JP2017019113A - 化粧シート及び化粧板 - Google Patents

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Abstract

【課題】床材として要求される耐擦傷性と耐摺動性を両立し、更に化粧材としての優れた清掃性を有する化粧シート及び化粧板を提供する。【解決手段】化粧シート10は、樹脂製の基材シート1の一方の面側に絵柄模様層2、透明接着層3、透明熱可塑性樹脂層4、表面保護層7がこの順で形成される。表面保護層7の少なくとも最外面に位置する最外層に、撥液剤及び樹脂製の球形フィラーを含有し、上記最外層の樹脂成分100質量部に対し、上記樹脂製の球形フィラーを3質量部以上15質量部以下含有した。【選択図】図1

Description

本発明は、樹脂製の化粧シート及び化粧板に関する。特に木質系など基材に貼り合わせて床材や、その周辺に用いることのできる化粧シート及びその化粧板に関する技術である。
化粧シートは住宅建築が産業として発展する過程で開発され、発展をしてきた。特に集合住宅であるアパートやマンション、個人住宅ではプレハブ建築がその牽引役を果たしてきたといえる。
古来、住宅は木材や石材など地域の特性による材料を用い、また固有の文化に根ざした様式が人々の住まいであったが、住宅産業の発展とともに工業化が進み天然素材から人工素材への転換が行われてきた。あるいは近年では、高級な木材や石材を多用することが、森林破壊や環境問題に繋がる恐れがあることも、化粧シートの需要を拡大させる一要因となっている。
例えば近年では合板やMDF(中質繊維版)あるいはパーティクルボード等の木質基材の表面に化粧シートを貼り合わせた、所謂シートフローリング材が床材として広く用いられるようになっている(特許文献1参照)。
床用の化粧シートは、住宅、店舗、事務所、体育館などの木質系床材である基材の表面に化粧シートを貼り合わせて用いられるが、その中でも上り框や階段踏板などの部材に用いられる場合には、通常必要とされる耐擦傷性の他、曲面や直角部分に追従するよう曲げ加工性も求められる。
またアパートやマンション、個人住宅の室内内装工事完了後には、管理会社や美装業者による室内清掃がある。床面に散り積もった石膏ボードやパテ等接着剤の屑、埃等を水や洗剤を用いて拭き取り清掃を行う。
シートフローリング床材の拭き取り清掃を行う際、水拭き後の乾拭き性が重かったり、拭き取り時にムラになり易い場合は、清掃に手間が掛かるといった問題が発生する場合がある。
特許第5045180号公報
本発明は、上記のような点に鑑みてなされたものであり、床材として要求される耐擦傷性と耐摺動性が両立し、更に化粧材としての優れた清掃性を有する化粧シート及び化粧板を提供することを目的としている。
課題を解決するために、本発明の一態様である化粧シートは、樹脂製の基材シートの一方の面側に絵柄模様層、透明接着層、透明熱可塑性樹脂層、表面保護層がこの順で形成され、上記表面保護層の少なくとも最外面に位置する最外層に、撥液剤及び樹脂製の球形フィラーを含有し、上記最外層の樹脂成分100質量部に対し、上記樹脂製の球形フィラーを3質量部以上15質量部以下含有したことを特徴とする。
本発明の態様によれば、床材として要求される耐擦傷性と耐摺動性が両立し、更に化粧材としての優れた清掃性を有する化粧シート及び化粧板を提供することが可能となる。
本発明に基づく実施形態に係る化粧シートの断面模式図を説明する図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明を行う。
本実施形態では、床用の化粧シート及び化粧板を例に挙げて説明するが、他の部位に使用する化粧シート及び化粧板であっても良い。
ここで、図面は模式的なものであり、厚さと平面寸法との関係、各層の厚さの比率等は現実のものとは異なる。また、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための構成を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、及び構造等が下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
本実施形態の化粧シート10は、図1に示すように、樹脂製の基材シート1の上に、絵柄模様層2、透明接着層3、透明熱可塑性樹脂層4、表面保護層7をこの順に積層して形成されている。本実施形態は、表面保護層7が、第1表面保護層5及び第2表面保護層6の2層からなる場合の例である。
また基材シート1における、絵柄模様層2とは反対側の面(裏面)には、樹脂層からなる裏面樹脂コート層8が設けられている。
[化粧板]
また化粧板20は、図1に示すように、上記化粧シート10を基材11に貼り合わせることで構成される。
[基材11]
基材11としては、南洋材合板、パーティクルボード、中密度繊維板(以後MDF)、日本農林規格に規定される普通合板が使用可能である。また、木紛添加オレフィン系樹脂からなる基材も使用可能である。基材11の厚さは3〜25mm程度が好適である。基材11は、アルミなどの金属板、金属製の複合版であっても良い。
[基材シート1]
樹脂製の基材シート1は、例えば着色した熱可塑性樹脂からなる。熱可塑性樹脂としては、例えば塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂、またポリオレフィン系のポリプロピレン樹脂あるいはポリエチレン樹脂、などを用いることができる。なかでも環境適合性や加工性、価格の点でポリオレフィン系樹脂を好ましく用いることができる。樹脂のグレードや組成は、そのほかにシーティングの容易さや印刷適性、曲げ加工に対する適性を考慮して選択することができる。
基材シート1を着色する場合には、化粧シート10を貼り合せる基材を隠蔽し、また絵柄模様層2の下地色として色相を適宜、選択することができる。例えば熱可塑性樹脂のシーティングに際して、顔料などの着色剤を混合、練りこむなどしておくことで着色ができる。あるいは絵柄模様層2を設ける前にベタインキ層として、コーティングあるいは印刷の手法を用いて絵柄模様層2の下に着色層を設けることもできる。
[絵柄模様層2]
絵柄模様層2は、既知の印刷手法を用いて設けることが出来る。基材シート1が巻取りの状態で用意できる場合には、ロールツーロールの印刷装置で絵柄模様層2の形成のための印刷を行うことができる。印刷手法は特に限定するものではないが、生産性や絵柄の品位を考慮すれば、例えばグラビア印刷法を用いることができる。
絵柄模様は、床材としての意匠性を考慮して任意の絵柄模様を採用すればよく、木質系の絵柄であれば各種木目が好んで用いられることが多く、木目以外にもコルクを絵柄模様とすることもできる。例えば大理石などの石材の床をイメージしたものであれば大理石の石目などの絵柄模様として用いられることもある。また天然材料の絵柄模様以外にそれらをモチーフとした人工的絵柄模様や幾何学模様などの人工的絵柄模様も用いることができる。
印刷インキについては、特に限定するものではないが、印刷方式に対応したインキを適宜選ぶことができる。とくに樹脂製の基材シート1に対する密着性や印刷適性また床材としての耐候性を考慮して選択することが好ましい。
また必要な場合には、絵柄模様層2と透明接着層3と、および透明接着層3と透明熱可塑性樹脂層4との接着性向上を目的として、絵柄模様層2の上に接着層(不図示)を設けても良い。この接着層(不図示)に用いる樹脂は特に限定するものではないが、例えば2液硬化型ウレタン樹脂などを用いることができ、例えばコーティング装置やグラビア印刷装置などを用いて設けることができる。
[透明接着層3]
透明接着層3は、基材シート1および絵柄模様層2と透明熱可塑性樹脂層4の接着を強固にする目的で設けられる。この接着が強固であることによって、化粧シート10に対し、曲面や直角面に追随する曲げ加工性を付与することができる。
[透明熱可塑性樹脂層4]
透明熱可塑性樹脂層4は、例えば塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂、またポリオレフィン系のポリプロピレン樹脂あるいはポリエチレン樹脂、などを用いることができる。なかでも環境適合性や加工性、価格の点でポリオレフィン系樹脂を好ましく用いることができる。
樹脂のグレードや組成は、そのほかにシーティングの容易さや印刷適性、曲げ加工に対する適性を考慮して選択することができる。特に曲げ加工性においては曲げ部の白化や割れが発生しないことを考慮して選択することが重要である。
透明接着層3と透明熱可塑性樹脂層4の形成は、例えば共押し出しで両者を同時に押し出して形成することができる。
透明熱可塑性樹脂層4によって、化粧シート10は意匠的に厚みや深みが出る効果を有するほか、化粧シート10の耐候性、耐磨耗性能を向上させることができる。
[表面保護層7]
透明熱可塑性樹脂層4の上には表面保護層7を設ける。表面保護層7は単層でも良く、また複数の層を重ねて表面保護層7としても良い。本実施形態の化粧シート10では、図1で示すように、表面保護層7として、第1表面保護層5、および第2表面保護層6の2層が設けられている。表面保護層7が一層から構成されていても良い。この場合には、第2表面保護層6が表面保護層7となる。
第1表面保護層5および第2表面保護層6からなる表面保護層7を設けるには、それぞれの層を、硬化型樹脂の種類に応じて、既知のコーティング装置および熱乾燥装置および紫外線照射装置を用いて塗布および塗膜の硬化を行うことができる。
表面保護層7は、曲げ加工性、耐擦傷性や清掃性に関してその優劣を左右する重要な役割をもつ。表面保護層7は、硬化型樹脂を主成分とする。すなわち樹脂成分が実質的に硬化型樹脂から構成されることが好ましい。実質的とは、例えば樹脂全体を100質量部とした場合に80質量部以上を指す。表面保護層7には、必要に応じて、耐侯剤、可塑剤、安定剤、充填剤、分散剤、染料、顔料等の着色剤、溶剤等を含んでもよい。
表面保護層7の表面に、所与の意匠性を付与するために凹凸が形成されていてもよい。通常はエンボス加工によって凹凸模様を形成する。エンボス加工方法は特に限定されない。エンボス加工には、公知の枚葉式又は輪転式のエンボス機が用いられる。凹凸形状としては、例えば、木目板導管溝、石板表面凹凸(花崗岩劈開面等)、布表面テクスチャア、梨地、砂目、ヘアライン、万線条溝等がある。
[第2表面保護層6]
第2表面保護層6は、表面保護層7の最外面に位置する最外層である。この第2表面保護層6は、電離放射線硬化型樹脂を含有する。また、第2表面保護層6には、撥液剤及び樹脂製の球形フィラーが添加されている。なお、本実施形態では、電離放射線硬化型樹脂として適宜、紫外線硬化型樹脂を代表して記載している。
第2表面保護層6は、更に熱硬化型樹脂を含んでいても良い。但しこの場合であっても、硬化型樹脂の含有割合として、電離放射線硬化型樹脂が樹脂全体の50%以上とする。
ここで特に清掃性を考慮して選択することが重要である。われわれはこの点に関して鋭意検討を重ねてきた結果、次の知見を見出すことができた。
すなわち、表面保護層7のうちの最外層に当たる第2表面保護層6の主成分が、紫外線硬化型樹脂および熱硬化型樹脂の混合物とすることで、床に用いた場合の耐擦傷性を満足させると同時に曲げ加工においては表面保護層7の白化や割れが発生し難くなるとの知見を得た。
この知見からは、表面保護層7のうち、少なくとも最外層に当たる第2表面保護層6は、紫外線硬化型樹脂および熱硬化型樹脂の混合物から構成すると良い。勿論その混合物に適宜他の添加物を付与しても良い。特に電離放射線硬化型樹脂と熱硬化型樹脂との混合比が、質量比で、7:3〜9:1の範囲となるように設定、すなわち、混合物のうち、紫外線硬化型樹脂が70〜90%質量となっており、熱硬化型樹脂が10〜30%質量となっていると良い。上記の主成分とは、例えば紫外線硬化型樹脂および熱硬化型樹脂の混合物の量が全量の70%以上を指す。
このように、表面保護層7のうちの最外層に当たる第2表面保護層6の主成分が、紫外線硬化型樹脂および熱硬化型樹脂の混合物とすることで、床に用いた場合の耐擦傷性を満足させると同時に曲げ加工においては表面保護層7の白化や割れが発生し難くなる。
[電離放射線硬化型樹脂]
ここで電離放射線硬化型樹脂としては特に限定されず、紫外線、電子線等の電離放射線の照射により重合架橋反応可能なラジカル重合性二重結合を分子中に含むプレポリマー(オリゴマーを含む)及び/又はモノマーを主成分とする透明性樹脂が使用できる。これらのプレポリマー又はモノマーは、単体又は複数を混合して使用できる。硬化反応は、通常、架橋硬化反応である。
具体的には、前記プレポリマー又はモノマーとしては、分子中に(メタ)アクリロイル基、(メタ)アクリロイルオキシ基等のラジカル重合性不飽和基、エポキシ基等のカチオン重合性官能基等を有する化合物が挙げられる。また、ポリエンとポリチオールとの組み合わせによるポリエン/チオール系のプレポリマーも好ましい。ここで、(メタ)アクリロイル基とは、アクリロイル基又はメタクリロイル基の意味である。
ラジカル重合性不飽和基を有するプレポリマーとしては、例えば、ポリエステル(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート、メラミン(メタ)アクリレート、トリアジン(メタ)アクリレート、シリコーン(メタ)アクリレート等が挙げられる。これらの分子量としては、通常250〜100000程度が好ましい。
ラジカル重合性不飽和基を有するモノマーとしては、例えば、単官能モノマーとして、メチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート等が挙げられる。また、多官能モノマーとしては、例えば、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンエチレンオキサイドトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
カチオン重合性官能基を有するプレポリマーとしては、例えば、ビスフェノール型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ化合物等のエポキシ系樹脂、脂肪酸系ビニルエーテル、芳香族系ビニルエーテル等のビニルエーテル系樹脂のプレポリマーが挙げられる。また、チオールとしては、例えば、トリメチロールプロパントリチオグリコレート、ペンタエリスリトールテトラチオグリコレート等のポリチオールが挙げられる。ポリエンとしては、例えば、ジオール及びジイソシアネートによるポリウレタンの両端にアリルアルコールを付加したものが挙げられる。
電離放射線硬化型樹脂を硬化させるために用いる電離放射線としては、電離放射線硬化型樹脂(組成物)中の分子を硬化反応させ得るエネルギーを有する電磁波又は荷電粒子が用いられる。通常は紫外線又は電子線を用いればよいが、可視光線、X線、イオン線等を用いてもよい。
紫外線源としては、例えば、超高圧水銀灯、高圧水銀灯、低圧水銀灯、カーボンアーク灯、ブラックライト、メタルハライドランプ等の光源が使用できる。紫外線の波長としては、通常190〜380nmが好ましい。
電子線源としては、例えば、コッククロフトワルトン型、バンデグラフト型、共振変圧器型、絶縁コア変圧器型、又は直線型、ダイナミトロン型、高周波型等の各種電子線加速器が使用できる。その中でも、特に100〜1000keV、好ましくは100〜300keVのエネルギーをもつ電子を照射できるものが好ましい。
2液硬化型ウレタン系樹脂としては特に限定されないが、中でも主剤としてOH基を有するポリオール成分(アクリルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール、エポキシポリオール等)と、硬化剤成分であるイソシアネート成分(トリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、メタキシレンジイソシアネート等)とを含むものが使用できる。
[撥液剤]
撥液剤は、少なくとも撥油性を有すると良い。撥液剤は、例えば、シリコーン系化合物もしくはフッ素系化合物の少なくとも一方の化合物から構成する。
この撥液剤は、第2表面保護層6を構成する樹脂成分100質量部に対し、0.1質量部以上30質量部以下含有することが好ましい。
フッ素系化合物としては、例えば四フッ化エチレン、四フッ化エチレン―エチレン共重合体、ポリビニリデンフルオライドなどが挙げられ、これら以外にも多くの誘導体を用いることができる。
シリコーン系化合物としては、例えば変性シリコーンを例示出来る。特にシリコーンを用いる場合は、周囲との密着性や相溶性の問題から変性シリコーンを用いることが好ましい。
変性シリコーンは、反応性変性シリコーンと非反応性シリコーンとに分類できる。熱反応性の変性シリコーンとしては、モノアミン変性シリコーン、ジアミン変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、カルビノール変性シリコーン、カルボキシ変性シリコーン、メルカプト変性シリコーン、シラノール変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、ジオール変性シリコーンが例示出来る。また、電離放射線反応性の変性シリコーンとしては、アクリル変性シリコーン、メタクリル変性シリコーンが例示できる。また、非反応性変性シリコーンであるポリエーテル変性シリコーン、アラルキル変性シリコーン、長鎖アルキル変性シリコーン、高級脂肪酸エステル変性シリコーンが例示出来る。
ここで、第2表面保護層6を構成する硬化型樹脂が電離放射線硬化型樹脂からなる場合には、変性シリコーンは、電離放射線反応性の変性シリコーンであることが好ましい。また第2表面保護層6を構成する硬化型樹脂が電離放射線硬化型樹脂及び熱硬化型樹脂の混合からなる場合には、上記変性シリコーンは、電離放射線反応性及び熱反応性の少なくとも一方からなる変性シリコーンであることが好ましい。
[球形フィラー]
樹脂製の球形フィラーは、例えばポリエチレン、ポリプロピレンなどの樹脂製とする。
球形フィラーの添加量は、第2表面保護層6を構成する樹脂成分100質量部に対し、3質量%以上15質量%以下の範囲となるように調整する。樹脂製の球形フィラーの大きさ(直径)は、例えば平均粒径を3μm以上8μm以下の範囲となっている。第1表面保護層についても上記の球形フィラーを添加しても良い。
3質量%以上15質量%以下の樹脂製の球形フィラーを含有することで、耐摺動性及び耐擦傷性ともに良好な床用化粧シートを提供可能となる。
ここで、球形フィラーの素材を樹脂製とすることで、ガラス製の球形フィラーに比べてフィラーが弾性を有することから、球形フィラーの素材を樹脂製とする方が、ガラス製の球形フィラーを含有する場合に比べて、耐摺動性及び耐擦傷性が向上する。ガラス製の球形フィラーの場合には、透明性は良好であるものの、粒径によっては、被接触物を必要以上に傷つけるおそれがあったり、耐擦傷性が劣化するおそれがあったりする。
また、樹脂製の球形フィラーとしてポリエチレンやポリプロピレンを使うことで、ガラス製の球形フィラーを使用した場合に近い透明性を担保可能となる。
また第2表面保護層6に、シリカその他のマット剤を添加し、その添加するマット剤及びその量の配合を調整することで、第2表面保護層6のJIS Z 8741に準拠する60度鏡面光沢の値が、化粧シート10の目的に応じた所望の光沢度となるように調整してもよい。例えば、所望の60度鏡面光沢として、5以上20未満の範囲、若しくは20以上35以下の範囲とする。
このように、第2表面保護層6のJIS Z 8741に準拠する60度鏡面光沢の値を、5以上35以下にすることにより、後述のように、清掃時における拭き取り後のムラが目立たくなる。
ここで、光沢度が高くなるほど、拭き取り性は向上するものの、意匠性がその分損なわれる。拭き取り性の向上と所要以上の意匠性の付与との兼ね合いから60度鏡面光沢の値を、5以上35以下としている。このとき、相対的に意匠性を重視する場合には、5〜20に調整し、相対的に拭き取り性の向上を重視する場合には、20〜35に調整すると良い。
[第1表面保護層5]
第1表面保護層5については、最外層である第2表面保護層6と同様の組成の樹脂を用いてもよく、別個に樹脂の種類や組成、比率を変えたものを用いても構わない。
化粧シート10の絵柄模様層2の側に関しては以上のとおりであるが、化粧シート10を木質基材に貼り合わせて化粧板20として使用あるいはさらに部材に加工するに当たっては、樹脂製の基材シート1の表裏両面のうち絵柄模様層2の反対側の面に、シリカ粉末を含む樹脂層である裏面樹脂コート層8を設けて、木質基材11との接着強度を向上させても良い。この貼り合わせに用いる接着剤は、例えばエチレン酢酸ビニル共重合体のエマルジョン型接着剤などを用いることができる。
以上のような材料構成の本実施形態の化粧シート10は、清掃性を有し、床材としての耐擦傷性、曲げ加工性を有し、特に床材用の化粧シート10として好適なものである。なお、本実施形態の化粧シート10は、床材への適用に限定されず、階段の踏み板などの床面周囲に使用される化粧材用の化粧シートとしても適用可能である。
本実施形態は、次のような効果を奏する。
(1)表面保護層7のうち、少なくとも最外面に位置する最外層である第2表面保護層6に、撥液剤及び樹脂製の球形フィラーが含有されている。
この構成によれば、表面保護層7のうち、少なくとも最外面に撥液剤を添加すること、拭き取り性が向上する。更に樹脂製の球形フィラーを添加することで、当該樹脂製の球形フィラーが撥液剤の脱落を抑えると共に、耐摺動性を向上させる。
また、樹脂製の球形フィラーの添加量が多い場合には、耐擦傷性に不利に働く。これを鑑みて、樹脂製の球形フィラーを3質量部以上15質量部以下含有に規定した。
これによって、本実施形態の化粧シートにおいては、耐摺動性及び耐擦傷性の両立を図ると共に、清掃性が持続しやすくなるという効果を奏する。
以下、本発明を実施例によってさらに具体的かつ詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例にのみ限定されるものではない。
<実施例1>
基材シートとして、ポリエチレンフィルム(リケンテクノス(株)製「FZ」)を使用した。その基材シートの一方の面に、絵柄模様層としてグラビアインキ(東洋インキ製造(株)製「ラミスター」)で木目印刷をグラビア印刷機により印刷して絵柄模様層を設けた。
また、基材シートの絵柄模様層とは逆の面に、シリカ粉末を含有する2液ウレタン系プライマー樹脂を乾燥後の厚みが1μmとなるようにグラビア塗工して樹脂層を形成した。
更に、絵柄模様層上に、ポリエステルポリオールを主剤としイソホロンジイソシアネートを硬化剤とする2液ウレタン樹脂系接着剤を、乾燥後の塗布量が2g/mになるように塗工した。
その後、透明接着層(マレイン酸変性ポリプロピレン樹脂)10μm、およびアイソタクチックペンタッド分率95%のポリプロピレン(プライムポリマー(株)製)を主成分とした透明熱可塑性樹脂層115μmとを、透明接着層が絵柄模様層側になるように共押出ラミネートした。
更に、第1表面保護層として、透明熱可塑性樹脂層の表面に、熱硬化型の多官能アクリルウレタン樹脂(DICグラフィックス(株)製)を乾燥後の厚み約9μmで塗工して、第1表面保護層を形成した。
次いで第2表面保護層として、第1表面保護層の上に、熱硬化型の多官能アクリルウレタン樹脂(DICグラフィックス(株)製)および紫外線硬化型の多官能ウレタンアクリレート樹脂(DICグラフィックス(株)製)を主成分とし、球形ポリエチレンフィラーと変性シリコーン(撥油成分)を含有する層を乾燥後の厚み約6μmで塗工して第2表面保護層を形成した。ここで、樹脂成分100質量部に対し、球形ポリエチレンフィラーの含有量を3質量部、変性シリコーンの含有量を5質量部に調整した。
続いて紫外線照射により紫外線硬化型樹脂を硬化させて、実施例1の床用化粧シートを得た。
<実施例2>
上記第2表面保護層に含有する球形ポリエチレンフィラーの量を10%に調整した以外は実施例1と同様の手順により作成して、実施例2の床用化粧シートを得た。
<実施例3>
上記第2表面保護層に含有する球形ポリエチレンフィラーの量を15%に調整した以外は実施例1と同様の手順により作成して、実施例3の床用化粧シートを得た。
<比較例1>
上記第2表面保護層に球形ポリエチレンフィラーを含有させない以外は実施例1と同様の手順により作成して、比較例1の床用化粧シートを得た。
<比較例2>
上記第2表面保護層に含有する球形ポリエチレンフィラーの量を20%に調整した以外は実施例1と同様の手順により作成して、比較例2の床用化粧シートを得た。
[性能評価]
実施例1、実施例2、実施例3、比較例1、比較例2の床用化粧シートを、厚み3mmのMDF(広葉樹)の表面に接着剤として2液水性エマルジョン接着剤(中央理化工業(株)製「リカボンド」(質量比BA−10L/BA−11B=100:2.5))をウェット状態で100g/mに塗工した後貼り合わせて、24時間養生し床用化粧板とした。これらの床用化粧板を以下の方法により評価した。
<ホフマンスクラッチ試験>
ホフマンスクラッチハードネステスター(BYK―Gardner社製)を用い、荷重を200gから2000gまで200gずつ変化させてスクラッチした。
評価方法としては、塗膜が剥がれる最小荷重が1400g以上の場合を「○」、1200g以下の場合を「×」とした。
<スチールウール試験>
ボンスター#0〜1を250g/cmの荷重で20往復させた。
評価方法として、表面に擦り傷がつかない場合を「○」、擦り傷がつく場合を「×」とした。
<スリッパ摺動試験>
塩化ビニル素材のスリッパに45g/cmの荷重を加えた状態で200000往復摺動運動させた。
評価方法として、外観状態に著しい変化のないものを合格「○」とし、表面に傷付きや5以上の艶変化のあるものを不合格「×」とした。
<マジック拭き取り試験>
市販の油性黒マジックで床用化粧材表面に線を書き、ベンコットにて乾拭きを実施した。
評価方法として、拭き取り後にマジックが拭き取れたものを「○」、拭き取れずにマジックが残っているものを「×」とした。
評価結果を表1に示す。
Figure 2017019113
第2表面保護層に撥液剤を含有して撥油成分を添加することでマジック拭き取り性が有利に働くが、比較例2のように球形フィラーが添加されていないと、スリッパ摺動試験実施後には撥油成分が脱落するために効果が持続しない。これに対し、実施例1〜3のように、樹脂製の球形フィラーを含有することによって耐摺動性が有利に働き、撥油成分の効果が持続するため、摺動性試験後もマジック拭き取り性が有利に働くと考えられる。
また、比較例2のように、球形フィラーを多く含有すると、スチールウール試験に代表される耐擦傷性には不利に働く。しかし、実施例1〜3のように、樹脂製の球形フィラーの含有量が3〜15%の範囲であれば、耐擦傷性の低下の抑制を行うことができることが分かる。
すなわち、実施例1〜3では耐擦傷性と耐摺動性を両立し、マジック拭き取り性に代表される清掃性が持続することが分かる。
1・・・基材シート
2・・・絵柄模様層
3・・・透明接着層
4・・・透明熱可塑性樹脂層
5・・・第1表面保護層
6・・・第2表面保護層
7・・・表面保護層
8・・・裏面樹脂コート層(樹脂層)
11・・基材
10・・化粧シート
20・・化粧板

Claims (5)

  1. 樹脂製の基材シートの一方の面側に絵柄模様層、透明接着層、透明熱可塑性樹脂層、表面保護層がこの順で形成され、
    上記表面保護層の少なくとも最外面に位置する最外層に、撥液剤及び樹脂製の球形フィラーを含有し、上記最外層の樹脂成分100質量部に対し、上記樹脂製の球形フィラーを3質量部以上15質量部以下含有したことを特徴とする化粧シート。
  2. 上記最外層の樹脂成分100質量部に対し、上記撥液剤を0.1質量部以上30質量部以下含有したことを特徴とする請求項1に記載した化粧シート。
  3. 上記撥液剤は、シリコーン系化合物もしくはフッ素系化合物の少なくとも一方の化合物からなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載した化粧シート。
  4. 上記基材シートの他方の面に、シリカ粉末を含む樹脂層が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載した化粧シート。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の化粧シートを基材に貼り合わせた化粧板。
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