JP2017017576A - ネットワークストレージ装置、ネットワークストレージ装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

ネットワークストレージ装置、ネットワークストレージ装置の制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】外部機器の通電状態に応じてネットワークインタフェースの動作を適切に制御する。【解決手段】データが格納される記憶部を有するネットワークストレージ装置において、第1のネットワークインタフェースを有する第1の通信部と、第2のネットワークインタフェースを有する第2の通信部と、第1、第2のネットワークインタフェースのそれぞれを介して接続される外部機器間の通信を中継する中継部と、第1のネットワークインタフェースを介して接続されている外部機器の通電状態を検出する検出部と、ネットワークストレージ装置自身を電源断すべきトリガが発生したとき、外部機器が通電状態にあると検出部が検出したら、第1の通信部の動作を継続させる動作制御部とを設けた。【選択図】図4

Description

本発明は、データが格納される記憶部を有するネットワークストレージ装置、ネットワークストレージ装置の制御方法及びプログラムに関する。
産業用電気機器のみならず、一般家庭用電気機器においても環境に配慮した設計(エコデザイン)が求められている。このような背景から、欧州委員会は、「エネルギー関連製品(Energy related Product:ErP)のエコデザインに関する枠組み指令」(以下、ErP指令と称する)を発令し、エネルギーに関連する製品全般を対象にエコデザインを義務づけることになった。このErP指令には、家庭用及び事務所用電気電子機器の待機消費電力に関するエコデザイン要求事項が含まれており、ユーザが一定時間機器を使用していないと判断した場合、待機電力を0.5W以下にすることが求められている(非特許文献1参照)。
データが格納された記憶装置において、上述したErP指令を実現するためには、この記憶装置をユーザが使用していることが検出されていれば記憶装置の動作を継続し、ユーザが一定時間使用していないことが検出されたら記憶装置が自身の動作を停止するような動作制御手順が考えられる。
特開2014−220606号公報
欧州委員会規則801/2013[平成27年6月23日検索]、インターネット<URL: http://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/PDF/?uri=CELEX:32013D0801&qid=1435036833531&from=EN>
近年、NAS(Network Attached Storage)に代表されるネットワークストレージ装置において、複数のネットワークインタフェースを備え、一方がルータ等の外部機器を経由してインターネットに接続され、他方が、このネットワークストレージ装置に格納されたオーディオデータを読み出して復号処理等を行って再生動作を行うプレーヤーに接続されたものが提案されている(特許文献1参照)。このネットワークストレージ装置は、プレーヤーがインターネットに接続する際に各種データを中継するブリッジ装置としても機能する。
しかしながら、このようなネットワークストレージ装置において、上述のErP指令に準拠した動作を行わせようとした場合、プレーヤーが通電状態にあってインターネットに接続しようとした際に、ネットワークストレージ装置が自身の動作を停止している可能性がある。この場合、ネットワークストレージ装置が動作を停止していれば、ブリッジ装置としての動作も停止していることが考えられるので、ユーザからの動作指令に基づいてプレーヤーがインターネットへの接続を希望しても、インターネットに接続できない可能性があった。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたもので、外部機器の通電状態に応じてネットワークインタフェースの動作を適切に制御することの可能なネットワークストレージ装置、ネットワークストレージ装置の制御方法及びプログラムの提供を、その目的の一つとしている。
本発明はデータが格納される記憶部を有するネットワークストレージ装置に適用される。そして、第1のネットワークインタフェースを有する第1の通信部と、第2のネットワークインタフェースを有する第2の通信部と、第1のネットワークインタフェースを介して接続される外部機器と第2のネットワークインタフェースを介して接続される外部機器との間の通信を中継する中継部と、第1のネットワークインタフェースを介して接続されている外部機器の通電状態を検出する検出部と、ネットワークストレージ装置自身を電源断すべきトリガが発生したとき、外部機器が通電状態にあると検出部が検出したら、第1の通信部の動作を継続させる動作制御部とを設けることにより、上述の課題の少なくとも一つを解決している。
ここで、動作制御部は、ネットワークストレージ装置自身を電源断すべきトリガが発生したとき、第1のネットワークインタフェースを介して接続されている外部機器が通電状態にあると検出部が検出したら、ネットワークストレージ装置自身の通電状態を継続させることが好ましい。
あるいは、動作制御部は、ネットワークストレージ装置自身を電源断すべきトリガが発生したとき、第1のネットワークインタフェースを介して接続されている外部機器が通電状態にあると検出部が検出したら、第1及び第2の通信部の動作を継続させることが好ましい。
また、中継部を動作させるか否かの設定を保持する設定保持部を設けた場合、中継部は、設定保持部に保持された設定に基づいて中継動作を行うか否かを定めることが好ましい。
また、動作制御部は、ネットワークストレージ装置自身を電源断すべきトリガが発生したとき、第1のネットワークインタフェースを介して接続されている外部機器が通電状態にあると検出部が検出し、かつ、設定保持部が中継部を動作させる設定を保持していたら、第1、第2の通信部及び中継部の動作を継続させることが好ましい。
あるいは、動作制御部は、ネットワークストレージ装置自身を電源断すべきトリガが発生したとき、第1のネットワークインタフェースを介して接続されている外部機器が通電状態にあると検出部が検出し、かつ、設定保持部が中継部を動作させない設定を保持していたら、ネットワークストレージ装置自身の通電状態を継続させることが好ましい。
また、第1のネットワークインタフェースを介して接続されている外部機器が電源断状態から通電状態に移行したことを検出部が検出したら、第1のネットワークインタフェースを介して接続されている外部機器に対してこの第1のネットワークインタフェースとの通信が可能なネットワークアドレスを設定する機能を有する外部機器を第2のネットワークインタフェースを介して検索し、ネットワークアドレスを設定する機能を有する外部機器を検索できたときはこの外部機器によるネットワークアドレス設定を受け入れ、検索できなかったときは第1のネットワークインタフェースを介して接続されている外部機器に対してこの第1のネットワークインタフェースとの通信が可能なネットワークアドレスを設定するアドレス設定部を設けることが好ましい。さらに、アドレス設定部は、ネットワークアドレスを設定する機能を有する外部機器を検索できたときは、第1のネットワークインタフェースをリンクダウンしてから再度リンクアップした後、この外部機器によるネットワークアドレス設定を受け入れることが好ましい。
そして、第1及び第2の通信部の少なくとも一方が動作を行わなくなった時点で計時を開始し、計時時刻が所定の時間に至ったら、ネットワークストレージ装置自身を電源断すべきトリガを発生する計時部を設けることが好ましい。
また、本発明は、データが格納される記憶部と、第1のネットワークインタフェースを有する第1の通信部と、第2のネットワークインタフェースを有する第2の通信部と、第1、第2のネットワークインタフェースのそれぞれを介して接続される外部機器間の通信を中継する中継部とを有するネットワークストレージ装置の制御方法に適用される。そして、第1のネットワークインタフェースを介して接続されている外部機器の通電状態を検出し、ネットワークストレージ装置自身を電源断すべきトリガが発生したとき、外部機器が通電状態にあると検出したら、第1の通信部の動作を継続させることにより、上述の課題の少なくとも一つを解決している。
さらに、本発明は、データが格納される記憶部と、第1のネットワークインタフェースを有する第1の通信部と、第2のネットワークインタフェースを有する第2の通信部と、第1、第2のネットワークインタフェースのそれぞれを介して接続される外部機器間の通信を中継する中継部とを有するコンピュータにより実行されるプログラムに適用される。そして、このプログラムがコンピュータにより実行されると、このコンピュータを、第1のネットワークインタフェースを介して接続されている外部機器の通電状態を検出する検出部と、コンピュータ自身を電源断すべきトリガが発生したとき、外部機器が通電状態にあると検出部が検出したら、第1の通信部の動作を継続させる動作制御部として機能させることにより、上述の課題の少なくとも一つを解決している。
本発明によれば、外部機器の通電状態に応じてネットワークインタフェースの動作を適切に制御することの可能なネットワークストレージ装置、ネットワークストレージ装置の制御方法及びプログラムを実現することができる。
本発明の一実施形態であるネットワークストレージ装置が適用されるコンテンツ再生システムの概略構成を示すブロック図である。 一実施形態のネットワークストレージ装置の概略構成を示すブロック図である。 一実施形態のコンテンツ再生システムを構成する再生装置の概略構成を示すブロック図である。 一実施形態のネットワークストレージ装置の機能構成を示す機能ブロック図である。 一実施形態のコンテンツ再生システムの動作の一例を説明するための図である。 一実施形態のコンテンツ再生システムの動作の他の例を説明するための図である。 一実施形態のコンテンツ再生システムの動作のまた他の例を説明するための図である。 一実施形態のネットワークストレージ装置の動作の一例を説明するためのフローチャートである。 一実施形態のネットワークストレージ装置の動作の一例を説明するためのフローチャートである。 一実施形態のネットワークストレージ装置の再起動処理動作を説明するための図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
(一実施形態)
図1は、本発明の一実施形態であるネットワークストレージ装置が適用されるコンテンツ再生システムの概略構成を示す図である。図1において、一実施形態のコンテンツ再生システムSは、ネットワークストレージ装置1及び再生装置(プレーヤー)2を備える。
ネットワークストレージ装置1は、詳細を後述するように、コンテンツデータが格納された記憶部を備える。ネットワークストレージ装置1は、例えばNAS、PC(Personal Computer)である。ネットワークストレージ装置1の詳細については後述する。
なお、以下の説明では、コンテンツデータとしてオーディオデータを例にとって説明するが、本発明のネットワークストレージ装置に格納されるコンテンツデータはオーディオデータに限定されず、動画データ、静止画データであってもよい。また、本発明においては、後述するようにコンテンツデータは他のデータとともにコンテンツファイルとして記憶部に格納されている。従って、特に区別する場合以外は、コンテンツデータとコンテンツファイルとは同義として説明する。
再生装置2は、ネットワークストレージ装置1の記憶部に格納されたコンテンツデータを読み取って、復号処理等を行って再生可能な音楽再生信号に変換し、この再生装置2に接続されたスピーカ等の音声出力装置3に音楽再生信号を送信し、この音声出力装置3を介してコンテンツデータを再生する。再生装置2は、例えばネットワークオーディオプレーヤーである。再生装置2の詳細についても後述する。
そして、これらネットワークストレージ装置1及び再生装置2は、それぞれスイッチングハブ等の中継機器4を介してLAN(Local Area Network)5に接続されている。LAN5は、ルータ6を介してインターネット等のWAN(Wide Area Network)7に接続されている。加えて、ネットワークストレージ装置1及び再生装置2は、LANケーブル9を介して直接接続されている。
より詳細には、ネットワークストレージ装置1は第1のネットワークインタフェース1a及び第2のネットワークインタフェース1bを備えており、第1のネットワークインタフェース1aを介してネットワークストレージ装置1は再生装置2に接続され、第2のネットワークインタフェース1bを介してネットワークストレージ装置1はルータ6に接続されている。
また、これも詳細を後述するように、ネットワークストレージ装置1は、第1、第2のネットワークインタフェース1a、1bに接続された再生装置2とWAN7との間の通信を中継する機能を有する。これにより、再生装置2は、ネットワークストレージ装置1を介して、WAN7上に存在する外部サーバ8との間でデータの送受信が可能にされている。
(一実施形態のネットワークストレージ装置の構成)
図2は、本発明の一実施形態であるネットワークストレージ装置1の概略構成を示すブロック図である。図2において、本実施形態のネットワークストレージ装置1は、CPU(Central Processing Unit)20、ROM(Read Only Memory)21、RAM(Random Access Memory)22、入出力デバイス23、ディスプレイ部24、ネットワークインタフェース(I/F)25、HDD(Hard Disk Drive)部26及び電源部27を備えており、電源部27を除くCPU20等はバスにより互いに接続されている。
CPU20は、後述するROM21内に格納されたファームウェア等のプログラムが実行されることにより、ネットワークストレージ装置1全体の制御を行う。また、CPU20は、ROM21内に格納されたプログラムが実行されることにより、図4に示すような各機能部としても動作する。図4に示す各機能部の動作については後述する。ROM21には、上述したファームウェア等のプログラムが格納されている。RAM22はネットワークストレージ装置1のワークメモリとして機能し、CPU20を含めたネットワークストレージ装置1の動作時に一時的に使用されるプログラム、データ等が格納される。
入出力デバイス23は、入力インタフェース(I/F)23a、入力指示部23b及びUSBインタフェース(I/F)23cを備える。
入力インタフェース23aには入力指示部23b及びリモコン40が接続され、ユーザが入力指示部23bまたはリモコン40を操作することにより入力される入力信号を受信する。入力指示部23bとしては、例えばネットワークストレージ装置1がNASであれば、ファイル取り込み指示、外部機器の取り外し指示、動作状態表示指示、本体リセット、さらにはネットワークストレージ装置1の電源入/切指示等を行う各種ボタン等が挙げられる。リモコン40は、ユーザにより操作される操作位置に対応する複数のボタン等の操作部40aを備え、リモコン40は、ユーザにより少なくとも一つの操作部40aが操作されると、操作された操作部40aに対応する入力信号を出力する。
USBインタフェース23cはUSBコネクタ(図略)を備え、このUSBコネクタに直接、あるいはUSBハブ、USBケーブルを介して接続されたUSB機器41に対して、USB2.0、USB3.0またはUSB3.1規格に沿ったデータの読み出し/書き込みを行う。USB機器41としては、USBフラッシュメモリ、USBインタフェースを備えたHDD装置、キーボード等が挙げられる。
ディスプレイ部24は、ディスプレイ24bとこのディスプレイ24bを駆動させるディスプレイドライバ24aとを備える。ディスプレイ24bは、例えば液晶ディスプレイ、有機エレクトロルミネッセンスディスプレイ等であり、その表示面がネットワークストレージ装置1の表面に露出して設けられている。ディスプレイドライバ24aは、ディスプレイ24bの表示面に表示すべきデータがCPU20からこのディスプレイドライバ24aに供給されると、ディスプレイ24bの表示面に所望の表示をするようにこのディスプレイ24bを駆動する。
ネットワークインタフェース25は第1のネットワークインタフェース25a及び第2のネットワークインタフェース25bを備える。第1及び第2のネットワークインタフェース25a、25bはそれぞれ入出力ポート及びこの入出力ポートに対応したネットワークコネクタ(いずれも図略)を備え、このネットワークコネクタにネットワークケーブル(図略)を介して再生装置2とルータ6が接続されている。
これにより、ネットワークインタフェース25を介してネットワークストレージ装置1と再生装置2との間でデータの送受信がされるとともに、このルータ6がWAN7に接続されることで、外部ネットワークとネットワークストレージ装置1との間でデータの送受信がされる。さらに、ネットワークインタフェース25は、第1のネットワークインタフェース25a及び第2のネットワークインタフェース25bに接続された再生装置2とルータ6との間の通信を中継する。
このネットワークインタフェース25は、例えばIEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.3規格に基づく有線通信を行うものである。但し、ネットワークインタフェース25が備えるネットワークインタフェースの数に制限はなく、3つ以上のネットワークインタフェースを備えてもよい。
HDD部26は、HDD26bとHDDインタフェース(I/F)26aとを備える。HDD26bは、記録媒体であるディスクと、このディスクの回転を行う回転部と、ディスクに対してデータの読み出し/書き込みを行うヘッド部とを備える(いずれも不図示)。HDDインタフェース26aは、このHDD26bに対するデータの読み出し/書き込み指令があった場合に、HDD26b全体の制御を行うとともに、データの読み出し/書き込み制御を行い、読み出されたデータを出力する。また、このHDD26bにはコンテンツファイル70及び設定データ71が格納されている。なお、図2においてコンテンツファイル70は1つのみ図示されているが、本実施例においてコンテンツファイル70は複数個HDD26b内に格納されていてもよい。
電源部27は、図略の外部商用電源に接続され、ネットワークストレージ装置1の各構成要素の動作のための電源電圧を供給する。本実施形態では、この電源部27は、入出力デバイス23側からの指示等に基づき、CPU20からの指令により各構成要素への電源供給を行い(通電状態)、あるいは、電源供給を行わない(電源断状態)動作を行う。
(一実施形態の再生装置の構成)
図3は、本発明の一実施形態であるネットワークストレージ装置1に適用される再生装置2の概略構成を示すブロック図である。図3において、本実施形態の再生装置2は、CPU30、ROM31、RAM32、入出力デバイス33、ディスプレイ部34、音声出力部35及びネットワークインタフェース(I/F)36を備えており、これらはバスにより互いに接続されている。
CPU30は、後述するROM31内に格納されたファームウェア等のプログラムが実行されることにより、再生装置2全体の制御を行う。また、CPU30は、ROM31内に格納されたプログラムが実行されることにより、図4に示すような各機能部としても動作する。図4に示す各機能部の動作については後述する。ROM31には、上述したファームウェア等のプログラムが格納されている。RAM32は再生装置2のワークメモリとして機能し、CPU30を含めた再生装置2の動作時に一時的に使用されるプログラム、データ等、さらにはネットワークストレージ装置1から送信されたコンテンツファイル70が格納される。
入出力デバイス33は、入力インタフェース(I/F)33a、入力指示部33b及びUSBインタフェース(I/F)33bを備える。
入力インタフェース33aには入力指示部33b及び入力指示装置42が接続され、ユーザが入力指示部33bまたは入力指示装置42を操作することにより入力される入力信号を受信する。入力指示部33bとしては、例えば再生装置2がネットワークオーディオプレーヤーであれば、コンテンツファイル70リスト表示指示、コンテンツファイル70再生指示、さらには再生装置2の電源入/切指示等を行う各種ボタン等が挙げられる。入力指示装置42は、ユーザにより操作される操作位置に対応する複数の操作部42aを備え、入力指示装置42は、ユーザにより少なくとも一つの操作部42aが操作されると、操作された操作部42aに対応する入力信号を出力する。入力指示装置42としては、例えばリモコン、キーボード、マウス等が挙げられ、操作部42aとしては、これらリモコン等に備えられたボタン等が挙げられる。
USBインタフェース33cはUSBコネクタ(図略)を備え、このUSBコネクタに直接、あるいはUSBハブ、USBケーブルを介して接続されたUSB機器43に対して、USB2.0、USB3.0またはUSB3.1規格に沿ったデータの読み出し/書き込みを行う。USB機器43としては、USBフラッシュメモリ、USBインタフェースを備えたHDD装置等が挙げられる。
ディスプレイ部34は、ディスプレイ34bとこのディスプレイ34bを駆動させるディスプレイドライバ34aとを備える。ディスプレイ34bは、例えば液晶ディスプレイ、有機エレクトロルミネッセンスディスプレイ等であり、その表示面が再生装置2の表面に露出して設けられている。ディスプレイドライバ34aは、ディスプレイ34bの表示面に表示すべきデータがCPU30からこのディスプレイドライバ34aに供給されると、ディスプレイ34bの表示面に所望の表示をするようにこのディスプレイ34bを駆動する。
音声出力部35にはスピーカ44が接続され、この音声出力部35に所定フォーマットのコンテンツデータが入力されると、このコンテンツデータに基づいて音楽再生信号をスピーカ44に出力し、このスピーカ44を介してコンテンツデータを再生する。
ネットワークインタフェース36は入出力ポート及びこの入出力ポートに対応したネットワークコネクタ(いずれも図略)を備え、このネットワークコネクタにネットワークケーブル(図略)を介してネットワークストレージ装置1が接続されている。これにより、ネットワークインタフェース36を介して再生装置2とネットワークストレージ装置1との間でデータの送受信がされる。このネットワークインタフェース36は、例えばIEEE802.3規格に基づく有線通信を行うものである。
(第1実施形態のネットワークストレージ装置の機能構成)
図4は、第1実施形態のネットワークストレージ装置1の機能構成を示す機能ブロック図である。図4において、本実施形態のネットワークストレージ装置1は、制御部50、記憶部51、操作入力部52、表示部53、通信部54及び電源部55を備える。
制御部50は、ネットワークストレージ装置1全体の制御を行う。特に、この制御部50は、Windows(登録商標)のファイルサーバとしてネットワークストレージ装置1を動作させるための機能を備えている。Windowsファイルサーバとして動作させる手法としては、この制御部50上においてSambaを動作させる等の手法が挙げられる。この制御部50は、中継部56、検出部57、動作制御部58、設定部59、アドレス設定部60及び計時部61を備える。
中継部56は、通信部54を構成する第1の通信部54aを介して接続される外部機器と第2の通信部54bを介して接続される外部機器との間、本実施形態では再生装置2とルータ6との間の通信を中継する。
より詳細には、本実施形態の中継部56は、設定保持部として動作する記憶部51に保持された設定データ71に基づいて中継動作を行うか否かを定める。そして、記憶部51に格納された設定データ71が、中継部56が中継動作を行う旨の設定データ71であった場合、中継部56は中継動作を行う。より詳細には、中継部56は、第1、第2の通信部54a、54bのそれぞれについて、接続されている機器(本実施形態では再生装置2とルータ6)のMAC(Media Access Control)アドレスを取得してリストを生成する。そして、中継部56は、第1、第2の通信部54a、54bのいずれか一方を介してブロードキャストフレームが受信されると、第1、第2の通信部54a、54bの他方を介して当該ブロードキャストフレームを送出する。
また、中継部56は、第1、第2の通信部54a、54bのいずれか一方を介して受信したユニキャストフレーム(特定の機器のMACアドレスを宛先として含むフレーム)について、その宛先となったMACアドレスを参照し、当該MACアドレスが第1、第2の通信部54a、54bの他方の側について生成されたリストに含まれていれば、当該第1、第2の通信部54a、54bの他方側を介して、当該ユニキャストフレームを送出する。
一方で、記憶部51に格納された設定データ71が、中継部56が中継動作を行わない旨の設定データ71であった場合、中継部56は中継動作を行わない。より詳細には、中継部56は、第1、第2の通信部54a、54bのいずれか一方を介してブロードキャストフレームが受信されると、第1、第2の通信部54a、54bの他方を介して当該ブロードキャストフレームを送出することなく、当該ブロードキャストフレームを処理する。
また、中継部56は、第1、第2の通信部54a、54bのいずれか一方を介してユニキャストフレームを受信すると、当該ユニキャストフレームの宛先となるMACアドレスを参照する。そして中継部56は、当該参照した、宛先となったMACアドレスが、当該ユニキャストフレームを受信した第1、第2の通信部54a、54bのいずれかに設定されたMACアドレスであれば、当該ユニキャストフレームを受信して処理する。また、当該宛先となったMACアドレスが、当該ユニキャストフレームを受信した第1、第2の通信部54a、54bのいずれかに設定されたMACアドレスでなければ、中継部56は、当該ユニキャストフレームを破棄する。
検出部57は、第1の通信部54aを介して接続されている外部機器、本実施形態では再生装置2の通電状態を検出する。検出部57が再生装置2の通電状態を検出する手法は任意であり、周知の検出方法から適宜選択されればよい。一例として、検出部57は、第1の通信部54aが有する入出力ポート(図略)がリンクアップ状態にある、言い換えれば、OSI参照モデルにおける第2層での通信が可能な状態にあるか否かを判定し、リンクアップ状態にあれば、この入出力ポートに挿入されているネットワークケーブルを介して接続されている外部機器、すなわち再生装置2が通電状態にあることを検出する。
あるいは、検出部57は、第1の通信部54aを介して再生装置2との間でのデータ通信が行われているか否かを判定し、データ通信が行われていれば、再生装置2が通電状態にあることを検出してもよい。
動作制御部58は、通信制御部58a及び電源制御部58bを備え、通信制御部58aは、第1及び第2の通信部54a、54bを含む通信部54全体及び中継部56の動作制御を行う。ここにいう動作制御には、通信部54による通信動作の入/切動作も含まれる。また、電源制御部58bは、電源部55による電源供給動作の入/切動作を含む全体の動作制御を行う。
そして、動作制御部58の通信制御部58aは、ネットワークストレージ装置1自身を電源断すべきトリガが発生したとき、外部機器である再生装置2が通電状態にあると検出部57が検出したら、第1の通信部54aの動作を継続させる制御を行う。
ここで、ネットワークストレージ装置1自身を電源断すべきトリガは、例えば操作入力部52を操作することでユーザがネットワークストレージ装置1を電源断すべき指示を行ったことであってもよく、あるいは、所定の条件を満足したときに、制御部50自身がネットワークストレージ装置1を電源断すべき指示を行ったことであってもよい。
一例として、制御部50が有する計時部61が、第1及び第2の通信部54a、54bの少なくとも一方が動作を行わなくなった時点で計時を開始し、計時時刻が所定の時間に至ったら、ネットワークストレージ装置1自身を電源断すべきトリガを発生してもよい。計時部61が電源断すべきトリガを発生させる所定時刻は、操作入力部52を操作することでユーザが設定することが可能であり、一例として、1分、5分、15分と段階的に設定することができる。加えて、本実施形態の計時部61は、この所定時刻を0に設定することで、第1及び第2の通信部54a、54bの少なくとも一方が動作を行わなくなったときであっても計時を開始しない、すなわち電源断すべきトリガを発生しない動作を行うことが可能である。
また、動作制御部58の電源制御部58bは、ネットワークストレージ装置1自身を電源断すべきトリガが発生したとき、第1の通信部54aを介して接続されている外部機器である再生装置2が通電状態にあると検出部57が検出したら、電源部55を介してネットワークストレージ装置1自身の通電状態を継続させる制御を行ってもよい。
また、動作制御部58の通信制御部58aは、ネットワークストレージ装置1自身を電源断すべきトリガが発生したとき、第1の通信部54aを介して接続されている外部機器である再生装置2が通電状態にあると検出部57が検出したら、第1及び第2の通信部54a、54bの動作を継続させる制御を行ってもよい。
さらに、動作制御部58の通信制御部58aは、ネットワークストレージ装置1自身を電源断すべきトリガが発生したとき、第1の通信部54aを介して接続されている外部機器である再生装置2が通電状態にあると検出部57が検出し、かつ、設定保持部として機能する記憶部51が中継部56を動作させる設定を保持していたら、第1、第2の通信部54a、54bに加えて中継部56の動作を継続させる制御を行ってもよい。
さらに、動作制御部58の電源制御部58bは、ネットワークストレージ装置自身1を電源断すべきトリガが発生したとき、第1の通信部54aを介して接続されている外部機器である再生装置2が通電状態にあると検出部57が検出し、かつ、設定保持部として機能する記憶部51が中継部56を動作させない設定を保持していたら、電源部55を介してネットワークストレージ装置1自身の電源を断つ制御を行ってもよい。
あるいは、動作制御部58の電源制御部58bは、ネットワークストレージ装置1自身を電源断すべきトリガが発生したとき、第1の通信部54aを介して接続されている外部機器である再生装置2が通電状態にあると検出部57が検出し、かつ、設定保持部として機能する記憶部51が中継部56を動作させない設定を保持していたら、電源部55を介してネットワークストレージ装置1自身の通電状態を継続させる制御を行ってもよい。
このような動作制御部58の動作制御の詳細については後述する。
設定部59は、操作入力部52を操作することでユーザが中継部56を動作させるか否かの指示を入力した等の条件に基づき、設定保持部として機能する記憶部51に設定データ71を格納し、この記憶部51に設定データ71を保持させる。
アドレス設定部60は、通信部54の第1及び第2の通信部54a、54bのそれぞれに対してネットワークアドレスであるIP(Internet Protocol)アドレスを設定する。また、このアドレス設定部60はDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ機能を備え、中継部56からの指示に従ってDHCPサーバを起動し、当該DHCPサーバにより、第1の通信部54aを介して接続された外部機器、本実施形態では再生装置2に対して、第1の通信部54aに割当てたIPアドレスとネットワークアドレスを共通にするIPアドレスを通知して、当該機器のIPアドレスとして割り当てる。
加えて、アドレス設定部60は、第1の通信部54aを介して接続されている外部機器である再生装置2が電源断状態から通電状態に移行したことを検出部57が検出したら、再生装置2に対してこの第1の通信部54aとの通信が可能なネットワークアドレスであるIPアドレスを設定する機能を有する外部機器を第2の通信部54bを介して検索し、IPアドレスを設定する機能を有する外部機器を検索できたときはこの外部機器によるIPアドレス設定を受け入れ、検索できなかったときは再生装置2に対してこの第1の通信部54aとの通信が可能なIPアドレスを設定する。
さらに、アドレス設定部60は、ネットワークアドレスを設定する機能を有する外部機器を検索できたときは、第1の通信部54aをリンクダウンしてから再度リンクアップした後、この外部機器によるネットワークアドレス設定を受け入れてもよい。
記憶部51は各種データを少なくとも一時的に格納する機能を有する。この記憶部51には、コンテンツファイル70及び設定データ71が格納されている。設定データ71は、既に説明したように、中継部56を動作させるか否かの設定に関するデータである。設定データ71の具体的内容は任意であり、中継部56を動作させるか否かを定めるフラグであってもよい。従って、この記憶部51は設定保持部としても機能する。
なお、図4において記憶部51にはコンテンツファイル70及び設定データ71が格納されているが、コンテンツファイル70、設定データ71以外のファイル、一例として文書ファイル等が格納されてもよい。
操作入力部52は、リモコン40を含む外部入力機器からネットワークストレージ装置1に入力される各種データの入力を受け付け、入力された各種データを制御部50に入力し、あるいは記憶部51に格納する。表示部53は、制御部50が生成した表示画面生成用信号に基づいて、表示部53が有する表示面に表示画面を表示する。
通信部54は第1の通信部54a及び第2の通信部54bを備える。第1及び第2の通信部54a、54bはそれぞれ第1のネットワークインタフェース54c及び第2のネットワークインタフェース54dを備える。既に説明したように、第1及び第2のネットワークインタフェース54c、54dはそれぞれ入出力ポート及びこの入出力ポートに対応したネットワークコネクタ(いずれも図略)を備え、このネットワークコネクタにネットワークケーブル(図略)を介して再生装置2とルータ6が接続されている。通信部54は、制御部50及び記憶部51内の各種データを、再生装置2を含む外部機器に送信し、また、再生装置2からの各種データを受信する。
電源部55は図略の外部商用電源に接続され、ネットワークストレージ装置1の各構成要素の動作のための電源電圧を供給する。本実施形態では、この電源部55は、制御部50からの指令により各構成要素への電源供給を行い(通電状態)、あるいは、電源供給を行わない(電源断状態)動作を行う。
以上の構成において、制御部50及び制御部50を構成する中継部56、検出部57、動作制御部58、設定部59、アドレス設定部60及び計時部61は主にCPU20により構成され、操作入力部52は主にリモコン40及び入出力デバイス23により構成され、記憶部51は主にROM21、RAM22及びHDD部26により構成され、表示部53は主にディスプレイ部24により構成され、通信部54は主にネットワークインタフェース25により構成され、そして電源部55は主に電源部27により構成される。図4に示すネットワークストレージ装置1の各機能部の動作については後に詳述する。
(一実施形態のコンテンツ再生システムの動作の概要)
次に、図5〜図7を参照して、本実施形態のコンテンツ再生システムSの動作の概要について、主にネットワークストレージ装置1の動作制御部58の動作を中心に説明する。
図5は、一実施形態のコンテンツ再生システムの動作の一例を説明するための図である。図5に示す動作は、設定保持部として機能する記憶部51に格納された設定データ71が、中継部56を動作させるべき設定であり、これに基づいて中継部56が中継動作を行っている際の動作である。
まず、図5(a)に示すように、再生装置2がネットワークストレージ装置1の記憶部51に格納されているコンテンツファイル70を読み出してこれを再生し、あるいは、WAN7上にある外部サーバ8に格納されているコンテンツファイル70を読み出してこれを再生している等、再生装置2が動作中であるものとする。この状態では、ネットワークストレージ装置1の中継部56が動作中であるので、再生装置2はネットワークストレージ装置1を介してWAN7に接続することが可能である。また、ネットワークストレージ装置1の検出部57は、ネットワークストレージ装置1が通電状態にある限りにおいて、第1のネットワークインタフェース54cに接続されている再生装置2の通電状態を監視し、検出している。
この状態で、図5(b)に示すように、ネットワークストレージ装置1の動作が停止し、ネットワークストレージ装置1の計時部61が所定時間の計時を開始したものとする。
そして、図5(c)に示すように、ネットワークストレージ装置1の計時部61が所定時間の計時を終了した時点でも再生装置2が動作中であり、従って、ネットワークストレージ装置1の検出部57は再生装置2が通電状態にある旨の検出をしたら、ネットワークストレージ装置1の動作制御部58、特に電源制御部58bは、電源部55を制御して、ネットワークストレージ装置1の通電状態を継続させる。これにより、再生装置2はネットワークストレージ装置1を介してWAN7に接続した状態を継続することができる。
次に、図6は、一実施形態のコンテンツ再生システムの動作の他の例を説明するための図である。図6に示す動作も、設定保持部として機能する記憶部51に格納された設定データ71が、中継部56を動作させるべき設定であり、これに基づいて中継部56が中継動作を行っている際の動作である。但し、図5においては再生装置2が動作中であったことに対して、図6においては再生装置2が動作を停止していることが異なる。
まず、図6(a)に示すように、再生装置2が電源断状態にあり、従って動作を停止しているものとする。この状態で、ネットワークストレージ装置1の動作が停止し、ネットワークストレージ装置1の計時部61が所定時間の計時を開始したものとする。
そして、図6(b)に示すように、ネットワークストレージ装置1の計時部61が所定時間の計時を終了した時点でも再生装置2が動作停止状態であり、従って、ネットワークストレージ装置1の検出部57は再生装置2が通電状態にない旨の検出をしたら、ネットワークストレージ装置1の動作制御部58、特に電源制御部58bは、電源部55を制御して、ネットワークストレージ装置1も電源断状態にする。これにより、ネットワークストレージ装置1の待機電力を効率的に低下させることができる。
さらに、図7は、一実施形態のコンテンツ再生システムの動作のまた他の例を説明するための図である。図7に示す動作は、設定保持部として機能する記憶部51に格納された設定データ71が、中継部56を動作させない設定であり、これに基づいて中継部56が中継動作を行っていない際の動作である。
まず、図7(a)に示すように、再生装置2がネットワークストレージ装置1の記憶部51に格納されているコンテンツファイル70を読み出してこれを再生している等、再生装置2が動作中であるものとする。図7(a)に示す状態では、ネットワークストレージ装置1の中継部56が動作していないので、再生装置2はネットワークストレージ装置1を介してWAN7に接続することはできない。この状態で、ネットワークストレージ装置1の動作が停止し、ネットワークストレージ装置1の計時部61が所定時間の計時を開始したものとする。
そして、図7(b)に示すように、ネットワークストレージ装置1の計時部61が所定時間の計時を終了した時点でも再生装置2が動作中であり、従って、ネットワークストレージ装置1の検出部57は再生装置2が通電状態にある旨の検出をしたら、ネットワークストレージ装置1の動作制御部58、特に電源制御部58bは、電源部55を制御して、ネットワークストレージ装置1を電源断状態にする。これにより、ネットワークストレージ装置1の待機電力を効率的に低下させることができる。
一方、ネットワークストレージ装置1が電源断状態になることから、再生装置2はネットワークストレージ装置1からコンテンツファイル70を読み出してこれを再生すること等はできないが、既にネットワークストレージ装置1から読み出して再生中のコンテンツファイル70があれば、この再生動作を継続することはできる。
あるいは、図7(c)に示すように、ネットワークストレージ装置1の計時部61が所定時間の計時を終了した時点でも再生装置2が動作中であり、従って、ネットワークストレージ装置1の検出部57は再生装置2が通電状態にある旨の検出をしたら、ネットワークストレージ装置1の動作制御部58、特に電源制御部58bは、電源部55を制御して、ネットワークストレージ装置1の通電状態を継続させる。これにより、再生装置2はネットワークストレージ装置1を介してWAN7に接続することはできないが、ネットワークストレージ装置1からコンテンツファイル70を読み出してこれを再生することはできる。
(一実施形態のネットワークストレージ装置の動作)
次に、図8〜図10のフローチャートを参照して、本実施形態のネットワークストレージ装置1の動作について説明する。
まず、図8及び図9は、一実施形態のネットワークストレージ装置1の動作の一例を説明するためのフローチャートである。これら図8及び図9のフローチャートに示すネットワークストレージ装置1の動作は、既に説明した図5及び図6の動作に対応している。
図8及び図9のフローチャートに示す動作は、ネットワークストレージ装置1の電源が投入された、すなわち、ネットワークストレージ装置1の電源部55により各構成要素に電源電圧が供給された時点で開始する。
まず、ステップS1では、ネットワークストレージ装置1が動作を停止した状態に移行するのを待ち、ネットワークストレージ装置1が動作を停止した(ステップS1においてYES)場合は、プログラムはステップS2に移行する。
ネットワークストレージ装置1が動作を停止したか否かの監視及び判定は制御部50により行われればよい。また、ステップS1においてネットワークストレージ装置1が動作を停止したか否かの判定の具体的条件は、一例として、ネットワークストレージ装置1の記憶部51に対して再生装置2を含む外部機器からのアクセスがないことによってもよく、また他の例として、通信部54、好ましくは第1の通信部54aにおいてデータ通信がされていないことによってもよい。第1の通信部54aにおいてデータ通信がされていないとは、すなわちネットワークストレージ装置1と再生装置2との間においてデータ通信がされていないことである。
ステップS2では、ネットワークストレージ装置1の計時部61により、記憶部51に格納されている所定時間に関するデータを読み取り、このデータから、計時すべき所定時間が0でないかどうかが判定され、判定が肯定された(ステップS2においてYES)場合は、計時部61による計時動作を開始する設定がされていると判断し、プログラムはステップS3に移行する。一方、判定が否定された(ステップS2においてNO)場合は、計時部61による計時動作を開始しない設定がされているため、直ちにネットワークストレージ装置1を電源断してよいものと判断し、プログラムはステップS8に移行し、電源部55によりネットワークストレージ装置1の電源断処理動作が行われる。
ステップS3では、ステップS2で読み取った所定時間に関するデータに基づいて、計時部61が所定時間の計時を開始する。ステップS4では、検出部57が再生装置2の通電状態の監視動作を開始する。図8及び図9のフローチャートにおける検出部57による再生装置2の通電状態の監視動作は、第1のネットワークインタフェース54cがリンクアップ状態にあるか否かに基づいて行うものとする。
ステップS5では、検出部57の検出の結果、第1のネットワークインタフェース54cがリンクアップ状態にあるか否かが判定され、判定が肯定された(ステップS5においてYES)場合は、再生装置2は通電状態にあると判断し、プログラムはステップS3に戻る。一方、判定が否定された(ステップS5においてNO)場合は、再生装置2は通電状態にないと判断し、プログラムはステップS6に移行する。
ステップS6では、ネットワークストレージ装置1が動作を停止した状態を継続しているか否かが制御部50により判定され、判定が肯定された(ステップS6においてYES)場合は、プログラムはステップS7に移行し、判定が否定された(ステップS6においてNO)場合は、プログラムはステップS1に戻る。
ステップS7では、計時部61による所定時間の計時が終了したか否かが判定され、判定が肯定された(ステップS7においてYES)場合は、プログラムはステップS8に移行し、判定が否定された(ステップS7においてNO)場合は、プログラムはステップS4に戻る。ステップS8では、電源部55によりネットワークストレージ装置1の電源断処理動作が行われる。
次に、図10は、一実施形態のネットワークストレージ装置の再起動処理動作を説明するための図である。図10のフローチャートに示す動作は、ネットワークストレージ装置1の電源が投入された、すなわち、ネットワークストレージ装置1の電源部55により各構成要素に電源電圧が供給された時点で開始する。
ステップS10では、ネットワークストレージ装置1の検出部57により、再生装置2が電源断状態から通電状態に移行したことが検出されるまで待ち、再生装置2が電源断状態から通電状態に移行したことが検出部57により検出される(ステップS10においてYES)と、プログラムはステップS11に移行する。
ステップS11では、ネットワークストレージ装置1の制御部50が、アドレス設定部60が備えるDHCPサーバとしての機能を停止するよう指示する。ステップS12では、ステップS11における当該DHCPサーバの停止後の所定のタイミングで、制御部50が中継部56の動作を開始させ、ステップS13では、アドレス設定部60が第1のネットワークインタフェース54cをリンクダウン(通信不能状態と)し、ステップS14では、ステップS43におけるリンクダウンの後の所定のタイミングで、第1のネットワークインタフェース54cを再度リンクアップ(通信可能状態と)する。
このとき、ネットワークストレージ装置1は、第1のネットワークインタフェース54cに対して設定するIPアドレスを、第2のネットワークインタフェース54dを介して通信可能なDHCPサーバから取得して、第1のネットワークインタフェース54cに対して当該取得したIPアドレスを設定する。
これにより第1のネットワークインタフェース54cを介して接続された再生装置2は、あたかも物理的接続が断たれてから再び物理的接続がされたと認識することとなり、DHCPサーバへのIPアドレスの要求を行う。そして、中継部56が中継動作を行っているネットワークストレージ装置1を介して、第2のネットワークインタフェース54dに接続されたネットワーク上のDHCPサーバから、第1のネットワークインタフェース54cを介して接続された再生装置2がそのIPアドレスを取得することとなる。
(一実施形態の効果)
従って、本実施形態のネットワークストレージ装置1によれば、検出部57により再生装置2の通電状態を監視し、再生装置2が通電状態にあれば、ネットワークストレージ装置1が動作停止状態に移行したことに伴って計時部61が所定時間の計時を開始し、計時が終了したことにより通常は動作制御部58の電源制御部58bがネットワークストレージ装置1を電源断制御すべきところを、ネットワークストレージ装置1の通電状態を継続し、結果として通信部54及び中継部56の動作を継続させている。これにより、再生装置2がネットワークストレージ装置1を介してWAN7上に存在する外部サーバ8からコンテンツファイル70を読み出す等の動作を継続して行うことができる。従って、本実施形態によれば、再生装置2の通電状態に応じてネットワークインタフェースの動作を適切に制御することの可能なネットワークストレージ装置1を実現することができる。
(変形例)
なお、本発明のネットワークストレージ装置1等は、その細部が上述の一実施形態に限定されず、種々の変形例が可能である。一例として、上述の一実施形態では、ネットワークストレージ装置1の電源部55がネットワークストレージ装置1全体の電源電圧を供給していたが、ネットワークストレージ装置1の構成要素を複数のグループに分け、グループ単位で電源電圧を供給してもよい。
一例として、電源部55が、記憶部51及び記憶部51に対するデータの書き込み/読み出しに係る制御部50の機能、さらには操作入力部52及び表示部53に対して電源電圧を供給するグループ(ストレージ機能グループと称する)と、通信部54及び中継部56に対して電源電圧を供給するグループ(通信機能グループ)とに分け、これらストレージ機能グループ及び通信機能グループに対して個別に電源電圧を供給してもよい。そして、動作制御部58は、電源部55に対して、これらストレージ機能グループ及び通信機能グループに対して個別に電源電圧を供給するように制御してもよい。
加えて、動作制御部58は、検出部57の検出結果に応じて、電源部55に対して、これらストレージ機能グループ及び通信機能グループに対して個別に電源電圧を供給するように制御してもよい。一例として、検出部57により再生装置2が通電状態であることが検出されていれば、動作制御部58は、ネットワークストレージ装置1の通信機能グループにのみ電源電圧を供給する、言い換えれば、ネットワークストレージ装置1のストレージ機能グループへの電源供給を断つように電源部55を制御してもよい。これにより、第1、第2の通信部54a、54b及び中継部56の動作を継続させ、再生装置2とWAN7との通信を継続させつつネットワークストレージ装置1の消費電力低減を実現することができる。加えて、動作制御部58は、少なくとも第1の通信部54aの動作を継続させる制御を行ってもよい。これにより、再生装置2とネットワークストレージ装置1との通信を継続させつつネットワークストレージ装置1の消費電力低減を実現することができる。
また、本発明のネットワークストレージ装置1において、中継部56が中継動作を行わない設定であるならば、検出部57により再生装置2が電源断状態になったことを検出したら、動作制御部58が電源部55を制御して、ネットワークストレージ装置1の電源を断ってもよい。
さらに、上述の一実施形態では、検出部57が第1の通信部54aのリンクアップ/リンクダウン状態をみて再生装置2の通電状態を検出していたが、第2の通信部54bの通信状況をみて再生装置2の通電状態を検出してもよい。一例として、再生装置2が、ネットワークストレージ装置1の第2の通信部54bを介してCIFS(Common Internet File System)プロトコルを用いてLAN5上の他のPC、サーバ等にアクセスしている、また、WAN7上の外部サーバ8からコンテンツファイル70を読み取っているなど、第2の通信部54bを介して通信動作を行っていることを検出部57が検出したら、再生装置2が通電状態にあることを検出してもよい。
そして、上述の各実施形態において、ネットワークストレージ装置1を動作させるプログラムはROM11等に格納されて提供されていたが、不図示の光学ディスクドライブ、等を用いて、プログラムが格納されたDVD(Digital Versatile Disc)、USB外部記憶装置、メモリーカード等を接続し、このDVD等からプログラムをネットワークストレージ装置1に読み込んで動作させてもよい。また、インターネット3上のサーバ装置内にプログラムを格納しておき、このプログラムを無線AP装置1及びCL装置2に読み込んで動作させてもよい。さらに、上述の各実施形態において、ネットワークストレージ装置1は複数のハードウェア要素により構成されていたが、これらハードウェア要素の一部の動作をCPU10がプログラムの動作により実現することも可能である。
1 ネットワークストレージ装置
1a、25a、54c 第1のネットワークインタフェース
1b、25b、54c 第2のネットワークインタフェース
2 再生装置
6 ルータ
7 WAN
8 外部サーバ
20、30 CPU
21、31 ROM
22、32 RAM
23、33 入出力デバイス
24、34 ディスプレイ部
25 ネットワークインタフェース
26 HDD部
27 電源部
34 ディスプレイ部
35 音声出力部
36 ネットワークインタフェース
40 リモコン
42 入力指示装置
44 スピーカ
50 制御部
51 記憶部
52 操作入力部
53 表示部
54 通信部
54a 第1の通信部
54b 第2の通信部
55 電源部
56 中継部
57 検出部
58 動作制御部
58a 通信制御部
58b 電源制御部
59 設定部
60 アドレス設定部
61 計時部
70 コンテンツファイル
71 設定データ

Claims (11)

  1. データが格納される記憶部を有するネットワークストレージ装置において、
    第1のネットワークインタフェースを有する第1の通信部と、
    第2のネットワークインタフェースを有する第2の通信部と、
    前記第1のネットワークインタフェースを介して接続される外部機器と前記第2のネットワークインタフェースを介して接続される外部機器との間の通信を中継する中継部と、
    前記第1のネットワークインタフェースを介して接続されている前記外部機器の通電状態を検出する検出部と、
    前記ネットワークストレージ装置自身を電源断すべきトリガが発生したとき、前記外部機器が通電状態にあると検出部が検出したら、前記第1の通信部の動作を継続させる動作制御部と
    を備えることを特徴とするネットワークストレージ装置。
  2. 前記動作制御部は、前記ネットワークストレージ装置自身を電源断すべきトリガが発生したとき、前記第1のネットワークインタフェースを介して接続されている前記外部機器が通電状態にあると前記検出部が検出したら、前記ネットワークストレージ装置自身の通電状態を継続させることを特徴とする請求項1記載のネットワークストレージ装置。
  3. 前記動作制御部は、前記ネットワークストレージ装置自身を電源断すべきトリガが発生したとき、前記第1のネットワークインタフェースを介して接続されている前記外部機器が通電状態にあると前記検出部が検出したら、前記第1及び第2の通信部の動作を継続させることを特徴とする請求項1記載のネットワークストレージ装置。
  4. 前記中継部を動作させるか否かの設定を保持する設定保持部を備え、
    前記中継部は、前記設定保持部に保持された設定に基づいて中継動作を行うか否かを定めることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のネットワークストレージ装置。
  5. 前記動作制御部は、前記ネットワークストレージ装置自身を電源断すべきトリガが発生したとき、前記第1のネットワークインタフェースを介して接続されている前記外部機器が通電状態にあると前記検出部が検出し、かつ、前記設定保持部が前記中継部を動作させる設定を保持していたら、前記第1、第2の通信部及び前記中継部の動作を継続させることを特徴とする請求項4記載のネットワークストレージ装置。
  6. 前記動作制御部は、前記ネットワークストレージ装置自身を電源断すべきトリガが発生したとき、前記第1のネットワークインタフェースを介して接続されている前記外部機器が通電状態にあると前記検出部が検出し、かつ、前記設定保持部が前記中継部を動作させない設定を保持していたら、前記ネットワークストレージ装置自身の通電状態を継続させることを特徴とする請求項4記載のネットワークストレージ装置。
  7. 前記第1のネットワークインタフェースを介して接続されている前記外部機器が電源断状態から通電状態に移行したことを前記検出部が検出したら、前記第1のネットワークインタフェースを介して接続されている前記外部機器に対してこの第1のネットワークインタフェースとの通信が可能なネットワークアドレスを設定する機能を有する外部機器を前記第2のネットワークインタフェースを介して検索し、ネットワークアドレスを設定する機能を有する前記外部機器を検索できたときはこの外部機器によるネットワークアドレス設定を受け入れ、検索できなかったときは前記第1のネットワークインタフェースを介して接続されている前記外部機器に対してこの第1のネットワークインタフェースとの通信が可能なネットワークアドレスを設定するアドレス設定部を備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のネットワークストレージ装置。
  8. 前記アドレス設定部は、ネットワークアドレスを設定する機能を有する前記外部機器を検索できたときは、前記第1のネットワークインタフェースをリンクダウンしてから再度リンクアップした後、この外部機器によるネットワークアドレス設定を受け入れることを特徴とする請求項7記載のネットワークストレージ装置。
  9. 前記第1及び第2の通信部の少なくとも一方が動作を行わなくなった時点で計時を開始し、計時時刻が所定の時間に至ったら、前記ネットワークストレージ装置自身を電源断すべきトリガを発生する計時部を備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のネットワークストレージ装置。
  10. データが格納される記憶部と、
    第1のネットワークインタフェースを有する第1の通信部と、
    第2のネットワークインタフェースを有する第2の通信部と、
    前記第1、第2のネットワークインタフェースのそれぞれを介して接続される外部機器間の通信を中継する中継部と
    を有するネットワークストレージ装置の制御方法であって、
    前記第1のネットワークインタフェースを介して接続されている前記外部機器の通電状態を検出し、
    前記ネットワークストレージ装置自身を電源断すべきトリガが発生したとき、前記外部機器が通電状態にあると検出したら、前記第1の通信部の動作を継続させる
    ことを特徴とするネットワークストレージ装置の制御方法。
  11. データが格納される記憶部と、
    第1のネットワークインタフェースを有する第1の通信部と、
    第2のネットワークインタフェースを有する第2の通信部と、
    前記第1、第2のネットワークインタフェースのそれぞれを介して接続される外部機器間の通信を中継する中継部と、
    を有するコンピュータにより実行されるプログラムであって、
    このプログラムが前記コンピュータにより実行されると、このコンピュータを、
    前記第1のネットワークインタフェースを介して接続されている前記外部機器の通電状態を検出する検出部と、
    前記コンピュータ自身を電源断すべきトリガが発生したとき、前記外部機器が通電状態にあると検出部が検出したら、前記第1の通信部の動作を継続させる動作制御部と
    して機能させることを特徴とするプログラム。
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