JP2006344555A - 照明制御装置およびそれを用いる照明システム - Google Patents

照明制御装置およびそれを用いる照明システム Download PDF

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Abstract

【課題】 照度センサからの出力に応答して、照明器具を制御する照明制御装置において、外乱光などによる誤動作を防止しつつ、応答性を向上する。
【解決手段】 タイムテーブルに、照明器具が消灯すべき昼間の時間帯W1、点灯すべき真夜中の時間帯W2、点灯してもよい夜間の時間帯W3、前記真夜中の時間帯W2から昼間の時間帯W1への切換わりの朝方の時間帯W4および前記昼間の時間帯W1から夜間の時間帯W3への切換わりの夕方の時間帯W5を設定し、前記時間帯W1,W2では、照度センサの検知結果に拘わらず強制的に消灯または点灯させ、照度センサの検知結果を利用する時間帯W3〜W5では、消灯させるか、または点灯させるかの判定時間を変化する。具体的には、夜間の時間帯W3では長くし、車のライトなどの外乱光による誤動作を防止する。時間帯W4,W5では、前記判定時間を短くし、応答性を向上する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、照度センサからの出力に応答して照明器具を制御するようにした照明制御装置およびそれを用いる照明システムに関する。
上記のような照度センサからの出力に応答して照明器具を制御するようにした典型的な従来技術として、特許文献1には、照度センサで検出された照度レベルが予め定める第1の値を超えると、朝になったと判断して照明器具を消灯させ、前記第1の値より高い第2の値を上回ると、その時点から予め定める時間だけ、前記照度センサからの入力を禁止することで、雲などの影響による一時的な照度低下に対して、不所望な再点灯を防止するようにした照明装置が提案されている。
同様の手法で、特許文献2には、日没時の誤動作を防止するようにした照明装置が提案されている。
しかしながら、これらの従来技術では、照度センサの出力自体から、一概に予め定める時間だけ制御の切換わりを禁止するので、前記予め定める時間が経過すると、適切な制御を行えない場合がある。そこで、このような不具合を防止するために、特許文献3では、時間帯に応じて切換えの閾値を変化することで、外乱光などによる誤動作を防止している。
特開平11−214169号公報 特開平11−214176号公報 特開平11−191493号公報
しかしながら、上述の従来技術でも、照度センサに、大きくなった閾値を超えるような入力、たとえば車のライトが入射すると、照明器具を消灯してしまうという問題がある。
本発明の目的は、外乱光などによる誤動作を確実に防止することができる照明制御装置およびそれを用いる照明システムを提供することである。
本発明の照明制御装置は、照度センサからの出力に応答して、照明器具を点灯すべきか、または消灯すべきかを判定して制御する照明制御装置において、刻時手段と、少なくとも点灯/消灯の切換えが行われる可能性のある時間帯には短く、切換えが行われる可能性のない時間帯には長く設定され、各時刻に対応した判定時間を記憶している記憶手段と、前記刻時手段で得られた現在時刻に対応した判定時間を前記記憶手段から読出し、その判定時間に応じて前記照度センサからの出力を判定し、点灯/消灯の切換え制御を行う制御手段とを含むことを特徴とする。
上記の構成によれば、照度センサからの出力に応答して照明器具を点灯すべきか、または消灯すべきかを判定して制御するにあたって、判定に費やす判定時間を、固定しておくのではなく、現在時刻に応じて変更可能とする。そして、点灯/消灯の制御の切換えが行われる可能性のある曜日や時間帯、或いは季節などには、前記判定時間を短くして切換えが行われ易くし、切換えを行う必要のない(消灯したままの)曜日、もしくは切換えが行われる可能性のない時間帯や季節などには、判定時間を長くして切換えが行われ難くする。
したがって、外乱光などによる誤動作を確実に防止しつつ、応答性を向上することができる。
なお、前記記憶手段に記憶される各時間帯における判定時間は、使用者によって、季節などに応じて予め設定されてもよい。或いは、前日に制御手段が実際に制御切換えを行った時刻を学習し、その時刻を中心とする前後に予め定める時間帯を前記少なくとも点灯/消灯の切換えが行われる可能性のある時間帯とし、それ以外の時間帯を前記点灯/消灯の切換えが行われる可能性のない時間帯として、それぞれ前記判定時間が設定されてもよい。
また、本発明の照明システムは、前記の照明制御装置に、照度センサを備えて成る照明システムであって、前記照度センサは、前記照明制御装置から給電され、給電電圧を検知照度に応じた複数の電圧レベルに変化させることで前記照明制御装置へ検知結果を出力することを特徴とする。
上記の構成によれば、前記の照明制御装置を用いて照明システムを構成するにあたって、照度センサには前記照明制御装置から給電されるようにし、かつ検知結果の出力を、給電電圧を検知照度に応じた複数の電圧レベルに変化させることで行う。
したがって、照度センサへの配線を一対の給電線だけとすることができ、施工を簡略化することができるとともに、照明制御装置は複数の検知結果に応じて、一部だけ点灯したり、調光したりして、照明器具を細かく制御することができる。
さらにまた、本発明の照明システムでは、前記照度センサは、給電線からの給電電圧を該照度センサ内で使用する予め定める電源電圧レベルに降下させて安定化させる電源回路と、前記電源回路からの電源電圧で駆動され、入力光レベルに対応した電圧を出力する光電変換回路と、前記電源回路からの電源電圧で駆動され、前記光電変換回路の出力電圧を相互に異なる基準電圧でレベル弁別する複数の比較回路と、前記比較回路からの出力に応じて、前記給電線からの給電電圧を前記電源電圧レベルよりも高い複数の電圧レベルの何れかに降下させる電圧降下回路とを備えて構成され、前記照明制御装置は、前記照度センサへの給電電圧の降下レベルから、前記照度センサの検知照度を認識することを特徴とする。
上記の構成によれば、照度センサへの配線を一対の給電線だけとしても、照明制御装置へ複数の検知結果を出力することができる構成を具体的に実現することができる。
本発明の照明制御装置は、以上のように、照度センサからの出力に応答して照明器具を点灯すべきか、または消灯すべきかを判定して制御するにあたって、判定に費やす判定時間を、固定しておくのではなく、現在時刻に応じて変更可能とし、点灯/消灯の制御の切換えが行われる可能性のある曜日や時間帯、或いは季節などには、前記判定時間を短くして切換えが行われ易くし、切換えを行う必要のない(消灯したままの)曜日、もしくは切換えが行われる可能性のない時間帯や季節などには、判定時間を長くして切換えが行われ難くする。
それゆえ、外乱光などによる誤動作を確実に防止しつつ、応答性を向上することができる。
また、本発明の照明システムは、以上のように、前記の照明制御装置を用いて照明システムを構成するにあたって、照度センサには前記照明制御装置から給電されるようにし、かつ検知結果の出力を、給電電圧を検知照度に応じた複数の電圧レベルに変化させることで行う。
それゆえ、照度センサへの配線を一対の給電線だけとすることができ、施工を簡略化することができるとともに、照明制御装置は複数の検知結果に応じて、一部だけ点灯したり、調光したりして、照明器具を細かく制御することができる。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の一形態に係る照明システムの全体構成を示す図である。この照明システムは、大略的に、照明制御装置を構成するタイムスイッチ1およびリレーユニット2と、照度センサ3と、外灯などの照明器具L1,L2とを備えて構成される。
前記リレーユニット2は、分電盤4に収納され、前記タイムスイッチ1とは端子T0に接続される一対の多重伝送線S0によって接続され、前記照明器具L1,L2とは端子T1,T2に接続される一対の商用電源線PL1,PL2によってそれぞれ接続される。このリレーユニット2は、後述するように、前記タイムスイッチ1からの制御信号に応答して、前記照明器具L1,L2への商用電源の供給をON/OFFすることで、これらの照明器具L1,L2を個別に点灯/消灯制御するが、調光度合いも調整してもよい。
前記分電盤4にはまた、端子台5が収納されており、前記タイムスイッチ1と照度センサ3とは、この端子台5の端子T11,T12に接続される一対の給電線S11,S12によって相互に接続されており、これらの給電線S11,S12を介して、後述するように、前記タイムスイッチ1から照度センサ3へ電源供給が行われ、照度センサ3の検知結果がタイムスイッチ1へ通信される。
図2は、前記照度センサ3の具体的な一構成例を示すブロック図である。この照度センサ3は、前記給電線S11,S12の極性を任意にするダイオードブリッジ11と、前記給電線S11,S12からの給電電圧V1、たとえば12Vを、該照度センサ3内で使用する予め定める電源電圧V2、たとえば3Vに降下させて安定化させる電源回路12と、前記電源回路12からの電源電圧V2で駆動され、入力光レベルに対応した電圧を出力する光電変換回路13と、前記電源回路12からの電源電圧V2で駆動され、前記光電変換回路13の出力電圧V3を相互に異なる基準電圧Vref1,Vref2でそれぞれレベル弁別する2つの比較回路14,15と、前記比較回路14,15からの制御出力CTL1,CTL2に応じて、前記給電線S11,S12からの給電電圧V1を前記電源電圧V2のレベルよりも高い複数の電圧レベルの何れかに降下させる電圧降下回路16とを備えて構成される。
前記給電線S11,S12からの給電電圧V1は、前記電圧降下回路16を接続するにあたって介在される抵抗R1,R2からリップル吸収用のコンデンサC1を介して前記電源回路12へ入力され、該電源回路12で前記電源電圧V2に降下され、平滑コンデンサC2で安定化されて前記光電変換回路13および比較回路14,15に供給される。
前記光電変換回路13は、前記電源電圧V2がコレクタに供給され、入射光強度に応じた電流を流すフォトトランジスタ17と、前記フォトトランジスタ17のエミッタ電流を前記出力電圧V3に変換する電流−電圧変換抵抗R3と、前記出力電圧V3のリップル吸収用のコンデンサC3とを備えて構成され、フォトICで実現される。
前記比較回路14は、分圧抵抗R11,R12と、帰還抵抗R13と、コンデンサC11と、比較器CP1と、アンプA1とを備えて構成される。前記分圧抵抗R11,R12は、前記電源回路12からの出力ライン間に直列に接続され、前記電源電圧V2から前記基準電圧Vref1を作成する。前記基準電圧Vref1は、コンデンサC11によって安定化されて比較器CP1の反転入力端に入力される。この比較器CP1は、前記電源回路12によって電源供給され、その非反転入力端には前記光電変換回路13の出力電圧V3が入力され、この比較器CP1の出力は、帰還抵抗R13によって負帰還される。この比較器CP1は、前記光電変換回路13の出力電圧V3と前記基準電圧Vref1とを相互に比較し、前記出力電圧V3が基準電圧Vref1以上、すなわち前記フォトトランジスタ17への入射光強度が前記基準電圧Vref1で規定された照度以上であるときにはハイレベルの出力を導出し、規定された照度未満であるときにはローレベルの出力を導出する。前記比較器CP1からの出力は、前記電源回路12によって電源供給されるアンプA1によって、前記電圧降下回路16を駆動するレベルに増幅され、前記制御出力CTL1として導出される。
比較回路15は、上述の比較回路14と同様に構成され、分圧抵抗R21,R22、帰還抵抗R23、コンデンサC21、比較器CP2およびアンプA2が、それぞれ前記分圧抵抗R11,R12、帰還抵抗R13、コンデンサC11、比較器CP1およびアンプA1に対応し、前記光電変換回路13の出力電圧V3を前記基準電圧Vref1よりも低い基準電圧Vref2と比較し、比較結果を前記電圧降下回路16に前記制御出力CTL2として導出する。
前記電圧降下回路16は、前記抵抗R1,R2と、ツェナダイオードZD1,ZD2と、制御トランジスタTR1,TR2と、抵抗R31,R32;R41,R42とを備えて構成される。前記ダイオードブリッジ11から電源回路12への電源ラインに設けられる抵抗R1,R2間には、ツェナダイオードZD1と制御トランジスタTR1との直列回路およびツェナダイオードZD2と制御トランジスタTR2との直列回路の一端が接続され、前記直列回路の他端はGNDに接続されている。前記制御トランジスタTR1のベースには前記比較回路14からの制御出力CTL1が抵抗R31,R32を介して与えられ、前記制御出力CTL1がハイレベルとなると該制御トランジスタTR1がONし、前記給電電圧V1をツェナダイオードZD1のブレークダウン電圧に降下させる。同様に、前記制御トランジスタTR2のベースには前記比較回路15からの制御出力CTL2が抵抗R41,R42を介して与えられ、前記制御出力CTL2がハイレベルとなると該制御トランジスタTR2がONし、前記給電電圧V1をツェナダイオードZD2のブレークダウン電圧に降下させる。
したがって、前記フォトトランジスタ17への入射光強度が低い方の前記基準電圧Vref2で規定される照度未満であるときには、比較回路14,15の出力CTL1,CTL2は共にローレベルとなり、制御トランジスタTR1,TR2が共にOFFして、前記給電電圧V1は前記タイムスイッチ1の出力電圧のままとなる。ダイオードブリッジ11による電圧降下が生じるので、この場合、たとえば前記タイムスイッチ1の出力電圧を12Vとすると、電源回路12への給電電圧V1は、11Vとなる。
一方、前記フォトトランジスタ17への入射光強度が前記基準電圧Vref2で規定される照度以上であるときには、比較回路15の制御出力CTL2がハイレベルとなり、前記給電電圧V1がツェナダイオードZD2のブレークダウン電圧、たとえば6Vに降下され、タイムスイッチ1の出力端の電圧は7Vとなる。さらに、前記フォトトランジスタ17への入射光強度が前記基準電圧Vref1で規定される照度以上であるときには、比較回路14の制御出力CTL1もハイレベルとなり、前記給電電圧V1がツェナダイオードZD1のブレークダウン電圧、たとえば5Vに降下され、タイムスイッチ1の出力端の電圧は6Vとなる。このような出力端の電圧変化から、タイムスイッチ1は、照度センサ3の検知結果を読取ることができる。
図3は、前記タイムスイッチ1の電気的構成を示すブロック図である。タイムスイッチ1は、週間のタイムテーブル21を記憶する記憶部22を有し、前記タイムテーブル21には、曜日毎に、図4で示すような照明器具L1,L2が消灯すべき昼間の時間帯W1、点灯すべき真夜中の時間帯W2、点灯してもよい夜間の時間帯W3、前記真夜中の時間帯W2から昼間の時間帯W1への切換わりの朝方の時間帯W4および前記昼間の時間帯W1から夜間の時間帯W3への切換わりの夕方の時間帯W5が設定されている。また、タイムテーブル21には、前記時間帯W1,W2では、照度センサ3の検知結果に拘わらず強制的に消灯または点灯させるかの制御状態が記憶されているのに対して、照度センサ3の検知結果を利用する時間帯W3〜W5では、消灯させるか、または点灯させるかの判定時間が記憶されている。
前記タイムテーブル21は、週間に限らず、祝日なども設定されている1年を通したものであってもよく、また季節毎に設定されていてもよい。また、使用者によって設定されるだけでなく、照度センサ3の前日や数日間の検知結果などによって自動的に設定されるものでもよい。
タイムスイッチ1には、前記記憶部22以外にも、制御部23と、電源回路24と、多重伝送信号送受信部25と、クロック回路26と、照度センサ電源供給回路27と、照度センサ電圧モニタ部28と、液晶表示部29と、スイッチ操作入力部30と、スイッチ表示部31とを備えて構成される。
前記制御部23は、マイクロコンピュータおよびその周辺回路などを備えて構成され、スイッチ操作入力部30からの入力操作に応答して、液晶表示部29およびスイッチ表示部31にその操作内容の表示を行い、こうして前記タイムテーブル21が作成される。そして、制御部23は、刻時手段であるクロック回路26からの現在時刻に対応した制御内容を前記タイムテーブル21から読出し、必要な場合には照度センサ電圧モニタ部28で得られた前記照度センサ3の検知結果に応答して、前記多重伝送線S0からリレーユニット2へ制御信号を出力し、照明器具L1,L2の制御を行う。
前記電源回路24は、多重伝送線S0から安定した直流電源電圧VDDを作成し、このタイムスイッチ1内の各部に電源供給を行うとともに、直流電源電圧V4を作成し、照度センサ電源供給回路27に前記給電電圧V1を作成させ、照度センサ3へ電源供給を行わせる。
図5は、前記照度センサ電源供給回路27および照度センサ電圧モニタ部28の具体的な一構成例を示すブロック図である。前記電源回路24からの直流電源電圧V4は、抵抗R51およびトランジスタTR51を介して平滑コンデンサC51に入力される。前記トランジスタTR51のベース電位は、抵抗R52およびツェナダイオードZD51によって予め定める電位に保持されており、これによって平滑コンデンサC51からは、前記照度センサ3への給電電圧V1に対応した電圧V5が出力される。その電圧V5は、定電流出力回路となるトランジスタTR52,TR53および抵抗R53,R54を介して前記給電電圧V1となり、給電線S11,S12へ出力される。
前記給電電圧V1は、コンデンサC52および抵抗R55によって、リップルの除去および安定化されて、入力抵抗R56を介して取込まれ、3つの比較器CP11〜CP13の非反転入力端に共通に与えられる。前記比較器CP11〜CP13は、トランジスタTR51の出力電圧V5で駆動され、その反転入力端には、前記電圧V5をそれぞれ異なる分圧値の分圧抵抗R61,R62;R71,R72;R81,R82で分圧して得られた基準電圧Vref11,Vref12,Vref13が入力されている。各比較器CP11〜CP13は、給電電圧V1が基準電圧Vref11,Vref12,Vref13以上であるとローレベルを出力し、未満であるとハイレベルを出力する。その出力は、プルアップ抵抗R91〜R93を介して、オープンコレクタ出力で前記制御部23のポートへ入力される。したがって、制御部23は、照度センサ3の検知結果がどのレベルにあるのかを認識することができる。
上述のように構成される照明システムにおいて、前記図4を参照して、タイムスイッチ1は、昼間の時間帯W1では、照度センサ3の検知結果に拘わらず、照明器具L1,L2を消灯する。同様に、真夜中の時間帯W2では、照度センサ3の検知結果に拘わらず、照明器具L1,L2を点灯する。この場合、照度センサ3の検知結果、すなわち前記給電電圧V1の変化を受付けないようにしてもよいが、照度センサ3への給電自体を停止するようにしてもよい。また、照明器具L1,L2の設置工事や、ランプの取替え作業などに対応して、時間帯W1〜W5に拘わらず、照明器具L1,L2を強制点灯可能なように構成されていてもよい。
残余の時間帯W3〜W5では、タイムスイッチ1は、照度センサ3の検知結果を受付け、該照度センサ3の検知結果に応答して、照明器具L1,L2を点灯制御する。注目すべきは、本発明のタイムスイッチ1は、この際、受付けた前記照度センサ3の検知結果から、制御にあたって実際に照度変化したと判定するのに要する判定時間であるフィルタ処理時間が、前記夜間の時間帯W3と切換わりの時間帯W4,W5とで相互に異なるように設定されていることである。具体的には、照度変化が少ない夜間の時間帯W3は前記フィルタ処理時間が比較的長く設定されており、照度変化が激しい切換わりの時間帯W4,W5は前記フィルタ処理時間が比較的短く設定されている。前記時間帯W4とW5とのフィルタ処理時間は、相互に異なる値に設定されていてもよく、相互に等しい値に設定されていてもよい。
したがって、図6で示すように照度が変化してゆく場合、タイムスイッチ1は、夜間の時間帯W3では、車のライトが入射するなどして一時的に照度が消灯レベルTH1に達しても、その照度変化が実線で示すように比較的長いフィルタ処理時間T3内で収束した場合、照明器具L1,L2は点灯したままとする。一方、仮想線で示すように、前記フィルタ処理時間T3を超えて照度が消灯レベルTH1を超えていると、照明器具L1,L2を消灯する。すなわち、夜間の時間帯W3では、急に明るくなっても、照明器具L1,L2を消灯しない。
これに対して、真夜中の時間帯W2の強制点灯を経て、朝方の時間帯W4となると、照度が一旦消灯レベルTH1に達すると、その変化は比較的短いフィルタ処理時間T4内で収束する可能性は小さく、速やかに照明器具L1,L2を消灯する。すなわち、朝方の時間帯W4では、明るくなったら直ちに照明器具L1,L2を消灯する。
その後、昼間の時間帯W1の強制消灯を経て、夕方の時間帯W5となると、比較的短いフィルタ処理時間T5に設定され、そのフィルタ処理時間T5を超えて、照度が点灯レベルTH2を超えると、速やかに照明器具L1,L2を点灯する。すなわち、夕方の時間帯W5では、暗くなったら直ちに照明器具L1,L2を点灯する。
また、点灯の可能性のある時間帯W3〜W5において、タイムスイッチ1は、照度センサ3の検知結果に応じて、照明器具L1,L2を制御する。具体的には、図7で示すように前記入射光強度が高い方の基準電圧Vref1で規定される照度以上であるときには、照明器具L1,L2を共に消灯し、前記入射光強度が高い方の基準電圧Vref1で規定される照度より低く、低い方の基準電圧Vref2で規定される照度以上であるときには、照明器具L1,L2の一方を点灯し、あるいは深い調光率(発光輝度が低い)で調光制御を行い、低い方の基準電圧Vref2で規定される照度より低い場合には、照明器具L1,L2の両方を点灯し、あるいは浅い調光率(発光輝度が高い)で調光制御を行う。
すなわち、時刻t1までの真夜中の時間帯W2では、照度センサ3への給電が停止されてその検知結果は入力されず、照明器具L1,L2は共に点灯している。時刻t1を経過して朝方の時間帯W4となると、前記照度センサ3への給電が開始されてその検知結果が直ちに読込まれる。図7の例では、フォトトランジスタ17への入射光強度が既に低い方の基準電圧Vref2で規定される照度以上であり、直ちに1灯の照明器具L2が消灯される。その後、入射光強度が強くなり、時刻t2で基準電圧Vref1で規定される照度以上となると、もう1灯の照明器具L1も直ちに消灯され、時刻t3で昼間の時間帯W1となると、照度センサ3への給電も停止されるというものである。
このように構成することで、点灯/消灯の制御の切換えが行われる可能性のある曜日や時間帯、或いは季節などには、フィルタ処理時間を短くして切換えが行われ易くし、切換えが行われる可能性のない曜日や時間帯、或いは季節などには、前記フィルタ処理時間を長くして切換えが行われ難くするので、外乱光などによる誤動作を確実に防止しつつ、応答性を向上することができる。
なお、前記照度センサ3は、相互に異なる照度レベルでの複数の検知結果を出力するので、タイムスイッチ1は、その照度センサ3の検知結果に応じて、照明器具L1,L2の一部だけ点灯したり、調光したりして、該照明器具L1,L2を細かく制御することができる。
ここで、図8に、従来の照度センサ33を用いた照明システムの全体構成を示す。この図8において、図1の構成と同一の構成には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。従来の照度センサ33は、商用電源から給電線S20によって電源供給されており、その検知結果は、予め定める照度レベル以上であるか否かを表すものであり、信号線S21,S22を介して、タイムスイッチ31へ、無電圧接点出力を行っている。したがって、上述のように、照明器具L1,L2の一部だけ点灯したり、調光したりする多段の制御を行うためには、それぞれ検知照度レベルが異なる複数の照度センサが必要であり、また給電線S20と信号線S21とを敷設する必要があり、施工が面倒である。
これに対して本発明では、照度センサ3は、給電線S12,S11の吸込み電圧で、しかも複数の吸込み電圧で検知結果をタイムスイッチ1に読取らせるので、該照度センサ3への配線を一対の給電線S12,S11だけとすることができ、施工を簡略化することができるとともに、照明器具L1,L2を細かく制御することができる。
本発明の実施の一形態に係る照明システムの全体構成を示す図である。 図1で示す照明システムにおける照度センサの具体的な一構成例を示すブロック図である。 図1で示す照明システムにおけるタイムスイッチの電気的構成を示すブロック図である。 タイムテーブルの一例を説明するための図である。 前記タイムスイッチにおける照度センサ電源供給回路および照度センサ電圧モニタ部の具体的な一構成例を示すブロック図である。 本発明の動作を説明するための波形図である。 本発明の動作を説明するための波形図である。 従来の照度センサを用いた照明システムの全体構成を示す図である。
符号の説明
1 タイムスイッチ
2 リレーユニット
3 照度センサ
4 分電盤
5 端子台
11 ダイオードブリッジ
12 電源回路
13 光電変換回路
14,15 比較回路
16 電圧降下回路
17 フォトトランジスタ
21 タイムテーブル
22 記憶部
23 制御部
24 電源回路
25 多重伝送信号送受信部
26 クロック回路
27 照度センサ電源供給回路
28 照度センサ電圧モニタ部
29 液晶表示部
30 スイッチ操作入力部
31 スイッチ表示部
A1,A2 アンプ
C1,C3,C11,C21 コンデンサ
C2 平滑コンデンサ
C51 平滑コンデンサ
C52 コンデンサ
CP1,CP2;CP11〜CP13 比較器
L1,L2 照明器具
PL1,PL2 商用電源線
R1,R2 抵抗
R3 電流−電圧変換抵抗
R11,R12;R21,R22 分圧抵抗
R13,R23 帰還抵抗
R31,R32;R41,R42 抵抗
R51〜R56 抵抗
R61,R62;R71,R72;R81,R82 分圧抵抗
R91〜R93 プルアップ抵抗
S0 多重伝送線
S11,S12 給電線
TR1,TR2 制御トランジスタ
TR51〜TR53 トランジスタ
ZD51 ツェナダイオード
ZD1,ZD2 ツェナダイオード

Claims (3)

  1. 照度センサからの出力に応答して、照明器具を点灯すべきか、または消灯すべきかを判定して制御する照明制御装置において、
    刻時手段と、
    少なくとも点灯/消灯の切換えが行われる可能性のある時間帯には短く、切換えが行われる可能性のない時間帯には長く設定され、各時刻に対応した判定時間を記憶している記憶手段と、
    前記刻時手段で得られた現在時刻に対応した判定時間を前記記憶手段から読出し、その判定時間に応じて前記照度センサからの出力を判定し、点灯/消灯の切換え制御を行う制御手段とを含むことを特徴とする照明制御装置。
  2. 前記請求項1記載の照明制御装置に、照度センサを備えて成る照明システムであって、
    前記照度センサは、前記照明制御装置から給電され、給電電圧を検知照度に応じた複数の電圧レベルに変化させることで前記照明制御装置へ検知結果を出力することを特徴とする照明システム。
  3. 前記照度センサは、
    給電線からの給電電圧を該照度センサ内で使用する予め定める電源電圧レベルに降下させて安定化させる電源回路と、
    前記電源回路からの電源電圧で駆動され、入力光レベルに対応した電圧を出力する光電変換回路と、
    前記電源回路からの電源電圧で駆動され、前記光電変換回路の出力電圧を相互に異なる基準電圧でレベル弁別する複数の比較回路と、
    前記比較回路からの出力に応じて、前記給電線からの給電電圧を前記電源電圧レベルよりも高い複数の電圧レベルの何れかに降下させる電圧降下回路とを備えて構成され、
    前記照明制御装置は、前記照度センサへの給電電圧の降下レベルから、前記照度センサの検知照度を認識することを特徴とする請求項2記載の照明システム。
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