JP2017018290A - 複室容器 - Google Patents
複室容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017018290A JP2017018290A JP2015138134A JP2015138134A JP2017018290A JP 2017018290 A JP2017018290 A JP 2017018290A JP 2015138134 A JP2015138134 A JP 2015138134A JP 2015138134 A JP2015138134 A JP 2015138134A JP 2017018290 A JP2017018290 A JP 2017018290A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molecular weight
- weight
- ethylene
- chamber container
- density polyethylene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
Abstract
Description
近年、特定形状の凹凸を付けた金型を用いて、ヒートシール部に強融着部と弱融着部を特定の面積比率で付与して、シール強度をコントロールする方法(例えば、特許文献1〜3参照。)が提案されている。しかしながら、これらの方法においても、強融着部と弱融着部を特定の位置関係に保持しないとシール強度のバランスが取り難いという煩雑さがある。また、121℃で加熱滅菌処理をした場合、強融着部、弱融着部の強度が変化して、シール強度のコントロールができなくなる問題があり、改良が望まれていた。
(a)密度が945〜970kg/m3である。
(b)MFRが0.1〜15.0g/10分である。
(c)密度が870〜930kg/m3である。
(d)MFRが0.1〜15.0g/10分である。
(e)密度が930〜960kg/m3である。
(f)MFRが0.1〜15.0g/10分である。
(g)ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィーによる分子量測定において2つのピークを示し、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が2.0〜7.0の範囲である。
(h)分子量分別した際のMnが10万以上のフラクション中に長鎖分岐を主鎖1000炭素数あたり0.15個以上有する。
[1]高密度ポリエチレン(A)
本発明に用いる高密度ポリエチレン(A)は、エチレン単独重合体、またはエチレンとα−オレフィンの共重合体である。
(i)ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィーにより求められる重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が3.0以下。
(j)第十六改正日本薬局方に規定の強熱残分試験法による残分が0.02重量%以下。
[2]直鎖状低密度ポリエチレン(B)
本発明に用いる直鎖状低密度ポリエチレン(B)は、エチレンとα−オレフィンの共重合体である。
(k)ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィーにより求められる重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が3.0以下。
[3]エチレン系重合体(C)
本発明に関わるエチレン系重合体(C)は、JIS K6922−1に準拠し、190℃、荷重2.16kgで測定したMFRが0.1〜15.0g/10分、好ましくは0.5〜10.0g/10分、より好ましくは1.0〜5.0g/10分である。MFRが0.1g/10分未満だと、成形加工時の押出負荷が大きくなると共に、成形時に表面荒れが発生するため好ましくない。また、MFRが15.0g/10分を超える場合、溶融張力が小さくなり、成形時の加工安定性が低下するため好ましくない。
又、市販品として、(商品名)TOSOH−HMS CK37、CK47(以上、東ソー株式会社製)等を用いることができる。
[4]ポリエチレン樹脂組成物
本発明に関わるポリエチレン樹脂組成物は、前述の高密度ポリエチレン(A)、直鎖状低密度ポリエチレン(B)およびエチレン系重合体(C)を、従来公知の方法、例えばヘンシェルミキサー、V−ブレンダー、リボンブレンダー、タンブラーブレンダー等で混合する方法、あるいはこのような方法で得られた混合物をさらに一軸押出機、二軸押出機、ニーダー、バンバリーミキサー等で溶融混練した後、造粒することによって得ることができる。
[5]熱可塑性フィルム
本発明に関わる熱可塑性フィルムは、少なくとも一面に、前項で述べたポリエチレン樹脂組成物からなるシーラント層を有するフィルムであれば、単層フィルムであってもかまわないが、耐熱性、透明性、ガスバリア性等の各種性能を備えた複室容器とするには、複数の種類のフィルムを積層した多層フィルムとすることが好ましい。
[6]複室容器
本発明の複室容器は、図1に示し後述するように、薬液を収容する収容室を2室以上備え、該収容室が前項に記載した熱可塑性フィルムからなり、かつ、収容室間を区画する易剥離シール部が、前記熱可塑性フィルムのシーラント層同士を融着させてなるものである。
A.ポリエチレン樹脂
実施例、比較例に用いたポリエチレン樹脂の諸性質は下記の方法により評価した。
重量平均分子量(Mw)、数平均分子量(Mn)、重量平均分子量と数平均分子量の比(Mw/Mn)およびピークトップ分子量(Mp)は、GPCによって測定した。GPC装置(東ソー株式会社製(商品名)HLC−8121GPC/HT)およびカラム(東ソー株式会社製(商品名)TSKgel GMHhr−H(20)HT)を用い、カラム温度を140℃に設定し、溶離液として1,2,4−トリクロロベンゼンを用いて測定した。測定試料は1.0mg/mlの濃度で調製し、0.3ml注入して測定した。分子量の検量線は、分子量既知のポリスチレン試料を用いて校正した。なお、MwおよびMnは直鎖状ポリエチレン換算の値として求めた。
分子量分別は、カラムとしてガラスビーズ充填カラム(直径:21mm、長さ:60cm)を用い、カラム温度を130℃に設定して、サンプル1gをキシレン30mLに溶解させたものを注入する。次に、キシレン/2−エトキシエタノールの比率が5/5のものを展開溶媒として用い、留出物を除去する。その後、キシレンを展開溶媒として用い、カラム中に残った成分を留出させ、ポリマー溶液を得る。得られたポリマー溶液に5倍量のメタノールを添加しポリマー分を沈殿させ、ろ過および乾燥することにより、Mnが10万以上である成分を回収した。
長鎖分岐数は、日本電子株式会社製JNM−GSX400型核磁気共鳴装置を用いて、13C−NMRによってヘキシル基以上の分岐数を測定した。溶媒はベンゼン−d6/オルトジクロロベンゼン(体積比30/70)である。主鎖メチレン炭素(化学シフト:30ppm)1,000個当たりの個数として、α−炭素(34.6ppm)およびβ−炭素(27.3ppm)のピークの平均値から求めた。
<強熱残分>
第十六改正日本薬局方に規定の強熱残分試験法に準拠し、試料50gを精秤した後、白金皿に入れてガスバーナーにより燃焼させ、さらに電気炉で650℃、1時間の条件で完全灰化させたときの残留物の重量を秤量し、初期重量に対する百分率を求めることによって算出した。
密度は、JIS K6922−1に準拠して密度勾配管法で測定した。
MFR(メルトフローレート)は、JIS K6922−1に準拠して測定を行った。
(1)高密度ポリエチレン
(A)−1
[変性粘土の調製]
脱イオン水4.8L、エタノール3.2Lの混合溶媒に、ジメチルベヘニルアミン;(C22H45)(CH3)2N 354gと37%塩酸83.3mLを加え、ジメチルベヘニルアミン塩酸塩溶液を調製した。この溶液に合成ヘクトライト1,000gを加え終夜撹拌し、得られた反応液をろ過した後、固体分を水で十分洗浄した。固体分を乾燥させたところ、1,180gの有機変性粘土を得た。赤外線水分計で測定した含液量は0.8%であった。次に、この有機変性粘土を粉砕し、平均粒径を6.0μmに調製した。
[重合触媒の調製]
5Lのフラスコに、[変性粘土の調製]の項で得た有機変性粘土450g、ヘキサン1.4kgを加え、その後トリイソブチルアルミニウムのヘキサン20重量%溶液1.78kg(1.8モル)、ビス(n−ブチル−シクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロライド7.32g(18ミリモル)を加え、60℃に加熱して1時間撹拌した。反応溶液を45℃に冷却し、2時間静置した後に傾斜法で上澄液を除去した。次に、トリイソブチルアルミニウムのヘキサン1重量%溶液1.78kg(0.09モル)を添加し、45℃で30分間反応させた。反応溶液を45℃で2時間静置した後に傾斜法で上澄液を除去し、トリイソブチルアルミニウムのヘキサン20重量%溶液0.45kg(0.45モル)を加え、ヘキサンで再希釈して全量を4.5Lとし重合触媒を調製した。
[(A)−1の製造]
内容量300Lの重合器に、ヘキサンを135kg/時、エチレンを20.0kg/時、ブテン−1を0.3kg/時、水素5NL/時および[重合触媒の調製]の項で得られた重合触媒を連続的に供給した。また、助触媒として液中のトリイソブチルアルミニウムの濃度を0.93ミリモル/kgヘキサンとなるように、それぞれ連続的に供給した。重合温度は85℃に制御した。得られた高密度ポリエチレン((A)−1)はMFR=1.0g/10分、密度952kg/m3であった。(A)−1の基本特性評価結果を表1に示す。
[変性粘土の調製]
(A)−1と同様の方法により変性粘土を調製した。
[重合触媒の調製]
(A)−1と同様の方法により重合触媒を調製した。
[(A)−2の製造]
内容量300Lの重合器に、ヘキサンを135kg/時、エチレンを20.0kg/時、ブテン−1を0.4kg/時、水素8NL/時および[重合触媒の調製]の項で得られた重合触媒を連続的に供給した。また、助触媒として液中のトリイソブチルアルミニウムの濃度を0.93ミリモル/kgヘキサンとなるように、それぞれ連続的に供給した。重合温度は85℃に制御した。得られた高密度ポリエチレン((A)−2)はMFR=3.0g/10分、密度945kg/m3であった。(A)−2の基本特性評価結果を表1に示す。
(B)−1
[変性粘土の調製]
水1,500mlに37%塩酸30mlおよびN,N−ジメチル−ベヘニルアミンを106g加え、N,N−ジメチル−ベヘニルアンモニウム塩酸塩水溶液を調製した。平均粒径7.8μmのモンモリロナイト300g(クニミネ工業株式会社製、商品名クニピアFをジェット粉砕機で粉砕することによって調製した)を上記塩酸塩水溶液に加え、6時間反応させた。反応終了後、反応溶液を濾過し、得られたケーキを6時間減圧乾燥し、変性粘土370gを得た。
[重合触媒の調製]
窒素雰囲気下の20Lステンレス容器にヘプタン3.3L、トリエチルアルミニウムのヘプタン溶液(20重量%希釈品)をアルミニウム原子当たり1.13mol(0.9L)および上記で得られた変性粘土50gを加えて1時間撹拌した。そこへジフェニルメチレン(4−フェニル−インデニル)(2,7−ジ−t−ブチル−9−フルオレニル)ジルコニウムジクロライドをジルコニウム原子当たり1.25mmol加えて12時間撹拌した.得られた懸濁系に脂肪族系飽和炭化水素溶媒(出光石油化学製、商品名IPソルベント2835)5.8Lを加えることにより、触媒を調製した。(ジルコニウム濃度0.125mmol/L)
[(B)−1の製造]
高温高圧重合用に装備された槽型反応器を用い、エチレンおよび1−ヘキセンを連続的に反応器に圧入して、全圧を90MPa、1−ヘキセン濃度を23mol%、水素濃度を1mol%になるように設定した。そして反応器を1,500rpmで撹拌し、上記により得られた重合触媒を反応器の供給口より連続的に供給し、平均温度を200℃に保ち重合反応を行った。得られた直鎖状低密度ポリエチレン((B)−1)はMFR=0.8g/10分、密度900kg/m3であった。(B)−1の基本特性評価結果を表2に示す。
[変性粘土の調製]
(B)−1と同様の方法により変性粘土を調製した。
[重合触媒の調製]
(B)−1と同様の方法により重合触媒を調製した。
[(B)−2の製造]
高温高圧重合用に装備された槽型反応器を用い、エチレンおよび1−ヘキセンを連続的に反応器に圧入して、全圧を90MPa、1−ヘキセン濃度を18mol%、水素濃度を5mol%になるように設定した。そして反応器を1,500rpmで撹拌し、上記により得られた重合触媒を反応器の供給口より連続的に供給し、平均温度を200℃に保ち重合反応を行った。得られた直鎖状低密度ポリエチレン((B)−2)はMFR=2.0g/10分、密度907kg/m3であった。(B)−2の基本特性評価結果を表2に示す。
[変性粘土の調製]
(B)−1と同様の方法により変性粘土を調製した。
[重合触媒の調製]
(B)−1と同様の方法により重合触媒を調製した。
[(B)−3の製造]
高温高圧重合用に装備された槽型反応器を用い、エチレンおよび1−ブテンを連続的に反応器に圧入して、全圧を90MPa、1−ブテン濃度を55mol%、水素濃度を2mol%になるように設定した。そして反応器を1,500rpmで撹拌し、上記により得られた重合触媒を反応器の供給口より連続的に供給し、平均温度を160℃に保ち重合反応を行った。得られた直鎖状低密度ポリエチレン((B)−3)はMFR=2.0g/10分、密度880kg/m3であった。(B)−3の基本特性評価結果を表2に示す。
東ソー株式会社製、(商品名)ニポロン−Z ZF230(MFR=2.0g/10分、密度=920kg/m3)(B)−4の基本特性評価結果を表2に示す。
[変性粘土の調製]
(B)−1と同様の方法により変性粘土を調製した。
[重合触媒の調製]
窒素雰囲気下の20Lステンレス容器にヘプタン2.5L、トリエチルアルミニウムのヘプタン溶液(20重量%希釈品)をアルミニウム原子当たり4.5mol(3.6L)および上記で得られた変性粘土300gを加えて1時間撹拌した。そこへジフェニルメチレン(シクロペンタジエニル)(2,7−ジ−t−ブチル−9−フルオレニル)ジルコニウムジクロライドをジルコニウム原子当たり10mmol加えて12時間撹拌した.得られた懸濁系に脂肪族系飽和炭化水素溶媒(出光石油化学製、商品名IPソルベント2835)8.7Lを加えることにより、触媒を調製した。(ジルコニウム濃度0.67mmol/L)。
[(B)−5の製造]
高温高圧重合用に装備された槽型反応器を用い、エチレンおよび1−ヘキセンを連続的に反応器に圧入して、全圧を90MPa、1−ヘキセン濃度を10mol%、水素濃度を5mol%になるように設定した。そして反応器を1,500rpmで撹拌し、上記により得られた重合触媒を反応器の供給口より連続的に供給し、平均温度を200℃に保ち重合反応を行なった。得られた直鎖状低密度ポリエチレン((B)−5)はMFR=3.6g/10分、密度931kg/m3であった。(B)−5の基本特性評価結果を表2に示す。
(C)−1
[変性粘土の調製]
1Lのフラスコに工業用アルコール(日本アルコール販売社製(商品名)エキネンF−3)300mL及び蒸留水300mLを入れ、濃塩酸17.5g及びジメチルベヘニルアミン(ライオン株式会社製(商品名)アーミンDM22D)49.4g(140mmol)を添加し、45℃に加熱して合成ヘクトライト(Rockwood Additives社製(商品名)ラポナイトRDS)を100g分散させた後、60℃に昇温させてその温度を保持したまま1時間攪拌した。このスラリーを濾別後、60℃の水600mLで2回洗浄し、85℃の乾燥機内で12時間乾燥させることにより132gの有機変性粘土を得た。この有機変性粘土はジェットミル粉砕して、メジアン径を15μmとした。
[重合触媒の調製]
温度計と還流管が装着された300mLのフラスコを窒素置換した後に[変性粘土の調製]で得られた有機変性粘土25.0gとヘキサンを108mL入れ、次いでジメチルシリレン(シクロペンタジエニル)(2,4,7−トリメチルインデニル)ジルコニウムジクロリドを0.4406g、及び20%トリイソブチルアルミニウム142mLを添加して60℃で3時間攪拌した。45℃まで冷却した後に上澄み液を抜き取り、200mLのヘキサンにて5回洗浄後、ヘキサンを200ml加えて触媒懸濁液を得た(固形重量分:12.4重量%)。
[(C)−1の製造]
2Lのオートクレーブにヘキサンを1.2L、20%トリイソブチルアルミニウムを1.0mL、[重合触媒の調製]で得られた触媒懸濁液を52mg(固形分6.4mg相当)加え、70℃に昇温後、1−ブテンを17.6g加え、分圧が0.80MPaになるようにエチレン/水素混合ガスを連続的に供給した(エチレン/水素混合ガス中の水素の濃度:590ppm)。90分経過後に脱圧し、スラリーを濾別後、乾燥することで61.8gのポリマーを得た。得られたポリマーのMFRは1.6g/10分、密度は930kg/m3であった。また、数平均分子量は17,600、重量平均分子量は86,700であり、分子量30,500および155,300の位置にピークが観測された。また、分子量分別した際のMn10万以上のフラクション中に含まれる長鎖分岐数は、主鎖1000炭素数あたり0.27個であった。また、分子量分別した際のMn10万以上のフラクションの割合は、全ポリマーの20.1重量%であった。評価結果を表3に示す。
[変性粘土の調製]
1Lのフラスコに工業用アルコール(日本アルコール販売株式会社製(商品名)エキネンF−3)300mL及び蒸留水300mLを入れ、濃塩酸18.8g及びジメチルヘキサコシルアミン(Me2N(C26H53)、常法によって合成)49.1g(120mmol)を添加し、45℃に加熱して合成ヘクトライト(Rockwood Additives社製(商品名)ラポナイトRDS)を100g分散させた後、60℃に昇温させてその温度を保持したまま1時間攪拌した。このスラリーを濾別後、60℃の水600mLで2回洗浄し、85℃の乾燥機内で12時間乾燥させることにより140gの有機変性粘土を得た。この有機変性粘土はジェットミル粉砕して、メジアン径を14μmとした。
[重合触媒の調製]
温度計と還流管が装着された300mLのフラスコを窒素置換した後に[変性粘土の調製]で得られた有機変性粘土25.0gとヘキサンを108mL入れ、次いでジメチルシリレン(シクロペンタジエニル)(2、4,7−トリメチル−1−インデニル)ジルコニウムジクロリドを0.4406g、及び20%トリイソブチルアルミニウム142mLを添加して60℃で3時間攪拌した。45℃まで冷却した後に上澄み液を抜き取り、200mLのヘキサンにて5回洗浄後、ヘキサンを200ml加えて触媒懸濁液を得た(固形重量分:12.0重量%)
[(C)−2の製造]
2Lのオートクレーブにヘキサンを1.2L、20%トリイソブチルアルミニウムを1.0mL、[重合触媒の調製]で得られた触媒懸濁液を75mg(固形分9.0mg相当)加え、80℃に昇温後、1−ブテンを8.3g加え、分圧が0.85MPaになるようにエチレン/水素混合ガスを連続的に供給した(エチレン/水素混合ガス中の水素の濃度:850ppm)。90分経過後に脱圧し、スラリーを濾別後、乾燥することで58.5gのポリマーを得た。得られたポリマーのMFRは4.0g/10分、密度は941kg/m3であった。また、数平均分子量は21,200、重量平均分子量は74,000であり、分子量41,500および217,100の位置にピークが観測された。また、分子量分別した際のMn10万以上のフラクション中に含まれる長鎖分岐数は、主鎖1000炭素数あたり0.18個であった。また、分子量分別した際のMn10万以上のフラクションの割合は、全ポリマーの14.8重量%であった。評価結果を表3に示す。
[変性粘土の調製]
1Lのフラスコに工業用アルコール(日本アルコール販売株式会社製(商品名)エキネンF−3)300mL及び蒸留水300mLを入れ、濃塩酸15.0g及びジメチルベヘニルアミン(ライオン株式会社製(商品名)アーミンDM22D)42.4g(120mmol)を添加し、45℃に加熱して合成ヘクトライト(Rockwood Additives社製(商品名)ラポナイトRDS)を100g分散させた後、60℃に昇温させてその温度を保持したまま1時間攪拌した。このスラリーを濾別後、60℃の水600mLで2回洗浄し、85℃の乾燥機内で12時間乾燥させることにより122gの有機変性粘土を得た。この有機変性粘土はジェットミル粉砕して、メジアン径を15μmとした。
[重合触媒の調製]
温度計と還流管が装着された300mLのフラスコを窒素置換した後に[変性粘土の調製]で得られた有機変性粘土25.0gとヘキサンを108mL入れ、次いでジメチルシリレン(シクロペンタジエニル)(2,4,7−トリメチル−1−インデニル)ジルコニウムジクロリドを0.4406g、及び20%トリイソブチルアルミニウム142mLを添加して60℃で3時間攪拌した。45℃まで冷却した後に上澄み液を抜き取り、200mLのヘキサンにて5回洗浄後、ヘキサンを200ml加えて触媒懸濁液を得た(固形重量分:11.5重量%)。
[(C)−3の製造]
2Lのオートクレーブにヘキサンを1.2L、20%トリイソブチルアルミニウムを1.0mL、[重合触媒の調製]で得られた触媒懸濁液を70mg(固形分8.4mg相当)加え、80℃に昇温後、1−ブテンを2.4g加え、分圧が0.90MPaになるようにエチレン/水素混合ガスを連続的に供給した(エチレン/水素混合ガス中の水素の濃度:720ppm)。90分経過後に脱圧し、スラリーを濾別後、乾燥することで63.0gのポリマーを得た。得られたポリマーのMFRは11.5g/10分、密度は954kg/m3であった。また、数平均分子量は16,200、重量平均分子量は58,400であり、分子量28,200および181,000の位置にピークが観測された。また、分子量分別した際のMn10万以上のフラクション中に含まれる長鎖分岐数は、主鎖1000炭素数あたり0.16個であった。また、分子量分別した際のMn10万以上のフラクションの割合は、全ポリマーの6.8重量%であった。評価結果を表3に示す。
[変性粘土の調製]
1Lのフラスコに工業用アルコール(日本アルコール販売株式会社製(商品名)エキネンF−3)300mL及び蒸留水300mLを入れ、濃塩酸20.0g及びジメチルベヘニルアミン(ライオン株式会社製(商品名)アーミンDM22D)56.5g(160mmol)を添加し、45℃に加熱して合成ヘクトライト(Rockwood Additives社製(商品名)ラポナイトRDS)を100g分散させた後、60℃に昇温させてその温度を保持したまま1時間攪拌した。このスラリーを濾別後、60℃の水600mLで2回洗浄し、85℃の乾燥機内で12時間乾燥させることにより145gの有機変性粘土を得た。この有機変性粘土はジェットミル粉砕して、メジアン径を15μmとした。
[重合触媒の調製]
温度計と還流管が装着された300mLのフラスコを窒素置換した後に(1)で得られた有機変性粘土25.0gとヘキサンを108mL入れ、次いでジメチルシリレン(シクロペンタジエニル)(2,4,7−トリメチル−1−インデニル)ジルコニウムジクロリドを0.4406g、及び20%トリイソブチルアルミニウム142mLを添加して60℃で3時間攪拌した。45℃まで冷却した後に上澄み液を抜き取り、200mLのヘキサンにて5回洗浄後、ヘキサンを200ml加えて触媒懸濁液を得た(固形重量分:11.2重量%)。
[(C)−4の製造]
2Lのオートクレーブにヘキサンを1.2L、20%トリイソブチルアルミニウムを1.0mL、[重合触媒の調製]で得られた触媒懸濁液を74mg(固形分8.3mg相当)加え、65℃に昇温後、1−ブテンを17.5g加え、分圧が0.75MPaになるようにエチレン/水素混合ガスを連続的に供給した(エチレン/水素混合ガス中の水素の濃度:570ppm)。90分経過後に脱圧し、スラリーを濾別後、乾燥することで51.5gのポリマーを得た。得られたポリマーのMFRは0.8g/10分、密度は928kg/m3であった。また、数平均分子量は17,900、重量平均分子量は99,300であり、分子量28,100および229,100の位置にピークが観測された。また、分子量分別した際のMn10万以上のフラクション中に含まれる長鎖分岐数は、主鎖1000炭素数あたり0.26個であった。また、分子量分別した際のMn10万以上のフラクションの割合は、全ポリマーの25.4重量%であった。評価結果を表3に示す。
[変性粘土の調製]
1Lのフラスコに工業用アルコール(日本アルコール販売株式会社製(商品名)エキネンF−3)300mL及び蒸留水300mLを入れ、濃塩酸15.0g及びジメチルベヘニルアミン(ライオン株式会社製(商品名)アーミンDM22D)42.4g(120mmol)を添加し、45℃に加熱して合成ヘクトライト(Rockwood Additives社製(商品名)ラポナイトRDS)を100g分散させた後、60℃に昇温させてその温度を保持したまま1時間攪拌した。このスラリーを濾別後、60℃の水600mLで2回洗浄し、85℃の乾燥機内で12時間乾燥させることにより122gの有機変性粘土を得た。この有機変性粘土はジェットミル粉砕して、メジアン径を15μmとした。
[重合触媒の調製]
温度計と還流管が装着された300mLのフラスコを窒素置換した後に[変性粘土の調製]で得られた有機変性粘土25.0gとヘキサンを108mL入れ、次いでジメチルシリレン(シクロペンタジエニル)(2,4,7−トリメチル−1−インデニル)ジルコニウムジクロリドを0.4406g、及び20%トリイソブチルアルミニウム142mLを添加して60℃で3時間攪拌した。45℃まで冷却した後に上澄み液を抜き取り、200mLのヘキサンにて5回洗浄後、ヘキサンを200ml加えて触媒懸濁液を得た(固形重量分:11.5重量%)。
[(C)−5の製造]
2Lのオートクレーブにヘキサンを1.2L、20%トリイソブチルアルミニウムを1.0mL、[重合触媒の調製]で得られた触媒懸濁液を90mg(固形分10.4mg相当)加え、65℃に昇温後、1−ブテンを17.5g加え、分圧が0.75MPaになるようにエチレン/水素混合ガスを連続的に供給した(エチレン/水素混合ガス中の水素の濃度:550ppm)。90分経過後に脱圧し、スラリーを濾別後、乾燥することで61.4gのポリマーを得た。得られたポリマーのMFRは0.08g/10分、密度は926kg/m3であった。また、数平均分子量は21,900、重量平均分子量は127,000であり、分子量31,300および247,800の位置にピークが観測された。また、分子量分別した際のMn10万以上のフラクション中に含まれる長鎖分岐数は、主鎖1000炭素数あたり0.32個であった。また、分子量分別した際のMn10万以上のフラクションの割合は、全ポリマーの36.9重量%であった。評価結果を表3に示す。
[変性粘土の調製]
1Lのフラスコに工業用アルコール(日本アルコール販売株式会社製(商品名)エキネンF−3)300mL及び蒸留水300mLを入れ、濃塩酸15.0g及びジメチルベヘニルアミン(ライオン株式会社製(商品名)アーミンDM22D)42.4g(120mmol)を添加し、45℃に加熱して合成ヘクトライト(Rockwood Additives社製(商品名)ラポナイトRDS)を100g分散させた後、60℃に昇温させてその温度を保持したまま1時間攪拌した。このスラリーを濾別後、60℃の水600mLで2回洗浄し、85℃の乾燥機内で12時間乾燥させることにより122gの有機変性粘土を得た。この有機変性粘土はジェットミル粉砕して、メジアン径を15μmとした。
[重合触媒の調製]
温度計と還流管が装着された300mLのフラスコを窒素置換した後に[変性粘土の調製]で得られた有機変性粘土25.0gをヘキサン165mLに懸濁させ、ジメチルシランジイルビス(シクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド0.3485gおよびトリエチルアルミニウムのヘキサン溶液(1.18M)85mLを添加して60℃で3時間撹拌した。静置して室温まで冷却後に上澄み液を抜き取り、1%トリイソブチルアルミニウムのヘキサン溶液200mLにて2回洗浄した。洗浄後の上澄み液を抜き出し、5%トリイソブチルアルミニウムのヘキサン溶液にて全体を250mLとした。次いで、別途ジフェニルメチレン(1−シクロペンタジエニル)(2,7−ジ−tert−ブチル−9−フルオレニル)ジルコニウムジクロライド0.1165gのヘキサン10mL懸濁液に20%トリイソブチルアルミニウムのヘキサン溶液(0.71M)5mlを加えることにより調製した溶液を添加して、室温で6時間撹拌した。静置して上澄み液を除去、ヘキサン200mLにて2回洗浄後、ヘキサンを200mL加えて触媒懸濁液を得た(固形重量分:12.0重量%)。
[(C)−6の製造]
2Lのオートクレーブにヘキサンを1.2L、20%トリイソブチルアルミニウムを1.0mL、[重合触媒の調製]で得られた触媒懸濁液を125mg(固形分15.0mg相当)加え、85℃に昇温後、1−ブテンを2.4g加え、分圧が0.90MPaになるようにエチレンを連続的に供給した。90分経過後に脱圧し、スラリーを濾別後、乾燥することで45.0gのポリマーを得た。得られたポリマーのMFRは4.4g/10分であり、密度は951kg/m3であった。数平均分子量は9,100、重量平均分子量は77,100であり、分子量10,400および168,400の位置にピークが観測された。また、分子量分別した際のMn10万以上のフラクション中に含まれる長鎖分岐数は、主鎖1000炭素数あたり0.24個であった。また、分子量分別した際のMn10万以上のフラクションの割合は、全ポリマーの15.7重量%であった。評価結果を表3に示す。
(S)−1:下記市販品を用いた。
(S)−2:下記市販品を用いた。
(P)−1:下記市販品を用いた。
実施例、比較例に用いた熱可塑性フィルムおよび複室容器は下記の方法により製造および評価した。
三層水冷インフレーション成形機(株式会社プラコー製)を用いて、シリンダ温度180℃〜230℃、水槽温度15℃、引取速度7m/分でフィルム幅135mm、フィルム厚み250μmの三層フィルムを成形した。次いで、前記三層フィルムから長さ220mmのサンプルを切出し、中央部をヒートシールして易剥離シール部を形成した後、片方の室に超純水を75ml充填し、ヘッドスペースを20ml設けてヒートシールした。次に、もう一方の室にも超純水を75ml充填し、ヘッドスペースを20ml設けてヒートシールすることで、収容室2室を有する複室容器を作製した。
三層水冷インフレーション成形機による、成膜時のフィルム(バブル)の安定性を目視により観察、評価した。
×:バブル変動大
<フィルムの表面平滑性>
前記成形フィルムの表面状態を目視により観察、評価した。
×:表面荒れ大
<透明性>
前記三層フィルムおよび滅菌処理後の複室容器から、幅10mm×長さ50mmの試験片を切出し、紫外可視分光光度計(日本分光株式会社製 型式V−530)を用いて、純水中で波長450nmにおける光線透過率を測定した。滅菌処理後に75%以上の光線透過率が維持される場合を透明性が良好な複室容器の目安とした。
JIS K 7161に準拠して、前記滅菌処理後の複室容器から試験片を打抜き、引張試験機(型式 オートグラフ DCS−500、株式会社島津製作所製)を用いて5%弾性率を測定した。弾性率の値が200MPa以下の場合を柔軟性良好、200MPaを超える場合を柔軟性不良とした。
×:柔軟性不良
<滅菌処理>
前記複室容器を、蒸気滅菌装置(株式会社日阪製作所製)を用いて、温度121℃で20分間滅菌処理を行なった。
滅菌処理後の容器表面のシワ、変形および内層間の融着等を目視により評価し、シワ、変形が見られない場合を4点、若干のシワ、変形が見られる場合を3点、顕著なシワ、変形が見られる場合を2点、内層同士が融着した場合を1点とした。
滅菌処理後の易剥離シール部の形状を目視により評価した。
△:シール層の一部が剥離(シール幅の減少等)
×:シール層が剥離し、収容室間に連通が発生
<シール強度>
ヒートシール部を、シール方向に垂直に幅15mmの短冊形状に切り取り、200mm/分の速度で180°剥離を行い、剥離時に得られる最大値を剥離強度とした。(試験はn=5で行い、平均値を算出した。)
<シール温度幅>
シーラント層同士が対向した前記インフレーションフィルム(円筒状)を、シール圧力を2kg/cm2、シール時間を2秒とし、シール温度を1〜2℃刻みで変化させてヒートシールしたサンプルを作製した。次いで、各サンプルを121℃で20分間滅菌処理した後、前記<シール強度>の項に記載した方法でシール強度を測定し、シール強度とシール温度の関係を示す、図2のようなグラフ(ヒートシールカーブ)を作成した。このグラフを用いて、シール強度が1〜5N/15mmとなるシール温度幅を算出した。シール温度幅が4℃以上である場合を、易剥離シール部のシール強度の変動が少なく、安定した弱シール強度が得られる目安とした。
1μm以上の微粒子数が0個/10mlであることが確認された超純水を、前記<熱可塑性フィルムおよび複室容器の製造>の項に記載した方法で複室容器に充填密封した後、121℃で20分間の滅菌処理を実施し、1日放置後、HIAC/ROYCO社製微粒子カウンター「M−3000・4100・HR−60HA」を用いて1μm以上の微粒子数を測定した。尚、これらの操作は、すべてクラス1000のクリーンルーム中で行った。微粒子数が10個/ml以下である場合をクリーン性が良好な複室容器の目安とした。
表5〜表7に示す樹脂組成物を用いて、水冷インフレーション成形機により三層フィルムを成形し、成形安定性およびフィルムの表面平滑性、透明性を評価した。尚、フィルムの厚みは250μmとした。次いで、得られたフィルムをヒートシールし、超純水を充填した複室容器を作製して、121℃で高圧蒸気滅菌を行い、フィルムの透明性、外観およびクリーン性を評価した。また、成形フィルムを用いて、前記<シール温度幅>の項に記載した方法でシール温度幅を算出した。結果を表8に示す。
11 易剥離シール部
12 周縁強シール部
13 易剥離シール部で区画された収容室
Claims (7)
- 少なくとも一面にシーラント層を有する熱可塑性フィルムからなり、該熱可塑性フィルムのシーラント層同士を融着してなる易剥離シール部によって区画される収容室を2室以上備え、前記シーラント層が下記特性(a)〜(b)を満足する高密度ポリエチレン(A)40〜85重量%、下記特性(c)〜(d)を満足する直鎖状低密度ポリエチレン(B)0〜30重量%および下記特性(e)〜(h)を満足するエチレン系重合体(C)5〜40重量%((A)、(B)及び(C)の合計は100重量%)を含む樹脂組成物からなることを特徴とする複室容器。
(a)密度が945〜970kg/m3である。
(b)メルトフローレート(以下、MFRという)が0.1〜15.0g/10分である。
(c)密度が870〜930kg/m3である。
(d)MFRが0.1〜15.0g/10分である。
(e)密度が930〜960kg/m3である。
(f)MFRが0.1〜15.0g/10分である。
(g)ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィーによる分子量測定において2つのピークを示し、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が2.0〜7.0の範囲である。
(h)分子量分別した際のMnが10万以上のフラクション中に長鎖分岐を主鎖1000炭素数あたり0.15個以上有する。 - 高密度ポリエチレン(A)が、前記特性(a)〜(b)に加えて下記特性(i)〜(j)を満足することを特徴とする請求項1に記載の複室容器。
(i)ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィーにより求められる重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が3.0以下である。
(j)第十六改正日本薬局方に規定の強熱残分試験法による残分が0.02重量%以下である。 - 直鎖状低密度ポリエチレン(B)が、前記特性(c)〜(d)に加えて下記特性(k)を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の複室容器。
(k)ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィーにより求められる重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が3.0以下である。 - エチレン系重合体(C)のMw/Mnが3.0〜6.0の範囲であり、Mnが15,000以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の複室容器。
- エチレン系重合体(C)の分子量分別した際のMnが10万以上である成分の割合がエチレン系重合体(C)全体の40%未満であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の複室容器。
- 前記熱可塑性フィルムが、多層フィルムであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の複室容器。
- 121℃での滅菌処理後の易剥離シール部において、1〜5N/15mmのシール強度を得るためのシール温度幅が4℃以上であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の複室容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015138134A JP2017018290A (ja) | 2015-07-09 | 2015-07-09 | 複室容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015138134A JP2017018290A (ja) | 2015-07-09 | 2015-07-09 | 複室容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017018290A true JP2017018290A (ja) | 2017-01-26 |
Family
ID=57887067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015138134A Pending JP2017018290A (ja) | 2015-07-09 | 2015-07-09 | 複室容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017018290A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018165360A (ja) * | 2017-03-28 | 2018-10-25 | 東ソー株式会社 | 樹脂組成物およびそれよりなるフィルム |
JP2020001773A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-09 | 東洋製罐株式会社 | 内面に潤滑液コーティング層を備えたダイレクトブロー空ボトルおよびボトル詰め水中油型乳化食品 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009107634A (ja) * | 2007-10-26 | 2009-05-21 | Nippon Matai Co Ltd | ヒートシール方法および軟包装用容器 |
JP2015096190A (ja) * | 2013-10-10 | 2015-05-21 | 東ソー株式会社 | ポリエチレン樹脂組成物、それよりなる積層体およびこの積層体を用いた医療容器 |
-
2015
- 2015-07-09 JP JP2015138134A patent/JP2017018290A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009107634A (ja) * | 2007-10-26 | 2009-05-21 | Nippon Matai Co Ltd | ヒートシール方法および軟包装用容器 |
JP2015096190A (ja) * | 2013-10-10 | 2015-05-21 | 東ソー株式会社 | ポリエチレン樹脂組成物、それよりなる積層体およびこの積層体を用いた医療容器 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018165360A (ja) * | 2017-03-28 | 2018-10-25 | 東ソー株式会社 | 樹脂組成物およびそれよりなるフィルム |
JP2022132652A (ja) * | 2017-03-28 | 2022-09-08 | 東ソー株式会社 | 樹脂組成物およびそれよりなるフィルム |
JP7279300B2 (ja) | 2017-03-28 | 2023-05-23 | 東ソー株式会社 | 樹脂組成物およびそれよりなるフィルム |
JP7310992B2 (ja) | 2017-03-28 | 2023-07-19 | 東ソー株式会社 | 樹脂組成物およびそれよりなるフィルム |
JP2020001773A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-09 | 東洋製罐株式会社 | 内面に潤滑液コーティング層を備えたダイレクトブロー空ボトルおよびボトル詰め水中油型乳化食品 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6311562B2 (ja) | ポリエチレン樹脂組成物、それよりなる積層体およびこの積層体を用いた医療容器 | |
JP6311262B2 (ja) | ポリエチレン製積層体およびそれよりなる医療容器 | |
JP6295588B2 (ja) | ポリエチレン樹脂組成物およびそれよりなる医療容器 | |
JP5144573B2 (ja) | 医療容器用ポリプロピレン系樹脂組成物および医療用容器 | |
EP2402156B1 (en) | Multilayer film and bag formed of the film | |
JP6097605B2 (ja) | 医療用袋 | |
JP6163952B2 (ja) | ポリエチレン製積層体およびそれよりなる医療容器 | |
JP2006306476A (ja) | ポリプロピレン系医療用ブロー容器 | |
JP6343886B2 (ja) | ポリエチレン製医療容器 | |
JP7279300B2 (ja) | 樹脂組成物およびそれよりなるフィルム | |
JP7310445B2 (ja) | ポリエチレン樹脂組成物、積層体および医療容器 | |
JP2017018290A (ja) | 複室容器 | |
JP7192445B2 (ja) | 積層体及びそれよりなる医療容器 | |
JP6840950B2 (ja) | ポリエチレン樹脂組成物及び容器 | |
JP6434844B2 (ja) | 医療用複室容器 | |
JP2019156913A (ja) | ポリエチレン樹脂組成物及び容器 | |
JP2016106792A (ja) | 医療用複室容器 | |
JP2020142399A (ja) | ヒートシール用フィルムの製造方法 | |
JP2022124557A (ja) | ポリエチレン樹脂組成物、積層体および医療容器 | |
JP2018115268A (ja) | フィルム及び医療容器 | |
JP6661877B2 (ja) | 医療用容器 | |
JP2019035072A (ja) | ヒートシール用樹脂組成物及びそれを用いたフィルム | |
JP2017141408A (ja) | ポリエチレン樹脂組成物からなるチューブ | |
JP6574333B2 (ja) | 医療用複室容器 | |
JPH0999035A (ja) | 医療用容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180612 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190508 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190702 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190820 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191224 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200721 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200923 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20210302 |