JP2017022744A - 弾性波フィルタ及びモジュール - Google Patents

弾性波フィルタ及びモジュール Download PDF

Info

Publication number
JP2017022744A
JP2017022744A JP2016174651A JP2016174651A JP2017022744A JP 2017022744 A JP2017022744 A JP 2017022744A JP 2016174651 A JP2016174651 A JP 2016174651A JP 2016174651 A JP2016174651 A JP 2016174651A JP 2017022744 A JP2017022744 A JP 2017022744A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wave filter
ceiling
idts
acoustic wave
inductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016174651A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6298861B2 (ja
Inventor
松田 隆志
Takashi Matsuda
隆志 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiyo Yuden Co Ltd filed Critical Taiyo Yuden Co Ltd
Priority to JP2016174651A priority Critical patent/JP6298861B2/ja
Publication of JP2017022744A publication Critical patent/JP2017022744A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6298861B2 publication Critical patent/JP6298861B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)

Abstract

【課題】小型化可能、かつ、周波数特性の改善が可能な弾性波フィルタ及びモジュールを提供する。【解決手段】弾性波フィルタ100は、圧電基板18と、圧電基板上に設けられ、複数のIDT20を有し並列接続された多重モードフィルタ(DMS)14、16と、前記圧電基板上に設けられ、複数のIDTとの間に空洞が形成されるように、複数のIDTを覆う樹脂部と、封止部に設けられ、複数のIDTとの間に空洞が形成されるように、複数のIDTのうち少なくとも2つの上に共通に設けられ、複数のIDTと電気的に接続された金属層(天井26a、26b)と、前記金属層内の領域であって前記少なくとも2つのIDT上のそれぞれの領域をそれぞれ接地するインダクタンス手段L1、L2と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は弾性波フィルタ及びモジュールに関する。
携帯電話などの通信機器に搭載されるフィルタ及びデュプレクサとして、弾性表面波(Surface Acoustic Wave:SAW)デバイスなどの弾性波フィルタが用いられる。弾性波フィルタには、抑圧帯域における高い抑圧度と、通過帯域における低損失とが求められる。特許文献1には、ダブルモードSAWフィルタ(DMS:Double Mode SAW filter)と1ポート共振器とを接続した弾性波フィルタが記載されている。特許文献2には、SAWフィルタを含むチップをパッケージに実装する技術が記載されている。特許文献3には、SAWフィルタが備えるIDT(Interdigital Transducer:櫛型電極)を樹脂により封止する技術が記載されている。特許文献4には、IDT上に金属の天板を設けた技術が記載されている。
特開2010−233267号公報 特開2005−318307号公報 特開平9−326447号公報 特開2010−157956号公報
弾性波フィルタには小型化が要求されている。複数のIDT上の天井を共通化することにより、弾性波フィルタの小型化が可能である。しかし、天井同士のショートを抑制するために、IDTごとに天井を設けることがある。例えば弾性波フィルタの周波数特性を改善するために、インダンクタを介して天井を接地することがある。このとき、天井ごとに異なる電位であることが求められるため、この場合、弾性波フィルタの小型化が困難となる。本発明は上記課題に鑑み、小型化、及び周波数特性の改善が可能な弾性波フィルタ及びモジュールを提供することを目的とする。
本発明は、IDTを有し、並列接続された複数の多重モードフィルタと、前記IDTとの間に空洞が形成されるように前記複数の多重モードフィルタのうち少なくとも2つの上に一体として設けられ、前記複数の多重モードフィルタと電気的に接続され、金属により形成された天井と、前記天井と電気的に接続され、前記少なくとも2つの多重モードフィルタの上に位置する少なくとも2つの端子と、を具備する弾性波フィルタである。
上記構成において、前記少なくとも2つの端子のそれぞれはインダクタを介して接地される構成とすることができる。
上記構成において、少なくとも2つの前記インダクタは異なるインダクタンスを有する構成とすることができる。
上記構成において、前記複数のDMSと入力端子及び出力端子との間の少なくとも一方に接続された共振器を具備する構成とすることができる。
上記構成において、前記端子が露出するように前記天井の上に設けられた封止部を具備する構成とすることができる。
本発明は、前記インダクタを有し、かつ上記の弾性波フィルタが実装される基板を具備するモジュールである。
本発明によれば、小型化、及び周波数特性の改善が可能な弾性波フィルタ及びモジュールを提供することができる。
図1は比較例に係る弾性波フィルタを例示する平面図である。 図2は弾性波フィルタから天井を取り除いた構成を例示する平面図である。 図3(a)は弾性波フィルタを例示する断面図である。図3(b)は弾性波フィルタの回路図である。 図4は実施例1に係る弾性波フィルタを例示する平面図である。 図5は弾性波フィルタから天井を取り除いた構成を例示する平面図である。 図6(a)は弾性波フィルタを例示する断面図である。図6(b)はモジュールを示す断面図である。 図7はモジュールの回路図である。 図8(a)及び図8(b)は周波数特性のシミュレーション結果を示すグラフである。 図9は支柱及び天井を例示する斜視図である
まず比較例について説明する。図1は比較例に係る弾性波フィルタ100Rを例示する平面図である。図1における破線は天井26下の支柱24及びパッドを表す。図2は弾性波フィルタ100Rから天井26を取り除いた構成を例示する平面図である。図3(a)は弾性波フィルタ100Rを例示する断面図であり、図1の線A−Aに沿った断面を示している。X方向はIDT20の電極指の延びる方向である。Y方向は電極指の配列方向である。Z方向は圧電基板18の厚さ方向である。これらの方向は、図4及び図9に示す同方向と対応している。
図1から図3(a)に示すように、弾性波フィルタ100Rは、1ポート型の共振器10及び12、DMS14及び16を備える。共振器10及び12、DMS14及び16は、圧電基板18、圧電基板18上に設けられたIDT20及び反射器22を有する。共振器10に含まれるIDT20のうち一方には入力パッドIn1が電気的に接続されている。共振器12のIDT20のうち一方には出力パッドOut1が電気的に接続されている。共振器10と共振器12との間には、DMS14及び16が並列接続されている。DMS14に含まれる1つのIDT20には接地パッドGND1aが接続されている。DMS16に含まれる1つのIDT20には接地パッドGND2aが接続されている。DMS16の2つのIDT20は支柱21を介して天井20a及び20bと接続されている。IDT20に電圧が印加されるとIDT20は弾性波を励振する。反射器22は弾性波の進行方向に沿って、IDT20の両側に設けられ、弾性波をIDT20に向けて反射する。弾性波フィルタ100RはSAWフィルタである。
圧電基板18上には、共振器10及び12、DMS14及び16のそれぞれを囲むように支柱24が設けられている。DMS14とDMS16との間には2つの支柱24が設けられている。共振器10及び12、DMS14及び16のそれぞれの上には天井26が設けられている。支柱24は天井26を支える。IDT20と天井26との間、及び反射器22と天井26との間には空洞が形成されているため、弾性波の励振は妨げられない。複数の天井26のうち、DMS14上のものを天井26a、DMS16上のものを天井26bとする。共振器10上の天井26は入力パッドIn1、及び入力端子In2と接続されている。共振器12上の天井26は出力パッドOut1及び出力端子Out2と接続されている。天井26aは接地パッドGND1a及び接地端子GND1bと接続されている。天井26bは接地パッドGND2a及び接地端子GND2bと接続されている。入力端子In2、出力端子Out2は天井26上に設けられ、接地端子GND1bは天井26a上、接地端子GND2bは天井26b上に設けられている。天井26上には、各端子が露出するように封止部28が設けられている。
圧電基板18は例えばタンタル酸リチウム(LiTaO)又はニオブ酸リチウム(LiNbO)などの圧電体により形成されている。IDT20及び反射器22は例えばアルミニウム(Al)などの金属により形成されている。天井26及び支柱24は例えば銅(Cu)などの金属により形成されている。支柱24の幅Y1は例えば20μmである。封止部28は例えばエポキシ樹脂などの絶縁体により形成されている。
入力端子In2に高周波(Radio Frequency:RF)信号が入力される。RF信号は入力パッドIn1を介して共振器10に入力される。RF信号のうち、周波数が弾性波フィルタ100Rの通過帯域内の信号が弾性波フィルタ100Rを通過し、出力パッドOut1を介して出力端子Out2から出力される。
図3(b)は弾性波フィルタ100Rの回路図である。図3(b)に示す破線は天井26、26a及び26bを表す。天井26aと交わる黒丸は接地パッドGND1a及び接地端子GND1bを表す。天井26bと交わる黒丸は接地パッドGND2a及び接地端子GND2bを表す。
天井26aは接地端子GND1bを介してインダクタL1と接続される。DMS14は天井26a及びインダクタL1を介して接地される。天井26bは接地端子GND2bを介してインダクタL2と接続される。DMS16は天井26b及びインダクタL2を介して接地される。インダクタL1のインダクタンスをL、インダクタL2のインダクタンスをLとする。インダクタスL及びLのインダクタンスを調節することにより、弾性波フィルタ100Rの周波数を改善することができる。
天井26aと天井26bとには互いに異なるインダクタが接続されるため、天井26aの電位と天井26bの電位とを異ならせる。従って、天井26aと天井26bとを絶縁させる。このため、天井26aと天井26bとの間に距離Dを確保する必要がある。従って、弾性波フィルタ100Rの小型化が困難となる。距離Dは例えば25μm、弾性波フィルタ100Rの幅Y2は例えば700μmである。弾性波フィルタ100RのサイズはX1×Y2=1000μm×700μmである。次に実施例1について説明する。
実施例1は天井26aと天井26bとを一体化した例である。図4は実施例1に係る弾性波フィルタ100を例示する平面図である。図5は弾性波フィルタ100から天井を取り除いた構成を例示する平面図である。図6(a)は弾性波フィルタ100を例示する断面図であり、図4の線A−Aに沿った断面を示している。
図4から図6(a)に示すように、DMS14及び16の上に1つの天井26cが設けられている。天井26cを支える複数の支柱24は、DMS14及び16が備えるIDT20及び反射器22を囲むように配置されている。天井26cは接地パッドGND1a及び支柱21を介してDMS14のIDT20と接続され、接地パッドGND2a及び支柱21を介してDMS16のIDT20と接続されている。天井26cのDMS14と重なる位置には接地端子GND1bが接続され、DMS16と重なる位置には接地端子GND2bが接続されている。
実施例1によれば、DMS14及び16上の天井が一体化されている。このため、図1及び図2における距離Dを確保しなくてよい。またDMS14とDMS16との間には支柱24は1つでよい。このため、DMS14とDMS16との間隔を小さくすることができる。弾性波フィルタ100の幅Y3は655μmであり、比較例における幅Y2に比べ、距離D(=25μm)と支柱24の幅Y1(=20μm)との合計である45μm小さい。
弾性波フィルタ100を含むモジュール110について説明する。図6(b)はモジュール110を示す断面図である。
図6(b)に示すように、モジュール110の基板30は、下から順に絶縁層32及び34が積層されて形成される多層基板である。絶縁層32の下面に金属層36、絶縁層32と絶縁層34との間に金属層38、絶縁層34の上面に金属層40が設けられている。金属層間は、絶縁層を貫通するビア配線42により電気的に接続されている。接地端子GND1b及びGND2bは、金属層36及び38、並びにビア配線42を介して金属層40と接続される。絶縁層32及び34は例えばガラスエポキシ又はセラミックなどの絶縁体により形成されている。金属層36、38及び40並びにビア配線42は例えばCuなどの金属により形成されている。
図7はモジュール110の回路図である。図7に示すように、天井26cは接地端子GND1bを介してインダクタL1と接続され、接地端子GND2bを介してインダクタL2と接続される。インダクタL1は接地端子GND1bと金属層40とを接続する金属層36及び38、並びにビア配線42により生成される。インダクタL2は接地端子GND2bと金属層40とを接続する金属層36及び38、並びにビア配線42により生成される。つまり基板30がインダクタL1及びL2を備える。
インダクタL1とインダクタL2とは天井26cを通じて電気的に接続されている。しかし天井26cはインダクタ成分を有する。このため、RF信号に対してはインダクタL1とインダクタL2とは同電位にならない。すなわち、別の天井26a及び26bにインダクタを接続した弾性波フィルタ100Rの例と同様に、インダクタンスLはDMS14の共振特性に、インダクタンスLはDMS16の共振特性に影響を与える。インダクタンスL及びLにより弾性波フィルタ100の周波数特性が変化する。
次に周波数特性について説明する。インダクタンスL及びLを変え、周波数特性のシミュレーションを行った。シミュレーションに用いたパラメータは以下の通りである。
天井26及び26cの厚さ:20μm、
支柱24の高さ:5μm
支柱24の幅:20μm
弾性波フィルタ100の通過帯域:1710〜1755MHz(W−CDMA Band4の送信帯域)
図8(a)及び図8(b)は周波数特性のシミュレーション結果を示すグラフである。横軸は周波数、縦軸は挿入損失を表す。
図8(a)の破線はL=0.1nH、L=0nHの例である。つまり天井26cにはインダクタL1が接続され、インダクタL2は接続されない。実線はL=0.2nH、L=0.2nHの例である。両方の例において、L1及びL2の合成インダクタンスは0.1nHである。しかし、図8(a)に示すように、周波数特性は異なる。つまり、合成インダクタが同一でも、天井26cの異なる位置にインダクタを接続することで、周波数特性が変化する。このことは、RF信号に対して、インダクタL1及びL2は同電位にならないことを示している。
図8(b)の破線はL=0nH、L=0.042857nHの例である。実線はL=0.05nH、L=0.3nHの例である。両方の例において合成インダクタンスは0.042857nHである。破線の例と比較して、実線の例において周波数特性が改善している。特に低周波数側の抑圧度が大きくなっている。1570MHz付近において減衰極が生成されている。このように、インダクタンスL及びLを調整することにより、周波数特性を改善することが可能である。
実施例1によれば、小型化、及び周波数特性の改善が可能である。インダクタンスL及びLを調整することにより、所望の周波数特性を得ることができる。例えば図8(b)のように、GPS(Global Positioning System:全地球型測位システム)に使用される周波数である1570MHz付近に減衰極を生成することが可能である。インダクタンスL及びLの調整により、他の周波数に減衰極を生成すること、及び高周波数側の抑圧度を大きくすることも可能である。
図9は支柱24及び天井26cを例示する斜視図である。図9中のX、Y及びZ方向は、図1及び図4に示した同方向と対応している。X2は支柱24及び天井26cのX方向の長さである。Y4は天井26cのY方向の幅である。Z1は支柱24の高さである。Z2は天井26cの厚さである。支柱24及び天井26cの寸法を変更し、インダクタンスを計算した。支柱24及び天井26cはCuにより形成されているとした。支柱24のインダクタンスとはZ方向のインダクタンスである。天井26cのインダクタンスとはY方向のインダクタンスである。
表1は支柱24の寸法、及びインダクタンスの計算結果を示す表である。表2は天井26cの寸法、及びインダクタンスの計算結果を表す表である。
Figure 2017022744
Figure 2017022744
表1に示すように、支柱24のインダクタンスは0.00162nH以下であり、非常に小さい。従って支柱24のインダクタンスは周波数特性にほとんど影響を与えない。表2に示すように、天井26cは0.1nH以上のような大きなインダクタンスを有することがある。従って、実施例1のように複数のインダクタンスを接続することで、周波数特性の改善が可能となる。
長さX2は電極指の開口長に応じて変更することができる。幅Y4は電極指の幅、ピッチ及び本数などに応じて変更することができる。高さZ1はIDT20が振動する空間を確保できる程度の大きさであればよい。厚さZ2は例えば天井26cがつぶれない程度の大きさであればよい。
実施例1は2つのDMSが並列接続されている例である。複数のDMSが並列接続されていればよく、DMSは3つ以上でもよい。天井26cは少なくとも2つのDMSの上に一体として設けられ、かつ電気的に接続される。接地端子は少なくとも2つのDMSの上に設けられ、それぞれインダクタに接続される。複数のインダクタは等しいインダクタンスを有してもよいし、互いに異なるインダクタンスを有してもよい。インダクタンスを調整し異なる値とすることにより、周波数特性を最適化することができる。
共振器10及び12は、通過帯域近傍の抑圧度を高める。DMS14及び16と入力端子In2との間、DMS14及び16と出力端子Out2との間の少なくとも一方に共振器が設けられていればよい。共振器10及び12の周波数特性は、所望する弾性波フィルタ100の周波数特性に応じて変更可能である。実施例1は入力及び出力がアンバランス型の例である。入力及び出力の少なくとも一方をバランス型としてもよい。例えばDMS14及び16それぞれの入力側又は出力側に1つずつ共振器を接続し、各共振器に入力端子又は出力端子を接続する。
本実施例はDMS以外の多重モードフィルタを用いてもよい。弾性波フィルタ100はSAWフィルタ以外に、弾性境界波フィルタ及びラブ波フィルタなどのように、IDT上に天井を設ける弾性波フィルタでもよい。図6(b)に示したように、インダクタL1及びL2は基板30の配線として形成されてもよい。また例えば天井26cから2つのワイヤを引き出してもよい。ワイヤのインダクタ成分がL及びLとなる。天井26cにチップインダクタなどを接続してもよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10、12 共振器
14、16 DMS
18 圧電基板
20 IDT
21.24 支柱
22 反射器
26、26a、26b、26c 天井
100 弾性波フィルタ
110 モジュール
GND1a、GND2a 接地パッド
GND1b、GND2b 接地端子
L1、L2 インダクタ

Claims (7)

  1. 圧電基板と、
    圧電基板上に設けられ、複数のIDTを有し並列接続された多重モードフィルタと、
    前記圧電基板上に設けられ、前記複数のIDTとの間に空洞が形成されるように、前記複数のIDTを覆う樹脂部と、
    前記樹脂部に設けられ、前記複数のIDTのうち少なくとも2つの上に共通に設けられ、前記複数のIDTと電気的に接続された金属層と、
    前記金属層内の領域であって前記少なくとも2つのIDT上のそれぞれの領域をそれぞれ接地するインダクタンス手段と、
    を備える弾性波フィルタ。
  2. 少なくとも2つの前記インダクタンス手段は異なるインダクタンスを有することを特徴とする請求項1記載の弾性波フィルタ。
  3. 前記複数のIDTと入力端子及び出力端子との間の少なくとも一方に接続された共振器を備えることを特徴とする請求項1または2記載の弾性波フィルタ。
  4. 前記金属層上に設けられた少なくとも2つの端子をさらに備え、
    前記少なくとも2つの端子はそれぞれ前記インダクタンス手段を介し接地されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の弾性波フィルタ。
  5. 前記少なくとも2つの端子は、前記樹脂部から露出することを特徴とする請求項4記載の弾性波フィルタ。
  6. 前記樹脂部上に設けられ、前記樹脂部とは異なる層である絶縁層を備え、
    前記インダクタンス手段は、前記絶縁層内に設けられた金属層により形成される請求項5記載の弾性波フィルタ。
  7. 前記インダクタンス手段を有し、かつ請求項1から6のいずれか一項記載の弾性波フィルタが実装される基板を具備することを特徴とするモジュール。
JP2016174651A 2016-09-07 2016-09-07 弾性波フィルタ及びモジュール Active JP6298861B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016174651A JP6298861B2 (ja) 2016-09-07 2016-09-07 弾性波フィルタ及びモジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016174651A JP6298861B2 (ja) 2016-09-07 2016-09-07 弾性波フィルタ及びモジュール

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012241711A Division JP6006086B2 (ja) 2012-11-01 2012-11-01 弾性波フィルタ及びモジュール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017022744A true JP2017022744A (ja) 2017-01-26
JP6298861B2 JP6298861B2 (ja) 2018-03-20

Family

ID=57888498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016174651A Active JP6298861B2 (ja) 2016-09-07 2016-09-07 弾性波フィルタ及びモジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6298861B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023078039A (ja) * 2021-11-25 2023-06-06 三安ジャパンテクノロジー株式会社 弾性波デバイス

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001217674A (ja) * 2000-01-31 2001-08-10 Kyocera Corp 弾性表面波装置
JP2005033689A (ja) * 2003-07-11 2005-02-03 Toyo Commun Equip Co Ltd 弾性表面波装置及びその製造方法
WO2008018452A1 (fr) * 2006-08-07 2008-02-14 Kyocera Corporation Procédé de fabrication d'un dispositif à ondes acoustiques de surface
JP2008271230A (ja) * 2007-04-20 2008-11-06 Fujitsu Ltd アンテナ分波器
JP2009225118A (ja) * 2008-03-17 2009-10-01 Panasonic Corp 弾性表面波デバイス
JP2011188255A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Panasonic Corp 弾性波素子
JP2012070098A (ja) * 2010-09-21 2012-04-05 Taiyo Yuden Co Ltd 電子部品およびその製造方法、並びに電子部品を備えた電子デバイス
WO2012081240A1 (ja) * 2010-12-16 2012-06-21 パナソニック株式会社 弾性波装置
JP2012199833A (ja) * 2011-03-22 2012-10-18 Taiyo Yuden Co Ltd 電子部品、電子デバイス、及び電子部品の製造方法
JP2013058911A (ja) * 2011-09-08 2013-03-28 Taiyo Yuden Co Ltd 電子部品
JP2014090340A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Taiyo Yuden Co Ltd 電子部品モジュール

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001217674A (ja) * 2000-01-31 2001-08-10 Kyocera Corp 弾性表面波装置
JP2005033689A (ja) * 2003-07-11 2005-02-03 Toyo Commun Equip Co Ltd 弾性表面波装置及びその製造方法
WO2008018452A1 (fr) * 2006-08-07 2008-02-14 Kyocera Corporation Procédé de fabrication d'un dispositif à ondes acoustiques de surface
JP2008271230A (ja) * 2007-04-20 2008-11-06 Fujitsu Ltd アンテナ分波器
JP2009225118A (ja) * 2008-03-17 2009-10-01 Panasonic Corp 弾性表面波デバイス
JP2011188255A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Panasonic Corp 弾性波素子
JP2012070098A (ja) * 2010-09-21 2012-04-05 Taiyo Yuden Co Ltd 電子部品およびその製造方法、並びに電子部品を備えた電子デバイス
WO2012081240A1 (ja) * 2010-12-16 2012-06-21 パナソニック株式会社 弾性波装置
JP2012199833A (ja) * 2011-03-22 2012-10-18 Taiyo Yuden Co Ltd 電子部品、電子デバイス、及び電子部品の製造方法
JP2013058911A (ja) * 2011-09-08 2013-03-28 Taiyo Yuden Co Ltd 電子部品
JP2014090340A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Taiyo Yuden Co Ltd 電子部品モジュール

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023078039A (ja) * 2021-11-25 2023-06-06 三安ジャパンテクノロジー株式会社 弾性波デバイス
JP7370542B2 (ja) 2021-11-25 2023-10-30 三安ジャパンテクノロジー株式会社 弾性波デバイス

Also Published As

Publication number Publication date
JP6298861B2 (ja) 2018-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5690877B2 (ja) 弾性波フィルタ
JP6453913B2 (ja) 弾性波装置、分波器および通信装置
JP6651643B2 (ja) 弾性波フィルタ、分波器および通信装置
EP2346166B1 (en) Elastic wave filter device and module comprising the elastic wave filter device
US11539342B2 (en) Acoustic wave device and communication apparatus
JPWO2016190216A1 (ja) 弾性波装置および通信装置
JP7132944B2 (ja) 弾性波フィルタ、分波器および通信装置
JP2011146768A (ja) ラダー型弾性波フィルタと、これを用いたアンテナ共用器
JPWO2009013974A1 (ja) 弾性表面波装置及び通信装置
JP6868025B2 (ja) 受信フィルタ、分波器および通信装置
JP6315112B2 (ja) フィルタ装置
JP6006086B2 (ja) 弾性波フィルタ及びモジュール
WO2018096799A1 (ja) フィルタ装置およびマルチプレクサ
JP2009206688A (ja) バランスフィルタ
JP2003124777A (ja) 弾性表面波装置
JP6298861B2 (ja) 弾性波フィルタ及びモジュール
KR102312724B1 (ko) 탄성파 필터 장치
JP5458738B2 (ja) 弾性表面波装置
JP5142302B2 (ja) バランスフィルタ
CN211830723U (zh) 弹性波滤波器装置以及复合滤波器装置
JP2021190908A (ja) 帯域阻止フィルタ、複合フィルタ及び通信装置
KR102290082B1 (ko) 탄성파 장치 및 그 제조 방법
JP2021064897A (ja) フィルタ装置
WO2013008494A1 (ja) 弾性波フィルタ装置
JP2023078039A (ja) 弾性波デバイス

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170629

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170704

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170831

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6298861

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250