JP2017021630A - 静電容量式入力装置 - Google Patents

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【課題】検出感度の低下や強度・耐久性の低下を招くことなく、操作者による非入力領域での操作に起因する誤検出の発生を抑える静電容量式入力装置を提供する。【解決手段】表面パネル31又は表面パネルの裏側に配置された基材21に、複数の電極22と、複数の電極22に接続された配線26とが形成された静電容量式入力装置10である。複数の電極22は入力操作を行う入力領域15に形成され、配線26は入力領域15の外側に設定された非入力領域16に形成されている。非入力領域16では、配線26を表面パネル側から覆う不透明な加飾層33が設けられている。加飾層33は、樹脂で構成されて、複数の中空体34を含む。【選択図】図3

Description

本発明は、操作者が表面パネルに指などを接触又は近づけたときに、その位置情報を検出する静電容量式入力装置に関する。
特許文献1、特許文献2、及び、特許文献3においては、位置情報を検出するための複数の電極に接続された配線が非入力領域に密集配置され、この配線が操作者に視認されて美感を損ねることを防ぐために、配線の上方に遮光層や加飾層が設けられた、静電容量式の入力装置が開示されている。これらの装置においては、配線の上方にシールド電極や導体部が設けられており、これにより、操作者の指等が非入力領域に接触又は接近した場合に誤検出が発生することを防ぐことができる。
また、特許文献3に記載の静電容量式入力装置や特許文献4に記載の静電容量型タッチパネルにおいては、配線の近傍に空隙部や空気溝が設けられており、これにより、操作者の指等が非入力領域に接触又は接近した場合に誤検出が発生することを防ぐことを可能としている。
特開2011−028535号公報 特開2014−170342号公報 特開2014−170341号公報 特開2013−105444号公報
しかしながら、特許文献1、特許文献2、及び、特許文献3に記載の装置のようにシールド電極や導体部を設けると、配線との間で少なからず静電容量結合を持つこととなるため、検出感度の低下を招くという問題がある。
また、特許文献3、及び、特許文献4に記載の装置のように空隙部や空気溝を設けると、配線と表面パネルとの間隔を大きくせざるを得なくなるため、装置の薄型化の要求に応えることが難しくなり、また、一部が欠けた構造となるため強度や耐久性が低下するおそれがある。
そこで本発明は、検出感度の低下や強度・耐久性の低下を招くことなく、操作者による非入力領域での操作に起因する誤検出の発生を抑えることのできる静電容量式入力装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の静電容量式入力装置は、表面パネルまたは表面パネルの裏側に配置された基材に、複数の電極と、複数の電極に接続された配線とが形成された静電容量式入力装置であって、複数の電極は入力操作を行う入力領域に形成され、配線は入力領域の外側に設定された非入力領域に形成されており、非入力領域では、配線を表面パネル側から覆う不透明な加飾層が設けられており、加飾層は、樹脂で構成されて、複数の中空体を含むことを特徴としている。
これにより、加飾層の比誘電率を低下させることができるため、加飾層上で操作者が行った操作によって誤検出が発生することを防ぐことが可能となる。
本発明の静電容量式入力装置において、表面パネルは、粘着層を介して基材に貼り合わされており、複数の電極は基材の入力領域に形成されるとともに、配線は基材の非入力領域に形成されており、加飾層は、表面パネルの裏面に形成されていることが好ましい。
これにより、既存の静電容量式入力装置の加飾層に中空体を含有させるだけで実現できるため、製造工程が煩雑化することがなく、また、空隙層や空気溝を設けるものではないため強度や耐久性を低下させることがない。
本発明の静電容量式入力装置において、複数の電極は表面パネルの入力領域に形成され、加飾層は、表面パネルの裏面の非入力領域に形成され、配線は、加飾層の裏面に形成されていることが好ましい。
これにより、装置の薄型化を図ることができる。
本発明の静電容量式入力装置において、加飾層と中空体は、同じ樹脂で色が同一となるように構成されていることが好ましい。
これにより、加飾層中の中空体が視認されづらくなるため、比誘電率の低下と美感の維持を両立させることができる。
本発明の静電容量式入力装置において、中空体は不透明であることが好ましい。
加飾層と中空体の両方が不透明となるため、中空体が視認されづらくなることから装飾性を確保することができる。
本発明の静電容量式入力装置において、加飾層と中空体を構成する樹脂は、アクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリエステル、又はポリオレフィンであることが好ましい。
これにより、加飾層に対する中空体の親和性や、加飾層における分散性が高まるため、加飾層の中で複数の中空体が均一に分散されやすくなることから、中空体が視認されにくくなるとともに、中空体を含んだ加飾層の比誘電率を、偏りなく、全体として低下させることができる。
本発明によると、検出感度の低下や強度・耐久性の低下を招くことなく、操作者による非入力領域での操作に起因する誤検出の発生を抑えることのできる静電容量式入力装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る静電容量式入力装置の構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態における静電容量センサ部の構成を示す平面図である。 図1に示す静電容量式入力装置を組み立てたときに、図1のIII−III線の位置で切断して矢印方向から見た断面図である。 変形例にかかる静電容量式入力装置の断面図であって、図3に対応する断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る静電容量式入力装置について図面を参照しつつ詳しく説明する。図1は、本実施形態の静電容量式入力装置10の構成を示す分解斜視図である。図2は、静電容量式入力装置10を構成する静電容量式センサ部20の構成を示す平面図であり、基材21、並びに、基材21に形成された各電極及び配線を示す平面図である。図3は、図1に示す静電容量式入力装置を組み立てたときに、図1のIII−III線の位置で切断して矢印方向から見た断面図である。図1〜図3においては、基準座標としてX−Y−Z座標が示されている。Z1−Z2方向は静電容量式入力装置10の厚み方向(上下方向)であり、XY平面はZ1−Z2方向に垂直な平面である。
図1に示すように、静電容量式入力装置10は、入力位置情報を検出する静電容量式センサ部20と、表面パネル31とを有して構成される。表面パネル31は、静電容量式センサ部20に対して入力操作側(図1のZ1方向)に配置されており、静電容量式センサ部20と表面パネル31とは粘着層32を介して貼り合わされる。ここで、粘着層32としては、例えば光学接着剤(OCA)を用いることができ、OCAによって、静電容量式センサ部20と表面パネル31とを互いに接着させる。
表面パネル31は、透光性のガラス材料又は樹脂材料を用いて平板状に形成されている。表面パネル31の裏面31a(図1のZ2方向の面)には有色で不透明の加飾層33が印刷等によって設けられている。この加飾層33は、Z1−Z2方向から見た形状が略矩形状である表面パネル31の外周部において枠状に設けられている。表面パネル31、及び、表面パネル31の裏側(Z2方向側)に配置された基材21は、Z1−Z2方向から見て、加飾層33によって区分けされており、加飾層33に囲まれた領域が入力操作を行う入力領域15であり、入力領域15の外側の加飾層33と重なる領域が非入力領域16である。
なお、表面パネル31は図1に示すような平板状に限定されず、曲面を有する立体的な表面形状を有するものとしても良いし、電子機器の筐体の一部を表面パネル31としても良い。
加飾層33は、有色で不透明、かつ非導電性の材料をフィルム状にしたものであって、例えば、(1)ポリメタクリル酸メチル(PMMA)などのアクリル樹脂、(2)ポリカーボネート(PC)、(3)ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)などのポリエステル、(4)環状ポリオレフィン(COP)などのポリオレフィン等の透光性の有機系樹脂に顔料を添加して不透明とした材料を用いる。加飾層33に添加する顔料としては、黒色にする場合は例えばカーボンブラックが挙げられる。
加飾層33は、表面パネル31の表面31b側から見て配線26を覆うように、別言すると、表面パネル31側から見て配線26が隠されるような範囲に渡って形成される。また、加飾層33は、表面パネル31側から見て、配線26を視認不可能とするような色及び透明度の組み合わせを有する。例えば、加飾層33を黒色で不透明とすることが最も好ましいが、配線26を視認不可能とすることができれば、透光性を持たせても良い。
加飾層33には、複数の中空体34が均一に分散されるように混入されている。この中空体34は、略同一の形状となるように樹脂で形成されており、内部に閉じた空間を備える。中空体34は、内部空間には空気が含まれるように形成される。中空体34は、有色かつ非導電性の材料を、例えば球状や棒状にしたものであって、加飾層33に用いるのと同様の透光性の有機系樹脂に顔料を添加して不透明とした材料を用いる。ここで、中空体34の色及び透明度を、加飾層33の色及び透明度とそれぞれ同一とすると、加飾層33を通じて視認されづらくなるため好ましい。なお、中空体34の色と透明度は、加飾層33を通じて視認されづらくできれば、加飾層33と同一ではない近似範囲の色や透明度に設定してもよい。
また、中空体34に用いる樹脂を、加飾層33に用いる樹脂と同じものとすると、中空体34と加飾層33の親和性が高まり、加飾層33における分散性が高まって、加飾層33の中で複数の中空体34が均一に分散されやすくなる。これにより、中空体34が視認されにくくなるだけでなく、中空体34を含んだ加飾層33の比誘電率が偏りなく、全体として低下するため好ましい。さらに、中空体34と加飾層33の親和性を高めるために、中空体34の表面にコーティングを施してもよい。さらにまた、中空体34と加飾層33の分散性を高めるための分散剤を加えてもよい。
なお、加飾層33を無色の材料で構成できる場合は中空体34も無色透明の材料で構成することが好ましい。
加飾層33に含まれる中空体34の数とサイズは任意に設定できる。ここで、加飾層33及び中空体34に上述の樹脂を用いた場合、これらの樹脂の比誘電率は約2.7〜5.0であるのに対して、中空体34の内部空間に含まれる空気の比誘電率は約1.0であることから、中空体34の数を増やしたり、サイズを大きくすることによって加飾層33全体の比誘電率を低下させることができ、また、所望の比誘電率範囲に設定することが可能となる。また、中空体34の内部空間は、加飾層33の比誘電率を小さくできれば、空気を含む形態に限定されず、気体を含む形態や、真空とする形態も可能である。
図1に示すように、静電容量式センサ部20の入力領域15には複数の第1の電極22及び複数の第2の電極23が配列されている。
図2に示すように、静電容量式センサ部20は、基材21と、基材21に形成された複数の第1の電極22、複数の第2の電極23、及び複数の配線26を有して構成される。第1の電極22及び第2の電極23は入力領域15に形成されており、いずれも菱形のパッド状の電極である。第1の電極22は、X1−X2方向に間隔を設けて配置されており、X1−X2方向に隣り合う第1の電極22同士はブリッジ部24によって互いに接続される。接続された複数の第1の電極22は、X1−X2方向において延在するとともに、Y1−Y2方向において間隔を設けて複数本配列されている。また、第2の電極23はY1−Y2方向において間隔を設けて配列されており、Y1−Y2方向に隣り合う第2の電極23同士は幅細の接続部25によって互いに接続されている。接続された複数の第2の電極23は、Y1−Y2方向において延在するとともに、X1−X2方向において間隔を設けて複数本配列されている。
図2に示すように、接続された複数の第1の電極22と、接続された複数の第2の電極23とは、互いに交差するように配置されている。図3に示すように、接続部25とブリッジ部24とが交差する部分において、接続部25を覆うように交差部絶縁層35が設けられており、接続部25及び交差部絶縁層35を跨がってブリッジ部24が形成されている。図3に示すように、接続部25をX1−X2方向に挟むように配置された第1の電極22同士はブリッジ部24によって接続されている。このように、第1の電極22と第2の電極23とは、互いに絶縁された状態で形成される。
また、図2に示すように、基材21の非入力領域16には、第1の電極22及び第2の電極23に接続された複数の配線26が形成されている。これらの複数の配線26は、基材21の非入力領域16を引き回されて、外部回路と接続するための端子部27に接続される。
基材21は、フィルム状の樹脂材料を用いて形成されており、ポリカーボネート樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂、環状ポリオレフィン、ポリメタクリル酸メチル樹脂等の透光性樹脂材料が用いられる。第1の電極22、第2の電極23、及び接続部25は、ITO(Indium Tin Oxide)、SnO、ZnO等の透明導電材料を用いて形成されており、スパッタや蒸着等の薄膜法により形成される。また、ブリッジ部24は、Cu、Ag、Au等の金属材料やCuNi、AgPd等の合金、ITO等の導電性酸化物材料を用いて形成される。配線26及び端子部27には、Cu、Ag、Au等の金属材料やITO等の導電性酸化物材料を用いることができる。
静電容量式センサ部20は、第1の電極22と第2の電極23との間で静電容量を形成するように配置されている。操作者が入力操作を行う際に、表面パネル31の表面31bの入力領域15に指などの被検出体を接触させて、又は接触させずに近づけた場合に、第1の電極22と第2の電極23との間の静電容量と、各電極と被検出体との間に形成される静電容量とが結合する。この静電容量変化に基づいて入力位置情報が検出される。
以上のように構成されたことから、本実施形態の静電容量式入力装置10によれば、中空体34を含ませることによって加飾層33の比誘電率を低下させることができるため、加飾層33上で操作者が行った操作によって静電容量値の変化が誘導されることがなくなり、これにより、実際には接触又は接近をしていないにもかかわらず入力領域で操作をしたかのような誤検出を防ぐことが可能となる。
また、本実施形態の静電容量式入力装置10は、既存の静電容量式入力装置の加飾層33の構成を変えることによって実現できるため、製造工程が煩雑化することがない。さらに、比誘電率を下げるために空隙層や空気溝を設けるものではないため、強度や耐久性を低下させることがない。また、従来の入力装置のようにシールド電極や導体部を設ける構造ではないため、検出感度の低下を招くおそれがない。
加飾層33に用いる樹脂は既存のものを用いることができるため、表面パネル31や粘着層32に対する密着性や親和性を維持できることから、既存の静電容量式入力装置と同等の強度・耐久性を実現でき、かつ、入力領域15における入力性能は既存の静電容量式入力装置と同等の性能を維持することができる。
中空体34の色及び透明度を加飾層33の色及び透明度とそれぞれ同一にすることにより、中空体34が視認されづらくなるため、比誘電率の低下と美感の維持を両立させることができる。
加飾層33の比誘電率を低下させるには、中空体34に代えて、発泡体や、中空体34とは異なる材料で構成した中空材料を用いることも考えられる。しかし、発泡体を用いた場合には、加飾層33の表面に位置すると外側へ開いた開口状となるため容易に視認されやすくなり、見栄えが悪くなるという問題がある。また、上記中空材料として、例えばSiOを用いると、加飾層33との親和性が低いために固まり(だま)になりやすいことから、視認されやすくなる。さらにまた、中空材料として導電性物質を用いると、加飾層33中の分散状態によっては、加飾層33の表面と、加飾層33の下方の配線26等とを短絡させてしまうおそれがある。これらに対して、上記実施形態の静電容量式入力装置10では、発泡体、SiO、又は、導電性物質を用いた場合のような問題は発生せずに誤検出を防止することができる。
以下に変形例について説明する。
上記実施形態では、表面パネル31の裏面31aに加飾層33が設けられていたが、これに代えて、基材21上に形成された配線26を覆うように、印刷等によって加飾層を形成することもできる。この場合、加飾層が形成された後に基材は表面パネルに接着される。
図4は、変形例にかかる静電容量式入力装置110の断面図であって、図3に対応する断面図である。上記実施形態においては、粘着層32を用いて、加飾層33を形成した表面パネル31に静電容量式センサ部20を貼り付ける構成としていたが、これに代えて、図4に示すように、表面パネル131の裏面131aに、第1の電極122、第2の電極(不図示)、ブリッジ部124、接続部125、端子部(不図示)、接続配線127、交差部絶縁層135、及び加飾層133を形成し、さらに、加飾層133の裏面133aに配線126を形成してもよい。ここで、表面パネル131、第1の電極122、第2の電極(不図示)、ブリッジ部124、接続部125、配線126、端子部(不図示)、及び、交差部絶縁層135は、上記実施形態の表面パネル31、第1の電極22、第2の電極23、ブリッジ部24、接続部25、配線26、端子部27、及び、交差部絶縁層35にそれぞれ対応し、同様の材料・方法で構成される。
第1の電極122と配線126は接続配線127によって互いに接続されており、図4に示すように、接続配線127は、表面パネル131の裏面131aから、加飾層133の側面を経て裏面133aに至るように形成されている。本変形例の静電容量式入力装置110においては、上記実施形態の入力領域15及び非入力領域16と同様に、表面パネル131は加飾層133によって区分けされており、加飾層133に囲まれた領域が入力操作を行う入力領域115であり、入力領域115の外側の加飾層133と重なる領域が非入力領域116である。
加飾層133は、上記実施形態の加飾層33と同様の構成であって、複数の中空体134が均一に分散されるように混入されている。この中空体134の構成も上記実施形態の中空体34と同様の構成であるため、その説明は省略する。
変形例にかかる静電容量式入力装置110によれば、上記実施形態の静電容量式入力装置10による作用効果のほかに、装置の薄型化を図ることができる。
本発明について上記実施形態を参照しつつ説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、改良の目的又は本発明の思想の範囲内において改良又は変更が可能である。
以上のように、本発明によれば、見栄えがよく、かつ、誤検出を抑えた静電容量式入力装置を提供できる点で有用である。
10、110 静電容量式入力装置
15、115 入力領域
16、116 非入力領域
20 静電容量式センサ部
21 基材
22、122 第1の電極
23 第2の電極
24、124 ブリッジ部
25、125 接続部
26、126 配線
27 端子部
31、131 表面パネル
32 粘着層
33、133 加飾層
34、134 中空体
35、135 交差部絶縁層
127 接続配線

Claims (6)

  1. 表面パネルまたは前記表面パネルの裏側に配置された基材に、複数の電極と、前記複数の電極に接続された配線とが形成された静電容量式入力装置であって、
    前記複数の電極は入力操作を行う入力領域に形成され、
    前記配線は前記入力領域の外側に設定された非入力領域に形成されており、
    前記非入力領域では、前記配線を前記表面パネル側から覆う不透明な加飾層が設けられており、
    前記加飾層は、樹脂で構成されて、複数の中空体を含むことを特徴とする静電容量式入力装置。
  2. 前記表面パネルは、粘着層を介して前記基材に貼り合わされており、
    前記複数の電極は前記基材の前記入力領域に形成されるとともに、前記配線は前記基材の非入力領域に形成されており、
    前記加飾層は、前記表面パネルの裏面に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の静電容量式入力装置。
  3. 前記複数の電極は前記表面パネルの前記入力領域に形成され、
    前記加飾層は、前記表面パネルの裏面の前記非入力領域に形成され、
    前記配線は、前記加飾層の裏面に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の静電容量式入力装置。
  4. 前記加飾層と前記中空体は、同じ樹脂で色が同一となるように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の静電容量式入力装置。
  5. 前記中空体は不透明であることを特徴とする請求項4に記載の静電容量式入力装置。
  6. 前記加飾層と前記中空体を構成する樹脂は、アクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリエステル、又はポリオレフィンであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の静電容量式入力装置。
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