JP2017029421A - 携帯型洗浄器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノズルのセルフクリーニング機構を備えることで、使用者自身が個室を出てからノズルを洗面所の水道水などで直接洗浄する必要のない使い勝手のよい携帯型洗浄器を提供する。
【解決手段】本発明の携帯用おしり洗浄器は、洗浄対象を洗浄するための通常洗浄用孔(2c)と、ノズル(2)を洗浄するためのノズル洗浄用孔(2a)とが形成されたノズル(2)、ノズル(2)上をスライド移動することでノズル洗浄用孔(2a)を開閉する外筒(4)とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯型洗浄器に関する。
近年、据置型の温水洗浄便座が普及してきている。さらに最近では、外出時等にトイレで使用するための携帯型の洗浄器(以下、携帯型洗浄器と称する)も普及しつつある。
据置型の温水洗浄便座、携帯型洗浄器の何れにおいても、洗浄対象(おしり)に洗浄水を吹き付けるためのノズルを備えている。このため、洗浄対象の洗浄後、ノズル自体も洗浄する必要がある。通常、据置型の温水洗浄便座では、特許文献1に記載のように、ノズル洗浄時に洗浄水をノズル表面に流出させてノズルを洗浄する機構(ノズルのセルフクリーニング機構)が備えられている。
特開2008−82043号公報(2008年4月10日公開)
しかしながら、従来の携帯型洗浄器では、据置型の温水洗浄便座に設けられているようなノズルを洗浄するノズルのセルフクリーニング機構を備えていないため、使用者自身が個室を出てからノズルを洗面所の水道水などで直接洗浄する必要があり、使い勝手が悪かった。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、ノズルのセルフクリーニング機構を備えることで、使用者自身が個室を出てからノズルを洗面所の水道水などで直接洗浄する必要のない使い勝手のよい携帯型洗浄器を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る携帯型洗浄器は、洗浄水を貯蔵するタンクと、上記タンクに貯蔵された洗浄水を吐水し、洗浄対象を洗浄するための通常洗浄用孔が形成されたノズルと、を備え、上記ノズルには、当該ノズルを洗浄するために上記洗浄水を吐水する開口であって、上記通常洗浄用孔の開口面積よりも大きい開口面積のノズル洗浄用孔が開閉可能に形成されていることを特徴としている。
本発明の一態様によれば、使用者自身が個室を出てからノズルを洗面所の水道水などで直接洗浄する必要がなく、使い勝手がよいという効果を奏する。
(a)(b)は、本発明の実施形態1に係る携帯型洗浄器の2つの洗浄モードを説明するための図である。 (a)(b)は、本発明の実施形態1に係る携帯型洗浄器の概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態1に係る携帯型洗浄器の本体の概略構成を示す斜視図である。 (a)(b)は、本発明の実施形態1に係る携帯型洗浄器のノズルのセルフクリーニング機構の動作を説明する図である。 本発明の実施形態2に係る携帯型洗浄器の概略を示す斜視図である。 本発明の実施形態3に係る携帯型洗浄器の概略を示す斜視図である。 図6に示す携帯型洗浄器に備えられたポンプ駆動制御回路を示す概略ブロック図である。 図6に示す携帯型洗浄器におけるポンプ駆動制御処理の流れを示すフローチャートである。 (a)(b)は、本発明の携帯型洗浄器の変形例における2つの洗浄モードを説明するための図である。
以下、本発明の各実施形態について、詳細に説明する。各実施形態では、外出先のトイレの個室で使用することを前提とし、洗浄対象を人のおしりとした携帯用おしり洗浄器に、本発明の携帯型洗浄器を適用した例について説明する。
〔実施形態1〕
図2の(a)(b)は、本実施形態に係る携帯用おしり洗浄器100の概略構成を示す斜視図である。
(携帯用おしり洗浄器100の概略説明)
携帯用おしり洗浄器100は、洗浄水を洗浄対象(おしり)に吐水して当該洗浄対象を洗浄する洗浄器である。携帯用おしり洗浄器100は、図2の(a)に示すように、洗浄水を貯蔵するタンク1、洗浄対象に洗浄水を吐水するための通常洗浄用孔2cが形成されたノズル2、タンク1に貯蔵された洗浄水をノズル2に供給するための本体3、および、ノズル2にスライド自在に設けられ、タンク1の洗浄水を用いてノズル2を洗浄するノズルのセルフクリーニング機構を構成する構成要素の一つの外筒4(スライド部材)を含んでいる。
タンク1は、表面が断面略八角形状(一例)に形成され、内面が断面略真円形状に形成された筒状の筐体1aからなり、筐体1aの内部1bに洗浄水を貯蔵するための貯蔵空間を有している。このタンク1の内部1bの貯蔵空間は、洗浄水を排出すれば、図2の(b)に示すように、本体3を収納する収納空間になる。
本体3は、タンク1の内部1bに収納可能に設けられており、表面が断面略真円状の筒状の筐体3aによって、内蔵された洗浄水供給部としてのダイヤフラムポンプ32等(図3)が覆われている。筐体3aの表面には、携帯用おしり洗浄器100を操作するための操作ボタン群31が設けられている。操作ボタン群31は、図示しないが、洗浄対象(おしり)の洗浄を行う通常洗浄(通常洗浄モード)の実行・停止を行うためのボタン、ノズル2本体を洗浄するためのノズル洗浄(ノズル洗浄モード)の実行・停止を行うためのボタン、洗浄時の水量設定のボタンなどの各種操作ボタンが設けられている。但し、上記の通常洗浄、ノズル洗浄についてはボタン操作をせずに、何らかの信号をトリガにして自動的に行うようにしてもよい。
タンク1の内部1bの奥行きは、本体3の長手方向の長さと同じか、あるいは少し長くなるように設定されている。そして、本体3の筐体3aは、外径が上記タンク1の筐体1aの内面の内径と同じか、若干小さくなるように形成されている。これにより、本体3は、図2の(b)に示すように、タンク1の内部1bに完全に収納される。このとき、ノズル2は本体3に収納される。
このように、本体3は、携帯時にはタンク1の内部1bに収納された状態となり、使用時には少なくとも筐体3a上に形成された操作ボタン群31が露出されるまでタンク1の内部1bから引き出され、その位置でタンク1に固定された状態となる。
(本体3の詳細)
図3は、本体3の概略構成斜視図を示す。なお、図3では、説明の便宜上、図2の(a)で示した筐体3aを省略している。
本体3は、洗浄水供給部としてのダイヤフラムポンプ32、一端がダイヤフラムポンプ32の排水口に接続され、他端がノズル2に接続された排水パイプ33、一端がダイヤフラムポンプ32の吸水口に接続され、他端が逆止弁35に接続された吸水パイプ34、タンク1(図2の(a)等)からの洗浄水を吸水するための吸水口36、電池収納部(図示しない)の蓋としての電池蓋37、および、本体3のタンク1との接続部の外周面に形成されたゴムパッキン38を備えている。なお、電池蓋37は、電池収納部を閉じることで、防水機能を実現している。また、ゴムパッキン38によって、本体3とタンク1との接続部分における防水機能を実現している。
逆止弁35は、一端が吸水パイプ34に接続され、他端が吸水口36に接続されており、吸水口36からの洗浄水を吸水パイプ34に流し、吸水パイプ34からの洗浄水は吸水口36に流さないようになっている。つまり、タンク1からの洗浄水は、吸水口36で吸水され、逆止弁35を通って吸水パイプ34に送られるが、吸水パイプ34から逆流する洗浄水は逆止弁35に止められ、吸水口36に流れないようになっている。
従って、ダイヤフラムポンプ32が作動すると、タンク1の洗浄水は、吸水口36から逆止弁35を介して吸水パイプ34により当該ダイヤフラムポンプ32内部に吸水され、ダイヤフラムポンプ32の排水口から排水パイプ33を通してノズル2に排水される。
このようにして、本体3からノズル2に洗浄水が供給される。洗浄水が供給されたノズル2は、通常洗浄用孔2cから洗浄水を吐水する。以下にノズル2の詳細について説明する。
(ノズル2の詳細)
ノズル2は、図4の(a)に示すように、後端2dを支点として、矢印A・B方向に回動自在に本体3に取り付けられている。つまり、ノズル2は、図2の(a)に示す洗浄位置から、図2の(b)に示す収納位置まで回動するように、本体3に取り付けられている。
ノズル2には、上記通常洗浄用孔2cよりも本体3に近い側、すなわちノズル2における洗浄水供給方向の上流側に、当該ノズル2を洗浄するために上記洗浄水を吐水する開口であって、上記通常洗浄用孔2cの開口面積よりも大きい開口面積のノズル洗浄用孔2aが形成されている。
ノズル洗浄用孔2aの形成位置は、特に限定するものではないが、上述のように、本体3に近い側、すなわち、通常洗浄用孔2cよりもノズル2の上流側に形成されていることが好ましい。これにより、ノズル全体と通常洗浄用孔2cを、ノズル洗浄用孔2aから吐水する洗浄水により洗い流すことが可能となる。
れば、ノズル洗浄用孔2aから吐水される洗浄水は当該ノズル2を伝って確実にノズルを洗浄することができる。
ノズル2上には、図4の(a)に示すように、矢印X・Y方向にスライド自在に形成され、ノズル洗浄用孔2aを覆う外筒4が設けられている。つまり、外筒4は、ノズル2上でノズル洗浄用孔2aを閉じる位置と、ノズル洗浄用孔2aを開ける位置とにスライド移動可能となっている。ノズル2を内筒とすれば、内筒と外筒4との2重の筒構造となる。
外筒4は、ノズル2に対向する面に、ノズル洗浄用孔2aを塞ぐ孔塞部4a、孔塞部4aの本体3側にノズル2上に形成された2つの凹部2bの何れか一方に嵌合する突起部4b、孔塞部4aのノズル2の先端側にノズル洗浄用孔2aから吐水された洗浄水を反射する洗浄水反射部4cが形成されている。
すなわち、外筒4は、ノズル2をスライド移動することで、図4の(a)に示すように、孔塞部4aがノズル2のノズル洗浄用孔2aを塞ぎ、突起部4bがノズル2のノズル洗浄用孔2a側の凹部2bに嵌合した状態(通常洗浄モード)と、図4の(b)に示すように、洗浄水反射部4cがノズル2の開放状態のノズル洗浄用孔2aに対向する位置にあり、突起部4bがノズル2の本体3側の凹部2bに嵌合した状態(ノズル洗浄モード)とを切り替えるようになっている。従って、外筒4を矢印X・Y方向にスライド移動させることで簡単に洗浄モードを切り替えることができる。しかも、各洗浄モードにおいて、外筒4の突起部4bが対応する凹部2bに嵌合するため、当該外筒4がノズル2上で固定され、それぞれの洗浄モードを安定して実行することができる。
なお、外筒4が通常洗浄モードの位置とノズル洗浄モードの位置とに移動する移動量は、できるだけ少ないのが好ましい。
以下に、図1の(a)(b)を参照しながら、ノズル2による洗浄モード(通常洗浄モード、ノズル洗浄モード)について説明する。
(ノズル2の洗浄モード)
図1の(a)は、通常洗浄モード時のノズル2の動作を示す図であり、図1の(b)は、ノズル洗浄モード時のノズル2の動作を示す図である。
通常洗浄モードでは、図1の(a)に示すように、外筒4の孔塞部4aによってノズル2のノズル洗浄用孔2aが塞がれるため、ノズル2に供給されたタンクからの洗浄水は通常洗浄用孔2cから吐水される。
一方、ノズル洗浄モードでは、図1の(b)に示すように、ノズル2のノズル洗浄用孔2aは開放されているため、ノズル2に供給されたタンクからの洗浄水は開口面積が通常洗浄用孔2cの開口面積よりも大きいノズル洗浄用孔2aから吐水される。タンクからノズル2に供給される洗浄水の流速が一定であれば、通常洗浄用孔2cの開口面積よりも大きい開口面積のノズル洗浄用孔2aから吐水される洗浄水の水圧は、通常洗浄用孔2cから吐水される洗浄水の水圧よりも低くなる。このため、ノズル洗浄用孔2aから吐水される洗浄水は、通常洗浄用孔2cから吐水される洗浄水のようにノズル2から遠くに吐水されず、当該ノズル2近くに吐水され、洗浄水がノズル2を伝って流れることになり、当該ノズル2が洗浄される。
しかも、ノズル洗浄モードでは、ノズル洗浄用孔2aは外筒4の洗浄水反射部4cによって覆われているため、ノズル洗浄用孔2aから吐水された洗浄水は、洗浄水反射部4cによって反射されノズル2を伝って流れるため、ノズル2を確実に洗浄することができる。
ノズル2のノズル洗浄用孔2aの開口面積を、当該ノズル洗浄用孔2aから吐水される洗浄水の水圧が上記ノズル2を伝って流れる程度の水圧となるように設定すれば、より確実にノズル2に洗浄水を伝わらせることができるので、ノズル2を確実に洗浄することができる。
なお、ノズル2の洗浄という観点から、ノズル洗浄用孔2aは複数個、ノズル2の側面に形成されるのが好ましい。この場合、それぞれのノズル洗浄用孔2aの開口面積が通常洗浄用孔2cの開口面積よりも小さくても、ノズル洗浄用孔2aの開口面積の総和が、通常洗浄用孔2cの開口面積よりも大きければ、一つのノズル洗浄用孔2aの開口面積が通常洗浄用孔2cの開口面積よりも大きい場合と同様の作用効果を得ることができる。
(効果)
以上のように、上記構成の携帯用おしり洗浄器100では、ノズル2のノズル洗浄用孔2aと、外筒4とでノズルのセルフクリーニング機構を構成していることになる。つまり、簡単な構成(ノズル洗浄用孔2a、外筒4)を追加するだけで、携帯用おしり洗浄器100においてノズルのセルフクリーニング機構を実現できる。
従来のように、携帯用おしり洗浄器にノズルのセルフクリーニング機構を備えていなければ、トイレの個室でノズルをトイレットペーパー拭き、その後、携帯用おしり洗浄器を手に持った状態で個室を出て、手洗い場で再度ノズルを洗浄し、洗浄後のノズルをトイレットペーパーで拭いた後、当該携帯用おしり洗浄器をバッグなどに収納する必要がある。このため、使用者はトイレの個室を出てからも先端ノズルを洗浄する手間が生じ、洗浄しているところ他人に見られるという恥じらいが生じる。
しかしながら、本実施形態に係る携帯用おしり洗浄器100では、ノズルのセルフクリーニング機構を備えているため、使用者自身がノズル2を水道水などで直接洗浄する必要はない。このため、使用者はトイレの個室内でノズル2を洗浄してから、ノズル2をトイレットペーパーで拭き取り、本体3に収納した状態で携帯用おしり洗浄器100をバッグに収納してから退室できる。その結果、トイレにかかる時間を短縮することが可能となる。しかも、トイレの個室内でノズル洗浄から収納まで行うことができるため、個室を出てからの先端ノズルを洗浄する手間と恥じらいがなくなる。
しかも、ノズル洗浄は、タンク1に残った洗浄水で行うことになるため、タンク1の排水処理を兼ねて行うことができる。
なお、本実施形態では、ノズル洗浄用孔2aを開閉するために外筒4を用いたが、これに限定されるものではなく、ノズル洗浄用孔2aの開閉を行わせるための部材であれば、どのような部材であってもよい。例えば、ノズル洗浄用孔2aに、外部から開閉操作可能な蓋を直接設けることが考えられる。
ところで、携帯用おしり洗浄器100を使用する場所が、暗い個室であれば、ノズル2が見難い、あるいはタンク1の洗浄水の残量が確認し難い、といった問題が生じる可能性がある。以下の実施形態では、暗い個室で携帯用おしり洗浄器を使用する場合であっても、ノズル2が見や易く、また、タンク1の洗浄水の残量が確認し易い携帯用おしり洗浄器の一例について説明する。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図5は、本実施形態に係る携帯用おしり洗浄器101の概略構成斜視図である。
(携帯用おしり洗浄器101の概略説明)
携帯用おしり洗浄器101は、図5に示すように、前記実施形態1に係る携帯用おしり洗浄器100とほぼ同じ構成であり、異なるのは、本体3の筐体3aに2つのLEDライト50a・50bが設けられている点である。
また、携帯用おしり洗浄器101のタンク1では、貯蔵している洗浄水が外部から見えるように筐体1aが光透過性の樹脂(材料)で形成されている。
LEDライト50aは、本体3の筐体3aのノズル2側端部に形成され、ノズル2に光を照射するようになっている。なお、LEDライト50aは、ノズル2に光が照射できる位置であれば、ノズル2自体あるいは本体3の何れに設けてもよいし、他の位置に設けてもよい。
このように、ノズル2に光を照射するLEDライト50aが設けられていれば、暗闇であってもノズル2を適切な位置に導くことが可能となる。
LEDライト50bは、本体3の筐体3aのタンク1側端部に形成され、タンク1に光を照射するようになっている。なお、LEDライト50bは、タンク1に光が照射できる位置であれば、本体3あるいはタンク1自体の何れに設けてよいし、他の位置に設けてもよい。
このように、タンク1に光を照射するLEDライト50bが設けられていれば、暗闇の中でもタンク1に貯蔵した洗浄水の残量を目視できる。
なお、タンク1の筐体1aが上述したような光透過性の樹脂で形成されている必要はなく、外部からタンク1に貯蔵された洗浄水の残量を示す残量計を設けて、この残量計にLEDライト50bの光を照射するようにし、暗い場所で洗浄水の残量を目視できるようにしてもよい。
ところで、一般に携帯用おしり洗浄器では、おしりを洗浄するうえで、ノズルと洗浄対象であるおしりとの最適な距離が想定されている。これは、ノズルとおしりとの距離が近すぎたり、遠すぎたりすると、水圧が強すぎたり、弱すぎたりするため、最適な水圧でおしりに洗浄水を吐水する必要があるためである。
しかしながら、一般的な携帯用おしり洗浄器では、据置型の温水洗浄便座とは異なり、ノズル位置が固定されておらず、使用者が個々に先端ノズルを便器内に挿入し、おしりを洗浄する。このため、ノズルとおしりとの距離が安定せず、近すぎたり、遠すぎたりして、おしりに吐水される洗浄水の水圧が強すぎたり、弱すぎたりすることになる。
以下の実施形態では、ノズルの先端に近接センサを内蔵し、最適な距離にならないと洗浄開始しないようにした携帯用おしり洗浄器について説明する。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図6は、本実施形態に係る携帯用おしり洗浄器102の概略構成斜視図である。
(携帯用おしり洗浄器102の概略説明)
携帯用おしり洗浄器102は、図6に示すように、前記実施形態1に係る携帯用おしり洗浄器100とほぼ同じ構成であり、異なるのは、ノズル2の先端に非常にコンパクトな近接センサ60が設けられている点と、近接センサ60による検出値が所定の範囲内にあることを示すLEDライト80とが設けられている点である。
このように、携帯用おしり洗浄器102のノズル2の先端に近接センサ60を設けることで、近接センサ60の検出値が、所定の範囲内にあるか否かを判定し、所定の範囲内にあると判定されたときに、ノズル2の通常洗浄用孔2cから洗浄水を吐水する洗浄制御を行っている。上記所定の範囲は、洗浄水を吐水して洗浄対象を洗浄するのに最適な距離の範囲、すなわち洗浄するうえでノズル2とおしりとの最適な距離の範囲を示す。この所定の範囲は、水圧などを考慮して設定される。
近接センサ60の検出値を用いて行う制御は、図7に示すポンプ駆動制御部70(洗浄水供給制御部)を用いて行う。
(ポンプ駆動制御部70)
ポンプ駆動制御部70は、図7に示すように、距離判定部71、ポンプ駆動開始指示部72、ポンプ駆動停止指示部73を含んでいる。ポンプ駆動制御部70は、操作ボタン群31からの操作信号(例えば、通常洗浄の指示を示す信号)をトリガに洗浄制御を実行する。
距離判定部71は、近接センサ60からの検出値が、所定の範囲内であるか否かを判定し、判定結果をポンプ駆動開始指示部72、ポンプ駆動停止指示部73に送る。ここで、所定の範囲内は、範囲の境界値を含み、所定の範囲外は、範囲の境界値を含まない所定の範囲を越えるものとする。
ポンプ駆動開始指示部72は、距離判定部71からの判定結果が、検出値が所定の範囲内にあるとの判定結果であるとき、ダイヤフラムポンプ32に対してポンプ駆動開始の信号を送ると共に、LEDライト80に点灯の指示の信号を送る。
ポンプ駆動停止指示部73は、距離判定部71からの判定結果が、検出値が所定の範囲外であるとの判定結果であるとき、ダイヤフラムポンプ32に対してポンプ駆動停止の信号を送る。
(近接センサ60を用いて洗浄制御)
図8は、近接センサ60を用いた場合の携帯用おしり洗浄器102による洗浄制御の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、操作ボタン群31を操作して通常洗浄のスイッチをONする(S11)。この状体では、まだ、ダイヤフラムポンプ32は駆動しない。後述する処理を経てダイヤフラムポンプ32は駆動する。
操作ボタン群31からの信号がポンプ駆動制御部70に入力され、距離判定部71によって、近接センサ60の検出値が所定の範囲内か否かが判定される(S12)。ここで、距離判定部71が近接センサ60の検出値が所定の範囲内にあると判定(S12のYES)すれば、判定結果を示す信号をポンプ駆動開始指示部72に送る。これにより、ダイヤフラムポンプ32は、ポンプ駆動開始指示部72からの指示信号により駆動を開始し、ノズル2に洗浄水を送る。このとき、近接センサ60の検出値が、所定の範囲にある間、LEDライト80は点灯し続ける。逆に、近接センサ60の検出値が、所定の範囲を越えれば、LEDライト80は消灯する。このLEDライト80の点灯状態を確認することで、使用者は、現在、おしり洗浄のために最適な距離にノズル2があるか否かを容易に確認することができる。
そして、ノズル2の通常洗浄用孔2cから洗浄水を吐水させる(S13)。
通常洗浄用孔2cから洗浄水が吐水している状態で、距離判定部71は、近接センサ60の検出値が所定の範囲外であるか否かを判定する(S14)。ここで、近接センサ60の検出値が所定の範囲外でなければ(S14のNO)であれば、通常洗浄用孔2cからの洗浄水の吐水を継続し、近接センサ60の検出値が所定の範囲外であれば(S14のYES)、LEDライト80を消灯させると共に、判定結果を示す信号をポンプ駆動停止指示部73に送る。
そして、ダイヤフラムポンプ32は、ポンプ駆動停止指示部73からの指示信号により駆動を停止する(S15)。
(効果)
上記構成の携帯用おしり洗浄器102では、ノズル2の先端に非常にコンパクトな近接センサ60を埋め込むことにより、ノズル2とおしりとの距離が最適な距離の範囲になるように調整することができる。これにより、ノズル2とおしりとの距離が近すぎ場合に水圧が強すぎたり、逆に、ノズル2とおしりとの距離が遠すぎた場合に水圧が弱すぎたりするといった不具合は生じない。
しかも、ノズル2とおしりとの距離が所定範囲外であるときには、ダイヤフラムポンプ32の駆動が停止するようになっているため、使用者がおしりをノズル2側に向けていないときに誤って操作ボタン群31を操作しても、ダイヤフラムポンプ32が駆動しないため、洗浄水を周囲に撒き散らすという誤操作を防ぐことができる。
従って、本実施形態に係る携帯用おしり洗浄器102を使用すれば、使用者は快適におしり洗浄を行うことができ、誤操作も防ぐことができるという効果を奏する。
なお、前記実施形態1〜3の携帯用おしり洗浄器100〜102では、ノズル2上を矢印Y方向、すなわち本体3側に移動させることでノズル洗浄用孔2aを開放する外筒4を用いたノズルのセルフクリーニング機構について説明したが、これに限定されるものではなく、他のノズルのセルフクリーニング機構であってもよい。以下の変形例において、他のノズルのセルフクリーニンググ機構について説明する。
〔変形例〕
図9の(a)は、通常洗浄モード時のノズル20の動作を示す図であり、図9の(b)は、ノズル洗浄モード時のノズル20の動作を示す図である。
本変形例では、図9の(a)(b)に示すように、前記実施形態1〜3のノズル2に代えてノズル20、外筒4に代えて外筒40を用いてノズルのセルフクリーニング機構を構成する。
ノズル20は、先端が開放状態であり、先端部とは反対側にノズル洗浄用孔20aが形成されている。
外筒40は、一端部が閉塞され、他端部が開放されており、開放された他端部から内筒となるノズル20を収容するようになっている。そして、外筒40の閉塞された端部側には通常洗浄用孔40bが形成されており、この通常洗浄用孔40bから、収容したノズル20の先端から排出される洗浄水が吐水するようになっている。従って、本変形例では、外筒40が通常洗浄モードにおいて洗浄水が付着する可能性のある部材となるため、ノズル洗浄モードでは、外筒40の表面を洗浄することになる。
外筒40には、さらに、ノズル20に形成されたノズル洗浄用孔20aを閉塞するための孔塞部40aが形成されると共に、ノズル洗浄用孔20aが開放されたときに対向し、当該ノズル洗浄用孔20aから吐水された洗浄水を反射する洗浄水反射部40cが形成されている。
ここで、ノズル洗浄用孔20aの開口面積は、通常洗浄用孔40bの開口面積よりも大きい。この場合も前記実施形態1〜3と同様に、ノズル洗浄用孔20aを複数設けた場合には、一つのノズル洗浄用孔20aの開口面積が通常洗浄用孔40bの開口面積よりも小さくても、全てのノズル洗浄用孔20aの開口面積の総和が、通常洗浄用孔40bの開口面積よりも大きければよい。
通常洗浄モードでは、図9の(a)に示すように、外筒40の孔塞部40aによってノズル20のノズル洗浄用孔20aが塞がれるため、ノズル2に供給されたタンクからの洗浄水は外筒40に形成された通常洗浄用孔40bから吐水される。
一方、ノズル洗浄モードでは、図9の(b)に示すように、ノズル20のノズル洗浄用孔20aは開放されているため、ノズル20に供給されたタンクからの洗浄水は開口面積が通常洗浄用孔20bの開口面積よりも大きいノズル洗浄用孔20aから吐水される。タンクからノズル20に供給される洗浄水の流速が一定であれば、通常洗浄用孔20bの開口面積よりも大きい開口面積のノズル洗浄用孔20aから吐水される洗浄水の水圧は、通常洗浄用孔20bから吐水される洗浄水の水圧よりも低くなる。このため、ノズル洗浄用孔20aから吐水される洗浄水は、通常洗浄用孔20bから吐水される洗浄水のようにノズル20から遠くに吐水されず、当該ノズル20近くに吐水され、洗浄水が外筒40の表面を伝って流れることになり、当該外筒40が洗浄される。
しかも、ノズル洗浄モードでは、ノズル洗浄用孔20aは外筒40の洗浄水反射部40cによって覆われているため、ノズル洗浄用孔20aから吐水された洗浄水は、洗浄水反射部40cによって反射され溢れて外筒40の表面を伝って流れるため、外筒40を下向きにすれば、外筒40の根元から外筒40の先端までの表面を確実に洗浄することができる。
以上の各実施形態に係る携帯用おしり洗浄器100〜102のノズル2及び外筒4、変形例のノズル20及び外筒40は、衛生上、何れも抗菌処理が施された樹脂で形成されているのが好ましい。他の部材、本体3、タンク1においても抗菌処理が施された樹脂で形成されているのが好ましい。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る携帯型洗浄器(携帯用おしり洗浄器100)は、洗浄水を貯蔵するタンク1と、上記タンク1に貯蔵された洗浄水を吐水し、洗浄対象を洗浄するための通常洗浄用孔2cが形成されたノズル2と、を備え、上記ノズル2には、当該ノズル2を洗浄するために上記洗浄水を吐水する開口であって、上記通常洗浄用孔2cの開口面積よりも大きい開口面積のノズル洗浄用孔2aが開閉可能に形成されていることを特徴としている。
上記構成によれば、ノズルに通常洗浄用孔の開口面積より大きい開口面積のノズル洗浄用孔が形成されているので、当該ノズルにタンクに貯蔵された洗浄水を供給した場合、ノズル洗浄用孔を閉じれば、通常洗浄用孔から洗浄水が吐水し、ノズル洗浄用孔を開ければ、ノズル洗浄用孔から洗浄水が吐水する。ここで、タンクからノズルに供給される洗浄水の流速が一定であれば、通常洗浄用孔の開口面積よりも大きい開口面積のノズル洗浄用孔から吐水される洗浄水の水圧は、通常洗浄用孔から吐水される洗浄水の水圧よりも低くなる。このため、ノズル洗浄用孔から吐水される洗浄水は、通常洗浄用孔から吐水される洗浄水のようにノズルから遠くに吐水されず、当該ノズル近くに吐水され、洗浄水がノズルを伝って流れることになり、当該ノズルが洗浄される。
従って、上記構成の携帯型洗浄器は、ノズルを洗浄するためのノズルのセルフクリーニング機構を備えたことになるため、使用者自身が個室を出てからノズルを洗面所の水道水などで直接洗浄する必要はない。
なお、ノズル洗浄用孔の開口面積は、一つのノズル洗浄用孔の開口面積であってもよく、ノズルの周囲に複数個設けられたノズル洗浄用孔の開口面積の総和であってもよい。
本発明の態様2に係る携帯型洗浄器(携帯用おしり洗浄器100)は、上記態様1において、上記ノズル洗浄用孔2aの開口面積は、当該ノズル洗浄用孔2aから吐水される洗浄水の水圧が上記ノズル2を伝って流れる程度の水圧となるように設定されているのが好ましい。
上記構成によれば、ノズル洗浄用孔の開口面積は、当該ノズル洗浄用孔から吐水される洗浄水の水圧が上記ノズルを伝って流れる程度の水圧となるように設定されていることで、ノズル洗浄用孔から吐水される洗浄水がノズルを確実に伝わるようになるため、ノズルを洗浄水により確実に洗浄することが可能となる。
本発明の態様3に係る携帯型洗浄器(携帯用おしり洗浄器100)は、上記態様1または2において、上記ノズル洗浄用孔2aは、上記通常洗浄用孔2cよりも上記ノズル2における洗浄水供給方向の上流側に形成されていてもよい。
上記の構成によれば、ノズル洗浄用孔が通常洗浄用孔よりもノズルにおける洗浄水供給方向の上流側に形成されていることで、通常洗浄用孔を用いて付着した洗浄水などを、ノズル洗浄用孔から吐水する洗浄水により洗い流すことが可能となる。特に、ノズル洗浄時には、ノズルの先端を下方に向ければ、ノズル洗浄用孔から吐水される洗浄水は当該ノズルを伝って確実にノズルを洗浄することができる。
本発明の態様4に係る携帯型洗浄器(携帯用おしり洗浄器100)は、上記態様1〜3の何れか1態様において、上記ノズル洗浄用孔2aを開閉するために、上記ノズル2上で上記ノズル洗浄用孔2aを閉じる位置と、上記ノズル洗浄用孔2aを開ける位置とにスライド移動可能なスライド部材(外筒4、40)が設けられていてもよい。
上記構成によれば、ノズル洗浄用孔を開閉するために、ノズル上でノズル洗浄用孔を閉塞する位置と、ノズル洗浄孔を開放する位置とにスライド移動可能なスライド部材が設けられていることで、使用者はスライド部材をスライドさせるだけで簡単に、洗浄対象を洗浄するためにノズル洗浄用孔を閉じる通常洗浄モードと、ノズルを洗浄するためにノズル洗浄用孔を開けるノズル洗浄モードとを切り替えることができる。
本発明の態様5に係る携帯型洗浄器(携帯用おしり洗浄器100)は、上記態様4において、上記スライド部材(外筒4、40)は、上記ノズル洗浄用孔2aを開放する位置に移動したときに、当該ノズル洗浄用孔2aと対向する位置に洗浄水反射部4cが形成されていてもよい。
上記構成によれば、スライド部材は、ノズル洗浄用孔を開放する位置に移動したときに、当該ノズル洗浄用孔と対向する位置に洗浄水反射部が形成されていることで、ノズル洗浄時に、ノズル洗浄用孔から吐水した洗浄水は洗浄水反射部にて反射されるため、洗浄水をノズルに確実に伝わせることができる。
本発明の態様6に係る携帯型洗浄器(携帯用おしり洗浄器101)は、上記態様1〜5の何れか1態様において、上記ノズル2に光を照射するLEDライト50aが設けられていてもよい。
上記構成によれば、ノズルに光を照射するLEDライトが設けられていれば、暗闇であってもノズルを適切な位置に導くことができる。
本発明の態様7に係る携帯型洗浄器(携帯用おしり洗浄器101)は、上記態様1〜6の何れか1態様において、上記タンク1を光透過性の材料で形成すると共に、当該タンク1に光を照射するLEDライト50bが設けられていてもよい。
上記構成によれば、タンクが光透過性の材料で形成されているので、当該タンクにLEDライトによって光を照射すれば、暗闇の中でもタンクに貯蔵した洗浄水の残量を目視できる。
本発明の態様8に係る携帯型洗浄器(携帯用おしり洗浄器102)は、上記態様1〜7の何れか1態様において、上記ノズル2の先端に設けられた近接センサ60と、上記タンク1に貯蔵された洗浄水を上記ノズル2に供給する洗浄水供給部(ダイヤフラムポンプ32)と、上記洗浄水供給部(ダイヤフラムポンプ32)による洗浄水の上記ノズル2への供給を制御する洗浄水供給制御部(ポンプ駆動制御部70)と、を備え、上記洗浄水供給制御部(ポンプ駆動制御部70)は、上記近接センサ60による検出値が、所定の範囲内にあれば、上記ノズル2への洗浄水の供給を行い、上記所定の範囲を越えていれば、上記ノズル2への洗浄水の供給を停止するように上記洗浄水供給部(ダイヤフラムポンプ32)を制御してもよい。
上記の構成によれば、ノズルの先端に設けられた近接センサによる検出値により、ノズルとおしりとの距離が最適な距離の範囲になるように調整することができる。これにより、ノズルとおしりとの距離が近すぎ場合に水圧が強すぎたり、逆に、ノズル2とおしりとの距離が遠すぎた場合に水圧が弱すぎたりするといった不具合は生じない。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 タンク
1a 筐体
1b 内部
2 ノズル
2a ノズル洗浄用孔
2b 凹部
2c 通常洗浄用孔
2d 後端
3 本体
3a 筐体
4 外筒(スライド部材)
4a 孔塞部
4b 突起部
4c 洗浄水反射部
20 ノズル
20a ノズル洗浄用孔
20b 通常洗浄用孔
31 操作ボタン群
32 ダイヤフラムポンプ(洗浄水供給部)
33 排水パイプ
34 吸水パイプ
35 逆止弁
36 吸水口
37 電池蓋
38 ゴムパッキン
40 外筒(スライド部材)
40a 孔塞部
40b 通常洗浄用孔
40c 洗浄水反射部
50a LEDライト
50b LEDライト
60 近接センサ
70 ポンプ駆動制御部(洗浄水供給制御部)
71 距離判定部
72 ポンプ駆動開始指示部
73 ポンプ駆動停止指示部
80 LEDライト
100 携帯用おしり洗浄器(携帯型洗浄器)
101 携帯用おしり洗浄器(携帯型洗浄器)
102 携帯用おしり洗浄器(携帯型洗浄器)

Claims (8)

  1. 洗浄水を貯蔵するタンクと、
    上記タンクに貯蔵された洗浄水を吐水し、洗浄対象を洗浄するための通常洗浄用孔が形成されたノズルと、を備え、
    上記ノズルには、当該ノズルを洗浄するために上記洗浄水を吐水する開口であって、上記通常洗浄用孔の開口面積よりも大きい開口面積のノズル洗浄用孔が開閉可能に形成されていることを特徴とする携帯型洗浄器。
  2. 上記ノズル洗浄用孔の開口面積は、当該ノズル洗浄用孔から吐水される洗浄水の水圧が上記ノズルを伝って流れる程度の水圧となるように設定されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯型洗浄器。
  3. 上記ノズル洗浄用孔は、上記通常洗浄用孔よりも上記ノズルにおける洗浄水供給方向の上流側に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の携帯型洗浄器。
  4. 上記ノズル洗浄用孔を開閉するために、
    上記ノズル上で上記ノズル洗浄用孔を閉じる位置と、上記ノズル洗浄用孔を開ける位置とにスライド移動可能なスライド部材が設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の携帯型洗浄器。
  5. 上記スライド部材は、
    上記ノズル洗浄用孔を開放する位置に移動したときに、当該ノズル洗浄用孔と対向する位置に洗浄水反射部が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の携帯型洗浄器。
  6. 上記ノズルに光を照射するLEDライトが設けられていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の携帯型洗浄器。
  7. 上記タンクが光透過性の材料で形成されていると共に、当該タンクに光を照射するLEDライトが設けられていることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の携帯型洗浄器。
  8. 上記ノズルの先端に設けられた近接センサと、
    上記タンクに貯蔵された洗浄水を上記ノズルに供給する洗浄水供給部と、
    上記洗浄水供給部による洗浄水の上記ノズルへの供給を制御する洗浄水供給制御部と、
    を備え、
    上記洗浄水供給制御部は、
    上記近接センサによる検出値が、所定の範囲内にあれば、上記ノズルへの洗浄水の供給を行い、上記所定の範囲を越えていれば、上記ノズルへの洗浄水の供給を停止するように上記洗浄水供給部を制御することを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の携帯型洗浄器。
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