JP2017019076A - タレット式旋盤のクーラント供給構造 - Google Patents

タレット式旋盤のクーラント供給構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2017019076A
JP2017019076A JP2015140486A JP2015140486A JP2017019076A JP 2017019076 A JP2017019076 A JP 2017019076A JP 2015140486 A JP2015140486 A JP 2015140486A JP 2015140486 A JP2015140486 A JP 2015140486A JP 2017019076 A JP2017019076 A JP 2017019076A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turret
piston
coolant
peripheral surface
lathe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015140486A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6504947B2 (ja
Inventor
主税 森合
Chikara Moriai
主税 森合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokupi Co Ltd
Original Assignee
Tokupi Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokupi Co Ltd filed Critical Tokupi Co Ltd
Priority to JP2015140486A priority Critical patent/JP6504947B2/ja
Publication of JP2017019076A publication Critical patent/JP2017019076A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6504947B2 publication Critical patent/JP6504947B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Abstract

【課題】ピストンを特殊樹脂材料で成形するか又はピストン先端面に弾性シール材を配置し、且つクーラントの供給圧力がピストンを突出させる方向へ作用させるようにし、ピストンとタレット内周面の流入ポートとの間のシール性を高め、7MPa以上の高圧でクーラントを供給できるようにする。
【解決手段】タレットバー3の流出ポート32側に、ピストン装着用の凹部を形成し、該凹部に弾性を有する樹脂材料で成形したピストン42を装着し、該ピストン42の後端面側にクーラントの供給圧力が作用するようにしている。ピストン42の後端面側に、クーラントの供給圧力が作用するので、クーラントの供給時はピストン42の先端面は、強くタレット4の内周面側に圧接される。そのため、超高圧のクーラントが漏れ出るということはない。
【選択図】図3

Description

本発明は、NC旋盤等のタレット(回転する刃物台)の各工具ステーションへ取り付けられる刃具へクーラントを供給する技術であって、刃物台本体のタレットバー(固定ハブ)からタレットへ径方向の供給路を介してクーラントを高圧で供給し、切り屑を細かく分断すると共に刃具とワークの冷却を行い、加工効率を向上させることができるようにした旋盤のクーラント供給構造に関するものである。
NC旋盤等のタレットを有する工作機械においては、刃具の先端へ向けてクーラントを供給し、加工することで刃先面及びワークの冷却と、切り屑の排出とを行うようにしている。従来のクーラントの供給方式としては、大きく別けると、刃物受付台の外周面に取り付けたピストンホルダー及びピストンを介してタレットの後端面側から供給する外部供給方式と、タレットの回転軸心側から径方向の供給通路を介して供給する内部供給方式とがある。
図5乃至図7は、従来公知の外部供給方式のタレット式旋盤におけるクーラント供給装置を示すものである。このタレット式旋盤は、図5の鎖線で示すように、ベッド上にZ軸方向に対して移動自在に配設されたスライドテーブル1を有し、このスライドテーブル1に対してX軸方向に移動自在な刃物台本体2が取り付けられている。刃物台本体2にはタレットバー3を介してタレット4が取り付けられている。タレット4は、タレットバー3との間でカップリング結合をしており、前進及び後退することで結合したり、結合を解除したりできるようになっている。結合を解除した場合は、タレット自体が旋回自由になり、工具割出位置の決定がなされる。タレット4の外周側面又は前面には工具ステーションが設けられており、ドリル5Aや中ぐり刃5B、ワークの外周面や端面を研削するチップ5C等が取り付けられている。チップ5Cは、専用のホルダー6により、タレット4の工具ステーションの一つに固定されている。
また、タレット4の後端面側には、図6に示すように、各工具ステーションに対応したクーラントの流入ポート7が穿設されている。この流入ポート7は、図7に示すように、タレット4内に設けられたクーラント供給流路8を介して各刃具又はホルダー6のクーラント吐出口6Aへ連通するようになされている。
一方、刃物台本体2には、ピストン9及びそのホルダー10が取り付けられている。ピストン9は、後端面側をスプリング11により突出方向へ付勢されており、刃物台本体2のクーラント流路2Aからホルダー10の側面に設けられた流入ポート10Aへ流入したクーラントは、ピストン9の周側面から軸方向流路へ流入し、タレット4の流入ポート7へ流れるようになっている。
ところで、図5において、符号12は主軸台、13は主軸台12のチャック、14はチャック13に把持されたワーク、15は心押し台、16はクーラントの供給ポンプ、17はクーラントの供給タンクである。
この図5乃至図7に示す従来技術において、クーラントは供給ポンプ16によりタンク17から汲み上げられ刃物台本体2の内部を通ってホルダー10の流入ポート10Aへ流入し、ピストン9内を通ってタレット4の流入ポート7へ供給される。そして、流路8及びチップホルダー6の流路6Bを通って、吐出口6Aから噴射され、チップ5Cとワーク14とが接触する切削面へ供給され、切り屑の排出とチップ5C及びワークの冷却を行うようにしている。
ところが、図5乃至図7に示す従来技術にあっては、図7に示すように、刃物台本体2からホルダー10へ流入するクーラントの圧力が、ピストン9の後端側フランジの端面9Aに作用し、ピストン9をスプリング11の付勢力に抗して退入させようとする方向に働くようになる。そのため、クーラントの供給圧力は、ピストン9を退入させようとする力が少なくともスプリング11の付勢力よりも小さいものでなければならず、3MPa程度の低い供給圧力でなければならなかった。
従って、この図5乃至図7に示す従来技術の場合は、切り屑がスパイラル状に連続し、工具に巻き付いてワークの切削面を疵付けたり、工具を損傷させる等の欠点と、切り屑が山のように堆積してその処理に困るという問題とがあった。
そこで、本出願人は、前記問題点を解決するものとして特許文献1に記載された旋盤のクーラント供給装置を出願済みである。この特許文献1に記載された技術は、図8に示す通りであり、刃物台本体2へ取り付けたピストンホルダー21内にピストン20を突出退入自在に装着している。そして、ピストン20をタレット4の後端面側に設けたクーラントの流入ポート7へ接合させている。また刃物台本体2側からピストンホルダー21内へ供給されるクーラントの圧力がピストン20の後端面側に作用するように、ピストンホルダー21の流入ポート24とピストン20の位置関係を設定している。
これにより、クーラントの供給圧力でピストン20を突出動作させ、タレット4の流入ポート7に強い力で圧接させることができ、クーラントの供給圧力を7MPa以上に設定することが可能となった。そのため、高圧のクーラントにより、工具刃先の熱を低減させると共に、工具摩滅を著しく低減することができ、これにより高速度の工具送り(フィード)が実現できるという利点がある。しかも、高圧のクーラントにより、切り屑を細かく分断することができ、その排出もスムーズになり、結果として切り屑が工具に巻き付いてワークの切削面を疵付けたり、工具を損傷させる等のことはない。また細かく分断された切り屑のため、容器内の形状に応じて収容されるようになり、その処理は極めて容易となる。それに加えて、チップ自動コンベアを有効に活用することができるという利点もある。
一方、タレット式旋盤にあっては、前述した通り、図5乃至図7や特許文献1(図8)に示す技術のように、回転するタレット4の後端面の流入ポート7に対して、固定側のピストンホルダー21内のピストン20を直進させて面接合させ、クーラントを供給する外部供給方式の他に、図9及ぶ図10に示す内部供給方式のものもある。この図9及び図10に示すクーラントの供給方式は、タレットバー3の軸方向に設けたクーラント供給通路30を90度曲げて径方向へ導出し、タレットバー3の外周面の流出ポート32と、これに面接合するタレット4の内周面に設けた流入ポート33との間でクーラントの受け渡しを行うようにしている。
特開2014−240104号公報
ところで、タレット式の旋盤にあっては、切削作業の内容に応じてタレット4を回転させて、目的とする切削作業に対応する刃具が取り付けられた刃物ホルダー6の位置割出を行う必要がある。そのため、タレットバー3の外周面とタレット4の内周面との間には、20μmの隙間が形成されている。この隙間のため、図9及び図10に示す、クーラントをタレット軸心の内部側から供給する方式の旋盤にあっては、クーラントの供給圧力を3Mpa程度に設定しなければならなかった。それ以上の供給圧力にすると、前記20μmの隙間からクーラントが全周面に漏れ出て周囲に飛散するからである。
従って、この方式のタレット式旋盤では、高圧噴出されるクーラントによる切削屑をチップ状に分断するということができず、また刃具の冷却効果が劣化し、刃具の寿命が短いという欠点と、工作時間を短縮できないという問題があった。
なお、特許文献1(図8)に示す本出願人が先に出願した外部供給方式の技術を、図9及び図10に示す内部供給方式の旋盤に適用することも考えられるが、その場合のピストンの先端面はタレットの内周面と同一の円弧面でなければならない。ところが、高圧のクーラントにより、ピストンの先端面がタレット内周面に強く押し付けられることが繰り返されるので摩耗し、僅かの偏摩耗でその隙間から高圧クーラントが漏出するという欠点があり、そのままでは採用することができなかった。
本発明は、従来の前記問題点に鑑みてこれを改良除去したものであって、ピストンを特殊樹脂材料で成形するか又はピストン先端面に弾性シール材を配置し、且つクーラントの供給圧力がピストンを突出させる方向へ作用させるようにし、ピストンとタレット内周面の流入ポートとの間のシール性を高め、7MPa以上の高圧でクーラントを供給できるようにした旋盤のクーラント供給装置を提供せんとするものである。
前記課題を解決するために本発明が採用した請求項1の手段は、タレットバーの外周面にタレットを回転自在に外嵌装着し、タレットを回転させることで該タレットの外周面側又は前面側に取り付けた刃物ホルダーの位置割出を行うと共に、旋盤の中心軸側からタレットバーの径方向流路を介してタレットバーの外周面に形成した流出ポートへクーラントを供給し、該流出ポートへ接合するタレット内周面に設けた流入ポートへクーラントの受け渡しを行うクーラント供給方式の旋盤において、前記タレットバーの流出ポート側に、ピストン装着用の凹部を形成し、該凹部に弾性を有する樹脂材料で成形したピストンを装着し、該ピストンの後端面側にクーラントの供給圧力が作用するようにしたことを特徴とするタレット式旋盤のクーラント供給構造である。
前記課題を解決するために本発明が採用した請求項2の手段は、ピストンを金属材料で形成すると共に、ピストンの先端面にOリング装着用の凹部を環状に形成し、該凹部にOリングを装着した請求項1に記載のタレット式旋盤のクーラント供給構造である。
前記課題を解決するために本発明が採用した請求項3の手段は、ピストンの後端側を金属材料で形成すると共に、ピストンの先端側を弾性を有する樹脂材料で成形した請求項1に記載のタレット式旋盤のクーラント供給構造である。
請求項1の発明にあっては、タレットバーの流出ポート側に、ピストン装着用の凹部を形成し、該凹部に弾性を有する樹脂材料で成形したピストンを装着し、該ピストンの後端面側にクーラントの供給圧力が作用するようにしている。ピストンの後端面側に、クーラントの供給圧力が作用するので、クーラントの供給時はピストンの先端面は、強くタレットの内周面側に圧接される。そのため、超高圧のクーラントが漏れ出るということはない。またクーラントを供給しないときは、ピストンは緩やかにタレット内周面に当接しているか僅かに離れているので、繰り返し使用されても著しく摩耗する等のことはなく、ピストン自体の長寿命化を図ることが可能である。
このように、超高圧のクーラントを使用することができるので、工具刃先の熱を低減させると共に、工具摩滅を著しく低減させることができ、また高速度の工具送り(フィード)が実現できるという利点がある。
しかも、超高圧のクーラントにより、切り屑を細かく分断することができ、その排出もスムーズになり、結果として切り屑が工具に巻き付いてワークの切削面を疵付けたり、工具を損傷させる等のことはない。また細かく分断された切り屑のため、容器内の形状に応じて収容されるようになり、その処理は極めて容易となる。それに加えて、チップ自動コンベアを有効に活用することができるという利点もある。
請求項2の発明にあっては、ピストンを金属材料で形成すると共に、ピストンの先端面にOリング装着用の凹部を環状に形成し、該凹部にOリングを装着している。この場合もピストンの後端面側に、クーラントの供給圧力が作用するので、クーラントの供給時はピストンの先端面は、強くタレットの内周面側に圧接され、Oリングが超高圧の場合でもシール作用を発揮する。
またクーラントを供給しないときは、Oリングはやかにタレット内周面に当接しているか僅かに離れているので、請求項1の発明と同様に、繰り返し使用されても著しく摩耗する等のことはなく、ピストン自体の長寿命化を図ることが可能である。
請求項3の発明にあっては、ピストンの後端側を金属材料で形成すると共に、ピストンの先端側を弾性を有する樹脂材料で成形している。この場合は、ピストンの先端側が前記請求項1の発明のピストン材料と同じであり、同様の作用効果を得ることが可能である。但し、この請求項3では、後端側を金属材料で成形しているので、その分安価に製作することが可能である。
本発明の一実施の形態に係るタレット式旋盤の主要部を示す縦断面側面図である。 本発明の一実施の形態に係るタレット式旋盤の主要部を示す縦断面正面図である。 本発明の一実施の形態に係るものであり、図3の部分拡大図である。 本発明の他の実施の形態に係るタレット式旋盤の主要部を示す縦断面正面図の部分拡大図である。 従来のタレット式旋盤の全体構成を示す概略図である。 従来のタレット式旋盤のタレットを後端面側から見た図面である。 従来のタレット式旋盤のクーラント供給接続部を示す部分縦断面図である。 本発明の一実施の形態に係るタレット式旋盤のクーラント供給接続部を示す部分縦断面図である。 従来のタレット式旋盤の主要部を示す縦断面側面図である。 従来のタレット式旋盤の主要部を示す縦断面正面図である。
以下に、本発明の構成を図1乃至図3に示す一実施の形態に基づいて説明すると次の通りである。スライドテーブル1、刃物台本体2、タレットバー3、タレット4、タレットホルダー6等の基本的な構成は、図5及び図6に示す、従来のタレット式旋盤の場合と同じであり、同符号を付してある。
而して、この実施の形態では、旋盤の軸心線上にあるタレットバー3の中心部にクーラントの供給通路30を設けている。この供給通路30は、径方向通路31へ繋がり、タレットバー3の外周面に形成された流出ポート32に連通している。
一方、タレット4の内周面には、各ツールの割出位置に対応して複数の流入ポート33が前記流出ポート32に対向すべく設けられている。タレット4の流入ポート33は、径方向の通路34及び軸方向の通路35、更に径方向の通路36を介してタレット4の外周面に形成されて流出ポート37に連通している。そして、このタレット外周面の流出ポート37は、タレットホルダー6の流入ポート38から通路39及びノズル40を介して刃先面へ噴出されるようになっている。
本発明では、前記タレットバー3の流出ポート32側に凹部41を形成し、該凹部41に弾性を有する高分子樹脂・MCナイロン・PEEK樹脂等の樹脂から成るピストン42を嵌合装着している。このピストン42は、先端面がタレット4の内周面と同一の曲率を有する曲面に形成されており、後端面側にクーラントの供給圧力を作用させるための凹部43を形成している。そして、後端面から先端面に至るクーラントの通路44が貫通して設けられている。またピストン42の周側面には、Oリング45が外嵌装着されている。
この場合のクーラントは、7Mpa〜30Mpaの超高圧で供給される。超高圧のクーラントが供給されると、ピストン42はその後端面側の凹部43に供給圧が作用し、ピストン42はこの供給圧によりその先端面がタレット4の内周面に強く圧接される。そのため、クーラントの供給圧を超高圧にした場合であっても、クーラントが固定側であるタレットバー3の外周面と、回転可能なタレット4の内周面との間の隙間から漏れ出るということがない。
超高圧のクーラントは、タレット4及びタレットホルダー6の各通路を経てノズル40からワークと刃先との切削面へ噴射供給され、切削屑を分断して細かいチップ状にすることができる。超高圧のクーラントが刃先とワークとの切削面へ供給されるので、両者の冷却効果に優れ、刃具の長寿命化及び切削加工速度のアップが図れる。
なお、タレット4の外周面とタレットホルダー6の内周面との間は、両者がリジッドに固定されるので、クーラントの供給圧力を超高圧にしてもクーラントが漏れ出るということはない。
ところで、刃具を取り換える場合は、タレットバー3とタレット4とのカップリング結合を解除し、タレット4を回転させて目的の作業に対応した刃具の割付位置で停止させ、カップリング結合を行えばよい。この刃具の取り換えに際し、前記ピストン42はクーラントの供給圧が作用してないので、フリーであり、タレット4の回転の障害となることはない。
図4は、本発明の別の実施の形態を示すものである。タレットバー3の流出ポート32側に設けた凹部41に、メタルスリーブ46を内嵌装着し、その内部側に金属のピストン47を嵌合装着している。ピストン47の後端面側にはクーラントの供給圧力が作用する凹部48が形成されており、また先端面側の外周面に設けた段部49にOリング50が外嵌装着されている。
クーラントが超高圧で供給されると、タレット4の流出ポート32側の凹部41に嵌合装着したピストン47は、その後端面側の凹部48に供給圧が作用し、ピストン47はこの供給圧によりその先端面のOリング50がタレット4の内周面に強く圧接される。そのため、クーラントの供給圧を超高圧にした場合であっても、クーラントがタレットバー3の外周面と、タレット4の内周面との間の隙間から漏れ出るということがない。
クーラントが供給されない状態においては、Oリング50は緩やかにタレット4の内周面に当接しているだけであり、刃具交換のために、タレット4を回転させた場合であっても、Oリング50がいびつに変形したり、偏摩耗を起こしたりするということがない。
本発明においては、前記ピストンの先端側を、図1乃至図3の実施例と同じように、弾性を有する樹脂材料で成形し、後端側の残りの部分を金属製の材料で成形することも可能である。この場合、金属材料を使用した分だけ、材料費を削減することが可能である。
2…刃物台本体
3…タレットバー
4…タレット
6…タレットホルダー
30…タレットバーのクーラント通路
31…タレットバーの径方向クーラント通路
32…タレットバーの流出ポート
33…タレットの流入ポート
41…流出ポート側の凹部
42…ピストン
43…ピストンの凹部
50…Oリング

Claims (3)

  1. タレットバーの外周面にタレットを回転自在に外嵌装着し、タレットを回転させることで該タレットの外周面側又は前面側に取り付けた刃物ホルダーの位置割出を行うと共に、旋盤の中心軸側からタレットバーの径方向流路を介してタレットバーの外周面に形成した流出ポートへクーラントを供給し、該流出ポートへ接合するタレット内周面に設けた流入ポートへクーラントの受け渡しを行うクーラント供給方式の旋盤において、前記タレットバーの流出ポート側に、ピストン装着用の凹部を形成し、該凹部に弾性を有する樹脂材料で成形したピストンを装着し、該ピストンの後端面側にクーラントの供給圧力が作用するようにしたことを特徴とするタレット式旋盤のクーラント供給構造。
  2. ピストンを金属材料で形成すると共に、ピストンの先端面にOリング装着用の凹部を環状に形成し、該凹部にOリングを装着した請求項1に記載のタレット式旋盤のクーラント供給構造。
  3. ピストンの後端側を金属材料で形成すると共に、ピストンの先端側を弾性を有する樹脂材料で成形した請求項1に記載のタレット式旋盤のクーラント供給構造。
JP2015140486A 2015-07-14 2015-07-14 タレット式旋盤のクーラント供給構造 Active JP6504947B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015140486A JP6504947B2 (ja) 2015-07-14 2015-07-14 タレット式旋盤のクーラント供給構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015140486A JP6504947B2 (ja) 2015-07-14 2015-07-14 タレット式旋盤のクーラント供給構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017019076A true JP2017019076A (ja) 2017-01-26
JP6504947B2 JP6504947B2 (ja) 2019-04-24

Family

ID=57887323

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015140486A Active JP6504947B2 (ja) 2015-07-14 2015-07-14 タレット式旋盤のクーラント供給構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6504947B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111687682A (zh) * 2020-07-20 2020-09-22 珠海格力智能装备有限公司 回转工作台
US11154885B2 (en) * 2019-05-02 2021-10-26 Hitachi, Ltd. Fluid delivery for machining processes
JP2021171861A (ja) * 2020-04-23 2021-11-01 株式会社トクピ製作所 切削工具及び切削装置
WO2022249350A1 (ja) * 2021-05-26 2022-12-01 Dmg森精機株式会社 タレット装置
JP7406029B1 (ja) * 2023-06-19 2023-12-26 Dmg森精機株式会社 刃物台および工作機械

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3726363A (en) * 1971-06-08 1973-04-10 Twining E Coolant spider assembly
JPS51138788U (ja) * 1975-04-30 1976-11-09
JPH08141877A (ja) * 1994-11-20 1996-06-04 Hitachi Seiki Co Ltd 旋盤のクーラント供給装置
JPH11207507A (ja) * 1998-01-22 1999-08-03 Fuji Mach Mfg Co Ltd タレット装置およびそれに好適な開閉弁付接続装置
JP2003165013A (ja) * 2001-11-30 2003-06-10 Nissan Motor Co Ltd カッタの回り止め装置
JP2008073792A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Citizen Holdings Co Ltd クーラント供給装置を備えた刃物台

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3726363A (en) * 1971-06-08 1973-04-10 Twining E Coolant spider assembly
JPS51138788U (ja) * 1975-04-30 1976-11-09
JPH08141877A (ja) * 1994-11-20 1996-06-04 Hitachi Seiki Co Ltd 旋盤のクーラント供給装置
JPH11207507A (ja) * 1998-01-22 1999-08-03 Fuji Mach Mfg Co Ltd タレット装置およびそれに好適な開閉弁付接続装置
JP2003165013A (ja) * 2001-11-30 2003-06-10 Nissan Motor Co Ltd カッタの回り止め装置
JP2008073792A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Citizen Holdings Co Ltd クーラント供給装置を備えた刃物台

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11154885B2 (en) * 2019-05-02 2021-10-26 Hitachi, Ltd. Fluid delivery for machining processes
JP2021171861A (ja) * 2020-04-23 2021-11-01 株式会社トクピ製作所 切削工具及び切削装置
CN111687682A (zh) * 2020-07-20 2020-09-22 珠海格力智能装备有限公司 回转工作台
WO2022249350A1 (ja) * 2021-05-26 2022-12-01 Dmg森精機株式会社 タレット装置
JP7406029B1 (ja) * 2023-06-19 2023-12-26 Dmg森精機株式会社 刃物台および工作機械

Also Published As

Publication number Publication date
JP6504947B2 (ja) 2019-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017019076A (ja) タレット式旋盤のクーラント供給構造
US7972096B2 (en) Spindle device of machine tool
JP6232636B2 (ja) 旋盤のクーラント供給装置
JP5512386B2 (ja) 工具内流路を有する円筒状回転工具およびこの工具による加工方法
CN103586636B (zh) 喷口的加工方法及喷口的加工装置
JP5520795B2 (ja) 工具ホルダ
TWI750270B (zh) 冷卻液聯結裝置
EP2539098B1 (en) Through coolant adaptor for use on hollow spindle machine tools
CN211360668U (zh) 一种机床主轴
JP7273039B2 (ja) 加工工具
KR101355270B1 (ko) 터렛공구대의 절삭유 공급장치
JP6411610B2 (ja) 旋盤のクーラント供給装置
WO2023174459A1 (en) Rotary tool with internal cooling
CN213614390U (zh) 一种数控铣刀
KR101496562B1 (ko) 절삭유 공급 장치
JP2018176354A (ja) 切削工具保持機構、切削工具ホルダおよび工作機械システム
US20160067844A1 (en) Machining center with abrasive blasting system
KR102134486B1 (ko) 공작기계의 주축 관통 쿨런트 및 에어 공급장치
KR101976904B1 (ko) 선반의 공구대
CN210549920U (zh) 一种可喷射切削液的刀具刀杆
KR101280789B1 (ko) 공작기계의 절삭유 공급 장치
CN214602136U (zh) 一种高精度双刃铣刀
CN221659029U (zh) 一种新型排屑砂轮
KR20130022903A (ko) 공작기계용 주축장치
KR20150072642A (ko) 클램핑 장치

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20170911

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171003

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180717

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180711

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180915

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190305

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190326

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6504947

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250