JP2017025931A - 転がり軸受 - Google Patents
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Abstract
【課題】余剰の潤滑剤が供給されることに起因して軸受トルクが増大するのを抑制することができる転がり軸受を提供する。【解決手段】転がり軸受1の保持器5には、ポケット8を形成している壁部13を挟んで溜まり部15が形成され、壁部13には、溜まり部15とポケット8とを連通する連通孔17が形成されている。溜まり部15には潤滑剤の油分を浸透させる第1浸透部材21が設けられている。連通孔17には、第1浸透部材21に浸透した油分を浸透させてポケット8内に当該油分を供給し得る第2浸透部材22が設けられている。【選択図】図3
Description
本発明は、転がり軸受に関する。
転がり軸受の潤滑方式として、グリース潤滑が広く用いられている。グリース潤滑を用いた転がり軸受には、高温、高速回転および高荷重などの過酷な潤滑条件下でも潤滑性能を維持するために、グリースを溜めておくグリース溜め部を備えたものがある(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載の転がり軸受は、図7に示すように、複数の玉101を転動可能に保持する冠型の保持器102を備えている。この保持器102は、軸方向一方側(図中の上側)に開口する複数のポケット103を有し、これらのポケット103に玉101が収容されている。保持器102の隣り合うポケット103の間の軸方向他方側(図中の下側)には、保持器102と蓋部材104とにより、グリースが溜められるグリース溜め部105が区画形成されている。グリース溜め部105に溜められたグリースは、保持器102に貫通して形成されたグリース通路106を通過してポケット103内に供給されるようになっている。
上記転がり軸受では、グリース溜め部105に溜められたグリースが塊となってグリース通路106を通過することで、ポケット103内に必要以上のグリースが供給される場合がある。この場合、図示しない内輪及び外輪の軌道面と玉101との摺動部分や、玉101とポケット103の内面との摺動部分に余剰のグリースが流入することで、軸受トルクが増大するという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、余剰の潤滑剤が供給されることに起因して軸受トルクが増大するのを抑制することができる転がり軸受を提供することを目的とする。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、余剰の潤滑剤が供給されることに起因して軸受トルクが増大するのを抑制することができる転がり軸受を提供することを目的とする。
本発明の転がり軸受は、内輪軌道面を有する内輪と、前記内輪軌道面に対向する外輪軌道面を有する外輪と、前記内輪軌道面と前記外輪軌道面との間に転動可能に配置された複数の転動体と、前記転動体を収容するポケットが周方向に所定間隔をおいて複数形成された保持器と、を備えた転がり軸受であって、前記保持器に、前記ポケットを形成している壁部を挟んで溜まり部が形成され、前記壁部に、前記溜まり部と前記ポケットとを連通する連通孔が形成され、前記溜まり部に、潤滑剤の油分を浸透させる第1浸透部材が設けられ、前記連通孔に、前記第1浸透部材に浸透した前記油分を浸透させて前記ポケット内に当該油分を供給し得る第2浸透部材が設けられていることを特徴とする。
上記のように構成された転がり軸受によれば、溜まり部の第1浸透部材に浸透した潤滑剤の油分は、連通孔に設けられた第2浸透部材に浸透してポケット内に供給される。このため、ポケット内には潤滑剤の油分のみが供給されるので、従来のように潤滑剤の塊がポケット内に供給されるのを防止することができる。これにより、ポケット内に余剰の潤滑剤が供給されるのを防止することができるので、軸受トルクが増大するのを抑制することができる。
また、前記第2浸透部材は、前記第1浸透部材よりも前記油分の浸透性が高いのが好ましい。この場合、第2浸透部材は第1浸透部材よりも油分の保持能力が低くなるので、第2浸透部材に浸透した油分は第1浸透部材に浸透した油分よりも外部へ流出し易い。このため、第2浸透部材に浸透した油分は遠心力によってポケット内に流出し易くなる。さらにその結果、第1浸透部材と第2浸透部材との間で油分の濃度勾配が生じるので、第1浸透部材に浸透した油分が第2浸透部材に浸透し易くなる。したがって、上記濃度勾配及び遠心力によって、潤滑剤の油分が第1浸透部材から第2浸透部材に浸透してポケット内に向かう流れが生じるので、長期間にわたり安定した潤滑性能を維持することができる。
また、前記保持器には、前記溜まり部の径方向外側を遮蔽した遮蔽部が形成されているとともに、前記溜まり部の径方向内側を開口させた開口部が形成されているのが好ましい。この場合、溜まり部の径方向外側は遮蔽部により遮蔽されているので、保持器の回転に伴う遠心力によって溜まり部内の第1浸透部材に浸透している油分が径方向外側へ流出するのを抑制することができる。また、溜まり部の径方向内側は開口しているので、当該径方向内側を遮蔽する部材が不要となり、その分だけ溜まり部の容積を増加させることができる。
また、前記連通孔は、前記溜まり部側の開口端から前記ポケット側の開口端へ向かうに従って、前記保持器の径方向外側へ向かうように傾斜しているのが好ましい。この場合、連通孔内の第2浸透部材に浸透した油分は、保持器の回転に伴う遠心力によって、連通孔のポケット側の開口端に向けて流れ易くなるので、さらに安定した潤滑性能を維持することができる。
本発明の転がり軸受によれば、余剰の潤滑剤が供給されることに起因して軸受トルクが増大するのを抑制することができる。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の一実施形態に係る転がり軸受を示す軸方向断面図である。本実施形態の転がり軸受1は、ラジアル玉軸受であり、内輪2と、外輪3と、内輪2と外輪3との間の環状空間に転動可能に配置された複数の玉(転動体)4と、複数の玉4を所定間隔で保持する冠型保持器5とを備えている。以下、冠型保持器5を単に保持器5ともいう。
図1は、本発明の一実施形態に係る転がり軸受を示す軸方向断面図である。本実施形態の転がり軸受1は、ラジアル玉軸受であり、内輪2と、外輪3と、内輪2と外輪3との間の環状空間に転動可能に配置された複数の玉(転動体)4と、複数の玉4を所定間隔で保持する冠型保持器5とを備えている。以下、冠型保持器5を単に保持器5ともいう。
内輪2の外周には、玉4が転動する内輪軌道面2aが形成されている。外輪3の内周には、内輪軌道面2aと対向する位置に、玉4が転動する外輪軌道面3aが形成されている。複数の玉4は、内輪2と外輪3との間に配置されている。これらの玉4は、それぞれ内輪軌道面2a及び外輪軌道面3a上を転動可能であり、これによって、内輪2及び外輪3が相対回転自在とされている。保持器5は、複数の玉4を転動可能に保持している。
外輪3の軸方向両側(図1では左右の両側)には、例えば金属製の環状板部材からなる一対のシールド部材7が設けられている。このシールド部材7は、内輪2と外輪3との間に形成された環状空間6を密封する機能を有している。これにより、シールド部材7は、軸受外部に存在する異物が環状空間6に侵入するのを防ぐとともに、環状空間6の内部に封入されたグリース(潤滑剤)が軸受外部へ流出するのを防止している。
グリースは、玉4と、上記各軌道面2a,3aにおける玉4の転走面との間の摺動部分や、玉4と保持器5の円弧部13(後述)との間の摺動部分を潤滑するものである。グリースは、例えば増ちょう剤と基油とその他添加剤とを含む。増ちょう剤としては、Li石けん、Li複合石けんなどの石けん、ウレア、ベントン、ポリテトラフルオロエチレンなどを用いることができる。基油としては、鉱油、合成炭化水素油、エステル油、エーテル油、シリコン油、フッ素油などを用いることができる。
図2は、保持器5を示す斜視図である。また、図3は、保持器5の要部を示す径方向断面図である。図2及び図3において、保持器5は、合成樹脂製であり、その全体形状が円環状に形成された、いわゆる冠型として構成されている。保持器5には、複数の玉4をそれぞれ収容して転動可能に保持するポケット8が周方向に複数(図例では9個)形成されている。ポケット8は、軸方向一方側(図2では右側であり、図3では上側)に開口している。
保持器5は、保持器本体11と蓋部材12とを備えている。保持器本体11は、周方向に所定間隔をおいて形成された複数(図例では9個)の円弧部13と、隣り合う円弧部13同士を連結する複数(図例では9個)の連結部14とを有している。円弧部13は、軸方向一方側に開口して形成された凹球面形状の内周面13aを有し、この内周面13aにより上記ポケット8が形成されている。
円弧部13の内周面13aの曲率半径は、玉4の曲率半径よりも若干大きく設定されている。円弧部13の周方向両端の開口端13bは、ポケット8内に玉4を押し入れる際に、弾性的に押し広げられる。これにより、円弧部13の周方向両端の開口端13bは、ポケット8内に収容された玉4が抜け出るのを防止する。連結部14は、隣り合う円弧部13の外周面の中間部分を連結している。
図4は、保持器5の要部を示す図3のI−I矢視断面図(軸方向断面図)である。図4において、連結部14は、軸方向断面視においてL字形に形成されており、軸方向一方側(図4では右側)に形成された円環部14aと、その円環部14aの径方向外側(図4では上側)の端部から軸方向他方側(図4では左側)に向かって延びる環状部14bとを有している。環状部14bの軸方向他方側の端面には、上記蓋部材12が取り付けられている。
蓋部材12は円環状に形成されており(図2参照)、蓋部材12の径方向(図4では上下方向)の寸法は、円環部14aの径方向の寸法と略同一長さに設定されている。蓋部材12の径方向外側(図4では上側)の端部には軸方向一方側に突出する凸部12aが形成されている。凸部12aは、環状部14bの軸方向他方側の端面に形成された凹溝14cに嵌合して固定されている。
保持器5には、ポケット8を形成している壁部である円弧部13を挟んで溜まり部15が形成されている。溜まり部15は、隣り合う円弧部13の間に形成された複数の溝部15aと、隣り合う溝部15a同士を連通する連通部15bとにより形成されている。
溝部15aは、図3及び図4に示すように、隣り合う円弧部13の外周面と、連結部14の円環部14a及び環状部14bと、蓋部材12とにより区画形成されている。連通部15bは、円弧部13の底部に形成された外周面と、これに対向する蓋部材12の内面と、連結部14の環状部14bとにより区画形成されている(図1も参照)。
図4に示すように、保持器5には、溜まり部15の径方向内側を開口させた開口部16が形成されている。また、連結部14の環状部14bは、溜まり部15の径方向外側を遮蔽する遮蔽部として機能する。
図3において、円弧部13には、溜まり部15とポケット8とを連通する連通孔17が形成されている。連通孔17は、各円弧部13の周方向の2箇所において、当該円弧部13の径方向に貫通して形成されている。また、本実施形態の連通孔17は、図4に示すように、溜まり部15側の開口端17aからポケット8側の開口端17bへ向かって、軸方向に沿って真っ直ぐに形成されている。
図3において、溜まり部15には、グリースの油分(基油)を浸透させる複数の第1浸透部材21が設けられている。第1浸透部材21は、溜まり部15の各溝部15aに、その空間全体を満たすように嵌め込まれている(図1も参照)。第1浸透部材21は、多孔質部材からなり、毛細管現象によってグリースの油分のみを吸い込んで保持する。
各円弧部13の連通孔17には、第1浸透部材21に浸透した油分を浸透させてポケット8内に当該油分を供給するための第2浸透部材22が設けられている。第2浸透部材22は、連通孔17の空間全体を満たすように当該連通孔17に嵌め込まれている。第2浸透部材22における溝部15a側の端面22aは、第1浸透部材21における円弧部13側の外面に接触している。第2浸透部材22は、第1浸透部材21と同様に多孔質部材からなり、毛細管現象によって、第1浸透部材21に浸透したグリースの油分を第2浸透部材22に吸い込んで保持する。
第1及び第2浸透部材21,22に用いられる多孔質部材としては、例えばPVAスポンジなどの多孔質樹脂、羊毛やフェルトなどの多孔質繊維、及び金属、セラミック、ガラスなどの粉末を焼結させてなる多孔質部材などが挙げられる。本実施形態では、第2浸透部材22は、第1浸透部材21よりも油分の保持能力が低くなるように、第1浸透部材21よりも油分の浸透性が高い多孔質部材が用いられている。
以上、第1実施形態の転がり軸受1によれば、溜まり部15の第1浸透部材21に浸透したグリースの油分は円弧部13の連通孔17に設けられた第2浸透部材22に浸透してポケット8内に供給される。このため、ポケット8内にはグリースの油分のみが供給されるので、従来のようにグリースの塊がポケット8内に供給されるのを防止することができる。これにより、ポケット8内に余剰のグリースが供給されるのを防止することができるので、軸受トルクが増大するのを抑制することができる。
また、第2浸透部材22は、第1浸透部材21よりも油分の保持能力が低いので、第2浸透部材22に浸透した油分は第1浸透部材21に浸透した油分よりも外部へ流出し易い。このため、保持器5の回転に伴う遠心力が作用することで、第2浸透部材22に浸透した油分はポケット8内に流出し易くなる。さらにその結果、第1浸透部材21と第2浸透部材22との間で油分の濃度勾配が生じるので、第1浸透部材21に浸透した油分が第2浸透部材22に浸透し易くなる。したがって、上記濃度勾配及び遠心力によって、グリースの油分が第1浸透部材21から第2浸透部材22に浸透してポケット8内に向かう流れが生じるので、長期間にわたり安定した潤滑性能を維持することができる。
また、溜まり部15の径方向外側は遮蔽部(環状部14b)により遮蔽されているので、保持器5の回転に伴う遠心力によって溜まり部15内の第1浸透部材21に浸透している油分が径方向外側へ流出するのを抑制することができる。また、溜まり部15の径方向内側は開口部16により開口しているので、当該径方向内側を遮蔽する部材が不要となり、その分だけ溜まり部15の容積を増加させることができる。
図5は、連通孔17の変形例を示す保持器5の軸方向断面図である。本変形例の連通孔17は、溜まり部15側の開口端17aからポケット8側の開口端17bへ向かうに従って、保持器5の径方向外側(図5では上側)へ向かうように傾斜して形成されている。これにより、連通孔17内に設けられた第2浸透部材22(図3参照)に浸透した油分は、保持器5の回転に伴う遠心力によって、連通孔17のポケット8側の開口端17bに向けて流れ易くなるので、さらに安定した潤滑性能を維持することができる。
図6は、保持器本体11の連結部14の変形例を示す保持器5の軸方向断面図である。本変形例の連結部14は、軸方向断面視においてコ字型に形成されている。具体的には、連結部14は、軸方向一方側(図6では右側)に形成された円環部14aと、その円環部14aの径方向両端部からそれぞれ軸方向他方側(図6では左側)に向かって延びる第1環状部14b及び第2環状部14dとを有している。これにより、本変形例における溜まり部15の溝部15aは、隣り合う円弧部13の外周面(図3参照)と、円環部14aと、第1及び第2環状部14b,14dと、蓋部材12とにより区画形成されている。
なお、今回開示した実施形態は例示であって制限的なものではない。本発明の権利範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の構成と均等の範囲内での全ての変更が含まれる。例えば、本実施形態における第2浸透部材22は、第1浸透部材21よりも浸透性が高い多孔質部材を用いているが、第1浸透部材21と同じ浸透性を有する多孔質部材を用いても良い。また、本実施形態の保持器5は、冠型保持器として説明したが、壁部を挟んでポケットと溜まり部とを形成できるものであれば、他の種類の保持器であっても良い。また、本発明は、玉軸受以外に、ころ軸受等の他の転がり軸受にも適用することができる。
1:転がり軸受、2:内輪、2a:内輪軌道面、3:外輪、3a:外輪軌道面、4:玉(転動体)、5:保持器、8:ポケット、13 円弧部(壁部)、14b 環状部(遮蔽部)、15:溜まり部、16 開口部、17:連通孔、17a:溜まり部側の開口端、17b:ポケット側の開口端、21:第1浸透部材、22:第2浸透部材
Claims (4)
- 内輪軌道面を有する内輪と、
前記内輪軌道面に対向する外輪軌道面を有する外輪と、
前記内輪軌道面と前記外輪軌道面との間に転動可能に配置された複数の転動体と、
前記転動体を収容するポケットが周方向に所定間隔をおいて複数形成された保持器と、を備えた転がり軸受であって、
前記保持器に、前記ポケットを形成している壁部を挟んで溜まり部が形成され、
前記壁部に、前記溜まり部と前記ポケットとを連通する連通孔が形成され、
前記溜まり部に、潤滑剤の油分を浸透させる第1浸透部材が設けられ、
前記連通孔に、前記第1浸透部材に浸透した前記油分を浸透させて前記ポケット内に当該油分を供給し得る第2浸透部材が設けられていることを特徴とする転がり軸受。 - 前記第2浸透部材は、前記第1浸透部材よりも前記油分の浸透性が高い請求項1に記載の転がり軸受。
- 前記保持器には、前記溜まり部の径方向外側を遮蔽した遮蔽部が形成されているとともに、前記溜まり部の径方向内側を開口させた開口部が形成されている請求項1又は2に記載の転がり軸受。
- 前記連通孔は、前記溜まり部側の開口端から前記ポケット側の開口端へ向かうに従って、前記保持器の径方向外側へ向かうように傾斜している請求項1〜3のいずれか一項に記載の転がり軸受。
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---|---|---|---|
JP2015141412A JP2017025931A (ja) | 2015-07-15 | 2015-07-15 | 転がり軸受 |
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Family Applications (1)
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2019163809A1 (ja) * | 2018-02-21 | 2019-08-29 | Ntn株式会社 | 円すいころ軸受用保持器および円すいころ軸受 |
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2015
- 2015-07-15 JP JP2015141412A patent/JP2017025931A/ja active Pending
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WO2019163809A1 (ja) * | 2018-02-21 | 2019-08-29 | Ntn株式会社 | 円すいころ軸受用保持器および円すいころ軸受 |
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