JP2017027835A - 蛍光管 - Google Patents

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恭三 渡部
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Abstract

【課題】被照射体を明るく照らすことができる蛍光管を提供する。
【解決手段】無電極照明装置20には、無端状の管本体100を有する蛍光管10が装着される。この蛍光管10の管本体100は、ポリカーボネート製またはポリエチレン製である。管本体100の照射面は、被照射体に向いた対向照射面として第1照射面101と、セード22が被さる第2照射面102および第3照射面103とにより、輪切り断面が三角形状に形成されている。管本体100の第1照射面101が、被照射体に向いた対向照射面であるため、被照射体に対して、光をほぼ真っ直ぐ照射させることができる。従って、被照射体を、被照射体の周囲に対して明るく照らすことができるため、被照射体への照度を向上させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、管本体の内側面に蛍光体が塗布され、無電極照明装置に装着される無端状の蛍光管に関するものである。
無電極照明装置は、密閉されたガラス管内に蛍光体が塗布された蛍光管を誘導コイルが巻回されている。無電極照明装置では、この誘導コイルに数十kHzから数百MHzの電流が流れる。すると、蛍光管内にプラズマ電流が発生し、このプラズマ電流による紫外線が、蛍光体を励起させることで、蛍光体が可視光を発光させる。無電極照明装置は、このようにして発光するため、蛍光管にフィラメントが不要であるので長寿であり、フィラメント付きの蛍光管を備えた従来の照明装置の代替となるものである。
このような無電極照明装置として特許文献1に記載のされたものが知られている。
従来の無電極照明装置は、リング状の蛍光管と、蛍光管の周囲を囲う略椀状のセードと、蛍光管に巻回され、蛍光管を電磁誘導により発光させる誘導コイルと、誘導コイルに電流を供給する安定器と、安定器を収容し、セードの底部に接続された装置本体とを備えている。セードの開口部には、平らな網目状の導電性部材により形成されたカバーが配置されている。カバーは、セードの開口部に形成された環状の段差部に嵌め込まれている。
特開2014−127425号公報
従来の無電極照明装置では、輪切りの断面形状が真円の蛍光管が装着されている。そのため、蛍光管の照射面から出射した光は、蛍光管の表面から半径方向全体に拡がる。従って、照射光が被照射体だけでなく、被照射体の周囲にも拡がってしまうため、被照射体を明るく照らすことができない。
そこで本発明は、被照射体を明るく照らすことができる蛍光管を提供することを目的とする。
本発明は、無電極照明装置に装着される無端状の管本体を有する蛍光管において、前記管本体の照射面は、樹脂により形成され、被照射体に向いた対向照射面を備えたことを特徴とする。
管本体の照射面が、被照射体に向いた対向照射面を含むことにより、被照射体に対して、光をほぼ真っ直ぐ照射させることができる。従って、被照射体を、被照射体の周囲に対して明るく照らすことができるため、被照射体への照度を向上させることができる。また、本発明の蛍光管は、管本体が樹脂製であるため、ガラスでは成形が困難な照射面による平面も、容易に成形することができ、対向照射面に一定の強度を確保することができる。
前記対向照射面が、前記管本体の輪切り断面形状にて、仮想内接円の円弧より曲率の小さくなるように形成されているため、円形の蛍光管より、被照射体に向く対向照射面を広く確保することができる。
前記管本体を、輪切りの断面形状にて、前記対向照射面となる第1照射面と、前記無電極照明装置のセードが被さる第2照射面および第3照射面とを有する三角形状に形成することができる。従って、第1照射面により被照射体を明るく照らすことができ、第2および第3照射面からの光をセードに反射させ被照射体に向かわせることができる。
前記管本体は、輪切りの断面形状にて、前記対向照射面の一方の端部または両端部に、円弧状照射面が設けられているため、対向照射面からの光を、被照射体の正面から照射させることができると共に、円弧状照射面からの光を被照射体の周囲に照射させることができる。従って、被照射体の周囲が、被照射体に比べて極端に暗くなることを抑止することができる。また、管本体の角部が暗くなり難い。
前記管本体は、輪切りの断面形状にて、前記対向照射面の一方の端部または両端部に、平面状照射面が、前記対向照射面から垂直に設けられていることが望ましい。管本体に平面状照射面が形成されていることで、被照射体が位置する方向に対して直交する方向に光が平面状照射面から強く出射する。従って、セードなどの反射板により平面状照射面からの光を制御するときの反射角度の設計が容易である。
前記無電極照明装置の誘導コイルに巻かれた前記管本体の装着部の輪切りの断面形状が円形状に形成されているため、誘導コイルから装着部の内部に磁界を印加するときに、均等に印加することができる。
前記装着部が他の部分から縮小して形成されているため、誘導コイルから磁界を管本体の中心まで到達させやすい。
前記管本体の内側面と外側面とに、紫外線保護層が形成されているため、管本体内で発生する紫外線から樹脂製の管本体を保護することができ、太陽光に含まれる紫外線から管本体を保護することができる。
前記管本体が、ポリカーボネート製またはポリエチレン製であると、管本体の平面部分に十分な強度を確保することができると共に、管本体に物が衝突して亀裂が生じても、破砕し難く、破断部分が先鋭になり難い。
本発明は、樹脂により形成された管本体に、被照射体に向いた対向照射面が形成されているため、管本体の強度を確保しつつ、被照射体を明るく照らすことができる。
本発明の実施の形態1に係る蛍光管を無電極照明装置に装着した状態を説明するための正面図である。 図1に示す無電極照明装置の底面図である。 図1に示す蛍光管の第1照射面側から見た底面図である。 図1に示す蛍光管のIV−IV断面図である。 図1に示す蛍光管の第1照射面〜第3照射面の円弧面を説明するための断面図である。 図1に示す蛍光管の一部断面拡大図である。 本発明の実施の形態2に係る蛍光管を無電極照明装置に装着した状態を説明するための正面図である。 図7に示す無電極照明装置の底面図である。 図7に示す蛍光管の第1照射面側から見た底面図である。 図7に示す蛍光管のX−X断面図である。 本発明の実施の形態3に係る蛍光管を説明するための底面図である。 図11に示す無電極照明装置の正面図である。 図11に示す蛍光管のXII−XII断面図である。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係る蛍光管を図面に基づいて説明する。
図1から図4に示す蛍光管10は、無電極照明装置20に装着されている。無電極照明装置20は、図示しない電源コードにより吊り下げられるペンダントライトである。無電極照明装置20は、装置本体21と、セード22と、誘導コイル23とを備えている。
図3および図4に示す蛍光管10は、管本体100の内側面に蛍光体を付着させたものである。管本体100は、肉厚が約2mmの樹脂により形成されている。本実施の形態1では、管本体100は、ポリカーボネート製またはポリエチレン製である。管本体100の底面(後述する第1照射面)の幅は、約5cmに形成されている。
管本体100の輪郭形状は、リング状に形成されている。管本体100の輪切り断面形状は、下方に位置する被照射体に向いた対向照射面となる第1照射面101と、セード22(図1参照)が被さる第2照射面102および第3照射面103とを有する三角形状に形成されている。
図5に示すように、第1照射面101は、本実施の形態1では、平面で無く、管本体100の輪切り断面形状にて、円弧状となる曲面であるが、仮想内接円Cの円弧より曲率が小さくなるように形成されている。また、第2照射面102および第3照射面103についても、第1照射面101と同様に、仮想内接円Cの円弧より曲率の小さくなるように形成されている。
第1照射面101の両端部には、円弧状照射面104が設けられている。すなわち、円弧状照射面104は、第1照射面101と第2照射面102との間の頂点部分と、第1照射面101と第2照射面102との間の頂点部分とに形成されている。本実施の形態1では、第2照射面102と第3照射面103との間の頂点部分にも、円弧状照射面104が形成されている。第1照射面101〜第3照射面103と、円弧状照射面104との境界は、曲率が変化する位置である。
図3および図4に示すように、誘導コイル23に巻かれた管本体100の装着部105は、輪切りの断面形状が円形状に形成されている。また、この装着部105は、他の部分から縮小して形成されている。
図6に示すように、管本体100の内側面と外側面とに、紫外線保護層106が形成されている。この紫外線保護層106は、紫外線を遮蔽または紫外線の透過を減衰させるものである。管本体100内側の紫外線保護層106の内側面に、蛍光体による蛍光層107が形成されている。
図1および図2に示すように、装置本体21の内部には、電源回路、増幅回路、発振回路などにより構成された安定器を収容する収容室が形成されている。
セード22は、蛍光管10の周囲に被るように形成された傘部221と、傘部221の中央部から管本体100の中央空間に向かって突出した突起部222とを備えている。
傘部221は、内側面が蛍光管10からの光を反射する反射面となる。傘部221は、傘部221の上部に位置する第1傾斜面221aと、傘部221の下部に位置する第2傾斜面221bとを備えている。第1傾斜面221aは、蛍光管10の第2照射面102とほぼ対向するような傾斜角度に形成されている。第2傾斜面221bは、第1傾斜面221aより水平方向に対する傾斜角度が急になるように形成されている。
突起部222は、円錐形状に形成されている。突起部222の外周面は、蛍光管10の第3照射面103とほぼ対向するような傾斜角度に形成されている。
誘導コイル23は、セード22に取り付けられた、図示しない支持脚の先端に固定され、蛍光管10の一側と、この一側と反対となる他側の2ヵ所に巻回されて、蛍光管10を保持している。誘導コイル23への配線は、支持脚の内部を通って、セード22の底部を貫通し、安定器へ接続されている。
以上のように構成された本発明の実施の形態1に係る蛍光管10の使用状態について、図面に基づいて説明する。
図1から図4に示すように、安定器に電源が供給されると、電源部にて昇圧されて直流に変換され、増幅部にて増幅され、発振部にて発振されて誘導コイル23に供給される。
誘導コイル23にて蛍光管10の円周方向に沿った磁界が発生すると、蛍光管10内の放電ガスが励起されることで紫外線が発生する。発生した紫外線により蛍光管10の内側面に形成した蛍光層107(図6参照)の蛍光体が励起されることで、蛍光管10が点灯する。
蛍光管10は、蛍光体が発光する照射面として、管本体100の第1照射面101が、被照射体に向いた対向照射面であるため、被照射体に対して、光をほぼ真っ直ぐ照射させることができる。従って、被照射体を、被照射体の周囲に対して明るく照らすことができるため、被照射体への照度を向上させることができる。また、管本体100は、樹脂製であるため、ガラスでは成形が困難な第1照射面101〜第3照射面103による平面に近い照射面も、容易に成形することができ、対向照射面となる第1照射面101から第3照射面103に一定の強度を確保することができる。
更に、蛍光管10の管本体100を樹脂製とすることで、ガラス製の蛍光管より、内部の圧力を高めた状態とすることができる。従って、本発明の蛍光管に封入するガスを希ガスのみとすることができるため、蛍光管10は水銀レスとすることができる。
図5に示すように、対向照射面となる第1照射面101が、管本体100の輪切り断面形状にて、仮想内接円Cの円弧より曲率の小さく円弧状に形成されているため、真円の蛍光管より、被照射体に向く対向照射面を広く確保することができる。また、第2照射面102および第3照射面103についても、第1照射面101と同様に、仮想内接円Cの円弧より曲率の小さくなるように形成されているため、単なる平面とするより、強度を向上させることができる。
図1に示すように、管本体100が、輪切りの断面形状にて、対向照射面となる第1照射面101と、セード22が被さる第2照射面102および第3照射面103とを有する三角形状に形成されている。従って、第1照射面101により被照射体を明るく照らすことができ、第2照射面102および第3照射面103からの光をセード22の傘部221および突起部222に反射させ被照射体に向かわせることができる。
更に、セード22の傘部221が、第2照射面102と対向する第1傾斜面221aを備えているため、第2照射面102からの光を下方に向けて被照射体へ向かわせることができる。また、傘部221が、第1傾斜面221aより水平方向に対する傾斜角度が大きい第2傾斜面221bを備えているため、第1照射面101と第2照射面102との間の頂点部分とに形成された円弧状照射面104から周囲に拡がる光を、下方に向けて被照射体へ向かわせることができる。
また、管本体100の第1照射面101と第2照射面102との間に、円弧状照射面104が設けられているため、第1照射面101からの光を、被照射体の正面から照射させることができると共に、円弧状照射面104からの光を被照射体の周囲に照射させることができる。従って、被照射体の周囲が、被照射体に比べて極端に暗くなることを抑止することができる。更に、円弧状照射面104が円弧状に形成されているため、平面とするより強度を向上させることができる。
また、第1照射面101と第2照射面102との間の頂点部分、および第1照射面101と第3照射面103との間の頂点部分を角張らせるより、円弧状とした円弧状照射面104の方が暗くなり難い。
また、セード22は、管本体100の中央空間に向かって突出した突起部222を備えているため、第3照射面103からの光を、突起部222のテーパ面により反射することができるので、被照射体が位置する下方へ向けることができる。
管本体100は、第1照射面101〜第3照射面103による三角形状に形成されているが、誘導コイル23に巻かれた管本体100の装着部105は円形状に形成されている。そのため、誘導コイル23から装着部105の内部に磁界を印加するときに、均等に印加することができる。
図4に示すように、この装着部105は、他の部分から縮小して形成されている。
例えば、誘導コイルから蛍光管に磁界を印加するときに、輪切り断面形状が円形状であれば均等に印加することができるため、装着部を第1照射面101〜第3照射面103による三角形状に外接する円形状としてもよい。しかし、装着部を第1照射面101〜第3照射面103による三角形状に外接する円形状とすると、直径が大きくなってしまい、誘導コイルの出力を上げなければ、磁界が蛍光管の中心まで届かないおそれがある。
本実施の形態1に係る装着部105は、第1照射面101〜第3照射面103による三角形状に形成された他の部分から縮小して形成されているため、誘導コイル23から磁界を管本体100の中心まで到達させやすい。
管本体100の内側面と外側面とに、紫外線保護層106が形成されているため、管本体100内で発生する紫外線から樹脂製の管本体100を保護することができ、太陽光に含まれる紫外線から管本体を保護することができる。従って、蛍光管10は、無電極照明装置20に装着された状態で、屋内だけでなく、屋外への設置も可能である。
管本体100が、ポリカーボネート製またはポリエチレン製であるため、管本体100の第1照射面101〜第3照射面103による平面部分に十分な強度を確保することができると共に、管本体100に物が衝突して亀裂が生じても、破砕し難く、破断部分が先鋭になり難い。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る蛍光管を図面に基づいて説明する。なお、図7から図10においては、図1から図4と同じ構成のものは同符号を付して説明を省略する。
図7から図10に示すように、本実施の形態2に係る蛍光管11は、管本体110の輪切り断面形状が2つの頂点部分が除かれた三角形状に形成されている。管本体110は、実施の形態1に係る管本体100と同様に、ポリカーボネート製またはポリエチレン製であり、図6に示すように、管本体110の内側面と外側面とに、紫外線保護層が形成され、管本体110内側の紫外線保護層の内側面に、蛍光体による蛍光層が形成されている。
管本体110は、被照射体が位置する下方に向いた対向照射面である第1照射面111が平面状に形成されている。また、管本体110の輪切り断面形状において、管本体110の上部に位置し、上端で接続された第2照射面112および第3照射面113は、平面状に形成されている。
また、管本体110は、第1照射面111の両端部となる、第1照射面111と第2照射面112との間、第1照射面111と第3照射面113との間に、第1照射面111から垂直の状態で平面状照射面114が設けられていることで、三角形状の2つの頂点部分が除かれた形状に形成されている。
このように第1照射面111が平面状に形成されているため、下方に位置する被照射体にまっすぐ光を照射することができるので、更に、明るさを向上させることができる。
また、管本体110に平面状照射面114が形成されていることで、被照射体が位置する下方に対して、光が平面状照射面114から管本体110の側方へ強く出射する。
従って、セード22の第1傾斜面221aまたは第2傾斜面221bでこの光を制御して明るく照射することができる。平面状照射面114が平面状に形成されているため、セード22の反射角度の設計が容易である。
更に、第2照射面112および第3照射面113が平面状に形成されているため、第2照射面112と第3照射面113とからの光を反射させるセード22の反射角度の設計が容易である。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3に係る蛍光管を図面に基づいて説明する。なお、図11から図13においては、図3および図4と同じ構成のものは同符号を付して説明を省略する。
図11から図13に示すように、本実施の形態3に係る蛍光管12は、直管形の蛍光灯が2本装着される二灯式蛍光灯具と同等の幅や長さを有する無電極照明装置に装着されるものである。
蛍光管12は、実施の形態1に係る管本体100と同様に、ポリカーボネート製またはポリエチレン製であり、図6に示すように、管本体110の内側面と外側面とに、紫外線保護層が形成され、管本体110内側の紫外線保護層の内側面に、蛍光体による蛍光層が形成されている。
蛍光管12の管本体120が矩形状に形成されている。蛍光管12の短辺に誘導コイル23が装着される。
管本体120の輪切り断面形状は、実施の形態1に係る蛍光管10の管本体100と同じである。つまり、管本体120は、下方に位置する被照射体に向いた対向照射面となる第1照射面101と、セード(図示せず)が被さる第2照射面102および第3照射面103とを有する三角形状に形成されている。
このように、対向した二辺が長尺な矩形状に形成された蛍光管12であっても、蛍光管12は、管本体120の第1照射面101が、被照射体に向いた対向照射面であるため、被照射体に対して、光をほぼ真っ直ぐ照射させることができる。従って、被照射体を、被照射体の周囲に対して明るく照らすことができるため、被照射体への照度を向上させることができる。また、管本体120は、樹脂製であるため、ガラスでは成形が困難な第1照射面101〜第3照射面103による平面も、容易に成形することができ、対向照射面となる第1照射面101から第3照射面103に一定の強度を確保することができる。
本発明の蛍光管は、長寿命であり、被照射体を明るく照射することができるので、フィラメントを有する従来の蛍光管や、LED管、更に輪切り断面が円筒形状の無電極照明装置の蛍光管の代替品として好適である。
10,11,12 蛍光管
100,120 管本体
101 第1照射面
102 第2照射面
103 第3照射面
104 円弧状照射面
105 装着部
106 紫外線保護層
107 蛍光層
110 管本体
111 第1照射面
112 第2照射面
113 第3照射面
114 平面状照射面
20 無電極照明装置
21 装置本体
22 セード
221 傘部
221a 第1傾斜面
221b 第2傾斜面
222 突起部
23 誘導コイル
C 仮想内接円

Claims (9)

  1. 無電極照明装置に装着される無端状の管本体を有する蛍光管において、
    前記管本体は、樹脂により形成され、
    前記管本体の照射面は、被照射体に向いた対向照射面を備えた蛍光管。
  2. 前記対向照射面は、前記管本体の輪切り断面形状にて、仮想内接円の円弧より曲率が小さくなるように形成された請求項1記載の蛍光管。
  3. 前記管本体は、輪切りの断面形状にて、前記対向照射面となる第1照射面と、前記無電極照明装置のセードが被さる第2照射面および第3照射面とを有する三角形状に形成された請求項1または2記載の蛍光管。
  4. 前記管本体は、輪切りの断面形状にて、前記対向照射面の一方の端部または両端部に、円弧状照射面が設けられた請求項1から3のいずれかの項に記載の蛍光管。
  5. 前記管本体は、輪切りの断面形状にて、前記対向照射面の一方の端部または両端部に、平面状照射面が、前記対向照射面から垂直に設けられた請求項1から3のいずれかの項に記載の蛍光管。
  6. 前記無電極照明装置の誘導コイルに巻かれた前記管本体の装着部は、輪切りの断面形状が円形状に形成された請求項1から5のいずれかの項に記載の蛍光管。
  7. 前記装着部は、他の部分から縮小して形成された請求項6記載の蛍光管。
  8. 前記管本体の内側面と外側面とに、紫外線保護層が形成された請求項1から7のいずれかの項に記載の蛍光管。
  9. 前記管本体は、ポリカーボネート製またはポリエチレン製である請求項1から8のいずれかの項に記載の蛍光管。
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