JP2017016892A - 照明制御装置、照明器具及び照明制御方法 - Google Patents

照明制御装置、照明器具及び照明制御方法 Download PDF

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秀一 松永
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Ryuta Saito
竜太 齋藤
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Abstract

【課題】誤動作及び制御の不具合を抑制し、適切な照明の制御を確保することができる照明制御装置、照明器具及び照明制御方法を提供する。【解決手段】照明制御装置10は、周囲の照度を監視するとともに照明負荷4を通常は消灯状態とする第1の制御状態に制御し、照度検知手段31の検出により周囲の照度が所定の照度以下になった場合に、照明負荷4を予め設定された第1の所定時間点灯状態に維持し、この第1の所定時間経過後、人体検知手段32により人体の存在を検出した場合に、その検出結果に応じて照明負荷を点灯/消灯状態とする第2の制御状態に制御し、この第2の制御状態から予め設定された第2の所定時間をカウントし、第2の所定時間経過後、前記第1の制御状態へ移行するように制御する制御処理手段11を備えている。【選択図】図6

Description

本発明の実施形態は、周囲の照度に応じて適切に照明を制御する照明制御装置、照明器具及び照明制御方法に関する。
従来、例えば、玄関の外壁面に取り付けられて使用される照明器具において、消費電力の低減、安全性や防犯上の有用性を確保する観点から、照度センサ及び人感センサを設けて照明を制御することが知られている。照度センサにより周囲の照度を検出し、また、人感センサにより人体の存在を検出し、照度センサ及び人感センサの双方を用いることによって照明を適切に制御しようとするものである。
特開平2−15596号公報 特開平3−67492号公報 特許第2580058号公報 特開平10−208885号公報 特開2014−22112号公報
上記のような照明器具においては、照度センサが周囲の照度を検出し、周囲の照度が低下する(暗くなる)と光源を全光点灯して照明を制御するように動作する。
しかしながら、この場合、照明器具の設置環境によっては、光源から放射された光が壁面や床面等に反射されて、その光が照度センサによって検出され、周囲が明るいと認識されて光源が消灯してしまうという状態が発生する。具体的には、光源が点灯したり、消灯したりする繰り返しの誤動作が生じる。
また、照度センサ及び人感センサにより、生活環境に応じて照明を適切に制御することが試みられているが、例えば、周囲の明暗の状況によっては、制御に不具合が生じるという課題が発生する。
本発明は、上記課題に鑑みなされたもので、誤動作及び制御の不具合を抑制し、適切な照明の制御を確保することができる照明制御装置、照明器具及び照明制御方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の照明制御装置は、周囲の照度を検出する照度検知手段と、人体の存在を検出する人体検知手段と、周囲の照度を監視するとともに照明負荷を通常は消灯状態とする第1の制御状態に制御し、前記照度検知手段の検出により周囲の照度が所定の照度以下になった場合に、照明負荷を予め設定された第1の所定時間点灯状態に維持し、この第1の所定時間経過後、前記人体検知手段により人体の存在を検出した場合に、その検出結果に応じて照明負荷を点灯/消灯状態とする第2の制御状態に制御し、この第2の制御状態から予め設定された第2の所定時間をカウントし、第2の所定時間経過後、前記第1の制御状態へ移行するように制御する制御処理手段と、を具備することを特徴とする。
かかる発明によれば、誤動作及び制御の不具合を抑制し、適切な照明の制御を確保することができる。
請求項2に記載の照明制御装置は、請求項1に記載の照明制御装置において、前記制御処理手段は、前記第2の制御状態にあって、周囲の照度が所定の照度以上になり、その照度が予め設定された第3の所定時間継続された場合、前記第1の制御状態へ移行するように制御することを特徴とする。
請求項3に記載の照明制御装置は、請求項1又は請求項2に記載の照明制御装置において、前記照明負荷を予め設定された第1の所定時間点灯状態に維持する場合の点灯状態は、全光点灯又は調光点灯であることを特徴とする。
請求項4に記載の照明器具は、請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載の照明制御装置と、この照明制御装置によって制御される照明負荷と、前記照明制御装置及び照明負荷が配設される器具本体と、を具備することを特徴とする。
照明器具としては、格別特定のものに限定されず、屋内及び屋外で使用される各種照明器具に適用することができる。
請求項5に記載の照明制御方法は、照度検知手段により周囲の照度を検出するとともに人体検知手段により人体の存在を検出する照明制御方法であって、周囲の照度を監視するとともに照明負荷を通常は消灯状態とする第1の制御状態に制御するステップと、前記照度検知手段の検出により周囲の照度が所定の照度以下になった場合に、照明負荷を予め設定された第1の所定時間点灯状態に維持するステップと、前記第1の所定時間経過後、前記人体検知手段により人体の存在を検出した場合に、その検出結果に応じて照明負荷を点灯/消灯する第2の制御状態に移行するステップと、この第2の制御状態から予め設定された第2の所定時間をカウントし、この第2の所定時間経過後、前記第1の制御状態へ移行するように制御するステップと、を具備することを特徴とする。
本発明の実施形態によれば、誤動作及び制御の不具合を抑制し、適切な照明の制御を確保することができる照明制御装置、照明器具及び照明制御方法を提供することが可能となる。
本発明の実施形態に係る照明器具を示す斜視図である。 同照明制御装置を示すブロック構成図である。 同照明制御装置におけるON/OFF動作モードの模式的タイムチャートである。 同照明制御装置におけるON/OFF動作モードの動作を示すフローチャートである。 同照明制御装置における8時間タイマー動作モードの模式的タイムチャートである。 同照明制御装置における8時間タイマー動作モードの動作を示すフローチャートである。 同照明制御装置における8時間調光動作モードの模式的タイムチャートである。 同照明制御装置における8時間調光動作モードの動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態に係る照明制御装置、照明器具及び照明制御方法について図1乃至図8を参照して説明する。
図1は、照明器具を示し、図2は、照明制御装置のブロック構成図を示している。また、図3は、ON/OFF動作モードにおける模式的タイムチャート、図4は、ON/OFF動作モードにおける動作を示すフローチャート、図5は、8時間タイマー動作モードにおける模式的タイムチャート、図6は、8時間タイマー動作モードにおける動作を示すフローチャートである。さらに、図7は、8時間調光動作モードにおける模式的タイムチャート、図8は、8時間調光動作モードにおける動作を示すフローチャートである。
図1において、照明器具1は、玄関等の壁面に取り付けられて使用されるブラケットタイプの照明器具であり、器具本体2、センサ装置3、照明負荷である光源4及びグローブ5を備えている。
器具本体2は、アルミダイカスト加工によって形成された短円筒状の本体部材21と、箱状に形成されたフランジ部材22とから構成されている。本体部材21内には、光源4が接続されるソケットや配線が配設され、フランジ部材22には、センサ装置3、電源端子台や配線が配設されている。また、このフランジ部材22が壁面等に固定されて照明器具1が設置される。
センサ装置3は、周囲の照度を検出する照度検知手段31と、人体の存在を検出する人体検知手段32とを備えてユニット化されている。具体的には、照度検知手段31は、照度センサを有し、この照度センサには光電変換素子であるフォトダイオードが用いられている。人体検知手段32は、集電型赤外線センサの人感センサを有し、この人感センサには焦電素子が用いられている。また、これら照度センサ及び人感センサは、フランジ部材22から外方に突出する焦光レンズ33によってカバーされている。さらに、センサ装置3には、後述する動作モードを選択するモード選択手段として図示しない選択スイッチが設けられている。
光源4は、グローブ5内に収容されている。光源4は、例えば、電球形LEDランプであり、E型の口金を有しており、本体内に、基板に実装された複数のLED及びLEDを点灯制御する点灯回路を備えている。この電球形LEDランプがソケットに装着され商用交流電源から給電されることによって点灯する。なお、光源としては、電球形LEDランプに格別限定されるものではない。電球形蛍光ランプ、白熱電球や口金を有しない直接電源線を接続するタイプのLEDモジュール等を適用できる。
グローブ5は、透光性を有する軟質ガラス材料等でボール状に形成されており、光源4を覆うように本体部材21にねじ嵌合されて取り付けられている。
次に、図2を参照して照明制御装置のブロック構成について説明する。図2に示すように、照明制御装置10は、制御処理手段11、照度検知手段31、人体検知手段32、モード選択手段12、負荷駆動回路13及び電源回路14から構成されている。この照明制御装置10には商用交流電源に接続された照明負荷としての光源4が接続されている。
制御処理手段11は、照明制御装置10の全体の制御を実行する機能を有し、半導体素子を用いたハードウェア回路やマイクロコンピュータによって構成されている。
照度検知手段31は、照度センサを有し、周囲の明るさを測定して検出信号を出力する手段であり、この検出信号によって負荷駆動回路13を制御し、光源4の点灯/消灯を行う。したがって、周囲が明るく照度が高い場合には、光源4は消灯状態となる。一方、所定の照度より低く周囲が暗い場合には、光源4は点灯状態となる。
人体検知手段32は、人感センサを有し、人体からの赤外線を検出することによって人体の存在を検出する手段である。人体検知手段32は、人感センサとしての焦電素子と、増幅回路と、比較回路とを備えている。人体から発せられる赤外線が集光レンズ33によって焦電素子に集光されると、焦電素子から検出信号が出力される。この出力は、増幅回路で増幅され、比較回路でその信号レベルが予め定められた基準レベルと比較され、比較結果が人体の検出信号として出力される。したがって、人体の検出信号が出力されると、光源4は点灯される。
モード選択手段12は、照明制御の動作モードを選択する手段である。本実施形態においては、3種類の動作モードをセンサ装置3に設けられたスライド操作式の選択スイッチを切り換え操作することによって選択することができる。
具体的に3種類の動作モードは、第1の動作モードとして「ON/OFF動作モード」、第2の動作モードとして「8時間タイマー動作モード」及び第3の動作モードとして「8時間調光動作モード」である。
概略的には「ON/OFF動作モード」は、周囲が所定の照度より低く暗くなった状態で、人体の存在が検出されると光源4を点灯し、人体の存在が検出されなくなると光源4を消灯制御するモードである。「8時間タイマー動作モード」は、周囲が所定の照度より低く暗くなると、光源4を8時間の強制全光点灯(調光レベル100%)状態に維持し、その後、「ON/OFF動作モード」の状態に移行するモードである。「8時間調光動作モード」は、周囲が所定の照度より低く暗くなると、光源4を8時間調光点灯(調光レベル25%)状態に維持するとともに、この状態で人体の存在が検出されると光源4を全光点灯し、人体の存在が検出されなくなると光源4を元の調光点灯状態とし、その後、「ON/OFF動作モード」の状態に移行するモードである。
これら3種類の動作モードは、選択スイッチを切り換えることにより、各モード信号が制御処理手段11へ送信され、制御処理手段11で各モード信号に応じた制御信号が生成され、負荷駆動回路13が駆動されて、光源4が点灯/消灯制御されるようになっている。
負荷駆動回路13は、スイッチング素子等によって構成され、光源4への電力の供給を制御し、光源4を点灯/消灯する機能を有する。なお、電源回路14は、照明制御装置10における規定の電圧を確保する回路である。
次に、照明制御装置及び照明制御方法について、各動作モードにおける動作態様を図3乃至図8を参照して説明する。動作は制御処理手段11を中心として実行される。なお、図3、図5及び図7のタイムチャートにおいては、説明上、時間幅(横軸)の厳密な整合性はとっていない。
(ON/OFF動作モード)
ON/OFF動作モードを図3及び図4を併せて参照して説明する。図3(a)は電源のON、OFF、図3(b)は周囲の照度の明暗、図3(c)は人体の検知、非検知、図3(d)は負荷出力のON、OFFについて横軸を時間軸として示している。
図3(a)に示すように電源を投入し、スタートすると図3(d)に示すように負荷出力がtの間、具体的には60秒間ONし、光源4が60秒間セットアップ点灯する(ステップS1)。セットアップ点灯により、セットアップが視覚的に確認できるものであり、このセットアップ点灯は照度検知手段31、人体検知手段32の検出に無関係に60秒間光源4が点灯し、その後消灯する。
したがって、点灯後、60秒を経過すると(ステップS2)、図3(d)のtで示すように第1の制御状態としての通常消灯状態に制御され、センサ装置3の動作が開始される(ステップ3)。通常消灯状態は、周囲の照度を照度センサによって常に監視するとともに通常(所定の明るさの照度)においては、光源4を消灯状態とする制御状態である。この通常消灯状態においては、人感センサにより人体の存在が検出されても光源4は点灯しない。
通常消灯状態において、周囲の照度が低下し所定の照度以下、具体的には15(ルクス)lx以下になると(ステップS4)、図3(d)のtで示すようにON/OFF動作モード状態(ステップS5)となる。このON/OFF動作モード状態では、人感センサにより人体の存在が検出された場合に光源4を点灯するように動作する待機消灯状態にある(ステップS6)。
待機消灯状態において、人感センサにより人体の存在が検出されると(ステップS7)、光源4が点灯される(ステップS8)。この点灯状態は、全光点灯(調光レベル100%)であり、人体の存在の検出がなくなってから図3(d)のtで示すように60秒間点灯が継続され(ステップS9)、その後、待機消灯状態となる(ステップS6)。
また、待機消灯状態において(ステップS6)、周囲が明るくなり照度が上昇し所定の照度以上、具体的には45(ルクス)lx以上になると(ステップS10)、第1の制御状態(通常消灯状態)(ステップS3)に戻るように動作する。
以上のようにON/OFF動作モードによれば、周囲の照度が所定の照度以下であって、人体の存在が検出された場合にのみ光源4を点灯するように動作するので、消費電力を低減して有用性を確保することができる。
(8時間タイマー動作モード)
8時間タイマー動作モードを図5及び図6を併せて参照して説明する。図5(a)乃至図5(d)は、図3と同様に、電源のON、OFF、周囲の照度の明暗、人体の検知、非検知、負荷出力のON、OFFについて横軸を時間軸として示している。なお、前述のON/OFF動作モードと同一又は相当部分には同一符号を付し重複する説明を省略する場合がある。
電源を投入して、スタートから周囲の照度が低下し、15(ルクス)lx以下になるまでのステップはON/OFF動作モードと同様である(図5(d)におけるt、t、図6におけるスタート、ステップS1からステップS4まで)。
通常消灯状態において、周囲の照度が低下し、15(ルクス)lx以下になると(ステップS4)、図5(d)のtで示すように8時間タイマー動作モード状態(ステップS5、ステップ6)となる。この8時間タイマー動作モード状態では、光源4が予め設定された第1の所定時間としての8時間の強制全光点灯(調光レベル100%)状態に維持される。8時間タイマー動作モード状態は、8時間光源4が連続点灯するものであり、この間は、照度センサ、人感センサは動作しない。
8時間を経過すると(ステップS6)、図5(d)のtで示すように第2の制御状態としてのON/OFF動作モード状態(ステップS7)となる。このON/OFF動作モード状態では、人体検知手段32、つまり、人感センサにより人体の存在を検出した場合に、その検出結果に応じて光源4を点灯/消灯するように動作する待機消灯状態にある(ステップS8)。
この待機消灯状態では、照度センサによって周囲の照度を監視しており、周囲が明るくなり照度が上昇し所定の照度以上、具体的には45(ルクス)lx以上になったか否かを監視している(ステップS9)。
照度が45(ルクス)lx以上になっていない場合には、図5(d)のtで示すようにON/OFF動作モード状態で動作する。つまり、人感センサにより人体の存在が検出されると(ステップS10)、光源4が全光点灯(調光レベル100%)され(ステップS11)、人体の存在の検出がなくなってから図5(d)のtで示すように60秒間点灯が継続され(ステップS12)、その後、待機消灯状態となる(ステップS8)。
また、照度が45(ルクス)lx以上になっている場合、図5(d)のtで示すように、その照度が予め設定された第3の所定時間としての1時間が継続しているか否かを判断し(ステップS13)、1時間が継続しているとき(ステップS13)には、周囲が明るくなったと判断し、通常消灯状態に戻るように動作する(ステップS3)。この照度が45(ルクス)lx以上になっている場合には、人感センサによる人体の存在の検出での光源4の点灯は行われない。
さらに、ON/OFF動作モード状態における待機消灯状態から時間のカウントを開始し、予め設定された第2の所定時間としての10時間を経過しているか否かを判断し(ステップS14)、10時間を経過している場合には、通常消灯状態(ステップS3)に戻るように動作する。また、照度が45(ルクス)lx以上になっていない場合において、人感センサにより人体の存在が検出され、光源4が全光点灯している間(ステップS11)に第2の所定時間としての10時間が経過した場合には、60秒間点灯が継続され(ステップS12)、その後、通常消灯状態となる(ステップS14、ステップS3)。
このように照度が45(ルクス)lx以上が1時間継続した場合(ステップS13)又は待機消灯状態から10時間経過した場合に(ステップS14)、第1の制御状態(通常消灯状態)(ステップS3)に戻るように動作する。
8時間タイマー動作モードでは、例えば、日没(午後4時〜6時と仮定)で暗くなり、周囲の照度が15(ルクス)lx以下になると、光源4が8時間の全光点灯状態となる。この点灯状態は、日没を午後4時とすれば、午後4時から午後12時まで、午後6時とすれば、午後6時から午前2時までとなる。その後は、深夜の人の出入りがほとんどないと考えられる時間帯であり、ON/OFF動作モード状態で人感センサにより人体の存在が検出されはときのみ光源4が点灯するようになる。
また、このON/OFF動作モード状態において、周囲の照度が45(ルクス)lx以上が1時間継続した場合には、周囲が明るい昼の時間帯になったと判断し、通常消灯状態に戻る。
加えて、待機消灯状態から10時間経過した場合にも第1の制御状態(通常消灯状態)に戻る。この10時間経過は、待機消灯状態の時点が午後12時であれば午前10時、午前2時であれば昼の午前12時となり、昼であることの確実性の高い時間帯となる。
これは、日出(朝)となっても曇天等の場合、周囲の照度が45(ルクス)lx以上が1時間継続しない可能性があり、この場合、ON/OFF動作モード状態が継続し、第1の制御状態(通常消灯状態)に戻れなくなってしまう状態となる。したがって、一日中暗い状態のまま、日没になっても光源4が点灯状態にならず、人感センサにより人体の存在が検出されはときのみ光源4が点灯する状態が継続する。
本実施形態では、待機消灯状態から10時間経過した場合(日出後の朝、昼)に第1の制御状態(通常消灯状態)に戻るように動作するので、前記のような制御の不具合を抑制することができる。
以上のように8時間タイマー動作モードによれば、光源4が第1の所定時間として8時間連続点灯するので、光源から放射された光が壁面や床面等に反射されて、その光が照度センサによって検出され、周囲が明るいと認識されて光源が消灯してしまい、光源が点灯したり、消灯したりする繰り返しの誤動作が生じるのを回避することができる。
また、ON/OFF動作モード状態において、周囲の照度が45(ルクス)lx以上が1時間継続した場合には、周囲が明るく、昼の時間帯であると判断できるので、第1の制御状態(通常消灯状態)に戻り、消灯状態とすることができる。
さらに、第2の制御状態としてのON/OFF動作モード状態における待機消灯状態から10時間経過した場合に第1の制御状態としての通常消灯状態に戻るように動作するので、ON/OFF動作モード状態が不用意に継続してしまうことを回避できる。
よって、誤動作及び制御の不具合を抑制し、標準的な日出、日没の時間帯に適合した適切な照明の制御を確保することができる。
なお、本実施形態において、周囲の照度が45(ルクス)lx以上が1時間継続した場合に第1の制御状態(通常消灯状態)に戻る動作を備えていることが好ましいが必ずしも不可欠な動作ではない。待機消灯状態から10時間経過した場合に通常消灯状態に戻る動作を備えていれば足りる場合がある。
(8時間調光動作モード)
8時間調光動作モードを図7及び図8を併せて参照して説明する。図7(a)乃至図7(d)は、図3と同様に、電源のON、OFF、周囲の照度の明暗、人体の検知、非検知、負荷出力のON、OFFについて横軸を時間軸として示している。なお、前述の8時間タイマー動作モードと同一又は相当部分には同一符号を付し重複する説明を省略する。
8時間調光動作モードは、前述の8時間タイマー動作モードと基本的な動作は同じである。異なるのは、8時間タイマー動作モードにおいては、光源4が第1の所定時間として8時間の強制全光点灯(調光レベル100%)状態に維持されるのに対し、8時間調光動作モードにおいては、図7(d)のtで示すように光源4が第1の所定時間としての8時間の調光点灯(調光レベル25%)状態に維持される(ステップS15)。
また、この8時間の調光点灯状態では、人体の存在が検出されると光源4を全光点灯し、人体の存在が検出されなくなると光源4を元の調光点灯状態とする。つまり、人感センサにより人体の存在が検出されると(ステップS16)、光源4が調光点灯(調光レベル25%)から全光点灯(調光レベル100%)となり(ステップS17)、人体の存在の検出がなくなってから図7(d)のtで示すように60秒間全光点灯が継続され(ステップS18)、その後、元の調光点灯状態となる(ステップS15)。また、8時間経過すると(ステップ6)、「ON/OFF動作モード」の状態に移行する(ステップ7)。
なお、電源を投入して、スタートから周囲の照度が低下し、15(ルクス)lx以下になるまでのステップ(図7(d)におけるt、t、図8におけるスタート、ステップS1からステップS4まで)及び調光点灯状態が8時間経過する以降のステップ(図7(d)におけるt、図8におけるステップS6以降)は、前述のON/OFF動作モードと同様である。
以上のように8時間調光動作モードによれば、前述のON/OFF動作モードの作用効果に加え、8時間の調光点灯状態において、人体の存在が検出により光源4を全光点灯/消灯できるので、一層消費電力を低減して適切な照明の制御を確保することができる。
なお、上記の各動作モードにおいて、第1の所定時間、第2の所定時間、第3の所定時間との関係は、第3の所定時間<第1の所定時間<第2の所定時間の関係にある。
次に、本実施形態の照明制御装置10が備えている他の動作モードについて説明する。他の動作モードとしては、「連続8時間点灯動作モード」及び「テスト動作モード」がある。
「連続8時間点灯動作モード」は、光源4を8時間連続点灯状態とする動作モードである。電源投入後、照明制御装置10に接続された壁スイッチを操作し動作させることによりこの動作モードとすることができる。具体的には、壁スイッチで電源OFF、ONの操作を0.1秒以上1.0秒以内で行うことにより連続8時間点灯動作モードとすることができる。また、8時間の点灯中に再度前記のように壁スイッチを操作すると、点灯時間が更新され最後の操作から8時間の点灯がなされる。さらに、連続8時間の点灯後は、自動的に通常消灯状態に制御される。さらにまた、壁スイッチで電源を1秒以上OFFした場合には、必ず初期化され、通常消灯状態に戻るように動作する。
「テスト動作モード」は、主として人感センサが正常に機能するか否かを検査する動作モードである。電源投入後のセットアップ点灯が終了した状態で、センサ装置3に設けられた選択スイッチを左右にスライド操作し、2秒以内に2回以上各動作モード(ON/OFF動作モード、8時間タイマー動作モード及び8時間調光動作モード)へ切り換えられたことが制御処理手段11によって認識されるとテスト動作モードとなる。このテスト動作モードにおいては、照度センサとは無関係に動作し、人感センサにより人体の存在が検出されると光源4が点灯され、人体の存在の検出がなくなってから5秒間点灯が継続される。また、テスト動作モードの継続時間は3分間であり、この3分間の経過後は、自動的に通常消灯状態に戻るようになっている。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限定されることなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。また、上記実施形態は、一例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。
例えば、本実施形態におけるタイムチャート及びフローチャートは、動作を示す一例を示したに過ぎず、動作ステップの順序は要旨を逸脱しない限り適宜変更可能である。
また、本実施形態においては、第1の制御状態としては通常消灯状態、第2の制御状態としてはON/OFF動作モード状態、第1の所定時間としては光源の点灯時間の8時間、第2の所定時間としてはON/OFF動作モード状態の待機消灯状態からの経過時間の10時間、第3の所定時間としては周囲の照度が45(ルクス)lx以上になる継続時間の1時間を指しているが、第1の制御状態、第2の制御状態、第1の所定時間や第2の所定時間というのは、画一的に決められた制御状態、所定時間に特定されるものではない。また、具体的にこれら時間、照度の数値も格別限定されるものではない。
例えば、点灯時間の8時間は6時間〜10時間、経過時間の10時間は8時間〜12時間、継続時間の1時間は45分〜1時間20分、所定の照度以下は12(ルクス)lx以下〜18(ルクス)lx以下、所定の照度以上は、36(ルクス)lx以上〜54(ルクス)lx以上に設定することができる。
さらに、照明器具は、玄関等に使用される照明器具に限らない。屋内及び屋外で使用される各種照明器具に適用することができる。
1・・・照明器具
2・・・器具本体
3・・・センサ装置
4・・・照明負荷(光源)
5・・・グローブ
10・・・照明制御装置
11・・・制御処理手段
12・・・モード選択手段
13・・・負荷駆動回路
14・・・電源回路
21・・・本体部材
22・・・フランジ部材
31・・・照度検知手段
32・・・人体検知手段
33・・・焦光レンズ

Claims (5)

  1. 周囲の照度を検出する照度検知手段と、
    人体の存在を検出する人体検知手段と、
    周囲の照度を監視するとともに照明負荷を通常は消灯状態とする第1の制御状態に制御し、前記照度検知手段の検出により周囲の照度が所定の照度以下になった場合に、照明負荷を予め設定された第1の所定時間点灯状態に維持し、この第1の所定時間経過後、前記人体検知手段により人体の存在を検出した場合に、その検出結果に応じて照明負荷を点灯/消灯状態とする第2の制御状態に制御し、この第2の制御状態から予め設定された第2の所定時間をカウントし、第2の所定時間経過後、前記第1の制御状態へ移行するように制御する制御処理手段と、
    を具備することを特徴とする照明制御装置。
  2. 前記制御処理手段は、前記第2の制御状態にあって、周囲の照度が所定の照度以上になり、その照度が予め設定された第3の所定時間継続された場合、前記第1の制御状態へ移行するように制御することを特徴とする請求項1に記載の照明制御装置。
  3. 前記照明負荷を予め設定された第1の所定時間点灯状態に維持する場合の点灯状態は、全光点灯又は調光点灯であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の照明制御装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載の照明制御装置と、
    この照明制御装置によって制御される照明負荷と、
    前記照明制御装置及び照明負荷が配設される器具本体と、
    を具備することを特徴とする照明器具。
  5. 照度検知手段により周囲の照度を検出するとともに人体検知手段により人体の存在を検出する照明制御方法であって、
    周囲の照度を監視するとともに照明負荷を通常は消灯状態とする第1の制御状態に制御するステップと、
    前記照度検知手段の検出により周囲の照度が所定の照度以下になった場合に、照明負荷を予め設定された第1の所定時間点灯状態に維持するステップと、
    前記第1の所定時間経過後、前記人体検知手段により人体の存在を検出した場合に、その検出結果に応じて照明負荷を点灯/消灯する第2の制御状態に移行するステップと、
    この第2の制御状態から予め設定された第2の所定時間をカウントし、この第2の所定時間経過後、前記第1の制御状態へ移行するように制御するステップと、
    を具備することを特徴とする照明制御方法。
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