JP2017030441A - サンルーフ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガイドブロックをより強固に固定することができるサンルーフ装置を提供する。
【解決手段】前端部に車両の高さ方向に開口する取付孔16が形成されたガイドレール13と、取付孔16の周縁部に載置された本体部31、該本体部31の後端部から車両の高さ方向下方に突出して取付孔16の後縁部を本体部31との協働で車両の高さ方向に挟み込む後方被規制部32、及び本体部31の前端部から車両の高さ方向下方に突出して取付孔16に挿通される前方被規制部35を有するガイドブロック30と、ガイドレール13に締結され前方被規制部35の車両の前方で該前方被規制部35に当接又は近接する前方規制部43を有する保持部40とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、サンルーフ装置に関するものである。
従来、サンルーフ装置として種々のものが提案されている(例えば特許文献1〜3など)。これらのサンルーフ装置は、例えば可動パネルのチルト作動時に該可動パネルの車両の前後方向の移動を規制するガイドブロックを備える。
特開2002−154329号公報 特許第4244472号公報 特許第4432211号公報
ところで、これらのサンルーフ装置では、ガイドブロックがガイドレールに固定されていることが説明されているものの、その具体的な固定構造については何ら言及されていない。しかしながら、ガイドブロックは、前述の可動パネルの移動規制時に該可動パネル側から著しい荷重が付与されることから、ガイドレール等に強固に固定されることが望まれる。
本発明の目的は、ガイドブロックをより強固に固定することができるサンルーフ装置を提供することにある。
上記課題を解決するサンルーフ装置は、車両のルーフに形成された開口を開閉するように適合される可動パネルと、前記開口の車両の幅方向各縁部に設けられ、前後方向に延在するとともに、前端部には車両の高さ方向に開口する取付孔が形成されたガイドレールと、前記可動パネルの車両の前後方向の移動を規制可能なガイドブロックであって、前記取付孔の周縁部に載置された本体部、該本体部の後端部から車両の高さ方向下方に突出して前記取付孔の後縁部を前記本体部との協働で車両の高さ方向に挟み込む後方被規制部、及び前記本体部の前端部から車両の高さ方向下方に突出して前記取付孔に挿通される前方被規制部を有するガイドブロックと、前記ガイドレールに締結され、前記前方被規制部の車両の前方で該前方被規制部に当接又は近接する前方規制部を有する保持部材とを備える。
この構成によれば、前記ガイドブロックは、前記本体部及び前記後方被規制部の協働で前記取付孔の後縁部を車両の高さ方向に挟み込むことで車両の後方への移動が規制され、前記ガイドレールに締結された前記保持部材の前記前方規制部が前記前方被規制部に当接又は近接することで車両の前方への移動が規制される。このように、前記ガイドレールに対する前記ガイドブロックの車両の前後方向の移動が規制されることで、該ガイドブロックをより強固に固定することができる。
上記サンルーフ装置について、前記取付孔及び前記前方被規制部の間には、車両の前後方向において、少なくとも前記取付孔の後縁部及び前記後方被規制部の掛かり代の範囲の隙間が形成されており、前記ガイドブロックは、前記取付孔に嵌合して前記ガイドレールに対する前記ガイドブロックの車両の前後方向以外である規制方向の移動を規制するとともに、前記隙間の範囲で前記ガイドレールに対して前記ガイドブロックが車両の前方に位置する状態では前記取付孔との嵌合を解除可能な嵌合部を有することが好ましい。
この構成によれば、前記ガイドブロックは、前記嵌合部が前記取付孔に嵌合することで前記ガイドレールに対する前記規制方向の移動が規制される。従って、前記ガイドブロックをいっそう強固に固定することができる。また、前記保持部材の非締結状態を前提に、前記隙間の範囲で前記ガイドレールに対して前記ガイドブロックが車両の前方に位置する状態では、前記嵌合部及び前記取付孔の嵌合が解除されるとともに、前記取付孔の後縁部及び前記後方被規制部の掛かり代も皆無になる。従って、前記取付孔と干渉することなく前記ガイドブロックの取付け(あるいは取外し)を行うことができる。
本発明は、ガイドブロックをより強固に固定できる効果がある。
サンルーフ装置の一実施形態についてその構造を示す斜視図。 同実施形態のサンルーフ装置についてその構造を示す平面図。 同実施形態のサンルーフ装置についてその構造を簡略化して示す平面図。 図3の4−4線に沿った断面図。 図3の5−5線に沿った断面図。 図4の6−6線に沿った断面図。 (a)は同実施形態のサンルーフ装置についてガイドブロック及びガイドレールの嵌合状態を一部破断して簡略的に示す平面図であり、(b)は当該嵌合の解除状態を一部破断して簡略的に示す平面図。 図5の拡大図。
以下、サンルーフ装置の一実施形態について説明する。なお、以下では、車両の前後方向を「前後方向」といい、車両の高さ方向上方及び下方をそれぞれ「上方」及び「下方」という。また、車室内方に向かう車両の幅方向内側を「車内側」といい、車室外方に向かう車両の幅方向外側を「車外側」という。
図1に示すように、自動車などの車両のルーフ10には、略四角形の開口10aが形成されるとともに、サンルーフ装置11が搭載される。このサンルーフ装置11は、前後方向に移動して開口10aを開閉する、例えばガラス板からなる略四角形の可動パネル12を備える。
可動パネル12は、その前部を中心に一方向に回動することで後部が上動するチルトアップ作動、前部を中心に他方向に回動することで後部が下動するチルトダウン作動、及び前後方向へのスライド作動可能に取り付けられている。可動パネル12の開閉作動においては、チルトダウン状態のままスライド動作する、いわゆるインナースライディング式が採用されている。
図2に示すように、開口10aの車両の幅方向両側縁部には、一対のガイドレール13が配設されている。各ガイドレール13は、例えばアルミニウム合金の押出材からなり、長手方向に一定断面を有して前後方向に延在する。そして、各ガイドレール13には、摺動部材21が前後方向に移動可能に案内・支持されている。両摺動部材21には、それらの間に橋渡しされる態様で前記可動パネル12の車両の幅方向両側縁部が連係・支持されている。
また、開口10aの前側縁部には、両ガイドレール13の前端部同士を車両の幅方向に接続するフロントハウジング17が設けられている。このフロントハウジング17の長手方向中間部には、例えば出力ギヤを有する電動モータなどの電気的駆動源18が設置されている。この電気的駆動源18は、例えば樹脂材からなる略帯状の一対の駆動ベルト19を介して両摺動部材21に連結されており、これら摺動部材21を同時に前後方向に移動駆動する。摺動部材21は、ガイドレール13に沿う前後方向への移動に伴い、可動パネル12をチルトアップ作動、チルトダウン作動又はスライド作動させる。
図3に示すように、ガイドレール13の前端部には、例えば樹脂材からなるガイドブロック30が取着されている。すなわち、図5に示すように、ガイドレール13は、前後方向(紙面に直交する方向)に延在する略長尺状のレール部14を有するとともに、該レール部14と協働してその車内側部に形成された車外側に開口する断面略C字状のベルトガイド部15を有する。レール部14は、ガイドブロック30よりも車両の後方で摺動部材21を前後方向に移動自在に支持するためのものであり、ベルトガイド部15は、駆動ベルト19の前後方向の移動を案内するためのものである。そして、レール部14の前端部には、車両の高さ方向に開口する取付孔16が形成されている。図3に示すように、この取付孔16は、車両の幅方向の開口幅を変化させつつ前後方向に延びており、その前端部は相対的に車両の幅方向に拡開されて挿入孔16aを形成する。そして、レール部14には、挿入孔16aの車両の後方で取付孔16の車両の幅方向の開口幅を縮小するように互いに対向する当該方向に突出する一対の被嵌合片14aが形成されている。
一方、ガイドブロック30は、基本的に取付孔16の車両の幅方向及び前後方向の開口幅よりも大きいそれらの方向の寸法をそれぞれ有して該取付孔16の周縁部に載置された本体部31を有する。また、図4に示すように、ガイドブロック30は、本体部31の後端部から下方に突出して取付孔16の後縁部を本体部31との協働で車両の高さ方向に挟み込む断面略L字状の後方被規制部32を有する。ガイドブロック30は、本体部31及び後方被規制部32の協働で取付孔16の後縁部を車両の高さ方向に挟み込むことで、当該方向に位置決めされるとともに車両の後方への移動が規制される。
さらに、図4〜図6に示すように、ガイドブロック30は、本体部31の前端部から下方に突出して取付孔16に挿通される略枠状の突部33を有する。この突部33の車両の幅方向の寸法は、基本的に挿入孔16aの当該方向の開口幅よりも小さく、且つ、両被嵌合片14a間の当該方向の離間距離(被嵌合片14aの前後方向の位置における取付孔16の当該方向の開口幅)よりも大きく設定されている。
そして、突部33の本体部31に繋がる基端部には、両被嵌合片14a間の車両の幅方向の離間距離よりも若干小さくなるように互いに対向する側に凹む嵌合部としての一対の断面略コの字状の嵌合溝34が形成されている。この嵌合溝34の車両の高さ方向の開口幅は、レール部14の板厚よりも若干大きく設定されている。ガイドブロック30は、両嵌合溝34及び両被嵌合片14aが嵌合することで、レール部14(ガイドレール13)に対し車両の幅方向及び高さ方向(車両の前後方向以外である規制方向)に位置決めされる。特に、図8に示すように、各嵌合溝34の下方の内壁面には、その車両の幅方向の範囲で当該方向に延在するリブ34aが上方に向かって突設されている。そして、嵌合溝34及び被嵌合片14aの嵌合状態では、リブ34aは、その先端部が圧潰された状態で被嵌合片14aの下面に当接(圧接)する。これにより、嵌合溝34及び被嵌合片14aの嵌合がより安定化されている。なお、図4に示すように、突部33の前部は、前方被規制部35を形成する。前方被規制部35の前端面は、下方に向かうに従って車両の後方に向かう傾斜面35aを形成する。
ここで、図7(a)に示すように、挿入孔16a(取付孔16)の前端の内壁面16b及び前方被規制部35の傾斜面35a(突部33の前端面)の間には、前後方向において、少なくとも取付孔16の後縁部及び後方被規制部32の掛かり代の範囲の隙間Cが形成されている。そして、図7(b)に示すように、隙間Cの範囲でガイドレール13に対してガイドブロック30が車両の前方に位置する状態では、両嵌合溝34及び両被嵌合片14aの嵌合が解除されるようになっている。従って、例えばガイドブロック30をガイドレール13に取り付ける際には、隙間Cの範囲でガイドレール13に対してガイドブロック30を車両の前方に位置させれば、取付孔16と干渉することなく本体部31が取付孔16の周縁部に載置されるまで該取付孔16に後方被規制部32及び突部33(前方被規制部35)を挿入可能である。そして、この状態で、ガイドブロック30を車両の後方に移動させれば、本体部31及び後方被規制部32の間に取付孔16の後縁部が車両の高さ方向に挟み込まれるとともに、両嵌合溝34及び両被嵌合片14aが嵌合される。
なお、ガイドブロック30は、例えば可動パネル12のチルト作動時、その回動中心となる前端部の前後方向への移動を規制するチェック機構(図示略)の一部を構成する。このチェック機構は、例えば可動パネル12がチルトダウン状態で開作動する際に当該前端部の車両の後方への移動規制を解除し、あるいは可動パネル12がチルトダウン状態で閉作動する際に当該前端部を中心とする回動(即ち可動パネル12のチルト作動)を規制するように構成されている。
ところで、図5に示すように、本体部31は、ベルトガイド部15の車外側でこれに当接又は近接する。これは、可動パネル12の移動規制時、該可動パネル12側から付与される荷重をベルトガイド部15との協働で受けるためである。
図3及び図4に示すように、フロントハウジング17の先端部には、ガイドレール13の前端部を下方から受ける保持部材としての保持部40が一体形成されている。フロントハウジング17は、保持部40においてガイドレール13に締結される。すなわち、ガイドレール13のレール部14には、取付孔16よりも車両の前方で、車両の高さ方向に開口する略円形又は長円形のボルト挿通孔14bが形成されている。一方、保持部40には、ボルト挿通孔14bの位置で下方にナット部41が突設されている。保持部40(フロントハウジング17)は、ボルト挿通孔14bに上方から挿通されたボルト46のねじ部がナット部41に締め付けられることで、レール部14(ガイドレール13)に締結される。
保持部40は、ナット部41の後端からレール部14の下面に沿って車両の後方に延出する延出部42を有するとともに、該延出部42の後端から前方被規制部35の傾斜面35aに沿って下方に向かうに従い車両の後方に向かうように延びる前方規制部43を有する。ガイドブロック30は、前方被規制部35の車両の前方で該前方被規制部35に前方規制部43が当接又は近接することで車両の前方への移動が規制される。
また、図6に示すように、前方規制部43の前端面には、その傾斜方向に延在する複数(例えば3つ)のリブ44が傾斜面35aに向かって突設されている。これらリブ44は、車両の幅方向に周期的に配置されており、その先端部が圧潰された状態で傾斜面35aに当接(圧接)する。これにより、前方規制部43による前方被規制部35(ガイドブロック30)の移動規制がより安定化されている。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下の作用効果を奏することができる。
(1)本実施形態では、ガイドブロック30は、本体部31及び後方被規制部32の協働で取付孔16の後縁部を車両の高さ方向に挟み込むことで車両の後方への移動が規制され、ガイドレール13に締結された保持部40(フロントハウジング17)の前方規制部43が前方被規制部35に当接又は近接することで車両の前方への移動が規制される。このように、ガイドレール13に対するガイドブロック30の前後方向の移動が規制されることで、該ガイドブロック30をより強固に固定することができる。
(2)本実施形態では、ガイドブロック30は、両嵌合溝34が両被嵌合片14a(取付孔16の内壁面)に嵌合することでガイドレール13に対する車両の幅方向及び高さ方向(規制方向)の移動が規制される。従って、ガイドブロック30をいっそう強固に固定することができる。また、保持部40の非締結状態を前提に、隙間Cの範囲でガイドレール13に対してガイドブロック30が車両の前方に位置する状態では、両嵌合溝34及び両被嵌合片14aの嵌合が解除されるとともに、取付孔16の後縁部及び後方被規制部32の掛かり代も皆無になる。従って、取付孔16と干渉することなくガイドブロック30の取付け(あるいは取外し)を行うことができる。つまり、例えばガイドブロック30の取付けにおいては、隙間Cの範囲でガイドレール13に対してガイドブロック30を車両の前方に位置させた状態で後方被規制部32及び前方被規制部35(突部33)を取付孔16に挿入しつつし、該取付孔16の周縁部に本体部31を載置する。この状態で、ガイドブロック30を車両の後方に移動させつつ、本体部31及び後方被規制部32の間に取付孔16の後縁部を車両の高さ方向に挟み込ませるとともに、両嵌合溝34及び両被嵌合片14aを嵌合させる。その後、ガイドレール13に保持部40(フロントハウジング17)を締結すると、前方規制部43が前方被規制部35に当接又は近接する。以上により、ガイドレール13に対するガイドレール13の前後方向及び規制方向(車両の幅方向及び高さ方向)の移動を規制することができる。
(3)本実施形態では、前方規制部43は、リブ44が圧潰状態で前方被規制部35に接触することで、ガイドブロック30が車両の後方に移動するように、即ち取付孔16の後縁部及び後方被規制部32の掛かり代が最大になるように前方被規制部35を押し込む。従って、例えばガイドブロック30自体の寸法ばらつきに依存することなく、ガイドレール13に対するガイドブロック30の前後方向の移動(がたつき)をより強固に規制することができる。
(4)本実施形態では、ガイドブロック30は、両嵌合溝34が車両の幅方向で両被嵌合片14aに当接又は近接することで、当該幅方向への移動が規制される。また、ガイドブロック30は、両嵌合溝34が両被嵌合片14aを車両の高さ方向に挟み込むことで、当該高さ方向への移動が規制される。このように、両被嵌合片14a及び両嵌合溝34の嵌合で、ガイドレール13に対するガイドブロック30の車両の幅方向及び高さ方向の移動が共に規制されることで、該ガイドブロック30をいっそう強固に固定することができる。
(5)本実施形態では、両ガイドレール13に配設された両保持部40がフロントハウジング17に一体形成されることで、部品点数の増大を抑えることができる。換言すれば、ガイドレール13に締結される既存のフロントハウジング17を利用してガイドブロック30を固定することができる。このため、ガイドブロック30をガイドレール13に固定する専用の締結具(例えばボルト等)等が不要であることで、該締結具等の部品費及び組付け工費を削減することができる。
(6)本実施形態では、前方被規制部35及び前方規制部43の当接部が車両の高さ方向に対して傾斜することで、ボルト46により当該高さ方向にガイドレール13及び保持部40(フロントハウジング17)を締結していく際に、ガイドブロック30を車両の後方に押し込む分力を発生させることができる。これにより、ガイドレール13に対するガイドブロック30の前後方向の移動をいっそう強固に規制することができる。
(7)本実施形態では、嵌合溝34及び被嵌合片14aの嵌合状態では、リブ34aの先端部が圧潰された状態で被嵌合片14aの下面に当接(圧接)する。従って、嵌合溝34及び被嵌合片14aの嵌合をより安定化することができ、例えばガイドレール13に対するガイドブロック30の車両の高さ方向のがたつきを抑えることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記実施形態において、各嵌合溝34の上方の内壁面(本体部31の下面)から下方に向かって突設されたリブ(34a)であってもよい。また、嵌合溝34のリブ34aを省略してもよい。
・前記実施形態において、前方被規制部35等は、傾斜することなく車両の高さ方向に延びていてもよい。
・前記実施形態において、保持部40(保持部材)は、フロントハウジング17とは別体の専用部品であってもよい。
・前記実施形態において、前方規制部43のリブ44を省略してもよい。この場合、前方被規制部35の傾斜面35aに、前方規制部43の後端面に向かってリブ44に準じたリブを突設してもよい。
・前記実施形態において、取付孔及び嵌合部(両被嵌合片14a及び両嵌合溝34)の嵌合によるガイドレール13に対するガイドブロック30の移動の規制方向は、前後方向以外であれば、一方向(例えば車両の幅方向又は高さ方向)のみであってもよい。
・前記実施形態において、可動パネル12がチルトアップ状態のまま開作動するアウタースライディング式のサンルーフ装置であってもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)上記サンルーフ装置において、
前記前方規制部には、前記前方被規制部に圧潰状態で接触するリブが突設された、サンルーフ装置。
この構成によれば、前記前方規制部は、前記リブが圧潰状態で前記前方被規制部に接触することで、前記ガイドブロックが車両の後方に移動するように、即ち前記取付孔の後縁部及び前記後方被規制部の掛かり代が最大になるように前記前方被規制部を押し込む。従って、前記ガイドレールに対する前記ガイドブロックの車両の前後方向の移動をより強固に規制することができる。
(ロ)上記サンルーフ装置において、
前記ガイドレールには、前記取付孔の車両の幅方向の開口幅を縮小するように互いに対向する当該方向に突出する一対の被嵌合片が形成されており、
前記嵌合部は、車両の幅方向で前記両被嵌合片に当接又は近接するとともに、それら両被嵌合片を車両の高さ方向に挟み込む一対の嵌合溝で形成された、サンルーフ装置。
この構成によれば、前記ガイドブロックは、前記両嵌合溝が車両の幅方向で前記両被嵌合片に当接又は近接することで、当該幅方向への移動が規制される。また、前記ガイドブロックは、前記両嵌合溝が前記両被嵌合片を車両の高さ方向に挟み込むことで、当該高さ方向への移動が規制される。このように、前記両被嵌合片及び前記両嵌合溝の嵌合で、前記ガイドレールに対する前記ガイドブロックの車両の幅方向及び高さ方向の移動が共に規制されることで、該ガイドブロックをいっそう強固に固定することができる。
(ハ)上記サンルーフ装置において、
前記両保持部材は、前記両ガイドレールの前端部同士を車両の幅方向に接続するフロントハウジングに一体形成された、サンルーフ装置。
この構成によれば、前記両保持部材が前記フロントハウジングに一体形成されることで、部品点数の増大を抑えることができる。
C…隙間、10…ルーフ、10a…開口、12…可動パネル、13…ガイドレール、14a…被嵌合片、16…取付孔、17…フロントハウジング、30…ガイドブロック、31…本体部、32…後方被規制部、34…嵌合溝(嵌合部)、34a…リブ、35…前方被規制部、40…保持部(保持部材)、43…前方規制部、44…リブ。

Claims (2)

  1. 車両のルーフに形成された開口を開閉するように適合される可動パネルと、
    前記開口の車両の幅方向各縁部に設けられ、前後方向に延在するとともに、前端部には車両の高さ方向に開口する取付孔が形成されたガイドレールと、
    前記可動パネルの車両の前後方向の移動を規制可能なガイドブロックであって、前記取付孔の周縁部に載置された本体部、該本体部の後端部から車両の高さ方向下方に突出して前記取付孔の後縁部を前記本体部との協働で車両の高さ方向に挟み込む後方被規制部、及び前記本体部の前端部から車両の高さ方向下方に突出して前記取付孔に挿通される前方被規制部を有するガイドブロックと、
    前記ガイドレールに締結され、前記前方被規制部の車両の前方で該前方被規制部に当接又は近接する前方規制部を有する保持部材とを備えた、サンルーフ装置。
  2. 請求項1に記載のサンルーフ装置において、
    前記取付孔及び前記前方被規制部の間には、車両の前後方向において、少なくとも前記取付孔の後縁部及び前記後方被規制部の掛かり代の範囲の隙間が形成されており、
    前記ガイドブロックは、前記取付孔に嵌合して前記ガイドレールに対する前記ガイドブロックの車両の前後方向以外である規制方向の移動を規制するとともに、前記隙間の範囲で前記ガイドレールに対して前記ガイドブロックが車両の前方に位置する状態では前記取付孔との嵌合を解除可能な嵌合部を有した、サンルーフ装置。
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