JP2017020475A - エンジンの遮音構造 - Google Patents

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JP2017020475A
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成也 尾形
Shigeya Ogata
成也 尾形
英樹 長田
Hideki Osada
英樹 長田
松本 裕
Yutaka Matsumoto
裕 松本
亮典 都田
Ryosuke Tsuda
亮典 都田
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Abstract

【課題】遮音性能を効果的に向上させつつ、保水した吸音材の密着により引き起こされるエンジン部品類の腐食を効果的に防止する。
【解決手段】フライホイールケース40の上側外壁と離間して対向配置された板状のカバー部材11と、カバー部材11の下面にフライホイールケース40の上側外周面からクリアランスを隔てて取り付けられた吸音材12と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンの遮音構造に関し、特に、遮音カバーに吸音材を取り付けたエンジンの遮音構造に関する。
従来、この種の遮音構造として、エンジンケースの表面に亘って一体の遮音カバーを吸音材を介して取り付けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
実開平02−072331号公報
ところで、特許文献1記載の遮音構造では、遮音カバーの裏面に貼り付けた吸音材がエンジンケースの表面に密着して取り付けられている。このため、例えば、吸音材に水が掛かり保水すると、吸音材に密着するエンジンケースや部品類を腐食させる可能性がある。
開示の遮音構造は、吸音材の密着により引き起こされるエンジンケースや部品類の腐食を効果的に防止することを目的とする。
開示の遮音構造は、エンジンの上側外壁と離間して対向配置された板状のカバー部材と、前記カバー部材の下面に前記上側外壁からクリアランスを隔てて取り付けられた吸音材と、を備えるものである。
また、前記カバー部材の少なくとも一部の縁部を前記上側外壁に向けて折り曲げてもよい。
また、前記カバー部材が前記エンジンのフライホイールケースの上側外周面に対向して設けられてもよい。
また、前記カバー部材の前端部が、前記エンジンの後部に設けられたフライホイールケースの上側外周面に第1のステイを介して固定され、前記遮音プレートの後端部が、前記フライホイールケースよりも後方に配置された変速機ケースに第2のステイを介して固定されてもよい。
開示の遮音構造によれば、吸音材の密着により引き起こされるエンジンケースや部品類の腐食を効果的に防止することができる。
本発明の一実施形態に係るエンジンの遮音構造を示す模式的な組み立て分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係るエンジンの遮音構造を示す模式的な斜視図である。 本発明の一実施形態に係る遮音カバー及び吸音材を斜め下方から視た模式的な斜視図である。 他の実施形態に係る遮音カバーの一例を示す模式的な斜視図である。
以下、添付図面に基づいて、本発明の一実施形態に係るエンジンの遮音構造を説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1,2に示すように、本実施形態の遮音構造10は、エンジンEのフライホイールケース40上方に配置される遮音カバー11と、遮音カバー11の下面に張り付けられた吸音材12(図3にのみ示す)と、フライホイールケース40に固定されて遮音カバー11の前端側を保持する第1ステイ13と、変速機ケース42に固定されて遮音カバー11の後端側を保持する第2ステイ15とを備えている。なお、図中の符号41は、フライホイールケース40と変速機ケース42との間に介設されたクラッチケースを示している。本実施形態の遮音構造10は、好ましくは、エンジンEの上方に図示しないキャブ(運転室)が配置されたキャブオーバ型車両に適用される。
遮音カバー11は、例えば、プレート状鋼材の隅部を切り欠くと共に、切り欠き部11Fに隣接する両縁片部を下方に折り曲げて形成されている。より詳しくは、遮音カバー11は、フライホイールケース40の上側外周面と離間して対向する板本体部11Aと、板本体部11Aの左辺からフライホイールケース40に向けて下方に折り曲げられた左側板部11Bと、左側板部11Bの下縁から左方に略水平に突出する左取付座11Cと、板本体部11Aの後辺からフライホイールケース40に向けて下方に折り曲げられた後側板部11Dと、後側板部11Dの下縁から後方に略水平に突出する後取付座11Eとを備えて構成されている。
板本体部11Aには、第1ステイ13に固定されたボルト31A〜Cを挿通するための複数個(本実施形態では3個)の貫通穴32A〜Cが設けられている。左取付座11Cには、第1ステイ13に固定されたボルト33Aを挿通するための貫通穴33Bが設けられている。後取付座11Eには、第2ステイ15に固定されたボルト34A〜Dを挿通するための複数個(本実施形態では4個)の貫通穴35A〜Dが設けられている。
吸音材12(図3参照)は、フライホイールケース40の上側外周面に臨む遮音カバー11の板本体部11A、左側板部11B及び、後側板部11Dの略全面に張り付けられている。このように、フライホイールケース40の上方を覆う遮音カバー11の下面全体に吸音材12を張り付けたことで、エンジンEや補器類等の音源から発せられる騒音を吸音材12で吸収しつつ、吸音材12を透過した騒音を板本体部11A、左側板部11B及び、後側板部11Dによって効果的に反射させるようになっている。
第1ステイ13は、例えば、プレート状鋼材の縁部を略U字状に複数個所で切り欠くと共に、その縁片を略直角に屈曲させて形成されている。より詳しくは、第1ステイ13は、その上下方向の長さ(高さ)を吸音材12の厚みよりも長く形成された第1取付座13Aと、第1取付座13Aの左下縁から前方に略水平に突出する第2取付座13Bと、第1取付座13Aの右下縁から前方に略水平に突出する第3取付座13Cと、第1取付座13Aの左上縁から前方に略水平に突出する第1固定座13Dと、第1取付座13Aの右上縁から前方に略水平に突出する第2固定座13Eと、第1取付座13Aの長手方向略中心の上縁から前方に略水平に突出する第3固定座13Fと、第1取付座13Aの第3固定座13Fよりも左側に位置する上縁から後方に略水平に突出する第4固定座13Gとを備えて構成されている。
第1取付座13Aは、貫通穴14Aに挿通されるボルト50によってクラッチケース41の縦壁後側面に固定される。第2取付座13Bは、貫通穴14Bに挿通されるボルト51によってフライホイールケース40の左側部に固定される。第3取付座13Cは、円筒部14Cに挿通されるボルト52によってフライホイールケース40の右上部に固定される。
第1固定座13Dには、上方に突出するボルト33Aが固定されており、遮音カバー11の左取付座11Cがボルトナット33A,Bによって固定される。第2固定座13Eには、上方に突出するボルト31Cが固定されており、遮音カバー11の板本体部11Aの右端部がボルトナット31C,Fによって固定される。第3固定座13Fには、上方に突出するボルト31Bが固定されており、遮音カバー11の板本体部11Aの中央部がボルトナット31B,Eによって固定される。第4固定座13Gには、上方に突出するボルト31Aが固定されており、遮音カバー11の板本体部11Aの左端部がボルトナット31A,Dによって固定される。
第2ステイ15は、例えば、プレート状鋼材を二か所で略直角に折り曲げて形成されている。より詳しくは、第2ステイ15は、中間板部15Aと、中間板部15Aの下縁から後方に略水平に突出する第4取付座15Bと、中間板部15Aの上縁から前方に略水平に突出する第5固定座15Cとを備えて構成されている。第4取付座15Bは、左右一対の貫通穴16B,17Bにそれぞれ挿通されるボルト60,61によって、変速機ケース42のボス部43,44に固定される。第5固定座15Cには、4本のボルト34A〜Dが上方に突出して設けられており、遮音カバー11の後取付座11Eがボルトナットで取り付けられる。
このように、フライホイールケース40に固定された第1ステイ13で遮音カバー11の前端側を強固に保持すると共に、変速機ケース42に固定された第2ステイ15で遮音カバー11の後端側を強固に保持することで、遮音カバー11の取り付け強度が効果的に向上されるようになっている。また、第1ステイ13(第1取付座13A)の高さを吸音材12の厚みよりも長くすることで、フライホイールケース40の上面と吸音材12の下面との間の全域に亘って所定のクリアランスが確保されようになっている。
以上詳述したように、本実施形態の遮音構造10によれば、遮音カバー11の板本体部11A、左側板部11B及び、後側板部11Dに吸音材12を張り付けたことで、フライホイールケース40の上方が吸音材12及び遮音カバー11によって覆われるように構成されている。これにより、エンジンEや補器類等の音源から発せられる騒音は吸音材12で吸収されつつ、吸音材12を透過した騒音は遮音カバー11によって反射されるようになり、遮音性能を効果的に向上することができる。
また、本実施形態の遮音構造10によれば、遮音カバー11をフライホイールケース40に固定する第1ステイ13が吸音材12の厚みよりも高く形成され、フライホイールケース40と吸音材12との間の全域に亘ってクリアランスが確実に確保されるように構成されている。したがって、保水した吸音材12が密着することで引き起こされるフライホイールケース40や部品類の腐食を効果的に防止することができる。
また、本実施形態の遮音構造10によれば、フライホイールケース40から変速機ケース42に架け渡される遮音カバー11には、切り欠き部11Fが設けられている。このように、遮音カバー11に切り欠き部11を設けたことで、互いに連結されたフライホイールケース40、クラッチケース41及び、変速機ケース42の三部品間に捩れ等が発生した場合において、これらの影響を効果的に吸収することができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
例えば、遮音カバー11には、左側板部11Bと後側板部11Dとの間に切欠き部11Fが設けられるものとして説明したが、図4に示すように、プレス加工等によって左側板部11Bと後側板部11Dとを結合するように構成してもよい。このように、左側板部11Bと後側板部11Dとを結合させれば、遮音カバー11の剛性をさらに高めることができる。
また、遮音構造10を配置する位置は、フライホイールケース40の上方に限定されず、エンジンEの他の部分に設けられてもよい。また、第2ステイ15を固定する位置は、変速機ケース42に限定されず、クラッチケース41等の他の部分であってもよい。また、車両はキャブオーバ型車両に限定されず、乗用車等の他の車両にも広く適用することが可能である。
10 遮音構造
11 遮音カバー
11A 板本体部
11B 左側板部
11D 後側板部
12 吸音材
13 第1ステイ
13A 第1取付座
13B 第2取付座
13C 第3取付座
13D 第1固定座
13E 第2固定座
13F 第3固定座
13G 第4固定座
15 第2ステイ
15A 中間板部
15B 第4取付座
15C 第5固定座
40 フライホイールケース
41 クラッチケース
42 変速機ケース

Claims (4)

  1. エンジンの上側外壁と離間して対向配置された板状のカバー部材と、
    前記カバー部材の下面に前記上側外壁からクリアランスを隔てて取り付けられた吸音材と、を備える
    エンジンの遮音構造。
  2. 前記カバー部材の少なくとも一部の縁部を前記上側外壁に向けて折り曲げた
    請求項1に記載のエンジンの遮音構造。
  3. 前記カバー部材が前記エンジンのフライホイールケースの上側外周面に対向して設けられた
    請求項1又は2に記載のエンジンの遮音構造。
  4. 前記カバー部材の前端部が、前記エンジンの後部に設けられたフライホイールケースの上側外周面に第1のステイを介して固定され、
    前記カバー部材の後端部が、前記フライホイールケースよりも後方に配置された変速機ケースに第2のステイを介して固定される
    請求項1から3の何れか一項に記載のエンジンの遮音構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021120585A (ja) * 2020-01-30 2021-08-19 トヨタ自動車株式会社 車両用動力伝達装置の防音構造

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