JP2017022850A - 取付架台 - Google Patents

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Abstract

【課題】取付架台を支持する基台の寸法を大きくしたり、基台の個数を増大させたりすることなく、取付架台にかかる荷重により取付架台の構成部材に曲げモーメントが発生するのを抑制することができ、軽量化および低コスト化を図ることができる取付架台を得る。
【解決手段】設備を取り付けるための取付架台100であって、取付架台は、支持体51a、52a上に固定されるベース部材111a、112aと、設備を載置するための載置フレーム130aと、ベース部材上で載置フレームを支持するフレーム支持構造120aとを備え、載置フレーム130aは、荷重がかかる荷重点P1〜P4を含み、フレーム支持構造120aは、載置フレームを荷重点P1〜P4で支持する1以上の筋交い部材141a〜146aを有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、取付架台に関し、特に、太陽光パネルやアンテナなどの設備を取り付けるための架台に関するものである。
設備の設置に用いられる架台には、従来から、複数の基台(例えばコンクリートの基礎や地中に埋め込まれた杭)などの上に設備を載置するための枠体を組み立てた構造のものがある。例えば、特許文献1および特許文献2には、このような構造の架台として、太陽光パネルの設置に用いられる架台が開示されている。
太陽光パネルの設置に用いられる架台は、近年の太陽光パネルの普及に伴い、積雪量の多い地域での需要も高まってきている。積雪量の多い地域向けの架台は、一般に、深く降り積もった雪に太陽光パネルが埋もれないように太陽光パネルが地面から高い位置に設置されるように構成されている。
図11は、積雪量の多い地域に適した一般的な太陽光パネルの取付架台を説明するための斜視図であり、図11(a)は、その外観を概念的に示す。
図11(a)に示す太陽光パネルの取付架台1は、左右一対の架台ユニット1a、1bを含み、それぞれの架台ユニット1a、1bは、太陽光パネルSpを地面から高い位置に取り付け可能に構成されている。
取付架台1の設置用地Gには、例えば、架台ユニット1a、1bを支持する前面側の基台5a〜5cおよび後面側の基台6a〜6cが設けられている。ここで、前面側の基台5a〜5cおよび後面側の基台6a〜6cはいずれも、架台ユニット1a、1bが固定されるように設置用地に埋設されたコンクリートの基礎である。なお、2つの架台ユニット1aおよび1bは同一の構成を有するので、以下、架台ユニット1aを挙げてその構成を説明する。
図11(b)は、取付架台の単位構造である架台ユニットを具体的に示す。
図11(b)に示す架台ユニット1aは、前面側の隣接する基台5a、5bに跨って配置されるベース部材401aと、後面側の隣接する基台6a、6bに跨って配置されるベース部材401bとを有する。前面側のベース部材401aの両端部上には一対の柱材421a、422aが配置され、後面側のベース部材401bの両端部上にも一対の柱材421b、422bが配置されている。
一対の前面側の柱材421a、422a上には、これらに跨るように太陽光パネルを支持するための前面側の渡し材(以下、載置フレームという。)403aが取り付けられ、一対の後面側の柱材421b、422b上にも、これらに跨るように太陽光パネルを支持するための後面側の渡し材(以下、載置フレームという。)403bが配置されている。これらの載置フレーム403aおよび403b上には、太陽光パネルSpの載置面を形成する垂木部材411〜414が配置されている。垂木部材411〜414には太陽光パネルSpが固定器具(図示せず)により固定されている。
ここで、前面側の柱材421a、422aは、太陽光パネルSpの載置面が前下がりの傾斜面となるように後面側の柱材421b、422bより短くなっている。
このような構成の架台ユニット1aでは、太陽光パネルSpは、設置用地Gから柱材の分だけ高い位置に配置されることとなり、通常の積雪量では太陽光パネルSpが積雪に埋もれないようになっている。
特開2014−20058号公報 特開2014−34760号公報
しかしながら、このような構成の架台ユニット1aでは、太陽光パネルSpは、ベース部材上に支持された載置フレーム上に配置されるため、太陽光パネルSpや積雪などの荷重は載置フレーム403a、403bにかかるだけでなく、柱材421a、422a、421b、422bを通してベース部材401a、401bにもかかる。
このため、架台ユニット1aでは、載置フレーム403a、403bにもベース部材401a、401bにも太陽光パネルSpなどの荷重により曲げモーメントが生ずるという問題がある。
以下、この問題点を具体的に説明する。
図12は、図11(b)に示す架台ユニットの問題点を説明するための図であり、図12(a)は、前面側の載置フレーム403aおよびベース部材401aにかかる荷重を示し、図12(b)は、太陽光パネルが垂木部材に固定されるときの太陽光パネルの固定位置を示し、図12(c)は、隣接する架台ユニット1a、1bの中間位置Cpと載置フレームの荷重点P1、P4との位置関係を示す。
図12(a)に示すように、載置フレーム403aでは、太陽光パネルSpや積雪からの荷重Wg1〜Wg4は、載置フレーム403aの、太陽光パネルSpが固定された垂木部材411〜414が配置されている位置(荷重点)P1〜P4にかかる。載置フレーム403aは荷重点P1、P4では柱材421a、422aにより支持されているので、荷重点P1、P4で載置フレーム403aに曲げモーメントは発生しないが、載置フレーム403aは荷重点P2、P3では他の部材により支持されていないので、荷重点P2、P3では載置フレーム403aに曲げモーメントが発生する。
さらに、ベース部材401aでは、載置フレーム403aからの荷重Wg5、Wg6が、柱材421a、422aの直下の位置(荷重点)P5、P6にかかる。このように荷重がベース部材401aにかかると、ベース部材401aの一端側(図12(a)の紙面左側)では、基台5aが柱材422aの直下に位置しているため、ベース部材401aの柱材422a直下の荷重点P6ではベース部材401aに曲げモーメントは発生しないが、ベース部材401aの他端側(図12(a)の紙面右側)では、基台5bが柱材421aの直下に位置していないため、ベース部材401aの柱材421a直下の荷重点P5ではベース部材401aに曲げモーメントが発生することとなる。
ここで、基台5bが柱材421aの直下に位置していないのは、隣接する架台ユニット1a、1bで一定寸法の基台5bが共有されるように基台5bが両架台ユニットの中間位置に配置され、しかも、各架台ユニット1a、1bの載置フレームでの曲げモーメントが小さくなるように、架台ユニット1a、1bでは載置フレーム403aを支持する柱材421a、422aが載置フレーム403aの端部(つまり、両架台ユニットの中間位置Cp)から所定距離Lc、Laだけ離れた荷重点P1、P4の直下に位置するようにしているためである(図12(c)参照)。
載置フレーム403aの端部側に位置する荷重点P1、P4が隣接する架台ユニット1a、1bの中間位置Cpから所定距離Lc、Laだけ離れてしまうのは以下の理由による。
図12(b)に示すように、太陽光パネルSpでは、太陽光パネルSpが垂木部材に固定される固定位置Fp1、Fp2が太陽光パネルSpの側縁から所定寸法(Wa、Wc)だけ離れており、このため、図12(c)に示すように、載置フレーム403aの端部で太陽光パネルSpからの荷重Wg1、Wg4がかかる荷重点P1、P4は、隣接する架台ユニットの間の中間位置Cpから少なくとも所定寸法(Wc、Wa)だけ離れた位置となるからである。
ここで、載置フレーム403aの端部の荷重点P1、P4と、隣接する架台ユニット1a、1bの中間位置Cpとの距離Lc、Laは、余裕を見て、太陽光パネルSpの側縁から固定位置Fp2、Fp1までの距離Wc、Waより大きい。通常、架台ユニット1aの柱材421aと架台ユニット1bの柱材422aとの離間距離Lx(=Lc+La)は35cm程度〜55cm程度となり、結果的に、架台ユニットの固定に必要な一定寸法の基台5bの長さLbより大きくなってしまう。この結果、隣接する架台ユニット1a、1bで共有される基台5bは、架台ユニット1a、1bの両端の柱材の直下には存在しなくなる。
積雪量の多い地域などに設置される太陽光パネル架台には、載置される太陽光パネルの重量に加えて、降り積もった雪の重量がかかるので、載置フレーム403a、403bやベース部材401a、401bに発生する曲げモーメントは大きなものとなる。このため、載置フレームやベース部材が積雪による曲げモーメントに耐えられるように載置フレームやベース部材として用いられる鋼材(アングル鋼やチャンネル鋼)の断面形状を大きくしたりその厚みを厚くしたりする必要があり、架台の重量やコストが増加することとなる。
なお、載置フレームを支持する柱材が載置フレーム端部の荷重点の直下に位置し、かつ隣接する架台ユニット1a、1bで共有される基台5bが、隣接する架台ユニット1a、1bの柱材の直下に位置するようにするために、架台ユニット1aと架台ユニット1bとが隣接する部分では、図13(a)に示すように、ベース部材の長手方向の基台寸法Lb1が柱材421aと柱材422aとの離間距離Lxより大きい基台5b1を用いたり、あるいは図13(b)に示すように柱材ごとに基台5bを設けたりする方法も考えられる。しかしながら、これらの方法は、基台のサイズや基台の個数の増大によるコストアップにつながる。
本発明は、設備を取り付けるための取付架台を支持する基台の寸法を大きくしたり、基台の個数を増大させたりすることなく、取付架台にかかる荷重により取付架台の構成部材に曲げモーメントが発生するのを抑制することができ、これにより軽量化および低コスト化を図ることができる取付架台を得ることを目的とする。
本発明に係る取付架台は、設備を取り付けるための取付架台であって、該取付架台は、1以上の支持体上に固定される1以上のベース部材と、該設備を載置するための載置フレームと、該1以上のベース部材上で該載置フレームを支持するフレーム支持構造とを備え、該載置フレームは、荷重がかかる1以上の荷重点を含み、該フレーム支持構造は、該載置フレームを該1以上の荷重点のうちの少なくとも1つの荷重点で支持する1以上の筋交い部材を有し、そのことにより上記目的が達成される。
本発明の1つの実施形態では、前記1以上の筋交い部材のうちの少なくとも1つの筋交い部材は、前記1以上のベース部材の、前記1以上の支持体上に位置する部分で、該1以上のベース部材により支持されていてもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記フレーム支持構造は、前記載置フレームが前記1以上の荷重点で前記1以上の筋交い部材により支持されるように構成されていてもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記1以上の筋交い部材のすべてが、前記1以上のベース部材の、前記1以上の支持体上に位置する部分で、該1以上のベース部材により支持されていてもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記1以上の筋交い部材は、2つの筋交い部材を含み、前記フレーム支持構造は、該2つの筋交い部材の一方に曲げモーメントを発生させる力と該2つの筋交い部材の他方に曲げモーメントを発生させる力とが打消し合うように、該2つの筋交い部材との間に取付けられた筋交い受け部材を有していてもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記フレーム支持構造は、前記1以上の筋交い部材のうちの少なくとも1つの筋交い部材と前記載置フレームの少なくとも一部とを含む1以上のトラス構造を含んでいてもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記フレーム支持構造は、前記1以上のベース部材上に配置された一対の柱材を含み、前記載置フレームが該一対の柱材に跨るように該一対の柱材上に配置されており、該一対の柱材の一方と、前記1以上の筋交い部材に含まれる1つの筋交い部材と、該載置フレームの1つの部分とが、前記1以上のトラス構造のうちの1つを形成するように接続され、該一対の柱材の他方と、該1以上の筋交い部材に含まれる他の1つの筋交い部材と、該載置フレームの他の1つの部分とが、該1以上のトラス構造のうちの他の1つを形成するように接続されていてもよい。
以上のように、本発明によれば、設備を取り付けるための取付架台を支持する基台の寸法を大きくしたり、基台の個数を増大させたりすることなく、取付架台にかかる荷重により取付架台の構成部材に曲げモーメントが発生するのを抑制することができ、これにより軽量化および低コスト化を図ることができる取付架台を実現することができる。
図1は、本発明の実施形態1による取付架台を説明するための斜視図であり、図1(a)は、取付架台の外観を模式的に示し、図1(b)は、取付架台を構成する架台ユニットを取り付けるための基台を示し、図1(c)は、取付架台の1つの架台ユニットを具体的に示している。 図2は、図1(c)に示す架台ユニットに太陽光パネルを取り付けた状態を示す斜視図である。 図3は、図1(a)に示す取付架台を説明するための図であり、図3(a)は、取付架台を図1(a)のA方向から見た構造を示し、図3(b)、図3(c)、図3(d)はそれぞれ、図1(c)の点線で囲んだ部分3B、3C、3Dの所定の部材を示し、図3(e)は、架台ユニット間の連結部材を示す。 図4は、図1(a)に示す取付架台を説明するための図であり、図4(a)は、取付架台を図1(a)のB方向から見た構造を示し、図4(b)は、図3(a)の4B−4B線の位置で矢印の方向から見たときの、斜め筋交い部材33と前後の筋交い部材143a、143cとの位置関係を示す。 図5は、図1(a)に示す取付架台を説明するための図であり、図5(a)は、図1(a)に示す取付架台をC方向から見た構造を示し、図5(b)は、図5(a)の5B−5B線の位置で矢印の方向に見たときの、斜め筋交い部材と前後の筋交い部材との位置関係を示し、図5(c)は、図5(a)の5C−5C線の位置で矢印の方向に見たときの、中間斜め筋交い部材と斜材との位置関係を示し、図5(d)は図5(c)の5D部分を矢印の方向から見た構造を模式的に示す。 図6は、実施形態1の取付架台で柱材および筋交い部材にかかる荷重を説明するための図であり、図1に示す架台ユニット101の前面側のフレーム支持構造120aに荷重がかかっている状態を示す。 図7は、本発明の実施形態1の変形例1による取付架台を説明するための図である。 図8は、本発明の実施形態1の変形例2による取付架台を説明するための図である。 図9は、本発明の実施形態1の変形例3による取付架台を説明するための図である。 図10は、本発明の実施形態1の変形例4による取付架台を説明するための平面図である。 図11は、積雪量の多い地域に適した一般的な太陽光パネルの取付架台を説明するための斜視図であり、図11(a)は、この取付架台の外観を模式的に示し、図11(b)は、取付架台の単位構造である架台ユニットを具体的に示す。 図12は、図11(b)に示す架台ユニットの問題点を説明するための図であり、図12(a)は、前面側の載置フレーム403aおよびベース部材401aにかかる荷重を示し、図12(b)は、太陽光パネルが垂木部材に固定されるときの太陽光パネルの固定位置を示し、図12(c)は、隣接する架台ユニット1a、1bの中間位置と載置フレームの荷重点との位置関係を示す。 図13は、ベース部材として用いられる鋼材の断面形状および厚みの増大を回避するための方法を説明するための図であり、図13(a)は、基台を拡大する方法を示し、図13(b)は、基台を柱材ごとに設ける方法を示す。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
本発明の取付架台は、太陽光パネルやアンテナなどの設備を設置するのに用いられる架台であり、設置する設備は、太陽光パネルやアンテナに限定されるものではない。
本発明は、支持体に固定されるベース部材と、設備を載置するための載置フレームと、ベース部材上で載置フレームを支持するフレーム支持構造とを備えた取付架台を前提とするものである。
ここで、支持体は、設備の取付架台に含まれるベース部材が固定され、架台全体を支持することができるように頑丈に形成されたものであればどのようなものでもよく、取付架台の設置用地に打設されたコンクリート基礎や設置用地に埋め込まれた杭(鋼管杭)などが用いられるが、これらに限定されるものではない。なお、以下の説明では支持体は基台ともいう。
また、ベース部材は、支持体に固定されるものであればどのようなものでもよく、個々の支持体毎に取り付けられるものでも、隣接する支持体にこれらに跨るように取付けられるものでもよく、特にベース部材が支持体に取り付けられる形態は問わないが、支持体毎に固定された短寸のものが望ましい。
また、載置フレームはいわゆる渡し材(根太とも呼ばれる。)であり、設備からの荷重を1以上の箇所(荷重点)で受けるものであればどのようなものでもよい。
そして、本発明の取付架台では、フレーム支持構造を、載置フレームを1以上の荷重点のうちの少なくとも1つの荷重点で支持する1以上の筋交い部材を有するものとすることにより、設備を取り付けるための取付架台を支持する基台の寸法を大きくしたり、基台の個数を増大させたりすることなく、取付架台にかかる荷重により取付架台の構成部材に曲げモーメントが発生するのを抑制することができ、これにより軽量化および低コスト化を図ることができる取付架台を実現することができる。
以下、このような取付架台の具体的な例として、2つの架台ユニットから構成されており、それぞれの架台ユニットが、上述したベース部材、載置フレームおよびフレーム支持構造を有する取付架台について説明する。ただし、取付架台を構成する架台ユニットの個数は2つに限定されるものではなく、1つでも、3つ以上でもよい。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1による取付架台を説明するための斜視図であり、図1(a)は、取付架台の外観を模式的に示し、図1(b)は、取付架台を構成する架台ユニットを取り付けるための基台を示し、図1(c)は、取付架台の1つの架台ユニットを具体的に示している。図2は、図1(c)に示す架台ユニットに太陽光パネルを取り付けた状態を示す斜視図である。
取付架台100は、図1(a)に示すように、太陽光パネルSpを取り付けるための取付架台であり、2つの架台ユニット101、102を含む。これらの架台ユニット101、102は、所定方向(図1(a)のC方向)に沿って配列された前後2列の6つの基台、つまり前列の3つの基台(以下、前基台ともいう。)50a、51a、52aおよび後列の3つの基台(以下、後基台ともいう。)50b、51b、52b上に取り付けられている。
〔基台〕
ここで、基台50a、51a、52a、50b、51b、52bはいずれも、架台ユニット101、102が固定されるように設置用地Gに設けられたコンクリートの基礎である。ただし、基台は、コンクリートの基礎に限定されず、設置用地に埋め込まれた杭と、この杭の頭部に取り付けられ、ベース部材を固定するための固定器具とを有するものであってもよい。なお、2つの架台ユニット101および102は実質的に同一の構成を有するので、以下、架台ユニット101の構成を図1(c)、図2〜図5を用いて説明する。
図3は、図1(a)に示す取付架台を説明するための図であり、図3(a)は、取付架台を図1(a)のA方向から見た構造を示し、図3(b)、図3(c)、図3(d)はそれぞれ、図1(c)の点線で囲んだ部分3B、3C、3Dの所定の部材を示す。図4は、図1(a)に示す取付架台を説明するための図であり、図4(a)は、取付架台を図1(a)のB方向から見た構造を示し、図4(b)は、図3(a)の4B−4B線の位置で矢印の方向から見たときの、斜め筋交い部材33と前後の筋交い部材143a、143cとの位置関係を示す。
〔前ベース部材、後ベース部材〕
架台ユニット101は、隣接する前基台51a、52aの上面にそれぞれ固定される前面側のベース部材(以下、前ベース部材ともいう。)111a、112aと、隣接する後基台51b、52bの上面にそれぞれ固定される後面側のベース部材(以下、後ベース部材ともいう。)111b、112bとを有する。ここで、各ベース部材を構成するCチャンネル鋼の長さは基台の上面からはみ出ないような長さに設定され、各ベース部材は基台の表面からはみ出さないように配置されている。なお、ベース部材にはCチャンネル鋼を用いることが可能であるが、これに限定されない。例えば、ベース部材にH鋼やアングル鋼を用いることも可能である。
前ベース部材111a、112aはそれぞれ、前基台51a、52aであるコンクリート基礎に埋め込まれているアンカーボルト(図示せず)にナット(図示せず)により固定され、後ベース部材111b、112bもそれぞれ、同様に、後基台51b、52bであるコンクリート基礎に埋め込まれているアンカーボルト(図示せず)にナット(図示せず)によって固定されている。
架台ユニット101は、太陽光パネルSpを載置するための前面側の載置フレーム(以下、前載置フレームともいう。)130aと、前ベース部材111a、112a上で前載置フレーム130aを支持する前面側のフレーム支持構造120aとを有する。架台ユニット101は、太陽光パネルSpを載置するための後面側の載置フレーム(以下、後載置フレームともいう。)130bと、後ベース部材111b、112b上で後載置フレーム130bを支持する後面側のフレーム支持構造120bとを有する。
〔前載置フレーム、後載置フレーム〕
ここで、前載置フレーム130aは、前ベース部材111a、112aに跨るようにこれらの前ベース部材111a、112aの上方に配置されている。後載置フレーム130bは、後ベース部材111b、112bに跨るようにこれらの後ベース部材111b、112bの上方に配置されている。また、後載置フレーム(根太部材)130bは、前載置フレーム130aよりも高い位置に支持されている。これらの前載置フレーム130aおよび後載置フレーム130bに跨って垂木部材11〜14が配置されており、これらの垂木部材11〜14の表面が太陽光パネルの載置面となっている。なお、載置フレーム130a、130bにはアングル鋼が用いられている。ただし、載置フレームには他の長尺鋼材を用いてもよい。
〔前面側のフレーム支持構造〕
前面側のフレーム支持構造120aは、前柱材121a、122aと、前短寸柱材131a、132a、133a、134aと、前筋交い部材141a、142a、143a、144aと、前短寸筋交い部材145a、146aと、1つの筋交い受け部材147aとを有している。ここで、柱材、筋交い部材、および筋交い受け部材にはアングル鋼が用いられている。例えば、柱材、載置フレームを構成するアングル鋼は、L65×65×t2.3であり、筋交いを構成するアングル鋼はL50×50×t1.6である。なお、アングル鋼の寸法表示「L65×65×t2.3」は、アングル鋼の長手方向に垂直な断面でのL字型の一辺の寸法が65mm、L字型の他辺の寸法が65mm、アングル鋼の厚みが2.3mmであることを示す。さらにベース部材を構成するCチャンネル鋼はC150×75×20×t2.3である。Cチャンネル鋼の寸法表示「C150×75×20×t2.3」は、Cチャンネル鋼の長手方向に垂直な断面での高さが150mm、幅が75mm、上下の折返し辺の寸法が20mm、厚さが2,3mmであることを示す、。
ただし、柱材、載置フレームにはアングル鋼以外の鋼材を用い、ベース部材にはCチャンネル鋼以外の鋼材を用いてもよいことは言うまでもない。
以下これらの部材について順に説明する。
〔前柱材〕
載置フレーム130aの両端に位置する前柱材121a、122aは、前基台51a、52a上に位置するように配置されている。前柱材121aを構成するアングル鋼の下端は、前ベース部材111aを構成するCチャンネル鋼にボルトナットにより固定されている。前柱材121aを構成するアングル鋼の上端は、前載置フレーム130aを構成するアングル鋼の一端にボルトナットにより固定されている。前柱材122aを構成するアングル鋼の下端は、前ベース部材112aを構成するCチャンネル鋼にボルトナットにより固定され、前柱材122aを構成するアングル鋼の上端は、前載置フレーム130aを構成するアングル鋼の他端にボルトナットにより固定されている。
ここで、前短寸柱材131a、132a、133a、134aは前載置フレーム130aに前柱材121aと前柱材122aとの間に位置するように取付けられている。
前短寸柱材131aは、前載置フレーム130aの一端側に前柱材121aから所定の間隔(太陽光パネルSpの固定位置Fp2に応じた間隔)を空けて配置され、前短寸柱材134aは、前載置フレーム130aの他端側に前柱材122aから所定の間隔(太陽光パネルSpの固定位置Fp1に応じた間隔)を空けて配置されている。前短寸柱材132aは、前短寸柱材131aから所定の間隔、つまり、太陽光パネルSpの固定位置Fp1、Fp2の間隔Wb(図12(b)参照)を隔てて前短寸柱材131aと前載置フレーム130aの中央部との間に配置され、前短寸柱材133aは、前短寸柱材134aから所定の間隔(太陽光パネルの固定位置の間隔Wb)を空けて前短寸柱材134aと前載置フレーム130aの中央部との間に配置されている。
ここで、前短寸柱材131a、132a、133a、134aは、前載置フレーム130aの端部に位置する前柱材121a、122aに比べて極端に短く、他のアングル鋼の端部を接続可能な程度の長さしか有していない。これらの前短寸柱材131a、132a、133a、134aはボルトナットにより前載置フレーム130aに固定されている。
〔前筋交い部材〕
前筋交い部材141aは、前短寸柱材131aが取り付けられた載置フレーム130aの部分と前柱材121aの下端部との間に設けられている。前筋交い部材141aを構成するアングル鋼の下端は、図3(b)に示すように、前柱材121aを構成するアングル鋼の下端にボルトナットにより固定され、前筋交い部材141aを構成するアングル鋼の上端は、前短寸柱材131aおよび載置フレーム130aにボルトナットにより固定されている。ここで、前筋交い部材141a、載置フレーム130aの一部、および前柱材121aによりトラス構造が形成されている。
前筋交い部材143aは、前短寸柱材132aが取り付けられた載置フレーム130aの部分と前柱材121aの直下の前ベース部材111aとの間に設けられている。前筋交い部材143aを構成するアングル鋼の下端は、図3(b)に示すように、前基台51a上のベース部材111aを構成するCチャンネル鋼の後面に前柱材121aのアングル鋼の下端とともにボルトナットにより固定されている。前筋交い部材143aを構成するアングル鋼の上端部は、前短寸柱材132aおよび載置フレーム130aにそれぞれボルトナットにより固定されている。ここで、前筋交い部材141a、前筋交い部材143a、および載置フレーム130aの一部によりトラス構造が形成され、前筋交い部材143a、載置フレーム130aの一部および前柱材121aによってもトラス構造が形成されている。
前短寸筋交い部材145aは、前短寸柱材131aが取り付けられた載置フレーム130aの部分と前筋交い部材143aの中間部分との間に設けられている。前短寸筋交い部材145aを構成するアングル鋼の下端は、前筋交い部材143aを構成するアングル鋼の中間部分にボルトナットにより固定されている。前筋交い部材145aを構成するアングル鋼の上端部は、前短寸柱材131aおよび載置フレーム130aにそれぞれボルトナットにより固定されている。ここで、前短寸筋交い部材145a、前筋交い部材143aの一部および載置フレーム130aの一部によりトラス構造が形成されている。
また、前柱材122a、前筋交い部材142a、前筋交い部材144a、前短寸筋交い部材146aは、フレーム支持構造120aにて図3に示す中心軸Acに対して、上述した前柱材121a、前筋交い部材141a、前筋交い部材143a、前短寸筋交い部材145aと対称な位置に配置されたものであり、これらの部材と同じ働きをするものである。ただし、ベース部材112aに対する前柱材122aの取付け位置は、ベース部材112aの中央であるが、ベース部材111aに対する前柱材121aの取付け位置は、ベース部材111aの左端となっている。なぜなら、架台ユニット101の右側には架台ユニット102が配置されているため、ベース部材111aは両架台ユニット101、102で共用するためである。また、ベース部材111aの上方では、架台ユニット101の前載置フレーム130aと架台ユニット102の前載置フレーム130aとが、図3(a)、図3(e)に示すように連結部材150aにより連結されている。この連結部材150aにはアングル鋼(L50×50×t1.6)が用いられている。
さらに、前短寸筋交い部材145aの下端が固定された前筋交い部材143aの部分と前短寸筋交い部材146aの下端が固定された前筋交い部材144aの部分との間には、前筋交い受け部材147aが設けられている。これにより、フレーム支持構造120aでは、前筋交い部材143aに曲げモーメントを発生させる力と前筋交い部材144aに曲げモーメントを発生させる力とが、筋交い受け部材147aを通して打ち消し合うようになっている。前筋交い受け部材147aを構成するアングル鋼の一端は、前短寸筋交い部材145aの下端とともに前筋交い部材143aの中間部分にボルトナットにより固定されている。前筋交い受け部材147aを構成するアングル鋼の他端は、前短寸筋交い部材146aの下端とともに前筋交い部材144aの中間部分にボルトナットにより固定されている。
〔後面側のフレーム支持構造〕
後面側のフレーム支持構造120bは、後柱材121b、122bと、後下短寸柱材131c、132c、133c、134cと、後下筋交い部材141c、142c、143c、144cと、後下短寸筋交い部材145c、146cと、横桟フレーム130cと、後下筋交い受け部材147cとを有している。さらに、後面側のフレーム支持構造120bは、後上短寸柱材131b、132b、133b、134bと、後上筋交い部材141b、142b、143b、144bと、後上短寸筋交い部材145b、146bと、後上筋交い受け部材147bとを有している。これらの柱材、筋交い部材、および筋交い受け部材にはアングル鋼が用いられているが、アングル鋼以外の鋼材を用いてもよいことは言うまでもない。
ここで、横桟フレーム130cは、左右の後柱材121b、122bの間に前載置フレーム130aと同じ高さに位置するように設けられており、前載置フレーム130aを構成するアングル鋼と同一の構造のアングル鋼で構成されている。横桟フレーム130cの一端は一方の後柱材121bを構成するアングル鋼にボルトナットにより固定され、横桟フレーム130cの他端は他方の後柱材122bを構成するアングル鋼にボルトナットにより固定されている。
〔後柱材〕
横桟フレーム130cの両端に位置する後柱材121b、122bは、後基台51b、52b上に位置するように配置されている。後柱材121bを構成するアングル鋼の下端は、後基台51b上の後ベース部材111bを構成するCチャンネル鋼にボルトナットにより固定されている。後柱材121bを構成するアングル鋼の上端は、後載置フレーム130bを構成するアングル鋼の一端にボルトナットにより固定されている。後柱材122bを構成するアングル鋼の下端は、後基台52b上の後ベース部材112bを構成するCチャンネル鋼にボルトナットにより固定され、後柱材122bを構成するアングル鋼の上端は、後載置フレーム130bを構成するアングル鋼の他端にボルトナットにより固定されている。
後下短寸柱材131c、132c、133c、134cは載置フレーム130cに柱材121bと柱材122bとの間に位置するように取付けられており、これらの後下短寸柱材は、前面側のフレーム支持構造120aにおける前短寸柱材131a、132a、133a、134aに相当するものである。
後上短寸柱材131b、132b、133b、134bは載置フレーム130bに柱材121bと柱材122bとの間に位置するように取付けられており、これらの後上短寸柱材は、前面側のフレーム支持構造120aにおける前短寸柱材131a、132a、133a、134aに相当するものである。
〔後筋交い部材〕
後下筋交い部材141c、142c、143c、144c、後下短寸筋交い部材145c、146c、および後下筋交い受け部材147cは、前面側のフレーム支持構造120aにおける筋交い部材141a、142a、143a、144a、短寸筋交い部材145a、146a、および筋交い受け部材147aに相当するものである。
また、後上筋交い部材141b、142b、143b、144b、後上短寸筋交い部材145b、146b、および後上筋交い受け部材147bは、前面側のフレーム支持構造120aにおける筋交い部材141a、142a、143a、144a、短寸筋交い部材145a、146a、および筋交い受け部材147aに相当するものである。
さらに、ベース部材111bの上方では、図4(a)に示すように、架台ユニット101の横桟フレーム130cと架台ユニット102の横桟フレーム130cとが連結部材150cにより連結され、架台ユニット101の後載置フレーム130bと架台ユニット102の後載置フレーム130bとが連結部材150bにより連結されている。この連結部材150c、150bにはアングル鋼(L50×50×t1.6)が用いられている。
〔その他の部材〕
次に、前面側のフレーム支持構造120aと後面側のフレーム支持構造120bとに跨る部材について説明する。
前面側のフレーム支持構造120aと後面側のフレーム支持構造120aとの間には、前後つなぎ部材21〜24と、横筋交い部材31、32と、斜め筋交い部材33、34とが設けられている。
図5は、図1(a)に示す取付架台を説明するための図であり、図5(a)は、図1(a)に示す取付架台をC方向から見た構造を示し、図5(b)は、図5(a)の5B−5B線の位置で矢印の方向に見たときの、斜め筋交い部材33、34と前後の筋交い部材143a、143c、144a、144cとの位置関係を示す。
〔前後つなぎ部材21〜24〕
前後つなぎ部材21は架台ユニット101の一方の側部に配置され、前後つなぎ部材22は架台ユニット101の他方の側部に配置され、前後つなぎ部材23、24は架台ユニット101の中央部分に配置されている。具体的には、前後つなぎ部材21を構成するアングル鋼の一端は、図3(d)に示すように、前柱材121aを構成するアングル鋼の上端にボルトナット(ボルトBtおよびナットNt)により固定されている。前後つなぎ部材21を構成するアングル鋼の他端は、後柱材121bを構成するアングル鋼の、前柱材121aの上端に対向する部分にボルトナットにより固定されている。
前後つなぎ部材22を構成するアングル鋼も、前後つなぎ部材21と同様に、前柱材122aと後柱材122bとに跨るようにこられの柱材にボルトナットにより固定されている。
また、架台ユニット101の中央部分の前後つなぎ部材23を構成するアングル鋼は、前短寸柱材132aと後下短寸柱材132cとの間に渡され、このアングル鋼の一端および他端がそれぞれ前短寸柱材132aおよび後下短寸柱材132cとしてのアングル鋼にボルトナットにより固定されている。前後つなぎ部材24も前後つなぎ部材23と同様に前短寸柱材133aと後下短寸柱材133cとに跨るようにこれらの短寸柱材の間にボルトナットにより固定されている。
〔横筋交い部材31、32〕
横筋交い部材31は、前柱材121aの上端と後柱材121bの下端との間に設けられている。横筋交い部材31を構成するアングル鋼の前端は、前後つなぎ部材21の前端とともに、前柱材121aを構成するアングル鋼の上端にボルトナットにより固定されている。横筋交い部材31を構成するアングル鋼の後端は、後柱材121bを構成するアングル鋼の下端にボルトナットにより固定されている。
〔斜め筋交い部材33、34〕
図4(b)は、図3(a)の4B−4B線の位置で矢印の方向から見たときの、斜め筋交い部材33と前後の筋交い部材143a、143cとの位置関係を示す。
斜め筋交い部材33は架台ユニット101の一方の側部に配置され、斜め筋交い部材34は架台ユニット101の他方の側部に配置されている。
具体的には、斜め筋交い部材33を構成するアングル鋼の前端は、前筋交い部材143aを構成するアングル鋼の上端にその下側から重ねるようにしてボルトナットにより固定されている。斜め筋交い部材33を構成するアングル鋼の後端は、後下筋交い部材143cを構成するアングル鋼の下端にその下側から重ねるようにしてボルトナットにより固定されている。斜め筋交い部材34も斜め筋交い部材33と同様に、前筋交い部材144aの上端と後下筋交い部材144cの下端との間に固定されている。
〔斜材41〜44〕
さらに、垂木部材11〜14と横桟フレーム130cとの間には、斜材41〜44が設けられている。
具体的には、斜材41を構成するアングル鋼の上端は、垂木部材11を構成するアングル鋼の中間部分にボルトナットにより固定されている。斜材41を構成するアングル鋼の下端は、垂木部材11の直下に位置する後下短寸柱材131cを構成するアングル鋼の一部にその内側から重ね合わせてボルトナットにより固定されている。その他の斜材42、43、44も、斜材41と同様に、垂木部材12、13、14と、垂木部材12、13、14の直下に位置する後下短寸柱材132c、133c、134cとの間に固定されている。
〔中間斜め筋交い部材45、46〕
図5(c)は、図5(a)の5C−5C線の位置で矢印の方向に見たときの、中間斜め筋交い部材と斜材との位置関係を示し、図5(d)は、図5(c)の5D部分を矢印の方向から見た構造を模式的に示す。
斜材42の上端と斜材41の下端との間には中間斜め筋交い部材45が設けられている。中間斜め筋交い部材45を構成するアングル鋼の上端は、図5(c)、図5(d)に示すように、斜材42を構成するアングル鋼の上端にその上側から重ね合わせてボルトナットにより固定されている。中間斜め筋交い部材45を構成するアングル鋼の下端は、斜材41を構成するアングル鋼の下端にその上側から重ね合わせてボルトナットにより固定されている。なお、中間斜め筋交い部材46も中間斜め筋交い部材45と同様に、斜材43の上端と斜材44の下端との間には固定されている。
〔横桟部材47、48〕
隣接する垂木部材11および12の間には横桟部材47が設けられ、隣接する垂木部材13および14の間には横桟部材48が設けられている。
具体的には、横桟部材47を構成するアングル鋼の一端は、図5(c)に示すように、斜材41を構成するアングル鋼の上端にその上側から重ね合わせてボルトナットにより固定され、横桟部材47を構成するアングル鋼の他端は、図5(c)、図5(d)に示すように、斜材42を構成するアングル鋼の上端とその上の中間斜め筋交い部材45を構成するアングル鋼の上端との間に配置されてボルトナットにより固定されている。
なお、横桟部材48も横桟部材47と同様に斜材43の上端と斜材44の上端との間に固定されている。
さらに、垂木部材11、12、13、14が、前側のフレーム支持構造120aの前短寸柱材131a、132a、133a、134aと後側のフレーム支持構造120bの後上短寸柱材131b、132b、133b、134bとの間に設けられている。例えば、垂木部材12を構成するアングル鋼の前端部は、図3(c)に示すように、前短寸柱材132aを構成するアングル鋼の上端にその外側から重ね合わせてボルトナット(ボルトBtおよびナットNt)により固定されている。垂木部材12を構成するアングル鋼の後端部もその前端部と同様に、後上短寸柱材132bを構成するアングル鋼の上端部にその外側から重ね合わせてボルトナットにより固定されている。その他の垂木部材11、13、14も垂木部材12と同様に、対応する前短寸柱材131a、133a、134aと後上短寸柱材131b、133b、134bとに固定されている。
次に実施形態1の作用効果について説明する。
図6は、実施形態1の取付架台で柱材および筋交い部材にかかる荷重を説明するための図であり、図1(c)に示す架台ユニット101の前面側のフレーム支持構造120aに荷重がかかっている状態を示す。
例えば、実施形態1の架台ユニット101では、太陽光パネルSpは取付け具Brにより垂木部材11〜14に固定されているので、図6に示すように、太陽光パネルSpからの荷重Wg1〜Wg4は垂木部材11〜14を介して前載置フレーム130aにかかるが、前載置フレーム130aは、垂木部材11〜14からの荷重Wg1〜Wg4がかかる荷重点(前載置フレーム130a上の垂木部材11〜14が配置されている部位)P1〜P4で前筋交い部材141a、143a、144a、142aにより支持されているので、前載置フレーム130aに曲げモーメントが発生することはない。
さらに、前柱材121aと、前筋交い部材141aと、前載置フレーム130aの一部とによりトラス構造が形成され、前筋交い部材141aと、前筋交い部材143aと、前載置フレーム130aの一部とによりトラス構造が形成されている。同様に、前柱材122aと、前筋交い部材142aと、前筋交い部材144aと、前載置フレーム130aの他の部分とにより、2つのトラス構造が形成されている。
また、架台ユニット101のフレーム支持構造120aでは、前短寸筋交い部材145aの一端が前筋交い部材143aの中間部分に固定され、前短寸筋交い部材146aの一端が前筋交い部材144aの中間部分に固定されているので、前筋交い部材143a、144aでは、前短寸筋交い部材145a、146aからの軸方向の荷重が曲げモーメントを発生させる力として働く。しかしながら、前短寸筋交い部材145aの一端と前短寸筋交い部材146aの一端との間に前筋交い受け部材147aが接続されているため、前筋交い部材143aに曲げモーメントを発生させる力と前筋交い部材144aに曲げモーメントを発生させる力とが打ち消し合うこととなる。このため、前筋交い部材143aおよび前筋交い部材144aに曲げモーメントが発生することもない。
従って、載置フレーム130aの荷重点にかかった荷重Wg1〜Wg4は、矢印(点線)Wpで示すように筋交い部材の軸方向に分解されることとなり、前面側のフレーム支持構造120aに含まれる前筋交い部材、前短寸筋交い部材および筋交い受け部材には、圧縮力や引っ張り力といった軸方向の力のみが発生し、せん断力や曲げモーメントは発生しない。
しかも、前筋交い部材141a、143aが固定されている前ベース部材111aは、その全体がコンクリート基礎などの前基台51a上に位置するように前基台51aに取り付けられているので、前筋交い部材141a、143aを支持する前ベース部材111aに曲げモーメントが発生することもない。同様に、前筋交い部材142a、144aを支持する前ベース部材112aに曲げモーメントが発生することもない。
また、架台ユニット101では、後面側のフレーム支持構造120bは基本的に前面側のフレーム支持構造120aを上下に2段積み重ねた構造となっているので、後面側のフレーム支持構造120bに含まれる後筋交い部材、後短寸筋交い部材および後筋交い受け部材でも、圧縮力や引っ張り力といった軸方向の力のみが発生し、せん断力や曲げモーメントは発生しない。
さらに、架台ユニット101では、垂木部材11〜14と横桟フレーム130cとの間には斜材41〜44が設けられているので、垂木部材11〜14の中間部分でも太陽光パネルSpなどからの荷重による曲げモーメントが発生しにくくなっている。また、前面側のフレーム支持構造120aと後面側のフレーム支持構造120bとの間にも、横筋交い部材31、32や斜め筋交い部材33、34が設けられ、斜材41と斜材42との間、斜材43と斜材44との間にもそれぞれ中間斜め筋交い部材45、46が設けられているので、架台ユニット101に対する前後方向の外力に対する強度も確保されている。
本実施形態1の取付架台100では、架台ユニット102は架台ユニット101と同一の構造を有する。従って、本実施形態1の取付架台100では、架台ユニット101、102を構成するアングル鋼などの鋼材の厚みを抑えつつ架台ユニット101、102の強度を高めることができる。さらに、取付架台を構成する2つの架台ユニット101および102は連結部材150a〜150cにより連結されているので、これらの架台ユニット101、102が互いに補強し合う関係となり、これらの架台ユニット101、102を含む取付架台の強度を高めることができる。
また、本実施形態1では、載置フレーム130a、130bにかかる荷重が、フレーム支持構造120a、120bに含まれる筋交い部材により、基台51a、52a、51b、52b上に固定されたベース部材111a、112a、111b、112bにかかるようにしているので、載置フレームにかかる荷重を柱材で受ける必要がなく、柱材は載置フレームの荷重点から離れた位置に設置することができる。このため、隣接する架台ユニット101、102の間で確保すべき最短の荷重点P1、P4間の距離Lx(図12(c)参照)に関係なく、隣接する架台ユニット101、102の間で、隣接する柱材の間隔は、隣接する柱材が1つの基台上の1つのベース部材(例えば長さ300mm程度のベース部材)を共用できる程度の狭い間隔(例えば180mm程度)に設定することができる。
このため、基台やベース部材を大きくしたり、基台やベース部材を柱材ごとに設けたりすることなく、載置フレームにかかる荷重により載置フレームやベース部材に曲げモーメントが発生するのを回避でき、その結果、取付架台の重量増加や基台の個数増大によるコストアップを回避することができる。
なお、本発明の取付架台におけるフレーム支持構造は実施形態1に示したものに限定されるものではない。
架台ユニットの前面側および後面側のフレーム支持構造は、取付架台にかかる重量によっては簡略化した構造としてさらなる取付架台の軽量化と低コスト化を図ることもでき、簡略したフレーム支持構造を以下実施形態1の変形例1から変形例4として説明する。
(実施形態1の変形例1)
図7は、本発明の実施形態1の変形例1による取付架台を説明するための平面図である。
この実施形態1の変形例1の取付架台は、実施形態1による取付架台100の架台ユニット101に代わる、図7に示す架台ユニット201を用いたものである。
この変形例1の架台ユニット201は、実施形態1の架台ユニット101の前面側のフレーム支持構造120aに代えて、このフレーム支持構造120aにおける前筋交い受け部材147aを取り除いたフレーム支持構造210aを備えている。なお、図7には示していないが、この架台ユニット201は、後面側のフレーム支持構造として、実施形態1の後面側のフレーム支持構造120bにおける上下の後筋交い受け部材147b、147cを取り除いたものを備えている。その他の構成は実施形態1の架台ユニット101と同一である。
このような構成の架台ユニット201では、実施形態1の架台ユニット101に比べて軽量化を図ることができる。
(実施形態1の変形例2)
図8は、本発明の実施形態1の変形例2による取付架台を説明するための平面図である。
この実施形態1の変形例2の取付架台は、実施形態1の変形例1による取付架台の架ユニット201に代わる、図8に示す架台ユニット202を用いたものである。
この変形例2の架台ユニット202は、実施形態1の変形例1による架台ユニット201の前面側のフレーム支持構造210aに代えて、このフレーム支持構造210aにおける柱材121aおよび122aを取り除いたフレーム支持構造220aを備えている。
また、前面側のフレーム支持構造220aでは、実施形態1の変形例1の柱材121aおよび122aは設けられていないので、載置フレーム232aは、最も外側の垂木部材11、14が載置されるのに必要な最小の幅となるように、変形例1の載置フレーム130aの長さを縮小したものである。ここでは、載置フレーム232aを実施形態1の変形例1のものに比べて短くした分だけ、実施形態1の変形例1の連結部材150aより長い連結部材152aが用いられている。
なお、図8には示していないが、この架台ユニット202では、後面側のフレーム支持構造は、実施形態1の変形例1の後面側のフレーム支持構造における柱材121bおよび122bの、横桟フレーム130cより上側の部分のみを取り除いた構造とし、載置フレーム130cの長さは変更しないようにしている。なぜなら、後面側のフレーム支持構造では柱材121bおよび122bを完全に取り除いて、横桟フレーム130cを短くすると、上側の後上筋交い部材141b、142b、143b、144bを支持する部材がなくなってしまうからである。
このような構成の架台ユニット202では、実施形態1の変形例1の架台ユニット101に比べて軽量化を図ることができる。
また、実施形態1の変形例2の架台ユニット202はさらなる軽量化が可能である。
(実施形態1の変形例3)
図9は、本発明の実施形態1の変形例3による取付架台を説明するための平面図である。
この変形例3による取付架台では、例えば、架台ユニット203は、図9に示すように、変形例2の架台ユニット202の前面側のフレーム支持構造220aにおける前短寸筋交い部材145a、146a、および前筋交い受け部材147aを取り除いたフレーム支持構造230aを有する。この場合、架台ユニット203では、後面側のフレーム支持構造として、前面側のフレーム支持構造230aと同様に、架台ユニット202における後側の上下の短寸筋交い部材および上下の筋交い受け部材を取り除いたものが用いられる。
(実施形態1の変形例4)
図10は、本発明の実施形態1の変形例4による取付架台を説明するための平面図である。
この架台ユニット204は、図10に示すように、変形例2の架台ユニット202の前面側のフレーム支持構造220aにおける前筋交い部材141aおよび142aを取り除いたフレーム支持構造240aを有する。この場合、架台ユニット204では、後面側のフレーム支持構造は、架台ユニット202における前側の前筋交い部材141aおよび142aに対応する後側の上下の筋交い部材を取り除いたものが用いられる。
上述したいずれの変形例の取付架台においても、フレーム支持構造は、1以上の荷重点を含む載置フレームを、1以上の荷重点のうちの少なくとも1つの荷重点で支持する1以上の筋交い部材を有する構成となっており、本発明の取付架台は、フレーム支持構造が少なくともこの構成を有するものであればよい。
従って、本発明の取付架台は、実施形態1およびその変形例のように、1以上の荷重点を含む載置フレームが、すべての荷重点で筋交い部材により支持されている必要はなく、フレーム支持構造が、載置フレームを荷重点以外の箇所で支持する筋交い部材を含んでいるものでもよいし、ある荷重点に対してはこの荷重点で載置フレームを支持する筋交い部材を有していないものでもよい。
また、本発明の取付架台では、1以上の筋交い部材のすべてが、1以上のベース部材の、1以上の支持体上に位置する部分で、1以上のベース部材により支持されている必要もない。従って、本発明の取付架台は、フレーム支持構造が、ベース部材の、支持体上に位置する部分以外の部分で、ベース部材により支持されている筋交い部材を含んでいてもよい。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明は、取付架台の分野において、設備を取り付けるための取付架台を支持する基台の寸法を大きくしたり、基台の個数を増大させたりすることなく、取付架台にかかる荷重により取付架台の構成部材に曲げモーメントが発生するのを抑制することができ、これにより軽量化および低コスト化を図ることができる取付架台を実現することができるものとして有用である。
51a、52a 前基台(支持体)
51b、52b 後基台(支持体)
100 取付架台
101、102、201〜204 架台ユニット
111a、112a 前ベース部材
111b、112b 後ベース部材
120a、120b、210a、220a、230a、240a フレーム支持構造
121a、122a 前柱材
121b、122b 後柱材
130a 前載置フレーム(渡し材)
130b 後載置フレーム(渡し材)
141a、142a、143a、144a、145a、146a 前筋交い部材
141c、142c、143c、144c、145c、146c 後下筋交い部材
141b、142b、143b、144b、145b、146b 後上筋交い部材
145a、146a 前短寸筋交い部材
145c、146c 後下短寸筋交い部材
145b、146b 後上短寸筋交い部材
147a 前筋交い受け部材
147c 後下筋交い受け部材
147b 後上筋交い受け部材
Sp 太陽光パネル

Claims (7)

  1. 設備を取り付けるための取付架台であって、該取付架台は、
    1以上の支持体上に固定される1以上のベース部材と、
    該設備を載置するための載置フレームと、
    該1以上のベース部材上で該載置フレームを支持するフレーム支持構造と
    を備え、
    該載置フレームは、荷重がかかる1以上の荷重点を含み、
    該フレーム支持構造は、該載置フレームを該1以上の荷重点のうちの少なくとも1つの荷重点で支持する1以上の筋交い部材を有する、取付架台。
  2. 前記1以上の筋交い部材のうちの少なくとも1つの筋交い部材は、前記1以上のベース部材の、前記1以上の支持体上に位置する部分で、該1以上のベース部材により支持されている、請求項1に記載の取付架台。
  3. 前記フレーム支持構造は、前記載置フレームが前記1以上の荷重点で前記1以上の筋交い部材により支持されるように構成されている、請求項1または請求項2に記載の取付架台。
  4. 前記1以上の筋交い部材のすべてが、前記1以上のベース部材の、前記1以上の支持体上に位置する部分で、該1以上のベース部材により支持されている、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の取付架台。
  5. 前記1以上の筋交い部材は、2つの筋交い部材を含み、
    前記フレーム支持構造は、該2つの筋交い部材の一方に曲げモーメントを発生させる力と該2つの筋交い部材の他方に曲げモーメントを発生させる力とが打消し合うように、該2つの筋交い部材との間に取付けられた筋交い受け部材を有する、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の取付架台。
  6. 前記フレーム支持構造は、前記1以上の筋交い部材のうちの少なくとも1つの筋交い部材と前記載置フレームの少なくとも一部とを含む1以上のトラス構造を含む、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の取付架台。
  7. 前記フレーム支持構造は、前記1以上のベース部材上に配置された一対の柱材を含み、
    前記載置フレームが該一対の柱材に跨るように該一対の柱材上に配置されており、
    該一対の柱材の一方と、前記1以上の筋交い部材に含まれる1つの筋交い部材と、該載置フレームの1つの部分とが、前記1以上のトラス構造のうちの1つを形成するように接続され、
    該一対の柱材の他方と、該1以上の筋交い部材に含まれる他の1つの筋交い部材と、該載置フレームの他の1つの部分とが、該1以上のトラス構造のうちの他の1つを形成するように接続されている、請求項6に記載の取付架台。
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