JP2017030120A - 主軸ヘッド昇降装置および工作機械 - Google Patents

主軸ヘッド昇降装置および工作機械 Download PDF

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Abstract

【課題】静止時および駆動時の圧力変動を低減し、圧力変動を抑制するための消費電流を低減できる電空ハイブリッド型の主軸ヘッド昇降装置および工作機械を提供する。【解決手段】工作機械の主軸ヘッドを昇降させる電動式駆動機構と、主軸ヘッドの重量を負担するバランスシリンダ44と、バランスシリンダ44の圧力を制御する圧力調整装置46とを備えた主軸ヘッド昇降装置であって、圧力調整装置46は、加圧ガス源である空気供給源45からの加圧ガスの圧力を安定化させる圧力レギュレータ70と、圧力レギュレータ70で安定化された加圧ガスの圧力を調整する主サーボ弁80と、これらを制御する制御装置90とを有し、制御装置90の主サーボ弁制御部92は、バランスシリンダ44の現在位置に基づいて主サーボ弁80のフィードフォワード制御を行うFF制御部を備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、主軸ヘッド昇降装置および工作機械に関する。詳しくは、主軸ヘッドを昇降させる電動式駆動機構と、主軸ヘッドの重量を負担するバランスシリンダとを有する、電空ハイブリッド型の主軸ヘッド昇降装置、および、この主軸ヘッド昇降装置を備えた工作機械に関する。
工作機械においては、主軸ヘッドを昇降させる主軸ヘッド昇降装置が用いられる。
従来、主軸ヘッドの昇降には、主に電動モータを含む駆動機構が利用されていた。
近年、電動モータによる駆動機構と並列にエアシリンダを追加し、主軸ヘッドの重量をエアシリンダで負担するようにした、電空ハイブリッド型の主軸ヘッド昇降装置が開発されている。
例えば、工作機械において、コラムの案内面に沿って主軸ヘッドを昇降可能に支持し、この主軸ヘッドの重量に見合う付勢力をバランスシリンダによって発生させることによって、電動式駆動機構においては、主軸ヘッドを軽い力で円滑に昇降できるようにした工作機械が知られている(特許文献1参照)。
特許文献1において、バランスシリンダによって主軸ヘッドの重量をバランスさせるバランス装置は、エアー供給源からのエアーを減圧弁で所定の圧力に減圧したのち、バランスシリンダに供給して、主軸ヘッドの重量とバランスさせる。一方、制御回路内の圧力が高くなると、リリーフ弁が作動し、制御回路内の圧力が所定の圧力に維持される。
ところが、特許文献1のようなバランス装置では、減圧弁の精度も十分でないうえ、応答速度が遅いという課題があった。
これに対し、主軸ヘッドの上下動に対して生じるバランスシリンダの圧力変化を、高速かつ高精度に安定化させることができる主軸装置および工作機械が提案されている(特許文献2参照)。
特許文献2においては、バランスシリンダの圧力制御にあたり、流量制御つきの圧力レギュレータを用い、圧力のフィードバック制御の内側で流量のフィードバック制御を行うことで、きわめて高い精度と応答性を実現している。
このような流量および圧力の二重のフィードバックによりサーボ弁を制御する圧力レギュレータでは、下流での流出流量の僅かな変化、つまり、バランスシリンダでの僅かな変化に対応して圧力制御が行われるため、外乱に強く、応答性の高い制御系を構成することができる。その結果、主軸ヘッドの上下動に対して生じるバランスシリンダの圧力変化を、高速かつ高精度に安定化させることができる。
特開平5−138419号公報 特開2013−99816号公報
しかし、前述した特許文献2のように、バランスシリンダを制御する圧力レギュレータとして、流量および圧力の二重のフィードバックによりサーボ弁を制御する圧力レギュレータを用いる場合、極めて精密で高い応答性が得られる反面、バランスシリンダにおける静止時の圧力変動が大きくなる場合があった。
これは、静止状態では基本的に圧力の加減つまり空気の流入が行われないため、二重のフィードバックのうち内側にある流量のループは機能しない。その結果、外側の圧力のフィードバックだけの旧来の制御と同様となり、圧力変動に対する精度および応答性が十分に得られなくなることによる。
さらに、静止状態では圧力のフィードバックだけになるため、バランスシリンダの停止位置が目標位置からずれた状態でバランスと判断されることがある。このような目標位置とのずれが生じた場合、本来バランスシリンダで補助すべき電動式駆動機構によって、目標位置に復帰させるための補正を行う必要が生じる。
つまり、所期の停止位置を維持するために、無駄な電流を供給し続ける必要があり、電空ハイブリッド型の主軸ヘッド昇降装置として望ましいものではなかった。
本発明の目的は、静止時および駆動時の圧力変動を低減し、圧力変動を抑制するための消費電流を低減できる電空ハイブリッド型の主軸ヘッド昇降装置および工作機械を提供することにある。
本発明の主軸ヘッド昇降装置は、工作機械の主軸ヘッドを昇降させる電動式駆動機構と、前記主軸ヘッドの重量を負担するバランスシリンダと、前記バランスシリンダの圧力を制御する圧力調整装置とを備えた主軸ヘッド昇降装置であって、前記圧力調整装置は、加圧ガス源からの加圧ガスの圧力を安定化させる圧力レギュレータと、前記圧力レギュレータで安定化された加圧ガスの圧力を調整する主サーボ弁と、前記圧力レギュレータおよび前記主サーボ弁を制御する制御装置とを有し、前記制御装置は、前記主サーボ弁を制御する主サーボ弁制御部を有し、前記主サーボ弁制御部は、前記バランスシリンダの現在位置に基づいて前記主サーボ弁のフィードフォワード制御を行うFF制御部を備えていることを特徴とする。
このような本発明では、主サーボ弁により基本的なバランスシリンダの圧力制御が行われる。主サーボ弁の制御は、制御装置の主サーボ弁制御部のFF制御部により、バランスシリンダの現在位置に基づくフィードフォワード制御によって行われる。
すなわち、バランスシリンダを含む系をモデル化しておき、バランスシリンダの現在位置に応じて予め設定しておいた制御量を用いるため、バランスシリンダの現在圧力を参照するフィードバック制御のような圧力変動を回避することができる。
さらに、主サーボ弁に供給される加圧ガスは、加圧ガス源から直接ではなく、圧力レギュレータで圧力を安定化させておくため、バランスシリンダを含む系のモデル化による主サーボ弁のフィードフォワード制御を行う際に、その前提となる圧力条件を正確に再現することができる。そして、主サーボ弁として高応答性および高精度を有するサーボ弁、例えばノズルフラッパ弁を用いることで、フィードフォワード制御の精度を更に向上することができる。
これらにより、静止時および駆動時の圧力変動を低減することができ、圧力変動の低減により電動式駆動装置による補正が必要なくなり、停止時の消費電流を低減できる。
なお、本発明の主サーボ弁としては、十分な応答性を持つ空気圧サーボ弁であれば用いることができ、前述したノズルフラッパ弁のほか、例えば、数百Hz〜1kHz程度の高い動特性をもつスプール弁やダイヤフラム弁を利用してもよい。
本発明の主軸ヘッド昇降装置において、前記主サーボ弁制御部は、前記バランスシリンダの目標圧力と前記バランスシリンダの現在圧力のフィードバックとに基づいて比例積分制御を行うPI制御部と、前記目標圧力と前記現在圧力との関係から前記PI制御部の有効無効を切り替える制御切換部と、を備えていることが望ましい。
本発明において、制御切換部の切換条件としては、バランスシリンダの現在圧力が目標圧力より低い場合、または低いか等しい場合とすることができる。
このような本発明では、フィードフォワード制御だけではバランスシリンダの現在圧力が不足する状態のとき、PI制御部による比例積分制御を行うことで加圧ガスの追加供給を行うことができる。
すなわち、フィードフォワード制御だけではバランスシリンダの現在圧力が不足する状態では、バランスシリンダの現在圧力が不足する分、主軸ヘッドを支えきれず、目標位置より下がってしまう。このような場合、電動式駆動機構による補助を行い、バランスシリンダを押し上げることで、バランスシリンダを目標位置に維持する必要が生じる。
しかし、本発明では、PI制御部により加圧ガスの追加供給が行われ、バランスシリンダを目標位置に維持するためのバランスシリンダの現在圧力を回復することができ、電動式駆動機構による補助を解消することができる。
なお、フィードフォワード制御だけではバランスシリンダの現在圧力が過剰となる場合、バランスシリンダを押し下げるように電動式駆動機構で補助することになる。
このような場合、制御切換部の切換条件として、バランスシリンダの現在圧力が目標圧力より高い場合を追加し、電動式駆動機構による補助を解消すればよい。
ただし、フィードバック制御による圧力変動を回避するために、全ての圧力条件でPI制御部が有効になることを避ける設定、例えばバランスシリンダが目標位置の近くにあるときにはフィードフォワード制御だけに切り換える等とすることが望ましい。
本発明の主軸ヘッド昇降装置において、前記主サーボ弁は、ノズルフラッパ弁であることが望ましい。
このような本発明では、主サーボ弁としてノズルフラッパ弁を用いることで、高応答性つまり動作の高速性と、高精度とを得ることができる。
本発明の主軸ヘッド昇降装置において、前記圧力レギュレータは、前記加圧ガス源からの加圧ガスの圧力を調整するサーボ弁と、前記サーボ弁からの加圧ガスの流量を検出する流量センサと、前記流量センサからの加圧ガスを一時貯留する等温チャンバと、前記等温チャンバからの加圧ガスの圧力を検出する圧力センサとを有し、前記制御装置は、前記流量センサからの流量値および前記圧力センサからの圧力値に基づく二重のフィードバックループにより前記圧力レギュレータの前記サーボ弁を制御する圧力レギュレータ制御部を有することが望ましい。
このような本発明では、主サーボ弁に導入される加圧ガスを、圧力レギュレータで一定の圧力に安定化させることができる。とくに、圧力レギュレータの制御を行う圧力レギュレータ制御部において、流量センサからの流量値および圧力センサからの圧力値に基づく二重のフィードバックループにより圧力レギュレータのサーボ弁を制御することで、高精度の圧力安定化を行うことができる。その結果、主サーボ弁におけるフィードフォワード制御を一層有効に機能させることができる。
本発明の工作機械は、前述した本発明の主軸ヘッド昇降装置を有することを特徴とする。
このような本発明の工作機械においては、前述した本発明の主軸ヘッド昇降装置で説明した通りの効果を得ることができる。
本発明によれば、静止時および駆動時の圧力変動を低減し、圧力変動を抑制するための消費電流を低減できる電空ハイブリッド型の主軸ヘッド昇降装置および工作機械を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る工作機械を示す斜視図。 前記実施形態の主軸ヘッド昇降装置およびその周辺部分を示す側面図。 前記実施形態の圧力調整装置を示すブロック図。 前記実施形態の圧力レギュレータを示すブロック図。 前記実施形態の圧力レギュレータの制御を示すブロック線図。 前記実施形態の主サーボ弁を示すブロック図。 前記実施形態の主サーボ弁の制御を示すブロック線図。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態は、電空ハイブリッド型の主軸ヘッド昇降装置を備えた工作機械に本発明を適用した例である。
〔工作機械1〕
図1において、工作機械1は、ワークWが載置されるテーブル13と、テーブル13を支持するベース10と、ベース10およびテーブル13を跨いで設けられた門型コラム20と、門型コラム20の水平ビーム20Aに支持された主軸装置30と、を有する。
テーブル13とベース10との間には、X軸ガイド機構11およびX軸リニアモータ機構12が設置され、テーブル13はベース10に対してX軸方向へ移動可能である。
X軸ガイド機構11は、ベース10の上面にX軸方向に沿って互いに平行に配置されたガイドレール11Aと、テーブル13の下面にガイドレール11Aに沿ってスライド可能に設けられたスライド部材11Bとを含んで構成されている。
X軸リニアモータ機構12は、ベース10の上面においてガイドレール11Aの間にこれらと平行に配列されたマグネット12Aと、このマグネット12Aに隙間を隔ててテーブル13の下面に取り付けられたコイル12Bとを含むリニアモータによって構成されている。
主軸装置30はサドル33を有し、サドル33と水平ビーム20Aとの間には、Y軸ガイド機構21およびY軸リニアモータ機構22が設置され、主軸装置30は門型コラム20に対してY軸方向へ移動可能である。
Y軸ガイド機構21は、図2にも示すように、門型コラム20の水平ビーム20Aの上面にY軸方向に沿って互いに平行に配置されたガイドレール21Aと、主軸装置30の下面にガイドレール21Aに沿ってスライド可能に設けられたスライド部材21Bとを含んで構成されている。
Y軸リニアモータ機構22は、門型コラム20の水平ビーム20Aの上面においてガイドレール21Aの間にこれらと平行に配列されたマグネット22Aと、このマグネット22Aに隙間を隔てて主軸装置30の下面に取り付けられたコイル22Bとを含むリニアモータによって構成されている。
主軸装置30は、サドル33の片側に主軸ヘッド43を有し、反対側にバランスウエイト47を有する。
主軸ヘッド43は、主軸ヘッド本体51と、この主軸ヘッド本体51に回転可能に支持された主軸52と、この主軸52を回転駆動させる回転駆動源53とを有する。主軸52には工具54が着脱可能に取り付けられる。回転駆動源53は電動モータによって構成されている。
〔主軸ヘッド昇降装置40〕
主軸ヘッド43をサドル33に対して昇降させるために、主軸装置30は主軸ヘッド昇降装置40を備えている。
主軸ヘッド昇降装置40は、電空ハイブリッド型とされ、Z軸ガイド機構41およびZ軸リニアモータ機構42(電動式駆動機構)を有するとともに、主軸ヘッド43の重量を負担するバランスシリンダ44、圧力調整装置46および空気供給源45を備えている。
主軸ヘッド43とサドル33との間には、Z軸ガイド機構41およびZ軸リニアモータ機構42が設置され、主軸ヘッド43はサドル33に対してZ軸方向へ昇降駆動可能である。
Z軸ガイド機構41は、主軸ヘッド43の裏面にZ方向に沿って互いに平行に配置されたガイドレール41Aと、サドル33の正面に固定されガイドレール41Aをスライド可能に案内するスライド部材41Bとを含んで構成されている。
Z軸リニアモータ機構42は、主軸ヘッド43の裏面においてガイドレール41Aの間にこれらと平行に配列されたマグネット42Aと、このマグネット42Aに隙間を隔ててサドル33の正面に取り付けられたコイル42Bとを含むリニアモータによって構成されている。コイル42Bの周囲は遮熱部材42Cで覆われている。遮熱部材42Cとしては、アルミニウムまたはプラスチックスなどの材料によって箱状に形成されている。
バランスシリンダ44は、主軸ヘッド43を挟んで両側に一対で配置され、Z軸ガイド機構41およびZ軸リニアモータ機構42と並列に設置されている。
一対のバランスシリンダ44は、それぞれ上端がブラケット55を介してサドル33に支持されたシリンダ本体44Aと、上端にシリンダ本体44A内に摺動可能に収納されたピストンを有し下端が主軸ヘッド43の下端に連結されたピストンロッド44Bとから構成されている。
バランスシリンダ44は、主軸ヘッド43の重量の少なくとも一部を支える付勢力を発生するものであり、ピストンで区画されたシリンダ本体44Aの下室には、圧力調整装置46を介して、空気供給源45からの加圧空気が供給されている。
バランスシリンダ44においては、圧力調整装置46および空気供給源45から供給される加圧空気により、主軸ヘッド43の重量とバランスする付勢力が、主軸ヘッド43に対して上向きに付与される。
このような主軸ヘッド昇降装置40においては、圧力調整装置46によりバランスシリンダ44の圧力制御が行われる。
以下、本実施形態の主軸ヘッド昇降装置40におけるバランスシリンダ44の圧力制御について説明する。
〔圧力調整装置46〕
図3において、圧力調整装置46は、空気供給源45(加圧ガス源)からの加圧空気(加圧ガス)の圧力を安定化させる圧力レギュレータ70と、圧力レギュレータ70で安定化された加圧空気の圧力を調整する主サーボ弁80と、圧力レギュレータ70および主サーボ弁80を制御する制御装置90とを有する。
そして、制御装置90は、圧力レギュレータ70を制御する圧力レギュレータ制御部91と、主サーボ弁80を制御する主サーボ弁制御部92と、バランスシリンダ44の目標圧力Prefを含む制御データを記憶する記憶部93と、を備えている。
〔圧力レギュレータ70〕
図3において、圧力レギュレータ70は、主サーボ弁80に導入される加圧空気を安定化させるものである。
図4において、圧力レギュレータ70は、空気供給源45(加圧ガス源)からの加圧空気(加圧ガス)の圧力を調整するサーボ弁71と、サーボ弁71からの空気の流量を検出する流量センサ72と、流量センサ72からの空気を一時貯留する等温チャンバ73と、等温チャンバ73からの空気の圧力を検出する圧力センサ74とを有する。
等温チャンバ73には、図示しないが、内部の空気の圧力微分値dP/dtを検出する圧力微分計(圧力計および微分演算器との組み合わせを含む)が設置されている。
このような圧力レギュレータ70としては、例えば、特開2009−110033号に開示された圧力レギュレータを用いることができる。ただし、高速かつ精密に目標圧力を維持でき、主サーボ弁80に導入される加圧空気を安定化させるのに十分な性能があれば、他の構成の圧力レギュレータを利用してもよい。
〔圧力レギュレータ制御部91〕
図5に、圧力レギュレータ制御部91における制御ブロック線図を示す。
圧力レギュレータ制御部91は、二重のフィードバックループにより圧力レギュレータ70を制御するものであり、圧力レギュレータ70のサーボ弁71に指令値Crを出力し、等温チャンバ73を経て主サーボ弁80へ送られる加圧空気を圧力Prに調節させる。
圧力レギュレータ制御部91は、圧力センサ74からの圧力Prをフィードバックする圧力ループ911と、流量センサ72からの流入流量Ginをフィードバックする流量ループ912とを有する。
圧力ループ911は、圧力レギュレータ制御部91の主フィードバックループであり、目標圧力Prefに対して、圧力センサ74で検出される等温チャンバ73から送り出される空気の圧力Prをフィードバックし、サーボ弁71の比例積分制御を行う。
流量ループ912は、圧力ループ911の内側に設定され、サーボ弁71から等温チャンバ73に流入する空気の流入流量Ginと、この流入流量Ginと等温チャンバ73内の空気の圧力微分値dP/dtとに基づいて計算される等温チャンバ73から流出する空気の流出流量Goutとに基づいて、サーボ弁71の比例積分制御を行う。
このような圧力レギュレータ制御部91においては、圧力レギュレータ70から主サーボ弁80へ送られる加圧空気の圧力Prが目標圧力Prefであるとき、サーボ弁71は、等温チャンバ73の流出口から流出する流出流量Goutと、流入口から流入する流入流量Ginとがバランスする開度に調整されている。
ここで、空気供給源45からの空気の圧力Poが変動し、または、等温チャンバ73からの空気の流出流量Goutに変動が生じると、等温チャンバ73の圧力が変化し、これに伴って圧力レギュレータ70から主サーボ弁80へ送られる加圧空気の圧力Prも変化し、目標圧力Prefから外れる。
これに対し、圧力レギュレータ制御部91は、二重のフィードバックループにより圧力レギュレータ70のサーボ弁71の開度を加減し、その開度に応じた流入流量Ginで等温チャンバ73へと空気を流入させる。これによって、等温チャンバ73から主サーボ弁80へ送られる加圧空気の圧力Prを目標圧力Prefに復帰させることができる。
〔主サーボ弁80〕
図3および図6において、主サーボ弁80は、バランスシリンダ44の圧力を直接制御するものである。
主サーボ弁80は、高応答性つまり動作が高速で高精度のノズルフラッパ弁で構成される。このようなノズルフラッパ弁としては、例えばピーエスシー株式会社のノズルフラッパ型3方弁AS110−135(35L)などが利用できる。
なお、主サーボ弁80はノズルフラッパ弁に限らず、ノズルフラッパ弁と同様な高速性および高精度が得られるものであれば、他の形式のサーボ弁であってもよい。
〔主サーボ弁制御部92〕
図6において、主サーボ弁制御部92は、主サーボ弁80を制御するものであり、主サーボ弁80に指令値Csを出力し、主サーボ弁80からバランスシリンダ44へ送られる加圧空気を圧力Psに調節させる。
主サーボ弁制御部92における制御は、主にフィードフォワード制御とされ、条件に応じて比例積分制御を組み合わせる構成とされている。
このために、主サーボ弁制御部92は、FF制御部921と、PI制御部922と、制御切換部923と、を備えている。
FF制御部921は、バランスシリンダ44の現在位置Xcに基づいて、主サーボ弁80のフィードフォワード制御を行う。
PI制御部922は、バランスシリンダ44の目標圧力Prefと、バランスシリンダ44の現在圧力Pcのフィードバックとに基づいて比例積分制御を行う。
制御切換部923は、目標圧力Prefと現在圧力Pcとの関係からPI制御部922の有効無効を切り替える。
図7に、主サーボ弁制御部92における制御ブロック線図を示す。
主サーボ弁制御部92においては、基本的に、FF制御部921によるフィードフォワード制御が行われる。
まず、バランスシリンダ44の圧力Pcが目標圧力Prefより大きい場合、制御切換部923はPI制御部922を無効とする。その結果、主サーボ弁制御部92は、FF制御部921のみによるフィードフォワード制御が行われる。
FF制御部921によるフィードフォワード制御は、バランスシリンダ44の現在位置Xcに基づくオープンループ制御であり、バランスシリンダ44の圧力Pcのフィードバックは参照されない。
一方、バランスシリンダ44の圧力Pcが目標圧力Pref以下の場合、制御切換部923はPI制御部922を有効とする。その結果、主サーボ弁制御部92は、FF制御部921によるフィードフォワード制御とともに、PI制御部922による比例積分制御が行われる。
すなわち、FF制御部921によるバランスシリンダ44の現在位置Xcに基づくフィードフォワード制御が行われるとともに、PI制御部922によりバランスシリンダ44の圧力Pcのフィードバックが参照され、比例積分制御が行われ、各々の制御出力が加算されて指令値Csとして主サーボ弁80に送られる。
以上のような主サーボ弁制御部92および主サーボ弁80により、バランスシリンダ44は目標圧力Prefに基づく所期の圧力Pcに制御することができる。
〔実施形態の効果〕
本実施形態によれば、以下に述べる効果が得られる。
本実施形態の主軸ヘッド昇降装置40では、圧力調整装置46の主サーボ弁80により、バランスシリンダ44の基本的な圧力制御が行われる。主サーボ弁80の制御は、制御装置90の主サーボ弁制御部92のFF制御部921により、バランスシリンダ44の現在位置Xcに基づくフィードフォワード制御によって行われる。
すなわち、バランスシリンダ44を含む系をモデル化しておき、バランスシリンダ44の現在位置に応じて予め設定しておいた制御量を用いるため、バランスシリンダ44の現在圧力Pcを参照するフィードバック制御のような圧力変動を回避することができる。
さらに、主サーボ弁80に供給される加圧空気は、空気供給源45から直接ではなく、圧力レギュレータ70で圧力Prを安定化させておくため、バランスシリンダ44を含む系のモデル化による主サーボ弁80のフィードフォワード制御を行う際に、その前提となる圧力条件を正確に再現することができる。
そして、本実施形態では、主サーボ弁80として高応答性および高精度を有するノズルフラッパ弁を用いることで、フィードフォワード制御の精度を更に向上することができる。
以上により、本実施形態においては、静止時および駆動時の圧力変動を低減することができ、圧力変動の低減により電動式駆動装置であるZ軸リニアモータ機構42による補正が必要なくなり、停止時の消費電流を低減することができる。
本実施形態では、主サーボ弁制御部92にFF制御部921を設けるとともに、PI制御部922および制御切換部923を設け、バランスシリンダ44の現在圧力Pcが目標圧力Prefより低いか等しい場合、つまりFF制御部921によるフィードフォワード制御だけでは、バランスシリンダ44の現在圧力Pcが不足する状態のとき、PI制御部922による比例積分制御を行うことで、バランスシリンダ44に加圧空気を追加供給し、現在圧力Pcを迅速に目標圧力Prefまで復帰させることができる。
すなわち、バランスシリンダ44の現在圧力Pcが不足した状態では、バランスシリンダ44で主軸ヘッド43を支えきれず、現在位置Xcが目標位置よりも下がってしまう。このような場合、Z軸リニアモータ機構42による補助を行い、バランスシリンダ44を押し上げることで、バランスシリンダ44を目標位置に維持する必要が生じる。
しかし、本実施形態では、PI制御部922により加圧空気の追加供給が行われ、これによりバランスシリンダ44を目標位置に復帰させることができ、Z軸リニアモータ機構42による補助を解消し、そのための電流を低減することができる。
本実施形態では、圧力レギュレータ70により、主サーボ弁80に導入される加圧空気を一定の圧力に安定化させることができる。とくに、圧力レギュレータ70の制御を行う圧力レギュレータ制御部91において、流量センサ72からの流入流量Ginのフィードバック(流量ループ912)と、圧力センサ74からの圧力Prのフィードバック(圧力ループ911)との二重のフィードバックループにより、圧力レギュレータ70のサーボ弁71を制御することで、高精度の圧力安定化を行うことができる。その結果、主サーボ弁80におけるフィードフォワード制御を一層有効に機能させることができる。
〔変形例〕
本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形などは本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態では、制御切換部923がPI制御部922を有効とする切換条件として、バランスシリンダ44の現在圧力Pcが目標圧力Pref以下、つまり低いか等しい場合としたが、等しい場合を含まなくてもよい。
一方、制御切換部923がPI制御部922を有効とする切換条件として、バランスシリンダ44の現在圧力Pcが目標圧力Pref以上あるいは目標圧力Prefより高い場合としてもよい。
例えば、FF制御部921によるフィードフォワード制御だけではバランスシリンダ44の現在圧力Pcが過剰となる場合、バランスシリンダ44を押し下げるように電動式駆動機構で補助する必要が生じるが、現在圧力Pcが目標圧力Pref以上あるいは目標圧力Prefより高いときにPI制御部922を有効とすることで、電動式駆動機構による補助を解消することができる。
本実施形態では、主サーボ弁80としてノズルフラッパ弁を用いたが、高応答性つまり動作の高速性と、高精度とを得ることができるサーボ弁であれば、他の形式のサーボ弁、例えば、数百Hz〜1kHz程度の高い動特性をもつスプール弁やダイヤフラム弁を用いてもよい。
本実施形態では、主サーボ弁80の流入圧力を安定化させるための圧力レギュレータ70として、サーボ弁71、流量センサ72、等温チャンバ73および圧力センサ74を有する圧力レギュレータ70を用い、圧力レギュレータ制御部91において、流量ループ912と圧力ループ911との二重のフィードバックループを形成したが、このような圧力レギュレータ70は本発明に必須ではなく、高精度の圧力安定化を行うことができる他の形式の圧力レギュレータで代替してもよい。
本発明は、主軸ヘッドを昇降させる電動式駆動機構と、主軸ヘッドの重量を負担するバランスシリンダとを有する、電空ハイブリッド型の主軸ヘッド昇降装置、および、この主軸ヘッド昇降装置を備えた工作機械に利用できる。
1…工作機械、10…ベース、11…X軸ガイド機構、11A…ガイドレール、11B…スライド部材、12…X軸リニアモータ機構、12A…マグネット、12B…コイル、13…テーブル、20…門型コラム、20A…水平ビーム、21…Y軸ガイド機構、21A…ガイドレール、21B…スライド部材、22…Y軸リニアモータ機構、22A…マグネット、22B…コイル、30…主軸装置、33…サドル、40…主軸ヘッド昇降装置、41…Z軸ガイド機構、41A…ガイドレール、41B…スライド部材、42…Z軸リニアモータ機構、42A…マグネット、42B…コイル、42C…遮熱部材、43…主軸ヘッド、44…バランスシリンダ、44A…シリンダ本体、44B…ピストンロッド、45…空気供給源、46…圧力調整装置、47…バランスウエイト、51…主軸ヘッド本体、52…主軸、53…回転駆動源、54…工具、55…ブラケット、70…圧力レギュレータ、71…サーボ弁、72…流量センサ、73…等温チャンバ、74…圧力センサ、80…主サーボ弁、90…制御装置、91…圧力レギュレータ制御部、911…圧力ループ、912…流量ループ、92…主サーボ弁制御部、921…FF制御部、922…PI制御部、923…制御切換部、93…記憶部、Cr…指令値、Cs…指令値、Gin…流入流量、Gout…流出流量、Pc…バランスシリンダの現在圧力、Po…空気供給源からの加圧空気の圧力、Pr…圧力レギュレータで安定化された空気の圧力、Pref…バランスシリンダの目標圧力、Ps…バランスシリンダに送られる加圧空気の圧力、W…ワーク、Xc…バランスシリンダの現在位置。

Claims (5)

  1. 工作機械の主軸ヘッドを昇降させる電動式駆動機構と、前記主軸ヘッドの重量を負担するバランスシリンダと、前記バランスシリンダの圧力を制御する圧力調整装置とを備えた主軸ヘッド昇降装置であって、
    前記圧力調整装置は、加圧ガス源からの加圧ガスの圧力を安定化させる圧力レギュレータと、前記圧力レギュレータで安定化された加圧ガスの圧力を調整する主サーボ弁と、前記圧力レギュレータおよび前記主サーボ弁を制御する制御装置とを有し、
    前記制御装置は、前記主サーボ弁を制御する主サーボ弁制御部を有し、前記主サーボ弁制御部は、前記バランスシリンダの現在位置に基づいて前記主サーボ弁のフィードフォワード制御を行うFF制御部を備えていることを特徴とする主軸ヘッド昇降装置。
  2. 請求項1に記載した主軸ヘッド昇降装置において、
    前記主サーボ弁制御部は、前記バランスシリンダの目標圧力と前記バランスシリンダの現在圧力のフィードバックとに基づいて比例積分制御を行うPI制御部と、前記目標圧力と前記現在圧力との関係から前記PI制御部の有効無効を切り替える制御切換部と、を備えていることを特徴とする主軸ヘッド昇降装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載した主軸ヘッド昇降装置において、
    前記主サーボ弁は、ノズルフラッパ弁であることを特徴とする主軸ヘッド昇降装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載した主軸ヘッド昇降装置において、
    前記圧力レギュレータは、前記加圧ガス源からの加圧ガスの圧力を調整するサーボ弁と、前記サーボ弁からの加圧ガスの流量を検出する流量センサと、前記流量センサからの加圧ガスを一時貯留する等温チャンバと、前記等温チャンバからの加圧ガスの圧力を検出する圧力センサとを有し、
    前記制御装置は、前記流量センサからの流量値および前記圧力センサからの圧力値に基づく二重のフィードバックループにより前記圧力レギュレータの前記サーボ弁を制御する圧力レギュレータ制御部を有することを特徴とする主軸ヘッド昇降装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載した主軸ヘッド昇降装置を有することを特徴とする工作機械。
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