JPH10162964A - 照明制御装置 - Google Patents

照明制御装置

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JPH10162964A
JPH10162964A JP8321429A JP32142996A JPH10162964A JP H10162964 A JPH10162964 A JP H10162964A JP 8321429 A JP8321429 A JP 8321429A JP 32142996 A JP32142996 A JP 32142996A JP H10162964 A JPH10162964 A JP H10162964A
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JP
Japan
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lighting
mode
detection signal
illuminance
forced
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JP8321429A
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Inventor
Yoshinobu Yaguchi
喜信 矢口
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価なスイッチを利用できるとともに、一般
の既築住宅に適用する場合にも電気配線変更の必要がな
く、コストを低減できるようにすること。 【解決手段】 照明領域の照度を検出して照度検出信号
Aを発信する照度検出装置14と、照明領域に人が侵入
したときに人体検出信号Bを発信する人体検出装置15
と、交流電源19からの給電のゼロ電圧を検出してゼロ
クロス検出信号Dを発信するゼロクロス検出装置16
と、照明器具11を全点灯又は消灯制御するとともに調
光制御する負荷制御装置17と、照明検出信号および人
体検出信号に基づき照明器具を全点灯、弱点灯、消灯さ
せる自動モードを実行し、又、照明器具を強制的に全点
灯させる強制点灯モードを実行し、更に、ゼロクロス検
出信号の受信が一定の短時間遮断される毎に、自動モー
ドと強制点灯モードとを交互に切り替える制御装置18
と、照明器具を強制的に消灯させる強制消灯モードと自
動モード又は強制点灯モードのいずれか2者のうち一つ
とを択一に切り替える片切スイッチ12と、を有するも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は照明制御装置に係
り、特に、照明器具の点灯モードの切替を改良した照明
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、照明器具1の点灯を
制御する照明制御装置2は、例えば特開平1-41198 号公
報に記載のように、照明領域の照度と人の出入りを検出
して、照明器具を自動で点灯制御する自動モードと、照
明器具を強制的に全点灯させる強制点灯モードと、照明
器具を強制的に消灯させる強制消灯モードと、を切替ス
イッチ3を用いて切り替えて使用するものである。
【0003】上記切替スイッチ3は3接点切替スイッチ
であり、照明制御装置2の装置本体4に設置されたり、
住宅の壁に壁スイッチとして設置されるのが一般的であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】切替スイッチ3が3接
点切替スイッチであることから、片切スイッチ等に比べ
高価となり、照明制御装置2のコストが上昇してしま
う。
【0005】また、照明器具1が外玄関等に設置される
屋外灯であり、照明制御装置2も屋外に配置されている
場合には、装置本体4に切替スイッチ3が設置されてい
ると、点灯モードの切替の度に屋外の照明制御装置2の
装置本体4の据付場所へ出向かなければならず不便であ
る。特に、装置本体4の据付高さが高い(約1.8m)場合
には、切替スイッチ3の操作性が低下してしまう。
【0006】装置本体4に切替スイッチ3を設置する
と、切替スイッチ3の設置のために部材費や防水性を確
保するための費用が必要となり、コストが上昇してしま
う。
【0007】更に、住宅の壁に切替スイッチ3を設置す
る場合には、一般的に、既築住宅では2芯線の電線ケー
ブルを用いて電気配線が施工されているので、3接点の
切替スイッチを設置するために配線を変更しなければな
らず、コストアップが避けられない。
【0008】また、切替スイッチ3を操作して強制点灯
モードを実行している場合には、ユーザーが自動モード
に慣れていることから、自動モードに戻すことを忘れて
しまうことが多く、朝方、照明領域が明るくなっても、
照明器具1が点灯したままとなる事態が発生し易い。
【0009】本発明の課題は、上述の事情を考慮してな
されたものであり、安価なスイッチを利用できるととも
に、一般の既築住宅に適用する場合にも電気配線の変更
の必要がなく、コストを低減できる照明制御装置を提供
することにある。更に、本発明の課題は、強制点灯モー
ド時に照明器具の消し忘れを確実に防止できる照明制御
装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、照明領域の照度を検出して照度検出信号を発信する
照度検出手段と、上記照明領域に人が侵入したときに人
体からの熱線を検出して人体検出信号を発信する人体検
出手段と、電源からの給電の瞬時停電を検出して停電検
出信号を発信する停電検出手段と、照明器具を全点灯ま
たは消灯制御する負荷制御手段と、上記照度検出信号お
よび上記人体検出信号に基づき、上記照明領域が所定照
度よりも暗く且つ該照明領域内に人が侵入したときのみ
に上記照明器具を全点灯させる自動モードを実行させ、
又、上記照度検出信号に拘らず、上記照明器具を強制的
に全点灯させる強制点灯モードを実行させ、更に、上記
停電検出信号が一定の短時間であるときに、その受信毎
に上記自動モードと上記強制点灯モードとを交互に切り
替える制御手段と、上記照明器具を強制的に消灯させる
強制消灯モードと上記自動モードまたは上記強制点灯モ
ードのいずれか2者のうちの一つとを択一に切り替える
片切スイッチと、を有して構成されたものである。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、上記制御手段は、強制点灯モード時に
おいて、該強制点灯モードへの切替時点から一定時間内
では照明器具を強制的に全点灯させ、上記一定時間経過
後には、照度検出信号に基づき、照明領域が所定照度よ
りも暗い場合に上記強制点灯モードを継続させ、明るく
なった時点で自動モードに切り替え、上記照明領域が上
記所定照度よりも明るい場合に自動モードに切り替える
ものである。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の発明において、上記停電検出手段は、交流電源
からの給電のゼロ電圧を検出してゼロクロス検出信号を
発信する調光を行なうためのゼロクロス検出手段であ
り、上記負荷制御手段は、照明器具を全点灯または消灯
制御するとともに照明器具を調光制御し、上記制御手段
は、照明検出信号および人体検出信号に基づき、照明領
域が所定照度よりも暗く且つ該照明領域に人が侵入した
ときに上記照明器具を全点灯させ、上記照明領域が所定
照度よりも暗く且つ該照明領域に人が侵入していないと
きに上記照明器具を弱点灯させ、上記照明領域が所定照
度よりも明るいときに上記照明器具を消灯させる自動モ
ードを実行させ、又、上記照度検出信号に拘らず、上記
照明器具を強制的に全点灯させる強制点灯モードを実行
させ、更に、上記ゼロクロス検出信号の受信が一定の短
時間遮断される毎に、上記自動モードと上記強制点灯モ
ードとを交互に切り替えるものである。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれかに記載の発明において、上記照明器具が住宅の
屋外灯であるものである。
【0014】
【作用】請求項1に記載の発明には、次の作用がある。
片切スイッチが、自動モード又は強制点灯モードのいず
れか2者のうち一つと強制消灯モードとを択一に切り替
え、制御手段が、一定の短時間の停電検出信号の受信毎
に上記自動モードと上記強制点灯モードとを交互に切り
替えることから、高価な3点切替スイッチを用いること
なく、安価な片切スイッチを用いて自動モード、強制点
灯モード、強制消灯モードの切替を実現できる。また、
一般に、既築住宅では、2芯線の電源ケーブルを用いて
電気配線が施工されているので、照明制御装置の片切ス
イッチを既築住宅の壁に設置する場合にも配線を変更す
る必要がない。これらのことから、装置自体および装置
据付時のコストアップを回避できる。
【0015】請求項2に記載の発明には、次の作用があ
る。制御手段は、強制点灯モードにおいて、照明を強制
的に全点灯させる一定時間経過後、照明領域が所定照度
よりも明るい場合には自動モードに切り替えるので、強
制点灯モードであっても照明領域の照度が所定照度より
も明るくなる明け方には、照明を自動モードで消灯させ
ることができ、強制点灯モード時における照明器具の消
し忘れを確実に防止できる。
【0016】請求項3に記載の発明には、次の作用があ
る。自動モードにおいて、照明領域が所定照度よりも暗
い場合には、照明領域に人が侵入していなくても照明器
具を弱点灯させることから、照明領域の防犯性と節電を
向上させることができる。
【0017】請求項4に記載の発明には、次の作用があ
る。住宅の屋外灯の点灯制御を、コストアップを回避し
て実現できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。 [A] 第1の実施の形態 図1は、本発明に係る照明制御装置の第1の実施の形態
を照明器具とともに示す配線図である。図2は、図1の
照明制御装置を示すブロック図である。図3は、交流電
源の給電信号とゼロクロス信号とを並置して示すグラフ
である。図4は、点灯モードの動作例を示すグラフであ
る。
【0019】図1および図2に示すように、例えば住宅
の屋外灯である照明器具11の点灯を制御する照明制御
装置10は、住宅の壁等に設置される片切スイッチ12
と、装置本体13内に設置される照度検出装置14、人
体検出装置15、ゼロクロス検出装置16、負荷制御装
置17および制御装置18と、を有して構成され、照明
器具11を後述の自動モード、強制点灯モード、強制消
灯モードで動作させる。
【0020】ここで、照明器具11と装置本体13との
間で、端子L1 と端子L2 との端子極性はなく、逆接続
であってもよい。また、装置本体13と片切スイッチ1
2との間でも、端子RとTとの端子極性がなく、逆接続
であってもよい。
【0021】上記照度検出装置14は、照明領域の照度
を硫化カドニウム光導電素子(CdSセル)を用いて電
圧変換して検出し、この電圧レベルを照度検出信号Aと
して制御装置18へ出力する。
【0022】上記人体検出装置15は、上記照明領域に
人が侵入したとき、人体から放射される熱線(遠赤外
線)を集電センサを用いて電圧変換して検出し、この電
圧レベルを増幅して人体検出信号Bとして制御装置18
へ出力する。
【0023】上記ゼロクロス検出装置16は、100Vの交
流電源19からの給電を監視し、図3に示すように、給
電信号Cのゼロ電圧を検出したゼロクロス検出信号Dを
制御装置18へ給電中常時出力するものである。更に、
このゼロクロス検出装置16は、制御装置18を介して
負荷制御装置17を調整し、照明器具11を所定の調光
率(例えば調光率20%)で調光して弱点灯させる機能を
備える。
【0024】上記負荷制御装置17は、制御装置18か
ら出力された制御信号Eをトリガ信号にして、トライア
ックで交流電源19の位相制御を実行し、照明器具11
を全点灯もしくは消灯させ、又は調光制御して弱点灯さ
せる。
【0025】上記制御装置18は、第1に、照度検出装
置14からの照度検出信号A及び人体検出装置15から
の人体検出信号Bに基づき、照明領域が 5〜 100ルクス
の範囲の所定照度よりも暗く(例えば夜)且つこの照明
領域に人が侵入したときに照明器具11を所定時間(例
えば 1分程度)全点灯させ、照明領域が上記所定照度よ
りも暗く(例えば夜)且つこの照明領域に人が侵入して
いないときに照明器具11を弱点灯させ、照明領域が上
記所定照度よりも明るいときに照明器具11を消灯させ
る自動モードを実行させるべく負荷制御装置17へ制御
信号Eを出力する。第2に、制御装置18は、照度検出
装置14からの照度検出信号Aに拘らず、照明器具11
を強制的に全点灯させる強制点灯モードを実行させるべ
く負荷制御装置17へ制御信号Eを出力する。第3に、
制御装置18は、ゼロクロス検出装置16から給電中常
時入力されるゼロクロス検出信号Dが一定の短時間(
0.5〜 1.5秒)t(図3)遮断される毎に、上記自動モ
ードと強制点灯モードとを交互に切り替える。
【0026】ここで、この制御装置18は、常時入力さ
れるゼロクロス検出信号Dから時間を計測し、照明器具
11が弱点灯又は全点灯になるタイミングで、制御信号
Eを負荷制御装置17へ出力する。
【0027】上記第2の強制点灯モードにおいて、制御
装置18は、強制点灯モードへの切替時点から一定時間
(例えば 1〜10分程度)内には、照度検出信号14から
の照度検出信号Aに拘らず、照明器具11を強制的に全
点灯させる。そして、制御装置18は、上記一定時間t
経過後には、照度検出装置14からの照度検出信号Aに
基づき、照明領域が前記所定照度よりも暗い場合には強
制点灯モードを継続させ、明るくなった時点で自動モー
ドに切り替えて消灯させ、上記照明領域が上記所定照度
よりも明るい場合には、自動モードに切り替えて消灯さ
せる。
【0028】前記片切スイッチ12は、照明器具11を
強制的に消灯させる強制消灯モードと、自動モード又は
強制点灯モードのいずれか2者のうち一つとを択一に切
り替える。つまり、片切スイッチ12は、ON、OFF
スイッチであり、ON操作時には照明器具11、並びに
電源回路20を経て照度検出装置14、人体検出装置1
5、ゼロクロス検出装置16、負荷制御装置17及び制
御装置18へ交流電源19から交流100Vの給電を実施
し、OFF操作時には、照明器具11、電源回路20、
照度検出装置14、人体検出装置15、ゼロクロス検出
装置16、負荷制御装置17及び制御装置18へ交流電
源19からの給電を遮断して、照明器具11を強制的に
消灯させる強制消灯モードを実行させる。片切スイッチ
12がON操作状態から上記一定の短時間t( 0.5〜
1.5秒)OFF操作されて再びON操作状態に戻された
ときには、前述の如く、ゼロクロス検出信号16により
給電の遮断が検出されて、制御装置18は、自動モード
と強制点灯モードとを交互に切り替える。従って、上記
強制消灯モードは、上記一定の短時間tを超える時間O
FF操作されたときに実行される。
【0029】次に、図4を参照して、照明制御装置10
の作用を説明する。片切スイッチ12をOFF操作する
と、制御装置18は自動モードとなる。制御装置18
は、自動モードでは、照度検出装置14の照度検出信号
Aから照明領域の照度が所定照度( 5〜 100ルクス)以
下のとき照明器具11を弱点灯させ、人体検出装置15
からの人体検出信号Bにより、人体を検出したとき(図
4の符合a)に一定時間( 1分程度)照明器具11を全
点灯させ、照度検出装置14の照度検出信号Aから、照
明領域が上記所定照度よりも明るくなると照明器具11
を消灯し、これを繰り返す。
【0030】片切スイッチ12が一定の短時間t( 0.5
〜 1.5秒)OFF操作されてON操作に戻されると、制
御装置18は、自動モードから強制点灯モードに切り替
わる。制御装置18は、この切替が、照明領域が所定照
度よりも暗い夜になされたときには、照明領域が所定照
度よりも明るい朝(昼)まで強制点灯モードを実行し
て、照明器具11を全点灯させる(図4の符合b)。自
動モードから強制点灯モードへの切替が朝(昼)なされ
たときには、制御装置18は、一定時間( 1〜10分程
度)強制点灯モードを実行して照明器具11を全点灯さ
せ(図4の符合c)、上記一定時間経過後、自動モード
を実行して照明器具11を消灯させる。
【0031】制御装置18が強制点灯モードにあるとき
に、片切スイッチ12が一定の短時間t( 0.1〜 1.5
秒)OFF操作されると、制御装置18が直ちに自動モ
ードに切り替わる(図4の符合d)。
【0032】片切スイッチ12が一定の短時間t( 0.5
〜 1.5秒)を超えてOFF操作されると、片切スイッチ
12は、交流電源19から照明器具11への給電を遮断
して、照明器具11を強制的に消灯させる強制消灯モー
ドを実行する(図4の符合e)。
【0033】強制消灯モード時に片切スイッチ12がO
N操作されると、制御装置18は自動モードとなり(図
4の符合f)、片切スイッチ12が一定の短時間tだけ
OFF操作されてON操作に戻されたとき、制御装置1
8は、強制点灯モードとなって、一定時間( 1〜10分程
度)照明器具11を全点灯させ(図4の符合g)、その
後自動モードとなる。
【0034】上記実施の形態によれば、次の〜の効
果を奏する。 片切スイッチ12が、自動モード又は強制点灯モード
のいずれか2者のうち一つと強制消灯モードとを択一に
切り替え、制御装置18が、一定の短時間tゼロクロス
信号が遮断される毎に、上記自動モードと上記強制点灯
モードとを交互に切り替えることから、高価な3接点切
替スイッチを用いることなく、安価な片切スイッチ12
を用いて、自動モード、強制点灯モード、強制消灯モー
ドの切替を実現できる。また、一般に、既築住宅では、
2芯線の電源ケーブルを用いて電気配線が施工されてい
るので、照明制御装置10の片切スイッチ12を既築住
宅の壁等に設置する場合にも電気配線を変更する必要が
ない。これらのことから、照明制御装置10自体および
装置据付時のコストアップを回避できる。
【0035】制御装置18は、強制点灯モードにおい
て、照明器具11を強制的に点灯させる一定時間経過
後、照明領域が所定照度よりも明るい場合には自動モー
ドに切り替えるので、強制点灯モードであっても、照明
領域の照度が所定照度よりも明るくなる明け方には、照
明器具11を自動モードで消灯させることができ、強制
点灯モード時の照明器具11の消し忘れを確実に防止で
きる。
【0036】制御装置18は、自動モードにおいて、
照明領域が所定照度よりも暗い場合には、照明領域に人
が侵入していなくても、照明器具11を弱点灯させるこ
とから、照明領域の防犯性および節電を向上させること
ができる。
【0037】照明制御装置10により制御される照明
器具11が住宅の屋外灯であるため、この屋外灯の点灯
制御をコストアップを回避して実現できる。
【0038】[B] 第2の実施の形態 第2の実施の形態では、ゼロクロス検出装置16に代え
て、交流電源19からの給電電圧を監視する停電検出装
置が用いられ、このため、負荷制御装置17は、照明器
具11を全点灯又は消灯させる機能のみを有する。ま
た、制御装置18は、照度検出装置14からの照度検出
信号Aおよび人体検出装置15からの人体検出信号Bに
基づき、照明領域が 1〜 100ルクスの範囲の所定照度よ
りも暗く且つ照明領域内に人が侵入したときのみ照明器
具11を全点灯させ、その他の場合には照明器具11を
消灯させる自動モードを実行し、又、人体検出装置15
からの人体検出信号Bに拘らず、照明器具11を強制的
に全点灯させる強制点灯モードを実行し、更に、上記停
電検出装置が一定の短時間t( 0.5〜 1.5秒)停電検出
信号を出力する毎に、自動モードと強制点灯モードとを
交互に切り替える。
【0039】この第2の実施の形態では、第1の実施の
形態に比べ、自動モードにおいて照明領域が所定照度よ
りも暗く、且つ照明領域に人がいないときに、照明器具
11を消灯させる点が異なるだけであるため、第1の実
施の形態の、及びの効果を奏する。
【0040】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、照
明制御装置10により点灯制御される照明器具11が倉
庫等の屋内灯であってもよい。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る照明制御装
置によれば、安価なスイッチを利用できるとともに、一
般の既築住宅に適用する場合にも配線変更の必要がな
く、コストを低減でき、更に、強制点灯モード時の照明
器具の消し忘れを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る照明制御装置の第1の実
施の形態を照明器具とともに示す配線図である。
【図2】図2は、図1の照明制御装置を示すブロック図
である。
【図3】図3は、交流電源の給電信号とゼロクロス信号
とを並置して示すグラフである。
【図4】図4は、点灯モードの動作例を示すグラフであ
る。
【図5】図5は、従来の照明制御装置を示す配線図であ
る。
【符号の説明】
10 照明制御装置 11 照明器具 12 片切スイッチ 14 照度検出装置 15 人体検出装置 16 ゼロクロス検出装置 17 負荷制御装置 18 制御装置 19 交流電源 A 照度検出信号 B 人体検出信号 D ゼロクロス検出信号 t 一定の短時間

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明領域の照度を検出して照度検出信号
    を発信する照度検出手段と、 上記照明領域に人が侵入したときに人体からの熱線を検
    出して人体検出信号を発信する人体検出手段と、 電源からの給電の瞬時停電を検出して停電検出信号を発
    信する停電検出手段と、 照明器具を全点灯または消灯制御する負荷制御手段と、 上記照度検出信号および上記人体検出信号に基づき、上
    記照明領域が所定照度よりも暗く且つ該照明領域内に人
    が侵入したときのみに上記照明器具を全点灯させる自動
    モードを実行させ、又、上記照度検出信号に拘らず、上
    記照明器具を強制的に全点灯させる強制点灯モードを実
    行させ、更に、上記停電検出信号が一定の短時間である
    ときに、その受信毎に上記自動モードと上記強制点灯モ
    ードとを交互に切り替える制御手段と、 上記照明器具を強制的に消灯させる強制消灯モードと上
    記自動モードまたは上記強制点灯モードのいずれか2者
    のうちの一つとを択一に切り替える片切スイッチと、 を有して構成された照明制御装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、強制点灯モード時にお
    いて、該強制点灯モードへの切替時点から一定時間内で
    は照明器具を強制的に全点灯させ、上記一定時間経過後
    には、照度検出信号に基づき、照明領域が所定照度より
    も暗い場合に上記強制点灯モードを継続させ、明るくな
    った時点で自動モードに切り替え、上記照明領域が上記
    所定照度よりも明るい場合に自動モードに切り替える請
    求項1に記載の照明制御装置。
  3. 【請求項3】 上記停電検出手段は、交流電源からの給
    電のゼロ電圧を検出してゼロクロス検出信号を発信する
    調光を行なうためのゼロクロス検出手段であり、 上記負荷制御手段は、照明器具を全点灯または消灯制御
    するとともに照明器具を調光制御し、 上記制御手段は、照明検出信号および人体検出信号に基
    づき、照明領域が所定照度よりも暗く且つ該照明領域に
    人が侵入したときに上記照明器具を全点灯させ、上記照
    明領域が所定照度よりも暗く且つ該照明領域に人が侵入
    していないときに上記照明器具を弱点灯させ、上記照明
    領域が所定照度よりも明るいときに上記照明器具を消灯
    させる自動モードを実行させ、又、上記照度検出信号に
    拘らず、上記照明器具を強制的に全点灯させる強制点灯
    モードを実行させ、更に、上記ゼロクロス検出信号の受
    信が一定の短時間遮断される毎に、上記自動モードと上
    記強制点灯モードとを交互に切り替えるものである請求
    項1又は2に記載の照明制御装置。
  4. 【請求項4】 上記照明器具が住宅の屋外灯である請求
    項1〜3のいずれかに記載の照明制御装置。
JP8321429A 1996-12-02 1996-12-02 照明制御装置 Withdrawn JPH10162964A (ja)

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