JP2017024665A - 車両用ブレーキ装置 - Google Patents

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山口 貴洋
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Abstract

【課題】ブレーキアシスト時のブレーキペダルの振動を抑制する。【解決手段】駆動軸105およびカム106が収容された駆動軸収容孔103を管路Aに接続することにより、ポンプ10の吸入行程では、ピストン104の変位により駆動軸収容孔103の容積が減少して駆動軸収容孔103内のブレーキ液が管路Aに戻され、ポンプ10の吐出行程では、ピストン104の変位により駆動軸収容孔103の容積が増加して管路A内のブレーキ液が駆動軸収容孔103に流入する。そして、吸入行程において、管路Aからポンプ室107に吸入されるブレーキ液量と駆動軸収容孔103から管路Aに戻されるブレーキ液量は等しく、また、吐出行程おいて、ポンプ室107から管路Aに吐出されるブレーキ液量と管路Aから駆動軸収容孔103に流入するブレーキ液量は等しいため、管路A内の圧力脈動は発生せず、ブレーキペダル1の振動を抑制することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、ブレーキ液を昇圧するポンプが備えられた車両用ブレーキ装置に関するものである。
従来、この種の車両用ブレーキ装置に用いられるポンプは、駆動軸およびカムの回転により往復動部材を往復動させてポンプ室の容積を変化させ、ブレーキ液を昇圧させるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特許第5337893号公報
しかしながら、従来の車両用ブレーキ装置は、ブレーキアシスト時には、マスタシリンダとホイールシリンダとを繋ぐ主管路からポンプ室にブレーキ液を吸入し、そのブレーキ液を昇圧して主管路に返流する。このため、ブレーキアシスト時には、主管路内のブレーキ液量が変化して圧力脈動が発生し、ブレーキペダルが振動するという問題があった。
本発明は上記点に鑑みて、ブレーキアシスト時のブレーキペダルの振動を抑制することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、ドライバによって操作されるブレーキ操作部材(1)と、ブレーキ操作部材の操作に基づいてブレーキ液圧を発生させるマスタシリンダ(3)と、ブレーキ液圧に基づいて制動力を発生させるホイールシリンダ(4、5)と、マスタシリンダとホイールシリンダとを繋ぐ主管路(A)と、主管路から吸入したブレーキ液を昇圧して主管路に返流するポンプ(10)とを備え、ポンプは、シリンダ孔(102)および駆動軸収容孔(103)を有するポンプハウジング(101)と、シリンダ孔に挿入され、ブレーキ液が吸入・吐出されるポンプ室(107)を区画形成し、往復動に伴ってポンプ室の容積を変化させる往復動部材(104)と、駆動軸収容孔に配置されて回転する駆動軸(105)と、駆動軸とともに回転することにより往復動部材を変位させるカム(106)とを備え、駆動軸収容孔は、主管路に接続されていることを特徴とする。
これによると、駆動軸収容孔が主管路に接続されているため、主管路からポンプ室にブレーキ液を吸入する吸入行程では、往復動部材の変位により駆動軸収容孔の容積が減少して駆動軸収容孔内のブレーキ液が主管路に戻される。一方、ポンプ室から主管路にブレーキ液を吐出する吐出行程では、往復動部材の変位により駆動軸収容孔の容積が増加して主管路内のブレーキ液が駆動軸収容孔に流入する。
そして、吸入行程において、主管路からポンプ室に吸入されるブレーキ液量と駆動軸収容孔から主管路に戻されるブレーキ液量は等しく、また、吐出行程おいて、ポンプ室から主管路に吐出されるブレーキ液量と主管路から駆動軸収容孔に流入するブレーキ液量は等しいため、主管路内のブレーキ液量は変化しない。
したがって、ブレーキアシスト時の主管路内の圧力脈動は発生せず、ブレーキペダルの振動を抑制することができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の一実施形態にかかるブレーキ装置の配管概略図である。 一実施形態にかかるブレーキ装置の作動説明に供する特性図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、ここでは、右前輪−左後輪、左前輪−右後輪の各配管系統を備えるX配管の油圧回路を構成する車両に対して本実施形態にかかるブレーキ装置を適用した場合について説明するが、前後配管などについても適用できる。
図1に示すように、車両に制動力を加える際にドライバによって踏み込まれるブレーキ操作部材としてのブレーキペダル1は倍力装置2と接続され、この倍力装置2によりブレーキペダル1に加えられた踏力が倍力される。
そして、倍力装置2は、倍力された踏力をマスタシリンダ(以下、M/Cという)3に伝達するプッシュロッド等を有しており、このプッシュロッドがM/C3に配設されたマスタピストンを押圧することにより、M/C3にブレーキ液圧(以下、M/C圧という)を発生させる。このM/C3には、M/C3内にブレーキ液を供給したり、M/C3内の余剰ブレーキ液を貯留するマスタリザーバ3aが接続されている。
M/C圧は、ABSアクチュエータを介して各車輪のホイールシリンダ(以下、W/Cという)4、5へ伝達される。図1では、右前輪FR用のW/C4および左後輪RL用のW/C5に繋がる第1の配管系統のみを図示してあるが、左前輪FLおよび右後輪RR側に繋がる第2の配管系統についても第1の配管系統と同様の構造とされている。以下、右前輪FRおよび左後輪RL側について説明するが、第2の配管系統である左前輪FLおよび右後輪RR側についても全く同様である。
ブレーキ装置には、M/C3に接続された主管路としての管路Aが備えられている。管路Aには差圧制御弁7が備えられており、この差圧制御弁7の位置で管路Aが2部位に分けられている。具体的には、管路Aは、M/C3から差圧制御弁7までの間においてM/C圧を受ける管路A1と、差圧制御弁7から各W/C4、5までの間の管路A2に分けられている。
差圧制御弁7は、連通状態と差圧状態を制御するものである。差圧制御弁7は通常連通状態とされているが、この差圧制御弁7を差圧状態にすることによりW/C4、5側をM/C3側よりも所定の差圧分高い圧力に保持することができる。
さらに、管路A2において、管路Aは2つに分岐しており、一方にはW/C4へのブレーキ液圧の増圧を制御する増圧制御弁30が備えられ、他方にはW/C5へのブレーキ液圧の増圧を制御する増圧制御弁31が備えられている。
これら増圧制御弁30、31は、図示しないブレーキ液圧制御用の電子制御装置(以下、ECUという)により連通・遮断状態を制御できる2位置弁として構成されている。2位置弁が連通状態に制御されているときには、M/C圧や後述するポンプ10の吐出等に基づくブレーキ液圧を各W/C4、5に加えることができる。これら増圧制御弁30、31は、ABS制御等のブレーキ液圧制御が実行されていない常用ブレーキ時には、常時連通状態にされている。
また、管路A2のうちの増圧制御弁30、31と各W/C4、5との間に、減圧管路としての管路Bが接続されており、この管路Bが調圧リザーバ20のリザーバ室205に接続されている。そして、管路Bを通じて調圧リザーバ20へブレーキ液を流動させることにより、W/C4、5におけるブレーキ液圧(以下、W/C圧という)を制御し、各車輪がロック傾向に至るのを防止できるように構成されている。なお、この調圧リザーバ20の詳細については後述する。
また、管路Bには、ECUにより連通・遮断状態を制御できる減圧制御弁32、33が配設されている。これらの減圧制御弁32、33は常用ブレーキ時には常時遮断状態とされており、上述した調圧リザーバ20へブレーキ液を流動させる際に適宜連通状態とされる。
管路A2のうち差圧制御弁7と増圧制御弁30、31との間には、還流管路としての管路Cが接続されており、この管路Cを通じて管路A2と調圧リザーバ20のリザーバ室205とが結ばれている。ABS制御時に調圧リザーバ20に排出されたブレーキ液は、ポンプ作動時に、この管路Cを通じて管路A2に戻され、各W/C圧を増圧する。
ABSアクチュエータは、そのハウジング内にポンプ10を備えている。このポンプ10は、ABSアクチュエータハウジングの一部をなすポンプハウジング101を備え、このポンプハウジング101に、シリンダ孔102および駆動軸収容孔103が形成されている。
シリンダ孔102内には、往復動部材としてのポンプピストン104が摺動自在に挿入されている。駆動軸収容孔103内には、図示しない電動機にて駆動されて回転する駆動軸105、および駆動軸105に一体的に結合されて駆動軸105とともに回転するカム106が配置されている。
ポンプピストン104は、ブレーキ液が吸入・吐出されるポンプ室107を区画形成している。そして、ポンプピストン104は、カム106にて駆動されてシリンダ孔102内で往復動し、その往復動に伴ってポンプ室107の容積を変化させるようになっている。
また、ポンプ10は、ポンプ室107に流入するブレーキ液の流れのみを許容する吸入弁108、およびポンプ室107から吐出されるブレーキ液の流れのみを許容する吐出弁109を備えている。そして、吸入弁108および吐出弁109は、管路Cに直列に配設されている。
管路Cのうちの吐出弁109の下流側には、ポンプ10が吐出したブレーキ液の脈動を緩和するために、アキュムレータ12が配設されている。
また、調圧リザーバ20の弁収納孔202内と管路A1とを接続するように、吸入管路としての管路Dが設けられている。
さらに、駆動軸収容孔103内と管路A1とを接続するように、呼吸管路としての管路Eが設けられている。
調圧リザーバ20は、ABSアクチュエータハウジングに内蔵されており、ABSアクチュエータハウジングには、ピストン収納孔201、弁収納孔202、および弁座面203が形成されている。
ピストン収納孔201内には、リザーバピストン204が摺動自在に挿入されている。リザーバピストン204は、ブレーキ液が一時的に貯められるリザーバ室205を区画形成している。また、リザーバピストン204は、リザーバピストンスプリング206によってリザーバ室205の容積が減少する向きに付勢されている。
リザーバ室205と弁収納孔202内は、連通路207にて連通されている。そして、弁収納孔202内には、弁座面203に接離して連通路207を開閉する球状のリザーバ弁体208と、リザーバ弁体208を弁座面203に向かって付勢するリザーバ弁体スプリング209が収納されている。
連通路207には、リザーバピストン204に連動してリザーバ弁体208を駆動するシャフト210が配置されている。
次に、本実施形態にかかるブレーキ装置の作動について説明する。
まず、常用ブレーキ時には、リザーバ弁体208はリザーバ弁体スプリング209に付勢されて弁座面203に当接し、連通路207が閉じられる。したがって、ブレーキペダル1の踏み込みによりM/C圧が弁収納孔202内に加えられたとしても、リザーバ室205内にブレーキ液が流入することを防止することができる。
また、ABS制御時のように、管路Bを通じてリザーバ室205内にブレーキ液が排出されるときには、リザーバ室205内に流入したブレーキ液の圧力により、リザーバピストンスプリング206の弾性力に抗してリザーバピストン204が紙面下方に移動させられる。これにより、ブレーキ液が排出された分、W/C圧が減少させられ、車輪がロックに至ることを防止することが可能となる。
また、ブレーキアシスト制御時には、ブレーキペダル1が踏み込まれていてM/C圧が弁収納孔202内に加えられるときに、ポンプ10が駆動されることによってリザーバ室205内が負圧となる。このため、リザーバピストン204およびシャフト210が紙面上方に移動してリザーバ弁体208が押し上げられ、リザーバ弁体208が弁座面203から離れて、リザーバ室205と弁収納孔202内が連通路207を介して連通状態になる。
したがって、ブレーキアシスト制御時には、ポンプ10の作動により、管路Aのうち差圧制御弁7よりもM/C3側の部位から、管路D、弁収納孔202内、連通路207、リザーバ室205、および管路Cの経路で、ポンプ室107にブレーキ液が吸入される。その吸入されたブレーキ液は昇圧された後に管路Cを介して、管路Aのうち差圧制御弁7よりも各W/C4、5側の部位、より詳細には管路Aのうち差圧制御弁7と増圧制御弁30、31との間に、戻される。
このとき、差圧制御弁7により、W/C4、5側がM/C3側よりも所定の差圧分高い圧力に保持される。したがって、ブレーキアシスト制御時には、M/C圧に対して嵩上げした圧力を、各W/C4、5に付与することができる。
ここで、ブレーキアシスト制御時の、ポンプ10の作動に伴うブレーキペダル1の動きについて、図1、図2に基づいて説明する。
なお、図1中の矢印Fはブレーキペダル1の移動方向を示しており、ブレーキペダル1が倍力装置2に近づく向きのブレーキペダル1の変位を+(正)、ブレーキペダル1が倍力装置2から遠ざかる向きのブレーキペダル1の変位を−(負)とする。
本実施形態では、駆動軸収容孔103が管路Aに接続されているため、管路Aからポンプ室107にブレーキ液を吸入する吸入行程では、ポンプピストン104の変位により駆動軸収容孔103の容積が減少して駆動軸収容孔103内のブレーキ液が管路Aに戻される。一方、ポンプ室107から管路Aにブレーキ液を吐出する吐出行程では、ポンプピストン104の変位により駆動軸収容孔103の容積が増加して管路A内のブレーキ液が駆動軸収容孔103に流入する。
そして、ブレーキアシスト制御の開始直後におけるポンプ10の吐出行程では、ポンプ室107から吐出されたブレーキ液はW/C圧の増圧に消費される。このとき、管路A内のブレーキ液が駆動軸収容孔103に流入するため、ブレーキペダル1は+側に変位する。
一方、ブレーキアシスト制御の開始直後におけるポンプ10の吸入行程では、管路A内のブレーキ液が管路Dを通り、調圧リザーバ20を経由して管路Cから、ポンプ10に吸入される。その際、駆動軸収容孔103内のブレーキ液は、管路Eを通して管路Dに吐出される。このときのポンプ10のブレーキ液吸入量と駆動軸収容孔103のブレーキ液吐出量は等しいため、管路D内でブレーキ液の変化は相殺され、
管路Aのブレーキ液の量の変化は発生しない。したがって、ブレーキペダル1の位置に変化はない。
続いて、W/C圧の増圧が完了した後は、ポンプ室107から吐出されたブレーキ液はW/C圧の増圧に消費されないため、ポンプ室107から吐出されたブレーキ液は差圧制御弁7を通って管路A1側に戻されて循環する。
このとき、吸入行程において、管路Aからポンプ室107に吸入されるブレーキ液量と駆動軸収容孔103から管路Aに戻されるブレーキ液量は等しく、また、吐出行程おいて、ポンプ室107から管路Aに吐出されるブレーキ液量と管路Aから駆動軸収容孔103に流入するブレーキ液量は等しいため、管路A内のブレーキ液量は変化しない。
したがって、ブレーキアシスト時におけるW/C圧の増圧が完了した後は、管路A内の圧力脈動は発生せず、ブレーキペダル1の振動を抑制することができる。
(他の実施形態)
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではない。例えば、本実施形態では、前後に2輪ずつある所謂4輪車で説明しているが、2輪車(所謂オートバイ)でも可能である。その場合、ブレーキ操作ペダルは、ブレーキ操作レバーとなり、W/Cブレーキは前後の2輪で説明される。
以上のような場合等を含め、特許請求の範囲に記載の範囲で適宜成立するものである。
また、上記実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
また、上記実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。
また、上記実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されるものではない。
1 ブレーキペダル(ブレーキ操作部材)
3 マスタシリンダ
4 ホイールシリンダ
5 ホイールシリンダ
10 ポンプ
101 ポンプハウジング
102 シリンダ孔
103 駆動軸収容孔
104 ポンプピストン(往復動部材)
105 駆動軸
106 カム
107 ポンプ室
A 管路

Claims (3)

  1. ドライバによって操作されるブレーキ操作部材(1)と、
    前記ブレーキ操作部材の操作に基づいてブレーキ液圧を発生させるマスタシリンダ(3)と、
    前記ブレーキ液圧に基づいて制動力を発生させるホイールシリンダ(4、5)と、
    前記マスタシリンダと前記ホイールシリンダとを繋ぐ主管路(A)と、
    前記主管路から吸入したブレーキ液を昇圧して前記主管路に返流するポンプ(10)とを備え、
    前記ポンプは、
    シリンダ孔(102)および駆動軸収容孔(103)を有するポンプハウジング(101)と、
    前記シリンダ孔に挿入され、ブレーキ液が吸入・吐出されるポンプ室(107)を区画形成し、往復動に伴って前記ポンプ室の容積を変化させる往復動部材(104)と、
    前記駆動軸収容孔に配置されて回転する駆動軸(105)と、
    前記駆動軸とともに回転することにより前記往復動部材を変位させるカム(106)とを備え、
    前記駆動軸収容孔は、前記主管路に接続されていることを特徴とする車両用ブレーキ装置。
  2. 前記主管路に配置され、前記ポンプの作動時に、前記ホイールシリンダ側のブレーキ液圧を前記マスタシリンダ側のブレーキ液圧よりも高い圧力に保持する差圧制御弁(7)を備え、
    前記ポンプは、前記主管路のうち前記差圧制御弁よりも前記マスタシリンダ側の部位からブレーキ液を吸入し、前記主管路のうち前記差圧制御弁よりも前記ホイールシリンダ側の部位にブレーキ液を返流するように構成され、
    前記駆動軸収容孔は、前記主管路のうち前記差圧制御弁よりも前記マスタシリンダ側の部位に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用ブレーキ装置。
  3. 前記マスタシリンダに発生するマスタシリンダ圧に対して嵩上げした圧力を前記ホイールシリンダに付与するブレーキアシスト制御を実行する際に、前記ポンプが作動することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用ブレーキ装置。
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