JP2017015434A - 環境試験装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アンダーシュートが発生しない条件下でも冷凍能力の過不足判定を可能とし、最適な冷凍能力を得ることができる。【解決手段】環境試験装置は、低温試験中の低温槽側ヒータ26の利用率から、現在の冷凍能力の裕度を把握する。制御部40は、裕度が大きい状態では、冷凍機24の冷凍能力が低くなるように運転条件を変更する。制御部40は、逆に裕度がないもしくは試験精度が悪化している場合には、冷凍能力が高くなるように運転条件を変更する。【選択図】図3

Description

本発明は、環境試験装置に関する。
本技術分野の背景技術として、下記特許文献1の要約書には、「低温試験時のインバータ制御に、急速冷却によって生じるアンダーシュート量および温度復帰時間を読み込み、その温度,時間によって圧縮機の回転速度を補正する。」と記載されている。
特開平6−288985号公報
特許文献1では、予め設定される低温槽温度のアンダーシュート量と温度復帰時間によって圧縮機の回転速度を補正する冷熱衝撃試験装置が記載されている。しかし、特許文献1に記載された冷熱衝撃試験装置では、アンダーシュートの発生しない試験条件や、アンダーシュートの発生を最小限に抑えることができる制御方式と組み合わせた場合に、圧縮機の回転数を補正して冷凍機の冷凍能力を調整することができないという問題点があった。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、アンダーシュートが発生しない条件下でも冷凍能力の過不足判定を可能とし、最適な冷凍能力を得ることができる環境試験装置を提供することにある。
上記課題を解決するため本発明の環境試験装置は、低温試験中の低温槽側ヒータの利用率から、現在の冷凍能力の裕度を把握する。制御部は、裕度が大きい状態では、冷凍機の冷凍能力が低くなるように運転条件を変更する。制御部は、逆に裕度がないもしくは試験精度が悪化している場合には、冷凍能力が高くなるように運転条件を変更する。
本発明の環境試験装置によれば、アンダーシュートが発生しない条件下でも冷凍能力の過不足判定を可能として最適な冷凍能力を得ることができる。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施の形態により明らかにされる。
本発明の第1実施形態の環境試験装置の模式図。 第1実施形態の環境試験装置のブロック図。 第1実施形態の環境試験装置のフローチャート。 第1実施形態の環境試験装置のタイムチャート。 第1実施形態の環境試験装置で、複数サイクルを有する試験のタイムチャート。 第1実施形態の環境試験装置で、複数サイクルを有する試験のタイムチャート。
第1実施の形態
(全体構成)
以下、図1に示す構成の模式図、図2に示すブロック図を参照し、本発明の第1実施形態による環境試験装置1の構成を説明する。
図1において、環境試験装置1は、被試験物70を配置する試験槽10と、前記試験槽10に通風口28,29を介して連通する低温槽20と、前記低温槽20内に設けられた冷凍機24と、低温槽送風部27と、前記試験槽10に通風口38,39を介して連通する高温槽30と、前記高温槽30内に設けられた高温槽側ヒータ36と、高温槽送風部37とを有する。
また、図2に示すように制御部40は、冷凍機24,低温槽送風部27,高温槽側ヒータ36,高温槽送風部37,および試験槽温度センサ12,低温槽温度センサ22,高温槽温度センサ32とそれぞれ接続されている。
前記試験槽10は、前記試験槽10内の気体の温度を検出する試験槽温度センサ12を備える。試験槽温度センサ12は試験槽10内の気体(雰囲気)の温度データを検出して前記制御部40に出力する。
前記低温槽20は、低温槽温度センサ22を備える。低温槽温度センサ22は、前記低温槽20内の気体の温度を検出して、検出した気体の温度データを前記制御部40に出力する。
前記低温槽20内には、前記冷凍機24とともに過熱源としての低温槽側ヒータ26が備えられている。冷凍機24は、低温槽側ヒータ26とともに、もしくは単独で起動して、運転状態および停止状態となるように交互に切替えられる。冷凍機24は低温槽側ヒータ26とともに、もしくは単独で起動して、運転状態および停止状態となるように交互に切替えられる。
低温槽側ヒータ26は、冷凍機24の冷凍能力を補正して、低温槽20内の気体の温度を調整することにより、試験槽10の内部の測定温度が目標温度である低温試験温度(BL)に一致するように冷凍機24とともに調整が行なわれるように構成されている。
この第1実施形態の冷凍機24は、低温槽側ヒータ26とともに、もしくは単独で起動して、運転状態および停止状態となるように交互に切替えられる。そして、制御部40は、前記低温槽側ヒータの利用率に基づいて、前記運転モードを複数の運転モード間で切替える。
この第1実施形態の冷凍機24は、3つの運転モードを有している。例えば、高負荷モード、通常モード、省エネ(低負荷)モードとして、それぞれ基準となる冷凍能力を異ならせている。運転モードは、制御部40の入力部41を用いて予め設定可能としている。
すなわち、前記制御部40によって冷凍機24は、駆動が制御されて、運転状態にて前記低温槽20内の気体を冷却して予冷に必要な温度である予冷温度TLとするとともに、低温試験が行われている状態では試験槽温度(A)が低温試験槽温度(BL)に保たれる。
前記低温槽送風部27は、低温槽側送風機52と、前記通風口28,29を開閉可能とする低温側吹出開閉ダンパ50,低温側吸込開閉ダンパ51とを備えている。この実施の形態の低温側吹出開閉ダンパ50,低温側吸込開閉ダンパ51は、圧縮空気や電動モータで作動するアクチュエータ54,55を有する。アクチュエータ54,55は、制御部40からの制御信号に応じて、前記低温側吹出開閉ダンパ50,低温側吸込開閉ダンパ51を開閉駆動する。
制御部40は、前記低温槽側送風機52を駆動している状態で、低温側吹出開閉ダンパ50,低温側吸込開閉ダンパ51を開いて、通風口28,29を介して試験槽10内に配置された被試験物70の周囲に予冷状態となった低温槽20内の気体を送りこむ。
さらに制御部40は、前記低温槽側送風機52を駆動している状態で、低温側吹出開閉ダンパ50,低温側吸込開閉ダンパ51を閉じることにより予冷状態における低温槽20内の気体の循環を行うことができる。
また、前記低温槽側送風機52の駆動制御と同期させて低温側吹出開閉ダンパ50,低温側吸込開閉ダンパ51を開閉させてもよい。例えば、低温槽側送風機52の駆動により低温側吹出開閉ダンパ50,低温側吸込開閉ダンパ51を開放し、かつ低温槽側送風機52の駆動を停止させることにより、低温側吹出開閉ダンパ50,低温側吸込開閉ダンパ51を閉じて、試験槽10と低温槽20との間の気体の流通を遮断するようにしてもよい。
この場合、前記低温側吹出開閉ダンパ50,低温側吸込開閉ダンパ51のアクチュエータ54,55は、機構および動作ともにさらに簡略化もしくは省略してもよい。
前記高温槽30内に設けられた高温槽側ヒータ36は、前記制御部40により制御されて運転状態および停止状態を交互に切替える。運転状態では、前記高温槽30内の気体を加熱して予熱状態とすることができる。
前記高温槽送風部37は、高温槽側送風機62と、前記通風口38,39を開閉可能とする高温側吹出開閉ダンパ60,高温側吸込開閉ダンパ61と、圧縮空気や電動モータで作動するアクチュエータ64,65とを備える。
また、制御部40は、高温槽側送風機62を駆動している状態で、高温側吹出開閉ダンパ60,高温側吸込開閉ダンパ61を開いて、通風口38,39を介して試験槽10内に配置された被試験物70の周囲に予熱状態となった高温槽30内の気体を送りこむ。
さらに制御部40は、前記高温槽側送風機62を駆動している状態で、高温側吹出開閉ダンパ60,高温側吸込開閉ダンパ61を閉じることにより予熱状態における高温槽30内の気体の循環を行うことができる。
そして、前記高温槽側送風機62の駆動制御と同期させて高温側吹出開閉ダンパ60,高温側吸込開閉ダンパ61を開閉させてもよい。例えば、高温槽側送風機62の駆動により高温側吹出開閉ダンパ60,高温側吸込開閉ダンパ61を開放し、かつ高温槽側送風機62の駆動を停止させることにより、高温側吹出開閉ダンパ60,高温側吸込開閉ダンパ61を閉じて、試験槽10と高温槽30との間の気体の流通を遮断するようにしてもよい。
この場合、前記高温側吹出開閉ダンパ60,高温側吸込開閉ダンパ61のアクチュエータ64,65は、機構および動作ともにさらに簡略化もしくは省略してもよい。
前記制御部40は、低温槽側送風機52および高温槽側送風機62の運転状態および停止状態を交互に切替える。これにより、前記試験槽温度センサ12,低温槽温度センサ22,高温槽温度センサ32で検出されたデータに基づいて、主に前記冷凍機24,低温槽側ヒータ26,低温槽送風部27を用いた予冷状態を利用する低温試験、および主に前記高温槽側ヒータ36,高温槽送風部37を用いた予熱状態を利用する高温試験を交互に行なうことができる。
(制御部40の構成)
図2に示す第1実施形態の制御部40は、入力部41と、演算部42と、タイマ部44と、記憶部46と、出力部48とを有していて、RAMに展開されたアプリケーションプログラムによって実現される機能を、ブロック図として示しているものである。
入力部41は、前記試験槽温度センサ12,低温槽温度センサ22および高温槽温度センサ32により検知された温度データが入力される。この他にも入力部41は、図示しないキーボード、あるいは通信装置等の外部入力装置を接続して、例えば試験状況や試験結果に関するデータ、高,低温試験繰返し回数、あるいは2ゾーンまたは3ゾーン試験の切替えや高,低温設定試験温度などの試験条件のデータが入力されるように構成してもよい。
演算部42は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等、一般的なコンピュータとしてのハードウエアを備えており、HDDには、OS(Operating System)、アプリケーションプログラム、各種データ等が格納されている。OSおよびアプリケーションプログラムは、RAMに展開され、CPUによって実行され、タイマ部44および記憶部46とともに入力部41に入力されたデータに応じて演算処理を行う。
この実施形態の演算部42は、設定試験槽温度と測定試験槽温度とを比較して、冷凍能力を増加または低下させる処理を行う。また、演算部42は冷凍機24の冷凍能力を増加させる制御を行った場合、冷凍能力増加済フラグを「ON」とするとともに、冷凍機24の冷凍能力を増加させる制御を行なわない場合、冷凍能力増加済フラグを「OFF」する処理を行う。これにより、演算部42は、冷凍能力を増加させる条件を優先させて、次サイクルの試験に今回のサイクルの試験での冷凍能力の調整を反映させるように構成されている。
タイマ部44は、試験条件データに基づいて制御時間を計時、または所望の温度に到達してからの経過時間を計測する。この実施形態のタイマ部44は、低温試験の残り時間をカウントするように構成されている。
記憶部46は、試験条件データを記憶し、あるいは一時的に、試験槽温度センサ12, 低温槽温度センサ22,高温槽温度センサ32により検出された温度データを記憶して、演算部42により読み書きされるメモリまたはバッファ(いずれも図示しない)を含む。
この第1実施形態の記憶部46には、低温槽側ヒータ26の利用率Rのしきい値A(例えば、A=約30%)が記憶されている。また、記憶部46には、測定試験槽温度と比較される設定試験槽温度が予め記憶されている。
出力部48は、演算処理結果を制御部40に接続される前記冷凍機24,低温槽側ヒータ26,低温槽側送風機52,高温槽側ヒータ36,高温槽側送風機62にそれぞれ制御信号として出力する。そして、前記冷凍機24,低温槽側ヒータ26,低温槽側送風機52,高温槽側ヒータ36,高温槽側送風機62は、それぞれ制御信号に応じて駆動または駆動を停止させるように構成されている。
このように制御部40は、制御信号を出力することにより、低温槽送風部27,高温槽送風部37によって予冷状態となった低温槽20内の気体または、予熱状態となった高温槽30内の気体を、試験槽10内に配置された被試験物70の周囲に送り込み、急冷または急加熱する。制御部40は、高温試験および低温試験を一温度サイクルとして交互に繰り返す一温度サイクルを複数回、連続させることができる。
なお、この第1実施形態では、図2に示す制御部40の出力部48から出力された制御信号に応じて、アクチュエータ54,55,64,65の駆動を制御することにより、低温側吹出開閉ダンパ50,高温側吹出開閉ダンパ60、低温側吸込開閉ダンパ51,高温側吸込開閉ダンパ61を開閉させている。しかしながら、たとえば、低温槽送風部27,高温槽送風部37によって予冷状態となった低温槽20内の気体または、予熱状態となった高温槽30内の気体を、試験槽10内に配置された被試験物70の周囲に送り込んで、高温試験および低温試験を一温度サイクルとして繰り返すものを一温度サイクルとしでこの一温度サイクルを複数回、連続させて実施できる構成であればよく、特にこの第1実施形態の低温槽送風部27,高温槽送風部37の構成のようにアクチュエータ54,55,64,65を用いて開閉させるものでなくてもよい。
また、制御部40は、試験槽温度センサ12, 低温槽温度センサ22,高温槽温度センサ32により検出された温度データに基づいて、前記冷凍機24,低温槽側ヒータ26,低温槽側送風機52,高温槽側ヒータ36,高温槽側送風機62に出力部48から制御信号の出力を行なうものであれば、これらの制御は、専用のハードウェア(電子回路など)によって実現されることができ、ソフトウエアによって実現されることもできる。
制御部40は、前回の低温試験終了後、今回の高温試験が開始される際に、低温側吹出開閉ダンパ50,低温側吸込開閉ダンパ51を閉じる。これにより、今回の低温試験と同一温度サイクル内の高温試験を行う際に、低温槽20と試験槽10との間の通風口28,29は閉じられて遮断された状態となる。したがって、冷凍機24の起動により、低温槽20内の気体を効率よく予冷することができる。
そして、制御部40は、低温試験が実施されている状態では、試験槽10内が一定の設定低温試験温度(BL)に保たれるように、温度を前記冷凍機24および前記低温槽側ヒータ26を駆動している(図4参照)。
しかしながら、試験状態に対して冷凍機24の能力が過大な状態である場合、設定低温試験温度(BL)を下回り、試験槽温度(A)が仮想線で示すようなアンダーシュート(AL)しないように、制御部40は、低温槽側ヒータ26の出力(以下、利用率とも記す)を上げる制御を行う。このため、低温槽側ヒータ26の利用率Rの増大とともに消費電力も増大してしまう。
また、試験状態に対して冷凍機24の能力が不足している場合、試験槽10の温度を設定された低温試験温度(BL)まで下げることができない。このため、安定した低温試験温度(BL)を得るまで時間がかかり(時刻b〜時刻c1)、試験精度が低下するおそれがあった。
制御部40は、試験状態に対して冷凍機24の能力が過大な状態であると判断した場合は、低温槽側ヒータ26の利用率Rが上昇しないように、冷凍機24の冷凍能力を下げる必要がある。また、試験状態に対して冷凍機24の能力が不足していると判断した場合は、速やかに冷凍能力を上げて設定された低温試験温度(BL)に到達させることが好ましい。
そこで、第1実施形態の環境試験装置1は、試験中の低温槽側ヒータ26の利用率Rを監視することにより、現在の冷凍能力の裕度を把握する。裕度が大きい場合は、冷凍能力が低下するように制御し、逆に裕度がないもしくは試験精度が悪化している場合には、冷凍能力が高くなる運転条件に変更する制御を行うことにより最適な冷凍能力および低温槽側ヒータ26の駆動を得るものである。
このため、第1実施形態の環境試験装置1の制御部40は、運転条件を変更して冷凍機24の冷凍能力を高低することにより、冷凍能力の裕度に応じて最適な運転条件を選択できる。よって試験対象や周囲の条件に影響されることなく試験精度の維持と消費電力の低減を両立することができる。
図3に示すフローチャートは、低温試験および高温試験を、一サイクルとして交互におこなう温度サイクル試験のうち、低温試験の処理順序を主に示すものである。
低温試験が開始されると、ステップS1では、制御部40にて低温試験残り時間があるか否かが判定される。低温試験残り時間がある場合(ステップS1でYES)は、次のステップS2に処理を進め、冷凍機24による冷凍能力が不足していないか否かを監視する。
ここで安定状態とは、試験槽温度が設定試験槽温度に対して上下に所定温度a以内となっている状態を示す。
ステップS2では、制御部40にて試験槽温度が安定状態であるか否かが判定される。
ステップS2にて試験槽温度が安定状態であると判定された場合(ステップS2でYES)は、次のステップS3に処理を進め、安定状態でないと判定された場合(ステップS2でNO)、ステップS1に戻り処理を繰り返す。
ステップS3にて、試験槽温度センサ12で測定された測定試験槽温度と予め設定されている設定試験槽温度とが比較される。測定試験槽温度が設定試験槽温度に対して所定温度a(ここでは、+2℃)以上高ければ、測定試験槽温度が目標値よりも高く、冷凍機24による冷凍能力が不足している状態と判断して(ステップS3にてYES)、ステップS4に処理を進める。ステップS3において現時点での測定試験槽温度が予め設定される一定の設定試験槽温度に対して所定温度a未満のかい離である場合は、ステップS1に戻り低温試験が終了するまで処理を繰り返す。
ステップS4では、制御部40が冷凍機24の冷凍能力を増加させる。そして、ステップS5にて制御部40は、前記冷凍能力増加済フラグをONとして立てる。冷凍能力増加済フラグをONとして立てることにより、冷凍能力を増加させる増加条件と冷凍能力を低下させる低下条件とが同時に満たされる場合に、制御部40は、増加条件を優先させることができる。
ステップS4にて、試験槽温度が安定状態であるにも拘らず裕度がないため、冷凍能力増加済フラグがONとして立てられると、ステップS1に戻り、低温試験が終了するまで制御部40は、処理を繰り返す。
このように制御部40は、試験中の冷凍能力の裕度が大きい場合は、冷凍能力が低下するように冷凍機24を制御する。第1実施形態の環境試験装置1では、一温度サイクル内の低温試験が終了する時点のみ冷凍能力を低下させるタイミングとしている(ステップS1)。制御部40は、低温試験残り時間がなくなり(ステップS1でNO)、低温試験が終了したと判断すると、ステップS6に処理を進める。
ステップS6では、低温槽側ヒータ26の利用率Rが予め設定されたしきい値A(ここでは、約30%)を超えたか否かが判定される。ここで、利用率Rは、冷凍機24の冷凍能力を低下させた場合でも必要な冷凍能力を確保できるように十分な裕度をもつ値が設定されている。このように十分な裕度をもつ値であれば、他の値であってもよい。たとえば省エネなどの運転モード、2ゾーン,3ゾーンごとに異なる値を採用してもよく、冷凍機24の冷凍能力あるいは機器構成によって最適値が異なる場合には適宜選択するようにしてもよい。
ステップS6〜ステップS10は、冷凍機24の冷凍能力に応じて冷凍能力を変更する処理が示されている。この際、低温槽側ヒータの利用率Rがしきい値Aを超えているか否かを判定することにより、冷凍機24と低温槽側ヒータ26とが同時に駆動される、いわゆる共焚きが生じて消費電力が浪費されていないかが監視される。
ステップS6にて、低温槽側ヒータ26の利用率Rが予め設定されたしきい値Aを超えた場合(ステップS6にてYES)、制御部40は、ステップS7に処理を進めて次回の温度サイクルにて、冷凍能力を変更するか否かが判定される。
ステップS7では、冷凍能力増加済フラグがONとして立てられている場合、制御部40は、ステップS8に処理を進めて、ステップS8にて前記冷凍能力増加済フラグをOFFとする。
このようにステップS7にて、冷凍能力増加済フラグがONとして立てられていない場合、またはステップS6にて、低温槽側ヒータ26の利用率Rが予め設定されたしきい値A未満である場合(ステップS6にてNO)、ステップS8にて前記冷凍能力増加済フラグをOFFとする。この際、直ちに冷凍能力を変化させることはない。
第1実施形態の制御部40は、低温槽側ヒータ26の利用率Rを監視することによりアンダーシュートの発生しない試験条件下でも、消費電力が増大(利用率Rが高い)して冷凍機24は冷凍能力が過大であるとして、現在の冷凍能力の裕度を把握する。裕度が大きい場合は、冷凍能力が低下するように制御し(ステップS9)、逆に裕度がないもしくは試験精度が悪化している場合には、冷凍能力が高くなる運転条件に変更する制御を行う(ステップS4)ことができる。
ステップS7にて、制御部40は、冷凍能力増加済フラグがONとして立てられていると判定される(ステップS7にてYES)と、制御部40は、ステップS8に処理を進めて、ステップS8にて前記冷凍能力増加済フラグをOFFとして、低温試験を終了する。
また、ステップS7にて冷凍能力増加済フラグがONとして立てられていないと判定される(ステップS7にてNO)と、制御部40は、低温試験終了直前の低温槽側ヒータ26の利用率Rに十分な余裕があるとして、ステップS9に処理を進める。
ステップS9にて、制御部40は、冷凍機24の冷凍能力を低下させて、低温試験を終了するとともに、今回の温度サイクルの高温試験が実施される。そして高温試験の終了後に続いて次回の温度サイクルの低温試験が開始される。次回の温度サイクルの低温試験は、今回の低温試験により冷凍機24の冷凍能力の調整が行われている。したがって、より適切な運転条件、例えば、試験槽温度をアンダーシュートさせることがないように早期に目標とする低温試験温度(BL)に試験槽温度(A)が近づいて安定するように実施可能である。
上述してきたように、この実施形態の環境試験装置1は、低温試験中の低温槽側ヒータ26の利用率Rを監視することにより、現在の冷凍機24の冷凍能力の裕度を把握している。そして、制御部40は、裕度が大きい状態は、低温槽側ヒータ26の利用率R(消費電力が増大)が高い状態であることを前提として、冷凍機24の冷凍能力を低くするように運転条件を変更する。制御部40は、逆に裕度がないもしくは試験精度が悪化している場合であっても、ステップS4にて冷凍能力を増加させる条件を優先させてステップS5にて、冷凍能力が高くなるように運転条件に変更する。
また、冷凍機24の運転能力が異なる低温試験および高温試験を交互に行い、一サイクルとする二モード試験のうち、低温槽側ヒータ26の利用率Rに応じて運転モードを切り替えて低温試験および高温試験を行うようにしてもよい。
さらに制御部40は、低温試験状態で、目標温度よりも高い温度を検知した場合は、冷凍機24の能力を変更して冷凍能力を増大させる。このため、より適切な運転条件で実施可能である。制御部40は、低温試験状態で、目標温度よりも所定値以上高い温度を検知した場合は、運転モードを冷凍機24の運転能力が高く増加する方へ切替える。このため、より適切な運転条件で実施可能である。
そして、制御部40は、低温試験状態で、目標温度よりも所定以上高い温度を検知した同一試験サイクルでは、低温槽側ヒータ26の利用率Rが冷凍機24の能力変更の条件を満たしていても、冷凍機24の運転能力の変更を行わない。このように冷凍能力を増加させる条件を優先させて、次サイクルの試験に今回のサイクルの試験での冷凍能力の調整を反映させることができる。したがって、試験対象や周囲条件に影響されることなく冷凍能力の裕度に応じて、さらに最適な運転条件を選択でき、試験精度の維持と消費電力の低減を両立することができる。
図4は、例えば裕度がなく冷凍能力が不足している場合の動作を説明するタイムチャートである。
時刻aにて、低温試験が開始される(高温試験が終了する)と、予冷されていた低温槽温度(B)は、今まで高温試験が行われていた試験槽10と連通することで上昇を開始するとともに、試験槽温度(A)は、低下を開始する。
時刻bにて、試験槽温度(A)が設定低温試験温度(BL)に到達すると、冷凍機24の温度は、低温槽温度(B)に追従せずにさらに低温状態であるため、設定低温試験温度(BL)を下回り、仮想線で示す試験槽温度(AL)のようにアンダーシュートする可能性がある。
このため、制御部40は、時刻bから冷凍機24の駆動に加えて、低温槽側ヒータ26の利用率Rを上昇させて、試験槽温度(A)を一定の設定低温試験温度(BL)に向けて安定させる制御を行い、アンダーシュート(AL)しないように低温槽側ヒータ26を制御低下にブレーキをかけている。
冷凍機24の冷凍能力が試験条件に対して過大の場合は、温度調整用に用いられる低温槽側ヒータ26の出力も多く必要とされるが、次回の温度サイクルでは低温槽側ヒータ26の利用率Rを上昇させないために、冷凍機24の冷凍能力を低下させる。
一方、冷凍機24の冷凍能力が不足している場合は、図4の区間(b−c1)にて試験槽温度(A)のチャートのように温度が再び上昇および下降を経て、時刻c1以降の安定状態となるまでに調整時間(c1−b)を必要とする。図4に示す低温運転期間(d1−b)に占める、調整時間(c1−b)の割合の増加に伴い、試験槽温度(A)が一定の設定低温試験温度(BL)に安定している時間(d1−c1)は、相対的に減少するため、試験精度が低下してしまう。
この実施の形態の環境試験装置1は、冷凍機24の冷凍能力に適応するように低温槽側ヒータ26の利用率Rを上昇させながら、消費電力の増大を抑制するという相反する課題を解決するものであり、アンダーシュートを発生させない条件下でも冷凍能力の過不足判定を可能とすることにより、最適な冷凍能力を得ることができる環境試験装置を提供する。
図5は、第1実施形態の環境試験装置で冷凍能力を増加させるタイミングについて説明するタイムチャートである。
このため、時刻aにて今回のnサイクル目の低温試験が開始されると、試験槽温度(A)は低下を開始し、冷凍機24の駆動とともに、低温槽側ヒータ26が駆動状態となる。試験槽温度(A)が設定低温試験温度(BL)に到達する時刻bからは、試験槽温度(A)がアンダーシュートしないように、低温槽側ヒータ26の利用率Rが最大となる。
このとき、冷凍機24の冷凍能力は、一定に保持されているので、試験槽温度(A)は時間の経過とともに転じて上昇を開始して、設定低温試験温度(BL)よりも高くかい離する場合がある。
例えば、第1実施形態では、今回の温度サイクル(図5中、nサイクル目)中、試験槽温度(A)が設定低温試験温度(BL)より所定温度a以上高くなった時点ccにて、試験槽温度(A)が目標試験槽温度値よりも高く、冷凍機24による冷凍能力が不足していると判断して、冷凍機24のコンプレッサの駆動力を増大させて冷凍能力を増加させる。増加された冷凍機24の冷凍能力は、後の次回の温度サイクル(n+1サイクル目)以降に行われる低温試験中も継続して増加されたままの状態(MAX)となっている。
このため、次回の温度サイクルの低温試験では、試験槽温度(A)が設定低温試験温度(BL)に到達する時刻b2におけるアンダーシュートおよび試験槽温度(A)が設定試験槽温度(BL)よりも高くなる傾向が抑制される。
また、第1実施形態の次の温度サイクル(n+1サイクル目)では、図5中に示すように、低温試験中の時刻b2にて、冷凍機24による冷凍能力の不足が解消されているため、設定低温試験温度(BL)から試験槽温度(A)がかい離していない様子が示されている。このとき、冷凍機24の冷凍能力および低温槽側ヒータ26の加熱能力はバランスして、アンダーシュートは発生しない。また、アンダーシュートが発生しない条件下でも冷凍能力の過不足判定を可能として最適な冷凍能力を得ることができる。
図6は、冷凍能力を低下させるタイミングについて説明するタイムチャートである。
冷凍機24の駆動による予冷後に、時刻aにてnサイクル目の低温試験が開始されると、試験槽温度(A)は低下して低温槽側ヒータ26が駆動状態となる。時刻b3にて、試験槽温度(A)が設定低温試験温度(BL)に到達した後、試験槽温度(A)が設定低温試験温度(BL)のまま、かい離しない場合は、冷凍機24の冷凍能力が充足している「裕度」がある状態であるとして冷凍能力を低下させる。
第1実施形態の環境試験装置1では、高温試験が開始される時点cdにて、冷凍機24の冷凍能力を低下させている。制御部40は、時点cdでは、低温槽側ヒータ26の利用率R=0まで一旦、出力を低下させる。
時刻a3にて、n+1サイクル目の低温試験(時刻a3〜時刻d3)が開始されると、予め前回のnサイクル中に冷凍機24の冷凍能力は、制御部40によって低下するように制御されている。このため、時刻b3にて低温槽側ヒータ26の利用率Rは、最大値MAXに届かなくても、設定低温試験温度(BL)に試験槽温度(A)を到達させることができる。
また、今回のn+1サイクル目の低温試験中、特に時刻b3〜時刻d3における低温駆動中、低温槽側ヒータ26の利用率Rは最大値MAXよりも低下した状態で維持される。
このように、前回のnサイクル目の低温試験中と比較して、冷凍機24の冷凍能力および低温槽側ヒータ26の駆動を低下させていても、所望の時間(時刻b3〜時刻d3)に試験槽温度(A)を設定低温試験温度(BL)とすることができ、かつ、試験槽温度(A)を設定低温試験温度(BL)のかい離量も少なくすることができる。
以上のように本実施形態の環境試験装置1によれば、試験対象や周囲条件に影響されることなく冷凍機24の冷凍能力の裕度に応じて、冷凍能力を調整して最適な運転条件を選択できる。このため、アンダーシュートを防止しつつ、低温槽側ヒータ26の利用率Rの増大を抑制することにより試験精度の維持と消費電力の低減と両立することができる。
また、第1実施形態の環境試験装置1では、例えば、高負荷モード、通常モード、省エネ(低負荷)モードなど複数の運転モードに応じて実施可能である。
[変形例]
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。上述した実施形態は本発明を理解しやすく説明するために例示したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について削除し、若しくは他の構成の追加・置換をすることが可能である。上記実施形態に対して可能な変形は、例えば以下のようなものである。
上記各実施形態においては、図1に示した環境試験装置1の構成において、前記低温槽側送風機52の駆動制御と同期させて低温側吹出開閉ダンパ50,低温側吸込開閉ダンパ51を開閉させているが、低温槽側送風機52の駆動および駆動の停止に伴って、試験槽10と低温槽20(または高温槽30)との間の気体の流通および遮断するものであれば、どのような構成の送風部であってもよい。
また、図3に示した処理は、上記実施形態では、図2に示す制御部40により実行されるプログラムを用いたソフトウエア的な処理として説明したが、その一部または全部をASIC(Application Specific Integrated Circuit;特定用途向けIC)、あるいはFPGA(field-programmable gate array)等を用いたハードウエア的な処理に置き換えても良い。
[構成・効果の総括]
以上のように、実施形態における環境試験装置1によれば、制御部40は、裕度が大きい状態では、冷凍機24の冷凍能力が低くなるように運転条件を変更する。また、制御部40は、逆に裕度がないもしくは試験精度が悪化している場合には、冷凍能力が高くなるように運転条件を変更する。このため、試験対象や周囲条件に影響されることなく冷凍能力の裕度に応じて、最適な運転条件を選択できる。したがって、試験精度の維持と消費電力の低減を両立することができる。
例えば、低温試験および高温試験を交互に行い、一サイクルとする二モード試験のうち、低温試験の運転条件にて、低温槽側ヒータ26の利用率Rに応じて低温試験および高温試験を行うことができる。
制御部40は、低温試験状態で、目標温度よりも高い温度を検知した場合は、冷凍機24の能力を変更して冷凍能力を増大させる。このため、より適切な運転条件で実施可能である。
また、制御部40は、低温試験状態で、目標温度よりも所定値以上高い温度を検知した場合は、運転モードを冷凍機24の運転能力が高く増加する方へ切替える。このため、より適切な運転条件で実施可能である。
そして、制御部40は、低温試験状態で、目標温度よりも所定以上高い温度を検知した同一試験サイクルでは、低温槽側ヒータ26の利用率Rが冷凍機24の能力変更の条件を満たしていても、冷凍機24の運転能力の変更が行われない。このように冷凍能力を増加させる条件を優先させて、次サイクルの試験に今回のサイクルの試験での冷凍能力の調整を反映させることができる。したがって、試験対象や周囲条件に影響されることなく冷凍能力の裕度に応じて、さらに最適な運転条件を選択でき、試験精度の維持と消費電力の低減を両立することができる。
1 環境試験装置
10 試験槽
12 試験槽温度センサ
20 低温槽
22 低温槽温度センサ
24 冷凍機
26 低温槽側ヒータ
27 低温槽送風部
28,38 通風口
30 高温槽
32 高温槽温度センサ
36 高温槽側ヒータ
37 高温槽送風部
40 制御部
41 入力部
42 演算部
44 タイマ部
46 記憶部
48 出力部
50 低温側吹出開閉ダンパ
51 低温側吸込開閉ダンパ
52 低温槽側送風機
54,64 アクチュエータ
60 高温側吹出開閉ダンパ
61 高温側吸込開閉ダンパ
62 高温槽側送風機
70 被試験物

Claims (5)

  1. 被試験物を配置する試験槽と、
    前記試験槽と連通する低温槽と、
    前記低温槽内の気体を冷却して予冷状態とする冷凍機と、
    前記低温槽内の気体を加熱する温度微調整用ヒータと、
    前記試験槽と連通する高温槽と、
    前記高温槽内の気体を加熱して予熱状態とする高温槽側ヒータと、
    前記低温槽側ヒータの利用率に基づき、前記冷凍機の能力を変更する制御部とを有する、環境試験装置。
  2. 前記制御部は、前記冷凍機の運転能力が異なる複数の運転モードを有し、前記低温槽側ヒータの利用率に基づいて、前記運転モードを切替える、請求項1記載の環境試験装置。
  3. 前記制御部は、低温試験状態で、目標温度よりも高い温度を検知した場合は、前記冷凍機の能力を変更する、請求項2に記載の環境試験装置。
  4. 前記制御部は、低温試験状態で、目標温度よりも所定値以上高い温度を検知した場合、前記運転モードを前記冷凍機の運転能力が高くなるように切替える、請求項2に記載の環境試験装置。
  5. 前記制御部は、低温試験状態で、目標温度よりも所定以上高い温度を検知した同一試験サイクルでは、前記低温槽側ヒータの利用率が前記冷凍機の能力変更の条件を満たしていても、前記冷凍機の運転能力の変更を行わない、請求項2記載の環境試験装置。
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