JP2017031824A - ブローバイガス還流装置 - Google Patents

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雅也 田川
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Abstract

【課題】PCVバルブの計量孔の内周面及び弁体の計量面に堆積したデポジットを除去し、ブローバイガスの流量低下又は流路閉塞を防止する。【解決手段】ブローバイガス管55aと、PCVバルブ54と、負圧発生部(エゼクタ66、分流路67及び制御バルブ71)と、制御部100とを備える。ブローバイガス管は、吸気管31と内燃機関10のシリンダヘッド24内部を連通する。PCVバルブは、ブローバイガス管に介装される。負圧発生部は、PCVバルブと吸気管との間に介装されるとともに、ブローバイガス管であってPCVバルブよりも下流側において負圧を発生させることが可能である。制御部は、PCVバルブの弁体の計量面に堆積したスラッジ及び/又はデポジットを除去すべきと判定したときに負圧発生部によって負圧を発生させるように構成される。【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関のクランクケース内に漏出したブローバイガスを同内燃機関の吸気通路に還流させるブローバイガス通路と同ブローバイガス通路を流れるブローバイガスの流量を調整する流量制御弁とを備えたブローバイガス還流装置に関する。
従来から、自動車等の内燃機関においてクランクケース内に漏出するブローバイガスを吸気系統(吸気通路)に還流させるためのブローバイガス還流装置が普及している。ブローバイガスは、内燃機関のクランクケース内と吸気通路とを連通するブローバイガス通路を介して還流される(例えば、特許文献1を参照。)。ブローバイガスは、未燃燃料(HC)、パティキュレートマター(PM)、オイルミスト及び水分等を含んでいる。この成分のうち、複数のパティキュレートマターはオイルミストに取り込まれてオイルミスト粒子となる。このオイルミスト粒子がブローバイガス通路の内壁面に付着すると、スラッジ又はデポジット(以下、単に「デポジット」とも称呼する。)として経時的に堆積することが知られている。
ブローバイガス通路に介装され、ブローバイガスの流量を調整する流量制御弁であるPCV(Positive Crankcase Ventilation)バルブにおいて、「PCVバルブのケース内壁面」及び「ケース内に収容される弁体」にデポジットが堆積すると、PCVバルブ内のガス通過断面積が小さくなる。特に、PCVバルブのケース内に設けられた計量孔の孔壁面と弁体の先端側部分の側面に設けられたテーパ状の計量面とによって形成されるオリフィスにデポジットが堆積すると、ブローバイガスの流量が減少する虞がある。更に、デポジットの堆積量が増加していくと、PCVバルブのケース内壁面と弁体とが固着してブローバイガス通路が閉塞される虞もある。
特開2012−246908号公報
本発明は上記問題に対処するために為されたものである。即ち、本発明の目的の一つは、PCVバルブの計量孔の孔壁面及び弁体の計量面に堆積したスラッジ及び/又はデポジットを除去し、ブローバイガスの流量低下又は流路閉塞を防止し得る装置を提供することにある。
発明者は、上記問題を解決するために上記問題の発生原因等について検討したところ、次に述べる知見を得た。
・流量制御弁(例えば、PCVバルブ)の弁体は、「機関回転速度が所定の範囲(アイドリング時の回転速度以上、且つ、PCVバルブのバネマス系の有する固有振動数以下)にあり、更に、吸気管(PCVバルブの下流側)に負圧が発生しているとき」、軸方向(進退方向)に移動するだけでなく、軸回りの回転を伴って軸と垂直な方向に振動をする。
・このとき、PCVバルブの弁体の計量面に堆積したスラッジ及び/又はデポジットは、計量面とケースの内壁との干渉によって掻き落とされる。
・「機関回転速度が所定の範囲にあるとき」において、吸気管負圧が大きいほど、計量面に堆積したスラッジ及び/又はデポジットが掻き落とされる範囲が広い。
このような知見に基づいてなされた本発明のブローバイガス還流装置(以下、「本発明装置」とも称呼する。)は、ブローバイガス通路部と、流量制御弁と、負圧発生部と、制御部とを備える。
前記ブローバイガス通路部は、内燃機関のクランクケース内に漏出したブローバイガスを流通させて同内燃機関の吸気通路に還流させるように同吸気通路を構成する部材に接続される。
前記流量制御弁は、前記ブローバイガス通路部に介装されるとともに同ブローバイガス通路部に流れる前記ブローバイガスの流量を制御する。
前記流量制御弁は、前記ブローバイガスを流通させる流体通路を構成する略円筒状のケースと、略円錐台形状を有する弁体であって、前記ケースの内部において同ケースの軸方向に往復動可能となるように同ケース内に同ケースと軸方向が一致させられ且つその先端側が前記ブローバイガス通路部の下流側に向けられて収容され、且つ、前記ケースの内側に設けられた計量孔の孔壁面と前記弁体の先端側部分の側面である計量面とによってオリフィスが形成される弁体と、前記弁体を前記ケース内において前記ブローバイガス通路部の上流側へ付勢するスプリングと、を備える。
更に、前記流量制御弁は、前記弁体の前記先端側と反対側の基部と前記ケースに設けられたシート部とが当接することにより前記流体通路を閉じ、前記ブローバイガス通路部の前記流量制御弁よりも下流側の圧力が前記ブローバイガス通路部の前記流量制御弁よりも上流側の圧力に対して所定圧力以上小さくなる差圧発生時には前記弁体が前記ブローバイガス通路部の下流側に移動することにより前記弁体の基部と前記ケースの前記シート部とが離間し前記流体通路を開くとともに、前記弁体の移動量に応じて前記オリフィスの通路断面積が変化させられるように構成されている。
前記負圧発生部は、前記ブローバイガス通路部であって前記流量制御弁と前記吸気通路を構成する部材との間に配設されるとともに大気圧よりも低い圧力である負圧を発生可能となっている。
前記制御部は、前記内燃機関の機関回転速度が所定値以下であって前記計量面に堆積したスラッジ及び/又はデポジットを除去すべきと判定したときに前記負圧発生部に前記負圧を発生させるように構成される。
「内燃機関の機関回転速度が所定値以下」とは、流量制御弁を構成するバネマス系(弁体及びスプリング)の固有振動数に相当する機関回転速度以下を意味する。「スラッジ及び/又はデポジットを除去すべきと判定したとき」とは、流量制御弁の計量孔の内周面及び弁体の計量面に堆積したスラッジ及び/又はデポジットによって、車両の運転に影響を及ぼすようなブローバイガスの流量低下が起こる虞があるときである。例えば、車両の走行距離、車両の走行時間及び機関の運転状態から推定されるスラッジ及び/又はデポジットの堆積量が所定値を超えたとき等がこれに相当する。
即ち、本発明装置によれば、「内燃機関の機関回転速度が所定値以下であってスラッジ及び/又はデポジットを除去すべきと判定したとき」に負圧発生部に負圧を発生させることにより、流量制御弁の弁体は、軸方向に前進(ブローバイガス通路部の下流側に移動)し、且つ、流量制御弁の軸回りの回転を伴って軸と垂直方向に振動する。これにより、流量制御弁の計量孔と弁体の計量面とが互いに干渉し合う。従って、本発明装置は、流量制御弁の計量孔及び弁体の計量面に堆積したスラッジ及び/又はデポジットを除去し、ブローバイガスの流量低下又は流路閉塞を防止することができる。
図1は、本発明の実施形態に係るブローバイガス還流装置及びそのブローバイガス還流装置が適用される内燃機関の概略図である。 図2は、図1に示したPCVバルブの断面図である。 図3は、図1に示したエゼクタの断面図である。 図4は、本発明の実施形態に係るブローバイガス還流装置が適用される内燃機関の機関回転速度に対する吸気管負圧の変化及び弁体の振動領域を示した図である。 図5は、PCVバルブの弁体の動きについての模式図である。 図6は、図1に示したブローバイガス還流装置のCPUが実行する「自己洗浄ルーチン」を示したフローチャートである。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態に係るブローバイガス還流装置(以下、「本還流装置」と称呼する。)について説明する。
(構成)
本還流装置は、図1に示した内燃機関10に適用される。機関10は、火花点火式の4サイクル・ピストン往復動型・直列4気筒・ガソリン内燃機関である。機関10は、機関本体部20、吸気系統30及び排気系統40を含んでいる。
機関本体部20は、クランクケース21、クランクシャフト22、シリンダブロック23、ピストン23c、コネクティングロッド23e、シリンダヘッド24、吸気弁25、排気弁26、燃料噴射弁27及び点火装置28を含んでいる。
クランクケース21は、クランクシャフト22を回転可能に支持している。以下、クランクケース21は、オイルパンOPとともに、クランクケース室21aを構成している。
シリンダブロック23は、クランクケース21の上方においてクランクケース21に固定されている。シリンダブロック23は、アルミニウム製であって、中空円筒状のシリンダ(シリンダボア)23aを複数個(4気筒分、即ち4つ)備えている。シリンダ23aの内周には鋳鉄製のシリンダライナ23bが嵌入されている。
シリンダ23aにはピストン23cが収容されている。ピストン23cは略円筒形であり、側面に複数のピストンリング23dを備えている。ピストン23cは、コネクティングロッド23eによってクランクシャフト22に連結されている。ピストン23cの上面(頂面)はシリンダライナ23bの内壁面及びシリンダヘッド24の下面とともに燃焼室CCを形成している。
シリンダヘッド24は、シリンダブロック23の上方においてシリンダブロック23に固定されている。シリンダヘッド24には、燃焼室CCに連通する吸気ポートIP及び燃焼室CCに連通する排気ポートEPが形成されている。吸気ポートIPは吸気弁25により開閉される。排気ポートEPは排気弁26により開閉される。シリンダヘッド24はシリンダヘッドカバー24cにより覆われている。シリンダヘッド24内には、燃料噴射弁27及び点火装置28が備えられている。
機関10の吸気行程において、吸気弁25が開弁すると、燃料噴射弁27から噴射された燃料と吸気との混合気が吸気ポートIPから燃焼室CCに導入される。その後、圧縮行程にて点火装置28により混合気が点火され混合気が爆発したとき、ピストンリング23dとシリンダライナ23bとの間に間隙があると、未燃燃料を含む燃焼ガスがその間隙からクランクケース室21bに漏出する。この漏出ガスが「ブローバイガス」と称呼されている。ブローバイガスには、未燃燃料の他に多量の水分が含まれており、潤滑油を主成分とするオイルミスト及び煤等も含まれている。
吸気系統30は、吸気管31、エアフィルタ32、スロットルバルブ33及びサージタンク34を含んでいる。
吸気管31は、吸気ポートIPと接続されている。従って、吸気管31、サージタンク34及び吸気ポートIPは吸気通路を構成している。吸気管31は、「吸気通路を構成する部材」である。スロットルバルブ33は、機関10へ供給される吸気の量を調整するために設けられている。吸気は図1の矢印A1の向きに流通する。
サージタンク34は、吸気管31の途中であってスロットルバルブ33の吸気下流側に設けられている。サージタンク34は、「吸気通路を構成する部材」である。スロットルバルブ33の開度が比較的低いとき(例えば、車両の減速時及びアイドリング時)、サージタンク34内の圧力はスロットルバルブ33よりも上流側の吸気管31における圧力(大気圧)よりも低くなる。このような状態は「吸気負圧」状態と称呼される。
排気系統40は、排気管41及び触媒装置42を含んでいる。排気管41は排気ポートEPと接続されている。従って、排気管41及び排気ポートEPは排気通路を構成している。
ブローバイガス還流装置50は、第1ガス通路部51、第2ガス通路部52、第3ガス通路部53、PCVバルブ54、第4ガス通路部55を含む。
第1ガス通路部51は、機関10本体の外部に設けられたガス管51aによって構成されている。第1ガス通路部51の一端はシリンダヘッドカバー24cに接続されている。第1ガス通路部51の他端はスロットルバルブ33よりも吸気上流側の吸気管31に接続されている。
第2ガス通路部52はシリンダヘッド24内に形成されている。従って、第2ガス通路部52は、第1ガス通路部51を通して吸気管31のスロットルバルブ33よりも吸気上流側と連通されている。更に、第2ガス通路部52は、シリンダヘッド24内の所定の経路を通り、PCVバルブ54に接続されている。
第3ガス通路部53はシリンダブロック23内に形成されている。第3ガス通路部53はシリンダヘッド24内の第2ガス通路部52とクランクケース室21aとを連通している。
PCVバルブ54は、逆止弁型の「流量制御弁」であり、その一端はシリンダヘッド24の開口部に取り付けられている。PCVバルブ54の他端は、後述の第4ガス通路部55を構成するブローバイガス管55aと接続している。即ち、PCVバルブ54は、第4ガス通路部55に介装される。PCVバルブ54は、後述するように第4ガス通路部55を流れるブローバイガスの流量を制御する。
次に、PCVバルブ54の軸方向の断面図である図2を参照して、PCVバルブ54の構成について説明する。PCVバルブ54は、ケース2、弁体3、スプリング4及びクッションスプリング5を備える。
ケース2は、樹脂製でありその形状は略中空円筒状である。ケース2は、軸方向(図2において左右方向)にブローバイガスを流通させる流体通路(以下、「ガス通路」とも称呼する。)6を構成する。ケース2の後端部(図2において右端部)には、径方向内方へ張り出した円環状のシート部7が形成されている。シート部7の中空孔部は、ガス通路6の入口6aになっている。ケース2の前端開口部(図2において左端部)は、ガス通路6の出口6bになっている。
ケース2の軸方向の中央部には、径方向内方へ張り出した円環状の張出壁8が形成されている。張出壁8は、ガス通路6を入口6a側、即ち、上流側の通路部6cと、出口6b側、即ち、下流側の通路部6dと、に区画している。張出壁8により形成される中空孔は「計量孔6e」と称呼される。即ち、計量孔6eは上流側の通路部6cと下流側の通路部6dとを連通する。なお、ケース2の後端部は、シリンダヘッドカバー24cに接続されており、ケース2の前端部は、第4ガス通路部55を構成するブローバイガス管55aの一端に接続されている。
弁体3は金属でできている。弁体3は略円錐台形状を有する。弁体3の先端側(ケース2の前端部側)部分の側面には先細りのなだらかなテーパ状をなす計量面3aが形成されている。弁体3はガス通路6における上流側の通路部6bから計量孔6e内にケース2と軸方向が一致するように挿通されている。即ち、ケース2の内部において弁体3はその先端側がブローバイガス管55aの下流側(下流側の通路部6d側)に向けられて収容されている。張出壁8の内周面8aは、計量孔6eの孔壁面となっている。計量孔6eの孔壁面8aと弁体3の計量面3aとにより形成される領域はオリフィス(計量部)9と称呼される。
従って、弁体3がケース2の軸方向に後退(図2において右方向へ移動)するに従ってオリフィス9の有効開口面積、即ち、通路断面積が増大する。反対に、弁体3がケース2の軸方向に前進(図2において左方向へ移動)するに従ってオリフィス9の通路断面積が減少する。
弁体3の後端部には弁体3の後端部から径方向外方へ張り出した円環板状のガイドフランジ3bが備えられる。ガイドフランジ3bは「基部」とも称呼される。ガイドフランジ3bはガイド壁面2aと摺動接触可能となっている。なお、ガイドフランジ3bの外周部には、ブローバイガスの通過を許容する1又は2以上の切欠きが形成されている。
スプリング4は、圧縮コイルスプリングである。スプリング4は、弁体3に嵌合されている。即ち、スプリング4は、ケース2と弁体3との間に介装されている。スプリング4の後端部は、弁体3のガイドフランジ3bに係止されている。スプリング4の前端部は、張出壁8に係止されている。スプリング4は、常に弁体3を後退方向(図2において右方向、ブローバイガス管55aの上流側)、即ち、オリフィス9の通路断面積が増大する方向へ付勢している。なお、弁体3の最後退位置においてガイドフランジ3bはケース2のシート部7と当接し、PCVバルブ54を閉止する。つまり、ブローバイガスの流通経路が遮断される。
クッションスプリング5は、コイルスプリングである。クッションスプリング5により、弁体3は最前進位置へ前進したとき弾性的に受け止められる。
(PCVバルブの作動)
ケース2内のガス通路6の下流側の通路部6dの圧力が、上流側の通路部6cの圧力に対して所定圧力以上小さくなる差圧発生時(即ち、負圧発生時)には、弁体3が下流側の通路部6d側に移動することによりガイドフランジ3bとシート部7とが離間し、ガス通路6が開かれる。即ち、ブローバイガスは入口6aから上流側の通路部6c内に流入し、計量孔6e及び下流側の通路部6dを通って出口6bから流出する。このとき、上流側の通路部6cの上流側圧力と下流側の通路部6dの下流側圧力(スプリング4の付勢力を含む)との差圧に応じて、弁体3が進退(前進又は後退)する。弁体3の進退する位置によってガス通路6を通過するブローバイガスの流量が制御(計量)される。
例えば、下流側圧力が上流側圧力よりもスプリング4の付勢力以上小さくなったとき、弁体3がスプリング4の付勢力に抗して前進することによりオリフィス9の通路断面積が減少する。上流側圧力と下流側圧力との差圧が小さくなると、弁体3がスプリング4の付勢力により後退させられることによりオリフィス9の通路断面積が増加する。このように、PCVバルブ54は、弁体3の軸方向の進退によってオリフィス9の通路断面積が変化することによりブローバイガス管55aに流れるブローバイガスの流量を制御することができる。
再び、図1を参照すると、車両は、更に、ブレーキ装置60を備えている。ブレーキ装置60は、ブレーキブースタ61、ブレーキペダル62、マスタシリンダ63、吸気負圧管64、第1チェックバルブ65、エゼクタ66、分流路67、エゼクタ負圧管68、第2チェックバルブ69及び制御バルブ71を含む。
ブレーキブースタ61は、スロットルバルブ33よりも下流側の吸気管31と接続され、吸気管31に発生する負圧を用いてブレーキペダル62の踏力を倍力する。ブレーキブースタ61は、負圧を蓄える定圧室と、大気圧が加わる変圧室とを有する。運転者によりブレーキペダル62が操作されていないとき、定圧室と変圧室とは連通し、且つ、変圧室は大気圧から隔絶されている。ブレーキペダル62が操作されると、定圧室と変圧室との連通路が遮断され、且つ、変圧室に大気が導入される。その結果、定圧室と変圧室との間に圧力差が生じる。この圧力差が、ブレーキペダル62の踏力を倍力する制御圧力となる。ブレーキブースタ61により増幅されたブレーキ踏力は、マスタシリンダ63において液圧力に変換され、図示しない液圧回路を介して図示しないブレーキキャリパ及びホイールシリンダ等に伝達される。
吸気負圧管64は、スロットルバルブ33よりも下流側の吸気管31とブレーキブースタ61の定圧室とを連通する。吸気負圧管64の経路中には、第1チェックバルブ65が介装される。第1チェックバルブ65は、負圧を定圧室内に留めるとともに定圧室に正圧が加わることを防止する。
エゼクタ66は、吸気管31であってスロットルバルブ33よりも吸気上流側から枝分かれした分流路67中に介装される。エゼクタ66は、分流路67を通過する吸気の流速を高めて負圧を発生させる周知のベンチュリ管である。分流路67は、吸気管31であってスロットルバルブ33よりも吸気上流側とスロットルバルブ33よりも吸気下流側とを接続するバイパス通路である。分流路67により、吸気の一部は吸気管31であってスロットルバルブ33の上流側から分流し、スロットルバルブ33を迂回して、スロットルバルブ33よりも吸気下流側にて吸気管31と合流するようになっている。
図3に示したように、エゼクタ66は、吸気管31であってスロットルバルブ33よりも上流側に接続するエゼクタ入口66a、エゼクタ入口66a側のノズル66b、スロットルバルブ33の下流側に接続するエゼクタ出口66c、エゼクタ出口66c側のディフューザ66d及びノズル66bとディフューザ66dとの間に介在する減圧室66eを備える。エゼクタ入口66aの圧力がエゼクタ出口66cの圧力よりも高いとき、ノズル66bからディフューザ66dに向けて空気が噴出される。このとき、ノズル66bにおける吸気の流速よりもディフューザ66dにおける吸気の流速が高くなり、その結果、減圧室66eに負圧が発生する。
エゼクタ負圧管68は、減圧室66eとブレーキブースタ61とを連通している。エゼクタ負圧管68には、第2チェックバルブ69が介装される。第2チェックバルブ69は、負圧を低圧室内に留め、ブレーキブースタ61の定圧室に正圧が加わることを防止する。
分流路67であってエゼクタ66よりも吸気上流側には、分流路67の流通又は閉鎖が可能な制御バルブ71が介装される。制御バルブ71は、後述する電子制御装置(制御部)100の指示信号(開弁の指示又は閉弁の指示)に基づいて開閉される。制御バルブ71は、開弁状態にあるとき、吸気管31から分流路67へ吸気が導入され、エゼクタ66が作動する。即ち、エゼクタ66の減圧室66eに負圧が発生する。制御バルブ71は、閉弁状態にあるとき、吸気管31から分流路67への吸気が遮断され、エゼクタ66は作動しない。
ブローバイガス管55aは、エゼクタ負圧管68であってエゼクタ66と第2チェックバルブ69との間に接続している。このように、エゼクタ66、分流路67及び制御バルブ71により「負圧発生部」が構成される。このように負圧発生部は、PCVバルブ54と吸気管31との間に配設されるとともに、ブローバイガス管55aであってPCVバルブ54よりも下流側において大気圧よりも低い圧力である負圧を発生することができる。
以上の構成において、制御バルブ71が閉弁しており、サージタンク34内に吸気負圧(以下、単に「負圧」とも称呼する。)が発生している場合には、シリンダヘッド24内の圧力は、サージタンク34内の圧力より高くなっている。よって、これらの差圧が所定値(スプリング4の付勢力)よりも大きい場合、PCVバルブ54が開弁する。
このとき、燃焼室CCからクランクケース室21aに漏出したブローバイガスは、図1中の矢印A2の向きに従って第3ガス通路部53、第2ガス通路部52、PCVバルブ54、第4ガス通路部55、エゼクタ負圧管68、エゼクタ66及び分流路67を通って吸気管31へと還流させられる。これと同時に、クランクケース室21aには、図1の矢印A3で示したように、第1ガス通路部51、第2ガス通路部52及び第3ガス通路部53を通って吸気管31であってスロットルバルブ33よりも吸気上流側から吸気が流れ込む。
なお、第1ガス通路部51及び/又は第4ガス通路部55には、ブローバイガスに含まれるオイルミスト及び煤等を分離除去するオイルキャッチタンクが設けられてもよい。
車両は、更に、電子制御装置(ECU)100を搭載している。ECU100は、周知のマイクロコンピュータを含む電子回路であり、CPU、ROM、RAM、バックアップRAM(スタティックRAM又は不揮発性メモリ)及びインタフェース等を含む。
ECU100は、燃料噴射弁27、点火装置28及び制御バルブ71等と電気的に接続されている。ECU100は、燃料噴射弁27、点火装置28及び制御バルブ71の動作を制御するための制御信号をそれらに送信する。即ち、ECU100は、負圧発生部(エゼクタ66、分流路67及び制御バルブ71)に発生させる負圧の量を制御することができる。
(作用)
次に、図4及び図5を参照しながらPCVバルブ54における「スラッジ及び/又はデポジットの除去」の作用について説明する。
前述したように、PCVバルブ54の弁体3はPCVバルブ54の上流側圧力と下流側圧力との差(即ち、負圧)の大きさに応じて軸方向に進退する。このとき、弁体3は、後述の条件が成立するときには、径方向の振動及び軸回りの回転の動作を伴って進退するようになる。図4には、弁体3が振動及び回転する条件及び「本還流装置」を適用した内燃機関の回転速度に対する吸気管負圧の変化特性及びPCVバルブの弁体が振動及び回転の動作を伴って進退する領域が示される。図4において、縦軸は吸気管負圧(kPa)を表しており、上方に向かうほど吸気管負圧は小さくなる。横軸は機関回転速度(rpm)を表しており、右方に向かうほど機関回転速度は高くなる。なお、吸気管負圧は「NP」とも、機関回転速度は「NE」とも称呼する。
図4に示した曲線Nは、機関回転速度に対する吸気管負圧の変化特性を示した曲線である。曲線Nは「機関回転速度−吸気管負圧曲線」とも称呼される。機関回転速度−吸気管負圧曲線Nは、機関回転速度NEがNE0のとき大きな吸気管負圧となる。機関回転速度NEがNE0にある状態とは、例えば、機関がアイドリング状態にあるときである。図4から理解されるように、運転者がアクセルペダルの踏込み操作を行い、スロットルバルブ33が開弁すると、機関回転速度の上昇とともに吸気管負圧は機関回転速度−吸気管負圧曲線Nに沿って徐々に小さくなる。
なお、図4に示した領域Rは、機関10が一部の特殊な運転条件において運転される場合の動作点の集合である。「一部の特殊な運転条件」とは、例えば、機関回転中に燃料噴射を行わないいわゆるフューエルカット状態が挙げられる。フューエルカット中は、機関回転速度NEが高くなっているにもかかわらず、スロットルバルブ33は閉じた状態であるので、吸気管負圧NPは曲線N上から逸れて大きくなる。
図4に示した領域Vは、弁体3が径方向の振動及び軸回りの回転動作を伴う領域を表している。図4から理解されるように、弁体3が振動及び回転動作を伴って進退する条件は、機関回転速度NEが所定値NE1よりも低い場合である。以下、所定値NE1は「弁体可振上限速度」とも称呼される。なお、弁体可振上限速度NE1は、主にPCVバルブ54の備える弁体3の重量及びスプリング4のばね定数(いわゆるバネマス系)によって決定される。一般的に、弁体3の重量が小さいほど、或いは、スプリング4のばね定数の値が大きいほど、弁体可振上限速度NE1は高回転側に移動する。
図4に示した領域Zは、領域Rと領域Vとが重なり合った領域である。即ち、機関10に備えられた弁体3は、機関回転速度NE及び吸気管負圧NPがともに領域Z内にあるときに、振動及び回転動作を伴ってケース2内を軸方向に移動する。この際に、弁体3の計量面3aと計量孔6eの内壁面8aとが接触して計量面3a及び内壁面8aに堆積したスラッジ及び/又はデポジットが掻き落とされ、計量面3a及び内壁面8aが洗浄される。このように、機関10の運転条件が領域Zの範囲にあると、弁体3が自動的に振動及び回転動作を開始し、弁体3の振動及び回転動作によって計量面3a及び内壁面8aが洗浄されるので、領域Zは「自己洗浄領域Z」とも称呼される。
発明者は、種々の実験により自己洗浄領域Zにおいて、「吸気管負圧NPが大きいほど弁体3の振動の変化度合いが大きくなる」という知見を得た。更に、その結果として、「吸気管負圧NPが大きいとき、弁体3の計量面3aに堆積したスラッジ及び/又はデポジットが計量面3a全体に亘って除去される」ことが判明した。即ち、「弁体3の計量面3aに堆積したスラッジ及び/又はデポジットを除去すべきとき」に吸気管負圧NPを大きくすることは、弁体3の計量面3aに堆積したスラッジ及び/又はデポジットを除去する目的を達成するのに有効である。
以下、図5を参照しながら、弁体3の計量面3aに堆積したスラッジ及び/又はデポジットが除去される原理について説明する。図5には、機関10の運転条件が自己洗浄領域ZにあるときのPCVバルブ54の軸方向の断面図が示される。
機関回転速度NEが図4に示したNE2であるとすると、このときの吸気管負圧NPは曲線N上の動作点P1のY座標であるNP1となる。吸気管負圧NP1は比較的小さい。よって、弁体3の前進する量は比較的小さく、弁体3が軸回りの回転を伴って振動すると、図5(A)に示したように、弁体3の計量面3aであって弁体3の先端部に近い側が計量孔6eの内壁面8aと干渉する。その結果、計量面3aの弁体先端側及び内壁面8aに堆積したスラッジ及び/又はデポジットが掻き落とされる。
エゼクタ66、分流路67及び制御バルブ71により構成される負圧発生部を用いて負圧を強制的に大きくしたとき、動作点は、「機関回転速度−吸気管負圧曲線N」上の動作点P1から逸れて動作点P2へと移動する。このときの吸気管負圧NP2は比較的大きい。よって、弁体3の前進する量は比較的大きく、弁体3が軸回りの回転を伴って振動すると、図5(B)に示したように、弁体3の計量面3aであって弁体3の後端部に近い側が計量孔6eの内壁面8aと干渉する。その結果、計量面3aであって弁体3の後端部に近い側及び計量孔6eの内壁面8aに堆積したスラッジ及び/又はデポジットが掻き落とされる。
前述したように、動作点がP2にあるときは、動作点がP1にあるときよりも弁体3の振動及び回転の動作の変化の度合いが大きい。その結果として、計量面3aであって弁体3の後端部に近い側だけでなく、計量面3aの広い範囲に亘って堆積したスラッジ及び/又はデポジットが掻き落とされることが判明した。この原因の発生メカニズムは定かではないが、吸気脈動によってPCVバルブ54の出口6bの圧力が周期的に変動することに伴って、弁体3が軸方向にも変位していると考えられている。以下、機関回転速度NEが所定値NE1以下であるときに負圧発生部を用いて負圧を強制的に大きくすることにより、弁体3の計量面3a及び計量孔6eの内壁面8aに堆積したスラッジ及び/又はデポジットを掻き落とすことを「自己洗浄」と称呼する。
(ECUの作動)
本還流装置におけるECU100の実際の作動について説明する。ECU100は、前回実行した「自己洗浄」からの積算走行距離Lが規定値L0を超えた後であって機関回転速度NEが所定値NE1以下の条件を満たしているときに新たな「自己洗浄」を実行するようになっている。以下、積算走行距離Lが規定値L0を超えており、且つ、機関回転速度NEが所定値NE1以下の条件を満たしていると仮定して説明する。
ECU100のCPUは、所定時間が経過する毎に図6にフローチャートにより示した「自己洗浄ルーチン」を実行するようになっている。従って、CPUは適当なタイミングにて図6のステップ600から処理を開始し、ステップ610に進んで機関回転速度NEが所定値NE1以下であるか否かを判定する。
前述の仮定によれば、機関回転速度NEは所定値NE1以下である。よって、CPUはステップ610にて「Yes」と判定してステップ620に進み、自己洗浄すべきであるか否かを判定する。現時点において、前回実行した「自己洗浄」からの積算走行距離Lが規定値L0を超えている。よって、CPUはステップ620にて「Yes」と判定してステップ630に進み、制御バルブ71を一定時間開弁してエゼクタ66により負圧を発生させ、ステップ695に進んで本ルーチンを一旦終了する。
なお、機関回転速度NEが所定値NE1よりも大きい場合及び前回の「自己洗浄」からの積算走行距離Lが規定値L0に満たない場合は、それぞれステップ610及びステップ620にて「No」と判定してステップ695に直接進んで本ルーチンを一旦終了する。
なお、自己洗浄実行中において、予め定められた自己洗浄時間が経過しないうちに機関回転速度NEが所定値NE1を超えた場合、ECU100は、自己洗浄を中断し、機関回転速度NEが再び所定値NE1以下となったときに、自己洗浄を再開するように構成されてもよい。
このように、ECU(制御部)100は、機関10の機関回転速度NEが所定値NE1以下であって、弁体3の計量面3aに堆積したスラッジ及び/又はデポジットを除去すべきときに負圧発生部に負圧を発生させるように構成されている。
本発明は上記実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。
本還流装置は、「負圧発生部」としてブレーキ動力倍力装置用のエゼクタ66を利用していたが、このブレーキ動力倍力装置用のエゼクタ66ではなく、新たに別のエゼクタを設けてこれを用いてもよい。本還流装置は「負圧発生部」としてエゼクタの代わりに、バキュームポンプを利用してもよい。
本還流装置のECU100は、所定の積算走行距離L0毎に「自己洗浄」を実行するように構成されていたが、ECU100は、イグニッション・キー・スイッチがオフからオンに操作された後、機関回転速度NEが所定値NE1以下の条件を満たしているときに新たな「自己洗浄」を実行するように構成されてもよい。
更に、本還流装置のECU100は、所定の積算時間T0毎に「自己洗浄」を実行するように構成されてもよいし、前回実行した「自己洗浄」後から起算した機関回転数NE及び負荷トルクKL等から推定されるスラッジ及び/又はデポジットの堆積量が所定の閾値を超えたときに「自己洗浄」を実行するように構成されてもよい。
なお、本還流装置が適用される機関は、他の形式の機関(例えば、ディーゼル機関)であってもよい。
10…内燃機関(機関)、21…クランクケース、21a…クランクケース室、24…シリンダヘッド、31…吸気管、33…スロットルバルブ、34…サージタンク、54…PCVバルブ、55…第4ガス通路部、55a…ブローバイガス管、66…エゼクタ、67…分流路、68…エゼクタ負圧管路、71…制御バルブ。

Claims (1)

  1. 内燃機関のクランクケース内に漏出したブローバイガスを流通させて同内燃機関の吸気通路に還流させるように同吸気通路を構成する部材に接続されたブローバイガス通路部と、
    前記ブローバイガス通路部に介装されるとともに同ブローバイガス通路部に流れる前記ブローバイガスの流量を制御する流量制御弁と、
    を備え、
    前記流量制御弁は、
    前記ブローバイガスを流通させる流体通路を構成する略円筒状のケースと、略円錐台形状を有する弁体であって、前記ケースの内部において同ケースの軸方向に往復動可能となるように同ケース内に同ケースと軸方向が一致させられ且つその先端側が前記ブローバイガス通路部の下流側に向けられて収容され、且つ、前記ケースの内側に設けられた計量孔の孔壁面と前記弁体の先端側部分の側面である計量面とによってオリフィスが形成される弁体と、前記弁体を前記ケース内において前記ブローバイガス通路部の上流側へ付勢するスプリングと、を備え、前記弁体の前記先端側と反対側の基部と前記ケースに設けられたシート部とが当接することにより前記流体通路を閉じ、前記ブローバイガス通路部の前記流量制御弁よりも下流側の圧力が前記ブローバイガス通路部の前記流量制御弁よりも上流側の圧力に対して所定圧力以上小さくなる差圧発生時には前記弁体が前記ブローバイガス通路部の下流側に移動することにより前記弁体の基部と前記ケースの前記シート部とが離間し前記流体通路を開くとともに、前記弁体の移動量に応じて前記オリフィスの通路断面積が変化させられるように構成された、ブローバイガス還流装置であって、
    前記ブローバイガス通路部であって前記流量制御弁と前記吸気通路を構成する部材との間に配設されるとともに大気圧よりも低い圧力である負圧を発生可能な負圧発生部と、
    前記内燃機関の機関回転速度が所定値以下であって前記計量面に堆積したスラッジ及び/又はデポジットを除去すべきと判定したときに前記負圧発生部に前記負圧を発生させる制御部と、
    を備えたブローバイガス還流装置。

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