JP2017030892A - 画像形成装置 - Google Patents

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Atsushi Sato
佐藤  淳
剛史 関川
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Abstract

【課題】装置の高さ寸法を高くすることなく最下部の給紙トレイの収容最大用紙サイズより小さい用紙の用紙ストック量を増やすことを可能とする。
【解決手段】通常の用紙を積載する第一給紙トレイ102に加え、排紙トレイ直下の空きスペースに設けた第二給紙トレイ116に積載された用紙を搬送下流に導く箇所に揺動ガイド板112を設置する。第二給紙トレイ116から給送された用紙は、揺動ガイド板112によって搬送経路を分岐可能で、第一給紙トレイ102に誘導する第一の搬送経路と、第一給紙トレイ102を経由せずに画像形成部109まで搬送する第二の搬送経路とを使い分ける。スペースの有効活用を図り、且つ、重送しやすい平滑性の高い用紙等は第一の搬送経路で分離回数を増やし、先端メクレ等の出やすい厚紙等の用紙は、第二の搬送経路で、最小限の分離回数での搬送を行う。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置の給紙部の構成に関する。
従来の複写機等の画像形成装置では、装置の下部に、積載された用紙を収容する引き出し可能なバンク部を有し、積載された用紙の最上紙にローラが当接し、最上紙に密着して重なった用紙を1枚に分離する分離部を経て、複数のローラ対を有する縦搬送部を通って画像形成部へと搬送され、画像が形成される。画像形成された用紙は、画像形成部の隣に位置する排紙受け部へと排出される。
近年、省スペースでかつ大容量の用紙を積載できる画像形成装置が求められているが、小型複写機に多く見られる構成として、画像形成部と排紙受け部は縦に並んでいる。排紙部の幅方向の所有スペースに対し、画像形成部の幅方向の所有スペースは小型である。画像形成部の隣に何も存在しない空きスペースが存在しており、レイアウト上の有効活用はできていない。
例えば卓上型のコンパクトな複写機またはプリンタにおいては、一般的に装置の構成としては、最下部に給紙部、その上部に画像形成部、更にその上部に排紙部が配置されている。例えば、電子写真複写機におけるトナー画像形成する画像形成部に関しては小型化が図られているが、最下部の給紙部である給紙トレイの収容最大用紙サイズが大きい場合は、その上部に配置されている画像形成部の幅は、収容最大用紙サイズの半分程度で済み、画像形成部の上部に排紙部を配置することから、画像形成部の横側に空間部が発生してしまう。
画像形成部横側の空間部を有効活用する方法として、特許文献1では、画像形成部横側に最下部の給紙トレイの収容最大用紙サイズより小さい用紙サイズ用の給紙トレイを設けて装置の用紙ストック量を増やし、この給紙トレイ用の給紙分離装置と用紙搬送部を設ける画像形成装置が示されている。しかし、この活用方法では、最下部の給紙トレイ用のものと別の給紙分離装置と用紙搬送部を設けているので、小型の画像形成装置としては大幅なコストアップとなってしまう。
最下部の給紙トレイと、その上部に配置されている最下部の給紙トレイの収容最大用紙サイズより小さい用紙サイズ用の給紙トレイの給紙分離装置と用紙搬送部を1箇所に集約する給紙装置は特許文献2に開示されている。しかし、この給紙装置は、2つの給紙トレイを同時に昇降する方式で、昇降装置としては大型でコストが高くなる。また、一般的なオペレータ等が装置の前面に対向して位置する姿勢で給紙等の操作を行なえる、いわゆるフロントローディング方式には対応できないという不具合がある。
従来技術に係る複写機の動作を説明する。
図1において、300は複写機、310は画像形成部、320は排紙搬送部、330は給紙部である。給紙部330は、給紙トレイ331を備えている。
(1)まず、給紙トレイ331に印刷するサイズの用紙Pをセットする。
一般的な小型複写機で給紙トレイを一つしか有していないものでは、一度に一種類の用紙しかセットできず、セットしてある用紙と違うサイズの用紙で印刷を行う際には、一度セットした用紙を取り出し、別サイズの用紙を給紙トレイにセットしなおすか、手差しトレイ等の特殊トレイに用紙をセットするか等、印刷毎にユーザーがセット操作を行う必要があった。
これに対し、特許文献3には、通常の給紙トレイの上方に、搬送下流側に後退した配置で小サイズ用のトレイが配置してあるトレイを開示している。しかしながら、この配置では、固定された搬送経路での通紙しかできないため、分離動作を1回しか行えず、要旨の品質に係る問題は解決できない。
動作説明に戻ると、
(2)まず、積載された用紙上部にピックアップコロを当接させ、給送を開始し、
(3)給送された用紙はフィードコロとフリクションパッド間に進入し、摩擦によるフリクションで、最上紙以外の用紙を分離し、1枚に捌いて縦搬送部へと進入する。
前記(2)で、フィードコロとフリクションパッド間の圧力(以下、分離圧)が高ければ高いほど、用紙にフリクションが強くかかる為、分離性能は向上する。しかし、分離圧を高く設定すると、パッドと紙間の摩擦抵抗が用紙表面にダメージを与え、結果として厚紙通紙時に紙剥けが発生するという問題がある(図2参照)。
これに対して特許文献4では、1回目の分離に加え、有効と無効の切り替え可能な2回目の分離部を有し、また、重送しやすい用紙にのみ2回目の分離手段を有効にする方法で対策を行おうとしている。しかしながらこの方法では、搬送下流に分離部を追加で設けなければならず、用紙の進行方向にスペースが必要である為、幅方向に画像形成装置自体の寸法が拡大してしまうデメリットがある。
また、特許文献5では、第一給紙部、第二給紙部と、2つの給紙トレイを水平に配列し、搬送上流に位置するトレイから通紙する際に、搬送方向で上流側にあるトレイの分離部を経て搬送下流にあるトレイの分離部を通過する、2回分離の手段をとっている。しかしながらこの方法では、トレイを水平に配置しているため、用紙のサイズは画像形成装置内に収まるサイズに限定され、かつ、上流の給紙トレイに積載された用紙は、必ず2回分離部を通過することになる。そのため、用紙への負担が蓄積され、紙剥けや省スペース等の問題は解決できない。
小型中低速の画像形成装置に用いられている分離方式として、一般的に用いられているのが、上述したフリクションパッド方式である。この方式は、円筒状のフィードローラと、板状のフリクションパッドの間に圧力をかけた状態で二部材間に用紙を進入させ、重なった用紙にフリクションをかけて一枚に分離する、最も一般的な摩擦分離方式である。
しかし、用紙種類やサイズや環境条件や使用条件によって給紙の分離品質はバラツキがあり、不送りや重送やスキューなどが発生する。より高い信頼性で給紙分離搬送をすることが求められる。また、クションパッドの欠点として、分離圧を強く設定しすぎると、紙剥けや先端メクレ等用紙へのダメージが発生してしまい、逆に分離圧を弱くした場合は用紙に加わるフリクションが減り、重送が発生し易くなるという問題がある。
本発明は、このような背景に鑑みてなされたものであり、小サイズ機種の用紙積載スペースの課題と、画像形成された用紙の品質についての課題を解決しようとするものである。
すなわち、小型画像形成装置の画像形成部横側空間部の有効活用として、装置の高さ寸法を高くすることなく最下部の給紙トレイの収容最大用紙サイズより小さい用紙の用紙ストック量を増やすことができ、最小限のコストアップにて給紙分離装置と用紙搬送部の1箇所集約による安定した高信頼の給紙搬送を実現し、一般的となっているフロントローディング方式に対応可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、画像形成部と、該画像形成部の下方に設けられた第一の給紙トレイと、該第一の給紙トレイに収容された用紙を1枚ずつ送り出す給紙装置と、該給紙装置で送り出された用紙を通過させながら前記画像形成部により用紙表面に画像を形成させ、該画像を形成した用紙を搬送する搬送装置と、前記画像形成部の上方に設けられ、前記搬送装置により搬送されてきた用紙を受ける排紙受け部と、を有する画像形成装置において、前記排紙受け部の下方で且つ前記画像形成部の横方で且つ前記第一の給紙トレイの上方に、該第一の給紙トレイの収容最大用紙サイズよりも小さいサイズの用紙を収容する第二の給紙トレイと、該第二の給紙トレイの用紙を前記第一の給紙トレイに落下移動させ且つ給紙可能な位置に移動させる用紙移動手段を有する、ことを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置の画像形成部の横側の空間部に第二の給紙トレイを設けることにより、比較的簡素の構成、且つコストを低減させて装置の高さ寸法を高くすることなく、最下部の給紙トレイの収容最大用紙サイズより小さい用紙の用紙ストック量を増やすことができる。
従来の小型複写機の構成を示す概念図である。 従来の小型複写機における紙剥けの様子を示す概念図である。 本発明の実施形態1に係る画像形成装置の全体概要図である。 同概念的断面図である。 ピックアップコロ上限位置を示す概念図である。 ピックアップコロ下限位置を示す概念図である。 揺動ガイド板上限位置を示す概念図である。 揺動ガイド板下限位置を示す概念図である。 実施形態1の動作のステップ2を示す画像形成装置の全体概要図である。 同ステップ3を示す画像形成装置の全体概要図である。 同ステップ4を示す画像形成装置の全体概要図である。 同ステップ5を示す画像形成装置の全体概要図である。 同ステップ6を示す画像形成装置の全体概要図である。 同ステップ7を示す画像形成装置の全体概要図である。 同ステップ8を示す画像形成装置の全体概要図である。 同ステップ9を示す画像形成装置の全体概要図である。 本発明の実施形態2に係る画像形成装置の全体概要図である。 実施形態2の動作のステップ1を示す画像形成装置の全体概要図である。 同ステップ2を示す画像形成装置の全体概要図である。 同ステップ3を示す画像形成装置の全体概要図である。 実施形態2の動作のステップ3におけるセンサ出力波形を示す図である。 同ステップ4を示す画像形成装置の全体概要図である。 同ステップ5を示す画像形成装置の全体概要図である。 下給紙を採用する画像形成装置の構成例を示す概念図である。 本発明の実施形態3に係る画像形成装置の全体概要図である。 第一給紙トレイの斜視図である。 可動底上昇機構の斜視図である。 左トレイバックフェンス移動機構の斜視図である。 左トレイ昇降装置の斜視図である。 第二給紙トレイのワイヤ式昇降機構の斜視図である。 第二給紙トレイの用紙底板の斜視図である。 第二給紙トレイのワイヤ式昇降機構、昇降用底板、用紙底板が組み合わされた時の斜視図である。 第二給紙トレイのトレイ外側の外観を示す斜視図である。 支持板の回動の様子を示した斜視図である。 トレイロック機構の斜視図である。 第二給紙トレイのワイヤ式昇降機構、昇降用底板、用紙底板、トレイ外側が組み合わされた時の斜視図である。 第二給紙トレイがマシンが手前側に引き出された時の、ワイヤ式昇降機構、昇降用底板、用紙底板、トレイ外側が組み合わされた時の斜視図である。 画像形成装置の操作パネルの一例を示す平面図である。 第二給紙トレイに積載されている用紙移動の説明図である。 第二給紙トレイに積載されている用紙移動中の第一給紙トレイの動作を示す斜視図である。 第二給紙トレイに積載されている用紙移動中の第一給紙トレイの斜視図である。 操作パネルの液晶画面での表示例を示す概念図である。
本発明の実施の形態を説明する。
本発明は、通常の用紙を積載する第一の給紙トレイに加え、排紙受け部直下の空きスペースに第二給紙トレイを設け、更に第二給紙トレイから給送する用紙を2つの経路に分岐させ、さらに、二段階分離方式を採用する。
以下図面を参照して詳細に説明する
<実施形態1>
本実施形態は、空きスペース(図1に符号130で示す)に設けた第二の給紙トレイに積載された用紙を搬送下流に導く箇所に揺動ガイド板を設置する。第二給紙トレイから給送された用紙は、揺動ガイド板によって搬送経路を分岐可能で、第一給紙トレイに誘導する第一の搬送経路と、第一給紙トレイを経由せずに画像形成部まで搬送する第二の搬送経路とを、場合によって使い分ける。これにより、重送しやすい平滑性の高い用紙等は第一の搬送経路で分離回数を増やし、先端メクレ等の出やすい厚紙等の用紙は、第二の搬送経路で、最小限の分離回数での搬送を行う。
図3は本発明の一実施形態に係る画像形成装置としての複写機の概略図、図4は同概念的断面図である。この装置の構成として、最下部に用紙Pを積載可能な第一給紙トレイ331が配置してあり、最上部にユーザーが入力可能な操作パネル200と、その下に排紙搬送部320と、排出された用紙がストックされる排紙受け部114を配置してある。排紙受け部114と第一給紙トレイ102の中間領域に画像形成部109と、その横方(図中左横側)に第二給紙トレイ116が配置してある。
第一給紙トレイ102の用紙Pの束の最上部に当接すべく設けられた第一ピックアップコロ107は、第一フィードコロ106を中心に回転可能に支持されている。上限位置にある場合は図5に示すように、中継従動コロ119に当接し、下限位置にある場合は、図6に示すように第一給紙トレイ102の用紙Pの束の最上面に当接する。そして、それぞれの搬送経路に対応した状況に切り替え可能である。第一フィードコロ106には、コロに押し付けられるように、第一フリクションパッド105が当接している。
第二給紙トレイ116には、第二給紙トレイ116の用紙Pの束が積載されている。トレイの最下部には、第二ピックアップコロ(2)118と、用紙出口の第二フィードコロ117と、それと対になるように加圧される第二フリクションパッド113が配置されている。第二フィードコロ117の搬送下流には、第二フィードコロ117付近を中心に回転方向に揺動可能な、揺動ガイド板112が配置してある。この揺動ガイド板112が上限位置にある場合は、図7に示すように、上方の搬送経路に用紙を送り出す配置となり、下限位置にある時は、図8に示すように、第一給紙トレイ102に用紙を下降させる配置となる。
本実施形態の動作を説明する。
[ステップ(1)]
まず、第二給紙トレイ116に用紙Pをセットし、ユーザーが操作パネル200の表示上で給紙トレイを第二給紙トレイ116に設定する。ここで仮に、紙種として”厚紙”を選択して印刷をスタートした場合を、以下のステップ2、3で説明する。
[ステップ(2)]
第二ピックアップコロ(2)118が駆動し、呼び出された最下紙は第二フィードコロ117と、第二フリクションパッド113の間で1枚に分離され、用紙搬送方向で下流側へと搬送される。搬送された用紙Pはピックアップコロ107と、中継従動コロ119間に矜持され、ピックアップコロ107が駆動されると、図9に示すように、ガイド板111を通過して縦搬送ガイド板108まで到達する。
[ステップ(3)]
縦搬送装置を構成する縦搬送ガイド板108まで到達した用紙Pは、画像形成部109を通過して画像を形成された後、排紙搬送部320へと受け渡され、排紙受け部114へと排出される(図10)。
[ステップ(4)]
第二給紙トレイ116に用紙Pをセットし、ユーザーが操作パネル200の表示上で給紙トレイを第二給紙トレイに設定する。ここで仮に、紙種として”標準紙”を選択して印刷をスタートした場合を、次のステップ5、6で説明する。印刷が始まる前の初期状態を、図11に示す。
[ステップ(5)]
まず、底板上昇部材104が回動し、第一トレイ底板103を押し上げる。押し上げられた用紙Pもしくは第一トレイ底板103が第一ピックアップコロに107当接し、底板上限検知センサ221が上限位置を検知するまで上昇させる(図12)。
[ステップ(6)]
次に、揺動ガイド板112が下限位置まで揺動し、同時に第一ピックアップコロ107が上限位置まで上昇する。これで給紙開始準備が完了する(図13)。
[ステップ(7)]
第二ピックアップコロ(2)118を駆動し、第二給紙トレイ116の用紙Pの最下紙を呼び出す。呼び出された用紙Pは、第二フリクションパッド113と、第二フィードコロ117間の摩擦で1枚に分離され、第一給紙トレイ102内に給送される。給送された用紙Pの先端が、第一ピックアップコロ107の位置まで搬送されたところで、第一ピックアップコロ107が降下し、用紙Pの上面に当接する(図14)。
[ステップ(8)]
用紙Pが給送され、第一フィードコロ106と第一フリクションパッド105間に侵入し、摩擦によって1枚に捌かれる。用紙Pが次のコロに到達するタイミングで、第一フィードコロ106の駆動をオフとする。そして縦搬送ガイド板108を直上して画像形成部109に進入し、用紙Pに画像が形成される(図15)。
[ステップ(9)]
最後に、画像が形成された用紙Pは排紙搬送部320を通り、排紙受け部114に排出される(図16)。
<実施形態2>
図17は、本発明の実施形態2に係る画像形成装置の全体概要図である。本実施形態は、第二給紙トレイ116の用紙後端部に、回動可能な延長トレイ222が配置してあり、延長トレイ222を開口状態にすると、第二給紙トレイ116に本体サイズを超えた長さの用紙Pxを積載可能である。延長トレイ222のジョイント部付近に第二ピックアップコロ(1)224を配置し、第二ピックアップコロ(1)224と連動して回転することで、用紙Pxを給送可能とする。画像形成部109のガイド板111に、用紙Pxを検知する用紙検知センサ223を配し、この箇所の搬送経路の用紙の有無を検知可能としてある。その他の構成は、実施形態1と同様であるので重複する説明を省略する。
[ステップ(1)]
第二給紙トレイ116に用紙Pxをセットし、ユーザーが操作パネル200の表示上で給紙トレイを第二給紙トレイ116に設定し、印刷をスタートする。すると底板上昇部材104が回動し、第一トレイ底板103を押し上げる。
押し上げられた用紙Pまたは第一トレイ底板103が第一ピックアップコロ107に当接し、底板上限検知センサ221が上限位置を検知するまで上昇させる。
[ステップ2]
次に、第二ピックアップコロ(1)224と、第二ピックアップコロ(2)118が回転し、用紙Pxの最下紙を呼び出す。このとき、仮に用紙Pxの最下紙に連なる形で、最下紙から2番目の用紙Pxも給送してしまったと仮定する(図19)。
[ステップ3]
用紙Pxが連なったまま、縦搬送ガイド板108を通って直上し、画像形成部109を通過して画像が形成される(図20)。このときの、用紙検知センサ123の出力を図21に示す。なお図21において、
t1=用紙先端〜本来用紙後端がセンサを抜けるはずのタイミング
L=用紙長
V=用紙の線速
T=重送検知マージン
t2=実際にセンサがOFFしたタイミング
である。
用紙P、Pxの後端が用紙検知センサ123を抜けていなければならない本来のタイミングで、用紙P、Pxが用紙検知センサ123を抜けていない場合、重送したと検知し、第二給紙トレイ116の用紙Pが重送し易い用紙であると判断する。
[ステップ4]
重送を検知した後、揺動ガイド板112が下限位置に回動し、第二ピックアップコロ(1)224と、第二ピックアップコロ(2)118が駆動し、第二フィードコロ117と第二フリクションパッド113間で分離された後、第一給紙トレイ102内に搬送される(図22)。すなわち、一回のジョブで所定回数を超えた用紙詰まりや重送等のトラブルを検知をした場合、揺動ガイド板112を第一の分離部であるフリクションパッド5へ向けて用紙を送り込む位置に変更し、フリクションパッド5を経由して縦搬送ガイド板108へ搬送する。
[ステップ5]
用紙が第一ピックアップコロ107の直下にきた時点で、ピックアップ圧をオンとし、第一フリクションパッド105と第一フィードコロ106間で分離動作が行われた後に、画像形成部109と排紙搬送部320を通過して排紙受け部114に排出される(図23)。
本発明の上述した実施形態によれば、従来の小型複写機で、排紙受け部と給紙トレイの中間領域に何も存在しないデッドスペースを第二給紙トレイ用に活用することで、従来と同等の全幅を維持したまま、大容量の用紙を積載することができる。また、ガイド板を揺動可能にすることで、第一給紙トレイ102を引き出す際に退避状態に回避させておくことが可能となる。揺動ガイド板が原因で第一給紙トレイ102の用紙積載容量を制限することは無くなり、大容量の用紙が積載可能な画像形成装置の提供が可能となる。
また揺動ガイド板112が退避位置にある場合、第一給紙トレイ102を経由せずに搬送可能とすることができる。それにより、第二の分離部と第一の分離部の両方を経由させる第一の搬送経路と、第二の分離部のみを経由させる第二の搬送経路との、二種類の搬送経路を使い分けることができる。これら二つの搬送経路を、重送しやすい用紙は二回分離、その他は一回分離と紙種によって使い分けることにより、必要最小限の回数だけ分離を行うことで、多種多様な用紙をトラブル無く印刷可能な画像形成装置を提供することが可能となる。
さらに、コンピュータなどを用いて重送等の実績を装置側で管理することで、ユーザーが重送し易い用紙を認識して設定する必要が無く、ユーザーの手を煩わせることがなくなる。またさらに、第二の給紙トレイを長さ方向に開放することで、装置の全幅に制限されずに多種多様なサイズの用紙をセット可能な画像形成装置の提供が可能となる。
<実施形態3>
図25は、本発明の実施形態3に係る画像形成装置の全体概要図である。
卓上型のコンパクトな複写機またはプリンタ(以下、プリンタと記載する)1は、上部に原稿読取装置2を有し、その上には原稿押さえ圧板3を有する。最下部にはフロント方向に引き出し可能な第一給紙トレイ4を有し、ここに収容積載された用紙Pは図の右側である先端側を可動底板6によって押し上げられ、回転駆動される給紙コロ7によって右上方向に向けて搬送力を付与される。用紙Pは、フリクションパッド8によって1枚ずつに分離され、分離された1枚の用紙は、対向配置されて回転駆動されるレジストローラ9、10によって、タイミングを合わせて上方の画像形成部に縦搬送される。
図中11は感光体ドラムであり、回転しながら、書き込みユニット12から照射されたレーザー光により静電潜像をその表面に書きこまれる。感光体ドラム11と転写ローラ13によって、図で用紙の左側の表面にトナーによる画像が形成される。14はトナーを供給するためのトナーボトルである。
トナーによって画像が形成された用紙Pは、その上方にあって熱定着ローラ15と加圧ローラ16からなる定着ユニット17で、トナー画像の定着が行われる。次に回転する排出コロ18、19によって、原稿読取装置2の下部に設けられた空間、すなわち排紙受け台20に向けて排出され、排紙受け台21上に画像面が下向きになって排出、積載される。
図示のプリンタ1は、もう一つの給紙部を有する。これは「手差し給紙部」と称され、図の右方向に回動して開かれた手差しトレイ22上にセットされた用紙が、上下方向に揺動可能な呼び出しコロ24の回転によって図の左方向に送り出される。そして、搬送ローラ25によって前記レジストローラ9、10に案内される。その先の工程は、給紙トレイからの場合と同様である。
次にこのプリンタ1における両面印刷の場合の搬送経路と動作について説明する。
上述のように、片面に画像が形成された用紙Pは、排出コロ18、19に挟み持たれた状態でその前半部分を排紙受け台20に排出し、用紙Pの後端が反転経路切替爪26の先端を過ぎたポイントでいったん搬送は停止する。この場合、用紙Pの後端が反転経路切替爪26の先端を越えると、その用紙Pの剛性によって反転経路切替爪26の先端よりも高い位置に移動する。
ここで排出コロ18、19を逆転させると、用紙Pは図の点線の矢印のように、反転経路切替爪26の上端を通り、図示しないガイド部材によって下向きに案内され、両面搬送コロ27、28により、さらに下方に向けて搬送される。用紙は図示しない案内部材によって図の点線矢印のように湾曲搬送されて、再びレジストローラ9、10の間に導かれる。こうして先ほどとは逆の用紙面に画像が形成されることで、両面印刷が可能になる。両面プリントされた用紙は、排紙受け台20上に排出される。
図中29は、図の左側の手前部にのみ設けられた柱体であり、原稿読取装置2を保持する役割を有している。排紙受け台20上に排出されたプリント済の用紙Pは通常はフロント方向から取り出し操作が行われ、それが無理な場合には左側面側から取り出しを行うようになっている。
第一給紙トレイ4の用紙底板は給紙コロ7側の右側用紙底板30と反対側の左側用紙底板31とに二分割されている。左側用紙底板31は左トレイ昇降装置32と連結されており、上下方向に移動可能となっている。右側用紙底板30と左側用紙底板31の下部には左トレイバックフェンス移動機構33が設けられており、左側用紙底板31の開口部によって、左側用紙底板31に干渉せずに左トレイバックフェンス34が水平方向に移動可能となっている。
第一給紙トレイ4の上部には、第一給紙トレイ4の収容最大用紙サイズ、すなわち収容可能な最大の用紙サイズよりも小さいサイズの用紙用の第二給紙トレイ40が配置されている。第二給紙トレイ40の用紙底板43は、点線にて囲んだワイヤ式昇降機構42によって、第一給紙トレイ4の位置に上下方向移動可能となっている。第二給紙トレイ40の昇降用底板41の左右の側面には右ワイヤ44、左ワイヤ45が取り付けられた右ワイヤ固定部材46、左ワイヤ固定部材47が連結されている。また、右ワイヤ44、左ワイヤ45が巻きつけられている右プーリ48、左プーリ49が図示しない駆動装置による回転動作により、昇降用底板41とその上の用紙底板43が一体と上下方向に移動する。
次に各部の構成について詳細に説明する。
図26は、第一給紙トレイ4の斜視図である。第一給紙トレイ4は右側用紙底板30、左側用紙底板31、左側用紙底板31を昇降させる左トレイ昇降装置32から構成される。右側用紙底板30には、左トレイバックフェンス34a、34bが左側用紙底板31側から移動する際に干渉しないように右トレイ開口部50a、50bが設けられている。右側用紙底板30の用紙先端側表面には用紙の残量状態に応じて上昇可能な可動底板6が設けられている。
図27は、可動底上昇機構80の斜視図である。可動底板6の下部には、上昇モータ81が配置され、軸82に連結されている。軸82には上昇レバー83が取り付けてある。通常時は(a)に示すように上昇レバー83は下がった状態で可動底板6を支えているが、用紙の残量状態に応じて、(b)に示すよう軸82が矢印のように反時計回りに回転することによって上昇レバー83が上がり、可動底板6を持ち上げる。
また図26において、マシン前後側にて用紙側面に接する部分には右トレイサイドフェンス51a、51b、用紙後端側には右トレイバックフェンス52a、52bが設けられている。右トレイバックフェンス52a、52bは、通常時は(a)に示すように閉じている状態である。しかし、左側用紙底板31に積載された用紙が、左トレイバックフェンス34a、34bによって右側用紙底板30に移動する際は、用紙と干渉しないように、図示しない開閉駆動装置によって矢印の方向に開けられ、用紙移動が終了したら再度閉じられる。左側用紙底板31には、左トレイバックフェンス34a、34bが右側用紙底板30側に移動する際に干渉しないように左トレイ開口部53a、53bが設けられている。
図28は、左トレイバックフェンス移動機構33の斜視図である。右側用紙底板30と左側用紙底板31の下部に配置された左トレイバックフェンス移動機構33も左トレイバックフェンス34a、34bは、無端ベルト60に連結されている固定部材61に取り付けられている。右側用紙底板30側の無端ベルト60は、移送モータ62に連結された駆動軸63の端部の駆動コロ64に巻きつけられている。左側用紙底板31側の無端ベルト60は、軸受け65に連結された従動軸66の端部の従動コロ67に巻きつけられている。移送モータ62に連結された駆動軸63が、矢印のように時計回りに回転することにより、左トレイバックフェンス34a、34bは、駆動コロ64、従動コロ67、無端ベルト60を介して、右側用紙底板30側に移動する。なお、第一給紙トレイ4にて収容最大用紙サイズの用紙を使用する場合の左トレイバックフェンス34a、34bは、図示しない位置センサにより自動的に収容最大用紙サイズに適応した位置に移動可能としても良い。また、無端ベルト60に連結されている固定部材61に差込みによる取り外し可能とし、手動で収容最大用紙サイズに適応した位置に取り付け変更可能にするようにしても良い。また、左側用紙底板31上面には、左トレイサイドフェンス54a、54bが設けられている。
左側用紙底板31下側にはX状リンクの左トレイ昇降装置32が配置されている。また、左側用紙底板31の下面に配置されている右側端部は、回転軸固定部材55a、55bに連結されている。そして、もう一方の左側端部には擦動ピン56a、56bと、左右方向に長孔が開いたアングル57a、57bが設けられている。リンクアーム58a、58bは、図示しない駆動装置により擦動ピン56a、56bを介してそれぞれ左右方向にスムーズにスライドできるようになっている。図26では、マシン手前側のリンクアーム58a、58bに関して説明したが、マシン後側にも同様な部材が設けられている。
図29は、左トレイ昇降装置32の斜視図である。左側用紙底板31の下部には、軸71が連結された昇降モータ70が配置され、一方の軸71の端部には軸受け固定部材72が設けられている。軸71には昇降レバー73a、73bが取り付けてある。通常時は(a)に示すように昇降レバー73a、73bが上がった状態で左側用紙底板31を支えているが、第二給紙トレイ40の用紙を に落下移動する場合は、(b)に示すように軸71が昇降モータ70により矢印のように時計回りに回転することによって昇降レバー73a、73bが下がり、左側用紙底板31が下がる。
図30は、第二給紙トレイ40のワイヤ式昇降機構42の斜視図である。第二給紙トレイ40の昇降用底板41の左右の側面には右ワイヤ44a、44b、左ワイヤ45a、45bが取り付けられた右ワイヤ固定部材46a、46b 、左ワイヤ固定部材47a、47bが連結されており、右ワイヤ44a、44b、左ワイヤ45a、45bはそれぞれ右プーリ48a、48b、左プーリ49a、49bに巻きつけられている。昇降用底板41は、第一給紙トレイ4の位置に降りた時に、左トレイバックフェンス34a、34bと干渉しないように昇降用底板開口部90a、90bが設けられている。また左右の端側には、用紙底板43の下面に設けてある凸部と組み合うようになっている凹部状ガイド91a、91bが設けてある。ワイヤ式昇降機構42の右側後方には昇降モータ92が配置され、駆動軸93と連結している。駆動軸93には右プーリ48a、48bと駆動コロ94が取り付けられている。左側には、従動軸受け95に連結された従動軸96に左プーリ49a、49b、従動コロ97が取り付けられている。駆動コロ94、従動コロ97には無端ベルト98が巻きつけられている。昇降モータ92に連結された駆動軸93が、矢印のように反時計回りに回転する。それにより、昇降用底板41は、無端ベルト98を介しての、駆動コロ94、従動コロ97の回転により、右プーリ48a、48b、左プーリ49a、49bによって反時計回りに回転し、所定の張力もって降下移動する。
図31は、第二給紙トレイ40の用紙底板43の斜視図である。用紙底板43には、マシン前後側にて用紙側面に接する部分にはサイドフェンス100a、100b、用紙後端側にはバックフェンス101が設けられている。また、左トレイバックフェンス34a、34bと干渉しないように開口部102a、102bが設けられている。サイドフェンス100a、100bの近傍には、用紙底板43が降下移動した時に、左側用紙底板31に取り付けてあるサイドフェンス51a、51bと干渉しないようにサイドフェンス開口部103a、103bが設けられている。用紙底板43の左右両端の上面の手前側には、突き出し板104a、104bが設けられている。そして、後述する第二給紙トレイ40のトレイ外側の突き出し板係合部材106a、106bと係合し、トレイ外側と用紙底板43は一体となってスライドできるようになっている。用紙底板43の左右の端側の下面には凸部107a、107bが設けられており、昇降用底板41の凹部状ガイド91a、91bと係合するようになっている。
図32は、第二給紙トレイ40のワイヤ式昇降機構42、昇降用底板41、用紙底板43が組み合わされた時の斜視図である。なお、ワイヤ式昇降機構42の右ワイヤ固定部材46、左ワイヤ固定部材47は図示を省略してある。
図33は、第二給紙トレイ40のトレイ外側の斜視図である。トレイ外側の左右両端の手前側には用紙底板43の突き出し板104a、104bが係合される突き出し板係合部材106a、106bを設けており、この突き出し板係合部材106a、106bは、ワイヤ式昇降機構42の上昇ストッパの役割も兼ねている。トレイ外側の手前側の用紙底板43の下部には、用紙底板43の手前側を支持する支持板210が配置されている。
支持板210は、図34に示すように、ギア211を取り付けた回転軸212に取り付けられており、ギア211の反対側には軸受け213が設けられている。支持板210は、ギア214を介して駆動モータ215により回動自在となっている。通常時は、支持板210は実線で示す水平位置にて用紙底板43の手前側を支持しているが、用紙底板43が降下移動する際は、駆動モータ215の回転により矢印のように回動し、点線で示すように用紙底板43の降下移動に干渉しない位置に移動する。トレイ外側の後部は、トレイ外側を引き出す際、ワイヤ式昇降機構42の右ワイヤ44b、左ワイヤ45bと干渉しないように後側面板が無い構成となっている。トレイ外側の後部には、ホーム位置を検出するための光透過型のフォトセンサからなるホーム検知センサ216が設けられている。トレイ外側はホーム検知センサ216と選択的に係合する遮光片217が突き出して取り付けられている。またトレイ外側には、トレイを引き出せないようにするトレイロック機構120を設けてあり、トレイ外側の後ろに、ロック時に後述するロック爪121の先端を入れるための欠き穴218が設けられている。
図35は、トレイロック機構120の斜視図である。ロック爪121はソレノイド122、プランジャ126と連結されている。また、ロック爪121は上部に配置されている引張りスプリング124a、124bと連結されている。第二給紙トレイ40が引き出し可能時では、(a)に示すように、ソレノイド122のOFF時のプランジャ126は突出した位置にあり、ロック爪121の先端は欠き穴218に入っていない。しかし、例えば、用紙底板43の降下移動中で第二給紙トレイ40が引き出し不可の時は、(b)に示すように、ソレノイド122のON時は、プランジャ126が引っ込む。すると、ロック爪121の先端は欠き穴125に入り、第二給紙トレイ40はロックされ引き出せなくなる。なお、第一給紙トレイ4においても。図示はしていないが第二給紙トレイ40と同様のトレイロック機構を有している。
図36は、第二給紙トレイ40のワイヤ式昇降機構42、昇降用底板41、用紙底板43、トレイ外側が組み合わされた時の斜視図である。また、図37には第二給紙トレイ40がマシン手前側に引き出された時の、ワイヤ式昇降機構42、昇降用底板41、用紙底板43、トレイ外側が組み合わされた時の斜視図である。
第二給紙トレイ40のマシン手前側への引き出しの際、用紙底板43の右両端の上面の手前の突き出し板104a、104bはトレイ外側の突き出し板挿入部材105a、105bと係合している。そのため、用紙底板43は昇降用底板41の凹部状ガイド91a、91bにガイドされてトレイ外側と一体となってスライドする。この時、用紙底板43の手前側は、トレイ外側の手前側の支持板210に支持されており、後ろ側の一部は、昇降用底板41の上面に残っているので用紙底板43がマシンから落下することは無い。
図38は、一般的な画像形成装置の操作パネル200を示す。操作パネル200は、種々の情報を表示する情報表示手段としても用いるが、操作パネル200上の機能選択キー2081でコピーモードを選択、液晶画面2011の表示内容を確認しつつ、テンキー2021やファンクションキー配列2121等により所望の複写画像形成条件を設定する。なお、上述した制御動作に関しては、図示しない一般的な制御装置にて行う。なお、図中2031はクリア/ストップキー、2041はスタートキー、2051は省エネキー、2061はユーザーツール(機能設定)キーである。また2071は液晶画面表示部操作キー、2091は機能選択キー(スキャナモード)、2101はデータインランプ、2111は警告ランプである。
以下、本実施形態の動作例を説明する。
<第1例>
図39は、第二給紙トレイ40に積載されている用紙Pの移動動作例を示す。
(a)は、第一給紙トレイ4の用紙が空になり、第二給紙トレイ40に用紙Pが積載されている状態である。第一給紙トレイ4の用紙が空になったことが図示しない用紙検知センサにより検知された場合、(b)に示すようにワイヤ式昇降機構42によって、昇降用底板41、用紙底板43、用紙Pは一体となって下方向に第一給紙トレイ4の位置に移動する。この時、左側用紙底板31も図40(a)に示した位置から、左トレイ昇降装置32によって図40(b)に示した位置に降下する。左側用紙底板31の上面の高さは、図41に示すように右側用紙底板30の上面の高さと同じ位置なるまで降下する。
次に(c)に示すように、左トレイバックフェンス34が左トレイバックフェンス移動機構33によって右側に移動することにより用紙Pも移動する。この時、図示しない左トレイバックフェンス34は移動する用紙Pと干渉しないように、図示しない開閉駆動装置によって用紙移動中は外側に開けられ、用紙移動が終了したら再度閉じられる。左トレイバックフェンス34の移動は、(d)に示すように用紙Pの先端側が給紙位置に到達したら停止する。その後、給紙装置により用紙Pは通常の給紙動作によって給紙され、左トレイバックフェンス34は最初の位置に戻る。
<第2例>
第1例の用紙移動動作中は、トレイロック機構により第一給紙トレイ4及び第二給紙トレイ40の引き出しが不可となる制御を行う。用紙落下移動中に、オペレータが誤って給紙トレイを引き出さそうとして、用紙落下の途中停止及び用紙落下機構の故障を引き起こすことを防止できる。
<第3例>
操作パネル200にて、例えばユーザーツール(機能設定)キー206にて、図42(a)に示すように、液晶画面201にて第一給紙トレイ4からの給紙中の第二給紙トレイ40の引き出しの可否を各トレイ別に選択できるようにする。第二給紙トレイ40の引き出しのが「可」が選択された場合は、トレイロック機構の制御により第一給紙トレイ4にて給紙中においても第二給紙トレイ40の引き出しができる制御を行う。第二給紙トレイ40の引き出し可を選択した場合には、第一給紙トレイ4での給紙中に第二給紙トレイ40を引き出しての用紙の補充が可能となり、用紙無しによって発生するマシンのダウンタイムを最小限にすることができる
<第4例>
トレイロック機構の制御により同時に、第一給紙トレイ4と第二給紙トレイ40の引き出しの不可とした制御を行う。小型の画像形成装置においては、各給紙トレイに用紙が積載されている状態で、同時に第一給紙トレイ4と第二給紙トレイ40の引き出すと、機械前側に重心が移動し、機械転倒の危険性がある。しかしながら本実施形態では、給紙トレイの引き出しによって機械が前側に傾くことを防止できる。
<第5例>
第二給紙トレイ40の用紙を第一給紙トレイ4に落下移動中の時は、操作パネル200にて、例えば図42(b)に示すように、液晶画面201にて用紙移動中であることを表示する。また、図42(c)に示すように、用紙が移動していない時は、液晶画面201にて第二トレイが引き出し可能であることを表示してもよい。操作パネル200にて用紙落下移動動作中かまたは第二給紙トレイ40が引き出し可能な状態なのかを表示させることができる。それにより、給紙中の第二給紙トレイ40の引き出し可を選択した場合に、オペレータが誤って用紙落下移動動作中に第二給紙トレイ40を引き出そうとする動作を防止できる。
<第6例>
操作パネル200にて、例えばユーザーツール(機能設定)キー206にて、図42(d)に示すように、液晶画面201により、第二給紙トレイ40の用紙を第一給紙トレイ4に落下移動の可否を選択できるようにする。例えば、第二給紙トレイ40の用紙の縦横サイズが、第一給紙トレイ4に用紙と同じである場合で、第一給紙トレイ4に用紙が無くなった場合である。
第二給紙トレイ40の移動が「不可」が選択された場合は、第一給紙トレイ4の用紙が空になっても、自動的は第二給紙トレイ40の用紙を自動的移動する制御は行わない。操作パネル200にて第二給紙トレイ40が選択された場合に、第二給紙トレイ40の用紙を移動させる制御を行う。すなわち、第一給紙トレイ4と第二給紙トレイ40の用紙サイズが同じでも、用紙種類が違うなどの理由で第一給紙トレイ4と第二給紙トレイ40で連続に給紙を行いたくない場合に対応可能となる。
以上説明してきたように、本実施形態では、小型の画像形成装置において、画像形成部の横側空間部の有効活用が図れる。すなわち、用紙落下機構を有するが、小サイズトレイ用の給紙分離装置を設けることにより、比較的簡素な構成で、最下部の給紙トレイの収容最大用紙サイズより小さい用紙の用紙ストック量を増やすことができる。しかも、コストを低減させ、装置の高さ寸法を高くすることなく、実現できる。また、給紙分離装置と用紙搬送部の1箇所に集約することで、安定した高信頼の給紙搬送を実現できる。そして、用紙搬送経路の部品が低減でき、給紙メンテナンスでの搬送コロの清掃や交換が1箇所で済む。また、本発明は一般的となっている給紙装置のフロントローディング方式にも対応可能である。
なお、本発明は、図24に示すような下給紙を採用する画像形成装置においても実施可能である。
積載された用紙を1枚ずつ分離しながら給紙搬送する方式として、一般的には最上紙から順に送り出す方式(上給紙)が採用されている。特に事務機器ではほとんどがこの方式である。なぜならば、給紙コロの押し圧力を最適にかつ安定して設定できることと、送り出しの抵抗力が小さくてすむからである。
しかし、例えば封筒給紙装置などでは、積載された用紙(封筒)を下側にあるものから順次送り出す方式(下給紙)が採用されている。この場合は給紙中にどんどん上から継ぎ足しができるからである。この方式の欠点は、給紙コロに積載された用紙の重量が作用してしまうことが挙げられる。したがって大容量積載にはあまり向いていない。しかし技術的には種々実用化されており、レイアウト上から必要な場合には本発明の実施に採用可能である。
本発明は以上説明した実施形態に限定されるものではなく、多くの変形が本発明の技術的思想内で当分野において通常の知識を有する者により可能である。
1 :プリンタ
2 :原稿読取装置
3 :原稿押さえ圧板
4 :第一給紙トレイ
6 :可動底板
7 :給紙コロ
8 :フリクションパッド
9、10 :レジストローラ
11 :感光体ドラム
12 :書き込みユニット
13 :転写ローラ
15 :熱定着ローラ
16 :加圧ローラ
17 :定着ユニット
18、19 :排出コロ
20、21 :排紙受け台
22 :手差しトレイ
24 :呼び出しコロ
25 :搬送ローラ
26 :反転経路切替爪
27、28 :両面搬送コロ
30 :右側用紙底板
31 :左側用紙底板
32 :左トレイ昇降装置
33 :左トレイバックフェンス移動機構
34 :左トレイバックフェンス
34a、34b :左トレイバックフェンス
40 :第二給紙トレイ
41 :昇降用底板
42 :ワイヤ式昇降機構
43 :用紙底板
44 :右ワイヤ
44a、44b :右ワイヤ
45 :左ワイヤ
45a、45b :左ワイヤ
46 :右ワイヤ固定部材
46a、46b :右ワイヤ固定部材
47 :左ワイヤ固定部材
47a、47b :左ワイヤ固定部材
48、48a、48b :右プーリ
49、49a、49b :左プーリ
50a :右トレイ開口部
50b :右トレイ開口部
51a、51b :右トレイサイドフェンス
52a、52b :右トレイバックフェンス
53a、53b :左トレイ開口部
54a、54b :左トレイサイドフェンス
55a、55b :回転軸固定部材
56a、56b :擦動ピン
57a、57b :アングル
58a :リンクアーム
58b :リンクアーム
60 :無端ベルト
61 :固定部材
62 :移送モータ
63 :駆動軸
64 :駆動コロ
65 :軸受け
66 :従動軸
67 :従動コロ
70 :昇降モータ
71 :軸
72 :軸受け固定部材
73a、73b :昇降レバー
80 :可動底上昇機構
81 :上昇モータ
82 :軸
83 :上昇レバー
90a、90b :昇降用底板開口部
91a、91b :凹部状ガイド
92 :昇降モータ
93 :駆動軸
94 :駆動コロ
95 :従動軸受け
96 :従動軸
97 :従動コロ
98 :無端ベルト
100a、100b :サイドフェンス
101 :バックフェンス
102 :第一給紙トレイ
102a、102b :開口部
103 :第一トレイ底板
103a、103b :サイドフェンス開口部
104 :底板上昇部材
104a、104b :突き出し板
105 :第一フリクションパッド
105a、105b :突き出し板挿入部材
106 :第一フィードコロ
106a、106b :突き出し板係合部材
107 :第一ピックアップコロ
107a :凸部
107b :凸部
108 :縦搬送ガイド板
109 :画像形成部
111 :ガイド板
112 :揺動ガイド板
113 :第二フリクションパッド
114 :排紙受け部
116 :第二給紙トレイ
117 :第二フィードコロ
119 :中継従動コロ
120 :トレイロック機構
121 :ロック爪
122 :ソレノイド
123 :用紙検知センサ
124a、124b :引張りスプリング
125 :欠き穴
126 :プランジャ
200 :操作パネル
201 :液晶画面
206 :キー
210 :支持板
211 :ギア
212 :回転軸
213 :軸受け
214 :ギア
215 :駆動モータ
216 :ホーム検知センサ
217 :遮光片
218 :欠き穴
221 :底板上限検知センサ
222 :延長トレイ
223 :用紙検知センサ
320 :排紙搬送部
330 :給紙部
331 :第一給紙トレイ
P、Px :用紙
特開平08−59002号公報 実開平03−18042号公報 特開平05−338832号公報 特開平07−237788号公報 特開平06−263274号公報

Claims (12)

  1. 画像形成部と、
    該画像形成部の下方に設けられた第一の給紙トレイと、
    該第一の給紙トレイに収容された用紙を1枚ずつ送り出す給紙装置と、
    該給紙装置で送り出された用紙を通過させながら前記画像形成部により用紙表面に画像を形成させ、該画像を形成した用紙を搬送する搬送装置と、
    前記画像形成部の上方に設けられ、前記搬送装置により搬送されてきた用紙を受ける排紙受け部と、
    を有する画像形成装置において、
    前記排紙受け部の下方で且つ前記画像形成部の横方で且つ前記第一の給紙トレイの上方に、該第一の給紙トレイの収容最大用紙サイズよりも小さいサイズの用紙を収容する第二の給紙トレイと、
    該第二の給紙トレイの用紙を前記第一の給紙トレイに落下移動させ且つ給紙可能な位置に移動させる用紙移動手段を有する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 積載された用紙を画像形成部に搬送して画像を形成する画像形成装置において、
    下部に設けられた第一の給紙トレイと、
    該第一の給紙トレイの上方に設けられた排紙受け部と、
    前記第一の給紙トレイと前記排紙受け部との中間領域に設けられ、用紙を収容可能な第二の給紙トレイを有し、
    前記第一の給紙トレイからの用紙を分離する第一の分離部と、
    前記第二の給紙トレイからの用紙を分離する第二の分離部と、
    該第二の分離部で分離された用紙を前記第一の分離部へ向けて送りこむ位置に揺動可能である揺動ガイド部と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置において、
    用紙を搬送する搬送経路が、前記第二の分離部から前記第一の分離部へ送り込む第一の経路の他に、前記第一の分離部を通らずに用紙の搬送経路の下流側へ搬送する第二の経路を有する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置において、
    揺動可能で用紙をガイドする揺動ガイド部を備え、
    前記第二の給紙トレイからの用紙を、前記揺動ガイド部から前記第一の分離部を経由して搬送される第一の経路と、前記第一の分離部を通らずに直接に下流側の搬送経路に送る第二の経路とに、設定された条件に応じて切り替え可能とした、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4に記載の画像形成装置において、
    前記第二の分離部から前記第一の分離部を通らずに搬送経路の下流側へ搬送する搬送経路で搬送し、且つ一回のジョブで所定回数を超えた用紙詰まりや重送等のトラブルを検知をした場合、前記揺動ガイド部を前記第一の分離部へ向けて用紙を送り込む位置に変更し、前記第一の分離部を経由する用紙経路へ搬送する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項2乃至5のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記第二の給紙トレイは、用紙長さ方向に開口部を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  7. 画像形成部と、
    該画像形成部の下方に設けられた第一の給紙トレイと、
    該第一の給紙トレイに収容された用紙を1枚ずつ送り出す給紙装置と、
    該給紙装置で送り出された用紙を通過させながら前記画像形成部により用紙表面に画像を形成し、該画像を形成した用紙を上方に向けて縦搬送する縦搬送装置と、
    前記画像形成部の上方に設けられ、前記縦搬送装置により搬送されてきた用紙を受ける排紙受け部と、
    前記排紙受け部の下方で且つ前記画像形成部の横方で且つ前記第一の給紙トレイの上方に、該第一の給紙トレイの収容最大用紙サイズよりも小さいサイズの用紙を収容する第二の給紙トレイと、
    該第二の給紙トレイの用紙を前記第一の給紙トレイに落下移動させる用紙落下機構と、
    落下移動した用紙を前記第一の給紙トレイの前記給紙装置にて給紙可能な位置に移動させる用紙移動機構を有し、
    前記第二の給紙トレイの用紙の縦横サイズが、前記第一の給紙トレイに収容可能な用紙と同じで且つ前記第二の給紙トレイの用紙の積載可能な高さが前記第一の給紙トレイの用紙の積載可能な高さ以下であり、
    前記第一の給紙トレイに用紙が無くなった場合は、前記第二の給紙トレイの用紙を前記第一の給紙トレイに落下移動可能であり、
    前記第二の給紙トレイから前記第一の給紙トレイに落下移動した用紙を、前記第一の給紙トレイの給紙可能な位置に移動させて給紙する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項7に記載の画像形成装置において、
    前記第一の給紙トレイ及び前記第二の給紙トレイの引き出しの可否を制御するロック機構を有し、
    前記第二の給紙トレイの用紙を前記第一の給紙トレイに落下移動中は、前記第一の給紙トレイ及び前記第二の給紙トレイの引き出しを不可とする制御を行う、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項7に記載の画像形成装置において、
    前記第一の給紙トレイ及び前記第二の給紙トレイの引き出しの可否を制御するロック機構と、
    給紙中に前記第一の給紙トレイと前記第二の給紙トレイの引き出しの可否を各トレイ別に選択可能とする制御装置を有する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項9に記載の画像形成装置において、
    前記制御装置が、同時に前記第一の給紙トレイと前記第二の給紙トレイの引き出しの不可とする制御を行える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項9又は10に記載の画像形成装置において、
    前記制御装置が、前記第二の給紙トレイの用紙の縦横サイズが、前記第一の給紙トレイの用紙と同じである場合で、前記第一の給紙トレイに用紙が無くなった場合に、前記第二の給紙トレイの用紙を前記第一の給紙トレイに落下移動の可否を選択可能である、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項7乃至11のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記第二の給紙トレイの用紙を前記第一の給紙トレイに落下移動中であるか又は前記第二の給紙トレイが引き出し可能であるかの情報を表示する情報表示手段を有する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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