JP2017024754A - プラスチックボトル - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プラスチックボトルは、上胴部41、下胴部43及びそれらの間に位置するくびれ部42を有し、くびれ部は、最小径を有する最小径部421と、上胴部から最小径部に向かって漸次縮径する縮径部422と、最小径部から下胴部に向かって漸次拡径する拡径部423と、最小径部に重なるようにしてくびれ部の周方向に沿って並設された複数のリブ6とを含み、リブは、プラスチックボトルの鉛直方向に対して傾斜する傾斜リブと、傾斜リブの両端部のそれぞれに連続する第1リブ及び第2リブとを有し、傾斜リブの傾斜角度が45°以下であり、第1リブ及び第2リブの外縁には湾曲形状の部分が含まれ、第1リブの外縁の湾曲形状の部分がリブの最上部に、第2リブの外縁の湾曲形状の部分がリブの最下部に位置する。
【選択図】図1
Description
上記式中、HRCは「プラスチックボトル1の底部5を所定の平面上に接地させたときの底部5の接地面からリブ6の中心C6までの長さ」を表し、HSDは「プラスチックボトル1の底部5を所定の平面上に接地させたときの底部5の接地面からくびれ部42の最小径部421までの長さ」を表す。
図1〜3に示す構成を有し、高さ207mm、満容量520mL(製品500mL用)、上胴部41及び下胴部43の外径66mm、くびれ部42の最小径部421の外径51mm、縮径部422の長さL42215.5mm、縮径部422の曲率半径25mm、並びに樹脂量14.7gのポリエチレンテレフタレート製ボトル1を準備した。
上胴部41及び下胴部43の間にくびれ部42を有さず、肩部2と底部5との間の胴部を同径とし、リブを設けなかった以外は、実施例1と同様の構成を有するポリエチレンテレフタレート製ボトルを準備した。
実施例1及び比較例1のボトルにつき、ボトルの持ちやすさ(把持容易性)に関する官能試験を行った。当該試験は、5人のパネラーを対象に行われ、ボトルを持ったときの持ちやすさ(把持容易性)を下記の指標に従い評価させた。結果を表1に示す。なお、表1には、5人のパネラーによる評価の算出平均値が示されている。
持ちやすい:5点、やや持ちやすい:4点、普通:3点、やや持ちにくい:2点、持ちにくい:1点
実施例1及び比較例1、並びに下記実施例2〜11及び比較例2〜6のプラスチックボトルについて、座屈強度のシミュレーション解析を行った。
略S字状のリブ6を、図4に示す形状(第1リブ61の幅W61:4.2mm、第2リブ62の幅W62:4.2mm、傾斜リブ63の幅W63:3mm)とした以外は、実施例1と同様の構成を有するポリエチレンテレフタレート製ボトル1とした。
(HRC−HSD)/HSD=0.11となるように各リブ6の中心C6をくびれ部42に位置させて、傾斜リブ63のみが縮径部422に重なるようにした以外は、実施例1と同様の構成を有するポリエチレンテレフタレート製ボトル1とした。
(HRC−HSD)/HSD=−0.01となるように各リブ6の中心C6をくびれ部42に位置させて、第1リブ61及び傾斜リブ63が縮径部422に重なるようにした以外は、実施例1と同様の構成を有するポリエチレンテレフタレート製ボトル1とした。
(HRC−HSD)/HSD=−0.07となるように各リブ6の中心C6をくびれ部42に位置させて、第1リブ61のみが縮径部422に重なるようにした以外は、実施例1と同様の構成を有するポリエチレンテレフタレート製ボトル1とした。
くびれ部42に14個のリブ6(最小径部421の位置での間隔P6:11.4mm)を設けた以外は、実施例1と同様の構成を有するポリエチレンテレフタレート製ボトル1とした。
くびれ部42に10個のリブ6(最小径部421の位置での間隔P6:16.0mm)を設けた以外は、実施例1と同様の構成を有するポリエチレンテレフタレート製ボトル1とした。
くびれ部42に8個のリブ6(最小径部421の位置での間隔P6:20.0mm)を設けた以外は、実施例1と同様の構成を有するポリエチレンテレフタレート製ボトル1とした。
傾斜リブ63の傾斜角度θ63を0°とした以外は、実施例1と同様の構成を有するポリエチレンテレフタレート製ボトル1とした。
傾斜リブ63の傾斜角度θ63を25°とした以外は、実施例1と同様の構成を有するポリエチレンテレフタレート製ボトル1とした。
傾斜リブ63の傾斜角度θ63を45°とした以外は、実施例1と同様の構成を有するポリエチレンテレフタレート製ボトル1とした。
リブ6が設けられていない以外は、実施例1と同様の構成を有するポリエチレンテレフタレート製ボトルとした。
傾斜リブ63の両端に連続する第1リブ61及び第2リブ63を有しない以外は、実施例1と同様の構成を有するポリエチレンテレフタレート製ボトルとした。
(HRC−HSD)/HSD=−0.20となるように各リブ6の中心C6をくびれ部42に位置させることで、第1リブ61が拡径部423に重なるようにした以外は、実施例1と同様の構成を有するポリエチレンテレフタレート製ボトルとした。
傾斜リブ63の傾斜角度θ63を55°とした以外は、実施例1と同様の構成を有するポリエチレンテレフタレート製ボトルとした。
傾斜リブ63の傾斜角度θ63を60°とした以外は、実施例1と同様の構成を有するポリエチレンテレフタレート製ボトル1とした。
実施例1〜11及び比較例1〜6のボトルについて、鉛直方向に荷重を加えて3mm変位させたときの応力(3mm変位応力)をシミュレーションにより求めた。結果を表2に示す。
2…口部
3…肩部
41…上胴部
42…くびれ部
421…最小径部
422…縮径部
423…拡径部
43…下胴部
5…底部
6…リブ
61…第1リブ
62…第2リブ
63…傾斜リブ
Claims (7)
- 口部、前記口部に連続する肩部、前記肩部に連続する上胴部、前記上胴部よりも下方に位置する下胴部、及び前記下胴部に連続する底部を備えるプラスチックボトルであって、
前記上胴部と前記下胴部との間に位置し、前記上胴部及び前記下胴部よりも径の小さいくびれ部を有し、
前記くびれ部は、前記くびれ部のうちの最小径を有する最小径部と、前記上胴部から前記最小径部に向かうに従い漸次縮径する縮径部と、前記最小径部から前記下胴部に向かうに従い漸次拡径する拡径部とを含み、
複数のリブが、前記最小径部に重なるようにして、前記くびれ部の周方向に沿って並設されており、
前記リブは、前記プラスチックボトルの鉛直方向に対して傾斜する実質的に直線状の傾斜リブと、前記傾斜リブの両端部のうちの上側に位置する一端部及び下側に位置する他端部のそれぞれに連続する第1リブ及び第2リブとを有し、
前記傾斜リブの前記鉛直方向に対する傾斜角度が、45°以下であり、
前記第1リブ及び前記第2リブの外縁には湾曲形状の部分が含まれ、
前記第1リブの外縁の湾曲形状の部分が前記第1リブの最上部に位置し、前記第2リブの外縁の湾曲形状の部分が前記第2リブの最下部に位置することを特徴とするプラスチックボトル。 - 前記リブが、前記縮径部に重なっていることを特徴とする請求項1に記載のプラスチックボトル。
- 前記第1リブ及び/又は前記傾斜リブが、前記縮径部に重なっていることを特徴とする請求項1又は2に記載のプラスチックボトル。
- 前記リブが、略S字状又は略逆S字状であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のプラスチックボトル。
- 前記第1リブ及び前記第2リブは、略円形状又は略楕円形状を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のプラスチックボトル。
- 前記最小径部の位置での前記リブの間隔が23mm未満となるように、前記リブが前記くびれ部の周方向に沿って並設されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のプラスチックボトル。
- 前記縮径部は、前記プラスチックボトルの内側方向に向けて凸の曲面形状に構成されており、
前記縮径部の曲率半径は、30mm以下であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のプラスチックボトル。
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