JP2017022217A - セラミックス配線基板及び電子部品収納用パッケージ - Google Patents
セラミックス配線基板及び電子部品収納用パッケージ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017022217A JP2017022217A JP2015137405A JP2015137405A JP2017022217A JP 2017022217 A JP2017022217 A JP 2017022217A JP 2015137405 A JP2015137405 A JP 2015137405A JP 2015137405 A JP2015137405 A JP 2015137405A JP 2017022217 A JP2017022217 A JP 2017022217A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceramic
- wiring board
- wiring
- film
- external connection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
Abstract
【解決手段】絶縁基板にメタライズ膜からなる複数本の回路配線11と、この一方の端部と接続して絶縁基板の上面の少なくとも一つの辺の外縁に対して直角方向に延出する外部接続用端子パッド12とを有し、この先端と接続して更に辺の外縁に対して直角方向に延出する繋ぎ配線13と、このそれぞれの先端と接続して横断しながら辺の外縁に対して平行して延出し繋ぎ配線13のそれぞれを短絡させる連結配線14とを設け、絶縁基板の外部に露出するメタライズ膜上面に電解めっき被膜を設けると共に、繋ぎ配線13、及び連結配線14が設けられていた部位にレーザースクライブ痕15を有するセラミックス配線基板10。
【選択図】図1
Description
(1)セラミックス配線基板及び電子部品収納用パッケージが外部接続用端子パッドに金属製のタイバーを備えたリード端子を接合しないリードレスのセラミックス配線基板及び電子部品収納用パッケージの場合には、それぞれの外部接続用端子パッドを電気的に導通状態とすることができるタイバーを介しての電解めっき手法を用いることができず、無電解めっき手法でNiや、Auめっき被膜を形成しているので、メタライズ膜を含む金属部材へのめっき被膜の密着強度が低下したり、めっき被膜厚みバラツキが増大したりしてめっき被膜状態が不安定となり、FPC基板の半田付け接合、半導体素子等の電子部品の接合、ボンディングワイヤの接合等の接合信頼性が低いという問題が発生している。また、無電解めっき手法は、設備費用、ランニングコスト、メンテナンスコスト等が高く掛かり、セラミックス配線基板及び電子部品収納用パッケージのコストアップとなっている。
(2)特許第5537736号公報で開示されるような電子部品収納用パッケージは、セラミックス配線基板に設ける複数の配線導体を取り囲む連続した連結配線の金属膜が表面にむき出し状態となっているので、リード端子が連結配線に接触してショートする可能性がある。
(3)特開平9−260565号公報で開示されるようなめっき処理用タイバーは、回路配線から延出する繋ぎ配線部で切り離した連結配線が表面にむき出し状態となっているので、リード端子が連結配線に接触して電気的な短絡を起こす可能性がある。
図1(A)、(B)に示すように、本発明の一実施の形態に係るセラミックス配線基板10は、複数枚のセラミックスの積層焼成体からなる絶縁基板で構成されている。このセラミックス配線基板10は、絶縁基板の上面にメタライズ膜からなる複数本の回路配線11と、この回路配線11の一方の端部と接続して矩形状の絶縁基板の上面の少なくとも一つの辺の外縁に対して直角方向に複数本が並列して延出する上記と同じメタライズ膜からなる外部接続用端子パッド12とを有している。このセラミックス配線基板10には、外部接続用端子パッド12の先端と接続して上記の辺の外縁に対して直角方向に複数本が並列して更に延出する外部接続用端子パッド12幅と同等幅、又は外部接続用端子パッド12幅より狭小幅のメタライズ膜からなる繋ぎ配線13を設けている。更に、このセラミックス配線基板10には、繋ぎ配線13のそれぞれの先端と接続して横断しながら上記の辺の外縁に対して平行して延出し複数本の繋ぎ配線13のそれぞれを短絡させるメタライズ膜からなる連結配線14を設けている。セラミックス配線基板10は、この連結配線14によって、複数本の全ての回路配線11、外部接続用端子パッド12、及び繋ぎ配線13が電気的に導通状態となっている。
図3(A)、(B)に示すように、本発明の一実施の形態に係る電子部品収納用パッケージ20は、上面に電子部品を載置させるための搭載部を有する底板体21と、底板体21の外周部上面に電子部品を囲繞するための枠体22とからなる基体23と、この基体23に組み込まれてなり、対向する先端部のそれぞれを枠体22の内側と外側に突出する複数枚のセラミックスの積層焼成体からなるセラミックス配線基板30を備えている。
図4(A)、(B)に示すように、本発明の一実施の形態に係る他の電子部品収納用パッケージ20aは、前述の電子部品収納用パッケージ20の場合と同様に、上面に電子部品を載置させるための搭載部を有する底板体21と、底板体21の外周部上面に電子部品を囲繞するための枠体22とからなる基体23と、この基体23に組み込まれてなり、対向する先端部のそれぞれを枠体22の内側と外側に突出する複数枚のセラミックスの積層焼成体からなるセラミックス配線基板30aを備えている。
Claims (4)
- 複数枚のセラミックスの積層焼成体からなる絶縁基板にメタライズ膜からなる複数本の回路配線と、該回路配線の一方の端部と接続して前記絶縁基板の上面の少なくとも一つの辺の外縁に対して直角方向に複数本が並列して延出する前記メタライズ膜からなる外部接続用端子パッドとを有し、該外部接続用端子パッドの先端と接続して更に前記辺の外縁に対して直角方向に延出する前記外部接続用端子パッド幅と同等幅、又は前記外部接続用端子パッド幅より狭小幅の前記メタライズ膜からなる繋ぎ配線と、該繋ぎ配線のそれぞれの先端と接続して横断しながら前記辺の外縁に対して平行して延出し前記繋ぎ配線のそれぞれを短絡させる前記メタライズ膜からなる連結配線とを設け、前記絶縁基板の外部に露出する前記メタライズ膜上面に電解めっき被膜を設けると共に、前記絶縁基板の前記繋ぎ配線、及び前記連結配線が設けられていた部位に前記電解めっき被膜、及び前記メタライズ膜を削除したレーザースクライブ痕を有することを特徴とするセラミックス配線基板。
- 複数枚のセラミックスの積層焼成体からなる絶縁基板にメタライズ膜からなる複数本の回路配線と、該回路配線の一方の端部と接続して前記絶縁基板の上面の少なくとも一つの辺の外縁に対して直角方向に複数本が並列して延出する前記メタライズ膜からなる外部接続用端子パッドとを有し、該外部接続用端子パッドの先端と接続して更に前記辺の外縁に対して直角方向に延出する前記外部接続用端子パッド幅と同等幅、又は前記外部接続用端子パッド幅より狭小幅の前記メタライズ膜からなる繋ぎ配線と、該繋ぎ配線のそれぞれの先端と接続して横断しながら前記辺の外縁に対して平行して延出し前記繋ぎ配線のそれぞれを短絡させる前記メタライズ膜からなる連結配線と、該連結配線の上面を覆うように前記絶縁基板と同じセラミックスからなるセラミックス膜とを設け、前記絶縁基板の外部に露出する前記メタライズ膜上面に電解めっき被膜を設けると共に、前記絶縁基板の前記繋ぎ配線が設けられていた部位に前記電解めっき被膜、及び前記メタライズ膜を削除したレーザースクライブ痕を有することを特徴とするセラミックス配線基板。
- 上面に電子部品を載置するための底板体と、該底板体の外周部上面に前記電子部品を囲繞するための枠体とからなる基体と、該基体に組み込まれてなり、対向する先端部のそれぞれを前記枠体の内側と外側に突出する複数枚のセラミックスの積層焼成体からなるセラミックス配線基板を備え、該セラミックス配線基板の上面にメタライズ膜からなる複数本の回路配線と、該回路配線の一方の端部と接続して前記枠体の外側の前記セラミックス配線基板の前記先端部外縁に対して直角方向に複数本が並列して延出する前記メタライズ膜からなる外部接続用端子パッドとを有し、該外部接続用端子パッドの先端と接続して更に前記先端部外縁に対して直角方向に延出する前記外部接続用端子パッド幅と同等幅、又は前記外部接続用端子パッド幅より狭小幅の前記メタライズ膜からなる繋ぎ配線と、それぞれの前記繋ぎ配線の先端と接続しながら複数本を横断接続してそれぞれの前記繋ぎ配線を短絡させて前記先端部外縁と平行する前記メタライズ膜からなる連結配線とを設け、前記セラミックス配線基板の外部に露出する前記メタライズ膜上面を含む前記基体の外部に露出する金属部分に電解めっき被膜を設けると共に、前記セラミックス配線基板の前記繋ぎ配線、及び前記連結配線が設けられていた部位に前記電解めっき被膜、及び前記メタライズ膜を削除したレーザースクライブ痕を有することを特徴とする電子部品収納用パッケージ。
- 上面に電子部品を載置するための底板体と、該底板体の外周部上面に前記電子部品を囲繞するための枠体とからなる基体と、該基体に組み込まれてなり、対向する先端部のそれぞれを前記枠体の内側と外側に突出する複数枚のセラミックスの積層焼成体からなるセラミックス配線基板を備え、該セラミックス配線基板の上面にメタライズ膜からなる複数本の回路配線と、該回路配線の一方の端部と接続して前記枠体の外側の前記セラミックス配線基板の前記先端部外縁に対して直角方向に複数本が並列して延出する前記メタライズ膜からなる外部接続用端子パッドとを有し、該外部接続用端子パッドの先端と接続して更に前記先端部外縁に対して直角方向に延出する前記外部接続用端子パッド幅と同等幅、又は前記外部接続用端子パッド幅より狭小幅の前記メタライズ膜からなる繋ぎ配線と、それぞれの前記繋ぎ配線の先端と接続しながら複数本を横断接続してそれぞれの前記繋ぎ配線を短絡させて前記先端部外縁と平行する前記メタライズ膜からなる連結配線と、該連結配線の上面に前記セラミックス配線基板のセラミックスと同じセラミックスからなるセラミックス膜とを設け、前記セラミックス配線基板の外部に露出する前記メタライズ膜上面を含む前記基体の外部に露出する金属部分に電解めっき被膜が設けられた前記セラミックス配線基板の前記繋ぎ配線が設けられていた部位に前記電解めっき被膜、及び前記メタライズ膜を削除したレーザースクライブ痕を有することを特徴とする電子部品収納用パッケージ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015137405A JP6496622B2 (ja) | 2015-07-09 | 2015-07-09 | セラミックス配線基板及び電子部品収納用パッケージ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015137405A JP6496622B2 (ja) | 2015-07-09 | 2015-07-09 | セラミックス配線基板及び電子部品収納用パッケージ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017022217A true JP2017022217A (ja) | 2017-01-26 |
JP6496622B2 JP6496622B2 (ja) | 2019-04-03 |
Family
ID=57888325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015137405A Active JP6496622B2 (ja) | 2015-07-09 | 2015-07-09 | セラミックス配線基板及び電子部品収納用パッケージ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6496622B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109066040A (zh) * | 2018-07-11 | 2018-12-21 | 深圳振华富电子有限公司 | 低插入损耗式功分器 |
CN109686514A (zh) * | 2018-12-24 | 2019-04-26 | 河北中瓷电子科技有限公司 | 陶瓷绝缘子线路镀覆方法 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06196588A (ja) * | 1992-10-26 | 1994-07-15 | Sumitomo Kinzoku Ceramics:Kk | 半導体素子収納用セラミックパッケージとその製造方法 |
JPH09260565A (ja) * | 1996-03-26 | 1997-10-03 | Sumitomo Kinzoku Electro Device:Kk | めっき処理用タイバー及び内部配線のめっき処理方法 |
JP2001237519A (ja) * | 2000-02-21 | 2001-08-31 | Nippon Circuit Kogyo Kk | プリント基板の製造方法 |
JP2006086372A (ja) * | 2004-09-16 | 2006-03-30 | Sharp Corp | プリント配線板の製造方法及びプリント配線板 |
JP2012243836A (ja) * | 2011-05-17 | 2012-12-10 | Hitachi Cable Ltd | フレキシブル配線基板およびその製造方法 |
JP2014524671A (ja) * | 2011-08-23 | 2014-09-22 | タイコ・エレクトロニクス・コーポレイション | 回路基板 |
-
2015
- 2015-07-09 JP JP2015137405A patent/JP6496622B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06196588A (ja) * | 1992-10-26 | 1994-07-15 | Sumitomo Kinzoku Ceramics:Kk | 半導体素子収納用セラミックパッケージとその製造方法 |
JPH09260565A (ja) * | 1996-03-26 | 1997-10-03 | Sumitomo Kinzoku Electro Device:Kk | めっき処理用タイバー及び内部配線のめっき処理方法 |
JP2001237519A (ja) * | 2000-02-21 | 2001-08-31 | Nippon Circuit Kogyo Kk | プリント基板の製造方法 |
JP2006086372A (ja) * | 2004-09-16 | 2006-03-30 | Sharp Corp | プリント配線板の製造方法及びプリント配線板 |
JP2012243836A (ja) * | 2011-05-17 | 2012-12-10 | Hitachi Cable Ltd | フレキシブル配線基板およびその製造方法 |
JP2014524671A (ja) * | 2011-08-23 | 2014-09-22 | タイコ・エレクトロニクス・コーポレイション | 回路基板 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109066040A (zh) * | 2018-07-11 | 2018-12-21 | 深圳振华富电子有限公司 | 低插入损耗式功分器 |
CN109686514A (zh) * | 2018-12-24 | 2019-04-26 | 河北中瓷电子科技有限公司 | 陶瓷绝缘子线路镀覆方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6496622B2 (ja) | 2019-04-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI725426B (zh) | 半導體裝置 | |
JP2007005636A (ja) | 入出力端子および電子部品収納用パッケージならびに電子装置 | |
JP2009158511A (ja) | 入出力端子及び半導体素子収納用パッケージ | |
US11121099B2 (en) | Semiconductor device | |
JP6496622B2 (ja) | セラミックス配線基板及び電子部品収納用パッケージ | |
JPWO2007138771A1 (ja) | 半導体装置、電子部品モジュールおよび半導体装置の製造方法 | |
JP2022088061A (ja) | 光モジュール | |
JP2012209590A (ja) | 電子部品搭載多層配線基板及びその製造方法 | |
JP2009283898A (ja) | 電子部品容器体およびそれを用いた電子部品収納用パッケージならびに電子装置 | |
JP6224322B2 (ja) | 電子部品収納用パッケージおよびそれを用いた電子装置 | |
JPH06120634A (ja) | セラミックス基板のスルーホール構造およびスルーホールセラミックス基板の製造方法 | |
JP2007242908A (ja) | 電子部品収納用セラミックパッケージ | |
US20210398866A1 (en) | Package for containing electronic component, and electronic device | |
JP5873167B2 (ja) | 半導体素子収納用パッケージおよび半導体装置 | |
JP5213663B2 (ja) | 電子装置の実装構造 | |
JP4969522B2 (ja) | 電子素子キャリア | |
WO2019172336A1 (ja) | 発光素子搭載用基板および発光装置 | |
JP2010283265A (ja) | 電気回路用気密パッケージ及び電気回路用気密パッケージの製造方法 | |
JP2014232796A (ja) | 光半導体素子収納用パッケージおよびこれを備えた実装構造体 | |
WO2024051275A1 (zh) | 管壳封装件、封装组件以及激光雷达发射模组 | |
JP2018181995A (ja) | 配線基板 | |
US20240213433A1 (en) | Substrate, package, electronic component, and light emitting device | |
JP5274434B2 (ja) | 電子部品収納用パッケージ | |
JP2017079258A (ja) | 電子部品搭載用基板および電子装置 | |
JP5306497B2 (ja) | 電子素子キャリア |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180628 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190214 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190305 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190311 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6496622 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |