JPS5838840B2 - 交通信号器用照明装置 - Google Patents
交通信号器用照明装置Info
- Publication number
- JPS5838840B2 JPS5838840B2 JP6399178A JP6399178A JPS5838840B2 JP S5838840 B2 JPS5838840 B2 JP S5838840B2 JP 6399178 A JP6399178 A JP 6399178A JP 6399178 A JP6399178 A JP 6399178A JP S5838840 B2 JPS5838840 B2 JP S5838840B2
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- JP
- Japan
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- discharge lamp
- lens body
- bulb
- radio wave
- light
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は交通信号器用照明装置に関するものである。
従来、この種照明装置は装置内に設けられた白熱電球を
点滅点灯させ、点灯時の光をその白熱電球の前面に取付
けられた着色半透明のレンズを通して色光とし、この色
光のもつ意味によって車や人を誘導するように構成され
ている。
点滅点灯させ、点灯時の光をその白熱電球の前面に取付
けられた着色半透明のレンズを通して色光とし、この色
光のもつ意味によって車や人を誘導するように構成され
ている。
しかるに、通常このような照明装置に使用される白熱電
球は、JIS C7528に規定されるように消費型カ
フ0〜150ワットで、初光束700〜19004T1
、平均寿命4000時間(ただし、これらは試験電圧1
iovにおける特性を示す)と、効率(tm/w)は1
0〜12.61mANと極めて低く、しかも寿命も使用
目的からすれば必ずしも満足のゆくものではなかった。
球は、JIS C7528に規定されるように消費型カ
フ0〜150ワットで、初光束700〜19004T1
、平均寿命4000時間(ただし、これらは試験電圧1
iovにおける特性を示す)と、効率(tm/w)は1
0〜12.61mANと極めて低く、しかも寿命も使用
目的からすれば必ずしも満足のゆくものではなかった。
また、このような低効率、短寿命は省エネルギー、省資
源の観点からも改善されるべきものであった。
源の観点からも改善されるべきものであった。
そこで、これら欠点を改善する一手段として近時小形化
が図られ実用化され始めた無電極放電灯、すなわち内面
に螢光体を被着したバルブの内部に、水銀およびアルゴ
ンガス等の電離媒質を封入し、この電離媒質を高周波電
磁界によって励起し、螢光体を発光させるようにした放
電灯を使用することも考えられるが、この無電極放電灯
は高周波の電磁界を発生させるとこれに伴なって種々の
電波障害をひき起す欠点があり、これが実用化への大き
な障害となっていた。
が図られ実用化され始めた無電極放電灯、すなわち内面
に螢光体を被着したバルブの内部に、水銀およびアルゴ
ンガス等の電離媒質を封入し、この電離媒質を高周波電
磁界によって励起し、螢光体を発光させるようにした放
電灯を使用することも考えられるが、この無電極放電灯
は高周波の電磁界を発生させるとこれに伴なって種々の
電波障害をひき起す欠点があり、これが実用化への大き
な障害となっていた。
この発明は上記事情に鑑みてなされたもので効率の向上
および長寿命化が図れ、かつ装置より外部に電波が漏洩
するのを防止した交通信号器用照明装置を得ることを目
的とするものである。
および長寿命化が図れ、かつ装置より外部に電波が漏洩
するのを防止した交通信号器用照明装置を得ることを目
的とするものである。
以下この発明の一実施例を図面に基づき説明する。
図中1は前面に円形の開口部2を有する照明装置本体、
3はこの本体1の開口部2に取付けられ、かつ、赤、青
、黄等に半透明に着色されたガラス製のレンズ体、4は
上記照明装置本体1内に上記レンズ体3と対向するよう
に取付けられたランプソケット5に螺着する無電極形の
放電灯で、略茄子状した外バルブ8の頚部9より内方に
突出する円筒状の内バルブ10とで気密容器を形成した
ガラス等の透光性材料で成るバルブ7を形成し、このバ
ルブ7の内面には例えばアンチモン・マンガン付活ハロ
燐酸カルシウム等の白色光を発光する螢光体11が被着
され、内部には高周波電磁界によってその蒸気が励起さ
れ紫外線を発する水銀および放電を助成するアルゴンガ
スとで形成される電離媒質が封入されている。
3はこの本体1の開口部2に取付けられ、かつ、赤、青
、黄等に半透明に着色されたガラス製のレンズ体、4は
上記照明装置本体1内に上記レンズ体3と対向するよう
に取付けられたランプソケット5に螺着する無電極形の
放電灯で、略茄子状した外バルブ8の頚部9より内方に
突出する円筒状の内バルブ10とで気密容器を形成した
ガラス等の透光性材料で成るバルブ7を形成し、このバ
ルブ7の内面には例えばアンチモン・マンガン付活ハロ
燐酸カルシウム等の白色光を発光する螢光体11が被着
され、内部には高周波電磁界によってその蒸気が励起さ
れ紫外線を発する水銀および放電を助成するアルゴンガ
スとで形成される電離媒質が封入されている。
また、上記バルブ7の内バルブ10には発振コイル12
が挿入されている。
が挿入されている。
そして、この発振コイル12は上記バルブ7の頚部9に
接着剤等で固着された金属製の外殻14を有した高周波
発生装置13に接続されており、さらにこの高周波発生
装置13は上記ランプソケット5に螺着する口金6を有
している。
接着剤等で固着された金属製の外殻14を有した高周波
発生装置13に接続されており、さらにこの高周波発生
装置13は上記ランプソケット5に螺着する口金6を有
している。
15はアルミニウム等の導電材料を一体的に成形して得
た前方が開口16の椀状の反射体で、頂部17に透孔1
8を設は上記ランプソケット5を挿通させるとともに、
開口部16周縁を上記装置本体1の開口部2周縁に当接
し、上記バルブ7の側後部を囲繞するように設けられて
いる。
た前方が開口16の椀状の反射体で、頂部17に透孔1
8を設は上記ランプソケット5を挿通させるとともに、
開口部16周縁を上記装置本体1の開口部2周縁に当接
し、上記バルブ7の側後部を囲繞するように設けられて
いる。
19は線径0.2mmの金属線で線間隔を6關とした金
網状の電波遮蔽体で、上記反射体15の開口部16を覆
うようにその開口部16の周縁と上記装置本体1の開口
部2の周縁とによって挟持されている。
網状の電波遮蔽体で、上記反射体15の開口部16を覆
うようにその開口部16の周縁と上記装置本体1の開口
部2の周縁とによって挟持されている。
20は上記レンズ3を取付けるとともに日よけを兼ねた
取付枠である。
取付枠である。
このように構成された照明装置において、電源の電圧が
口金6より高周波発生装置13に印加されると、この高
周波発生装置13に接続された発振コイル12から高周
波電磁界がバルブ7内に発生する。
口金6より高周波発生装置13に印加されると、この高
周波発生装置13に接続された発振コイル12から高周
波電磁界がバルブ7内に発生する。
これによりバルブ7内の電離媒質が励起され紫外線を発
し螢光体11を白色発光させる。
し螢光体11を白色発光させる。
そしてこの光は、バルブ7の側後部に照射されたものも
反射体15に反射されて、全てがバルブ7の前方の電波
遮蔽体19を透過し、さらにレンズ体3を透過して、着
色光となってレンズ体3の前方に照射される。
反射体15に反射されて、全てがバルブ7の前方の電波
遮蔽体19を透過し、さらにレンズ体3を透過して、着
色光となってレンズ体3の前方に照射される。
このとき、発振コイル12より電波が放射されるが、こ
のうちバルブ7の側抜部方向に放射される電波は、バル
ブ7の側後部が導電性を有する金属製の反射体15およ
び高周波発生装置13の外殻14によって囲繞されてい
るのでこの部分より電波は洩れない。
のうちバルブ7の側抜部方向に放射される電波は、バル
ブ7の側後部が導電性を有する金属製の反射体15およ
び高周波発生装置13の外殻14によって囲繞されてい
るのでこの部分より電波は洩れない。
また、バルブ7の前方に放射された電波はバルブ7前方
に設けられた透光性の電波遮蔽体19によって遮えぎら
れ洩れない。
に設けられた透光性の電波遮蔽体19によって遮えぎら
れ洩れない。
したがって、放電灯4は放電灯としての性能、すなわち
従来の白熱電球に比較して高効率、長寿命の性能を損な
うことなく、発振コイル12より放射される電波を完全
に遮蔽され、電波障害を防止することができる。
従来の白熱電球に比較して高効率、長寿命の性能を損な
うことなく、発振コイル12より放射される電波を完全
に遮蔽され、電波障害を防止することができる。
なお上記実施例において、照明装置内に1個の放電灯4
を設けたものについて説明したが、2個以上の放電灯4
を上記実施例のものと同様な構成にして多連の照明装置
として用いても効果は変るものではない。
を設けたものについて説明したが、2個以上の放電灯4
を上記実施例のものと同様な構成にして多連の照明装置
として用いても効果は変るものではない。
なお、また上記実施例において、電波遮蔽体19を金属
線で金網状に形成したものを用いたがこの電波遮蔽体1
9は例えば多数の透光孔を有した金属板であっても良い
。
線で金網状に形成したものを用いたがこの電波遮蔽体1
9は例えば多数の透光孔を有した金属板であっても良い
。
しかしこの透光孔や上実施例における金網の網目は、そ
れらの内径が1otruttを超えて大きくなると電波
遮蔽の作用は大巾に低下する。
れらの内径が1otruttを超えて大きくなると電波
遮蔽の作用は大巾に低下する。
なお、さらにまた電波遮蔽体19を第2図に示すように
レンズ体3の前面または後面に沿って、透光性および導
電性を有する例えば酸化錫、酸化アンチモン、酸化イン
ジウム等の金属酸化物の被膜を被着させたものであって
も、上記実施例とは同等の効果を奏する。
レンズ体3の前面または後面に沿って、透光性および導
電性を有する例えば酸化錫、酸化アンチモン、酸化イン
ジウム等の金属酸化物の被膜を被着させたものであって
も、上記実施例とは同等の効果を奏する。
この発明は以上説明したように照明装置本体内に設けら
れた無電極形の放電灯の後方部に導電性を有した反射体
を設けるとともに、放電灯の前方を覆う透光性および導
電性を有する電波遮蔽体を設け、これらで上記放電灯を
囲繞したものである。
れた無電極形の放電灯の後方部に導電性を有した反射体
を設けるとともに、放電灯の前方を覆う透光性および導
電性を有する電波遮蔽体を設け、これらで上記放電灯を
囲繞したものである。
したがって、放電灯の性能を損なうことなく、放電灯よ
り発せられる電波が装置外に漏洩することを完全に防止
でき、効率および寿命の改善が図れる実用上有用な照明
装置を提供できる。
り発せられる電波が装置外に漏洩することを完全に防止
でき、効率および寿命の改善が図れる実用上有用な照明
装置を提供できる。
図はこの発明に係る照明装置の一実施例を示す概略断面
図である。 1は照明装置本体、3はレンズ体、4は放電灯、15は
反射体、19は電波遮蔽体。
図である。 1は照明装置本体、3はレンズ体、4は放電灯、15は
反射体、19は電波遮蔽体。
Claims (1)
- 1 光源の光をレンズ体を通して外方に照射するように
したものにおいて、赤、黄または緑色等に着色された半
透明のレンズ体と、このレンズ体の後方に位置し内面に
白色光を発光する螢光体を被着した無電離形放電灯と、
この放電灯の前面に設けられた導電性および透光性を有
する電波遮蔽体と、この電波遮蔽体に連らなるとともに
上記放電灯を囲繞する導電体製の反射体とを具備するこ
とを特徴とする交通信号器用照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6399178A JPS5838840B2 (ja) | 1978-05-29 | 1978-05-29 | 交通信号器用照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6399178A JPS5838840B2 (ja) | 1978-05-29 | 1978-05-29 | 交通信号器用照明装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54154996A JPS54154996A (en) | 1979-12-06 |
JPS5838840B2 true JPS5838840B2 (ja) | 1983-08-25 |
Family
ID=13245246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6399178A Expired JPS5838840B2 (ja) | 1978-05-29 | 1978-05-29 | 交通信号器用照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5838840B2 (ja) |
-
1978
- 1978-05-29 JP JP6399178A patent/JPS5838840B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54154996A (en) | 1979-12-06 |
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