JP2017031708A - ドア作動制御装置 - Google Patents

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剛道 石川
Takemichi Ishikawa
剛道 石川
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Abstract

【課題】車両のドアを勢いよく作動させてしまう状況を生じ難くすることができるドア作動制御装置を提供する。【解決手段】ドア作動制御装置3は、ドア2が作動するときのドア2の角速度ωを検出する角速度検出部8と、ドア2の開閉作動に負荷をかけて作動の速度を変化させるアクチュエータ9と、角速度検出部8の検出信号Skを基にヒンジ式のドア2の作動を制御する作動制御部11とを備える。作動制御部11は、角速度検出部8の出力から求まるドア作動時の角速度ωを監視し、ドア2が勢いよく作動(本例は開作動)しないようにアクチュエータ9によってドア2に負荷をかけることにより、ドア2の動きを制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両のヒンジ式のドアの作動を制御するドア作動制御装置に関する。
従来、車両に設けられたヒンジ式の車両ドアの開閉作動を制御するドア作動制御装置において、車両ドアを開操作したときに、外部の障害物に接触しないようにする技術が周知である(特許文献1等参照)。特許文献1は、車両に設けたカメラにより、車両の近くにある障害物を検知し、これに接触しないように車両ドアの開角度の限界値を設定する。
特開2009−11483号公報
しかし、車両が坂道などの斜面に停車されている状態下や強風の中で車両ドアを開けたとき、勢いよく車両ドアが開いてしまう可能性があった。この場合、車両ドアの開角度が限界値を超えてしまう懸念があり、車両ドアの開作動を制限できる他の技術の開発ニーズがあった。
本発明の目的は、車両のドアを勢いよく作動させてしまう状況を生じ難くすることができるドア作動制御装置を提供することにある。
前記問題点を解決するドア作動制御装置は、車両に設けられたヒンジ式のドアの作動を制御する構成において、ドア作動時における当該ドアのヒンジ軸回りの回転を検出することにより、当該ドアが作動するときの角速度を検出する角速度検出部と、前記角速度検出部の検出信号を基に、前記ドアが勢いよく作動しないように当該ドアの動きを制御する作動制御部とを備えた。
本構成によれば、ヒンジ式のドアが作動するときの角速度を検出し、その角速度を基にドアが勢いよく作動しないように、ドアの動きを制限する。よって、車両のドアを勢いよく作動させてしまう状況を生じ難くすることが可能となる。
前記ドア作動制御装置において、前記作動制御部は、アクチュエータによって前記ドアの作動に負荷をかけることにより、当該ドアの回転速度を抑えることが好ましい。この構成によれば、アクチュエータを介してドアの作動に負荷をかけるという簡素な制御により、ドアの作動時の勢いを弱く抑えることが可能となる。
前記ドア作動制御装置において、前記ドアの作動は、当該ドアの開作動であり、前記作動制御部は、前記ドアが開作動するとき、当該ドアがゆっくり開くように制御することが好ましい。この構成によれば、ドアの開操作時に、ドアが勢いよく開いてしまう状況を生じ難くすることが可能となる。
前記ドア作動制御装置において、前記角速度検出部は、角速度センサであることが好ましい。この構成によれば、角速度センサという汎用的なセンサを使用して、ドアの作動状態を検出することが可能となる。
本発明によれば、車両のドアを勢いよく作動させてしまう状況を生じ難くすることができる。
一実施形態のドア作動制御装置の構成図。 坂道で前側を下にして停車された車両においてドアが開操作された状態図。 ドアをゆっくり開作動させる際に実行されるフローチャート。
以下、ドア作動制御装置の一実施形態を図1〜図3に従って説明する。
図1に示すように、車両1は、車両1に設けられたヒンジ式のドア2の作動を制御するドア作動制御装置3を備える。本例のドア作動制御装置3は、ドア2の開閉時にドア2が勢いよく開閉作動しないようにドア2の開閉作動を制御するものである。ドア2は、車体に設けられたヒンジ機構4を介して、ヒンジ軸L回りに回転する。ドア2は、運転席ドアが好ましいが、助手席ドアなどの他のドアとしてもよい。また、全席のドア2が制御の対象となっていてもよい。
ドア作動制御装置3は、ドア作動制御装置3の動作を制御するコントローラ7と、ドア2が作動するときのドア2の角速度ωを検出する角速度検出部8と、ドア2の開閉作動に負荷をかけて作動の速度を変化させるアクチュエータ9とを備える。角速度検出部8は、例えば角速度センサからなり、ドア作動時におけるドア2のヒンジ軸L回りの回転を検出することにより、ドア2が作動するときの角速度ωを検出する。コントローラ7は、角速度検出部8から入力する検出信号Skを基にアクチュエータ9を駆動することにより、ドア2の作動速度を制御する。アクチュエータ9は、例えばモータであることが好ましい。
ドア作動制御装置3は、角速度検出部8の検出信号Skを基にヒンジ式のドア2の作動を制御する作動制御部11を備える。作動制御部11は、コントローラ7に設けられる。本例の作動制御部11は、角速度検出部8の検出信号Skを基に、ドア2が勢いよく作動しないようにドア2の動きを制御する。本例において速度制御されるドア2の作動は、ドア2の開作動である。
次に、図2及び図3を用いて、ドア作動制御装置3の動作を説明する。
図2に示すように、車両1が坂道において下る方向を前側にして停車されて、ドア2が開操作されたとする。このとき、ドア2は重力によって勢いよく開こうとする。この場合、ドア2が意図せずに勢いよく開いてしまうと、ヒンジ式のドア2の場合、道路側にドア2が大きく飛び出し、道路の障害物や歩行者に接触する可能性があるので、ドア2の開作動をゆっくりと行うことが望まれる。本例は、このニーズに応える技術である。
図3に、本例のドア作動制御の制御フローチャートを図示する。
ステップ101において、作動制御部11は、例えばドアカーテシ等の検出信号を基に、ドア2の開操作を監視する。作動制御部11は、ドア2が開操作されたことを確認すると、ステップ102に移行する。
ステップ102において、作動制御部11は、角速度検出部8を起動し、角速度検出部8の出力(検出信号Sk)に基づくドア2の作動、すなわちドア2のヒンジ軸L回りの回転の監視を開始する。
ステップ103において、作動制御部11は、角速度検出部8の検出信号Skを基に、ドア2の作動(開作動)に基づく角速度ωの値を取得する。
ステップ104において、作動制御部11は、取得した角速度ωが閾値ωk以上か否かを判定する。このとき、角速度ωが閾値ωk以上であれば、ステップ105に移行する。一方、角速度ωが閾値ωk未満であれば、ステップ103に戻り、角速度ωの値を再取得する。
ステップ105において、作動制御部11は、ドア2をゆっくり作動させるように制御する。例えば、ドア2の開作動の実行中、アクチュエータ9を通じてドア2に開き方向と反対方向の負荷を加えることにより、ドア2がゆっくり開くように制御する。よって、例えば車両1が坂道停車しているときにドア2が開けられても、ドア2が勢いよく道路側に開いてしまうことがない。
本実施形態の構成によれば、以下に記載の効果を得ることができる。
(1)車両1に設けられたヒンジ式のドア2が作動するときの勢いを角速度ωにより検出し、ドア2が勢いよく作動しないようにアクチュエータ9によってドア2の動きを制限する。よって、車両1のドア2を勢いよく作動させてしまう状況を生じ難くすることができる。すなわち、坂道停車等でドア2が荷重等により勢いよく開いてしまうような状況にあっても、ドア2をゆっくりと開けることができる。これにより、ドア2の開作動時に、車外の障害物に接触してしまう状況を回避することができる。
(2)作動制御部11は、アクチュエータ9によってドア2の作動に負荷をかけることにより、ドア2の回転速度を抑える。よって、アクチュエータ9を介してドア2の作動に負荷をかけるという簡素な制御により、ドア2の作動時の勢いを弱く抑えることができる。
(3)勢いを抑える作動の対象は、ドア2の開作動である。よって、ドア2が勢いよく開いてしまう状況を生じ難くすることができる。
(4)角速度検出部8は、角速度センサである。よって、角速度センサという汎用的なセンサを使用して、ドア2の作動状態、すなわちドア2が勢いよく開きそうであるか否かを検出することができる。
なお、実施形態はこれまでに述べた構成に限らず、以下の態様に変更してもよい。
・アクチュエータ9がモータの場合、通常はモータに通電をせず、ドア2の作動に負荷をかけるとき、モータに通電する態様としてもよい。
・アクチュエータ9がモータの場合、例えばPWM制御など、種々のモータ制御を採用可能である。
・アクチュエータ9がモータの場合、例えば車載されたイージークローザーモータを使用してもよい。
・ドア作動時の角速度ωが閾値ωk以上となるとき、例えばドア2を現在位置で保持するようにしてもよい。
・車両1に傾斜センサを設け、同センサの信号も考慮に入れて、制御を実施してもよい。
・ドア2は、運転席ドア以外の他のドアに変更可能である。
・角速度検出部8は、角速度センサに限定されず、例えばカメラとしてもよい。この場合、カメラの撮影画像からドア2の角速度ωを求めて、ドア2をゆっくり作動させる。
・本例のドア作動の制御は、ドア2が閉じるときに、ドア2をゆっくり閉じる制御に応用することも可能である。
・角速度ωが閾値ωk以上となったタイミングでアクチュエータ9によりドア2に負荷をかける制御に限らず、例えば角速度ωに応じた値の負荷を、ドア2に適宜付与するようにしてもよい。
・アクチュエータ9は、モータに限定されず、他の部材に変更可能である。
・アクチュエータ9の取り付け位置は、ドア付近であればどこでもよい。
・ドア2をゆっくり作動させるにあたって、アクチュエータ9をどのように制御するかは、ドア2の作動の勢いを抑えることができれば、種々の方式に適宜変更できる。
・ドア2をゆっくり作動させるにあたり、アクチュエータ9を使用することに限定されず、他の機構を採用することも可能である。
・閾値ωk(判定の基準値)は、固定値に限らず、可変(可変値)としてもよい。この場合、例えば傾斜センサ等によって車体の傾きを検出し、その傾きに応じて閾値ωkを変更する。こうすれば、閾値ωkを最適化することができる。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(イ)前記ドア作動制御装置において、作動制御部は、角速度が閾値以上となったタイミングで、前記アクチュエータによって前記ドアに負荷をかける。この構成によれば、真に必要な状況下でのみ、ドアの作動に負荷をかけることが可能となる。
1…車両、2…ドア、3…ドア作動制御装置、8…角速度検出部、9…アクチュエータ、11…作動制御部、L…ヒンジ軸、ω…角速度、Sk…角速度検出部の検出信号。

Claims (4)

  1. 車両に設けられたヒンジ式のドアの作動を制御するドア作動制御装置において、
    ドア作動時における当該ドアのヒンジ軸回りの回転を検出することにより、当該ドアが作動するときの角速度を検出する角速度検出部と、
    前記角速度検出部の検出信号を基に、前記ドアが勢いよく作動しないように当該ドアの動きを制御する作動制御部と
    を備えたことを特徴とするドア作動制御装置。
  2. 前記作動制御部は、アクチュエータによって前記ドアの作動に負荷をかけることにより、当該ドアの回転速度を抑える
    請求項1に記載のドア作動制御装置。
  3. 前記ドアの作動は、当該ドアの開作動であり、
    前記作動制御部は、前記ドアが開作動するとき、当該ドアがゆっくり開くように制御する
    請求項1又は2に記載のドア作動制御装置。
  4. 前記角速度検出部は、角速度センサである
    請求項1〜3のうちいずれか一項に記載のドア作動制御装置。
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