JP2017020735A - 空気清浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の空気清浄機では、空気清浄機に設置されたセンサーにより空気汚染状況を検知して動作するため、室内空気の一部が汚染された状況となっても、その汚染された空気がセンサーに達して汚染の状況が検知されるまでは高速で運転されない。そのため、室内空気が汚染されてから清浄の状態になるまでには一定の時間が必要であり、在室者に一時期でも不快感が生ずるおそれがあるという課題があった。
【解決手段】上述の課題を解決するために、本発明の空気清浄装置は、人検知部を備え、送風量が小さい状態において、人が検知されない状態から人が検知される状態に移行すると送風量を増加させるように制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建物内に設置され、その建物内の空気を清浄にする空気清浄装置に関するものである。
建物内に設置され、その室内の空気の塵埃等を除去して清浄にする装置として空気清浄装置がある。この空気清浄装置において、常時フルパワーで運転すると消費電力や騒音が大きくなる。そのため、空気清浄装置に室内空気の汚染度を検知するセンサーを設け、その検知した汚染度に応じて運転制御を行うことにより消費電力や騒音を抑制した空気清浄装置があった(例えば特許文献1参照)。
特開昭60-93240
しかしながら、従来の空気清浄機では、空気清浄装置に設置されたセンサーにより空気汚染状況を検知して動作するため、室内空気の一部が汚染された状況となっても、その汚染された空気がセンサーに達して汚染の状況が検知されるまでは高速で運転されない。そのため、室内空気が汚染されてから清浄の状態になるまでには一定の時間が必要であり、在室者に一時期でも不快感が生ずるおそれがあるという課題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、日常の手動による操作の煩わしさがなく、室内に塵埃等の汚染物質が充満する前に高速で運転して室内の空気を速やかに清浄な状態に回復して在室者に不快感を生じさせるのを抑えるとともに、空気が汚染されていないときは運転電力量や騒音を抑えた空気清浄装置を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明の空気清浄装置においては、建物内から空気を吸い込む吸い込み口と、建物内へ空気を吹き出す吹き出し口と、吸い込み口と吹き出し口とを接続するダクトと、そのダクトに設けられた送風部と、ダクトに設けられた空気清浄部と、建物内の人の有無を検知する人検知部と、建物内の空気の汚染度を検知する空気汚染度検知部と、装置全体を制御する制御部と、を備え、制御部は、空気汚染度検知部が検知した空気汚染度に応じて送風部の送風量を制御するとともに、送風部の送風量が小さい状態において人検知部により人が検知されない状態から人が検知される状態に移行すると送風部の送風量を増加させるように制御したものである。
本発明によれば、空気清浄装置の送風部の送風量が小さい状態において、人検知部により建物内に人が検知されない状態から人が検知される状態に移行すると、送風部の送風量を増加させるように駆動制御するので、人が建物内に入室して活動することにより塵埃等が発生し、建物内の空気汚染度が上昇することを空気汚染度検知部が検知する前に抑制することができる。
本発明の実施の形態1に係る空気清浄装置の制御ブロック構成図である。 本発明の実施の形態1に係る空気清浄装置を建物に取り付けた状態を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る空気清浄装置の制御動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る空気清浄装置の制御動作のタイムチャートを示す図である。 本発明の実施の形態2に係る空気清浄装置の建物内に設けた塵埃センサーで検出した建物内の塵埃濃度と送風部の送風量との関係を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る空気清浄装置の制御動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係る空気清浄装置の建物内塵埃濃度および建物内の人の有無と送風部の送風量との関係を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る空気清浄装置の制御動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態4に係る空気清浄装置の制御ブロック構成図である。 本発明の実施の形態4に係る空気清浄装置の建物における配置を示す図である。 本発明の実施の形態4に係る空気清浄装置の制御動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態5に係る空気清浄装置の制御動作における就寝状態と送風量を切り替える空気汚染度の閾値の関係を示す図である。 本発明の実施の形態6に係る空気清浄装置の制御ブロック構成図である。 本発明の実施の形態6に係る空気清浄装置の建物における配置を示す図である。 本発明の実施の形態6に係る空気清浄装置の制御動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態6に係る空気清浄装置の制御動作のタイムチャートを示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。尚、各図において共通あるいは相当する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1
図1は本発明の実施の形態1に係る空気清浄装置の制御ブロック構成を示す図であり、図2は本実施の形態に係る空気清浄装置を建物に取り付けた状態を示す図である。空気清浄装置100は建物の天井等に設けられ、建物内の空間から空気を吸い込む吸い込み口1と、建物内の空間に空気を吹き出す吹き出し口2と、を備えており、吸い込み口1と吹き出し口2とはダクト4によって接続されている。ダクト4の吹き出し口2側に通過する空気の塵埃を除去する空気清浄部5であるフィルター5a及び除塵機5bが設けられ、吸い込み口1側にはファン6aが設けられている。ファン6aはモーター6bによって駆動されることにより、吸い込み口1から吹き出し口2へ空気を送る送風部6を構成している。また空気清浄装置100を設置した建物の天井面に空気汚染度センサー8と人検知部である人感センサー(人体感知センサー)9を設け、建物内の空気の塵埃濃度等の汚染度や、建物内の人の有無を検知する。制御部10は時間を計測するタイマー11を備え、空気汚染度センサー8や人感センサー9により検出した情報により、送風部6のモーター6bを制御する。図2に示すように、送風部6のファン6aの回転により吸い込み口1から吸い込まれてダクト4を流れた空気は、フィルター5aや除塵機5bで形成された空気清浄部5を経由して吹き出し口2から建物内へ戻される。
次に、図3に示した制御部10による制御動作のフローチャートおよび図4に示したタイムチャートに基づき、空気清浄装置100の動作について説明する。なお、図3および図4に示した制御動作のフローチャートおよびタイムチャートは一例にすぎず、発明の範囲は図に示した内容に限定されるものではない。図4のタイムチャートにおいて、(a)は空気汚染度センサーで検知する建物内の空気汚染度のレベルと送風部6の送風量切り替え閾値との関係を示すものであり、(b)は空気清浄装置の動作レベルを示す送風部6の送風量を示すものであり、(c)は建物内の人の存在を検知する人感センサー9の出力を示すものである。
図3において、初期状態では建物内に人がいない状態であるとする。まず、空気汚染度センサー8からの情報により制御部10は建物内の空気の汚染度が所定の閾値を超えているか否かを判断する(ステップ1)。空気汚染度が所定の閾値を超えている場合には送風部6のモーター6bを高出力で駆動してファン6aの回転数を大きくし、送風量を大とする(ステップ2)。一方、空気汚染度が所定の閾値以下であった場合には送風部6の送風量を小とする(ステップ3)。次いで、人感センサー9からの情報により制御部10は建物内の人の有無を判断し(ステップ4)、人が検知されなければステップ1へ戻る。ステップ4で人が検知された場合は建物内に人がいない状態から居る状態に移行した場合であり、送風部6の送風量を大とする(ステップ5)とともに、タイマー11のカウンタをクリアして(ステップ6)、人が検知されてからの経過時間を初期化する。
次に、再度、建物内の人の有無を判断し(ステップ7)、人が検知されなかった場合にはステップ1へ戻る。ステップ7で建物内に人が検知された場合にはタイマー11をカウントアップし(ステップ8)、タイマー11のカウンタが所定値T1以上か否かを判断する(ステップ9)。タイマー11のカウンタが所定値T1未満である場合は建物内に人が検知されてから所定の時間T1が経過しておらず、ステップ7に戻って建物内の人の検知を行いつつ、送風部6の大送風量状態を継続する。
ステップ9でタイマー11のカウンタが所定値T1以上であった場合は、建物内に人が検知されてから所定時間が経過しており、建物内に入った人の活動により塵埃等が舞い上がる等の過渡的な空気汚染度の上昇は収まったものとして、空気汚染度に基づいて送風部6の送風量を設定する。具体的には、空気汚染度センサー8の検出値と送風量切り替え閾値とを比較し(ステップ10)、検出値が閾値より大きい場合には送風部6の送風量を大とし(ステップ11)、検出値が閾値以下の場合には送風部6の送風量を小とする(ステップ12)。そして、人感センサー9からの情報により建物内の人の有無を判断し、建物内に人がいる場合にはステップ10へ戻り、人がいない場合にはステップ1へ戻る(ステップ13)。
以上のように動作制御することで、図4に示すように、人感センサー9が人を検知していない状態から検知した状態に移行した際に送風部6の送風量が小の場合(A1、A5)には送風量を大に増加させ、所定時間T1経過後(A2、A6)には空気汚染センサー8で検知した空気汚染度に基づいて送風量を制御する。人感センサー9が人を検知していない状態から検知した状態に移行した際に空気汚染度が高く送風部6の送風量が大の場合には、その後も大きい送風量の制御を継続する(A3)。その後、人を検知してから所定時間T1経過前に人感センサー9で人を検知しなくなった場合には、空気汚染度センサー8の検出値に基づき、空気汚染度が送風量切り替え閾値を下回れば送風量を小とする(A4)。
本実施の形態に係る空気清浄装置によれば、建物内に人が入り、その活動によって建物内に塵埃等が発生し、或いは舞い上がって建物内の空気の汚染度が高くなるのを空気汚染度センサー8で検出する前から送風部6を大きい送風量で動作させるので建物内の空気を高速でフィルター5aや除塵機5bで清浄化することができ、建物内の空気汚染度の上昇を抑制することができる。また、大きい送風量で動作することにより、建物内の空気の循環周期が短くなるので、人のいる場所等の塵埃の発生源から空気汚染度センサー8で検出されるまでの時間が短縮され、空気汚染度の上昇の検知遅れによる空気清浄動作の遅れを抑制することができる。
また、人が検知されてから一定期間後は、建物内の人の活動による空気汚染の状態が空気汚染度センサー8により検知されているので、建物内の人の有無に関わらず空気汚染度センサー8からの情報に基づいて送風部6の送風量を制御するので、過剰に送風部6のモーター6bを高速で駆動することを回避して、使用電力および騒音を抑制することができる。
実施の形態2.
実施の形態1に係る空気清浄装置100は、送風部6の送風量が大小の2段階に切り替わるだけであったが、送風量を3段階以上に切り替えるものであってもよい。実施の形態2に係る空気清浄装置は、送風量を4段階に切り替えられるものであり、図5は建物内の塵埃濃度等の空気汚染度と送風部6の送風量との関係を示す図であり、図6は制御部10による制御動作のフローチャートである。なお、本実施の形態に係る空気清浄装置の構成については、実施の形態1に係る空気清浄装置と同様であり、図および説明を省略する。図5に示すように、本実施の形態に係る空気清浄装置では、空気汚染度センサーで検知した建物内の空気の塵埃濃度が第1の送風量切り替え閾値DS1より高い場合には送風部の送風量をV1(大)とし、検知塵埃濃度が閾値DS1以下で第2の送風量切り替え閾値DS2より高い場合には送風部の送風量をV2(中)とし、検知塵埃濃度が閾値DS2以下で第3の送風量切り替え閾値DS3より高い場合には送風部の送風量をV3(小)とする。検知塵埃濃度が閾値DS3以下の時、建物内に人がいる場合は送風量をV4(微小)とし、人がいない場合は送風量を0(送風停止)とする。以下、図6に示したフローチャートに基づいて、本実施の形態に係る空気清浄装置の制御部の制御動作を説明する。
図6において、初期状態では空気清浄装置100が設置された建物内には人がいる状態であり、制御部10は空気汚染度センサー8で検出した塵埃濃度と第1の送風量切り替え閾値DS1とを比較し(ステップ31)、検出塵埃濃度が閾値DS1を上回る場合には送風部6の送風量を大(V1)とする(ステップ32)。ステップ31で検出塵埃濃度が閾値DS1以下であった場合には検出塵埃濃度と第2の送風量切り替え閾値DS2とを比較し(ステップ33)、検出塵埃濃度が閾値DS2を上回る場合には送風部6の送風量を中(V2)とする(ステップ34)。ステップ33で検出塵埃濃度が閾値DS2以下であった場合には検出塵埃濃度と第3の送風量切り替え閾値DS3とを比較し(ステップ35)、検出塵埃濃度が閾値DS3を上回る場合には送風部6の送風量を小(V3)とし(ステップ36)、検出塵埃濃度が閾値DS3以下であった場合には送風量を微小(V4)とする(ステップ37)。次いで、人感センサー9からの情報により建物内の人の有無を判断し(ステップ38)、人がいる場合にはステップ31へ戻る。
ステップ38において建物内に人がいないと判断した場合には、制御部10は空気汚染度センサー8で検出した塵埃濃度と第1の送風量切り替え閾値DS1とを比較し(ステップ39)、検出塵埃濃度が閾値DS1を上回る場合には送風部6の送風量を大(V1)とする(ステップ40)。ステップ39で検出塵埃濃度が閾値DS1以下であった場合には検出塵埃濃度と第2の送風量切り替え閾値DS2とを比較し(ステップ41)、検出塵埃濃度が閾値DS2を上回る場合には送風部6の送風量を中(V2)とする(ステップ42)。ステップ41で検出塵埃濃度が閾値DS2以下であった場合には検出塵埃濃度と第3の送風量切り替え閾値DS3とを比較し(ステップ43)、検出塵埃濃度が閾値DS3を上回る場合には送風部6の送風量を小(V3)とし(ステップ44)、検出塵埃濃度が閾値DS3以下であった場合には送風を停止とする(ステップ45)。次いで、人感センサー9からの情報により建物内の人の有無を判断し(ステップ46)、人がいない場合にはステップ39へ戻る。
ステップ46において建物内に人がいると判断した場合には、建物内に人がいない状態から人がいる状態に移行したものであり、タイマー11のカウントをクリアして初期化し(ステップ47)、送風部6の送風量を大きくする(ステップ48)。そして、再度、建物内の人の有無を判定し(ステップ49)、人がいない状態であればステップ39へ戻る。人が継続している場合にはタイマー11のカウンタ値が所定値T1以上か否か判断し(ステップ50)、所定値T1以上であればステップ31へ移行し、所定値T1未満であればタイマー11をカウントアップして(ステップ51)、ステップ49へ戻る。
以上のように動作制御することで、本実施の形態に係る空気清浄装置によれば、建物内に人が入り、その活動によって建物内に塵埃等が発生し、或いは舞い上がって建物内の空気の汚染度が高くなるのを空気汚染度センサー8で検出する前から送風部6を大きい送風量で動作させるので建物内の空気を高速でフィルター5aや除塵機5bで清浄化することができ、建物内の空気汚染度の上昇を抑制することができる。また、大きい送風量で動作することにより、建物内の空気の循環周期が短くなるので、人のいる場所等の塵埃の発生源から空気汚染度センサー8で検出されるまでの時間が短縮され、空気汚染度の上昇の検知遅れによる空気清浄動作の遅れを抑制することができる。
実施の形態3.
実施の形態3に係る空気清浄装置は、建物内に人が検知されなくなると送風部6の送風量を減らすものである。図7に本実施の形態に係る空気清浄装置の建物内の人の有無および塵埃濃度等の空気汚染度と送風部6の送風量との関係を示す。なお、本実施の形態に係る空気清浄装置の構成については、実施の形態1および実施の形態2に係る空気清浄装置と同様であり、図および説明を省略する。図7に示すように、本実施の形態に係る空気清浄装置では、人感センサーで検知した建物内の人の有無と、空気汚染度センサーで検知した建物内の空気汚染度の情報により、送風部の送風量を制御する。具体的には、建物内に人がいる場合には、空気汚染度が送風量切り替え閾値DT1より高い場合には送風部6の送風量をVa1とし、空気汚染度が閾値DT1以下で次の送風量切り替え閾値DT2より高い場合には送風部6の送風量をVa2とし、空気汚染度が閾値DT2以下で次の送風量切り替え閾値DT3より高い場合には送風部6の送風量をVa3とし、空気汚染度が閾値DT3以下で次の送風量切り替え閾値DT4より高い場合には送風部6の送風量をVa4とし、空気汚染度が閾値DS4以下である場合には送風部の送風量をVa5とする。また、建物内に人がいない場合には、空気汚染度が送風量切り替え閾値DT1より高い場合には送風部6の送風量をVb1とし、空気汚染度が閾値DT1以下で次の送風量切り替え閾値DT2より高い場合には送風部6の送風量をVb2とし、空気汚染度が閾値DT2以下で次の送風量切り替え閾値DT3より高い場合には送風部6の送風量をVb3とし、空気汚染度が閾値DS3以下で次の送風量切り替え閾値DT4より高い場合には送風部6の送風量をVb4とし、空気汚染度が閾値DT4以下である場合には送風部の送風量を0(送風停止)とする(Va1>Va2>Va3>Va4>Va5>Vb1>Vb2>Vb3>Vb4>0)。以下、図8に示したフローチャートに基づいて、本実施の形態に係る空気清浄装置の制御部10の制御動作を説明する。
図8において、初期状態では建物内に人がおらず、送風部6は送風を停止している状態である。まず、人感センサー9からの情報により制御部10は建物内の人の有無を判断し(ステップ61)、人がいなければ、そのまま待つ。人の存在を検出すると、タイマー11のカウンタをクリアして初期化し(ステップ62)、送風部6の送風量を大風量(Va1)とする(ステップ63)。次いで、タイマー11のカウンタ値が所定値T1と比較し、建物内に人を検知してから所定時間T1が経過したか否かを判断する(ステップ64)。その結果、タイマー11のカウンタ値が所定値T1未満であれば再び人感センサー9からの情報により建物内に人がいるか否か判断し(ステップ65)、人がいる場合にはタイマー11をカウントアップして(ステップ66)、ステップ64に戻る。ステップ65で建物内に人がいないと判断した場合は、後述のステップ77に移行して、建物内に人を検知することによる空気清浄装置の大送風量運転を終了する。
以上のステップ62〜ステップ66の制御動作により、建物内に人がいない状態から建物内に人がいる状態に移行した場合に、建物内に入った人の活動により上昇する塵埃濃度等の空気汚染度を空気汚染度センサー8で検出する前から空気清浄装置を大送風量で所定時間(T1)動作させ、建物内の空気を高速でフィルター5aや除塵機5bで清浄化することにより、建物内の空気汚染度の上昇を抑制することができる。また、大きい送風量で動作することにより、建物内の空気の循環周期が短くなるので、人のいる場所等の塵埃の発生源から空気汚染度センサー8で検出されるまでの時間が短縮され、空気汚染度の上昇の検知遅れによる空気清浄動作の遅れを抑制することができる。
ステップ64において、タイマー11のカウンタ値が所定値T1以上となった場合には、建物内に人がいない状態において人を検知することにより行う所定期間T1の空気清浄装置の大送風量運転を終了し、人感センサー9による建物内の人の有無を判断する(ステップ67)。その結果、人が建物内に検知された場合には、制御部10は空気汚染度センサー8で検出した塵埃濃度と送風量切り替え閾値DT1とを比較し(ステップ68)、検出塵埃濃度が閾値DT1を上回る場合には送風部6の送風量をVa1とする(ステップ69)。ステップ68で検出塵埃濃度が閾値DT1以下であった場合には検出塵埃濃度と次の送風量切り替え閾値DT2とを比較し(ステップ70)、検出塵埃濃度が閾値DT2を上回る場合には送風部6の送風量をVa2とする(ステップ71)。ステップ70で検出塵埃濃度が閾値DT2以下であった場合には検出塵埃濃度と次の送風量切り替え閾値DT3とを比較し(ステップ72)、検出塵埃濃度が閾値DT3を上回る場合には送風部6の送風量をVa3とする(ステップ73)。ステップ72で検出塵埃濃度が閾値DT3以下であった場合には検出塵埃濃度と次の送風量切り替え閾値DT4とを比較し(ステップ74)、検出塵埃濃度が閾値DT4を上回る場合には送風部6の送風量をVa4とし(ステップ75)、検出塵埃濃度が閾値DT4以下であった場合には送風量をVa5とする(ステップ76)。次いで、ステップ67へ戻って、人感センサー9による建物内の人の有無の判断から繰り返す。
ステップ67において建物内に人がいないと判断した場合には、制御部10は空気汚染度センサーで検出した塵埃濃度と送風量切り替え閾値DT1とを比較し(ステップ77)、検出塵埃濃度が閾値DT1を上回る場合には送風部6の送風量をVb1とする(ステップ78)。ステップ77で検出塵埃濃度が閾値DT1以下であった場合には検出塵埃濃度と次の送風量切り替え閾値DT2とを比較し(ステップ79)、検出塵埃濃度が閾値DT2を上回る場合には送風部6の送風量をVb2とする(ステップ80)。ステップ79で検出塵埃濃度が閾値DT2以下であった場合には検出塵埃濃度と次の送風量切り替え閾値DT3とを比較し(ステップ81)、検出塵埃濃度が閾値DT3を上回る場合には送風部6の送風量をVb3とする(ステップ82)。ステップ81で検出塵埃濃度が閾値DT3以下であった場合には検出塵埃濃度と次の送風量切り替え閾値DT4とを比較し(ステップ83)、検出塵埃濃度が閾値DT4を上回る場合には送風部6の送風量をVb4とし(ステップ84)、検出塵埃濃度が閾値DT4以下であった場合には送風部6の送風を停止し(ステップ85)、ステップ61へ戻って建物内で人が検知されるのを待つ。ステップ78、
ステップ80、ステップ82、ステップ84において建物内に人が検知されない状態で送風部6に送風量を設定した場合には、人感センサー9からの情報により建物内の人の有無を判断し(ステップ86)、人がいない場合にはステップ77へ戻り、建物内に人を検知した場合にはステップ62へ戻って空気清浄装置の送風量を大きくする。
以上のように本実施の形態に係る空気清浄装置100によれば、建物内に人が検知されない状態から建物内に人を検知すると、一定期間、空気清浄装置100を大きな送風量で動作させるので、建物内の空気汚染度の上昇を抑制するとともに、空気汚染度の上昇の検知が遅れるのを抑えることができる。また、建物内に人がいる状態から建物内に人がいない状態に移行した場合にも、建物内の空気が清浄状態となるまで空気清浄装置を小送風量で動作させるので、使用電力を抑制しつつ、再度、建物内に人が入った際に建物内の空気を清浄な状態とすることができる。
なお、上記実施の形態に係る空気清浄装置では、建物内に人を検知しない状態から建物内に人を検知する状態に移行した場合に、建物内の人が検知される状態が継続すれば送風部を所定時間、送風量が大きくなるように制御したが、送風部6が動作している場合は建物内の空気の循環が行われており、送風量が所定値以上の場合には建物内の空気汚染度の上昇の検知遅れがある程度短縮されているので、大送風量動作をしないこととしてもよい。
実施の形態4.
実施の形態4に係る空気清浄装置100は、建物内の人の有無だけでなく、建物内の人の就寝状態を検知して、その状態に応じて送風部6の送風量を調整するようにしたものである。本実施の形態に係る空気清浄装置100について、その制御ブロック構成を図9に、その建物における配置を図10に、その制御部10による制御動作のフローチャートを図11に示す。図9および図10に示すように、空気汚染度センサー8と人感センサー9とを備え、建物内の空気汚染度や人の有無を検知するとともに、寝具であるベッド17に就寝検知センサーである寝具感圧センサー16を設け、人が寝具上に位置する就寝状態にあるか否かを検知する。なお、寝具感圧センサー16は空気清浄装置本体100と離れた寝具17に位置しているので、検知した就寝情報は送信部18から空気清浄装置本体100の受信部19へ送信される。以下、図11に示したフローチャートに基づいて、本実施の形態に係る空気清浄装置100の制御部10による制御動作について説明する。
図11において、初期状態では空気清浄装置100は建物内に人のいない状態で停止状態である。最初に制御部10は人感センサー9からの情報により建物内に人がいるか否かを判断する(ステップ101)。建物内に人を検知できなければ、空気汚染度センサー8で検知した空気汚染度と送風部6の送風量切り替え閾値とを比較し(ステップ102)、検知した空気汚染度が閾値よりも大きい場合には送風部6を送風量小で駆動し(ステップ103)、検知した空気汚染度が閾値以下の場合には送風部6の送風を停止して(ステップ104)、ステップ101へ戻る。
ステップ101で建物内に人が検知された場合は、建物内に人がいない状態からいる状態に移行したものであり、タイマー11のカウンタをクリアして初期化し(ステップ105)、送風部6の送風量を大きくする(ステップ106)。次いで、再び人感センサー9からの情報に基づき、建物内に人がいるか否かの判断を行い(ステップ107)、人が検知されなかった場合にはステップ101へ戻る。ステップ107で建物内に人が検知された場合には、タイマー11をカウントアップし(ステップ108)、そのタイマー11のカウンタ値と所定値T1とを比較する(ステップ109)。タイマー11のカウンタ値が所定値T1未満であれば、建物内に人が検知されてから所定時間(T1)が経過していないので、ステップ107へ戻って、大きな送風量を維持する。
ステップ109でタイマー11のカウンタ値が所定値T1以上となった場合は、建物内に人が検知されてから送風部6を大きな送風量で駆動する所定時間(T1)が終了したものであり、空気汚染度センサー8で検知した検出値と送風量切り替え閾値とを比較し(ステップ110)、検出値が閾値を上回る場合には寝具感圧センサー16の送信部18から送信されてきた情報に基づき就寝状態を判断する(ステップ111)。その結果、就寝状態を検知しなかった場合には送風量を大とする(ステップ112)。一方、ステップ110で空気汚染度センサー8により検知した検出値が送風量切り替え閾値以下であった場合や、ステップ111で就寝状態と判断した場合には、送風部6を送風量小で駆動する(ステップ113)。ステップ112またはステップ113の後、人感センサー8でからの情報に基づき建物内の人の有無を判断し(ステップ114)、人が検知された場合にはステップ110に戻って空気汚染度や就寝状態に基づく送風量の制御を継続し、人が検知されなかった場合にはステップ101へ戻る。
なお、本実施の形態に係る空気清浄装置100は、建物内に人が検知されない状態から建物内に人を検知すると、就寝状態に関わらず所定期間、大きな送風量で動作することとしたが、当該所定期間においても就寝状態を検知し、就寝状態にあれば送風量を抑制することとしてもよい。
以上のように、本実施の形態に係る空気清浄装置100によれば、就寝検知手段である寝具感圧センサー16を設け、建物内の人が就寝したことを検知した場合には送風部6の送風量を小さくするようにしたので、建物内の空気環境の維持を図りつつ、省エネおよび騒音の抑制を図り、使用者の睡眠を妨げない空気清浄装置を得ることができる。
実施の形態5.
実施の形態4に係る空気清浄装置100は、就寝検知手段である寝具感圧センサー16を設け、建物内の人が就寝したことを検知した場合には建物内の空気汚染度によらず、送風部6の送風量を小さくするようにしたものであるが、空気清浄装置100の送風部6の送風量を切り替える建物内の空気汚染度に対する閾値を、就寝状態に応じて調整し、就寝状態にある場合は送風量を小さくする空気汚染度の範囲を広くしてもよい。図12に、実施の形態5に係る空気清浄装置の制御動作における就寝状態と送風量を切り替える閾値との関係を示す。
図12に示すように、送風部6の送風量を小から大に切り替える空気汚染度の閾値を、就寝中は非就寝中の閾値DLよりも高い閾値DHにしている。その結果、就寝中は、空気汚染度がDHより高い場合は大きい送風量で空気の清浄化を進めるとともに、ある程度空気の清浄化の進んだ空気汚染度がDL〜DHの範囲では送風量を小さくして、消費電力を抑制するとともに騒音を抑え、使用者の睡眠を妨げない空気清浄装置を得ることができる。
実施の形態6.
実施の形態6に係る空気清浄装置100は、特定の電気機器負荷20の動作状態に応じて送風部6の送風量を調整するようにして、建物内の空気汚染度の上昇を抑制するようにしたものである。本実施の形態に係る空気清浄装置100について、その制御ブロック構成を図13に、建物における配置を図14に、制御部10における制御動作のフローチャートを図15に、示す。また、図16において、(a)には人感センサー9による人検知状態、(b)には空気汚染度センサー8の検知した塵埃濃度等の空気汚染度、(c)には特定電気負荷であるエアコン20aの動作状態、(d)には特定電気負荷であるIHクッキングヒータ20bの動作状態、(e)には特定電気負荷である掃除機20cの動作状態、(f)には送風部6の動作(送風量)状態、のタイムチャートが示されている。本実施の形態において、エアコン20a、IHクッキングヒータ20b、掃除機20cが、空気清浄装置100の制御動作に影響を与える特定の電気機器負荷20である。エアコン20aやIHクッキングヒータ20b、掃除機20cの動作情報は、それぞれの電気機器負荷に設けられた送信部(18a〜18c)から空気清浄装置本体100bに設けられた受信部19に送信され、制御部10はそれらの受信した電気機器負荷の動作情報も利用して、制御動作を行う。特定の電気機器負荷、例えば掃除機20cを使用すると塵埃が舞い上がったり、IHクッキングヒータ20bを使用すれば油煙が発生したりと、建物内の空気環境を悪化させる場合がある。そこで特定の電気機器負荷20が動作中である場合における空気清浄装置の動作を、空気汚染度センサー8で検知した空気汚染度に基づく動作レベル以上のレベルで動作させる。具体的には、空気清浄装置の送風部6の送風量を、大きくする。なお、特定の電気機器負荷20はエアコン20a、IHクッキングヒータ20b、掃除機20cに限られるものではない。以下、図15〜図16に基づいて本実施の形態に係る空気清浄装置100の制御動作について説明する。
図15において、初期状態では空気清浄装置100は建物内に人がいない状態である。まず、空気汚染度センサー8で検知した検出値と送風量切り替え閾値とを比較し(ステップ201)、検出値が閾値を上回る場合には送風部6の送風量を大とし(ステップ202)、検出値が閾値以下である場合には送風部6の送風量を小とする(ステップ203)。次に、人感センサー9で検知した情報から建物内の人の有無を判断し(ステップ204)、建物内に人が検知されなかった場合には、受信部19で受信した特定の電気機器負荷の動作状態を判断する(ステップ205)。その結果、特定の電気機器負荷が動作中の場合には送風部6の送風量を大とし(ステップ206)、動作中でない場合には送風部6の送風量を変更することなく、ステップ201へ戻る。
ステップ204において建物内に人が検知された場合は、建物内に人がいない状態から人がいる状態に移行したもので、建物内の空気汚染度の上昇に備えて空気汚染度センサー8で空気汚染度の上昇を検知する前から送風部6の送風量を大とし(ステップ207)、タイマー11のカウンタをクリアして初期化する(ステップ208)。次いで、再び人感センサー9からの情報から建物内に人がいるか否かを判断し(ステップ209)、人が検知されなければステップ201へ戻り、人が継続して検知された場合はタイマー11をカウントアップして(ステップ210)、そのカウンタ値が所定値T1以上になったか判断する(ステップ211)。その結果、タイマー11のカウンタ値が所定値T1に満たない場合はステップ209へ戻り、建物内に人を検知してから所定時間T1、送風部6を送風量大で駆動して空気清浄装置を高いレベルで動作させる。なお、この所定期間T1中にステップ209において建物内に人が検知されなくなると、ステップ201へ戻る。
ステップ211でタイマー11のカウンタ値が所定値T1以上となると、建物内に人が検知されてから一定期間(T1)、送風部6が送風量が大きい状態で駆動されているので、建物内に人が入ったことによる空気汚染度の変化状態は空気汚染度センサー8で検知される検出値に反映された状態となる。そこで、空気汚染度センサー8で検知した検出値と送風量切り替え閾値とを比較し(ステップ212)、検出値が閾値以下であった場合には特定の電気機器負荷の動作状態を判断する(ステップ213)。その結果、特定の電気機器負荷が動作状態になかった場合には、送風部6の送風量を小とする(ステップ214)。ステップ212で空気汚染度センサー8により検知した検出値が送風量切り替え閾値を上回った場合や、ステップ213で特定の電気機器負荷が動作中であった場合には、送風部6の送風量を大とする(ステップ215)。ステップ214あるいはステップ215の後、人感センサー9からの情報により建物内に人がいるか否かを判断し(ステップ216)、建物内に人を検知した場合にはステップ212へ戻って建物内に人がいる状態での空気汚染度や特定の電気機器負荷20の動作状態の監視を継続し、建物内に人を検知しなければステップ201へ戻って建物内に人がいない状態での建物内の空気汚染度や人の有無、特定の電気機器負荷の動作状態の監視を継続する。
次に、図16における送風量の変化について説明する。B1では、人感センサー9により建物内で人が新たに検知され、送風部6の送風量が大きくなる。B2では、掃除機20cが起動されているが、送風部6の送風量は既に大きい。B3は、人感センサー9で人を検知してから所定時間(T1)経過時であるが、特定電気機器負荷である掃除機20cが動作中であり、送風量が大きい状態を継続する。B4では、空気汚染度センサー8で検知した空気汚染度が送風量切り替え閾値を超えたが、送風量は既に大きい状態である。B5では、特定の電気機器負荷である掃除機20cを停止するが、空気汚染度センサー8で検知した空気汚染度が送風量切り替え閾値を上回っているので送風量が大きい状態を維持する。B6では、空気汚染度センサー8で検知した空気汚染度が送風量切り替え閾値を下回るので送風量を小さくする。B7では、特定の電気機器負荷であるエアコン20aが動作状態になり、送風量が大きくなる。B8では、特定の電気機器負荷であるエアコン20aが停止し、送風量が小さくなる。B9では、人感センサー9により人が検知され、送風量が大きくなる。B10では、特定の電気機器負荷であるIHクッキングヒータ20bが動作状態になるが、送風量は既に大きい。B11では、人感センサー9で人を検知してから所定時間(T1)経過時であるが、IHクッキングヒータ20bが動作中であり、空気汚染度センサー8で検知した空気汚染度も送風量切り替え閾値を上回っているので、送風量が大きい状態を継続する。B12では、特定の電気機器負荷であるIHクッキングヒータ20bが停止するが、空気汚染度センサー8で検知した空気汚染度も送風量切り替え閾値を上回っているので、送風量が大きい状態を継続する。B13では、空気汚染度センサー8で検知した空気汚染度も送風量切り替え閾値を下回るので、送風量を小さくする。
なお、上記実施の形態に係る空気清浄装置においては、送風部6の送風量は大・小の2段階にしか切り替えられないが、送風量を3段階以上に切り替え可能としてもよい。この時、空気汚染度センサー8で検知された検出値に対する送風部6の送風量は、特定の電気機器負荷が動作している場合に、特定の電気機器負荷が動作していない場合の送風量以上とする。
以上のように、本実施の形態に係る空気清浄装置100によれば、特定の家電機器負荷20の動作状態に応じて、送風部6の送風量を調整するようにしたので、特定の電気機器負荷の動作による影響を抑えて建物内の空気環境を維持することができる。
なお、上記実施の形態に係る空気清浄装置においては、特定の電気機器負荷20が動作状態であれば空気清浄装置の送風量を大きくすることとしたが、特定の電気機器の動作開始後一定期間のみ、空気清浄装置の送風量を大きくすることとしてもよい。
また、上記実施の形態に係る空気清浄装置においては、特定の電気機器負荷20が動作状態であれば空気清浄装置の送風量を大きくすることとしたが、特定の電気機器の動作停止後一定期間も継続して空気清浄装置の送風量を大きくすることとしてもよい。
また、特定の電気機器負荷20が動作状態に応じて直接的に送風量を増減するのではなく、特定の電気機器負荷20が動作状態に応じて空気汚染度の送風量切り替えの閾値を調整することとしてもよい。例えば、特定の電気機器負荷20が動作している場合には動作していない場合と比較して、空気汚染度の送風量切り替えの閾値を小さくするように調整することにより、送風部6の送風量が大きくなる空気汚染度の範囲を広げるようにしてもよい。また、空気汚染度の送風量切り替えの閾値は、特定の電気機器負荷によって異なる値としてもよい。
1 吸い込み口、2 吹き出し口、4 ダクト、5 空気清浄部、5a フィルター、5b 除塵機、6 送風部、6a ファン、6b モーター、8 空気汚染度センサー、9 人感センサー、10 制御部、11 タイマー、13 空気調和器、16 就寝検知センサー、17 ベッド(寝具)、18 送信部、19 受信部、20 特定の電気機器負荷、20a エアコン、20b IHクッキングヒータ、20c 掃除機、100 空気清浄装置。

Claims (6)

  1. 建物内から空気を吸い込む吸い込み口と、
    前記建物内へ空気を吹き出す吹き出し口と、
    前記吸い込み口と前記吹き出し口とを接続するダクトと、
    前記ダクトに設けられた送風部と、
    前記ダクトに設けられた空気清浄部と、
    前記建物内の人の有無を検知する人検知部と、
    前記建物内の空気の汚染度を検知する空気汚染度検知部と、
    装置全体を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記空気汚染度検知部が検知した空気汚染度に応じて前記送風部の送風量を制御し、前記送風部の送風量が小さい状態において前記人検知部により人が検知されない状態から人が検知される状態に移行すると前記送風部の送風量を増加させる
    ことを特徴とする空気清浄装置。
  2. 前記制御部は、前記人検知部により人が検知されない状態から人が検知される状態に移行すると前記送風部の送風量を増加させるように制御するとともに、その所定時間経過後に前記空気汚染度検知部が検知した空気汚染度に基づいて送風量を制御する
    ことを特徴とする 請求項1に記載の空気清浄装置。
  3. 前記建物内の特定の電気機器の動作状態を検知する電気機器状態検知手段を備え、
    前記制御部は前記電気機器状態検知手段により検知した特定の電気機器の動作状態により前記送風部の送風量を制御する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気清浄装置。
  4. 前記制御部が前記電気機器状態検知手段により特定の電気機器の動作状態が運転状態から停止状態に移行したことを検知した際に、前記送風部の送風量を所定時間だけ保持する
    ことを特徴とする 請求項3に記載の空気清浄装置。
  5. 前記建物内の人の就寝状態を検知する就寝検知手段を備え、
    前記制御部は前記就寝検知手段による検知情報に基づき前記送風部の送風量を制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の空気清浄装置。
  6. 前記制御部は前記送風部の送風量が所定量以上である状態において前記人検知部により前記建物内に人が検知される状態から前記建物内に人が検知されない状態に移行すると前記送風部の送風量を減らすように制御する
    ことを特徴とする 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の空気清浄装置。
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