JP2017025978A - ねじ - Google Patents

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Abstract

【課題】ねじを提供する。【解決手段】ロッド体と第1のスクリュースレッドとを含み、ロッド体は挿入端と、ヘッド端と、挿入端とヘッド端との間に位置する直ロッド部とを含む。ヘッド端は上部と下部とを含み、上部の底部周縁には木屑を切断するための刃部が設けられ、下部の周面には複数の逆方向螺脱防止トゥースが設けられ、各逆方向螺脱防止トゥースは案内面と止め面とを含み、案内面は近接する形で下部の周面から外方へ延在し、止め面と下部の周面との間には凹溝が形成されており、第1のスクリュースレッドは直ロッド部の上に設けられかつ複数のスレッドを含み、各スクリューは挿入端に対面する第1の切削面と挿入端に対向する第2の切削面とを有し、第1の切削面と水平軸線との夾角は25〜45度であり、第2の切削面と水平軸線との夾角は3〜23度である。【選択図】図4

Description

本発明は、ねじに関し、特に木材、建材または類似のものに用いられるねじに関するものである。
家具、改装及び建築等の木質ワークには、木材、またはプラスチック樹脂と木屑とが混合加圧されてなる複合木材が多く使用されている。木質ワーク同士の接続は、通常、ねじにより螺合される。
図1は、従来、木質板材に用いられ、円形のロッド体12とロッド体12に設けられたスクリュースレッド14とを含むねじ10を示す。ロッド体12は、スレッド溝18が設けられた挿入端16と、複数の凸リブ19が設けられたヘッド端17とを含む。接続しようとする板材に挿入端16が螺入されると、スレッド溝18によって板材が切削されることで、スクリュースレッド14は円滑に板材内に螺入可能であり、凸リブ19によって孔が拡開されることで、ヘッド端17は容易に板材内に埋め込むことが可能となる。
しかしながら、図1におけるねじ10のスレッド溝18がロッド体12の軸方向に沿って延在しているため、木材繊維の切削効率は低く、螺入トルクを向上することができず、操作上手間がかかり、押圧によって板材が亀裂しやすくなることがある。さらに、ねじ10が板材に螺入され貫通孔が形成された後、木屑は貫通孔から溢れ出し板材の表面周囲に残留し、板材の表面が不平滑となることがある。また、図1におけるねじ10のスクリュースレッド14は、時計方向回転の螺入としてしか機能できず、耐引張力及び逆方向螺脱防止として機能することができない。従って、ねじ10によって2つの板材が結合された後、振動またはその他の要因によってねじ10は引き出し方向に脱落することがよくあり、螺合された板材が緩むことになる。
そこで、本発明は、板材に適用され、板材に螺入された後、板材表面の平滑性を効果的に向上するとともに引張力及び逆方向螺脱防止機能を強化することができるねじを提供することを目的とする。
本発明は、ロッド体と第1のスクリュースレッドとを含み、前記ロッド体は挿入端と、ヘッド端と、前記挿入端とヘッド端との間に位置する直ロッド部とを含み、前記ヘッド端は上部と下部とを含み、前記上部の底部周縁には木屑を切断するための刃部が設けられ、前記下部は前記直ロッド部の上端に隣接しかつ前記直ロッド部に向けて次第に縮小するテーパ状に形成され、前記下部には円状となる周面を有しかつ前記下部の周面には複数の逆方向螺脱防止トゥースが設けられ、各逆方向螺脱防止トゥースは案内面と止め面とを含み、前記案内面と前記下部の周面との間の夾角は90度よりも大きく、前記止め面と前記下部の周面との間には凹溝が形成されており、前記第1のスクリュースレッドは前記直ロッド部の上に設けられかつ複数のスレッドを含み、各スレッドは前記挿入端に対面する第1の切削面と前記挿入端に対向する第2の切削面とを有し、前記第1の切削面と水平軸線との夾角は25〜45度であり、前記第2の切削面と前記水平軸線との夾角は3〜23度であるねじを提供する。
本発明に係るねじによれば、板材表面の平滑性を効果的に向上するとともに引張力及び逆方向螺脱防止機能を強化することができる。また、本発明に係るねじは、木質繊維の切削効率を向上し、ねじによる板材の貫通機能を高めることができる。
従来のねじを模式的に示す。 本発明に係る一実施例のねじの立体図である。 図2のねじの平面図を示す。 図2の4−4線に沿って切断した図である。 図3の5−5線に沿って切断した図である。 図3の6−6線に沿って切断した図である。 図4のねじの局所拡大図である。 図3の8−8線に沿って切断した図である。 本発明に係る他の実施例のねじの局所立体図である。 図6と類似した断面図であり、逆方向螺脱防止トゥースの他の実施例を示す。 本発明に係るさらに他の実施例のねじの平面図である。 図11の12−12線に沿って切断した図である。 本発明に係るさらに他の実施例のねじの立体図である。
一つの例として本発明に係る具体的な実施例について、図面を参照しながら本発明に係る好ましい構造を説明するが、本発明を限定するものではない。
図2〜8は、本発明に係る実施例に基づいて構成されるねじ20を示す。ねじ20は、縦方向軸線(X)に離間した挿入端24とヘッド端26とを有するロッド体22を含む。挿入端24は、テーパ状の断面を有し、その夾角(A)は20〜50度であり(図7を参照)、好ましくは30度である。ロッド体22は、挿入端24とヘッド端26との間に外径が略同一である直ロッド部28を有する。直ロッド部28は、挿入端24に隣接した下段30とヘッド端26に隣接した上段32とを含み、下段30及び上段32は、それぞれ円形となる横向き断面を有する。下段30には少なくとも1つのスレッド溝34が設けられている。この実施例において、下段30にはロッド体22の周方向に沿って等角度で離間した4つのスレッド溝34(図5参照)が設けられている。各スレッド溝34の下端は、挿入端24と所定の間隔を置き、かつ各スレッド溝34の延在方向は該縦方向軸線(X)と夾角(B)が形成されており、夾角(B)は3〜9であるのが好ましい(図2参照)。該スレッド溝34により、ねじ20による木質繊維の切削効率を効果的に向上することができる。
ねじ20は、第1のスクリュースレッド36と第2のスクリュースレッド38とをさらに含む。第1のスクリュースレッド36はロッド体22の下段30の外周に螺旋状に設けられかつ複数のスレッド40を含む。各スレッド40は、非対称のスレッドである(図7参照)。各スレッド40は、螺入側(即ち挿入端24に対面する)に位置すると螺脱側(挿入端24に対向する)に位置する第2の切削面44とを有する。第1の切削面42と水平軸線との夾角(C1)は、25〜45度であるのが好ましく、30〜40であるのがより好ましい。該水平軸線は、該縦方向軸線と垂直である。第2の切削面44と該水平軸線との夾角(C2)は、3〜23度であるのが好ましく、8〜18度であるのがより好ましい。第2のスクリュースレッド38は、ロッド体22の上段32の外周に螺旋状に設けられかつ複数のスレッド46を含む。第2のスクリュースレッド38の上回転方向は第1のスクリュースレッド36の上回転方向とは逆である。さらに、第1のスクリュースレッド36の上回旋方向は、スレッド溝34の上へ延在する斜め方向と同一である(図2参照)。
この実施例において、ロッド体22の下段30と上段32との間には無スクリュースレッド段47を有し、ねじ20は、ロッド体22の下段30の外周に設けられかつ第1のスクリュースレッド36と互いに離間した第3のスクリュー48をさらに含む。第3のスクリュー48のスレッド高さ(height of thread)は、第1のスクリュースレッド36のスレッド高さよりも小さい。さらに、第3のスクリュー48は、非対称のスレッドを複数含む。各スレッドは、挿入端24に対面する下切削面49と、挿入端24に対向する上切削面51とを有する(図7参照)。下切削面49と該水平軸線との夾角(C3)は、25〜45度であるのが好ましく、30〜40度であるのがより好ましい。下切削面51と水平軸線との夾角(C4)は、3〜23度であるのが好ましく、8〜18度であるのがより好ましい。
ヘッド端26の外径は直ロッド部28よりも大きくかつ上部50と下部52とを含む。下部52は、直ロッド部28の上端に隣接しかつ直ロッド部28に向けて次第に縮小するテーパ状に形成されている。下部52の周面53には、逆方向螺脱防止トゥース54が複数設けられている。この実施例において、周面53の断面は円状となっており、下部52の周面53にはヘッド端26の周方向に沿って等角度で離間した4つの逆方向螺脱防止トゥース54が設けられている(図6参照)。各逆方向螺脱防止トゥース54は、下部52の周面53から突出しかつ略三角状となる断面を有する。各逆方向螺脱防止トゥース54は、案内面56と止め面58とを含み、案内面56が止め面58と近接することで稜線61が形成されている。案内面56が近接する形で周面53から外方へ斜状または弧状に延在することで、ねじ20の螺入方向55における案内効果が向上する。さらに、止め面58と周面53との間に屑を収容するための凹溝59が設けられることにより、ねじ20と板材との間の結合はさらに強固となる。この実施例において、案内面56と下部52の周面53との間の夾角(D1)は90〜180度であり、150〜180度であるのがより好ましい。止め面58と下部52の周面53との間の夾角(D2)は90度よりも小さく(図8参照)、30〜90度であるのがより好ましく、45〜85度であるのがさらに好ましい。これにより、螺脱方向57の抵抗を向上するとともに下部52の屑収容量を高めることができる。上部50の頂面には、ドライバー具(図示せず)挿入用の受け孔60を有し、上部50の底部周縁には木屑または残屑を切断するための尖状刃部62が設けられている。この実施例において、上部50の外径が下部52の上端の外径よりも大きくかつ刃部62の内側に斜面63を有有することで、刃部62と下部52の上端の周面53との間には凹部64(図4参照)が形成されている。さらに、各逆方向螺脱防止トゥース54は、上端66と下端68とを含み、各逆方向螺脱防止トゥース54の下端68は、直ロッド部28の上段32に延在し、各逆方向螺脱防止トゥース54の稜線61の頂端は凹部64内に延在し、かつ刃部62の斜面63と連結しまたは刃部62に近接している。各逆方向螺脱防止トゥース54の上端66と刃部62の底縁との間に隙間67(図4参照)が設けられることにより、刃部62が板材を切削した後、板材繊維を引張り切断することができ、さらに上部50の下方への押圧により、繊維が貫通孔の外方に露出することなく、板材の平滑性を維持することができる。
図9は、刃部62の一変化実施例を示す。この実施例において、刃部62は、ジグザグ状に形成されている。図10は、逆方向螺脱防止トゥース54の一変化実施例を示す。この実施例において、案内面56が近接の形で周面53から外方へ延在することで、下部52の断面は略方形(図10の仮想線に示す)となっている。また、止め面58と下部52の周面53との間の夾角は90度よりも大きい。断面が四角形となる下部52は、ねじ20の螺入方向における抵抗を低減させることができる(周面53と板材との間の接触面が減少する)。これにより、ねじ20は、板材に完全に螺入しやすくなっている。また、止め面58と円弧である周面53との間に形成された凹溝59により、逆方向螺脱防止の効果を向上することもできる。
本発明に係るねじ20は、実施上、挿入端24が例えば木板材であるワーク(図示せず)に螺入される。スレッド溝34の上方へ延在する斜め方向が下段30の第1のスクリュースレッド36の上旋回方向と同一であるため、ねじ20の挿入端24が板材に螺入された場合、第1のスクリュースレッド36及びスレッド溝34が板材に対して同時に切削して螺入し、かつ板材切削による廃屑がスレッド溝34に押圧され収容されるため、ねじ20の螺入方向における抵抗は減少する。
本発明に係るねじ20は、以下の利点を有する。
1、 非対称であるスクリュー40の第1の切削面42がねじ20の螺入方向における貫通力を向上することができ、第2の切削面44によってねじ20が螺脱しがたくなるため、ねじ20の結合力やねじ20の引張力は向上し、ワークが強固に接続される効果を奏することができる。
2、 ヘッド端26の刃部62により板材表面の木屑または残屑を切断することで、板材の孔口を均一に切断する機能を強化することができるため、板材表面の平滑性を効果的に向上することができる。
3、 ねじ20が木板材内に螺入され場合、逆方向螺脱防止トゥース54の案内面56がヘッド端26の板材への螺入を案内するように機能するため、ねじ20のヘッド端26は、板材内にしっかりと埋め込むことができる。また、ねじ20が板材からの螺脱方向に移動した場合、逆方向螺脱防止トゥース54の止め面58は、板材に接触することで、ねじ20の脱落を阻止する。
4、 等角度で離間してロッド体22上に設けられたスレッド溝34により、ねじ20による木質繊維の切削効率を向上することができる。
図11及び図12は、本発明に係る他の実施例のねじ20を示す。この実施例において、下段30は、略三角状となる横向き断面を有し、上段32は円形となる横向き断面を有する。さらに、第2のスクリュースレッド38の上回旋方向は、第1のスクリュースレッド36の上回旋方向と同一である。三角状断面である下段30が板材の廃屑の排出に有利であるため、ねじ20の螺入方向における抵抗は減少する。また、第2のスクリュースレッド38が第1のスクリュースレッド36と同じく正方向トゥースであるため、案内効果は向上する。従って、この実施例のねじ20は、硬い(木質密度が大きい)板材の連結に特に適用される。
図13は、本発明に係るさらに他の実施例のねじ20を示す。この実施例において、ロッド体22上には第1のスクリュースレッド36のみが設けられており、下段30と上段32との間には無スクリュースレッド段は設けられていない。
上記のように、これらの実施の形態は本発明の好ましい実施例のみであり、本発明の特許請求の範囲に基づいてなされる等価の変更や修飾は、本発明の技術範囲に入るものである。従って、この技術分野において通常知識を有する者によってなされる明らかな置換や変更は、依然として本発明に係る特許請求の範囲に入る。
以上のように、本発明では、縦方向軸線に離間した挿入端とヘッド端とを含み、前記挿入端と前記ヘッド端との間に位置する直ロッド部とをさらに含み、前記ヘッド端の外径は前記直ロッド部よりも大きくかつ上部及び下部を含み、前記上部の底部周縁に木屑を切断する刃部が設けられ、前記下部は前記直ロッド部の上端に隣接しかつ前記直ロッド部に向けて次第に縮小するテーパ状に形成され、前記下部は円状となる周面を有しかつ前記下部の周面に複数の逆方向螺脱防止トゥースが設けられ、各逆方向螺脱防止トゥースは前記下部の周面から突出しかつ案内面及び止め面を有し、前記案内面と前記下部の周面との間の夾角は90度よりも大きく、前記止め面と前記下部の周面との間に凹溝が形成されているロッド体と、前記直ロッド部に設けられかつ複数のスレッドを含み、各スレッドは非対称スレッドでありかつ前記挿入端に対面する第1の切削面と前記挿入端に対向する第2の切削面とを有し、前記第1の切削面と水平軸線との夾角は25〜45度であり、前記水平軸線は前記縦方向軸線と垂直であり、前記第2の切削面と前記水平軸線との夾角は3〜23度である第1のスクリュースレッドと、を備えることを特徴とするねじとするものである。
また、前記下部の周面には前記ヘッド端の周方向に沿って等角度で離間した4つの逆方向螺脱防止トゥースが設けられ、各逆方向螺脱防止トゥースの案内面は近接の形で前記周面から外方へ弧状に延在し、前記止め面と前記下部の周面との夾角は90度よりも小さいものとする。
また、前記止め面と前記下部の周面との夾角は45〜85度であるものとする。
また、前記下部は円状となる周面を有し、前記周面には前記ヘッド端の周方向に沿って等角度で離間した4つの逆方向螺脱防止トゥースが設けられ、各逆方向螺脱防止トゥースの案内面は近接の形で前記周面から外方へ延在することで、前記下部の断面は略方形となり、前記止め面と前記下部の周面との夾角は90度よりも大きいものとする。
また、前記直ロッド部は前記挿入端に隣接した下段と前記ヘッド端に隣接した上段とを含み、前記ロッド体の下段には少なくとも1つのスレッド溝が設けられ、前記スレッド溝の延在方向は前記縦方向軸線と夾角が形成され、前記夾角は3〜9度であるものとする。
また、前記上段の外周には第2のスクリュースレッドが設けられ、前記第2のスクリュースレッドは前記直ロッド部の下段に設けられ、前記ロッド体の下段には第3のスクリューがさらに設けられ、前記第3のスクリューは前記第1のスクリュースレッドと互いに離間し、前記第3のスクリュースレッドのスレッド高さは前記第1のスクリュースレッドのスレッド高さよりも小さく、前記第3のスクリュースレッドは非対称のスレッドを複数有し、各スレッドは前記挿入端に対面する下切削面と前記挿入端に対向する上切削面とを有し、前記下切削面と前記水平軸線との夾角は25〜45度であり、前記上切削面と前記水平軸線との夾角は3〜23度であるものとする。
また、前記直ロッド部は前記挿入端に隣接した下段と前記ヘッド端に隣接した上段とを含み、前記下段はは略三角形となる横向き断面を有し、前記上段は円形となる横向き断面を有するものとする。
また、前記上部の外径は前記下部上端の外径よりも大きく、前記刃部の内側には斜面を有し、前記刃部と前記下部上端の周面との間には凹部が形成されているものとする。
また、前記刃部はジグザグ状に形成されているものとする。
また、前記各逆方向螺脱防止トゥースは上端と下端とを含み、各逆方向螺脱防止トゥースの下端は前記直ロッド部の上段に延在し、各逆方向螺脱防止トゥースの上端は前記凹部内に延在しかつ前記刃部の斜面と連結しまたは前記刃部に近接しているものとする。
本発明に係るねじによれば、板材表面の平滑性を効果的に向上するとともに引張力及び逆方向螺脱防止機能を強化することができる。また、本発明に係るねじは、木質繊維の切削効率を向上し、ねじによる板材の貫通機能を高めることができる。
10 ねじ
12 ロッド体
14 スクリュースレッド
16 挿入端
17 ヘッド端
18 スレッド溝
19 凸リブ
20 ねじ
22 ロッド体
24 挿入端
26 ヘッド端
28 直ロッド部
30 下段
32 上段
34 スレッド溝
36 第1のスクリュースレッド
38 第2のスクリュースレッドスレッド
40 スクリュー
42 第1の切削面
44 第2の切削面
46 スクリュー
48 第3のスクリュースレッド
49 下切削面
50 上部
51 上切削面
52 下部
53 周面
54 逆方向螺脱防止トゥース
55 螺入方向
56 案内面
57 螺脱方向
58 止め面
59 凹溝
60 受け孔
61 稜線
62 刃部
63 斜面
64 凹部
66 上端
67 隙間
68 下端

Claims (10)

  1. 縦方向軸線に離間した挿入端とヘッド端とを含み、前記挿入端と前記ヘッド端との間に位置する直ロッド部とをさらに含み、前記ヘッド端の外径は前記直ロッド部よりも大きくかつ上部及び下部を含み、前記上部の底部周縁に木屑を切断する刃部が設けられ、前記下部は前記直ロッド部の上端に隣接しかつ前記直ロッド部に向けて次第に縮小するテーパ状に形成され、前記下部は円状となる周面を有しかつ前記下部の周面に複数の逆方向螺脱防止トゥースが設けられ、各逆方向螺脱防止トゥースは前記下部の周面から突出しかつ案内面及び止め面を有し、前記案内面と前記下部の周面との間の夾角は90度よりも大きく、前記止め面と前記下部の周面との間に凹溝が形成されているロッド体と、
    前記直ロッド部に設けられかつ複数のスレッドを含み、各スレッドは非対称スレッドでありかつ前記挿入端に対面する第1の切削面と前記挿入端に対向する第2の切削面とを有し、前記第1の切削面と水平軸線との夾角は25〜45度であり、前記水平軸線は前記縦方向軸線と垂直であり、前記第2の切削面と前記水平軸線との夾角は3〜23度である第1のスクリュースレッドと、
    を備えることを特徴とするねじ。
  2. 前記下部の周面には前記ヘッド端の周方向に沿って等角度で離間した4つの逆方向螺脱防止トゥースが設けられ、各逆方向螺脱防止トゥースの案内面は近接の形で前記周面から外方へ弧状に延在し、前記止め面と前記下部の周面との夾角は90度よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載のねじ。
  3. 前記止め面と前記下部の周面との夾角は45〜85度であることを特徴とする請求項2に記載のねじ。
  4. 前記下部は円状となる周面を有し、前記周面には前記ヘッド端の周方向に沿って等角度で離間した4つの逆方向螺脱防止トゥースが設けられ、各逆方向螺脱防止トゥースの案内面は近接の形で前記周面から外方へ延在することで、前記下部の断面は略方形となり、前記止め面と前記下部の周面との夾角は90度よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載のねじ。
  5. 前記直ロッド部は前記挿入端に隣接した下段と前記ヘッド端に隣接した上段とを含み、前記ロッド体の下段には少なくとも1つのスレッド溝が設けられ、前記スレッド溝の延在方向は前記縦方向軸線と夾角が形成され、前記夾角は3〜9度であることを特徴とする請求項1に記載のねじ。
  6. 前記上段の外周には第2のスクリュースレッドが設けられ、前記第2のスクリュースレッドは前記直ロッド部の下段に設けられ、前記ロッド体の下段には第3のスクリューがさらに設けられ、前記第3のスクリューは前記第1のスクリュースレッドと互いに離間し、前記第3のスクリュースレッドのスレッド高さは前記第1のスクリュースレッドのスレッド高さよりも小さく、前記第3のスクリュースレッドは非対称のスレッドを複数有し、各スレッドは前記挿入端に対面する下切削面と前記挿入端に対向する上切削面とを有し、前記下切削面と前記水平軸線との夾角は25〜45度であり、前記上切削面と前記水平軸線との夾角は3〜23度であることを特徴とする請求項5に記載のねじ。
  7. 前記直ロッド部は前記挿入端に隣接した下段と前記ヘッド端に隣接した上段とを含み、前記下段はは略三角形となる横向き断面を有し、前記上段は円形となる横向き断面を有することを特徴とする請求項1に記載のねじ。
  8. 前記上部の外径は前記下部上端の外径よりも大きく、前記刃部の内側には斜面を有し、前記刃部と前記下部上端の周面との間には凹部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のねじ。
  9. 前記刃部はジグザグ状に形成されていることを特徴とする請求項8に記載のねじ。
  10. 前記各逆方向螺脱防止トゥースは上端と下端とを含み、各逆方向螺脱防止トゥースの下端は前記直ロッド部の上段に延在し、各逆方向螺脱防止トゥースの上端は前記凹部内に延在しかつ前記刃部の斜面と連結しまたは前記刃部に近接していることを特徴とする請求項8に記載のねじ。
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