JP2017018930A - 気液分離器及び研磨装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発泡性液体を含む気液混合物を処理する場合であっても、泡の発生を著しく減少させ、排気ダクトへの泡の流入を防止することができる気液分離器を提供する。
【解決手段】気液分離器は、気液混合物が導入される液受けパン1と、液受けパン1の底部1aから上方に延び、液受けパン1の内部を液体貯留領域2と気体流路3とに仕切る堰と、気体流路に3連通する空間11が内部に形成された槽10と、液受けパン1の底部1aに接続された流入口15aを有するドレンチューブ15とを備える。ドレンチューブ15の流出口15bは、槽10の下流側に位置している。
【選択図】図1

Description

本発明は、泡を発生し易い液体(発泡性液体)を含む気液混合物を気体と液体に分離する気液分離器、及び該気液分離器を備えた研磨装置に関する。
CMP(化学機械研磨)装置として知られる研磨装置は、研磨テーブル上の研磨パッド上にスラリーを供給しながら、ウェーハを研磨パッドに摺接させてウェーハの表面を研磨する。研磨終了後には、純水と不活性ガス(例えば窒素ガス)とからなる二流体噴流を研磨パッド上に供給して、スラリーや研磨屑を研磨パッドから除去する。このように、研磨装置では、スラリーや純水などの液体および気体を含む気液混合物が発生する。周囲の空気がスラリーや純水に混入することによって気液混合物が生じる場合もある。
気液混合物は、ダクトを通じて排出される。しかしながら、気液混合物がダクトを流れると、ダクトが液体で詰まってしまうことがある。そこで、研磨装置には、気液混合物を気体と液体とに分離する気液分離器を備えている。
特開2013−188686号公報 特開2014−121682号公報
気液混合物は、研磨テーブルの周縁部の樋を通じて気液分離器の上部に導かれ、ここで気体と液体とに分離される。分離された液体は、気液分離器内を落下して気液分離器の底部に衝突した後、排液管を通じて研磨装置外へ排出される。分離された気体は、気液分離器に設けられた排気口から排気ダクトを通じて排気される。
スラリーとして、泡を発生し易い発泡性スラリーが使用されることがある。このような発泡性スラリーを使用する場合、気液分離器内で落下する発泡性スラリーが空気を巻き込み、気液分離器内で多量の泡が発生することがある。本来、分離された気体のみが排出されるべき排気ダクトにその泡が気流により吸入され、排気ダクト内で再び液化し、排気ダクトの接合部から液体がリークしてしまうことがある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、発泡性液体を含む気液混合物を処理する場合であっても、泡の発生を著しく減少させ、排気ダクトへの泡の流入を防止することができる気液分離器を提供することを目的とする。また、本発明は、そのような気液分離器を備えた研磨装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明の一態様は、気液混合物を気体と液体とに分離するための気液分離器であって、気液混合物が導入される液受けパンと、前記液受けパンの底部から上方に延び、前記液受けパンの内部を液体貯留領域と気体流路とに仕切る堰と、前記気体流路に連通する空間が内部に形成された槽と、前記液受けパンの底部に接続された流入口を有する導管とを備え、前記導管の流出口は、前記槽の下流側に位置していることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記槽の底部には、排液ダクトが接続されており、前記導管は前記排液ダクト内を延びていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記槽の前記空間内には、下方を向いたスプレーノズルが配置されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記導管の流入口を覆うストレーナをさらに備えたことを特徴とする。
本発明の他の態様は、ウェーハを研磨する研磨ユニットと、前記研磨ユニットから排出される気液混合物を気体と液体とに分離するための上記気液分離器とを備えたことを特徴とする研磨装置である。
気液混合物から分離された液体は、液受けパンの液体貯留領域から導管を通って排液口まで直接送られる。液体は壁などに衝突することなく排液口に流れるので、液体からの泡の発生を防止することができる。
本発明に係る気液分離器の一実施形態を示す縦断面図である。 気液分離器への気液混合物の流量が低いときの液体の流れを示す図である。 気液分離器への気液混合物の流量が高いときの液体の流れの初期状態を示す図である。 導管としてのドレンチューブが液体で満たされたときの液体の流れを示す図である。 本発明に係る気液分離器の他の実施形態を示す縦断面図である。 図1に示す気液分離器を備えた研磨装置の模式図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明に係る気液分離器の一実施形態を示す縦断面図である。気液分離器は、気液混合物を気体と液体とに分離するための装置である。この気液分離器は、気液混合物を受ける液受けパン1と、この液受けパン1の底部1aから上方に延びる堰5と、液受けパン1の底部1aに接続された槽10および導管としてのドレンチューブ15とを備えている。
液受けパン1の側壁には、導入管18が接続されており、処理すべき気液混合物は導入管18を通じて液受けパン1内に導入される。堰5は、液受けパン1の内部を液体貯留領域2と気体流路3とに仕切っている。気液混合物は、液受けパン1内で液体と気体とに分離され、液体は液体貯留領域2に溜められ、気体は気体流路3に流入する。液受けパン1の底部1aからの導入管18の高さHは、導入管18を通じて導入された気液混合物中の液体が液受けパン1内で発泡しない高さに設定されており、例えば、50mm以下である。
堰5は、矩形状または円筒形状であってもよいし、液受けパン1の全幅方向に延びる板状であってもよい。本実施形態では、液受けパン1の底部1aには通孔1bが形成され、矩形状または円筒状の堰5の下部は通孔1bに挿入されている。堰5と液受けパン1の底部1aとの間には図示しない環状シールが設けられており、液受けパン1に溜められた液体が漏れないようになっている。
槽10は、液受けパン1の下に位置している。槽10の内部には空間11が形成されており、この空間11は、堰5によって形成された気体流路3に連通している。したがって、気液混合物から分離された気体は、気体流路3を通って空間11内に流入する。堰5は、分離された液体が槽10内に流入することを防ぐ役割を持つ。槽10の空間11内には、斜板12がさらに配置されている。この斜板12は、堰5の真下に位置している。
槽10の側壁には、空間11に連通する排気口20が設けられている。排気口20は、斜板12の裏側に位置している。この排気口20は、気液混合物から分離された気体を排出するための出口であり、液体の流出を防ぐために、槽10の上部に位置している。さらに、排気口20には、複数の邪魔板21が設けられている。排気口20は、排気ダクト(図示せず)に接続されており、気体は排気ダクトを通じて排出される。
本実施形態では、液受けパン1に溜められた液体を排出するための導管は、ドレンチューブ15から構成されている。ドレンチューブ15の流入口(上端)15aは、液受けパン1の底部1aに接続されており、液受けパン1の液体貯留領域2に連通している。ドレンチューブ15は液受けパン1の底部1aから下方に延びている。より具体的には、ドレンチューブ15は、槽10内の空間11を通って槽10の外部にまで延びている。本実施形態では、ドレンチューブ15は、槽10の底部(最下部)に接続された排液ダクト25内を延びており、ドレンチューブ15の流出口(下端)15bは、気液分離器とは別に設けられた排液口30内に位置している。つまり、ドレンチューブ15は、液受けパン1の底部1aから、槽10の下流側にある排液口30まで延びている。ドレンチューブ15の流出口15bは、槽10の下流側に位置している。すなわち、ドレンチューブ15の流出口15bは、槽10の外部に位置しており、槽10の底面10aよりも低い位置にある。
ドレンチューブ15の流入口15aは、堰5の外側に位置している。ドレンチューブ15は液体貯留領域2に連通しているので、液体貯留領域2に貯留されている液体は、ドレンチューブ15に流入し、ドレンチューブ15を通じて排液口30に排出される。ドレンチューブ15の流入口15aは、ストレーナ33によって覆われている。このストレーナ33は、気液混合物から分離された液体中に含まれる異物がドレンチューブ15に流入することを防ぐために設けられている。ストレーナ33は、液受けパン1の底部1aに取り外し可能に設置されている。
ドレンチューブ15内が液体で満たされた状態で(つまり、ドレンチューブ15内に気体が存在しない状態で)、液体がドレンチューブ15を流れることが好ましい。これは、ドレンチューブ15内の液体は、ドレンチューブ15の流出口15bから排出される液体に引っ張られ、液体は高い流量で排出されるからである。このため、ドレンチューブ15の断面積は、ある程度小さいことが好ましい。一実施形態では、ドレンチューブ15の断面積は、70mm〜90mmであり、一例では、79mmである。ドレンチューブ15は、1本でもよいし、複数でもよい。ドレンチューブ15の本数は、液受けパン1に導入される気液混合物の流量と、1本のドレンチューブ15を流れる液体の理論流量に基づいて決定される。
理論流量は、ドレンチューブ15内が液体で満たされた状態で、液体がドレンチューブ15を流れるときの理論流量である。理論流量は、概ね次の式で表すことができる。
Figure 2017018930
ただし、Aはドレンチューブ15の断面積を表し、gは重力加速度であり、hは液受けパン1内の液体の表面の、ドレンチューブ15の流出口15bからの高さを表す。圧力損失は、ドレンチューブ15内の液体の流量に依存して変わりうる。
液受けパン1内で気液混合物から分離された液体は、液受けパン1の液体貯留領域2からドレンチューブ15を通って排液口30まで直接送られる。液体は壁などの障害物に衝突することなく排液口30に流れるので、液体からの泡の発生を防止することができる。
液受けパン1内で気液混合物から分離された気体は、気体流路3を通じて槽10内に流入し、排気口20から排気される。槽10内では、液体はドレンチューブ15内を流れるので、気体は液体に接触しない。したがって、一旦分離された気体と液体とが槽10内で混合されることはなく、分離された気体はそのまま排気口20を通じて外部に排出される。
図2は、気液分離器への気液混合物の流量が低いときの液体の流れを示す図である。気液混合物の流量が低いとき、液受けパン1には液体はほとんど溜まらない。このため、空気混じりの液体がドレンチューブ15内を流れる。
図3は、気液分離器への気液混合物の流量が高いときの液体の流れの初期状態を示す図である。気液混合物の流量が高いとき、最初は、ドレンチューブ15内の空気が邪魔をして、液体がスムーズにドレンチューブ15内を流れない。このため、液受けパン1内には液体が徐々に溜まっていく。液体がある程度液受けパン1に溜り、かつドレンチューブ15内の空気が排除されると、図4に示すように、液体はスムーズにドレンチューブ1を流れる。上述したように、ドレンチューブ15が液体で満たされた状態では、ドレンチューブ15内の液体は、ドレンチューブ15の流出口15bから排出される液体に引っ張られるので、液体は高い流量で排出される。図4は、ドレンチューブ15が液体で満たされたときの液体の流れを示している。このときの理論流量は上記式(1)で表される。
気液分離器への気液混合物の流量が許容レベルを超えると、液受けパン1の液体貯留領域2内の液体が堰5を越流するおそれがある。液体が堰5を越流すると、液体は斜板12上を下方に流れた後に、槽10の底面10aに衝突し、泡を発生する。また、排液口30内で発生した泡が僅かに槽10内に逆流する場合もある。
そこで、一実施形態では、図1に示すように、槽10内に存在する泡を消去するために、槽10の空間11内には、下方を向いたスプレーノズル35が配置されている。スプレーノズル35は、純水または水道水などの液体を槽10の底面10aに向かって噴霧し、槽10内に存在する泡を消去する。したがって、本実施形態の気液分離器は、排気口20への泡の流入を完全に防ぐことができる。堰5を越流した液体、およびスプレーノズル35から噴霧された液体は、排液ダクト25を流れて排液口30に流入する。
図5は、本発明に係る気液分離器の他の実施形態を示す縦断面図である。図5に示す実施形態は、ドレンチューブ(導管)15の全体が槽10の外部に配置されており、ドレンチューブ15が槽10内の空間11を通っていない点で、図1に示す実施形態と相違している。その他の構成および動作は、図1に示す実施形態と同じであるので、その重複する説明を省略する。
図5に示すように、ドレンチューブ15は、液受けパン1の底部1aから、槽10の外部を通って、槽10の底部(最下部)に接続された排液ダクト25内に延び、さらに排液ダクト25内を通って、槽10の下流側にある排液口30まで延びている。本実施形態でも、ドレンチューブ15の流出口15bは、槽10の下流側に位置している。すなわち、ドレンチューブ15の流出口15bは、槽10の外部に位置しており、槽10の底面10aよりも低い位置にある。
次に、上述した実施形態に係る気液分離器を備えた研磨装置について説明する。図6は、図1に示す気液分離器を備えた研磨装置の模式図である。研磨装置は、基板の一例であるウェーハWを研磨するための研磨ユニット50と、上述した実施形態に係る気液分離器とを備えている。研磨ユニット50は、研磨パッド51を支持する研磨テーブル53と、ウェーハWを保持して研磨パッド51の研磨面51aに押し付ける研磨ヘッド55と、研磨パッド51の研磨面51a上にスラリー(研磨液)を供給する研磨液ノズル57と、研磨パッド51の研磨面51aを二流体噴流で洗浄するためのアトマイザー58とを備えている。
研磨テーブル53および研磨ヘッド55は、それぞれ図示しない回転装置により独立に回転することができるように構成されている。研磨ヘッド55は、その下面に真空吸引によりウェーハWを保持できるように構成されている。研磨パッド51の上面は、ウェーハWを研磨する研磨面51aを構成する。
ウェーハWの研磨は次のようにして行われる。研磨テーブル53および研磨パッド51を回転させながら、研磨液ノズル57から研磨パッド51の研磨面51aにスラリーを供給する。研磨ヘッド55はウェーハWを回転させながら、ウェーハWを研磨パッド51の研磨面51aに押し付け、スラリーの存在下でウェーハWの表面を研磨面51aに摺接させる。ウェーハWの表面は、スラリーに含まれる砥粒の機械的作用と、スラリーの化学成分による化学的作用とにより、研磨される。
ウェーハWの研磨終了後、アトマイザー58は研磨パッド51の研磨面51aに二流体噴流を吹き付け、研磨面51aからスラリーや研磨屑を除去する。二流体噴流は、窒素ガスなどの不活性ガスと、純水などの液体との混合物からなる噴流である。二流体噴流は、研磨テーブル53および研磨パッド51が回転しているときに、研磨パッド51の研磨面51a上に供給される。
研磨テーブル53の下方には、研磨テーブル53を囲むように樋60が配置されている。気液分離器の導入管18は、樋60の底部に接続されている。ウェーハWの研磨で使用されたスラリー、および研磨パッド51の洗浄で使用された二流体噴流中の液体は、樋60によって回収される。スラリーおよび二流体噴流は、周囲の空気と混合されながら、気液混合物として導入管18を通じて気液分離器に導入される。
スラリーとして、泡の生じやすい発泡性スラリーが使用されることがある。このような場合であっても、上述したように、発泡性スラリーを含む液体は、液受けパン1からドレンチューブ15を通じて排液口30に直接流れるので、気液分離器内での泡の発生を防止することができる。万一、気液分離器内で泡が発生したとしても、スプレーノズル35から噴霧される液体により泡を消去することができる。したがって、気液分離器は、排気口20への泡の流入を完全に防ぐことができる。
スプレーノズル35は、常時液体を噴霧してもよいが、噴霧される液体の使用量を減らすために、スプレーノズル35は、研磨ユニット50の動作に連動して液体を噴霧してもよい。例えば、スプレーノズル35は、ウェーハWの研磨中には液体を噴霧せず、研磨パッド51の洗浄中に液体を噴霧するように動作してもよい。ウェーハWの研磨中は、基本的にスラリーのみが研磨ユニット50から排出されるので、ウェーハWの研磨中に気液分離器に流入する液体(スラリー)の流量は低い。したがって、液体は堰5を越流せず、槽10内で泡が発生する可能性は低い。これに対し、ウェーハWの研磨後に行われる研磨パッド51の洗浄中は、二流体噴流が高い流量で研磨パッド51の研磨面51aに供給されるため、気液分離器に流入する液体の流量は高い。このため、液体が堰5を越流して槽10内に落下し、泡が発生する可能性がある。このような理由から、噴霧される液体の使用量を減らしつつ泡を消去するために、スプレーノズル35は、ウェーハWの研磨中には液体を噴霧せず、研磨パッド51の洗浄中に液体を噴霧するように動作してもよい。
研磨装置は、図1に示す気液分離器に代えて、図5に示す気液分離器を備えてもよい。
上述した実施形態は、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明を実施できることを目的として記載されたものである。上記実施形態の種々の変形例は、当業者であれば当然になしうることであり、本発明の技術的思想は他の実施形態にも適用しうる。したがって、本発明は、記載された実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲によって定義される技術的思想に従った最も広い範囲に解釈されるものである。
1 液受けパン
2 液体貯留領域
3 気体流路
5 堰
10 槽
11 空間
12 斜板
15 ドレンチューブ(導管)
18 導入管
20 排気口
21 邪魔板
25 排液ダクト
30 排液口
33 ストレーナ
35 スプレーノズル
50 研磨ユニット
51 研磨パッド
51a 研磨面
53 研磨テーブル
55 研磨ヘッド
57 研磨液ノズル
58 アトマイザー
60 樋

Claims (5)

  1. 気液混合物を気体と液体とに分離するための気液分離器であって、
    気液混合物が導入される液受けパンと、
    前記液受けパンの底部から上方に延び、前記液受けパンの内部を液体貯留領域と気体流路とに仕切る堰と、
    前記気体流路に連通する空間が内部に形成された槽と、
    前記液受けパンの底部に接続された流入口を有する導管とを備え、
    前記導管の流出口は、前記槽の下流側に位置していることを特徴とする気液分離器。
  2. 前記槽の底部には、排液ダクトが接続されており、前記導管は前記排液ダクト内を延びていることを特徴とする請求項1に記載の気液分離器。
  3. 前記槽の前記空間内には、下方を向いたスプレーノズルが配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の気液分離器。
  4. 前記導管の流入口を覆うストレーナをさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の気液分離器。
  5. ウェーハを研磨する研磨ユニットと、
    前記研磨ユニットから排出される気液混合物を気体と液体とに分離するための気液分離器とを備え、
    前記気液分離器は、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の気液分離器であることを特徴とする研磨装置。
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