JP7192445B2 - 積層体及びそれよりなる医療容器 - Google Patents
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(a)密度が945以上960kg/m3未満である。
(b)JIS K6922-1に準拠して測定したメルトフローレート(以下、MFRという)が0.10~15g/10分である。
(c)ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィーにより求められる重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が3.0以下である。
(d)密度が960以上970kg/m3以下である。
(e)MFRが0.10~40g/10分である。
(f)密度が890~915kg/m3である。
(g)MFRが0.10~15g/10分である。
(h)ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィーにより求められる重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が3.0以下である。
(i)密度が930~960kg/m3である。
(j)MFRが0.10~15g/10分である。
(k)ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィーによる分子量測定において2つのピークを示し、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が2.0~7.0の範囲である。
(l)分子量分別した際のMnが10万以上のフラクション中に長鎖分岐を主鎖1000炭素数あたり0.15個以上有する。
[1]高密度ポリエチレン(A-1)
本発明に用いる高密度ポリエチレン(A-1)は、エチレン単独重合体、またはエチレンとα-オレフィンの共重合体である。
[2]高密度ポリエチレン(A-2)
本発明に用いる高密度ポリエチレン(A-2)は、エチレン単独重合体、またはエチレンとα-オレフィンの共重合体である。
[3]直鎖状低密度ポリエチレン(B)
本発明に用いる直鎖状低密度ポリエチレン(B)は、エチレンとα-オレフィンの共重合体である。
[4]エチレン系重合体(C)
本発明に関わるエチレン系重合体(C)は、JIS K6922-1に準拠し、190℃、荷重2.16kgで測定したMFRが0.10~15g/10分、好ましくは0.50~10g/10分、より好ましくは1.0~5.0g/10分である。MFRが0.10g/10分以上だと、成形加工時の押出負荷が大きくなると共に、成形時に表面荒れが生じないため好ましい。また、MFRが15g/10分以下の場合、成形時の加工安定性が良好であり好ましい。
[5]樹脂組成物
本発明に用いる樹脂組成物は、前述の高密度ポリエチレン(A-1)、高密度ポリエチレン(A-2)、直鎖状低密度ポリエチレン(B)およびエチレン系重合体(C)を、従来公知の方法、例えばヘンシェルミキサー、V-ブレンダー、リボンブレンダー、タンブラーブレンダー等で混合する方法、あるいはこのような方法で得られた混合物をさらに一軸押出機、二軸押出機、ニーダー、バンバリーミキサー等で溶融混練した後、造粒することによって得ることができる。
[6]積層体
本発明の積層体は、少なくともA層、B層、C層をこの順に有する3層以上の積層体であって、前記A層が下記特性(a)~(c)を満足する高密度ポリエチレン(A-1)65~99重量部、下記特性(d)~(e)を満足する高密度ポリエチレン(A-2)35~1重量部((A-1)と(A-2)の合計は100重量部)を含む樹脂組成物からなり、B層及びC層が熱可塑性樹脂からなることを特徴とする積層体に関するものである。
(a)密度が945以上960kg/m3未満である。
(b)MFRが0.10~15g/10分である。
(c)ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィーにより求められる重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が3.0以下である。
(d)密度が960以上970kg/m3以下である。
(e)MFRが0.10~40g/10分である。
[7]医療容器
本発明の医療容器は、前記積層体からなり、A層を内層とするものである。また、薬液を収容する収容部を備えた医療容器であって、少なくとも収容部が前記積層体からなるものである。
重量平均分子量(Mw)、数平均分子量(Mn)、重量平均分子量と数平均分子量の比(Mw/Mn)およびピークトップ分子量(Mp)は、GPCによって測定した。GPC装置(東ソー(株)製(商品名)HLC-8121GPC/HT)およびカラム(東ソー(株)製(商品名)TSKgel GMHhr-H(20)HT)を用い、カラム温度を140℃に設定し、溶離液として1,2,4-トリクロロベンゼンを用いて測定した。測定試料は1.0mg/mlの濃度で調製し、0.3ml注入して測定した。分子量の検量線は、分子量既知のポリスチレン試料を用いて校正した。なお、MwおよびMnは直鎖状ポリエチレン換算の値として求めた。
分子量分別は、カラムとしてガラスビーズ充填カラム(直径:21mm、長さ:60cm)を用い、カラム温度を130℃に設定して、サンプル1gをキシレン30mLに溶解させたものを注入する。次に、キシレン/2-エトキシエタノールの比率が5/5のものを展開溶媒として用い、留出物を除去する。その後、キシレンを展開溶媒として用い、カラム中に残った成分を留出させ、ポリマー溶液を得る。得られたポリマー溶液に5倍量のメタノールを添加しポリマー分を沈殿させ、ろ過および乾燥することにより、Mnが10万以上である成分を回収した。
長鎖分岐数は、日本電子(株)製JNM-GSX400型核磁気共鳴装置を用いて、13C-NMRによってヘキシル基以上の分岐数を測定した。溶媒はベンゼン-d6/オルトジクロロベンゼン(体積比30/70)である。主鎖メチレン炭素(化学シフト:30ppm)1,000個当たりの個数として、α-炭素(34.6ppm)およびβ-炭素(27.3ppm)のピークの平均値から求めた。
密度は、JIS K6922-1に準拠して密度勾配管法で測定した。
MFR(メルトフローレート)は、JIS K6922-1に準拠して測定を行った。
溶融張力の測定用試料は、サンプルに耐熱安定剤(チバスペシャリティケミカルズ社製、イルガノックス1010TM;1,500ppm、イルガフォス168TM;1,500ppm)を添加したものを、インターナルミキサー(東洋精機製作所製、商品名ラボプラストミル)を用いて、窒素気流下、190℃、回転数30rpmで30分間混練したものを用いた。
(1)高密度ポリエチレン(A-1)
HD-1
[変性粘土の調製]
脱イオン水4.8L、エタノール3.2Lの混合溶媒に、ジメチルベヘニルアミン;(C22H45)(CH3)2N 354gと37%塩酸83.3mLを加え、ジメチルベヘニルアミン塩酸塩溶液を調製した。この溶液に合成ヘクトライト1,000gを加え終夜撹拌し、得られた反応液をろ過した後、固体分を水で十分洗浄した。固体分を乾燥させたところ、1,180gの有機変性粘土化合物を得た。赤外線水分計で測定した含液量は0.8%であった。次に、この有機変性粘土化合物を粉砕し、平均粒径を6.0μmに調製した。
[重合触媒の調製]
5Lのフラスコに、[変性粘土化合物の調製]の項で得た有機変性粘土化合物450g、ヘキサン1.4kgを加え、その後トリイソブチルアルミニウムのヘキサン20重量%溶液1.78kg(1.8モル)、ビス(n-ブチル-シクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロライド7.32g(18ミリモル)を加え、60℃に加熱して1時間撹拌した。反応溶液を45℃に冷却し、2時間静置した後に傾斜法で上澄液を除去した。次に、トリイソブチルアルミニウムのヘキサン1重量%溶液1.78kg(0.09モル)を添加し、45℃で30分間反応させた。反応溶液を45℃で2時間静置した後に傾斜法で上澄液を除去し、トリイソブチルアルミニウムのヘキサン20重量%溶液0.45kg(0.45モル)を加え、ヘキサンで再希釈して全量を4.5Lとし重合触媒を調製した。
[HD-1の製造]
内容量300Lの重合器に、ヘキサンを135kg/時、エチレンを20.0kg/時、ブテン-1を0.3kg/時、水素5NL/時および[重合触媒の調製]の項で得られた重合触媒を連続的に供給した。また、助触媒として液中のトリイソブチルアルミニウムの濃度を0.93ミリモル/kgヘキサンとなるように、それぞれ連続的に供給した。重合温度は85℃に制御した。得られた高密度ポリエチレン(HD-1)はMFR=1.0g/10分、密度952kg/m3であった。HD-1の基本特性評価結果を表1に示す。
HD-2の基本特性評価結果を表1に示す。
HD-3:下記市販品を用いた。
HD-3の基本特性評価結果を表2に示す。
HD-4の基本特性評価結果を表2に示す。
LL-1
[変性粘土の調製]
水1,500mlに37%塩酸30mlおよびN,N-ジメチル-ベヘニルアミンを106g加え、N,N-ジメチル-ベヘニルアンモニウム塩酸塩水溶液を調製した。平均粒径7.8μmのモンモリロナイト300g(クニミネ工業製、商品名クニピアFをジェット粉砕機で粉砕することによって調製した)を上記塩酸塩水溶液に加え、6時間反応させた。反応終了後、反応溶液を濾過し、得られたケーキを6時間減圧乾燥し、変性粘土化合物370gを得た。
[重合触媒の調製]
窒素雰囲気下の20Lステンレス容器にヘプタン3.3L、トリエチルアルミニウムのヘプタン溶液(20wt%希釈品)をアルミニウム原子当たり1.13mol(0.9L)および上記で得られた変性粘土化合物50gを加えて1時間撹拌した。そこへジフェニルメチレン(4-フェニル-インデニル)(2,7-ジ-t-ブチル-9-フルオレニル)ジルコニウムジクロライドをジルコニウム原子当たり1.25mmol加えて12時間撹拌した.得られた懸濁系に脂肪族系飽和炭化水素溶媒(出光石油化学製、商品名IPソルベント2835)5.8Lを加えることにより、触媒を調製した。(ジルコニウム濃度0.125mmol/L)
[LL-1の製造]
高温高圧重合用に装備された槽型反応器を用い、エチレンおよび1-ヘキセンを連続的に反応器に圧入して、全圧を90MPa、1-ヘキセン濃度を18mol%、水素濃度を7mol%になるように設定した。そして反応器を1,500rpmで撹拌し、上記により得られた重合触媒を反応器の供給口より連続的に供給し、平均温度を200℃に保ち重合反応をいった。得られた直鎖状低密度ポリエチレン(LL-1)はMFR=3.5g/10分、密度910kg/m3であった。(B1)-1の基本特性評価結果を表3に示す。
EP-1
[変性粘土の調製]
1Lのフラスコに工業用アルコール(日本アルコール販売社製(商品名)エキネンF-3)300mL及び蒸留水300mLを入れ、濃塩酸17.5g及びジメチルベヘニルアミン(ライオン株式会社製(商品名)アーミンDM22D)49.4g(140mmol)を添加し、45℃に加熱して合成ヘクトライト(Rockwood Additives社製(商品名)ラポナイトRDS)を100g分散させた後、60℃に昇温させてその温度を保持したまま1時間攪拌した。このスラリーを濾別後、60℃の水600mLで2回洗浄し、85℃の乾燥機内で12時間乾燥させることにより132gの有機変性粘土を得た。この有機変性粘土はジェットミル粉砕して、メジアン径を15μmとした。
[重合触媒の調製]
温度計と還流管が装着された300mLのフラスコを窒素置換した後に[変性粘土の調製]で得られた有機変性粘土25.0gとヘキサンを108mL入れ、次いでジメチルシリレン(シクロペンタジエニル)(2,4,7-トリメチルインデニル)ジルコニウムジクロリドを0.4406g、及び20%トリイソブチルアルミニウム142mLを添加して60℃で3時間攪拌した。45℃まで冷却した後に上澄み液を抜き取り、200mLのヘキサンにて5回洗浄後、ヘキサンを200ml加えて触媒懸濁液を得た(固形重量分:12.4wt%)。
[EP-1の製造]
2Lのオートクレーブにヘキサンを1.2L、20%トリイソブチルアルミニウムを1.0mL、[重合触媒の調製]で得られた触媒懸濁液を52mg(固形分6.4mg相当)加え、70℃に昇温後、1-ブテンを17.6g加え、分圧が0.80MPaになるようにエチレン/水素混合ガスを連続的に供給した(エチレン/水素混合ガス中の水素の濃度:590ppm)。90分経過後に脱圧し、スラリーを濾別後、乾燥することで61.8gのポリマーを得た。得られたポリマーのMFRは1.6g/10分、密度は930kg/m3であった。また、数平均分子量は17,600、重量平均分子量は86,700であり、分子量30,500および155,300の位置にピークが観測された。また、分子量分別した際のMn10万以上のフラクション中に含まれる長鎖分岐数は、主鎖1000炭素数あたり0.27個であった。また、分子量分別した際のMn10万以上のフラクションの割合は、全ポリマーの20.1wt%であった。また、溶融張力は75mNであった。評価結果を表4に示す。
三層水冷インフレーション成形機(プラコー社製)を用いて、シリンダ温度180℃、水槽温度15℃、引取速度4m/分でフィルム幅135mm、フィルム厚みがA層20μm、B層210μm、C層20μm、合計250μmの三層フィルムを成形した。次いで、前記三層フィルムから長さ195mmのサンプルを切出し、一方の端をヒートシールして袋状にした後、超純水を300ml充填し、ヘッドスペースを50ml設けてヒートシールして医療容器を作製した。密着防止性の評価用には、超純水を充填せず、フィルム内面が接した状態でヒートシールし、中身が空の医療用容器を作製した。
前記医療容器を、蒸気滅菌装置((株)日阪製作所製)を用いて、温度121℃で20分間滅菌処理を行なった。
三層水冷インフレーション成形機による、成膜時のフィルム(バブル)の安定性を目視により観察、評価した。
×:バブル変動大
<表面平滑性>
前記成形フィルムの表面状態を目視により観察、評価した。
×:表面荒れ大
<滅菌後外観>
滅菌処理後のフィルム表面のシワ、変形およびA層間の融着等を目視により評価し、シワ、変形が見られない場合を4点、若干のシワ、変形が見られる場合を3点、顕著なシワ、変形が見られる場合を2点、A層同士が融着した場合を1点とした。
前記三層フィルムおよび滅菌処理後の医療容器から、幅10mm×長さ50mmの試験片を切出し、紫外可視分光光度計(型式220A、日立製作所製)を用いて、純水中で波長450nmにおける光線透過率を測定した。滅菌処理40分後及び滅菌処理1日後の光線透過率が55%以上であり、滅菌処理後40分後と1日後の光線透過率の差が2%以内である場合を滅菌処理直後においても、滅菌処理経時後においても透明性が良好な医療容器の目安とした。
滅菌24時間後の中身が空の医療容器から、フィルム2枚が重なった状態で幅15mm×長さ100mmの試験片を切り出し、引張試験機(オリエンテック社製テンシロンRTG-1210)により引張速度200mm/分で2枚のフィルムを剥離し、密着強度を測定した。密着強度が0.5N/15mm未満であった場合を密着防止性が良好なフィルムの目安とした。
表5~7に示す樹脂組成物を用いて、水冷インフレーション成形機により三層フィルムを成形し、成形安定性およびフィルムの表面平滑性、透明性を評価した。尚、フィルムの厚みは250μmとした。次いで、得られたフィルムをヒートシールし、超純水を充填した医療容器または空の医療容器を作製して、121℃で高圧蒸気滅菌を行い、滅菌後のフィルム外観、透明性、柔軟性、透湿度およびクリーン性を評価した。結果を表8に示す。
A層に用いる樹脂組成物を表8および表9に示すように変更した以外は、実施例1と同様にして三層フィルムおよび医療容器を作製し、評価を行った。結果を表8および表9に示す。
Claims (9)
- 少なくともA層、B層、C層をこの順に有する3層以上の積層体であって、前記A層が下記特性(a)~(c)を満足する高密度ポリエチレン(A-1)65~99重量部、及び下記特性(d)~(e)を満足する高密度ポリエチレン(A-2)1~35重量部((A-1)と(A-2)の合計は100重量部)を含む樹脂組成物からなり、B層及びC層が熱可塑性樹脂からなり、121℃滅菌処理40分後及び1日後の光線透過率が55%超であることを特徴とする積層体。
(a)密度が945以上960kg/m3未満である。
(b)JIS K6922-1に準拠して測定したメルトフローレート(以下、MFRという)が0.10~15g/10分である。
(c)ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィーにより求められる重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が2.0~3.0である。
(d)密度が960~970kg/m3である。
(e)MFRが0.10~40g/10分である。 - 121℃滅菌処理40分後と1日後の光線透過率の差が2%以内である請求項1に記載の積層体。
- 光線透過率が65%以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の積層体。
- B層及びC層がポリエチレンを含む樹脂組成物からなる請求項1~3のいずれかに記載の積層体。
- B層が、前記高密度ポリエチレン(A-1)10~40重量部、及び下記特性(f)~(h)を満足する直鎖状低密度ポリエチレン(B)60~90重量部((A-1)と(B)の合計は100重量部)を含む樹脂組成物からなる請求項1~4のいずれかに記載の積層体。
(f)密度が890~915kg/m3である。
(g)MFRが0.10~15g/10分である。
(h)ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィーにより求められる重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が2.0~3.0である。 - C層が、前記高密度ポリエチレン(A-1)50~95重量部、及び下記特性(i)~(l)を満足するエチレン系重合体(C)5~50重量部((A-1)と(C)の合計は100重量部)を含む樹脂組成物からなる請求項1~5のいずれかに記載の積層体。
(i)密度が930~960kg/m3である。
(j)MFRが0.10~15g/10分である。
(k)ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィーによる分子量測定において2つのピークを示し、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が2.0~7.0の範囲である。
(l)分子量分別した際のMnが10万以上のフラクション中にヘキシル基以上の長鎖分岐を主鎖1000炭素数あたり0.15個以上有する。 - 請求項1~6のいずれかに記載の積層体からなり、A層を内層とする医療容器。
- 薬液を収容する収容部を備えた医療容器であって、少なくとも前記収容部は、請求項1~6のいずれかに記載の積層体からなり、A層を内層とすることを特徴とする医療容器。
- 121℃で20分間滅菌処理した光線透過率が55%超であることを特徴とする請求項7~8のいずれかに記載の医療容器。
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