圧の上昇に伴うエンジン100の出力トルクを抑制する出力調整制御を実行する。ここで、出力調整制御は、スロットルバルブ13の制御を通じて実行される。
まず、過給域判定部77は、ベース設定部71により設定された目標過給圧に基づいて、エンジン100が過給域にあるか否かを判定する。
増量要求部74は、過給域判定部77からの過給信号を受けると、運転条件取得部72により取得された運転条件に基づいてパージ流量の増加が必要か否かを判定する。
増量実行部75は、増量要求部74からの増量信号を受けると、パージ流量を増加させるパージ増量制御を実行する。
前記パージ増量制御においては、出力調整部76は、増量要求部74からの増量信号を受けると、出力トルクの上昇を抑制する前記出力調整制御を実行する。
前記実施形態では、排気によりタービン42を駆動するターボ過給機40を備えた構成を例示したが、この構成に代えて、電動式のアシスト機構を有するターボ過給機を備えてもよい。
10 吸気通路
13 スロットルバルブ
20 エンジン本体
21 気筒
32 バイパス通路
33 ウェイストゲートバルブ
40 ターボ過給機
41 コンプレッサ
42 タービン
50 燃料タンク
61 キャニスタ
62 パージ通路
67 エジェクタ
70 ECU(制御装置)
71 ベース設定部(目標過給圧設定部、ウェイストゲートバルブ制御部)
73 パージ制御部
74 増量要求部
75 増量実行部
76 出力調整部
Claims (5)
- ターボ過給機と、燃料タンクの蒸発燃料を回収するキャニスタと、前記キャニスタと吸気通路のうち前記ターボ過給機のコンプレッサの上流側とを接続するパージ通路と、前記吸気通路における前記コンプレッサの下流側から前記コンプレッサの上流側に吸気を還流させ、前記パージ通路を介した前記吸気通路へのパージガスの供給を還流される吸気によって促進するエジェクタとを備えたエンジンの制御装置であって、
前記パージガスの流量の増加が必要か否かを前記エンジンの運転条件に基づいて判定する増量要求部と、
前記増量要求部により前記パージガスの流量の増加が必要と判定されたときに、前記パージガスの流量を増加させるパージ増量制御を実行する増量実行部と、
前記エンジンの出力トルクを調整する出力調整部とを備え、
前記増量実行部は、前記パージ増量制御において、前記ターボ過給機の過給圧を前記パージ増量制御が実行される前よりも上昇させることによって、前記パージガスの流量を増加させ、
前記出力調整部は、前記パージ増量制御において、前記増量実行部による過給圧の上昇に伴う前記エンジンの出力トルクの上昇を抑制することを特徴とするエンジンの制御装置。 - 請求項1に記載のエンジンの制御装置において、
前記出力調整部は、前記吸気通路に設けられたスロットルバルブのバルブ開度を閉弁側に変更することによって、前記増量実行部による過給圧の上昇に伴う前記エンジンの出力トルクの上昇を抑制することを特徴とするエンジンの制御装置。 - 請求項1又は請求項2のいずれか1つに記載のエンジンの制御装置において、
前記増量要求部は、外気圧が所定の基準圧力よりも大きいときに、前記パージガスの流量の増加が必要であると判定することを特徴とするエンジンの制御装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載のエンジンの制御装置において、
前記増量要求部は、前記燃料タンク内の温度、又は、該燃料タンク内の温度に関連する温度が所定の基準温度よりも大きいときに、前記パージガスの流量の増加が必要であると判定することを特徴とするエンジンの制御装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか1つに記載のエンジンの制御装置において、
前記ターボ過給機のタービンを迂回させるバイパス通路と、
前記バイパス通路を流れる排気の流量を制御するウェイストゲートバルブと、
前記エンジンの運転状態に基づいて取得される前記エンジンの目標出力トルクを実現するために必要となる、前記ターボ過給機の目標過給圧を設定する目標過給圧設定部と、
前記目標過給圧を実現するために必要となる目標ウェイストゲートバルブ開度を設定すると共に、前記目標ウェイストゲートバルブ開度を実現するように、前記ウェイストゲートバルブのバルブ開度を制御するウェイストゲートバルブ制御部とを備え、
前記増量実行部は、前記パージ増量制御においては、前記目標過給圧設定部により設定された前記目標過給圧以上の過給圧を目標値として設定することによって、過給圧を上昇させることを特徴とするエンジンの制御装置。
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